学校に行けない(かない)だけなら、大して問題ではない。
しかし、学校を変わっても、そして高校大学を卒業しても問題の本質は
延々と続くということだ。不登校をNEETとリンクさせて考えないのは、
全くの無意味。ここでは意図的に、そういう勢力がいるようだ。
彼らは問題の共通理解や解決なんて関係なく、単に学校あるいは学校的価値を
攻撃したいだけの悲しい人間だろうな。そんな逆恨みから何か生産的なものが
生まれるのかな?そういう考え方しかできないから、大量のニートを生み社会問題
になっている。政府はその対策に予算化をしたが、「どこまで甘えるんだ!」という
非難も少なくない。
不登校、ニートを生み出す背景として「個性重視、自由、アイデンティティ・・・」
といった一昔前に煽られ流行った価値観が原因のひとつであるというのは、今では識者の
一致した意見です。反省期に入っているのは否定しがたい。従って、いまだにこのような
価値観を前提させている議論は問題をより長引かせるだけになってしまう。
下は最も包括的で妥当な分析をしています。
http://www.4kouza.net/beauty/neet/ 何十万人もの若者が何もせずに暮らしている社会は、成熟社会の証かもしれない。
しかし、だからこそ何か根本的に壊れつつあるとも言えるわけです。