激論! 21世紀の教育

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昨今の教育問題、又は新時代の教育モデルを徹底的に討論する
教育の総合スレッドです。

受験教育、学力低下、学級崩壊、不登校、犯罪の低年齢化
そして学歴社会、
現代は様々な情報により、子供の価値観も多様化し、理想的な教育
と言うものを構築するのは非常に困難な時代かもしれません。

そんな中、時事的な教育問題から将来的な理想教育についてまで
幅広く徹底的に討論し、最終的には現代の教育モデルとなるような
意見を導き出せたらと思います。

教員等の教育関係者から、子供を持つ親、又は学生の方まで
幅広く意見をお寄せください。骨太な意見をお待ちしております。
同時に問題提起もお寄せくださいませ。
2:02/01/15 22:42 ID:AD0z+RMp
子供を持つ親人などは、安心できる学校とは、そういう
学校選びが今非常に重要になってきていますが、
例えば、私立と公立についてなどの
メリット、デメリットなどはいかがなものでしょうか?
意見をよろしくお願いいたします。
その他どのようなことでもお話ください。
3:02/01/15 23:00 ID:AD0z+RMp
ちなみに私はずっと私立の学校に通っていました。
そこで感じたのは当然ながら
家柄や偏差値的な学力の部分など
大体同じような人間が入ってきているので、公立の学校に行っていましたので、
価値観の近い人間が多く過ごしやすい反面、人間的な幅が狭い空間であるな、
と思いましたので、様々な人間が集う公立と違い人間教育、言い方を変えると、
様々な人間をを見、接し、そして生活する機会が少なかったと感じました。
刺激と言うかそういうものですね。

メリットは数多くありましたが、そういったデメリットもあったと今は思います。
自分に子供がいたら、と考えると、当然金銭的な問題も出ますが、
子供の意見をなしに考えれば、どういう学校に行かせたら良いのか、
などと考えたりもします。。

是非公立のメリットデメリットなどをお聞かせください。
4実習生さん:02/01/15 23:37 ID:yMnKQSCn
”様々な人間”というのは学力分布上のことを指すんですか?違うと思います。
私立上位校でも、普通の奴もいるし変な奴もいたでしょう。
これは充分に”様々な人間”と出会ってきたと思います。
公立は学校によってピンからキリまでありますので、ケースバイケースだとは
思いますが、「いろんな人間とふれあえる」というのは何も公立に限ったこと
ではないのではありませんか?
5:02/01/15 23:48 ID:AD0z+RMp
いえ、そういうのは確かに私の所にもいました。
勉強する奴もいればしない奴もいました。面白い奴も
オタクな奴も、それは様々いました。

そういう部分でなく、例えば家庭環境といった部分ですかね。
例えば簡単に言いますと、
激しく貧乏な家庭の人もいれば、普通の家庭、金持ちの家庭
みたいな感じです。
私は小学校が街の公立でしたが、誰でも入れる分、そういった
様々な家庭事情の子が集まるのも又色んな意味で
いい勉強かなと思いました。

そして一番の差は目的の差ですかね。

もちろん私立にも公立と似たような部分はありますが、
私立は大体同じ目的の子が集まっているので、
そういう部分で色々な子供の目的としての
側面を見る機会は少なかったと言うように
感じてはいます。
6:02/01/15 23:53 ID:AD0z+RMp
まぁそういうわけで、
自分の子供には公立のそういった良い部分を体験してもらうのも
一つの方法かなぁなんて思ったりもしました。

まぁ先の話かもしれませんが、週刊誌で公立VS私立なんていう
テーマの記事を少し見ましたが、公立のメリットって凄く
良いなぁなんて思ったんですけどね。。
7おっさん:02/01/15 23:53 ID:exRbliFy
で、その「いろいろな家庭環境」の人と出会って、
けっきょくどうしたいのさ?
貧乏な人に対しては?金持ちには?
へつらったり蔑んだりしたいのか?
あんたの言いたい意味がいまいちわからん。
あんたは、自分の環境で、いろいろな人の
「様々な面」を見ようとはしなかっただろ?
8おっさん:02/01/15 23:54 ID:exRbliFy
「十人十色」という意味を
もう少し考えて見なさいな。
9:02/01/15 23:57 ID:AD0z+RMp
あ、そういう意味では決してないんです。
単純に色んな子供が集まる公立のメリットの一つが、
人間教育として非常に有効な場だと思ったから
というだけです。

