「感性の教育」は可能?

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1通りがかりの国語教師
さっき「読書感想文」のスレに参加していて痛切に感じたこと。

「書くことがなけりゃ作文なんて言ってる場合じゃなかろう…」

無感動な生徒が多い昨今、いかに児童・生徒の感性を養うかに迷っている方は多いと思います。
どうすれば感性を養うことができるのか?
建設的なご意見お待ちしています。
2オヤジ:04/09/07 01:12 ID:wMaNpECI
>いかに児童・生徒の感性を養うか
一つは「体験」ってことじゃないかな?本や教科書を読むだけじゃなくて、
何かを実際にやってみて様々な体験をすること。それが必要だと思うよ。

例えば「夜の底が白くなった」という一文がある。夜行列車に乗って冬の雪の
中を旅した経験がある人は(雪の夜のドライブでもいいけど)情景が浮かんで
感動するが、見たことの無い人は、雪が積もっているから白く見えるあたりま
え、ってことで終わってしまうんじゃないかな?

人の感性って、根本には体験があるんじゃないかと思うぞ。無感動な生徒が多
いってのは、実際の体験が少ないんじゃないか?
3実習生さん:04/09/07 01:46 ID:UceaT9QA
>>1
感性の凶育が可能である事は、ネバダの担任によって
既に実証されて忌ます。
問題は、あくまでも主観的文学表現に留まっている間に、
果たして其れを評価してよいのか?。
凶育者の望む内的モデルと、異なる感性を表出したとして。
何をもって、望ましいと評価するのか。
主観的に過ぎないと、思います。
生徒の人生を左右する内申を、凶育者の主観の主観で弄んで
良い訳がありません。
4通りがかりの国語教師:04/09/07 01:59 ID:L2Y/andl
>>2
実体験が感動のベースになるのはその通りでしょうね。例えば自然に触れ合う機会に乏しい都会の子供たちに大自然を舞台にした小説を読ませても、本当の意味での感動はないでしょうね。
ただ、たとえば風景ではなく、人事に関するものであったとすれば?
自分の周りで人は生きて歩いているわけですが、その人たちと変わらない人間の心情を書いたものに対してさえ無感動なのはどうしたことでしょう?

>>3
感性の評価とおっしゃいますが、そこを評価することはまずありません。
ましてや内申書に評価を書くことはありません。(生徒の悪いところを書いてはいけないことになっているので)
僕が問題にしているのは、自分の感情、思考、思想を表出できない子供たちが多いことです。
実際的な話になりますが、実社会に出たときに、自分の思いを述べられないのは間違いなく不利益になります。
その思いの根本にあるのが、感性だと思うので、この場で問題にさせてもらった次第です。
5実習生さん:04/09/07 13:27 ID:4/RH3uAV
小谷野敦の「もてない男」に「外国語を習得したければ、ポルノを教科書に
すればいい」と書いてありました。
養老タケシの「バカの壁」にも「興味をもつことで、入力機能が飛躍的に向上する」と
というようなことが書いてありました。
感性を教育するということは、興味をもって何かをみることだそうです。
6実習生さん:04/09/07 13:30 ID:4/RH3uAV
○感性を教育するということは、興味をもって何かをみることだそうです。
×感性を教育するためには、興味をもって何かをみる体験が必要だと思います。
7通りがかりの国語教師:04/09/07 19:59 ID:1/kBgGMn
>>5-6
僕が一浪しているときに予備校の売店で『ポルノで覚える英単語』って本があったのを思い出しました(^^)
確かに興味は大事ですね。実際、生徒の中にも、ある特定の部分で素晴らしい感性を発揮するものがいたりします。
興味を持ってものを見ることで感性が発達するのは確かでしょう。
ここで問題になるのは、そういう機会のない者に、いかに興味を持たせて良いものを見せるか、ということです。
前に勤めていた学校では、「感性の教育」と称して、月1回の全校朝礼でミニコンサートや朗読などを生徒に聞かせていました。
これが生徒には不評。寝る生徒はいるわ、私語をする生徒はいるわ、とても感性を養う状況にはありませんでした。
校長だけはご満悦の様子でしたが…
興味をいかに持たせればいいのか? これが次なる疑問です。
8tohtoshi:04/09/07 20:22 ID:EKQNY2bU
皆が憧れる学力、才能、特技などでも、それ相応の徳なくして多くを得られれば、その人は詰ま
らぬことや悪事に使いたくなり、知らず知らずの内に破滅の人生へと進むことになるのです。
反対にそれ相応の徳が備わればこれら総てのものを生かすことができます。学力、才能がそれ
相応の徳のある者に備わるとき、博学となり善い企画を生み多くの人を幸福にします。
人としてより良く幸せに生きるには、知識のみでなく人としての生き方である正しい基準となる
べき思想や思考を身に付けるべきで、正しく有益な人生観を学ぶ心掛けも大切な事柄です。
正しい教育とは、知育、体育、徳育のそれぞれがバランスよく施されている必要があります。
真理を含む教育からは人格を高め良心に目覚めて心の油断や隙からくる悪い誘惑にも動じなくなる。
この出典は ttp://www.d7.dion.ne.jp/~tohmatsu/ 危機が近し心して暮らそう。
9実習生さん:04/09/07 23:39 ID:RXWj14yF
無感動は情報過多による感性の鈍化と、感情を外に出すことを善しとしない日本的な文化にあるように思います。
また、語彙の少なさから自分自身の状態さえ表現できないということもあるでしょう。
例えば「ウザい」「キモい」というの表す気持ちの守備範囲は驚くほど広いのだと思います。
感想文のスレに「教わっていないから書けない」という人が多かったが、これも作文の構成力の問題ではなく、語彙の少なさに起因するような気がする。
10実習生さん:04/09/07 23:51 ID:RXWj14yF
別の話しだが、国語の授業で、例えば説明文でキーセンテンスを見つけることと感想を言わせることが、生徒にとっては「成績」という同じ価値で捉らえられてしまうところに授業の限界もあるのではないか。
小学生に、感動を素直に言葉とできるようにさせるためには教科ではなく、学校(生活)全体で取り組むべきテーマのように思う。
国語教育はドライに論理性トレーニングの場にしてもよいのかもしれない(・・・良くないが)
11オヤジ:04/09/08 00:03 ID:Wad5DhIM
>>7

