「今日の出来事(今日の犯罪 Part6)」

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<君が代斉唱>生徒が起立しない場合、担任処分 都教委方針

東京都教育委員会は16日、卒業式や入学式の君が代斉唱時に生徒が集団で起立しなかったり、歌わないなど「学習指導要領に基づく指導がされていない」とみなされた場合、担任教員を処分する方針を明らかにした。
問題があった都立高は学校名を公表し、小中学校についても区市町村教委に同様の措置を要請する。同日の都議会予算特別委員会で、土屋敬之都議(民主)の質問に、横山洋吉教育長が答弁した。

都教委は昨年10月、教員に対して「国旗に向かって起立し斉唱する」などとする指針を打ち出し、今年2月には起立しなかった教員10人を戒告処分にして徹底を図った。
ところが、今月11日、板橋高校の卒業式で、君が代斉唱時に卒業生270人のうち約9割が着席するなど、卒業生が起立しないケースが複数あった。

土屋都議は、同校の問題に触れ「これにかかわった可能性のある教員も処分すべきではないか」と質問。横山教育長は「教員が自らの主義主張を生徒を使って具現化することがあったならば、卑劣な行為であり、当然処分対象になる」と述べた。
また、1クラスのみが起立しないような場合は、そのクラスを担当した教員は処分対象となるとの考えを示した。

国の学習指導要領は、卒業式などでは、「国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」としている。

この方針に対し、東京都教職員組合の滝沢孝一・教文部長は「お上が決めたことを守らなければ処分し公表し処罰するという戦前のような教育への介入、脅しであり、言語道断だ。憲法や教育基本法に反し、学習指導要領からも逸脱した内容で、到底許されない」と反発している。

文部科学省初等中等教育局は「教職員には学習指導要領に従って国旗・国歌を指導する義務がある。指導を徹底させる方法は地域によって異なり、都道府県教委の判断に委ねている」と話している。【奥村隆】

(毎日新聞)[3月16日21時55分更新]
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040317-00000103-mai-soci

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これは、非組の立場から見ても無理があると思うが・・・