■■再販制の経済学■■

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1名無しさん@お腹いっぱい。
日本は著作物(新聞、雑誌、書籍、音楽CD)に対する再販制度を採用しています。
世界でもユニークなこの制度を理解することなしに日本経済は語れません。
経済学的な観点から再販制度について議論しましょう。

再販価格維持制度契約
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%B6%AD%E6%8C%81%E5%A5%91%E7%B4%84
2名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:22:19 ID:flDiyycP
中古本のプレミアム付きってあるけど、新聞のプレミアム付きって聞かないな
3名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:32:58 ID:0PCUWWw0
ネット時代には再販制度で
小さな書店は逆に不利になるんじゃないのか?
品揃えではアマゾンに勝てない上に価格でも勝負できない

だから漫画やベストセラーなどすぐに売れるものしか置かなくなる
4名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:29:46 ID:hmeDOLR3
新聞の再販制とテレビ局によるテレビ電波の独占を批判しても、マスコミは全部無視するw

なぜなら、これが、やつらの力の源泉だからな。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:30:17 ID:4xaup9XV
どこに行っても同じマンガやベストセラーばかりしかないのは
再販制のもとで可能になっている委託制のせいだね。
大手取次ぎから新刊などのセット販売で3ヶ月半までは返却可能。
それを過ぎると買いきりになるので書店は売れ残りを返却。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 11:34:13 ID:x7HFibiY
東大の先生がナベツネとバトルしてたな
7名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/02(日) 00:11:59 ID:LOBc63/7
再販制度の経済効果の実証研究はないのかな?
みわ・らざむいや、みたいの。

8名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/03(月) 07:14:11 ID:hgFYTBSR
別に再販が世界的にユニークってこたぁねーだろ。

再販と委託販売とかよりも
寡占取次とか新聞販売の地域独占とかの方が
害はデカいなじゃないかしら。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/03(月) 17:02:24 ID:FvGClKDE

取次の寡占は委託制、新聞販売の地域専売は特殊指定の帰結でしょ。
それで少なくとも業界内部的には委託制あるいは特殊指定は
再販制の維持に必要と言うレトリックが通用してたはず。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/05(水) 01:21:54 ID:/5oYPKr4
実証するまでもなく経済効果はマイナスw
11名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/05(水) 04:38:35 ID:5cK0Y1CH
マイナスと言うなら実証してよ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/05(水) 11:11:29 ID:pVdCSznU
再販制度って、強制カルテルみたいなもんじゃないの?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 04:44:19 ID:vw0Oatqe
>>12 結果的に強制カルテル化した推移は確かにあるよね。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 15:08:46 ID:lztk4lFx
レコード業界は馬鹿高いCD売り付けようとしてるけど
クラシックでは国内アーティストの制約がないから半値から4分の1のCDが出回ってるね
それに対抗して国内メーカーも再プレスものは1000円台前半に値段を落としてきてるけど、
輸入物の中には新録音でも1枚500円を割り込んだCDも出てきてる

その反対は出版業界か
取次の害は大きいけど、輸入本の馬鹿高さを考えると、こっちは再販制様々かな?

ただし新聞に関しては知らね
再販制やめたら月の新聞代が倍になるって意見もあれば
内容の薄さで考えたら今でも欧米の新聞より馬鹿高いという意見もあるし
15名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 19:14:03 ID:wJXKnmrY
音楽は洋楽でもそのままで聞くのに問題ないけど
書籍は洋書は翻訳しないとダメなんだから直接比較はどうなのかね。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 19:27:58 ID:ZxBsabqA
>>15
イワンとしている事がわからない
「どうなのかな?」って「直接比較するべきでない」ってこと?
で、その理由が「洋書は翻訳が必要だから」?
17名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 23:06:32 ID:vw0Oatqe
洋書と言えば、学術関係の洋書は昔は丸善が為替レートを市場の2倍程度で
計算していたおかげバカ高くなってたが、今はアマゾンのおかげでだいぶ安くなった。
丸善ー生協が大学・学生相手にあこぎな商売をしてきたことが
バレたわけだけど、今でも生協でアマゾンの洋書を取り扱うと7%の手数料を取られる。
生協は賃貸料さえろくに払ってないし、競争入札でふつうの書店に入ってもらって、
賃貸料をちゃんと取れば大学にとってはかなりの収入源。
一律10%値引きよりポイント加算制にしてもらったほうが遥かに公平。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 23:18:40 ID:ZxBsabqA
「洋書」っていったら、オリジナルのことだろ?
なんだよ、翻訳って。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/07(金) 20:20:12 ID:gIalEZWd
出版社もレコード会社も赤字ざまぁwww
20名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/07(金) 22:43:52 ID:mtuPkjIc
音楽CDについては
公取が再販の「弾力運用」なんて言う音楽業界の
「にぎりっ屁」を容認し続けてるのがしょーもないね。
健全な市場を整備する気ないのかな。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/08(土) 22:04:07 ID:03lDw/3v
弾力運用なんていつまでやってるんだろうね?
さっさと廃止したらいいのに。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 00:01:43 ID:SiirlCv4
>>7 

単行本だと経済法の本はいくつかあるが、実証研究はないのでは?
23名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:25:16 ID:mu3gr6Ub
>>22 制度として大々的にやってるんだから
   実証ぐらいしてるでしょ。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 05:59:10 ID:8czZiuA8
age
25名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 02:19:47 ID:mqoHP3V3
【再販と宅配制度】
再販も特殊指定もないアメリカにおいても七〇%の宅配率があって、
再販制度を持っている極めて例外的な国である日本とドイツで、
ドイツにおいては六〇%しか宅配率がない。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 12:47:50 ID:ec77m11+
USA TODAY
https://service.usatoday.com/welcome.jsp
52 weeks for $156 (≒1500円/月)

The Wall Street Journal
https://services.wsj.com/Gryphon/jsp/retentionController.jsp?page=11245
52 weeks for $99 (≒1000円/月)
27名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 06:05:37 ID:u/hin6BD
宅配率に貢献してるわけでもなく、
押し紙して部数を偽って高い価格を維持するための新聞再販制度+特殊指定、
てことかあ。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 09:39:05 ID:QZFQ7HrB
>>9
両方とも戦中に情報統制の手段として導入されてる。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 23:42:56 ID:/Zv2cJKJ
野口悠紀雄が言う「40年体制」がそのまま残存。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 10:27:48 ID:2g9JaB83

ウェブだと池田信夫みたいな俗流経済ジャーナリストが咆えてるだけで、
まともな経済学の範囲だと三輪さんの残存サイトくらいしかないんじゃないの??
経済学じゃなくて電通総研の本でも読んだほうがいいかもしれん>>7 
(ただし出ている数字は眉唾)
31名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/04(木) 02:24:22 ID:X8xQTC6B
>30 池田は博士号もってるよ 経済ジャーナリストってなんだよ 
32名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/06(土) 01:59:08 ID:64AiIiET
>>31 査読付き雑誌論文ゼロでの博士号は
  アメリカの学位乱発大学でもらった学位と何も変わらないけどね。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 02:58:58 ID:OauEstKR
>32 SFCで主査は青木さんだからまあいいのでは?英語論文も出してるし

国内の経済学者は学位もない、邦語論文だけなんてのがごろごろなんだから
34名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 14:28:39 ID:0sZb6UoX
でもこれらを読むと>>30の「俗流経済ジャーナリスト」って評価が当っ
ていると思えるね。
     ↓
「池田信夫先生」
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20071004#p1
「それにしてもこれだけの短い文の中にこれだけたくさん問題があるの
では、文章全体の信用にもかかわってきますよね。」

「就職氷河期」はなぜ起こったか?
http://blog.goo.ne.jp/sekiseima/e/82a222e415da20230bb2f7a37a388e31
「労働者の数で見るならば、同じ仕事をするにしても労働者の数を減らせば、一人当た
りの産出量は増えるので、労働の生産性は向上したということができます。そういう点
からするならば、池田ナントカという人の社会の労働生産性を向上させるためには「労
働市場を流動化させて生産性の高い部門に移さなければならない」というのは、ヘンな
話です。」



35名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 19:04:50 ID:rZlOvaJO
asahi.com:「売れ残った本」半額に 出版社17社、ネットで本格販売 - 出版ニュース - BOOK
http://book.asahi.com/news/TKY200710070036.html
36名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 08:00:25 ID:4baimHuW
>>35
少なくともフランス・ドイツみたいな「時限再販」への移行は必至の状態だね。
どうせなら一気に廃止してほしいが。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 11:50:35 ID:6USYh/7j
本屋もドラッグストアみたいにポイントカードとか作ったりできないのかな
ほとんどみかけないけど
そもそも再販制って出版社が小売に販売価格を指定できる制度という認識だから
商品外のところのサービスは特に制約ないと思うんだが
同じ制度のCDショップではポイントカード当たり前だし
まあ事実上値引きになるから出版社がなんか言ってるのかもな
38名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/09(火) 00:10:37 ID:w+Hz3Hi1
>
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20071004#p1
「それにしてもこれだけの短い文の中にこれだけたくさん問題があるの
では、文章全体の信用にもかかわってきますよね。」

これ労組の活動家のHPだろ 左翼用語満載香ばしすぎ
39名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/09(火) 01:26:05 ID:biCgugNL
>>38

この人は左翼だけど
    ↓
「就職氷河期」はなぜ起こったか?
http://blog.goo.ne.jp/sekiseima/e/82a222e415da20230bb2f7a37a388e31
「労働者の数で見るならば、同じ仕事をするにしても労働者の数を減らせば、一人当た
りの産出量は増えるので、労働の生産性は向上したということができます。そういう点
からするならば、池田ナントカという人の社会の労働生産性を向上させるためには「労
働市場を流動化させて生産性の高い部門に移さなければならない」というのは、ヘンな
話です。」

この人はそうじゃないよ。
   ↓
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20071004#p1
「それにしてもこれだけの短い文の中にこれだけたくさん問題があるの
では、文章全体の信用にもかかわってきますよね。」