キョウビの子供に興味を持たせるならば、子供が興味を持つものを題材にする
のがいいんじゃないのかねえ。堅苦しい優良図書よりもいいと思うよ。

いろいろあるとは思うんだが。映画を教材に使ったらどうかな?子供が興味を
持ちそうな映画を選んで見せ、その後でその映画について、感想をわいわい語
り合わせる。もちろん、先生は重要な場所でフォローを入れる。何も制約が無
ければ、様々な感想や意見が出て来ると思うよ。つまらんコンサートや朗読よ
りは、ずっと効果があると思うんだがねえ。
12実習生さん:04/09/08 00:44 ID:cs2OhxvA
論理的思考力が無い子供の感性を頼るのは危険だ。
13通りがかりの国語教師:04/09/08 00:50 ID:cH0YMEtM
>>9-10
「国語教育はドライに論理性トレーニングの場にしてもよいのかもしれない」と言われましたが、現にニワカ進学校ではそうせざるを得ない状況になっています。
(伝統的な進学校には素質の高い生徒が多く入ってくるため、むしろそこで感性を養う余裕がある)
国語で感性を養うのは少々厳しい、ということで、他の芸術鑑賞で何とか感性を養おうとする場合が多々あるようです。
実際、教科のみならず広い意味で感性は必要なので、学校全体で取り組むべきテーマであると思います。
しかし語彙の貧困さは厳しいものがありますよね。これでは確かに書けません。これこそ国語で取り組まなければいけないテーマなので、しっかり取り組むべきでしょう。

>>11
映画ですか。その後でディスカッションさせる方法ですね。これはいただきかもしれない!
問題は積極性のない子供からいかに引き出すかと言うことと、積極的過ぎる子供をいかにコントロールするか、あと、行き過ぎの言動をどう扱うかですね。
僕の場合は高校生が相手なので、アレンジは必要でしょうが、使えるように思います。ありがとうございます。

ところで、今までは主に感動を表現することを中心にご意見いただいたのですが、もう一つの感性の側面には、いわゆる公共心や道徳心といった問題があると思います。
人の行動に対して何も感じない、感じたところで自分の尺度でしか見られない子供たちの姿が、かなり見られます。
こういう側面の感性はいかに養うべきか?
さきほどの>>5の方の言うように、興味あるところに感性が発達するとするならば、どうやって興味を向けようか?
これについてご意見いただければと思います。
もちろん、前の件のことについてさらにご意見いただくのも、ありがたいと思います。
14実習生さん:04/09/08 00:56 ID:v4h2dAI3
うーん。そうかもしれませんね。
共通理解があるところから始めたらハードルは低いですね。
泣かせるために企画されたストーリーで感動させて、言葉にさせるとかすると手間は省けそう。
たた、感受性を磨くためという目的からは外れるようにも思う。
段階指導の中では効果的かな?でもそれなら「ゴンぎつね」で充分な気もするし、要は想像力の欠如ということなのだろうし・・・。
フラフラ。
15実習生さん:04/09/08 01:18 ID:v4h2dAI3
主さんは高校でしたか。私は小中相手なものですから観点がズレていたかもしれません。絶対的なところでは同じでしょうが(^-^)
でもそれならそれこそ論理性を追求することで良いような気がしますが・・・。(対受験ということのみならずです)
芸術鑑賞というのは、機会を与えることにはなっても(←それが大切ですが)情緒教育にはあまり役にたっていないと思います。
国語の教師は国語を通して、数学の教師は数学を通して、「こんな考えかたや感じかたがあったんだ」と教師自身が生徒を感動させることが肝要かと思います。
16通りがかりの国語教師:04/09/09 01:21 ID:VppVwAoQ
>>14-15
感受性自体を磨くには、やはり小中学校の時代のほうが適してはいるでしょうね。
共通理解のあるところから段階的に深く考え、感じさせるようにすれば、というところでしょうか。

