>>201の訂正
名目GDPの前年度比の各階級と平均の差の総和=-3.00001
資本ストックの前年度比の各階級と平均の差の総和=1.1
基準割引率および基準貸付利率の前年度比の各階級と平均の差の総和=6.91885
M2とM3の平残前年比の各階級と平均の差の総和=9.99994
国内企業物価指数の前年度比の各階級と平均の差の総和=-1.13333
基準割引率の前年度比と資本ストックの前年度比の間には正の相関があります.
資本ストックの前年度比と名目GDPの前年度比には負の相関があります.
名目GDPの前年度比と基準割引率の前年度比の間には負の相関があります.
IS曲線は基準割引率と資本ストックの間に正の相関があるため,
基準割引率の下落に伴って減少するので座標上で右下がりの曲線とはなりません.
また,資本ストックの前年度比と名目GDPの前年度比には負の相関があるため,
名目GDPの前年度比が上昇すれば資本ストックは下落するので座標上で右下がりの曲線とはなりません.
さらに,名目GDPの前年度比と基準割引率の前年度比には負の相関がありますが,
これは投資ストックを対象にしていません.
したがって,縦軸に基準割引率の前年度比,横軸に名目GDPの前年度比をとった座標上において,
IS曲線は右下がりの曲線にはなりません.
>>202の訂正
貨幣供給量の前年度比と基準割引率の前年度比の間には正の相関があります.
名目GDPの前年度比と基準割引率の前年度比の間には負の相関があります.
貨幣供給量の前年度比と名目GDPの前年度比の間には負の相関があります.
つまり,貨幣供給量の上昇に伴って名目GDPの前年度比は上昇せず,それは下落します.
また,基準割引率の下落に伴って貨幣供給量の前年度比は下落します.
したがって,縦軸に基準割引率の前年度比,横軸に名目GDPの前年度比をとった座標上において,
LM曲線は右上がりの曲線にはなりません.
i
↑
|
|
+−−−→Nominal GDP
IS-LM曲線はどちらも座標上で成立しません.
>>203の訂正
公開市場操作と経済効果
買いオペレーションして基準割引率を下落させ,貨幣供給量の前年度比を下落させれば,投資ストックの前年度比は下落しますが,国内企業物価指数と名目GDPのそれぞれの前年度比が上昇するでしょう.
また,売りオペレーションして基準割引率を上昇させ,貨幣供給量の前年度比を上昇させれば,投資ストックの前年度比は上昇しますが,国内企業物価指数と名目GDPのそれぞれの前年度比は下落するでしょう.
マッカラム・ルールは,以下のように訂正した方が量的緩和政策によるデフレーションの経験を説明できるでしょう.
このルールを用いる場合,名目成長率が目標値より高ければ,金融引締め政策によりマネタリー・ベースの増加率を中立値より高くします.
また,このルールを用いる場合,名目成長率が目標値より低ければ,金融緩和政策によりマネタリー・ベースの増加率を中立値より低くします.