こちらを参照
   ↓
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/about

民間会社の労務担当の人らしい。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/12(金) 08:59:54 ID:CfG8iW7p
>>37
ネット書店だとアマゾン、楽天ブックス、Bk−1、Tsutayaとかで
ポイントが広まってるのでは?
あくまで再販価格維持契約という事業者同士の随意契約だから、取次ぎ、
版元が何か言わないかぎりは抵触しないはずだが。
もっともだいたいクレジットカードにポイントが付くという形式なので
派手にやった場合でも何か言えるのかは不明。
弱小書店にとっては寡占してる大手取次ぎの圧力で実際は「随意」じゃないが。
ポイントによる値引きを取次ぎ、版元がどの程度まで許容してるのかは
ヒアリングでもしないとわからないが、ネットの小売店に売ってもらわないと困るはず。
それとアマゾンだとマーケットプレイスで新刊もすぐに値引きで買えることが多い。
きれいに読んでマーケットプレイスにどんどん出品すると書籍再販の崩壊を加速できるかもしれん(?)。
41名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/21(日) 16:30:42 ID:BunFoBK2
「麻生を潰す」と発言したナベツネ 「麻生クーデター説」を捏造・福田政権樹立の
世論操作 読売・日本テレビ ※要点編集済

http://www.youtube.com/watch?v=DwxLzOuQ3bU
42名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/01(木) 23:02:03 ID:XL6wbCGM
各国の電波利用料およびオークションによる収入、そのうち放送局に掛かる金額を以下に示す。
* 米国
o 電波利用料収入約240億円、オークション収入年平均4,600億円。
o 放送局の免許も、原則オークションの対象。
* 英国
o 電波利用料収入約213億円、オークション収入年平均2,250億円
o 放送局に対する電波利用料は減額。代わりに放送事業免許料約538億円を徴収。放送局に対する特別措置を勘案して、総額は840億円となる。
* フランス
o 電波利用料収入約94億円、第三世代携帯電話免許料年平均約113億円+売上げの1%
o 放送局に対する電波利用料は免除。代わりに映画産業等の支援のための目的税等約380億円を徴収。
* 韓国
o 電波利用料収入約200億円、出損金による収入約250億円
o 放送局に対する電波利用料は免除。代わりに広告収入の一部約350億円を徴収し、放送発展基金に充当
* 日本
o 電波利用料収入653.2億円(平成19年度)
o 放送局に対する電波利用料はわずか7億円。アナアナ変換対策にかかる暫定追加電波料30億円。合計38億円。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 05:48:30 ID:QUUby1Q9
>>40
経済学者と再販制に限ったことではないが、学者の現実の制度・慣習に対する理解や提言はい
っけんクリアーだが実状を調べると「う〜ん」とクビを傾げたくなることも多々・・・。
割とザックリした分かりやすい部分(リフレとかw)については頷けるのだが・・・。

日本的な再販制の弊害については、このスレに出ているような現実の商慣習の移
り変わりで自然と崩れていくと思われるので、そんなに大騒ぎするようなこととは思えない。
そもそも書籍の価格だけなら世界的に決して「高く」はない。
新聞にせよマチバの人間が最も実害を蒙っているのは、再販制だのではなく執拗な
新聞勧誘なのだから、あれを撲滅する制度設計でも考えてもらいたい。むしろ法学がやるべきことか。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 16:23:16 ID:rt1ZpkUQ
たしかに書籍は海外でも安くはないけど、
雑誌の定期購読は格段に違う。Economistでも年80ドル、
Playboyは年12ドル(+DVD)だお。
これって再販(というか特殊指定による価格競争の抑制)の
せいでないかな。中身でも日本の雑誌のほうが優れてるとは思えないし。

あと、現場で複雑な事情があるのはわかるけど、
それを外部からも理解できるようにクリアに理屈だてられずに、
ナベツネだとかが裏で圧力かけてってのは、クビを傾けるどころか
クビが回るお。

そして再販制で価格競争が止まってるからこその、
無駄な勧誘合戦でないかな。メカニズムデザインとかかっこいいこと
言う前(情報の問題以前)の、初等的なドブ板な話。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 16:57:42 ID:QUUby1Q9
>>44
経済学者は色々と理屈をくっつけたがるが、アメリカの新聞・雑誌が「安い」理由
は「新聞・雑誌など広告の入れもの」としか思っていないせいだ。安くても
とりあえず売れればいい。粗利は広告で出る。もちろん、Playboyはともかく
Economistにどれだけ広告が入るのか否かは知らんがね。
定期購読が「安い」のは、取次や書店に適当に言い訳できるルールが何かあるのだろう。

新聞勧誘については、勧誘で多少はオイタをしても何の罰もない(に等しい)
社会慣習の問題。実質的にはオマケや無代紙で「価格競争」は行われてきた。
価格競争が解禁されれば? 公に値引き合戦するだけ。
なぜ勧誘が黙認されるのか? となると業界の政治力の問題にはなるのだろうが。
残念ながら、昔から自浄に成功した試しがないのでこのままズルズルだろう。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 17:38:06 ID:QUUby1Q9
>>44
ちなみにいま、新聞勧誘は徐々に事業として成り立たなくなりつつある。これ
はインターホン・オートロックが普及するほど勧誘困難になるため。他の飛び込み系営業も徐々に
廃れつつある(というより今は怪しげな企業以外は家庭への飛び込みはほとんど行っていない。
例えばクルマはショールーム営業に完全に切り替わった)
経済学の人にはどうすれば業界に勧誘を止めてもらえるかのインセンティブを
考えてほしかったのですが(再販制云々はまああんまり関係ないです)、現実には
技術の進歩でこうした業態は廃れていくことになった。経済成長マンセーw

また事業としての新聞もネット・ケータイの普及で変化を余儀なくされている。とりあえず
タブロイド紙は全然売れなくなったから、あれはもうすぐなくなる。今後はネットで
どれだけ稼げるかが決め手となるが、ネットは粗利が全然出ないので業界の先行きは暗い。儲か
っているのは今は九州北部と名古屋のブロック紙ぐらいだろう。全国紙と地方紙は
デフレ不況もあり部数も広告も減って散々だ。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/04(日) 23:10:09 ID:xU0kGJCr
>>43 >>45-46 なにげに既視感。
なぜか再販制度だけを無罪放免して議論の対象から
外しておこうとする議論展開は業界がいつも使うレトリックなんで。
なにしろ新聞業界も出版業界もレコード業界も
再販を理由にして、流通に関する規制も必要だ、
と言う主張をしてきたんだから、再販について
正面から議論しないわけにもいかないよ。
日本の新聞・雑誌・CDが依然としてバカ高いのは事実だしね。
48名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 00:11:54 ID:g/fNVH8u
苺でよく見るな、その人
49名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 00:22:13 ID:3MzCyu6c
日本では法律家と法学者と(まともな)経済学者の交流がなさすぎ。
経済法に関して、なんのために法律を作ったり、運用してるのかとか、その影響はどんな
ものなのかとか全然わかってなさそう。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 01:18:10 ID:sCzh3poa
>>47 >>49
経済学の人に考えて欲しいのは、いっけん不合理な規制や慣習にもそうなるに至る
事情はそれなりにはあるってことですよ。相手を抵抗勢力・既得権益扱いして「経済学
的にはこっちが正しいんだからこうしなさい」とか言っても、はっきり言って聞いてもらえませんよ。
それどころか「規制緩和という悪夢」とか言われて逆襲されますw
むしろ「こっちの方が社会の厚生改善にも役立つし、巡り巡って貴方がたのためにも
なります」と婉曲的にインセンティブを説いていく方がいいと思うわけです。

書籍については、ポイント制・古書店チェーン・ゾッキ流通・ネット通販等で再販制は実質的には
崩れてます。後は有名出版社が時限再販を決断すれば崩れます。「既得権益だから
止めなさい」と言うよりは、そういうインセンティブを盛り上げていった方がよいと思います。
書籍は委託販売制という独特の慣習も絡むので話がややこしいんですが。

雑誌が「高い」のは、むしろビジネスモデルの問題では?(アメリカの経営者は
本音では雑誌・新聞など広告の入れものとしか思っていません。だからネットで稼げ
ばいいでしょ、とかそういう発想が出てくる。もっともアメリカでもネット単体で
利益が出た新聞事業はいまだに存在しませんが)
それと恐らくは日本の大半の雑誌は「安く」しても販売部数はそんなに上がりません。ちな
みに日本では今は週刊少年ジャンプは230円程度ですが、wikipediaによるとアメリカン・コミックの月刊のリーフ
は32P(本文の漫画は22P)で1〜2ドルだそうですので、アメリカのコミックの方が「高い」です。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 01:21:06 ID:sCzh3poa
それとアメリカの漫画雑誌にはアイドルのグラビアとかも載ってないですしw
向こうではそういうのは成人向けグラビア誌の役目なのかなと。

新聞については、「高い」新聞が強引な勧誘で売れてしまうことの方が問題で、
むしろそっちを何とかして欲しいのですが。新聞自体は売れなくなってきてますので、
やや周回遅れの議論という感もあり。
日本のCDは「高い」でしょうか? 実質的にはレンタル市場の存在で値引きされています。
このブログにまとめられているように、再販制が撤廃されればいいこともあるし悪
いこともある、という程度のことだと思います。

なぜ日本の音楽配信が流行らない?(1)「レンタルと再販制度」
ttp://fuelmusic.jp/blog/2006/11/130229.php
52名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 01:47:15 ID:m+uEKHTT
>>50-51
なんでこの人の議論に強い既視感があるのか理由が今わかったよ。
今月の中央公論の佐藤とか言う胡散臭い会計士の出版界についてのインタヴューと全く同じ展開だからww
その記事も最初のほうで再販と委託制の話を免罪して、とてもおかしな話になってたからね。
「モノ」「コト」という表現からして石岡『著作物再販と独禁法』からそのまま流用。
出版界の見解を流すための台本つきのインタヴューだね。
最初に制度問題を議論からはずしてるから本屋が儲からないのは
「モノ」重視だからとかわけがわからない話。
日本の本屋が利益率が低いのは正味買い切りができないから、
という当たり前の議論をすっとばして、袋小路に逃げ込む出版界の詭弁だな。
だいたい「コト」重視なら出版社こそいらないぞw。
それと取次ぎへの恨みを口パクさせてるのもバレバレだからやめましょ。
53名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 03:15:07 ID:m+uEKHTT
>>50->>51
んで、自己催眠用の風説の流布は終わりかな?
どれも数字で反駁されつくした話と言わざるえないな。
だいたい経済学版のスレなんだから再販制度を経済学的観点から論じるのが趣旨で
>>1からして別にいいとも悪いとも言ってるようには見えないし。
経済政策論者だったら諸外国で既に死亡していて、日本でも死亡と
言われ続けながら延命を続けている変な制度に興味を持たないほうが変かと。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 05:09:36 ID:L/Qn0PrN
>相手を抵抗勢力・既得権益扱いして「経済学
的にはこっちが正しいんだからこうしなさい」とか言っても、はっきり言って聞いてもらえませんよ。
「抵抗勢力・既得権益」みたいな言い方って、経済財政諮問会議くらいでしかしなくね?
この人が見ている「経済学」っていうのが、どの程度か疑わしいのだけど。
竹中平蔵はどういう分野でどれくらいの程度の学者かご存知?

