経研院生の雑談部屋

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193名無しさん@お腹いっぱい。
>>186-190の続き
公開市場操作と貨幣供給量の関係は,買いオペレーションすれば貨幣供給量の前年度比が下落し,売りオペレーションすれば貨幣供給量の前年度比が上昇します.

マッカラム・ルールは,以下のように訂正した方が量的緩和政策によるデフレーションの経験を説明できるでしょう.
このルールを用いる場合,名目成長率が目標値より高ければ,金融緩和政策によりマネタリー・ベースの増加率を中立値より低くします.
また,このルールを用いる場合,名目成長率が目標値より低ければ,金融引締め政策によりマネタリー・ベースの増加率を中立値より高くします.

現行の経済政策は消滅!!!

なぜなら,買いオペレーションすれば,基準割引率と貨幣供給量,資本ストック,国内企業物価指数,名目GDPのそれぞれの前年度比は下落します.
売りオペレーションすれば,基準割引率と貨幣供給量,資本ストック,国内企業物価指数,名目GDPのそれぞれの前年度比は上昇します.
ただし,売りオペレーションすれば,外国資本が追加的にどんどん流入するでしょう.

***
時間がある時に経済統計の相関係数を確認していただけたら幸いです。