<小学校教諭>授業中に包丁突きつけ、児童13人脅す 愛知
愛知県碧南市立棚尾小(宮本美枝子校長、児童681人)の理科専任の男性教諭(47)が4〜5月の授業中、児童13人に対し、菜切り包丁(刃渡り15・5センチ)を突き付け、脅すような行為をしていたことが13日分かった。
同市の小笠原幸男教育長は「子供に人気の教諭で、本人はふざけてやったと話しているが遺憾。あってはならないこと」と処分を検討している。
同市教委によると、教諭は4月22日〜5月13日、5、6年生の理科の授業中「こんなことが分からないのか」「この包丁はよく切れる」などと言って、授業用の菜切り包丁を児童にかざしたり、背の部分を頭に当てたりした。
5月に保護者から学校に相談があり発覚。教諭は児童4人に包丁を近づけたことを認め、その父母らに謝罪した。しかし、その後の児童アンケートで被害を受けた児童が4クラス計13人いたことが判明した。
同校は2学期に入り、児童の精神的後遺症をケアするため、スクールカウンセラー2人を派遣した。 【井上章】
(毎日新聞)[10月13日20時30分更新]
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