>経済学の人に考えて欲しいのは、いっけん不合理な規制や慣習にもそうなるに至る
事情はそれなりにはあるってことですよ。
その事情ってのを、現状がそうだからってんでなくて、
それに参加しているプレーヤーがどういう利害をもって、
その現状の制度が均衡として維持されてるのかを説明すれば
経済学的な説明になるんだけど。
そしてあなたがその事情をよくよくご存知であるなら、
それをわかりやすく箇条書きにしてまとめてくれ。

ちなみに、「はっきり言って聞いてもらえませんよ」とか
書き方が上から目線過ぎて、「考えて欲しい」といわれても、
考えてやるかという気になる。勝手に技術革新で潰れてろと。
ちなみに日本にもいないので、なおさら日本の新聞はどうでもいい。
ただ単に再販価格維持の経済学的観点が見たいだけで。
(ちなみに再販自体は原理的には新聞とかに限られない。)
55名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 06:25:53 ID:sCzh3poa
>>52-53
そう仰っている割には、「既得権益だから潰せ」という本音がミエミエなんですけどw
上からそう「既得権益、死ね」と言い立てずに、現実の商慣習を変えること
で弾力運用させていくことが勝利への近道だと思いますけどねえ。

書籍については大々的な時限再販を大手が認めりゃ、まあ崩れます(今でさえ古本チェーンやネット
通販の台頭で実質的には書籍の価格維持なんか崩れているんです) 大手の時限再販解禁
をいかにして誘導するかを考えた方がよいと思います。 ちなみに「文庫化」のスピードが異
様に早くなっていること・昔ならハードカバーで出ていた内容も「新書」で出ることが多い
ことなども実質的な値引き(部分再販・値幅再販)と解釈できると思います。

「正味買い切り」を徹底させると、委託販売のメリット(粗利が薄い代わりに
返本可能)がなくなりますので、本屋は細く長く続けられる商売ではなくなる→今よ
りも新刊書店は多分減ります(ただでさえ零細書店はどんどん潰れてますけど) 
「書店が品揃えを真剣に行うのでいい本屋が増える」と仰る人が多いですが、そういうこ
とは三大都市圏ならまああるかもしれませんね、という程度でしょう。もっとも大半の読者はどうせ
どこにでも置いてある本しか欲しくないので、別にそれでも構わないのかもしれません。
出版の再販制・委託販売に問題があるとすれば、むしろ供給過剰を生みやすい
慣習である、という点に尽きるかと思います。
「●委託販売のデメリットとしての過剰供給」「●価格の需給調整と再販制」
ttp://f29.aaa.livedoor.jp/~resalep/consignment.html
56名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 06:28:01 ID:sCzh3poa
新聞の再販制・特殊指定も利害が錯綜して厄介ですけど、再販制・特殊指定以前から
命がけの拡張戦争が存在した史実を踏まえると>>44「再販制で価格競争が止まっ
てるからこその無駄な勧誘合戦」は明白な誤りです。
ただしこの拡張戦争を止めさせることと引き換えに再販制・特殊指定が導入された経緯が
ありますので、業界が明白な約束違反を行っていることは事実です。
業界の約束違反を突いて販売正常化を実現させる→その後に再販制・特殊指定問題
に移っていくことが戦略としてはよろしかろうと存じます。現在の拡張団は住宅環境の変
化により衰退している業種ですが、正常化が完全に実現されない段階で
値引きが緩和されると再び息を吹き返す恐れがあります。

>>54
経済学的には、この類の慣習は社会的余剰・消費者余剰を減少させるのでよろしくないとい
うことなのでしょう? 別にそこは否定してませんよ。ただし崩すにせよ弾力的運用
を狙っていった方が実効性ありますよ、と言ってるだけです。
別に竹中は関係ない。再販制問題となると経済系ブロガーなどが妙にエキサイトするわけw
この辺は今は日本にいない方にはピンとこないかもしれません。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 14:19:55 ID:+55KRLjc
>56 正面からいって玉砕するのではなく、手練手管をつかいなさいということですね

経済学的にはこっちが正しいといっても書生論議扱いされますから
経済学者はもっとうまく立ち回れよ
58名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 14:43:23 ID:m+uEKHTT
>>55-56 
そちらが「経済学者は〜」という表現で「現場を知らない〜」というニュアンスを
込めている「既得権者」(明らかに「出版界」の方ですね)なのは「ミエミエ」なので気をつけたほうがいいですよ。
こちらはその姿勢に応じた応答をしてますので。
>>56さんのような「既得権者」が「実質的に崩壊しているから残していいじゃないか」と言うなら
「新規参入希望者」は「実質的に崩壊している規制を廃止してもらって新しいビジネスモデルで参入したい」
と言うだけです。
だから経済学的に検討をして、今後の経済政策のひとつとしてバックアップできるレベルに
しておかないとまずいんですよ。
たぶん>>56さんの問題意識は、急にやめたときの一時的な影響をどのように緩和するか、
という移行処置の問題かと思われます。そういう議論も必要でしょうね。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 14:55:01 ID:L/Qn0PrN
55-56>なんのかんの言って、個々のプレイヤーの利害に
帰着してくれてるので、わりとそのまま経済学的な議論に
持っていけそうな気がします。(いろんなことを詰め込んでいるから、
やはりわかりにくいけど。)煽って申し訳ない。

>57「経済学的にはこっちが正しい」とかいうよりも、
制度がそうなってるからみたいなことで終わって、
経済学的、というか個々の参加者がどうしてそれに従ってるのかを
はっきりさせてくれないと、議論のしようがないし、
手練手管もどうもってけばいいんだか(要はインセンティブを
誰にどう与えりゃいいんだい)ってことじゃないかと。

疑問:
・時限再販を岩波、みすずだとか学術系の「大手」はし始めていて、
他方で小学館だとか大衆書の大手ではまだまだなのは、
市場の特性が違うからなのでしょうか?
中古市場の影響が学術系と大衆書で違う?
・岩波が正味買い切りを押したのが、鈴木書店の倒産の理由だった
ような気がするけれども、本当に?そして、このことは岩波自身に
とって損失があったのか?(負債の肩代わりなり、書店への
営業力は他で補えないとか。)もしもそうなら、
どうして倒産してしまう前に、岩波は正味買い切りを
やめなかったのか?
・世界レベルで見ると、学術系の出版社は(吸収されてる
のかもしれないけど)、株式上場もして、コンサルタンティング・
データベース・そしてオンラインジャーナルを主とする
電子出版に乗り出しているのに、なぜ日本ではそういう動きに
ならないのか?単に日本語の市場が小さいだけ?
(特にオンラインジャーナルのサイトを中心にする
中小出版社の取り込みは激しい。日本だとアダルトビデオの
インターネット配信がそれに近いけど。)
60名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/06(火) 20:25:00 ID:dCImP8wA
>>59 二重の意味で超ミクロな話ですな。
書籍の再販制の話になると学術書の話になる傾向があるようだが、
マーケットの規模から言って話の本筋を外してるよ。
61名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/07(水) 18:06:33 ID:VkJtk38E
たしかに規模は全然違うのですが、学術系で出版社自体が
時限再販とかやってるのは、学術系と大衆書で市場の
特性が違うからなのか、それとも学術系出版社がやったところで
出版界全体への影響が小さいからなのでしょうか。

ブックオフとかアマゾンでの中古販売の影響って、
大衆書の方が大きいと思います。学術書なら元々中古で買うことが
高かったわけだし。なのに時限再販に踏み切らないのは、
需要側の特性のためなのか、それとも大手出版社間の戦略的な駆け引き
なのか。(上の疑問の裏返しですが。)
まあ、文庫化はかなり実質上は時限再販と同じだと思いますが。
(時間ずらすことによる価格差別という点で。)
62名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/07(水) 20:50:32 ID:G4prYFjH
>>61
お詳しいようで釈迦に説法ですが。

>学術系で出版社自体が時限再販とかやってる

在庫・断裁コストよりは時限再販で換金した方がマシという経営判断でしょう。
「学術系出版社がやったところで出版界全体への影響が小さい」これも当然にあるでしょう。
やっていることはゾッキと同じですし。ちなみに新古書店に中小の出版社の
ゾッキが流れているという噂は根強いですが。

>なのに時限再販に踏み切らないのは、需要側の特性のためなのか

大手はまだ余裕があるので、在庫&断裁に耐えられるのでは? もちろん「ウチは再販堅持でっせ」
というポーズもあると思います。ただし既に文庫や新書で「値引き」は行っているのですが。
本音ではやりたがっているような気はするんですが、認めると再販が崩れるから踏み込まない。
大手は不動産で溜め込んでますから・・・。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/07(水) 20:52:35 ID:G4prYFjH
>岩波が正味買い切りを押したのが、鈴木書店の倒産の理由だった
>岩波自身にとって損失があった

マニアックなところを突いてこられますが、そういう噂はありますよね。もう土地資産も
鈴木書店の穴埋めや社員の高給に消えてしまったとか、いやまだ貯め込んでるとか。

>どうして倒産してしまう前に、岩波は正味買い切りをやめなかったのか?

