障害児の子供を入学させる親 その2

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934実習生さん:2006/04/17(月) 15:29:26 ID:LhCvn19+
一部の親が、障害者が普通学校に行く権利があると主張している。これが間違い。
こういう態度だから、拒否される。いやいや受け入れることになる。

親は、「迷惑でしょうけど、普通教育を受けさせたいんでお願いします。」という態度で。
そして、受け入れるほうの先生・生徒は、
「迷惑ではありませんよ。設備が不十分なところは協力しますから、気にせずに来て下さい。」という態度で受け入れる。
これが理想。
935実習生さん:2006/04/17(月) 15:29:57 ID:wGe0cJC1
>>931
>>健常者と障害者がそういう関係にあるとは、一般的に考えにくい。
勝手に一般化しないでくださいね。

安易に使ってる「対等」とか「ノーマル」とかいう言葉の残酷さから教えなければいけないようですが、
めんどくさいので自分で考えてくださいね。

意見はもうちょっと深く考えてから述べよう。
936実習生さん:2006/04/17(月) 15:39:16 ID:LhCvn19+
>>935
>>931の方が世間一般の考え方。それを理解したうえで、発言しよう。
そうしないと、一方の意見の押し付けになってしまう。
理解しようとする人を遠ざけてしまうよ。
937実習生さん:2006/04/17(月) 17:03:38 ID:XULReqlC
俺の同級生の特殊学級にも知的障害児がいたが先生の贔屓が激しかった。なにをするにも優先権はさきに障害児に与えられるし(本人がそれをのぞんでいるかはしらないが)ほかの健常児はそれを白い目でみていた。
あと1番納得行かなかったのが運動会のリレー。障害児のチームはアンカー級にはやいやつをそろえるのだが勝てない。あと学年でいちばんはやいやつは毎年障害児と同じチームにくまされててかわいそーだった
まぁ、同級生の弟に障害児がいてよくいっしょに遊んだが明るくていいやつだったよ
938実習生さん:2006/04/17(月) 23:04:25 ID:Q9Vx5X25
>>927
出た……明日はわが身って言う奴。
確かにそうなる可能性はあるけどさ、だからって迷惑かけられた挙句に笑って許してやる筋合いはないよ。
俺は現時でも障害持ってるし、それで負担かけてしまうこともあるけど決して正当化はしない。より重い障害持つことになっても同じ。

被害者面してデモ行進するような駄々っ子にはならない。絶対に。
939927:2006/04/18(火) 01:19:21 ID:Lu+Dp3m7
>>938
明日はわが身という趣旨は言いましたが、だから迷惑かけても許せなどとは言っておりません。
これまでの流れから障害者の立場を再考しようという発言=障害者のわがままを許せという主張
というように受け止められたのかもしれませんが。

ただこれまでのやりとりで、障害者を庇う側のややもすればわがままを無条件に受け入れろともとれる主張と、
その考え方を冷たく突き放した態度で批判の応酬がなされてきていますが、
前者のもっと周囲との調和に目を向けてほしい点と同じように、後者に対しても障害者の視点に欠けた、
自分は絶対にその立場にはなりえないという前提での発言を感じ取ったのであのように書いたのです。

貴方自身は迷惑をかけてしまうことを正当化しないと仰いました。
それは立派だとは思いますが、ただ、ご自分で仰ることができるということは、
失礼ながらそれほど重度ではないのではないですか?
自分が人一倍周囲に負担を掛けていかないと生きていけないような障害を持ってしまったときにも、
そんな聖人君子のような殊勝な考えになれるものでしょうか。