教科の中で感動を与える授業をしろとは、前に務めていた学校で直属の上司からよく言われました。
新興の進学校だったので、それこそ論理性重視の授業展開をしなければいけないところだったのですが、その中でも生徒に新しい発見をさせ、感動させることが大事だと。
感性はそこで養われるということを何度も聞かされたことを思い出します。
それを目指して努力するも、なかなかうまくいかない現状ではありますが。
授業者としては、そこが一番肝要なところだと思いますね。
17実習生さん:04/09/09 23:24 ID:VppVwAoQ
age
18実習生さん:04/09/10 00:24 ID:0fQTg1aQ
マジレスすると、「感性」なんてものは、まさしく世間一般の価値観や、メディアの影響、
家庭の文化資本に育まれるものだから、学校や教室で教えたってどうにもならん。
あるいは、生徒が偶然に出会うかだ(たまたま図書館で出会った本に触発されたりとか)

身も蓋も無いのだが、「感性の教育」といい、「心の教育」といい、「感動」といい、
人為的に教育しようとしたってどうにもならないものを、立場上、大真面目に考えなければ
ならない方々には深くご同情申し上げるより他ありません。
19実習生さん:04/09/10 00:46 ID:JTN9whM2
歴史教科書つくる会の著者で感性教育の推進をしている教授がいたよな、、、
20オヤジ:04/09/10 00:46 ID:8a3TSmsX
>>18
>人為的に教育しようとしたってどうにもならないものを、立場上、大真面目に考えなければ
>ならない方々には深くご同情申し上げるより他ありません。

おいおい、それじゃ子供の親は一番同情される立場なのかい?

家庭の文化資本で育まれるものが、学校の文化資本では育まれないというのは
ちょっとおかしか無いのかねえ。

思春期など自己形成期は、ある程度は誰かの導きが必要だと思うぜ。それは、
家族や世間やメディアであるかもしれないが、先生だって生徒と顔つき会わせ
ているわけだ。その時の導きも重要だとおもうけどな。
21実習生さん:04/09/10 01:11 ID:0fQTg1aQ
>>20
>家庭の文化資本で育まれるものが、学校の文化資本では育まれないというのは
>ちょっとおかしか無いのかねえ。

別に。社会学でも一般的に、家庭の影響力の大きさはよく指摘されるし。

>思春期など自己形成期は、ある程度は誰かの導きが必要だと思うぜ。

その意味では現在の日本のメディア環境及び学校は最悪だね。TVで垂れ流されるサラ金のCM
に芸能人のバカ騒ぎ、クラスでもTV・ゲーム・マンガぐらいしか会話のネタがない。
ケータイ持ってなきゃ対人関係も維持できないありさま。儲けているのは誰だ?

自分は>>19にあるようなつくる会や、首都圏などで進行する青少年ナントカ条例強化とかの類は
大嫌いだけど、過度に進行した消費社会への反動でああいうモノが大手を振って出てくるのもわからんでもないよ。
22通りがかりの国語教師:04/09/10 01:20 ID:t/pYc0QY
>>18
どうも学校に対して不信感を持っておられるようで…
もちろん、感性は学校によってのみ育まれるものではありません。
家庭を含めて、周囲の事物、人々、現象との触れ合いによって育まれるものだと思います。
それを人為的に「教育」するのは、突き詰めていけば無理と言えるかもしれません。
しかし、現状を見ると、あまりに無感動な児童、生徒が多い。感情や思考を表に出せないものが多い。
そんな児童、生徒を目の前にして、学校としての役割がどこかにないかと考えて、ご意見いただくためにこのスレを立てたわけです。
一般の生活の中で現状が形成されているわけですから、学校ぐらいは何かしないと、と思うわけです。
23通りがかりの国語教師:04/09/11 00:38:56 ID:SoH5xqkY
>>21
ホントに学校というものがお嫌いなようで…