なんででしょう? やはり岩波神話の崩壊が恐ろしかったのでは? あそこは世間
は俺様たちの崇高な出版事業を支えろ、岩波の本を買えるだけでも愚民どもは
有難く思え、という会社だからw マジメな話、7〜10年置きに改訂で確実に売れる広辞苑があ
る限りは取次にも書店にもいくらでも強く出られるという噂は根強いですよねえ。
今年も出ましたねえ、広辞苑・・・岩波自体は凋落の一途ですが。

>電子出版
 
どのレベルのものを想定しておられるのか不明ですが、動きが活発でないと
すれば日本では所詮は儲からないのでしょう(たぶん) あんまり深い理由はないのでは?
64名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 05:09:02 ID:YhmmkgfE

【いよいよ】 新聞の再販制度除外 【到来間近】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1194350292/

新聞業界の談合を許すな【再販・特殊指定廃止】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1145095961/
65名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 05:37:09 ID:YhmmkgfE
現在国内で、一年間に出版される新刊書籍は約8万点。
ここ十年で2万点あまり増加。
雑誌・書籍を総合した実売金額はピーク時の96年には2兆5千億円で以後減少中。
2兆円割れは目前。05年で2兆2千億円程。06年は前年比2%減少の2兆1千5百億円。
書籍は1.4%増の9326億円。
雑誌は4%減の1兆2200億円(月刊:9523億円 週刊:2677億円)。雑誌の落ち込みが激しい。
 現在、活動している出版社数は『2006出版年鑑』によると、4,229社あまりであり、
規模別に見ると、従業員数10名以下が2,217社、50名までが1,002社と88%が中小零細出版社である。
そして、その大部分の3,315社が東京に集中している。また、これらの出版社のうち、480社が
日本書籍出版協会に加盟している。
売上規模で見ると、上位300社で、80%を占めており、中小版元の経済基盤は弱い。
なお、2,000社に及ぶ編集プロダクションが、出版社の「編集活動」を支えている。

http://www.jcj.gr.jp/~shuppan/jcj0/jcj1003.html
66名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 05:39:10 ID:YhmmkgfE
 取次―書店ルートは、日本の全出版流通の65%のシエアを担うメインルートである。大手取次の1日あたりの業務量は、
書籍が200万冊、雑誌が450万冊に及ぶという。
取次は、「仕入れ、集荷、販売、配達、調整、倉庫、情報、集金、金融」などのさまざまな機能を有している。
 日本の取次機構が雑誌の配本を中心に発達し、大量の雑誌配本と新刊書の配本を全国一斉に「一定マージン(通常8%)」で送ることのできる
「世界に類を見ない配送システム」であることは良く知られているが、「一冊一冊の客注品」の対応には向かず、
読者から見れば「欲しい本が手に入らない」「客注品が遅い」が出版流通に対する二大不満にさえなっている。
 この「客注対応型の書籍流通の必要性」が出版業界の共通の夢であるが、大手取次の「客注専用システム」の
稼働などにより改善されてはいるが、その本格的実現の道は遠い。一方、さまざまなタイプのインターネット書店が登場し、
「客注対応型流通システム」として、一定の役割を果たしつつあるが、販売額で見ると600億円程度と書籍の推定売上げの6.5%程度である。
 図11は、主要取次7社の売上げランキングである(出所:『文化通信』2006年5月1日号)。この10年、大手取次間の、
「売上げ競争が激化」し、トーハン、日販への寡占化が、いっそう強まり、専門取次の鈴木書店の倒産に見られるように中小取次の苦難が伝えられている。

http://www.jcj.gr.jp/~shuppan/jcj0/jcj1003.html
67名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/09(金) 04:59:18 ID:CrRmYK2o
>>66
ろくでもない雑誌記事やデタラメな本を高速にばら撒ける見事なシステム。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/10(土) 17:50:39 ID:85yYioPo
日本の出版関連の最大のガンは取次だわな。
69名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 02:15:59 ID:5+t/5+le
出版点数だけ増やして大手取次ぎのマッチポンプに放り投げとけば
何とかなると思ってやってきたのが今の出版界なんだろうけど。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 22:45:09 ID:F1XCiB2r
出版物の値引きを禁止する「再販制度」ってどんな制度?
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200711081106

「再販制度が認められている理由としては、文化の普及に必要だという『文化普及説』、
本の定価販売は競争への弊害が少ないとされる『弊害希薄説』、そして定価販売の慣行を追認する『商慣行追認説』、
主にこの3つが唱えられています」(慶應大産業研・石岡克俊准教授←両論併記が得意技)
71名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 03:08:48 ID:NrNHUS//
著作物再販制に疑問を持つためのサイト
http://f29.aaa.livedoor.jp/~resalep/
72名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 05:58:19 ID:3Fi7fvvA
>>64
>売上規模で見ると、上位300社で、80%を占めており、中小版元の経済基盤は弱い。

大嘘。利益率で見ないと駄目。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 15:22:54 ID:hck9e7J5
62-63さん、ありがとうございます。
ただ、一冊ごとのベースで独立採算にすれば、
取り合えずはわかりにくさが解消すると思うんですよね。
たとえば大手が断裁コストに耐えられるというのも、
その資金力を忘れて、一冊ベースで考えるなら
(また利潤最大化のためなら)、時限再販が得するなら
そっちを取るはずだとか。

でも、そうなってないのは、その著者との付き合いとか、
世論に訴える(というかマーケットを創る)とか、
外部性をなにか考えていて、それを出版界の人々は
「文化的意義」として考えてるのかしらとも思います。

ゾッキというのはここで始めて伺う言葉でしたが
(なので事情通ではなく、単なる本好きです)、
いわれてみれば、経済だと創B社とか、人文系だと
(つぶれてしまった)光R社出版でお世話になりました。
74名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 03:01:12 ID:mm5fCQUi
繰り返すが中小だから経済基盤が弱いというのは間違い。
中小のなかでダメな会社は経済基盤が弱い、ならありえる。
「文化」という以前にただのダメ会社。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/15(木) 00:36:12 ID:OGqUni1e
トイレットペーパーもまた文化であり公器である、
というのは至極名言だな。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/16(金) 05:59:10 ID:/Ps1ir3T


大部分の「経済学者」からして出版社に単行本を出すのが「業績」ということになっているという罠。
何の立証もない俗流経済論の洪水が日本の富を蒸発させてゆく第一要因。
例えば竹中平蔵の『研究開発と・・・』は学術誌には載らないものを東洋経済が出版。
なにしろ中身は盗作だから。
その帰結でああいうことになったんだから東洋経済の罪は重大。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/16(金) 06:41:41 ID:J9HBYF9V
>>76
>大部分の「経済学者」からして出版社に単行本を出すのが「業績」ということになっているという罠。

とりあえず単著を出すためだけに助成金や自費を利用して数百部〜2千部程度の部数で出版される文系の
「学術書」の多くが、全く売れずに無駄に在庫を積み上げていると言われる。
あるいは出版社持ちだが印税はゼロとか(もちろん貰ったところで大した金額ではないが)
そういうのが時限再販(バーゲンブック)となって投げ売りされる。どうせ通常の流通では大
学・自治体の図書館と研究費で買う教授にしか売れない(生協を通せば10%引きだがw)

つまりは助成金+図書購入費(研究費)で税金の二重の無駄遣いが行われているとさえ言える。
しかも学術書扱いで出る本は概ね高い。図書館ならそのカネで一般書でも買っ
た方がマシかもしれない。東○大学出版会なども助成金・自費で出すので出版点
数が多過ぎると言われているようだ。
零細の学術系出版社や大学出版会でも本当にいい原稿なら「売れない」本でも出版社持ちで
出したいと思っている。どうせ初版は多くても2千〜3千部程度しか刷らない。
だが本当にいい本なら2〜3版はするしロングセラーになっていく。しかしそう
いう原稿はたまにしか出てこない。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/16(金) 06:43:42 ID:J9HBYF9V
>何の立証もない俗流経済論の洪水が日本の富を蒸発させてゆく第一要因。

具体的にどういう本のこと? トンデモでもいいからビジネス書などで旬の時
期さえ売れればいいというものは、学術書の「業績稼ぎ本」とは全く違った市場だと思うよ。

>例えば竹中平蔵の『研究開発と・・・』は学術誌には載らないものを東洋経済が出版。

正確には「研究開発と設備投資の経済学―経済活力を支えるメカニズム」(84)ですか?
あれは学術書と一般書の中間的な意味合いの書籍ではないかなあ? ガチの
学術書だとサントリー学芸賞には引っ掛からないから(中身は一橋大の博士審査に
却下された論文らしいけど)
当時の竹中氏は大蔵省の財政金融研究室にいたから、官庁・大学などの筋でそこそこ
売れそうに見えたんではないかなあ? 竹中の交遊関係の中でまとめ買いとかしてくれ
たのかもしれないし。仮にそうだとすれば東洋経済としても断る理由はないよ。
あそこはそういう感じの本も結構出しているでしょう?
79名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/16(金) 07:18:43 ID:J9HBYF9V
>>73
もちろん単体でも赤字を出さないことは前提ではあるけれども、ただ出版社は出
版点数と採算をグロスで考える面があるので「一冊ごとのベースで独立採算」
というのとも微妙に違うように思う。例えば朝日新書などは明らかに「売れない」
から売上高を維持するためだけに点数が多くなっている。
どこも取り合えず書籍を出せば取次から仮払い金が入るので「出版不況にな
るほど出版点数が増える」現象が起こるみたいだ。しかも>>77-78のように著者に資金
調達や買取を飲ませれば自分の懐を痛めずに出すことも可能ですし、ここでも出版点数は増えます。

中小零細の出版社は今はマジで苦しいみたいだから、本音では時限再販をもっ
と公にやりたいように見えますけどね。在庫や断裁も大変ですもん。
大手の場合はあれだけ大量に出してもベストセラーと雑誌で取り戻せる。
人気作家を抱えていて賞や持込で優秀な新人を釣り上げる余裕のある大手
ほどベストセラーを出しやすいですからね(ただこの構造もかなり崩れてますが)

外部性というか、出版の「文化的意義」なんてマジで考えている人は本音では誰もいな
いと思います。強いて言えば著者への配慮でしょうか(勝手にゾッキに
流されて怒る人とかもいるらしいし) みんな目先の現金が欲しい。結局は今の商慣習
(主に再販制と委託販売)以外にどう動いていいか分からないだけでしょう。
個人的には市場を利用することで過剰供給という資源の無駄遣いを止めさせることが
できないかとは思ってますけど、ただし再販制を止めて書籍の価格がどう
動くかはよくわからないとしか・・・(出版後の値引きはありますが諸外国の新刊価格は概ね「高い」ですし)
80名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 01:47:54 ID:hyEspdl3
>零細の学術系出版社や大学出版会でも本当にいい原稿なら「売れない」本でも出版社持ちで
>出したいと思っている。どうせ初版は多くても2千〜3千部程度しか刷らない。
>だが本当にいい本なら2〜3版はするしロングセラーになっていく。しかしそう
>いう原稿はたまにしか出てこない。

「本当にいい原稿」が「学術的価値」を意味しているのなら、
出版社には社会科学系のPh.Dがとても沢山いるのでしょうね。
ただ上の文は後半になると「本当にいい原稿」が「売れ筋の商品」
だという意味だったのが露呈してしまっているようです。


>(出版後の値引きはありますが諸外国の新刊価格は概ね「高い」ですし)

米国で安売りしてる専門書を購入している身にはちょっと理解できない挿入文ですね。
ハードカバーが最初に出るが、それはかなり高めで大学や研究機関に買わせるための版。
その数ヶ月後にはペーパーバックが出るが、価格は同じ分量の日本の専門書より
安いうえに、書店によっては最初から値引きがあり、
少し待てば大幅な値引きをするところが必ず出てくる。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 04:54:36 ID:C5/lMzU7
>>80
>「本当にいい原稿」が「学術的価値」を意味しているのなら、
>出版社には社会科学系のPh.Dがとても沢山いるのでしょうね。