この問題のポイントは障害者を支える側にあると考えます。
障害者本人ももちろん大変ですが、逃げるわけにはいかない障害者の身内の問題はより深刻です。
スレタイのような親も、全く考えなしにそんなことするわけではないと思いますよ。
それまで、周囲の無理解、冷たい仕打ちに、時に必要以上に葛藤してきているのです。
心の病を患ってしまう親もいます。
スレタイのような親はそれらの葛藤を乗り越えて、というよりは開き直ってしまい、周囲から見て無茶なことをするのですが、
一言、理解を示す発言があるだけで、考え直してくれることだってあります。
その理解の手っ取り早い方法としては、もし自分があんな障害を持ってしまったらどうなるか?
自分は?家族は?友人は?誰の世話にならなければならない?と考えることではないかと。
そんな趣旨の発言だったのです。
940927:2006/04/18(火) 01:27:13 ID:Lu+Dp3m7
こういう問題での正論というのは、たいてい言われた側にしてみれば冷たい酷い話です。
正論をストレートにぶつけても、おそらく相手は決して納得しないでしょう。
「そのとおり だから余計に 腹が立ち」という川柳もありますよ。

障害者擁護派(?)の方々には権利の主張と同時に周囲との調和も考えていただきたい一方、
反対派(?)の方々にも、もう少し温もりのある発言をお願いしたいと思う次第です。
941実習生さん:2006/04/18(火) 20:37:21 ID:0wBYlnjH
>>938
それって他人事は他人事でしかないって言いたいだけじゃん。
こういう本質的な意味での社会性の無い人間に社会だの教育だの語られてもどうしようもない。
話すだけ無駄だな。
942実習生さん:2006/04/19(水) 00:03:20 ID:ve6/NJR4
>>935
>安易に使ってる「対等」とか「ノーマル」とかいう言葉の残酷さから教えなければいけないようですが、
めんどくさいので自分で考えてくださいね。

意味はわかってますから、あなたに教えていただかなくて結構です。
そもそも、安易に使ってるわけじゃなく現実のはなし。
残酷だろうがなんだろうが、それが事実なら仕方ないでしょう。
まずは、その残酷な現実を受け止めていただかないと。

それから、「ノーマル」や「対等」が残酷に感じられるようじゃ、
そもそも健常児と一緒のクラスなんて無理です。
対等でないということは、ほかの子供に特別扱いを要求してるってことです。
大きい態度で要求ばかりでは、嫌われる一方です。
943実習生さん:2006/04/19(水) 00:57:17 ID:GxWE0mpC
俺ら普通。お前ら普通じゃない。お前らと俺らは本質的に対等じゃない。だから迷惑かけんな。
ってことですよね。あなたの意見を要約すると。

そういう健常者が作り上げた二項対立は間違っているから、その対立を突き破ろうとしているのがノーマライゼーションという考え方です。
障害者を「ノーマル」の側に引き込むのではなくて、そういう構造自体やめようということです。

要は恣意的に作られた「残酷さ」を取り払う装置としての理念です。
求められているのは現実的対応の改革よりもむしろ人権意識の改革です。
意識が変われば現実的対応も変わります。
それはひとえに教育の力に期待されますね。
944実習生さん:2006/04/19(水) 01:23:42 ID:WG+HD7lS
こりかたまってるやつにどんな論理的にモノ言っても無駄だろう
945実習生さん:2006/04/19(水) 01:35:10 ID:sspRch67
>>俺ら普通。お前ら普通じゃない。お前らと俺らは本質的に対等じゃない。だから迷惑かけんな。

事実じゃん。普通じゃないから障害者なんだろうがそんな糞みたいな連中を対等に扱えるわけねぇだろうがw
946実習生さん:2006/04/19(水) 01:51:35 ID:GxWE0mpC
考えることをやめたら人間そこでおしまい。
947実習生さん:2006/04/19(水) 01:54:50 ID:1zMNGRCp
知障の方は終わってますか?
948実習生さん:2006/04/19(水) 02:08:10 ID:GxWE0mpC
考える能力があるのに考えないという態度がダメっていうのを過大に表現しただけ。
御幣があったらごめんなさい。
949実習生さん:2006/04/19(水) 08:11:16 ID:TneEpY82
>>943
あなたが、少し(かなり?)おかしい人というのはわかった。
狂信的で独善的な態度は、病的なレベルにまで達してますよ。