誤解を招いて申し訳ないです。
10おっさん:02/01/16 00:00 ID:MAhf7nNL
だから、どうして私立に
あんたの言う「いろいろな子どもが集ま」らないと
言い切れるのさ?
ちょっとものの見方が偏見に満ちてるぞ
11:02/01/16 00:02 ID:mT35mZ1X
私立で、進学するような学校であれば、基本的に同じ目的の子が
集まりますし、専門的な分野の学校もまたしかり。

私が今話してるフィールドは中学の事なのですが、
進学する子もいれば、運動で上を目指している子、若しくは
就職を目指している子、
色んな子供が集まる公立の中学なんかは、
同じ目的の子が集う私立の中学よりもむしろ人間教育という
意味で幅広い世界観が身に付き刺激と、その後の勉強にも
なるんだろうなぁという素朴な考えです。
12:02/01/16 00:04 ID:mT35mZ1X
私立に色々な子供が集まらないというわけではもちろん
おっしゃるとおりないんですが、
目的の違いというのは中学まででしたら
私立以上に幅広く、多感な頃に色々なものを見ながら
成長できるのではないかと考えたんですね。
13おっさん:02/01/16 00:08 ID:MAhf7nNL
どんな学校にいてもね、
「ああ、色々なやつがいるなあ」という目で見れば
そう見えてくるし、
「みんな同じだよ」という目で見れば
そう見えるというわけ。
要は、その環境の中にいる人の考え方一つ。
私立だろうが公立だろうが同じ。
14:02/01/16 00:12 ID:mT35mZ1X
まぁ結局当然その子供の考え方次第だろうとは
思いますけどね。

あくまでも公立、私立を形として見た場合の話なんですが、
お互いの持つメリットの違いの一つとして、
それが単純に思い浮かびました。

いえ、思い浮かんだと言うよりもむしろ、そのような投稿が
載せられていたので、「なるほどなぁ」なんて
思ったんですね。
15実習生さん:02/01/16 00:38 ID:kO7Rwj0F
学歴社会がなくならない限り、今の詰め込み教育は
なくならないのでしょうか?ノルマに追われるのではなく、
1つの問題にもっと時間をかけ、もっともっと深く考える
教育をするにはどうすればいいのでしょうか?
16:02/01/16 00:47 ID:mT35mZ1X
なんかCMでもありましたね、子供に考えさせる問題、みたいので、
○+△=5
○×△=12
○÷△=4

のように問題を逆に作らせるような勉強をしているシーンが
CMでやっていたような記憶があります。。

みたいに答えを導き出す為の過程を自分で考えさせる。
今の学校の算数の授業がどういうものかは存じていませんが、
こういう詰め込みではない、想像力を育てる教育というか
授業は大変重要な事だと思いました。。
17実習生さん:02/01/16 01:09 ID:YP8XOI2P
俺は数学に関しては、ただの計算問題でも
できるだけ細かく途中の式変形を書かせる
といいと思うな。5点配当で、解き方だけ
正解4点、解き方と答えが正解5点。
答えだけ書いてあるのが3点とか。

>15
俺は実習で、それ言ったら、担当の先生に
「理想を言っても意味がない」って言われた。
結局詰め込みってなくならないんだろうね。
18実習生さん:02/01/16 01:24 ID:uRYfkhEa
>16さん
面白いけど、丸付けに非常に時間がかかると思った・・・。
少人数の教室(欧州)なら出来る話じゃないのかな。

>17さん
最初は、途中の計算を書かせるのはいいと思う。
ただし、慣れてきた生徒は 省く事も 計算スピードを
上げるには必要であり、数学は、如何に早く正確に解くかも
大事だと思います。

 因数分解でも(a+b)(c+d)の根性方式(笑)を1つだけ覚えれば、
全ての因数分解は解けるが、場合によって、公式1〜4を覚えて
使い分けたりするでしょ。

 私は、間違った生徒の問題は、途中の式を見てやって
どこで間違った考え方をしているか指摘するようにしてます。
その程度で十分じゃないかな。
計算が慣れてくれば、有る程度の汚さは目をつぶってます。
19:02/01/16 01:33 ID:mT35mZ1X
>>17

