高校生ってさ〜ハァ〜

中３の時、強く入りたいと感じた高校があった。
少し遠かったが校風、レベル等、自分にまさにぴったりに見えた。
しかし俺には少し偏差値が高すぎた。
でもその高校を諦め切れなかった俺は毎日死ぬ思いで勉強した。
そして俺はいつのまにか下から数えた方が遥かに早かった成績が
クラスでは一位二位、学年でも上位を争う成績になっていた。
塾の先生、親に頭さげて駄目もとでそこを受けさせてもらうことになった。
合格発表の日、自分の受験番号があった時本当に嬉しかったのは言うまでもない。

しかし実際に中をのぞいてみるとそこは外面だけの高校だった。
表向きは学校の優秀性や偏差値をひけらかし、
中は本当に勉強しか出来ない、人付き合いが下手で、自分の事しか考えず、
そしてもはや何も分かり合う事は出来ないだろうと思われる屑人間の
溜り場だった。中には基地外じゃあないかと思われる程可笑しい人間までいる。
俺は軽く絶望して一気に中学が恋しくなった。

ただ俺にも希望はあった。部活に全てをかけるという希望が。
しかし俺の中学から志願していた部活は全国レベルの強さを誇っていて、
厳しい仮入部を行った上で入部テストを行って新入部員を決定するという
とんでもない部活だった。強さを求めるのは構わないがそこまでしたら
もはや部活の意味が無いと疑問は多かったが俺は迷わず仮入部に出た。
しかし中学で一年半、腰の怪我で部活をやっていなかった俺は思った以上に
体力が衰えていた。しかし俺は部活に入りたい一心だった。
「俺は１０年間やってるから入部は確実」とほざきならが隠れてサボる連中を
横目に俺は黙々と厳しい筋トレをこなした。
そして入部テスト。

残念ながら俺はその部活の一員にはなれなかった。
隠れてサボっていた連中は全員入部していた。

たった一つの希望を失った俺はもはや勉強に全てを託すしかなかった。
塾には行きたくなかった。偏差値の高い学校に通っているというだけで
特別視するあの場所は自分が勉強できる環境ではないと感じていた。
だから俺は塾に行っているような連中の数倍勉強した。
毎日が高校受験前以上だった。
一方で周囲の連中はよっぽどの自信があるのか、
授業中に漫画を読むわ、携帯をいじるわで、そんな連中を俺は
今に見てろと見下していた。
しかし想像以上に現実は厳しかった。
どんなに授業で努力を見せてもこの学校は試験の点でしか人間を評価しなかった。
そしてその試験はというと、型にはまった答案にしか点数を与えないといった
物で、我流で勉強をしている俺は表現や解法の僅かな違いで点数を失う事が
多かった。いや、それは言い訳に過ぎないのかもしれない。
どんなに頑張っても俺にはこの学校の教育レベルは高すぎたのかもしれない。
そして授業を適当にこなしていた連中はというと、要領の良さで高得点を得ていた。
そんなこんなで俺の成績はお世辞にも良いとは言えない物だった。

何度も編入を考えた。しかし親も担任もそれは許さなかった。俺自信も理想が
叶わなかったからといって学校のレベルを下げるのは逃げだと思い、
それはできるだけしたくなかった。

そして今日、担任に呼び出された俺はある事実を聞かされた。

中間の成績が悪く、このままのペースで行くと留年は確実だと言われた。
あの授業中に漫画を読む、携帯を弄る、挙句の果てにはゲームをしているような
連中より自分が下だということを心から屈辱的に感じた。
どんなに勉強しても報われない。
もはや学校に通う気力も無くなった。
この学校は俺に何の恨みがあるんだろうか。
俺の希望を奪い、俺の努力も認めてくれない。人を成績でしか判断できない。
そして俺は本当にこの学校に嫌気が刺した。
今では自分がこんな学校に通っていることすら恥じるようになった。
高校生活がこんなに泥に塗れた物だとは思っても見なかったよ。
もう涙は枯れた。

長文、連続投稿、あと自己満足の愚痴本当にスマンかった。
こういう無駄な文章がスレ住人の怒り買って
モロに叩かれるのはわかってる。
迷惑をかけて本当に申し訳ない。
ただ、どこか思いをぶつける場が欲しかった事はわかってほしい。
このまま溜め込んでるといつか爆発して大変な事になるような気がして・・・
そして最後まで下らない駄文に付き合ってくれた人には心からお礼が言いたい。
ありがとう。