残酷だの何だのと他者を非難しても、現実は厳然とそこにあります。
他人を変えようなんて、ずいぶんと傲慢ですね。
何様のつもりですか?
他者に助力を請うときは、もっと謙虚になるべきです。
周りを見ずに権利ばかり声高に主張しても、反感を買うだけです。
理想郷の実現は、どうぞ勝手になさってください。
ただし、他人を無理やり巻き込まないように。
950実習生さん:2006/04/19(水) 08:53:19 ID:OtKFvRuz
双方とも論点をすり合わせてください。
951実習生さん:2006/04/19(水) 12:57:37 ID:w0NQbx9x
アスペか何か知らないけど、障害があるのに俺はがんばってる。
俺以外のがんばっていない糞障害者は全部氏ねって言うのを一般化したい
だけなんだろこいつは。
その障害ゆえかどうかは知らないが、他者に対する想像力がゼロの時点で
「はいはいがんばっててえらいでちゅねー」以外のレスはこいつにとって
無効なんだよ。
こっちは制度を作るなり運用する側の議論してるんだから、邪魔しないで
せめて他の板で自己主張しろよ
952実習生さん:2006/04/19(水) 20:18:08 ID:TneEpY82
>>951
>こっちは制度を作るなり運用する側の議論してるんだから

そちらこそ、福祉板でも行け。
ここは教育を論ずる場で、障害児を特別扱いするところじゃないんだよ。
953実習生さん:2006/04/20(木) 00:41:57 ID:CSCCfhoJ
障害児よりも、その親を教育・啓蒙するほうが重要そうですな。
954実習生さん:2006/04/20(木) 00:49:55 ID:CSCCfhoJ
障害を早期に把握し、しかるべき訓練を受けさせるよう親を教育する。
そうすれば、障害児をごり押しして普通級に入れさせるような困った親が減るのではないか。
小学校3年生くらいから、子供は社会性というものを身に着け始めるそうだが、
そういう時期こそしっかりと訓練を受けるべきだと思う。
障害児が訓練もなしに普通級へ入るのは、周囲にとっても本人にとっても不幸な結果を招きやすい。

で、どうやって親を引きずり出すか。
周囲に配慮する親は、そもそも呼ばずともいろいろなところに自発的に相談に行くが、
困った親というのは自分の子の障害そのものを受け入れてないくらいだから。
有害だから放っておくわけにもいかない。
どうしたものか。
955実習生さん:2006/04/20(木) 23:33:58 ID:vES0h0YL
>>954
軽度発達障害児(園児)を持つ親ですが、小学3年生くらいから
「社会性の訓練」を受けて間に合うものなのかな?と、ふと疑問を感じます。
その子が持つ障害の程度によるから、一概には言えないとは思うけれどもね。

ただ、実際に療育に通わせていて感じる事は「軽度であっても、療育を
必要とする子には、早期に適切な療法に慣れさせた方がその子の為ではないか」です。
けれども、仮に「軽度発達障害の疑いがある」と判定を受けても、その子に合う
療育先が確保出来るか?という問題もあるため(地域差が大きい)、判定を
乱発されたままで、フォロー無しの子が増えてしまうような事態にはなって
欲しくないな、と思います。

親の、子が持つ障害に対しての知識・並びに受容に関しても、二極化が
進んでいるように感じます。
でも、軽度障害児の母であるはずの私は
>困った親というのは自分の子の障害そのものを受け入れてないくらいだから。
こういう意識の親へは、デリケートな問題故に何も言えないままだと思います。

「特別な支援が必要な子なのかも?」と伝える事と、仮に障害有だった時の
フォロー体制と、その両方が整って初めて「受容出来ない親」を動かす事が
出来るのかもしれないと、感じます。
障害の告知(絶望)だけではなく、新たな希望(適切な療育先確保と、それに
よる良き変化)がなければ、親も子もただ辛いだけではないか?と、思いました。
956実習生さん:2006/04/21(金) 01:09:35 ID:lwAp2SJ/
911を書いた者です。