同感です。結果至上主義で、子供たちの考える、その途中の
プロセスは無視。詰め込み教育の弊害ですね。

教師が教育の理想を失い、現実だけを直視するのは非常に悲しい・・
現場というのは大変なものだと言うのは理解しなくてはいけませんが、
その言葉を言ったらおしまいですね・・

>>18

教育関係者の方ですかね。丸付けに確かに時間かかりますね。
これは確か欧州の算数だったと記憶してます。。

きっとそれが現場で働く方のお気持ちかと思います。
しかし、どこで間違っているか指摘するのも大変時間が掛かる
作業でしょう。単純に凄いなと思いました。
塾などなら当然と言う気もしますが、学校でそれをするのは
中々ないですしね。
20:02/01/16 01:44 ID:mT35mZ1X
>>15

詰め込み教育、受験教育、そしてその上での学歴というのに
大いに疑問があるんですよね。とりあえず大学行っとけば
何とかなるというのもしかり(今はそんな時代でもないですが)

学歴社会に対しては、理想とは言わずとも現実として
これが最も平等なシステムであると私的には思いますので
そのものに否定をするつもりはないんですが、
詰め込み教育等リンクして、その上での学歴
についての在り方には当然疑問がつくわけです。

学歴社会とは?
学歴社会の概念を明確に説明できるか方にその本質を
語って頂きたく思いますが、
競争社会の中では一つの目安として最も平等な形の一つはと
問われた場合、それ以外見当たらないのも事実かなぁと
思ってしまいます・・

理想と言うと非常に難しいところですね、やはり・・・
21実習生さん:02/01/16 23:16 ID:klSRp3h/
今後公立は良い学校とどうにもならん学校で二極化することだけは確か。
慎重に公立高校を選ばないとな。

公立は良い意味でも悪い意味でも自由度が高い、
生徒自身の自主性が問われる。
結局は子供自身の問題だね。
22実習生さん:02/01/16 23:48 ID:2gAMA477
>>16

確かイギリスかどこかの小学校での方法とのことらしいですね。
23実習生さん:02/01/17 00:30 ID:+oGe69p+
法則性をみつけたり、系統立てをしたりといろいろ考えることで、知識を有機的に
つなげていく必要があるとは思うけど、詰め込みの弊害ばかりクローズアップする
と、知識の軽視につながりかねないような気がして・・・

法則性をみつけたり、系統立てをしたりするにはどうするかっていうと
・帰納的推論(多くの知識を繋げようと考えて仮説をつくる)
・発展的推論(一つの事例を掘り下げて、仮説をつくる)
そのあと、出てきた仮説を確かめるために
・演繹的検証(仮説を多くの知識に当てはめて検証する)
ことになると思うんだけど、

法則性や系統性を見つけるまでは、知識が詰め込まれたままの状態なのに、
帰納的推論と演繹的検証をするには、材料となる知識が多ければ多いほど良い
んだから、詰め込みが一概にダメとは言えない気がする。

小学生にはしっかり詰め込むことは詰め込むべき。
中学、高校でその知識を用いて思考する。その結果、雑多な知識が整理される
って流れにすべきじゃないのかな。と考えているんだけど・・・
24くろこだいる ◆StudyA.Q :02/01/17 00:35 ID:+oGe69p+
↑ハンドル入れ忘れ。ま、どうでもいいけど。

付け加えるなら、詰め込みっていうのはある程度のおバカさんに
大学入試を突破させる最短距離なんじゃないだろか?
詰め込み詰め込みって言われても、それなりにデキる人って、知識を
有機的につなげて、「理解」してたと思うんだけどなぁ。
25実習生さん:02/01/17 01:02 ID:ysPNfSJz
>>24

む、確かにそうですね。23の意見しかり、同感です。

>>ある程度のおばかさんに大学入試を突破させる最短距離云々
この辺のくだりはまさしくそう、私もいわずもがなこのような
感じです。結果的に勉学に対する意味を求めていたわけではなく、
単純に大学入試を突破する為の手段というか、すべき事としか
今思えば考えてはいなかった。

教育の意味は、と考えると今までしてきたことに一抹の悲しさを
憶えたりしますが・・10年以上英語を学んだとて、会話することは
出来ないし、古典や漢文なども忘れてしまった(藁)

