[偏向歴史教科書を適正化、靖国参拝の必要性も明記 自民党方針 01/07]
自民党は6日、18日の党大会で採択する平成17年の運動方針案を発表した。
教育の重要性を訴えるとともに、昨年に続き靖国神社参拝の必要性を訴えていることなどが特徴だ。
運動方針案は自民党が11月に立党50年を迎えることを踏まえ
「政治は国民のもの」とうたった立党時の原点回帰を強調。「教育国家の再興」を掲げ、
教育基本法改正について「本年こそ実現することを誓わなければならない」と位置付けた。
教科書の検定・採択について「偏った歴史観やジェンダーフリーに偏重した教科書の適正化」
を求めることも盛り込んだ。靖国神社参拝に関しては、
中国が反発する首相(総裁)の公式参拝に直接言及していないものの「参拝を受け継いでいく」と明記した。
中国が活発な活動を続ける尖閣諸島や東シナ海周辺の問題では、
海洋権益を確保する見地から「主権国家としての毅然とした態度を貫く」と主張し、
北方領土返還についても「政権政党の威信をかけて解決を目指す」とした。
http://www.sankei.co.jp/news/050107/sei018.htm 党大会では、(1)医療・福祉政策や郵政事業などの改革を行い「新しい日本」の仕組みを創(つく)る(2)日米同盟と国際協調を礎に防衛力の質を高め、周辺地域の安定を図る-などのアピール案も採択する。