編集者の学歴はともかくw 学術系の零細出版社や大学出版会にも本当に学術的
価値の高い本を出したい潜在的な欲求はありますよ・・・たぶんw
どうも現実の体験からあの辺の人種に不信感を持ってらっしゃる感じw(まあ仕方ないか)

>ただ上の文は後半になると「本当にいい原稿」が「売れ筋の商品」
>だという意味だったのが露呈してしまっているようです。

学術的に「本当にいい原稿」なら地道に売って少なくとも初版程度は捌けますよ(その程
度には日本人のライブラリアンや研究者にも学問的な目利きというか良心はあると信じたいw)
ただ何版も重ねて数千部〜1万部を超えるような成功となると、一般の読者にも配
慮した構成・ジャーナリズム的な評価・価格設定が必要になるのは事実だとは思います。
82名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 04:57:25 ID:C5/lMzU7
>その数ヶ月後にはペーパーバックが出るが、価格は同じ分量の日本の専門書より安い

再販制や委託販売制の問題とは別に、日本では専門書のハードカバー→ペーパーバックという
出版形態は無理なのでは? 「売れない」から行われてこなかっただけだと思います。
狭義の専門書ではないやや硬めの本の廉価版なら、「選書」「叢書」「新書」「文
庫」という形態が昔からあります(甚だ玉石混交の世界ではあるが)

>少し待てば大幅な値引きをするところが必ず出てくる。

なぜ値引きするかというと在庫を抱え込んでいるからで、なぜ売れない
ペーパーバックを出して大量に在庫を積み上げるような無茶なことを続けているのか、
そこが素朴に疑問なんですが。安く買える読者にとっては良いことでしょうが。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 05:09:17 ID:q1JWgWGC
書籍再販は時限再販への移行ではなく廃止でいいんだよ。
廃止されても大手取り次ぎの配送網は温存されて、
マンガ雑誌と週刊誌の大量消費はそのまんまだろ。
業界を圧迫してる在庫コストと断裁コストが
減るだけなのに何の問題があるのかな。
ほとんど書店はパターン配本に馴れきって退化してるんだから、
価格を下げる代わりに多めに買わせてしまえばいいじゃないか。
それくらいには退化してるから。
もっとも大手書店は家電量販店並に力を持つ可能性があるか。
ソニーの社員がコジマで研修させられるように、
講談社・小学館の編集者がアマゾンで配送作業研修とか。
中小だろうが大手だろうがだめな出版社は
再販と何の関係なしにただのだめ企業なんで、
そいつらのだめな妄想に引っ張られると業界全体がやばい。
新聞業界の場合は特殊指定の解除に備えて朝日・読売・日経が
連合軍になって、他の新聞は切られてる。
それぐらいの知恵は持たないと。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 11:02:36 ID:h4NrjZSL
>(出版後の値引きはありますが諸外国の新刊価格は概ね「高い」ですし)
>米国で安売りしてる専門書を購入している身にはちょっと理解できない挿入文ですね。
前に学術書は特殊ですよね、って言ってますわな。
で、実際、普通の文芸書だとペーパーバックって、
日本の文庫本に比べると全然高いでしょ。
そもそもそんなに学術書であっても安い感じはしないけど。
まあうちは学術書なんてアマゾンで買うしかない
アメリカのど田舎なんで、書店による割引なんてアマゾン以外知らないけど。

>「本当にいい原稿」が「学術的価値」を意味しているのなら、
出版社には社会科学系のPh.Dがとても沢山いるのでしょうね。
そういういやみな言い方は止めましょうよ。
それに編集者自身の学歴がそんなに高くなくても、
きちんと学会とのコネクションをもっていれば十分なことじゃない。
岩波は多分そのコネクション自体がマル経に偏ってて
(なんか池田信夫が最近書いてたよな)、
それで腐ってしまってるんだろうけど、文字通り。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 11:17:04 ID:h4NrjZSL
学術書のペーパーバックで、今、値段見てみたけど、
ウィトゲンシュタインの「論考」がRoutledgeの
お洒落なリニューアル版で、15ドル。100ページちょっとだけど。
岩波文庫だと600円くらいじゃなかったっけ。

まあ中古だと安くなるだろうけど、日本だってそうだし
(いや、アマゾンだと日本のほうが、こういう古典はばった売り)。

ただすごく前の話になるけど、雑誌の割引率はアメリカは
とんでもなくすごい。(広告でペイしてるんじゃまいか、
という話でしたね。)
86名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 14:05:49 ID:TtTkQVed
英語版は世界的な需要ありそうなんで何とも言えんなぁ
87名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/18(日) 04:22:39 ID:Gyun5Qyr
供給曲線と需要曲線も知らないようなDQNが
経済学板に来て再販擁護している件


88名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/18(日) 04:38:46 ID:vNzqqPBA
書籍・雑誌販売額9月期は対前年比8.6%減と低迷
書籍が対前年比9.6%減、雑誌同7.7%減となり、5カ月連続のマイナス。
稼働日が前年より少なかったことが低迷の要因のひとつ。
返品率は書籍が前年同月比3.7ポイント増の 37.5%、
雑誌が同2.8ポイント増の33.6%と、ともに増加した。
なお、1〜9月期は前年同期比3.7%減とマイナス成長。

日販、上半期決算は「減収減益」
11月8日、東北日販会の総会で古屋文明社長が上半期決算について触れた。
具体的な数字は未公表だが、4月から10月までのPOS店データでは
「雑誌」が前年比3.8%減、「書籍」が同5.6%減、
「総合」同4.7%減と報告。正式発表は12月上旬予定。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/18(日) 08:47:08 ID:AevS+Iie
>>83
再販制を止めて書籍の出版内容・価格・流通がどう動くのか、見てみたい気分
はありますけどね。文化云々はぶっちゃけどうでもいいですよ。

>>87
具体的にどこが気に食わないのか知らないけど、もし「再販制を撤廃すれば
本が安くなる」と思っているのなら、それは「高く」なるかもしれないし
「安く」なるかもしれないし、何とも言えない。
別に諸外国も「安く」はないでしょ?(ペーパーバックや値引きはあるにせよ) 

色々とネットを漁って知ったんだが、諸外国でも実は委託販売の慣習は残って
いるらしい。再販(小売価格維持)はない(弾力運用されている)ものの買い切りで
はなく「返品」できる。ただし例えばアメリカのペーパーバックの場合、「返品」≒書店側で断裁 
という意味だとか。ペーパーバックの平均実売率って50%しかないんだってよ。
(参考)ttp://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070831/280880/

再販制がなくなっても断裁がなくなるわけではないようだ。捨ててしまうわけだか
ら在庫コストはないが(この辺がアメリカ人らしい大胆さというか・・・)
90名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/18(日) 13:47:31 ID:GH7Hvplf
iPhoneで縦書きで読めたら本なんていらないよね。


91名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/19(月) 00:23:35 ID:svlus7Jm

アマゾン、電子ブックリーダ「Kindle」をまもなく発表か
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=RS2036119616112007
92名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/19(月) 01:16:22 ID:Av8tUyr3
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
93名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/19(月) 01:17:10 ID:Av8tUyr3
さすがのブッフォンも一回目のシュートは掴めなかったか
94名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/19(月) 06:28:46 ID:HQ8L33Fc
>>89
具体的に経済学の学術活動の何が気に食わないのか知らないけども、
もし「再販制を維持して出版点数をかせいでおけば、「文化」を守る自分の出版社はつぶれない」
と思い込み委託制と再販制の区別もつかないままで
逆の顛末をたどってゆく姿を見ても、周りは何も言わない、というわけでもない。
年率5%ペースで縮小を続ける業界事情には多くのエコノミストが興味を持っている。
たとえば平均4割ほど返品されている雑誌には実売部数の4割増しの
広告料が上増しされていたと考えられるが、これは広告を出す企業の負担である。
出版界は印刷部数で発行部数を出すが実売部数は組織的に隠蔽する「文化」のようだ。
この「文化」を「維持」することが出版界の主張。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/19(月) 14:23:48 ID:Lp19rkGW
『出版業界の危機と社会構造』 小田光雄著  2007/11刊
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4846007715/
96名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/21(水) 19:13:50 ID:fTRStKmg
>>95

ttp://hideom.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_2265.html

再販制堅持を求めてナベツネら新聞界のひととともに
公取に工作して墓穴を掘ったのは、
かつて出版バブルを経験し
現状の仕組みと制度のままで逃げ切ろうと思ってた上の世代のひとたち。

そして、再販制堅持が決まったときに苦い敗北と無力感を感じたのは自分らの世代だった。
あの年から出版社・本屋問わず本の世界から
希望を失った若手社員がどどっと流出しはじめたとき、
上の世代のひとたちはその理由をよくわかっていなかった。

あれからかなりたって、やっと彼らも
きっとあのときが分岐点だったのだなと本書で気づくんだろう。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/21(水) 19:15:53 ID:fTRStKmg
2001年に再販制の維持を公取が発表したことが
今に至るまでの出版社の倒産やら中小書店の廃業ラッシュの
決定打になったことは業界ではある意味タブーだったと思う。

一言でいうと、講談社やら岩波やらの大手出版社とか、
紀伊国屋やら丸善といった老舗チェーンの倒産を防ぐために
多くの版元と中小書店が犠牲になったっちゅうこと。
だから本来ならばとっくにつぶれておかしくない、

もしくは不動産屋に鞍替えするべきだった老舗企業のおえらいさんが

出版文化とか出版の未来とかぬかしてるのを聞くと不快感を感じる。
98名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 00:50:23 ID:JQ/85ojg
鈴木書店の倒産は主たる商品である人文、社会科学書の売り上げ不振、
高正味による粗利益率の低さ、書店に対する高い報奨金支払いによる収益悪化の
三つが原因ということになる。
鈴木書店の高正味が例になり、他の取次の高正味も守れられてきたといいますから。
ーおそらくそういう事情もあり、岩波書店とみすず書房が役員を送り込み、再建を図った。
特に鈴木書店の売上の二〇%を占める岩波書店は破産後に判明したことだが、
金融機関への保証債務、売上歩戻しによる実質的正味引き下げにおいて、支援を続けてきた。

もし再販制が外れれば、鈴木書店は新たなる取次、もしくはディストリビューターとして
生き残れるという見方もあったのではないか。取引出版社は五〇〇社、書店は大学生協を
一店と数えれば、一〇〇店はあった。しかも人文、社会科学の専門取次で、書籍の
扱いがほとんどである。だから再販制が廃止された場合の取次として、絶好の
モデル形式になるのではないか。人文、社会科学書の出版社と大型書店、大学生協の
組み合わせは再販制度廃止後の新しい出版社、取次、書店の流通システムの方向性を
示すのではないか。
ところが、その期待にもかかわらず、再販制は廃止されず、「当面維持」となって
しまったので、鈴木書店の命運は潰えてしまい、自己破産に追いやられた