話を元に戻しますが、詰め込みっていうのは最低限必要な
部分は、学生を終了した社会人として必要な知識、
物を理解し、そして応用できる部分での
最低限の知識に対しては詰め込みというのは当然必要だと思います。
究極的にはそれだけやれればいいと。。

それ以上に関しては、結局は、受験の為の詰め込み若しくは
ある程度おバカさんの大学入試の最短距離、一方での
できる人の理解の仕方で分かれるのは、○○大学卒という
名を得るための手段としてそのような教育になってしまう事に、
多少の悲しさはある。

大学に何の為に行ったのか、という問いに対し、
○○を勉強する為、と本心で言えない自分に今は恥ずかしさがある。
結果大学では当然遊んでいたわけだが。
自分が言えた身分ではないが、大卒若しくは○○大卒の
名を得る為の受験教育には今は歯がゆさを感じます・・・

ただそれでその後は何とか自分の器量でどうにでもなる部分も
あるので矛盾を感じたりと(苦笑)学歴社会の弊害なんでしょうかね(笑)
26実習生さん:02/01/17 01:13 ID:ysPNfSJz
ただ、詰め込み教育、やら受験教育と揶揄されつつ、
子供の想像力やら応用力が育たないっていう事で、
単純な発想の元「ゆとり教育」っていうのが試行されるのも
どうかと思いますけどね。

想像力やら応用力は究極的な意見になるけど、
最終的には個人の資質かなぁと。詰め込みだろうが何だろうが、
出来る奴は出来るし、そういう想像力やら発想、応用力は
育っているとは思うので。。

ゆとりを増やす前に道徳とか社会的な常識について、
今教えられない情けない親が無数にいるので、家庭だけに
任せられない。幼年期から学校での徹底的な道徳教育を
施して欲しいなぁと思いますよ。

私は小学校とかその頃そういう教育を熱心に指導された記憶がないもので。
もしかしたらそれをしっかり教えられるだけの教師が少ないだけかもしれないが・・・
27実習生さん:02/01/17 01:19 ID:ysPNfSJz
それとどこかの公立小学校で能力別のクラス分けというのを
試験的に実施しているようだが、まぁ賛否両論あるけど、
成果は上々みたいだね。

学校は勉強するだけの所に限らず人間教育の場でもあるから、
公立がこういうクラス分けをするのは意見が難しいところだけど、
学生の本分は勉学にあるとのっとると、
それも現場の先生たちのやりやすさ、
子供たちの学習スピードの効率化や能率化を考えるのであれば有りかなと思った。

まだこの件については結論は出ていないみたいだが。。
28にゃにゃ:02/01/17 08:11 ID:yrAGq7KU
初等教育はこの国の将来にとっても大変重要な問題だと思います。
ドイツとかは小学校って午前中しかなくて、午後は膨大な宿題を
こなすんだと聞きましたが、今でもそうなんですかね。で、親も
子も自分の能力や性格を考慮して、いわゆるエリートのギムナジウムと
普通の公立とヘ進学が分かれるそうですが。
落ちこぼれってかなり真剣に語られますが、浮きこぼしとかは
余り問題になっていないような気がする。
ある程度詰め込んであげないと、自分が何処まで出来るのかわからないし
思考力って知識を繋ぎ合わせていく力というのも賛成です。
道徳教育、本当にやって欲しいですけれど、今の日本にモラルの基準て
先生に決められるかどうか難しいですよね。学校で教えても、家では
こうだとかいわれたら辛い…。お前の親は間違ってる、っていえないですもんね。
29実習生さん:02/01/17 23:39 ID:JHqIw8Zv
公立校も能力や性格による選別というのが将来的には重要な要素になるかも
しれませんね。

落ちこぼれと浮きこぼし、は非常に難しいところですが、
それは結果論としては自主性の問題。
学生の本分にのっとれば、至極仕方のないこととしか言えないのが現状という所か。

学歴社会が究極の理想とは言わないが、考えられる最も平等な形である事は確か。
これに変わる理想的な平等のシステムの案があれば、言いがそれを見出したものはいない。
学歴社会による弊害や欠点は取りざたされるが、それに代わる物がない以上、
この件に関して言えば、欠点と弊害の追求の論議にしかならない。