>>955
私の場合は環境に恵まれていましたが、
隣接するいくつかの学区の中には、体制が全く整っていない学校もあり、
もしその学区にいたら息子の障害を受け入れられたかどうかと考えると、
正直なところ自信がありません。
今の環境ですら、息子の状態を受け入れるのに半年かかりましたから。

今は軽度障害の早期発見のためか、保健所で少しでも疑いがあるとすぐに療育センターを紹介されます。
しかし、指摘された子の中で実際に療育センターに行くのはほんの一部だと聞いております。
私たち夫婦も療育センターに行くのにはかなりの抵抗がありました。
また、その後のフォローについても人手不足で、相談するにも要予約で予約が1ヶ月先なんてのはざらでした。
すぐに相談にのって欲しかったのに、これは辛かった覚えがあります。
告知だけでなく、その後のフォロー体制が万全でなければ辛いだけだというのは、本当によく分かります。

入学前から万全なフォロー体制があれば、これまで盛んに議論されてきたことも大部分が解決されるのでは
ないかと思います。
957実習生さん:2006/04/22(土) 06:08:01 ID:cirxmme5
>>956
現実を生きている人の意見は強いね。
頑張ってくださいね。

>>949
「現実は厳然とそこにある」と、書いていますが、
観念的な言葉に聞こえますよ。
958実習生さん:2006/04/22(土) 17:56:22 ID:YrCc2u/2
なんつうか重度ADHDのガキに学級潰された担任の怨念を真に受けてるだけのレスじゃ
現実も何もないよね。
959実習生さん:2006/04/22(土) 18:10:30 ID:la/izovg
結局、障害児といっても、
受け入れやすいタイプとそうで無いタイプがいるんだね。

目が見えない、耳が聞こえない、車椅子生活 といった障害者を受け入れるのに障害は少ないと感じる。
コミュニケーションが取れるからね。

ADHDのようにコミュニケーション取れないタイプの障害者は受け入れたくないと感じるのが普通だろう。

だから、個々どうするかということになると思う。
ひとくくりにしてはだめ。
960ポケモン板から来ますた(リアル厨房):2006/04/22(土) 18:36:17 ID:+l+86cIi
ここ、板違いじゃねーの?
あげ
962実習生さん:2006/04/22(土) 20:16:40 ID:U3toVe3G
他害行動のある子はダメ。
周囲に溶け込める子、おとなしい子なら何とかなるかもしれない。
それが本人のためになるかどうかは疑問だけど。

そもそもなんで、そんなに躍起になって普通学級に入れたいのかわからない。
そんなにいい所とも思わないんだけど。
963実習生さん:2006/04/22(土) 20:18:37 ID:Ca5wBWvW
普通(←これ自体がイミフなのだが)でない=悪という価値観が日本を支えているから。
964実習生さん:2006/04/23(日) 15:54:32 ID:Y0/C4EiI
>>962
うちの子は普通学校に行ってる
と自慢してる障害者の親がいた。
自慢したいんだよ。
965実習生さん:2006/04/23(日) 17:52:21 ID:0t0p17UQ
>>962
普通級にいれる事で、「子どもが受ける同年代の子からの刺激によって、
自分の子が伸びるのではないか?」という淡い期待を込めて入れている親御さんを
知っている。
その親御さん曰く「特殊には養護学級と判定された子が来る事が多いから、
そうなると担任は重い子を優先して、うちの子へは手をかけなくなると想像出来る。
どうせ手をかけてもらえないなら、普通級に入れる方が子どもの為だと思った」と
教えてもらいました。

多動のその子は就学時に「特殊級がいいのでは?」と判定されたけれども、
療育を受けている事、薬を飲んでいる事、必要があれば親が進んで手伝う、という
条件が揃っていたので、学校側も受け入れてくれたらしい。
そして、その子(現在小2)は同じクラスの子から受け入れてもらっている様子。
…これから先の事は分からないけれども。

