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48さん
あなた、私の言わんとしてることが飲み込めてない。
こう考えましょう。いまやわが国の高校進学率は95%超。国は公立私立いずれにしても、
これだけの15〜18歳人口を高校に収容しなければならない。
ところで、公立高校で生徒一人に支出される費用は、年80万円前後。これが私立なら、
公費の投入は平均30万円弱。のこりはありがたいことに親が負担する。
つまり国(直接的には地方公共団体だが、多額の地方交付税を投入しているので、実際には国)
にとって、私学の存在はありがたい。
ところで、進学率が頭打ちになっているのに加え、現在、ほとんどの地域で、高校進学に
ついては公私あわせての計画進学率方式をとっている。つまり、公私立の高校の定員の計を
エリアの中卒人口の約95%に設定するのだ。だから、公立に行きたくても成績などにより
私立に行かざるを得ない生徒がいたり、私立に行きたくても費用の面で公立に行かざるを得ない
生徒が出る。
なんでこうなったかは、戦後の高校教育史をよく調べてみてね。
とりあえず言えるのは、あなたの小さな頭の中だけで短絡的にこうすればいいなんて考えたって、
それは現実には何の有効性も持たない、ってこと。もう少し客観的に現実を踏まえて、
それからどうすればいいか考えなさいね。
じゃあね。