誰もが納得する理想的な教育と、社会のシステムを考え出した人っていないかな?
30実習生さん:02/01/18 00:26 ID:dQYEs/zX
学歴っていう価値観の射程って、所詮はドメスティックなものでしょう。
>>29さんが言われたように、裏側には「平等」というベクトルもあって。
でも、今の子供たちは、グローバル化が進行する経済社会で生きて行かなくてはならないわけで、
あくまで国内のステータスでしかない学歴に拘る教育では、
対応できなくなるのでは?
学歴の弊害や有効性を云々する際、前提とする社会を日本と限ってしまってはまずいと思う。
31実習生さん:02/01/18 01:12 ID:JAaAB6Ro
>>30

将来的にっていうのは胴衣。グローバル化の中でっていう学歴に拘る教育ね。

しかしまぁ、アメリカ等の他の先進国も日本以上にシビアだよ。
学歴社会っていうのなら向こうの方がシビア。そういう点では日本も変わらん。

学歴っていう価値観でなく個人の努力の基準っていう見方なんだな。
名前でなく、そこで残した成果やら努力の成果を評価する
企業は年々増えていることは確か。
有力企業でも既に学校の名前だけで採用する時代は終わって、
より多くの人間的価値を見出す努力をしている。

学校の名前っていうのはあくまで通過点というか基準にしかない。
今高学歴の人間でも中々恵まれた会社にありつけないのは、単純に
不況下でより良い人材を求めようと人間的価値を掘り下げてみてるからだよね。
一流の大学に逝ったものの、遊びほうけてる奴と、大学でやるべき事をしながら
将来について明確な目的のある人間を、企業がしっかり見極め出してきた。

よって、これからの大学生はより大学で経験し得たものや、勉強してきたものが
グローバル化なり、実力社会になって問われだした。
そんくらいのもんかな。他国の大学生はみんな将来の目標の為がんばってるしな。
32実習生さん:02/01/18 01:18 ID:JAaAB6Ro
でもそうであっても今のこの不況下で、日本有数の企業に
実力で入ってきた人間は、能力は高いと思う。
少なくとも十数年前よりは。。単純にバブルの頃よりも明らかに
窓口が狭い中、そしてそうした人材を見極めながら入ってくる奴は
元々持ってるものは高いんだろうなぁとは思う。

但し、今の教育が詰め込み等やらせているという感強いからか、
指示待ち人間は増えているような気がしないでもないが、
持っているスキルは高いとは思うね。

と、私の友人が言っていた。概ね胴衣なんで書いてみたが。。
33実習生さん:02/01/18 11:49 ID:u4xJ0hyg
学歴社会って、一種の弱者救済社会だと思う。
一つの会社で例をとれば、本当に会社のために
能力を発揮している人は少数で、残りは食べさ
せてもらっているということになると思う。

で、ある程度の学歴あれば無能力であっても
とりあえず、飯が食えるということが学歴
社会の本質だ。

だから、能力主義に変わっていく社会という
のは、無能力な人を養う予備能力が落ちてきて
いるということを示し、非常に憂慮すべき事態
でもある。

これで、どうだ?
34実習生さん:02/01/18 11:59 ID:u4xJ0hyg
日本は教育立国でないといけない。
資源がないし、自給自足もできない(やらない)
のだから、頭で稼がないといけない。

詰め込み教育は賛成だ。
なぜなら、研究(発明でもなんでもよいが)
には3つの段階がある。
1;現在までにある程度確定していると
思われる知識について知っている。
2;現在、明らかになりつつある知識
について知る。
3;まだ、全然分かっていない分野に
チャレンジする。

エジソンが発明のアイデアを練る前には、
関連分野のそれまでの研究の流れを勉強
することから入っていたというのは有名
な話しだ。

で、3の段階まで達する人が高率で
いないと、日本の国力が落ちる。そこに
到達しようと思えば、1の段階をできる
だけ早くくぐりぬけた方がよいから。
算数を大学ではじめたら、発明はおぼつか
なくなる。(もちろん、既存の教育とは
まったく別のルートで発明する人は出る
だろうが、社会全体で考えると効率は落ちる)

あと、1の段階は優秀だが、2の段階が他の
先進国に比して稚拙かもしれない。
つまり、ある情報が入ってきたときの真偽の
見極め方などのトレーニングするプログラム
が少ない。
35実習生さん:02/01/18 12:10 ID:u4xJ0hyg
あと、日本は生きていく上での倫理が
なくなってきている。

