汝は如何にして新古典派信徒となりし乎

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39名無しさん@お腹いっぱい。
買いオペすれば、コール・レートを下げ、公債を市中消化し、準備預金残高が増えて貨幣供給量は増える。
買いオペにより、将来物価安定の予想が市場で支配的になり、株式需要が減って公債需要が増え、株価が下がって公債価格は上がり、公債利回りが下がる。
このとき、将来物価安定の期待が市場で支配的になるので、消費者物価は下がり、為替レートは自国通貨高となるだろう。

逆に売りオペすれば、コール・レートをプライム・レートより上げ、公債を市中消化し、準備預金残高が減って貨幣供給量が減る。
売りオペにより、将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になり、株式需要が増えて公債需要が減り、株価が上がって公債価格は下がり、公債利回りが上がる。
このとき、将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になるので、消費者物価は上がり、為替レートは自国通貨安となるだろう。

直接引受けは、公債を市中消化しない。

自国通貨高/外国通貨安の場合、自国通貨売り外国通貨買い介入をすれば、国庫短期証券を発行して自国通貨資金を調達し、これを売却して外国通貨を買い入れる。
為替差損のリスク回避のため、外国投資家から国内の公債の売りが出て外国資本が流出し、外国投資家にとっての国内の公債や株式に買いが入り、外国資本が流入する。
すなわち、外国投資家にとっての国内資本が国内に流入する。
利回りが低ければ、資金は貯蓄に向かう。
自国通貨売り外国通貨買い介入すれば、将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になり、株式需要が増えて公債需要が減り、株価が上がって公債価格は下がり、公債利回りが上がる。
このとき、将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になるので、消費者物価は上がり、為替レートは自国通貨安となるだろう。

自国通貨安/外国通貨高の場合、自国通貨買い外国通貨売り介入をすれば、外国為替特別会計の保有する外国通貨資産を売却して、自国通貨を買い入れることになる。
為替差損のリスク回避のため、国内投資家から外国の公債の売りが出て国内資本が流入し、国内投資家にとっての国内の公債や株式に買いが入り、国内資本が流入する。
利回りが低ければ、資金は貯蓄に向かう。
自国通貨買い/外国通貨売り介入すれば、将来物価安定の予想が市場で支配的になり、株式需要が減って公債需要が増え、株価が下がって公債価格は上がり、公債利回りが下がる。
このとき、将来物価安定の期待が市場で支配的になるので、消費者物価は下がり、為替レートは自国通貨高となるだろう。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/07(木) 14:32:39 ID:kelCu24P
公債発行は将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になり、株式需要が増えて公債需要が減り、株価が上がって公債価格は下がり、公債利回りが上がる。
このとき、将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になるので、消費者物価は上がり、為替レートは自国通貨安となるだろう。

増税は将来物価安定の予想が市場で支配的になり、株式需要が減って公債需要が増え、株価が下がって公債価格は上がり、公債利回りが下がる。
このとき、将来物価安定の期待が市場で支配的になるので、消費者物価は下がり、為替レートは自国通貨高となるだろう。

減税は将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になり、株式需要が増えて公債需要が減り、株価が上がって公債価格は下がり、公債利回りが上がる。
このとき、将来インフレ昂進の予想が市場で支配的になるので、消費者物価は上がり、為替レートは自国通貨安となるだろう。