確かにメディア環境は良いとは言えませんね。子供に見せるには刺激が強すぎる映像、粗野な言動が多すぎる。
同じ笑わせるにも安直な方法を使うので、子供が考えることを覚えない。
あまりメディアについて書きすぎるとスレ違いになるので話を戻すと、子供たちは日常生活ではそんな環境にどっぷり漬かってるわけです。
学校は、(よきにつけあしきにつけ)通常の日常(世間)とは隔絶した場と言えます。その中でメディアとは離れた感性の育て方ができないかと模索するのが今の僕の思いなのです。
>>20さんがおっしゃるように、子供は何らかの導きのもとで成長していきます。親の導きはもちろんのこと、学校もその一翼を担うことで、悲しい方向に向かう生徒が少しでも減ってくれないかと願うのが、我々教師です。
24良スレ挙げ:04/09/12 16:20:39 ID:HcfRwqnt
age
25実習生さん:04/09/12 21:37:44 ID:HcfRwqnt
あげりんぐ
26実習生さん:04/09/14 01:06:43 ID:Pa+cIdYH
age
27実習生さん:04/09/15 23:47:45 ID:pGGZ7p90
あげ
28実習生さん:04/09/18 09:38:14 ID:K2NXfojH
「感性」という言葉は広すぎて何だかよく分かりません。
もう少し具体的な話をして頂けると分かりやすいのですが。

「無感動な生徒が多い」とか「自分の感情、思考、思想を表出できない子供たちが多い」
というのは、昔と比べてということですか?
三十年ばかり前に中学生だった私は、自分の世代が「三無主義」とか「シラケ世代」と呼
ばれていたことを懐かしく思い出しました。
「自分の感情、思考、思想を表出でき」るかどうかということと、「自分の感情、思考、
思想を」教師に対して「表出」するかということは、ひょっとすると別問題かもしれませ
ん。その点についてはどう思いますか。
29実習生さん:04/09/18 09:53:55 ID:GZYnx5TO
青少年交流協会の不正受給、総額4億8千万円




 文部科学省所管の財団法人「世界青少年交流協会」(会長・森前首相)の補助金不正受給事件で、同協会
が昨年度までの5年間に国から不正に受給した補助金などの総額は約4億8000万円に上っていたことが1
7日、分かった。不正受給した補助金の一部は、幹部らが私的に流用していた。

 同協会は、特殊法人「日本自転車振興会」(日自振)からも補助金をだまし取っており、警視庁捜査2課は同
日、日自振ルートについて、元弁護士の同協会副会長鈴木弘喜容疑者(67)ら5人を詐欺の疑いで逮捕した。

 鈴木容疑者のほかに逮捕されたのは、常務理事荒川洋輔(64)、事務局長菅野正美(56)、事業課長中川
原徹(47)、経理課主査神英二(42)の4容疑者
30通りがかりの国語教師:04/09/25 00:46:08 ID:KW8F4AaS
>>28
僕よりも先輩でいらっしゃるようで、恐縮です。

感情を表出できないというのは、相手に解るように、という意味合いです。やや言葉足らずでしたが。
いわゆる喜ぶ、怒るといった感情自体は、昔よりも表出するようにはなっています。むしろ節操のないくらいに。
ただ、その原因や細かい機微などを表現するのが全般的に苦手な生徒が多くなったように思うのです。
むしろそういう細かい機微がなくなってきたのでは? と思うこともしばしばで、そこに感性の問題があるように思うのです。
自分にそういう細かい感情の機微がなければ、相手の心理も解らない。それで相手を思い遣れない発言や行動も目立つようになったのではないかと思います。
もちろん、教師に対して表出できない問題もあるかとは思いますが、それは僕らの時代にもあったこと。
それよりも、根本的な部分で危惧するところがあるわけです。
31実習生さん:04/10/01 01:43:25 ID:BYH7BWSS
あげりんぐ
32実習生さん:04/10/10 04:17:23 ID:plJXj1Ox
あげ
33実習生さん:04/10/13 23:10:14 ID:rdCe+Im1
感性を殺す教育なら、研修医教育の場で日常的に行われています。

研修医を傷つける簡単な50の方法
http://f35.aaacafe.ne.jp/~medtoolz/sinjin/node3.html
34通りがかりの国語教師:04/10/20 07:04:59 ID:aNPRjUgg
>>33
恐ろしい…そうされたことを他の人に同じようにする人間も多いと思うと…
学校はそうあってはいけない。
ただ、中に似た手法を使って実績を上げる教師もいます。
そのお方は感性の教育などはできないとおっしゃっていましたが。
35実習生さん:04/10/22 03:00:07 ID:MSRYXtTx
あげ
36実習生さん:04/10/22 04:27:11 ID:P83tm8Sz
子供の頃、読書感想文を非常に嫌っていた私が言うのもなんですが。