行き着く所、親の努力、学校側の理解、その子が他の子に害を与えない事など、
それらの条件が揃って、初めてスタート地点に着けるんだな、と思った。
単純に「普通級に入れないのは差別だ」と声高に叫んで親の主張をごり押しする
方法では、結果的にその親子が自ら孤立してしまう事もあり得るだろうな、とも。
966実習生さん:2006/04/23(日) 18:58:51 ID:k32BjErP
受け入れには生徒より、教師・父兄の対応問題です。
生徒は問題ありません。想定外の問題が発生します。
これらを克服すのが教育です。想定したことの対策に
考えるようでは、教育者として失格?かな
967実習生さん:2006/04/23(日) 20:34:21 ID:INhuoKn9
でも担任によっては受け入れは非常に難しいよ。
障害児の受け入れが難しいと一般論としていってるんじゃないけど。
968実習生さん:2006/04/23(日) 22:00:46 ID:Hnop7uvi
>>966
障害の程度によりけりだろー。
落ち着いて授業を聞いてられないなら、教育もへったくれもなかろう。
健常児でもそういう子はいると言い出すかもしれんが、その子だってただ単に診断を受けてないか親がソレを認めてないだけでADHDの類かもしれない。
それに、障害によるものであれ親の怠慢であれ『みんなと一緒に授業を受けることが困難』という点では変わらない。

『普通学級の教師』や『普通学級のクラスメイト』にどこまで負担かければ気が済むんだ?
969911:2006/04/24(月) 00:19:17 ID:HQARmPKQ
>>962
現状、障害児学級では勉強よりも生活面での自立に重点を置いており、
1年生から生活に必要な訓練、買い物の仕方、お金の勘定の仕方、料理
などを習わせているようです。当然、同学年の普通学級の子に比べ、
学習面では年々埋めようの無いほどの差がついてしまいます。
知能的に困難である障害児には適切な訓練だと思うのですが、
知能的には健常児とほとんど差の無いADHDや高機能自閉の障害児では
出来るのにどんどん差がついてしまうことになります。
健常児の間に揉まれることがいい刺激になるという理由もありますが、
それ以上に、能力はあるのに同じ授業を受けられないのが辛いのだと思います。

私の息子が通っている小学校では交流学級という制度があり、勉強が出来る障害児は
週に何回か普通学級で一緒に授業を受けられるようになっています。
もちろん常に状況を見て、問題が無ければ受けられる授業数を増やし、逆にみんなと一緒に
勉強することが無理そうであれば、通う学級を変えたり、最悪の場合は授業を減らしていくように
流動的に対応してくださるという話でした。
しかし残念なことにこの制度を取り入れている小学校はまだまだ少ないようです。
また、現在息子が通っている小学校においても、先生が異動になったりした場合に
制度が維持されるのかどうかは心配な点ですね。
970実習生さん:2006/04/24(月) 02:38:52 ID:+WuYNSIS
知識と経験不足じゃん?
GTO読みすぎたんだと思う。
よくいるタイプ
971実習生さん:2006/04/24(月) 08:24:56 ID:Rp4PLBrO
>>968
障害の度合いや種類より、
>『みんなと一緒に授業を受けることが困難』
かどうかを重視すればいいのかしら?

ちなみに私は955です。
子どもはPDD疑い(多動・他害・知的などは全く問題ない。問題は
何事も人より遅い。けれども時間に余裕を持たせたら出来る)なので、
地元の教育委員会からも「問題ないから、普通級へどうぞ」なんですよ。
「障害児は普通級に来るな」と言われても仕方ないと思う反面、
「判定を下す役所がそう言うのに、どうすればいいんだろう?」と思う部分も
あります。
972実習生さん:2006/04/24(月) 22:43:50 ID:hp3LTEJQ
>>969
>それ以上に、能力はあるのに同じ授業を受けられないのが辛いのだと思います。 

現在の入級規準では、自閉症スペクトラムに属する児童生徒は、情緒障害学級への
入級が認められています。知的障害を合わせ有しない場合の教育課程は、当該学年の
通常の学級のそれと同じものです。
知的障害を合わせ有しないのに、学習が遅れるということは、当該児が学習できる
行動・精神状況ではないと言うことではないでしょうか?