すなわち、人生の目的とか、善・悪、
とか、慣習(ある事件がおこったときの
伝統的な対処法という意味)なども
すたれて来ている。

これは、敗戦の影響がとても大きい、
なぜなら、日本は価値判断を教える
ことを無意識に避けてきているからだ。

たとえば、政治的な問題について、自分の
立場を表明することは、非常に難しい。
やるとすれば、自由・平等・人権・愛とか
毒になりこそすれ、薬にもならない空虚な
話しになりがちだ。

こういうのは、家庭でするのが大切なんだろうけど、
核家族で、親から子へと伝わる情報が減り、
学校やマスコミからの情報が頼りになってしまっている
ということを、教育関係者は自覚すべきだと思う。
36実習生さん:02/01/18 23:47 ID:3chkNsWz
なんや、全然あがれへんやん。
37さようなら、学校制度:02/01/18 23:56 ID:QL9tnX/1
アメリカ見ていると、公立でも私立でもない、要するに従来の学校じゃない
ホームスクールみたいなのが延びるかもね。
私立も公立も、文部科学省の枠組みの中にいる同じ穴のムジナだからさ、
良くも悪くも検定教科書使わなきゃいけなかったりするじゃん。
自分の子供のための教師と、自分の家庭のための学校を適当にトッピングして
作ればいいじゃん。
英語はここの塾にいかせて、数学はここの塾に行かせる。それでいいよ。
宇多田みたいなの作ればいいよ。

38実習生さん:02/01/21 01:32 ID:8zOsFXap
読みづらいな。ここ。段落1つに制限しようよ。
39実習生さん:02/02/02 20:37 ID:/l8ZrE1E
理科系教育の重視、家庭学習の重視
40実習生さん:02/02/05 02:00 ID:uDINvyZj
  
41いってよし:02/02/05 02:11 ID:l7AcQcoD
>学歴社会に対しては、理想とは言わずとも現実として

学歴社会っていうのはダメなんですよ。
いいたいことはわかりますが,それならむしろ「学力社会」と言った方がいいでしょう。

42実習生さん:02/02/13 01:28 ID:ykph4UH/
      
43実習生さん:02/02/21 01:06 ID:LNnV9d+a
子供を持つ親人などは、安心できる学校とは、そういう
学校選びが今非常に重要になってきていますが、
例えば、私立と公立についてなどの
メリット、デメリットなどはいかがなものでしょうか?
意見をよろしくお願いいたします。
その他どのようなことでもお話ください。

44通りすがり:02/02/21 01:52 ID:CB4yysPk
意外と良スレなのでage 今後白熱した議論を望む。

>>43

私の考えでは公立高校の一番のメリットは初めの方でも述べられていたように
多様な目的、及び家庭環境等、学力の面以外で幅広い人間を見る機会が多いので、
人間教育の場として大変有意義かと思う。

私は中学まで公立だったのだが、勉強できる人もいれば、出来ない人もいる、
スポーツが出来る人もいれば、絵が上手い奴、音楽的才能のある奴、
又は遊んでばかりいる奴、ダメな奴、引きこもり、いわゆるドキュン、
金持ちで家庭環境が良好なやつもいれば、貧乏で家庭環境劣悪な奴もいた。

ここで言うのもなんだが、歴史的背景のある町のため、差別されていた人達
(昔で言うエ○・ヒ○ン)までも見てきた。

いくらか田舎であったがこれだけ幅広い物を見れてきた事については
人間教育として自分にとっては多くを知る事ができプラスに働いたかと思う。
これは大変なメリットかと思う。

高校、大学と私立の付属に進学した。
進学や特殊な学問に進む人達というように、私立のメリットは同程度の目的や
同程度の家庭環境や価値観の人間が集まり切磋琢磨するという環境であり、
公立とはまた違った刺激があった。そして教育のスタンスも公立以上に
明確な部分が多いので、目的と一致すれば自身にとって非常にプラスに作用する
かと思われる。

私にとってはどちらのメリットも上手く作用したのでどちらがいいかとは
一概に言えないし、むしろナンセンスかと思うが、
今後は子供の数も少なく私立公立共に生徒確保が厳しい時代になると思うのだけど、
公立の完全週休2日制等の昨今言われる公立の不安が恐らく現実のものとなるので、
良い私立校、悪い私立校以上に、良い公立校、悪い公立校の二極化激しく進むという
大方の予想通りになると思う。親にとっては学校選びは本当に慎重を喫する時代になったと思う