読書感想文とは読書、書物によって喚起された受動的思考、感性に関する文章である、
と子供の頃思っていたのだが、むしろ、そうではなく、理想は読書をキッカケとして
主体的に考えたことの表明文なのだと今になって思う。
私の子供の頃、そして昨今の子供の行動を省みて考えるに、自己の持つ世界観、
主体的な世界、すなわち世界に対する自らの積極的スタンス、志向性というものが言語的に形成
されていない未熟な状態では読書感想文はまともなものを書くことができないどころか、
読書感想文という文章で要求される内容さえ思いつかなかったように思う。
そもそも、昔から一般に読書感想文が上手だとされている子供の大半は、十分に思索が練られている
というよりは、単に社会的に求められる文章を書くのが上手なだけであり、技能的習熟者にすぎない。
したがって当然ながら、最近の子供はいかに(国語の)優等生であっても、社会的自己が希薄であるが
ゆえに読書感想文は苦手としている傾向が見受けられる。(でも別に悪いことでもないように思うわけだが。)

むしろ読書感想文に関連して今要求されている教育とは、感性の教育と呼ぶべきか否かわからないが、
主体的態度とそれを言語的理性的に表明する訓練なのだろうと思っている。
これは本当は子供の問題ではなく、今の大人世代の問題であり、コミュニケーション能力が極度に欠如
しつつある現代社会が抱える問題なのではないかと思ってもいるが。
感性の教育などという大それたものは思想的統制になる恐れのある響きがあり、
個人的には感心できないし、あくまでも感性を理知的に表現する能力と意志の訓練こそが本質だと思う。

あ、酔いが醒めてないぞ。おれ。乱文スマソ。
37実習生さん:04/10/22 08:39:16 ID:1Z2H8JKS
感性って、幼少の頃からの、心の積み重ねではないでしょうか?表現力が乏しい、少年少女が多くなったと思います。本をよく読む子は、感性豊かだと思います。読書感想文は、一律に同じ本を強制しているから、いけないのでは?
38実習生さん:04/10/23 02:02:18 ID:gMU4TmNJ
教師自身が感動してるのか?

教師自身に感動はあるのかよ?
39実習生さん:04/10/23 07:51:49 ID:t5ilqTHb
>>38
教師自身が感動することと、生徒の感動を引き出すこと、感性を磨くこととは
また別のことかも知れませんが、興味深い指摘だと思います。

教師が個人的に何かに感動していることは、もちろんあります。
ただし、学校で「感性の教育」の教材?に対して、例えば読書感想文の
推奨図書や芸術鑑賞会の演目等に対して、はたしてどのくらいの教員が
自分自身、感動をしているかということについては、甚だ怪しい物があります。

40実習生さん:04/10/24 01:48:12 ID:PfdnuFAw
age
41193通りがかりの国語教師:04/11/04 00:30:55 ID:EWea3km+
>>39
確かに難しい問題です。学校から教材を指定される場合もあり、正直、共感できない作品で授業をしなければならないことも多くあります(特に道徳系の作品)。
その場合、生徒からの反響はない場合がほとんど。教師が語れませんから。
僕の場合、読書感想文の課題を出すときに課題図書を課すことはしません。生徒自身が思うところのないものを読ませても、意味がないと思うからです。
42実習生さん:04/11/04 21:17:05 ID:EWea3km+
良スレ上げ
43実習生さん:04/11/07 19:34:44 ID:H5cwoVlj
>>41
>読書感想文の課題を出すときに課題図書を課すことはしません。
>生徒自身が思うところのないものを読ませても、意味がないと思うからです。

その場合、生徒は単に「書きやすい本」という観点で選ばないか?
過去に感想文を書いたことのある本とか。やつら、結構ずるいぞ・・・

44通りがかりの国語教師:04/11/09 03:09:40 ID:swjqsKK9
>>43
その懸念はありますが…仕方なしかなと。読まないよりは数倍ましですし。
読み直して以前と感想が変化することもあるだろうし、と、こちらではプラスに考えてます。
4543:04/11/11 20:19:36 ID:ji30yONM
>>44
俺は前の学校で、感想文コンクールの校内選考係をやったことがあるが、
半数ぐらいの生徒が読んでない感じだったよ。おそらくは、中学生の時に
書いた感想文を写し直しただけかと・・・

ただこの問題ついては、あまり深入りしていっても、スレの趣旨とずれるかな?
46通りがかりの国語教師:04/11/14 00:57:11 ID:LVSThp2X
>>45
感想文スレは他にもありますので^^;
ここでは「感性」と名のつくもの全般について論じていただければと。
道徳心や公共心といったものも感性がベースになるものですから、そこにどう感化を与えられるかなと。
47実習生さん:04/11/14 00:58:25 ID:/TMmbUQj
感性。