>私の息子が通っている小学校では交流学級という制度があり、勉強が出来る障害児は 
>週に何回か普通学級で一緒に授業を受けられるようになっています。 

全国的に見ても、交流学級の取り組みは珍しくはありません。
当該学年の学習が難しいと思える児童生徒(FullIQが50程度)であっても、音楽などは
ほぼ確実に通常の学級での学習を取り入れています。
私の住んでいる県で、障害児学級に在籍する児童生徒のほぼ全員が通常の学級での学習
を多少の差はあっても受けていると思われます。

>>971
>地元の教育委員会からも「問題ないから、普通級へどうぞ」なんですよ。

実際は、地教委での就学指導で「養護学校」という判断が出ても保護者は従わず、
「地域の学校へ通わせたい。」「障害児学級もいやだ。通常の学級へ入れたい。」
と主張する事例も多々あり、その場合ほぼその通りになってしまいます。
学校側は、精一杯保護者に協力の注文をつける。要求されても実際に出来ないこと
をはっきり述べる位しかできることはありません。
最近の適正就学指導委員会の指導は、強制力はなく絶対ではないのです。

このような現状から、「適正就学指導委員会」ではなく「適正」がなくなり
単に「就学指導委員会」と名称が変更されているところも多く、判断も非常に甘く
(親の意向を最初から受け入れる)ものになっています。
973971:2006/04/25(火) 10:08:45 ID:V2FnJGnN
>>972
>最近の適正就学指導委員会の指導は、強制力はなく絶対ではないのです。

それは、療育先で就学に関する様々なお話を伺っているので、分かります。
強制力のなさと同時に、親の主張が就学時・進級時に強く通ってしまうことも。
私個人としては、「子どもの精神面での幼さが集団生活で何らかの問題を
起こすのでは?」と杞憂しているため、出来れば情操級への就学を希望しています。
ですが、上記の通りの回答に留まっています。

親の意向が顕著に目立つというのは、恐らくは子どもが現在発揮している能力よりも
高い学級への就学(進級)を希望されるケースなのだと思います。
私の子のようなケースは、意向を認めてもらえそうにありません。
実際に「問題が起きてから」今後の対応を検討してくれる、ということになるのでしょう。
それでは遅い為、今から療育等で本人の能力を底上げ(健常児との摩擦を少なくする)
していくことで、仮に問題が発生したとしても、早期解決の糸口を一つでも
増やしていけたら、と思っています。

一括に「これだから障害者の親は」と思われたくない為、あえて長文を書かせて
いただきました。
974実習生さん:2006/04/25(火) 12:12:11 ID:xEDME5j9
どう考えても、養護学校でしょうというお子さんが
特学というケースも多いです。ほかの子は正直ほったらかし状態です。
いい加減にしてほしい。
975実習生さん:2006/04/25(火) 18:45:03 ID:dDaJ4i+d
>>973
>私の子のようなケースは、意向を認めてもらえそうにありません。 

あなたのお子さんが入学しようとする学校(地域)の状況が分かりませんので単なる憶測ですが…

・第1学年(あるいは第2学年も含めた低学年)の通常の学級に、複数対応の加配制度が確立して
 おり、あなたのお子さんの教育的ニーズに十分対応できると判断された。
・障害児学級担任や特別支援教育担当教員による特別な場での支援が機能しており、あなたのお子
 さんはそのような支援体制の範疇にあると判断された。
・情緒障害学級はあるが、重度の児童が在籍しており、あなたのお子さんの教育的ニーズに十分対
 応できない。
・情緒障害学級はあるが、担任の力量がきわめて不十分で、あなたのお子さんのためも入級させな
 い方がよいと思われた。(入級後、激しく苦情を訴えるオーラがあなたに見えた?)
・当該小学校には情緒障害学級が設置されてなく、1名の対象児では新設の見込みがない。