>>95 p27-28
99名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/25(日) 02:16:25 ID:TXQ6PrZK
100名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/01(土) 04:49:22 ID:45q/l0F4
>>95の公正取引委員会の2001年の再販制維持の決定が
Amazonが日本市場に参入するために
敷かれたレールだったという説は笑えた
101名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:43:59 ID:i2x9z5Xw
《意味を失いつつあるフィリップス曲線》
物価水準と経済の状態との間に安定した相関関係があったのは過去の話
です。50年代のアメリカには、確かにフィリップス曲線といわれる、物価と、
雇用つまり経済の好不況、の間には安定した逆相関の関係がありました。
そのころのアメリカは閉じた経済だったからです。

しかし、いまはグローバリゼーションの時代です。アメリカ国内の労働は
どんどん中国など海外の安い労働に置き換わりました。アメリカの資本が
安いコストを求めて海外に生産を移したからです。海外で生産された安い
製品がアメリカに流れ込み、価格破壊が起きました。
102名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/08(土) 01:45:33 ID:i2x9z5Xw

それでも、アメリカの進出企業や金融機関の収益は飛躍的に増加し、株が
上がり、資産効果によって国内の消費、特に贅沢な消費が増えました。
それによって幅広いサービス業でも雇用も増え賃金が上がりました。

物価が下がれば景気が悪くなり、逆に景気が上昇するとインフレになると
いう、フィリップス曲線の世界は成り立たなくなったのです。その亜流で
あるインフレターゲット論も意味を失いました。むしろ、景気と物価に影響
を与える最大の要因が、株式や不動産などの資産市場の動向になったの
です。
103名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 10:20:40 ID:fZ4JZEr3
団塊の引退で来年度も雑誌の落ち込みが二桁台の%になるは確実。
104名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 18:02:42 ID:kT6Wn2k4
>>98
酒飲みながらなんで、適当ですけど、
ほんまは再販制とかしばりがなくなって、
中間の流通業者が余剰を得る余地が出れば、
鈴木書店もセレクトショップ的に、
あるいは日本古来wの卸みたいに
残る余地はあったんじゃないですかね。

鈴木の破産とかぶるのかわからないけれども、
岩波は質も、新手の研究者を探す力も衰えた。
経済系ではってことなんで、安江・大塚が
帰国後の耄碌した宇沢さんに従いすぎた成果もしれん。
105名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 18:55:54 ID:rTIr9DgO
大学生協の書籍部は再販制度のおかげで商売ができている
(自分たちは再販価格維持契約を結ぶ必要がないから値引きで集客できる)
という認識を持っている点でブックオフに先行しているんだが、
今後は大学に売上に応じた賃貸料を支払ってもらうのはどうだろうか。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/20(木) 23:26:29 ID:PtGgOP8L
岩波書店の高正味買い切りが鈴木書店をつぶしたと言ってた香具師ww
107名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 02:26:05 ID:zZqFuHlH
21世紀のコミック作家の著作権を考える会
「新古書店=従来の古書店とは違って、限りなく新刊に近い
 古書を廉価で売る大規模新型古書店=におけるコミックスの売買は、
作家の努力を無視し、日本漫画文化を衰退させるものです。」
http://www.k-book.gr.jp/bookclub-syo/21.html

↑ブックオフは出版社から返品本の山を買ってあげているというのに一体何を言ってんだか。
 彼らが印刷部数ベースで印税がもらえてるのもブックオフ様のお陰だよ。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/31(月) 18:21:59 ID:9449INTz
ニューヨーク・ブルックリンの米連邦検察当局は18日、発行部数を組織ぐるみ
で大幅にごまかし不正に広告を販売した容疑をめぐり、同市の新聞社ニューズ
デー・パブリッシャーが1500万ドル(約17億円)の罰金を支払うことで
司法取引に合意したと発表した。

 不正により広告費を過剰に支払わされていた広告主への返還金は総額約
8300万ドルに上る。検察は、新聞社側が全面的に容疑を認め捜査に協力し
ていることなどから法人として訴追しない。

 検察当局の発表などによると、英字紙ニューズデーとスペイン語版の
「オイ」は2001年から04年にかけて、平日と日曜版の販売部数を
実際より多く、また売れずに返還された数を少なく報告。英字紙では
約10万部上乗せ、スペイン語版では倍に水増しした。

 ニューズデーを傘下に持つシカゴのトリビューン社が修正して発表した
03年のニューズデーの部数は平日平均で48万部台、日曜版は57万部台。
スペイン語版は4万5000から5万5000部だった。(共同)
109名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/03(木) 20:30:50 ID:poDQ8JH4
>>107 
こういうマンガ書きたちはただ単に飛んで火に入る天然なんだろうが、
著作権の際限のない拡大を主張する団体と
再販制度維持を主張している団体が同一なのは必然。
著作権の形而上な原理論に逃げ込む策略だからね。
それに乗せられる作家、哲学者、法学者たちはやはり天然だが、さらに
御用経済学者とまで来ると科学性を装っていて極めてたちが悪い。
まして再販制を著作権から扱うなんていうのは全くの問題外。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/06(日) 03:58:02 ID:2uNVkU1P
米アップルとフォックス、「iTunes」での映画レンタルを計画
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29545820071227
111名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/07(月) 20:03:19 ID:iIqv9vx0
自費出版大手、新風舎が再生法申請へ

自費出版大手の「新風舎」(東京・港)が7日午後、東京地裁に民事再生法の適用を申請する。
負債総額は約20億円に上るとみられる。
すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建を目指すという。

自費出版による売り上げが9割を占める同社はブームに乗って急成長を遂げた。
2006年の新刊は2788点と全国の出版社の中でトップ。
しかし、営業方法などをめぐって批判を受け、売り上げが急落、支払いが滞ったという。
昨年には自費出版契約を結んだ一部の著者から契約内容が履行されていないなどとする
損害賠償訴訟も起こされていた。

同社は事業継続を図りながら、現在、自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍制作と、
出版済みの1万5000点の書籍の流通に全力を挙げるという。(12:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080107AT1G0700U07012008.html
112名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 17:33:52 ID:+F+dI824
>>103
3年間で40%もダウンっていうのはすごすぎるね。
113無なさん:2008/01/09(水) 20:50:11 ID:h3Ru/Syu
電子書籍は例えば同じ漫画の同じ巻でも、販売するウェブサイトによって画質と値段が違う。
これはどちらかが値引きをしているのではなく、そもそも全く別の書籍を販売していると考えれば良いのだろうか。

あと書籍を中身の見える福袋に入れて定価より安く売ったり、
客に商品価格の一定率のポイントを付与しポイントをその場で現金還元するという値引き方もありだと思うんだけど、
こういう売り方は合法なんだろうか。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 23:34:01 ID:W/NPEW8U
ポイント制はTsutayaやAmazonにある。
Tsutayaは日販がやってるから出版界は黙認のはず。
ポイント制は大きな小売チェーンでしかできないから、
いわゆる街の本屋は今のうちに全て退散しろというのが出版界のご意向。
なにしろ団塊の世代の引退と共に出版界は崩壊するんで。
115名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 03:34:21 ID:OsAsQwdT
草思社が民事再生法申請、「声に出して読みたい日本語」など出版

「声に出して読みたい日本語」や「間違いだらけのクルマ選び」などのベストセラーで
知られる出版社の草思社(東京・文京)は9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
負債総額は約22億4700万円。
 出版不況で最近はヒット作に恵まれず、書籍の売り上げが低迷。自力再建を断念した。
ピーク時の97年10月期には約32億円だった売上高は07年10月期には約14億円に減少。
広告宣伝費の削減や不動産の売却などに取り組んだが、業績悪化に歯止めは掛からなかった。

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2008011000289b1
116名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 19:27:51 ID:BHJteFXC
出版業界もはや危険水域 草思社だけでない「倒産予備軍」 
http://www.j-cast.com/2008/01/10015454.html
『声に出して読みたい日本語』『間違いだらけのクルマ選び』などの
ベストセラーを出してきた草思社が経営破たんに追い込まれた。
長引く出版不況のなかで、多くの出版社は体力を消耗、出版点数を
増やし続ける「自転車操業」状態に陥っている。
草思社の経営破たんは、出版業界が陥っている「危機」を象徴する出来事だったようなのだ。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 20:44:31 ID:1oJkvNvG
いつも危機の出版業界
118名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 06:03:47 ID:JVKPNvFV
ちょっと前は「出版大崩壊」なんて言ってられる余裕があったのにね。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 03:14:19 ID:VkoZiQ8p
このまま大手書店が更にデカくなってくれれば
その内値引き販売も出来るようになるだろうな
120名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 02:31:45 ID:ZR5u2Wuy
アップル、2cmを切る超薄型モバイル「MacBook Air」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0116/apple1.htm

1.36kgならLet's Noteよりは少し重いんだけど、Kindleの機能を内臓してくれるとありがたい。
もっともAmazon.JPは再販制(の弱点)を利用してるから
日本での販売は無理だろうけど。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:35:33 ID:BPcz1ojP
日本もi-PhoneとかKindleみたいなのを作れば
国内の20倍も規模がある世界市場を相手にできたのに
再販維持勢力の老人たちに全部つぶされちゃったね。
122名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 06:43:33 ID:3WQvK/QW
あんまり関係ない
123名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 16:44:33 ID:t2Nh36vq
日本ではコンテンツホルダーが再販至上主義者だから無理だね。
124名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 22:27:32 ID:1iIUAbG0
相変わらず「文化を守れ」で金をせびってるw
「iPod課金」は「文化を守るため」
ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html
125名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 06:13:10 ID:nTrB5cTH
日本の「文化人」はハードランディングが大好き
126名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 01:35:40 ID:jzT1j6lG
数パーセント用紙値上げ 不況の大手新聞大ピンチ
再生紙の「環境偽装」で揺れる製紙業界が、大手の新聞社や印刷会社、
出版社との「紙」の値上げ交渉をはじめた。原油価格に、木材チップや古紙、
製紙薬品といった原材料費の高騰が響き、値上げせざるを得なくなった。
現行価格から3〜5%ほどの値上げでも大手新聞社では年間数十億円のコストアップとなり、
新聞代の値上げに転嫁できないことを考えれば、
紙の値上げはそのまま収益を圧迫する。購読部数の減少や広告の落ち込みとあいまって、
新聞社もいよいよ大ピンチのようだ。
http://www.j-cast.com/2008/01/23015847.html
127名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 02:02:36 ID:WUq88s/7