それは環境がほとんど。

あとはどう刺激するかだけだ。
48実習生さん:04/11/14 01:26:01 ID:iLXEQ5Uy
スレタイが「可能?」となっている以上、「不可能」という反駁も当然想定しているんですよね?
僕は感性などというものは自由意志で好きなジャンルの本を読み、音楽を聴き、映像文化に触れることによって培われるものであり、学校が担うべきものだとは思いません。
それに遺伝的な素質も大きいと思います。
49実習生さん:04/11/14 01:29:02 ID:iLXEQ5Uy
僕の経験からいって、生まれつき粗野で下品な子が感受性豊かで親切な子に変化した例なんか見たことがありません。
50実習生さん:04/11/14 01:35:16 ID:Nfs5Ksga
可能だと思うよ。
戦前、戦中の日本、今の北朝鮮。
ま、アル意味いまでも日本は感性に関しちゃかなり統制効いてるじゃん。
日本人も北朝鮮人もひょっとするとそういう部分を外部からコントロール
するのが容易な民族なのかもね。
51実習生さん:04/11/14 10:45:37 ID:p0O0TStK
>>48-49
いや、遺伝的なものは少ないだろう。要因としては、生育環境がほとんどだな。


>>50
厳密に言えば、それは「感性の教育」とは言えない。
しかし「感性の教育」を行うとなると、どうしてもそちらの方向に行かざるを得ないな。

結局親や教師としては、子供・生徒に対してなるべく多くのものを分け隔てなく見せてやるしかない。
後は子供・生徒たちが、実際にそれを見てくれるよう祈るだけだ。
52実習生さん:04/11/14 16:50:06 ID:/TMmbUQj
てか、あれか?
フレーベルとかなのかな?

まあ、感性という言葉を、まずどう定義すべきか考えてみるか?
53実習生さん:05/02/03 04:55:58 ID:Cc5xqSB4
age
54実習生さん:05/02/03 05:46:57 ID:5DZmnyOW
ゲームとか音声付で死ねーとか言ってますね
感情の高ぶった最高潮の盛り上がり場面とか
55実習生さん:05/02/03 07:24:44 ID:jufAaMSO
ゲームの音声は寒い。
激しく不要
56実習生さん:2005/04/24(日) 23:59:50 ID:bXTHmlmX
age
57実習生さん:2005/06/02(木) 20:00:04 ID:OrbGWKWR
小学校の図工の成績は絵の上手さで評価される。
不器用な生徒はどんな魅力的な世界を描けても、通信簿で3段階評価の3はもらえない。

国語、現代国語の作文では文章力で評価される。
また、その内容はどれだけ模範的な回答であったか、などによる。

重要なのは絵や文の上手さだけだろうか。
そんなものはいくらでも大人になってからでも取り返しがつく。

書きたくもないのに書かされ、描きたくないのに描かされる。
今の教育の現状を見る限り、良かれと思って行っているこの行為そのものが、
逆にそれを阻害する要因になっているのではないだろうか。

芸術や活字が嫌われるのはこのコンプレックスの影響も否めない。
58実習生:2005/07/27(水) 12:35:30 ID:oW7jEfO6
あげ
59実習生さん:2005/07/27(水) 14:11:47 ID:QFYwFxk3
感性って何よ?
60通りガカッリの実習生:2005/09/14(水) 09:40:03 ID:fHLV7RbE
>>18 名前:実習生さん メェル:sage 投稿日:04/09/10 00:24 ID:0fQTg1aQ
に禿同

感性の前提には、発見が必要。
発見の前には、発見を発見と認めてやれる環境が必要。

一般に、子供にとっての発見は、大人にとっては常識。
それを、その子供の立場に立って、「その子供の発見」と認めてやれる環境がないと、感性は育ちません。それには、24時間265日、子供の成長をじっと見守る環境が必要です。

現在の「子育て」環境整備は、言ってみれば、ブロイラー工場の整備。

「 身も蓋も無いのだが、「感性の教育」といい、「心の教育」といい、「感動」といい、
人為的に教育しようとしたってどうにもならないものを、立場上、大真面目に考えなければ ならない方々には深くご同情申し上げるより他ありません。 」
と私も思います。
61実習生さん:2005/09/21(水) 11:03:20 ID:rapL1GA7
蛮性の教育の方が役に立つんじゃないの?
62どーま教授:2005/09/21(水) 17:20:47 ID:nIunRMFs
狭い教室に長時間拘束してることがいちばん感性を押さえつけとる
63実習生さん:2005/12/22(木) 21:17:01 ID:CFRkdiPJ
作文が書けない
64実習生さん:2006/02/05(日) 00:02:25 ID:m153TD8T
>>1
教師にも感性のないというか、それ以前に人間性に問題のある糞教師が
いるから難しいんじゃないの。そのへんも改善しないといかんね。
その例がG県の菊地K之とかいう糞教師。
今までに関わった教師の中でワースト1。
過去に何回も全国大会に出場した経験があって、県の協会で上の方にいてそ
ういうのを鼻にかけてるのか知らんが、とにかく人を平気で見下すし、特に
自分の気に食わない奴は平気で差別する。しかも自分のことは棚に上げて平
気で人をバカにしたり貶したりする。生徒の悪口も容赦なく吹聴する。偉そ
うにしてるわりには、言動が粗雑かつ幼稚。そんなのが偉そうに人を批判し
ようとしても説得力ないのにね。
そんなわけで、影じゃ結構反感買ってたし、そいつの人間性が嫌でやめてい
った奴も多いようだ。
嫌われる先生の要素をあれほど兼ね備えた人物も記憶にないし、人間、権力
をもったり、成功して天狗になって勘違いしたりするとああなるんだろうな
という典型例だな。先生というより「殿様」とか「暴君」みたいな感じだったし。
特にああいう団塊の世代の腐った人間性の持ち主は氏んでもらった方が日本
のためじゃないかと思う。
65実習生さん:2006/02/05(日) 07:19:55 ID:BR4K7WdX
>>64
気狂いマルチ晒し揚げ

