もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ1

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954名無しさん@お腹いっぱい。
質問です。
とある経済の入門書に以下のようなことが書いてありました。
「100の増税に代えて100の国債発行で財政支出をまかなうとする
すると増税の時に比べて国民の可処分所得が100増える そのうち70を消費支出、30を貯蓄するとする。
増税の時と国債の時でGDPが同じとすると、国債の時は消費支出70増加の分だけ
民間総投資が減少する。そのため長期的に見ると生産能力が減少し、 それが結果的に将来世代への負担となる 」
私は、国債の時は消費支出が増加してGDPが増えると思ったのですが、
どうしてそこで、増税の時と国債の時のGDPが等しくされなければならないのでしょうか。

またその文章の後にそれの反論として、
「平成不況のような不完全雇用の状態では、国債発行の時は消費支出が増えて
GDPが増加して、将来的に国債の負担は回避される 」
というようなことが書いてありました。こちらは私が感じたことに近いのですが、
何故、不完全雇用のとき限定なのでしょうか。その文章の後には何の説明もなく、
完全雇用の時は国債発行は将来に負担を残すと続いていました。これはどういうこなのでしょうか。