国会図書館の本、全国で閲覧可能に・法改正へ政府着手 [2008年1月7日]
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS3S28039%2007012008
128名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:12:45 ID:Yq4Q5ryf
129名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 02:47:02 ID:6NzW8ve0
Resale Price Maintenance (by OECD Jan.12.98)
http://www.oecd.org/dataoecd/35/7/1920261.pdf
130名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 07:04:21 ID:ukLAr5uK

2007年出版物販売金額(推定)は、前年比3.1%減
出版科学研究所の調べによると、書籍が前年比3.2%減の9026億円、
雑誌が同3.1%減の1兆1827億円、合計で同3.1%減の2兆0853億円と3年連続のマイナス。
減少額は672億円。雑誌は98年から10年連続の落ち込みとなった。
書籍は『ハリー・ポッター』 7巻の反動もあるが、売行き良好書に低価格商品が
多かったことから金額が伸び悩んだ。返品率は書籍39.4%(同1.2ポイント増)、
雑誌35.2%(同 0.7ポイント増)。書籍の新刊点数は06年より0.4%減の7万7417点だった。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 08:54:35 ID:gDFYaISr
作り手を“やる気”にさせる著作権とは
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/28/news012.html

著作物再販の話をしないから変なんだよ。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 09:01:06 ID:GL9z8NnI
以下は小さな書店には痛みが軽いうちに脱出してもらいながら
自らは日本の良識を道連れに玉粋を志している出版業界の善意を証明する数字です。
このような善意にあふれた業界は他には新聞業界ぐらいしかないでしょう。

書店数の推移 2001年から2007年 (アルメディア調査)
2001年  20,939店
2002年  19,946店
2003年  19,179店
2004年  18,156店
2005年  17,839店
2006年  17,582店
2007年  17,098店 ※2007年は5月1日現在

ここ10年間で6000店前後の書店(20%)が減少しています。
この推移で行くと、向こう10年間で1万店を切るだろうと予想されています。
133名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 09:04:45 ID:GL9z8NnI
>>132
訂正 20% → 30%
134名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 06:37:18 ID:wuUDu0oN
実証経済学の実験にしては珍しい鮮やかな成果があがったわけだが。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 08:44:01 ID:WFg4PZnx
>>134
版元、取次を巻き込んだ「セカンド・インパクト」の数字を取り終えるまで
実験継続でしょw
136名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 04:09:46 ID:/x8syWjF
月刊「主婦の友」休刊のお知らせ 
http://www.shufunotomo.co.jp/
大正6年の創刊以来、91年間の長きにわたって読者の皆様に愛されてまいりました雑誌「主婦の友」は、
5月発売の6月号をもって休刊とさせていただきます。
高騰する上質紙でできた月刊誌で印刷部数16万部、返品率4割では金儲けになりません。
われわれは慈善団体ではなく営利企業です。
ご愛読いただいた読者の皆様、携わっていただいたすべての関係者の皆様に、
心より御礼申し上げますとともに、その他の雑誌、出版物に変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:37:25 ID:nu8zrslx


”出版再生、カギは? ヨーロッパの取り組み”
http://book.asahi.com/clip/TKY200802140224.html
138名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 05:40:35 ID:YQi+Tvxp
アスコムが事業を停止

2月21日から営業をストップ。東京・麹町の事務所は閉鎖されている。社員は20日付で解雇された模様。
社員や経営者が、一部の取引先や著者などに説明を行っている。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/26(火) 19:37:17 ID:+ONk6l6L
>>137

朝日の社畜記者の妄想、というより世論操作か。
相も変わらぬ腐りぶり。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/26(火) 20:05:34 ID:BHYQJuKS
日本はオワタ…
141名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/12(水) 02:14:29 ID:9dzDwltU
>>137
この「最初に再販制護持ありき」(≒「国体護持」)を唱える作文を
書いた朝日新聞記者は丸山玄則。
英国には「再販制廃止によって「市場の暴力」に曝される」なんていう与太話はなし。
再販制を維持して業界規模の縮小をある部分にだけ皺寄せして延命を図ってきた
日本の出版業界および新聞業界の破廉恥ぶりを指摘さえせずに今だに「国体護持」を唱える脳天気ぶり。
142名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/21(金) 20:24:16 ID:4NdjSMZg
再販制度は要するに八百長制度なんだよな。
はやく止めれ。
143名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/22(土) 14:27:28 ID:zO0g4ebd
金利上限規制
ダンピング規制

価格を規制する物はなんでもNGです
144名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:10:40 ID:0Ifqr76K

「出版界、このままでは崩壊する」
――ダイナミックプロ、絶版ラノベ・SFを電子書籍化
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/08/news012.html
145名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 03:37:48 ID:0CSjoSHY
今、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」(再放送)の最終回を見た。
たしかに雑な終わり方だった。
放映当時は低視聴率のために短縮されたはず。
話の展開を端折って無理に終わらせた感じ。
来週からは「銀河鉄道999」
146名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 04:05:27 ID:a3wnK/RZ
1997年に「capsule」を結成。
2001年にCDデビュー。
音楽プロデューサーである「中田ヤスタカ」がボーカルにこしじまとしこをフィーチャーするスタイルで活動を続けるユニットである。
中田ヤスタカのサウンドメイキングによるファッション性の強い作品が中心である。
最近ではアルバム『FRUiTS CLiPPER』がiTunes Storeエレクトロニックチャートのアルバム・シングル両部門にて1位、総合チャートにおいても3位を獲得、
中田ヤスタカの鈴木亜美等各種アーティストへの楽曲提供・リミキサーとしての参加、
中田ヤスタカプロデュースのアイドルユニット「Perfume」がシングル『ポリリズム』でオリコンチャート上位にランクインしたことなどから注目を集めている。

ずいぶん昔の電子音楽?が今また流行ってる。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/23(水) 06:35:03 ID:6vYzDwm7
アマゾンの取次が大阪屋から日販に、
って何で取次が必要なんだ(疑問形)
148名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/04(日) 11:39:35 ID:RfXxOyIC
粉飾してもこれじゃ実態はどれくらいよ?
【出版科研の書籍・雑誌販売額調査】3月期は対前年比6.4%減とマイナス
書籍が対前年比6.1%減、雑誌同6.8%減となり、両部門とも6%以上落ち込んだ。
送品稼働日が1日少なかったことと、2・3月の店頭販売状況が思わしくなかったことが要因。
返品率は書籍が前年同月比1.9ポイント増の 30.8%、雑誌が同2.5ポイント増の31.8%。
149伊藤伊織:2008/05/05(月) 18:24:13 ID:ev8aQyxn
8 2 2 2 1 2 4 7 5 0
2 2 8 7 0 0 6 1 7 4
0 4 6 3 4 0 7 7 0 0
5 8 4 7 5 2 8 0 3 0
6 8 5 7 2 8 2 8 7 0
150名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/11(日) 22:34:06 ID:GT5abj7r

原材料費があがると物価があがるものの
ダッチロール状態の再販対象業界は値上げできない。
てことで、
新聞⇒字が大きい広告紙に
小説⇒字が大きいラノベに
学術書⇒字が大きい新書に
http://news.livedoor.com/article/detail/3633600/
151名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 02:47:40 ID:nZqdfeN3
紙代の値上げに対応するなら、字を小さくして紙数を少なくするんでないのか。
152名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 16:19:04 ID:MSchVo4l
ラノベのほうが字が小さいとさ
ttp://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080511/1210476057
まあ、学術書は新書に移ってないし。昔ならまだ岩波・ちくまで、
分野によっては学術書として通用する新書・学術文庫が出ていたけど、
今の新書ブームはまったく学術書とかけ離れたところだろ。
150は論理もおかしい、事実認識もおかしい、何のとりえもないな。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 12:04:26 ID:FLBQUMqp
コストカットの対象が内容(人件費)なのに気づかないなんて
なんていう一段階短絡脳なんだ??
新聞も本も印字がどんどん大きくなってるじゃないか。
ひと昔前の新書と今の新書の字の大きさを比べてみろ。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 12:19:47 ID:6OPM3903
株式会社ぴあは15日、人員の削減と凸版印刷株式会社との業務提携を
検討していると発表した。
取締役の半数が6/21付で入れ替わるほか、約100人の希望退職者を募り、
不採算子会社の整理も実施する。
また、凸版印刷との業務提携により資本増強を図る。

同社のチケット取扱高は、第3四半期まで対前年比103%と好調であったが、
今年1月にスタートした購入者に高額な手数料を上乗せする新チケットシステムの不具合により販売を抑制したため、
1~3月期の売上高が886億円(対前年度比98.9%)、営業利益3億1100万円(対前年度比20.2%)と、
前年度と比べ大幅減収減益となった。
この結果、今年度の連結業績で25億2000万円の損失となった。
次年度は25億5000万円の赤字を見込んでいる。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 12:22:41 ID:6OPM3903

今秋に休刊するヤングサンデー

休刊が検討されている「週刊ヤングサンデー」(画像は24号の表紙)
小学館は19日、青年マンガ誌「週刊ヤングサンデー」について、
「休刊も視野に入れている」ことを明らかにした。 


同誌は、87年4月に創刊の隔週刊の青年誌で、95年11月から週刊化された。
「1ポンドの福音」(高橋留美子)や「海猿」(佐藤秀峰)などで人気を集めた。
現在は、離島の医療問題を描きテレビドラマ化もされた「Dr.コトー診療所」(山田貴敏)
や詐欺師同士の戦いを描く「クロサギ」(黒丸)などの人気作が連載されている。

 同社広報室は「将来を見据えた経営判断に基づき、今後のあり方を検討している。
休刊も視野に入れているが、最終的な決定には至っていない」とコメントしている。
156名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 04:14:00 ID:M5bzM4Oj
NHKクローズアップ現代 6月4日(水)放送予定

ランキング依存が止まらない〜出版不況の裏側〜

このほど、出版社の倒産件数が15年ぶりの高水準を記録したことが
明らかになった。かつて「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーを生み出し、
じっくりと本を育てることで定評のあった草思社も経営が破たん。背景には、読者の本の
選び方が劇的に変化していることがある。「売り上げランキング」をもとに本を選ぶ人が増加。
売れる本への一極集中が顕著となり、書店ではランキングに入らない本は即座に返品することが
常態化している。短期間で売り上げ実績をあげる必要に迫られた出版社は、出版点数を急激に増やし、
本の寿命が短くなる事態を招いている。日本の出版界の根幹を揺るがし始めた読者の変化。
その知られざる実態(←知らないのお前だけじゃね?)に迫る。
(NO.2592)
157名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 04:58:47 ID:OmhEMTBM
ありえない落ち込みだが、この数字は本当か?