こいつは、いつもは「氏名黙秘」というハンドルを使い、沈んでいるスレに延々と私怨コピペを貼り続けている正真正銘の気狂い

ヒマな香具師は「氏名黙秘」、または「G県」で検索してみろ
こいつの異常さがよくわかるぞ  
66青年:2006/02/05(日) 14:07:11 ID:pRtZ4cey
教育という名のものに、教師が自分のやらせたいことをやらせるのはなんとかしたほうがいい。
街のなんたら活動に参加するとか、なんだかの大会に出るだとか。
もしも、役に立つと考えるのであれば、教師自身も厳しい特訓に参加するべし。
生徒にだけやらせ、自分はイスに座ってるだけじゃ、いけません。
もちろん、やるからには、教師がどの生徒よりも一番うまくこなせなければなりません。
67実習生さん:2006/02/05(日) 14:12:19 ID:kKPC8GAS
感性を大事にしすぎると苛めに発展するのでは?

1.消防の時に感性を大事にしてもらって育つ
2.小学校を卒、厨房になる
3.他の学校からきたやつがキモイ
4.感性を尊重されすぎてきたから生理的嫌悪感を押さえつけることが出来ない
5.苛めに発展
68実習生さん:2006/02/05(日) 14:34:19 ID:kKPC8GAS
age
69実習生さん:2006/02/06(月) 00:53:36 ID:7X2ba30k
67
コピぺに反論もあれだけど「生理的に受け付けない奴も人間で、苦しませたら辛かろう。だからいじめないでやろう」っつ〜感性を育てりゃええやん
70実習生さん:2006/02/06(月) 00:59:35 ID:7X2ba30k
43
う〜んズルいことを思いつけるという感性があるからいいじゃないかい?
71実習生さん:2006/02/06(月) 01:07:08 ID:7X2ba30k
37
本を自発的に読まなくて言葉を知らないから表現力がないように見えるだけじゃない?
子供にとっては本なんかよりアニメとかの方が刺激があって面白いからそうなるよね。
そこで本を読めなんていうのはナンセンス。読もうとはしないよ。
大事なのは自分たちが本を、言葉を楽しむことだろ?
72実習生さん:2006/02/07(火) 04:18:34 ID:PLmBgy+R
子どもの持つ素晴らしき感性に
大人が汚れた手を突っ込むのが間違い
73実習生さん:2006/02/23(木) 00:09:42 ID:9SY2sTWq
---------悪徳行政処分------------

  
  ≪ベ○ト21≫の教材!
  http://beyond.2log.net/akutoku/archives/qa/pslg130325.html


   被害にあわれた方は各自治体の消費者相談センターへ!!
      
          ⇒http://www.shousen.org/index.html
74実習生さん:2006/06/11(日) 21:44:28 ID:gkc99mPx
75Death+ softbank220037172020.bbtec.net+Note:2006/06/29(木) 20:51:59 ID:rdGtaTX5
?
76実習生さん:2006/06/29(木) 20:54:34 ID:/P3MZ+r4
何でこんなにアンカー出来ないやつが多いの…
77実習生さん:2006/06/29(木) 23:13:32 ID:CRbtl5TU
>>72
全くその通り!
78実習生さん:2006/07/28(金) 17:56:26 ID:Q5GtFEtf
音楽、美術、文学、などクラシックと言われている
本当に良いものにできるだけ触れる。(新しくてもよいが)
見たり、聴いたりと受身に触れるだけでなく、
自らトライしてのめりこんでみる。
こうやって、豊かな感性は身についていくと思う。
極められた音楽を聴きながらぼろぼろ涙を流す人と
無感動にあくびしている人。この差は大きい。

