過去の不祥事

１９９３年１２月１４日（読売新聞）

教職員研修費　用途を逸脱　川崎市議会で指摘

川崎市教委が、市立の小中高校などを対象に昨年制度化した教職員の研究･研
修費が、一部の学校で「東京ディズニーランド見学」「スキューバ･ダイビン
グ･ライセンス取得」など本来の目的から逸脱した用途に使われていることが、
１３日、市議会決算審査特別委員会で取り上げられた。テーマ設定を各校に任
せ、使途をチェックしなかったもので、大熊市教育長は「逸脱と指摘されても
やむを得ない部分がある」と答弁した。

昨年度の決算報告書では、「越後湯沢方面の研修=２２万２千３６０円」「鬼怒
川ライン下り=６万７千円」「スキューバ･ダイビング･ライセンス取得=金額不
明」「東京ディズニーランド出張=１７万３千円」「ボウリング実技研修=４万
８００円」「テーブルマナー会食費補助=４万５千円」などがあった。

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