乱文でスマン
45通りすがり:02/02/21 02:14 ID:6rnrs0XC
>>39
激しく胴衣

理系教育の重視は今後大きなテーマになるかと思う。
多くは語らないが、日本の今後を考えるのであれば単純にして物凄く重要なテーマ。
そういう教育を施せる教育者育成も重要かと思う。

学歴社会について

学歴社会は決して弱者救済とは思わない。むしろ学生の本分は勉学にのっとれば、
至極単純な競争手段であるかと思う。

努力したものにそれだけの功や、ある手段の近道として用意されるべき学歴は
当然のものと考える。それに付随した人間的魅力や人格というものを抜いて語るが、
学生間の競争とはそういった部分以上に勉学での努力や結果が公正なシステムではなかろうか。

>>理想とはいわずとも現実として〜
というのに大変納得なのだけど、現実としてこれ以上大衆が納得できる
ものがない以上やむを得ないし、むしろ先進国ではこれが当たり前であるわけだし。

しかしそれで人格やその後の仕事の出来不出来や得て不得手を判断するのはナンセンスなだけ。
総じて学力の高い奴は仕事の出来る奴も多いが、出来ない奴もいる。
企業の判断材料としては致し方ない。人格は言うに及ばずそこで判断するの程人の性格は単純なもんではないだろう。
学歴が必要なのは就職やら結婚やらなんやらの一時に必要が生じる人もいるし、
そうでない人もいる。自分がどう生きるかだから、学歴で人間性を見る事は
企業の判断材料としてないと言う事を願っている(実際はどうか知らないが多分そうではない)

46実習生さん:02/02/21 10:51 ID:D2qQSvuB
>>45
>学歴社会は決して弱者救済とは思わない。

同意
昔は金が無ければ進学できなかった、公立高校に行けるのはごく一部の人間だけだったのではないか?
(昔の私立高校一部を除きはいわゆるドキュン校がほとんどだったという)
それを踏まえずに「勉強すればどうにかなる」と云う輩がいるのが腹立たしい。
47通りすがり:02/02/22 00:52 ID:qvhqwcLP
ゆとり教育施行により、学力的な格差は必ず出てくるだろう。
自宅で有意義に時間を使いこなせるかどうか、がポイントだが、
社会のシステムを知らない子供たちが果たしてどういう選択をするか・・

子供はやはり楽な方にいきたがるもの。子供の時はよく遊べというが、
反面、学生であるからして勉学に打ち込まなければならない時期でもある。
ゆとり教育によりそのバランスが今までよりも更に差が大きくなるかと思う。

そういった意味で、ある程度の公立校以外は勉学環境としてはやや苦しいかな、
私が親の立場であるならば、よほどの公立校以外は薦めたくない。
上記で語ったようなメリットが人間形成上有意義であるとしても、
私立でも十分補える部分はあると思うので、教育環境が整った私立に
行かせると思う。

ただそれはまぁ経済的な余裕がどれだけあるかだが。。
いずれにしてもその経済的な面でまた良い環境に行かせられるかどうかの
差は出てくる事は当然予想される。これについてはいかがなものか。。
選択肢が狭められるのでゆとり教育はやはり納得いかない。

