「今日の出来事(今日の犯罪 Part5)

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落石事故で教諭7人不起訴 過失認定困難と岐阜地検

岐阜県板取村の林道で2001年6月、野外学習でハイキングをしていた愛知県春日井市立西部中2年の生徒の列を落石が直撃し、田中護君=当時(13)=が死亡、5人が負傷した事故で、
岐阜地検は31日、業務上過失致死傷容疑で書類送検されていた冨田秀数校長(58)ら教諭7人を嫌疑不十分で不起訴とした。

岐阜地検は「引率した教諭らが岩盤が崩落する危険性を予見できたかどうかは疑わしく、過失を認めることは困難」と不起訴の理由を説明しているが、遺族は「納得いかない」として、近く岐阜検察審査会に審査を申し立てる方針。

岐阜県警は、事故があった01年6月6日、地元の森林組合が雨天のためハイキング中止を申し入れていた経緯などから、冨田校長らが事故発生を予見できたのにハイキングを中止する注意義務を怠り事故を招いたとして、昨年3月に書類送検していた。

(共同通信)[3月31日17時43分更新]
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030331-00000139-kyodo-soci