79(^○^) ◆KYAHAwwgbg :2006/07/30(日) 13:22:57 ID:nUYUjbKk

感性の固定化された教員に、感性の授業など期待してはいけない。
80実習生さん:2006/08/18(金) 01:06:59 ID:/85u/q2F
不可能かも
81実習生さん:2006/08/18(金) 02:09:03 ID:9eT0m+u0
感性の教育というのならまず教室に一日監禁する学校システムを変えなきゃ。
最低でも学校の環境を変える必要はある。
あんなものものしい軍隊訓練所のままじゃダメでしょ。
山の中の木造の学校とかだと、子どもたち、元気だよ。
82実習生さん:2006/08/18(金) 02:44:58 ID:3Yvd4a49
現状の学校教育では不可能。
だが>>81の言うように、完全に子どもの環境をコントロールできるなら可能。
83実習生さん:2006/08/18(金) 17:59:48 ID:DsWT5Zqx
普段からの人間関係、教師として大人としてのかかわり方って意外と重要だよね。
昔はみんなそれなりにあたりまえにできた感謝する気持ちなどが基底にあってそこからいろんな経験を積んで感性って磨かれていくんだと思うんだが・・   ただ単にいいものを見聞きしてるだけでは身につかないような。
いいものにふれないよりはましかもしれないが。
84実習生さん:2006/10/06(金) 15:13:34 ID:ensiLtZH
授業をしている教師はたいしたことはなくても
選ばれた教材は超がつく優れもの。
わぁ、スゴイ、と鳥肌が立つような出会いがあればいいのではないかな。
ベジャールのバレエと小澤征爾の春の祭典を聴いたときは
クラスで笑い声なんぞなかったなぁ、アレには圧倒されてしまった
85実習生さん:2006/10/28(土) 23:11:07 ID:ZgUJWxWh
保守
86実習生さん:2006/11/21(火) 19:18:05 ID:iHDeb7mu
お金がかかるね
87円盤 ◆aoV/Y6e0aY :2006/12/10(日) 18:23:57 ID:kGR5aSPw
a
88英語無神経高飛び鷹合  :2006/12/19(火) 23:32:46 ID:WtOHK+/+
えっ 性感?
89実習生さん:2006/12/19(火) 23:53:45 ID:8+YqFLE5
芸術の授業はもちろんこういったことに向いていると思う

絵を描かせるだけじゃなく、映画観るし、NHKの番組の録画も観る
それが芸術の番組じゃなくて、科学だったり自然だったりする
それをうまく芸術に結びつける授業でした
(メアリーシェリーとSFと美術がつながってる、という授業だった)

美術ならポケモンカードでも、テレビゲームでもなんでも題材にできるからいいよね〜

ただ残念なことに、教師の間では芸術課は低く見られている
他の教科でも授業を進めることで手一杯だし

ホームルームで生徒にディベートさせた先生もいた
あれも面白い

教えるだけじゃなくて、子供から教わるというのも楽しいみたい
90実習生さん:2007/02/20(火) 03:12:44 ID:yc9idskA
おもちゃ、遊びのようなことではなく
一流のものに触れさせる必要がある
91実習生さん:2007/03/29(木) 13:36:56 ID:c7gRrywQ
金がかかるね
92実習生さん:2007/03/29(木) 15:37:27 ID:m+XMdT6b
是非読んでいただきたい
http://home.wlu.edu/~ujiek/yomi28.html
93実習生さん:2007/07/09(月) 01:13:26 ID:XynGGZ68
保守
94無駄に声デカ高坂( ゚∀゚)   :2007/07/20(金) 16:07:30 ID:C/ZqglOV
マジカイ!!! 豪快やんけ! ( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \  

メスゴリラ末松! 氏ね!
95実習生さん:2007/07/23(月) 12:18:37 ID:sjKVH+mL
よくある「最新の教育理論に基づく幼児教育」みたいな
塾?に小さい子行かせてるのって、実際効果あるのかね。
96実習生さん:2007/08/23(木) 12:49:10 ID:gi+Qmwfo
無感動なんじゃなくて、無気力で興味が無いだけ。それに必ずしも「感動」しなければならない訳じゃない。何かを感じ取って、少しでも学んで糧にしてくれるなら何も言わない。
97実習生さん:2008/05/16(金) 09:39:41 ID:T89mFxXL
論理的でもなく感性も豊かでない人間は
屑に見える時がある。
何も考えず、伝えようとせず、聞きかじった知識で誤魔化しながら生きてきたんだなと
思える。
98実習生さん:2008/07/12(土) 00:02:50 ID:WIuCY7Vl
保守
99実習生さん:2008/11/04(火) 15:18:25 ID:wAvGHO9t
何を感性と言うかが問題だろ
何もないところから感性といわれても
生徒は何も反応しない
100実習生さん:2009/02/17(火) 18:34:22 ID:gv0j/MEr
保守
101実習生さん:2009/04/11(土) 08:49:18 ID:sijCAsnB
保守
102実習生さん
保守