公立校、私立校、それぞれメリットデメリットあるが、今後より一層
はっきりしたものが現れると思う。
選択が非常に難しいと本当に思う。

結局はそれを解決するのは親の経済面かな(苦笑)
48実習生さん:02/02/23 12:57 ID:j5VB0McV
受験戦争・受験教育の行き着く先
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1014282522/l50
49実習生さん:02/02/23 19:28 ID:ccLk7qhs
age
50実習生さん:02/02/28 23:52 ID:gwAO3J6r
ゆとりって何のためのゆとりなんだろうか?
何かのアンケートにあったけど、親側は「教師のゆとり」って言ってたなあ。
それはどうでもいいんだけれど、
ゆとりの教育っていうけど、これは「甘えの教育」じゃないかなと思う。
塾で四年バイトしてたけど、今の生徒は自分らの頃と違い、
楽な方向に流れがちだと思う。
ゆとりは単に子供の甘えを増長させてるだけではないかな。
5150:02/02/28 23:59 ID:gwAO3J6r
個人的には教師が公務員であるのがだめだと思う。
実習に行って感じたのは、先生にハングリー精神がないということだった。
公務員であるから、それなりの給料が約束されている。
全ての先生がそうではないんだけれど、なんか甘えすぎ!
必死さが全然ない。だから、全然面白くない。
やっぱり学校以外の社会経験のある先生の方が楽しい!
学校という組織しか知らない先生は視野が狭すぎる!
5250:02/03/01 00:09 ID:gtdGQDyn
教育の対象が親である場があってもいいと思う。
最近の親が甘やかしすぎなのが多いから、
中学生の子供達は怒られることを知らない。
自分らの頃は先生に殴られることが結構あった。でも、今は少しでも
手を出そうものならすぐ体罰だと訴えたりする。
限度はもちろんあるけど、多少目をつぶるべきだと思う。
5350:02/03/01 00:17 ID:gtdGQDyn
犯罪とかにエスカレートしたらまずいけど、
子供に少しくらいの悪さはさせるべきである。
最近の親はそれらを全て事前に防ごうとする。
その結果、子供達は経験として覚えることはなく、ただ頭の中で
分かった気になるだけで、本当に悪い事がなんなのかわからないまま。
例えば喧嘩。お互いに殴りあうことはあまりしないね。
近付かないようにするだけで、かえって悪口や陰口を叩くなど
陰湿ないじめとかを助長しているような気が。
5450:02/03/01 00:19 ID:gtdGQDyn
なんか訳のわからない文章の羅列になりました。すみません。
まだまだ思うところはありますが、感情論だけでも仕方ないですよね。
55源氏名:02/03/01 20:21 ID:iBql0dEk
>50
ゆとりにしろ教師は世間知らずにしろ、ここでよく言われる事だ。
どうせなら代案、解決策としての主張を伺いたいな。
何らかの理由あって、筋の通った教師、学校批判ならどんどんやるべきと思うぞ。
教師=ロリみたいな短絡的なもんは飽きた。
5650:02/03/01 23:22 ID:7Tal6zSi
教師批判よりも教育すべきは親のほうと言うのが私の思う意見です。
で、どんなだ?と言われるとまだ形みえてません。
57源氏名:02/03/02 00:01 ID:pXdM99QG
それは難しい。
さらに具体的成果のあがるものとすると想像もつかない。
年齢を無駄に重ねればバカにも関らず利口だと思いたがるもののようだからな。
その場合は手遅れ放置で、あとは自己教育、自分次第だろう。
何事も全て自分で責任を取るのが大人であろうが「つもり」な場合が多いだろうしな。
58実習生さん:02/03/03 13:12 ID:jnCn/FiA
それは難しい。
さらに具体的成果のあがるものとすると想像もつかない。
年齢を無駄に重ねればバカにも関らず利口だと思いたがるもののようだからな。
その場合は手遅れ放置で、あとは自己教育、自分次第だろう。
何事も全て自分で責任を取るのが大人であろうが「つもり」な場合が多いだろうしな。

59文章下手:02/05/05 15:44 ID:lFVeuFUP
最近授業の間に入れて欲しいこと・・・
国民年金は払っても貰えないからと払っていない若い方々をよく耳にしますが。
そもそもの根本がずれてるなあと思います。
今現在の生活があるのは今の老人の方々の努力であり老人が若い頃に収めていた
税金で義務教育の中学までは受けられるのでありそのお礼として大人に成った者
が老人を支えるのが本来の主旨ではないのでしょうか?
そのことを子供の内から理解させておくのも我々が今後面倒を見てもらう立場に
なったときに必要ではなものでしょうかね。
私達が老人を雑に扱っている姿を見て子供達が私達の代にになったとき大事にしてくれる
訳があるはずはありません。
それが解ってるから子供を作りたくはない(大人に成りたくない)若者が増えて
きたのだと思います。
文章は変ですが過去があって今があると言うことを子供達にいかに理解させるかが
今後の教育には必要なことだと思います。
60名無し
40人もの児童を一人でまとめようとは 大人の怠慢でしょう。マンツーマンの
個人を大事にする教育が これからは大事だと思います。