3つめのケースは、少なからず見られる事例ですし、保護者がその学級を参観されると希望を引っ
込められることもあります。参観の日には、在籍児童の状態を恣意的に悪くして、保護者を翻意さ
せようとする学校もあるでしょう。

4つめのケースも、架空の事例ではありません。通常の学級の保護者30数人より、1:1で従順
なタイプの自閉児(しかも言葉がまだ無い)の保護者の方がごまかしやすいですから。そこに、し
っかり勉強されているあなたのような方が入られると、問題教員の隠し場所に出来なくなることも
考えられます。

どれか、思い当たるものはありませんか?
976実習生さん:2006/04/25(火) 23:32:02 ID:BpJOMyhV
以前、勤務した高等学校に障害児がいた。いわゆる底辺校。
ほとんどの先生がその子の面倒を見ていた。
他の手の掛かる生徒が、ほったらかしにされた。
あの子ばっかり、と生徒は言っている。

さて、勤務校はなぜ障害児を受け入れたのでしょうか?
答え→管理職を困らせるため。
実話です。
977971:2006/04/26(水) 11:15:41 ID:xB0qoq9K
>>975
5番目です。
情操級が設置されている小学校へは、バス2本を乗り継がないと通えないため、
「取り合えず、学区内にある小学校へ通ってみて下さい(問題が発生してから、
検討しましょう)」オーラが、教育委員会の担当の方から出ていました。

ちなみに児相の発達相談医の判定は「普通級に在籍。週に1〜2回情操級へ
通教する事が最も望ましいが、(974さんが書いた例が頻繁に起きている為)
最初から情操級への就学は、子どもにとって望ましい結果を生み出さないと
思われます」でした。
取り急ぎ療育体制を整えていますが、通教に当たる「ことばの教室」へは
就学直前に検査を受けて、その結果で決まるそうです。
現在は「慣らし」で通わせてもらっていますが、今後の事は分かりません。

個人的には「問題が発生してから普通級から情操級へ編入」させるよりは、
最初から情操級へ通わせる方が、本人の精神面の成長速度に合いそうな気がしますが、
「知的に問題が無い(自閉度も軽い)」という事が重視され、このような
判定を受けています。
知的面と精神面の両方が、適切な時期に適切な成長をしてこそ「普通級に
いやすいのではないか?」と思えてしまいますが、今はこの状況の中で子どもに
対して出来る事(療育)を重視しながら、就学に備えていこうと考えています。
978実習生さん:2006/04/27(木) 00:36:55 ID:7480bgrV
>>977
>5番目です。
(中略)
>通教する事が最も望ましいが、(974さんが書いた例が頻繁に起きている為) 

974に示された事例は、私が示した975の3つめでもありますね。
それでは更にお尋ねしますが…

あなたは、そういう地教委の判断をあなたのお子さんの教育的ニーズと照らし合わせて
理不尽な判断だと思われているのですか?

もしも、地教委があなたの意向を受け入れて、それでは、学区外の学校の情緒障害学級
に入級して下さいと判断した場合、あなたの思う、あなたのお子さんの教育的ニーズに
あっていない対応がされた場合でも「激しく苦情を訴える」ことはしないのでしょうか?

決して、揶揄や煽りでレスを返している訳ではありません。
977で、非常に前向きな発言をされているあなたですから、地教委の臆病な対応にめげず
可能な範囲で、お子さんのために出来る大事なことを選択していかれることと思います。

「通級指導教室(就学前のことばの教室と同じと考えて下さい)」は、今年から、発達
障害対応の教室も設置され、通級時数についても弾力的に扱われるようになっています
ので、通級可能な場所に設置済みであれば、ねばり強く交渉して下さい。
975の2つめに述べた「特別な場での指導」についても、通学可能な小学校でどのように
されているのかも確認されると良いと思います。(もう、確認済みでしょうけど)
979971:2006/04/27(木) 11:09:42 ID:Ue/MPgGr
>>978
これが答えになるかは分かりませんが…。
>あなたは、そういう地教委の判断をあなたのお子さんの教育的ニーズと照らし合わせて
>理不尽な判断だと思われているのですか?

本音は「うちの子には勉強よりも、健全な自尊心を育てる方が先ではないか?」と思っています。
ですが、就学する際、何処かの枠(学級)に入れなければならない(優先順位が
上)と思うので、「枠が仮とはいえ指定された以上、当面はそれに合わせなければ」と思います。
ただ、子を枠に合わせる限り発生する歪みを軽減する為にも、療育は続行します。

>もしも、地教委があなたの意向を受け入れて、それでは、学区外の学校の情緒障害学級
>に入級して下さいと判断した場合、あなたの思う、あなたのお子さんの教育的ニーズに
>あっていない対応がされた場合でも「激しく苦情を訴える」ことはしないのでしょうか?

私個人の感覚では、学校(先生)にクレームを言う親は、学校側に期待を
寄せている(=その期待通りの現実にならない苛立ちを持っている)と感じます。
私は、学校の枠に入るメリット(もし普通級なら「他の子から刺激を受ける」
情操級なら「健全な自尊心を確立する環境が与えられる」)を重視し、
必ず発生するデメリットに関しては、まず親が出来る範囲の事をしますよ。
必要に応じて担任の先生と話し合いを重ねるつもりではいますが、立場や価値観の
違いから発生する対立までは有りだと思いますが、「子どもの成長に必要な議論」以外、
つまり親のメンツを優先にするような議論は不毛だと考えています。

ですが、もし担任の先生(情操級)があまりにもやる気がない方でしたら、第三者
(例えば療育先の病院の先生や、地教委)に間に入ってもらう事も検討すると
思います。
もし普通級の先生でしたら、「勉強で躓いている範囲」に関してと、「子が学級に
馴染んでいるか」といった情報提供を、まずお願いすると思います。
それについての対策は、こちらが先に効果が出そうな情報を集め、担任の先生と
コンスタンスに相談していく形になると思います。
980971:2006/04/27(木) 11:11:34 ID:Ue/MPgGr
続きです。

下5行のアドバイス、心より感謝いたします。
現在(地教委からのアドバイスにより)、5〜6月に行われる運動会を終えた後に、
まず、直接学区内にある学校(情操級無し)の先生にお会いする予定です。
その際アドバイスいただきました内容と、今現在だけではなく、子が在籍する間に
新たなシステムを取り入れる予定があるかどうか、今の時点で教えていただける範囲に
ついても、尋ねていきたいと思います。
981実習生さん:2006/04/27(木) 22:49:47 ID:cEcEuO9E
>>979
読ませて頂きました。非常にバランスの取れたお答えで、大変嬉しく思います。
就学までに、あなたのお子さんが安心して通えるベースが見つかるといいですね。

自閉症スペクトラムに属するタイプの児童生徒にとって、自尊感情の低下による
2次障害が大きな問題になっています。あなたが求めているものは、情緒障害学
級に入級したとしても、それだけでは難しい問題ですね。やはり担任です…
通常の学級でも、担任があなたのお子さんを理解し、愛してくれるだけで、同級生
の接し方も変わるし随分安定して過ごせるんですが…

この辺でROMに戻ります。
982971:2006/04/28(金) 08:22:53 ID:+O0//7jT
>>981
色々とアドバイスをいただきまして、本当にありがとうございます。
私もROMに戻ります。
スレを私物化した事をお許し下さい>スレ住人の皆様
983実習生さん
障害児の親であろうとなかろうと同様の割合で
DQNな親は存在する、という話を聞きました。
障害児の親がこんなことを言って・・・・という話自体どうなのかな、と思ってしまいます。
障害児への差別前提での話のように見えて仕方ありません。
わけわかんない要求は障害児以外の親でもあるでしょう?

普段は自閉症児者と関わることが多いのですが
その方の一つの個性として障害を捉えることが多くなりました。

事実として>>963さんの言うように世間に
普通ではない=ダメ
という偏見があるんでしょうが
それこそ教育などが主体となって改善されなければならないのかなと思います。