5月29日、本社で株主総会を行ったあと、70期決算と役員人事を発表した。
売上高1413億4400万円(前年比3.8%減)、営業損失11億9900万円、

経常利益9億6300万円(同79.4%減)、税引前利益15億2900万円(同67.0%減)、
当期利益2億9300万円(同86.2%減)。「書籍」「雑誌」「広告」の主要3部門が前年を下回り、
営業ベースでマイナス。大幅な減収減益となった。

役員人事では山了吉、秋山修一郎の2氏が新任。安田征克取締役は退任し、
一ツ橋メディアレップの社長に就任する予定。

http://www.shinbunka.co.jp/
依頼156
158名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 17:21:08 ID:OmhEMTBM

[東京 4日 ロイター] 
ソフトバンク<9984.T>は4日、携帯電話子会社ソフトバンクモバイルが米アップル<AAPL.O>と
携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」を今年中に国内で発売することで契約したと発表した。

 アイフォーンは、携帯プレーヤー「iPod(アイポッド)」の機能が付いた携帯電話。
欧米で07年に発売し、消費者の注目を集めた。販売権を得て携帯電話の加入者拡大を図ろうと、
アジアの通信会社も導入に向けてアップルと交渉を進めている。
159名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 16:13:20 ID:3r6wcRvS
>>156
国体(再販制)護持をするために「ランキング依存」へと論点ずらしを試みたな。
死に際でもアホを貫く出版界。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/15(日) 13:08:49 ID:iAIbZU8I
講談社は13日、2年前、大型創刊として話題を呼んだ月刊「KING(キング)」を9月発売号で休刊することを決めた。

同誌は06年9月に23万部で創刊された男性総合誌。
日本初の100万部雑誌となった昭和の大衆総合誌「キング」の名前を襲名し大量宣伝を行うなど、
長引く雑誌不況に風穴を開ける雑誌として期待されたが、
対象とする20、30代の男性の雑誌離れが激しく、創刊当初から売れ行きが低迷していた。

01年創刊の女性誌「Style(スタイル)」も9月発売号で休刊する。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/03(木) 21:21:22 ID:hWLFDOrH
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/01/news122.html

日本の状況とは対照的に、米国で昨年、Amazon.comが発売した電子書籍端末
「Kindle」(339ドル)は発売から5時間半で売り切れる人気となった。
KindleはE Inkの電子ペーパーを採用するなど、技術や大まかなデザインは
LIBRIeとそれほど変わらない。だが9万冊以上と数多くの書籍、雑誌、新聞などを、
EV-DOネットワーク経由で直接ダウンロードできるという利便性が受けたようだ。
E Inkのスタッフは、「取り次ぎが絡む複雑な流通体系もあり、日本の出版社などが
電子書籍向けにコンテンツを開放しない」と話していた。日本でKindleと同様の
ビジネスモデルを採るのは難しそう。日本の電子書籍専門端末は、
mp3プレイヤーと同様、再販制度維持勢力につぶされてしまった。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/10(木) 21:15:16 ID:dNTdGE/Q
「iPhone 3G」がもたらす“ケータイの未来”
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0807/10/news013.html
163名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:22:12 ID:Vwc0MPgB
http://www.ronso.co.jp/chronicle/chronicle.html
4. 公取委、流通実態ヒアリング開始。再販制廃止の方向にあると伝えられる。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 23:25:19 ID:5p/9Qmd6
165名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/01(水) 13:59:35 ID:NlQ4Jn2g
今年第三四半期までひどい話ばかりだった再販制の対象業界だが、
これからもっと来るからますます目が離せない。
166Zeus@IQ160:2008/10/15(水) 05:45:30 ID:feI3tiKt
>>163
再販制度は絶対に絶対に絶対に廃止できません。
全ての新聞社、およびその傘下のテレビ局、及び雑誌、
書籍が、反対運動を全面的に展開します。
政治家も、文教族を中心に、再販制度維持に賛成しています。
だいいち、ほとんどのマスコミを敵にまわせば、公正取引委員会の
記事は新聞にもテレビにも取り上げられなくなります。
ごしゅしょうさま。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/15(水) 12:41:55 ID:HcKH+E+Z
新聞や書籍の再販制が無くなったら、間違いなく値上げするな。
下手したら倍以上になる。

CDやDVDの再販制が無くなったら、まあDVDは横ばいかもしれないが、
CDは間違いなく大暴落する。
33枚セット9000円ちょっとのクラシック音楽の輸入CDを、
1枚1800円で分売するんじゃねえよ国内メーカー!
168名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/23(日) 08:40:08 ID:IdO/Umhn
「毎日」系企業が出す「エロ雑誌」が過激すぎる

週刊文春(7月31日号)P137〜P138より抜粋
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

7月20日、毎日新聞1面に「お詫び記事」が掲載された。毎日新聞が謝ったのは「ファーストフードで女子高生は性的狂乱状態」等々、
引用も憚られるような<品性を欠く性的な話題>で溢れ返っていた毎日の英文サイトコラム「waiwai」についてだった。
だが、その過激さにおいては「waiwai」を遥かに凌駕する雑誌を「毎日系企業」が発行しているから驚きだ。

「毎日新聞が出資する毎日コミュニケーションズの100%子会社が過激なエロ雑誌を作っているんです」(毎日新聞関係者)

毎日コミュニケーションズ(以下、毎コミ)とは、毎日新聞の関連会社として設立され、同じパレスサイドビルに入居する企業。
毎日新聞社は同社株を9%保有する第3位の大株主で、非常勤監査役に菊池哲郎・毎日新聞常務が名を連ねている。
毎コミといえば、大塚愛を起用したCMが話題の就職情報サイト「マイナビ」が有名だ。リクルートの「リクナビ」と並び、
最近の就活生には欠かせないアイテムだという。

(中略)

就活情報ならぬ、「エロ情報」を発信しているのは、01年に毎コミの100%出資で設立されたMCプレス。
同社は『DVDヤッタネ!』や『DVDデラデラ』などヌード満載のDVD付きグラビア誌4誌を毎月、発行しているのだ。
しかも「就活生を脱がす企画もある」(前出・関係者)という。
早速、確認してみると、『ヤッタネ!』4月号で「就活生を狙え 今はいているパンツに穴を開けていいですか?inマ○ナビ」
という企画が掲載されていた。付録のDVDではリクルートスーツ姿の女の子3人が、あられもない姿に。いくらなんでも、
これはちとヤリ過ぎでは・・・
169名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/05(金) 03:30:56 ID:C0+lw06T
今回の不況は再販制度の対象業界を直撃してるわけだが。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/07(日) 21:30:19 ID:zuw0Yr0Y
経済学それ自体は社会を改善する事など要求していない。
経済学の目的は不幸の最小化でも無いし幸福の最大化でも無い。

経済学の目的は経済現象のモデル化の一点のみ。
それ以外の目的は無い。
そこから先は経済政策の問題であって経済学の問題では無い。

そもそも他の学問も同じ。
学問の目的は事象を分析しモデル化する事だけ。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/13(土) 01:55:40 ID:roRA7tGT
経済学の目的がモデル化だとしたらあまりに下らなすぎるな。
自然科学に比べるとモデルが恐しくちゃちで、
こんなので専門性が成立するとは思えないぐらいで。
172名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/17(水) 16:46:34 ID:xVQjVA4a
12月4日に開かれた再販関連会員説明会の席で、書協の菊池明郎副理事長は、
「(書店への)買切り商品のマージンを多くして、1、2年後に売れ残った
  商品の価格拘束を解く時限再販を活用すべき」と提案した。
この発言の背景にあるのは、いま最も厳しいといわれている書店の経営環境と
返品率が高止まりしている委託制度の限界―といった問題。
しかも、「メーカーが真剣に書店支援をやっていかなくてはいけない時期」(菊池副理事長)
と危機感を露にするほどの喫緊の課題でもある。
173名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 20:42:40 ID:EfqFVq/B
大手取次(本の問屋)の新年会に行ってきた。
大きな会場で、300人以上は来ているような大きな会だった。
10年連続のマイナス成長が確実な業界の、多くの人が集まるその席で
取次の社長が「再販制度が時代に合わなくなってきた」といった話をされた。
174名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/13(火) 00:57:29 ID:OC3DmQSk
連載「新聞崩壊」第6回/鶴田俊正名誉教授に聞く
新聞を法律で守る必要あるのか 「再販制」という反消費者制度
http://www.j-cast.com/2009/01/04032982.html

やっぱ単行本が出せなくなると業績が増やせないから
現役の学者・研究者はまるでダメだな。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/31(土) 01:38:17 ID:1S/UvrcB
>>174 新聞はあと2年ぐらいの寿命かな。
176馬鹿:2009/01/31(土) 09:42:05 ID:UgPewXc3
再販って再販売価格維持のこと?
メーカーが決めた価格を流通業者に強制させること
で合ってますか?
177名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:52:09 ID:QBzo+/F+
>>176
再販売価格維持(さいはんばいかかくいじ、resale price maintenance)とは、ある商品の生産者または供給者が卸・小売業者に対し商品の
再販売価格を指示し、それを遵守させる行為。
再販売価格維持行為(再販行為)、再販売価格の拘束とも呼ぶ。
再販売価格維持は流通段階での自由で公正な競争を阻害し、需要と供給の原則に基づく正常な価格形成を妨げて消費者利益を損なうため、
資本主義経済を取る国の多くでは独占禁止法上原則違法とされている。
但し例外的に一部商品については一定の要件の元に再販行為を容認している場合があり、それを再販制度と通称する。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/08(日) 04:19:46 ID:mCv7WDLH

・講談社、10月に企画書籍で時限再販の責任販売制を実施へ。
・公取委、今年は再販協議会開催せず。消費者庁設立に伴い空気読み。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/10(金) 19:44:42 ID:AUErNZ60
http://satoshuho.com/index.html 
プロフィールの漫画がすごい
180名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/22(月) 13:05:49 ID:LNJvge/R
小学館、講談社など大手・中堅の出版社10社が、
新たな販売方法(「責任販売制」)に乗り出した。
定価に占める書店の取り分を現行の22〜23%から35%に
上げる代わりに、返品する際の負担を書店に求める制度だ。
名称こそ「責任販売制」だが、書籍の所有権が書店に
移転しているわけではなく、あくまで「委託制」の変種である。
いまだ「再販制度維持」を掲げる大手出版社の思惑が見え隠れする。
こうしたことから公正取引委員会による実態調査が予想される。
181名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 01:39:32 ID:zLhXQsqT
そもそも、出版業界側から再販崩壊が起こってるんだろ?(ゾッキとか)
再販をそこまでして維持する意味なくね?
182名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 05:10:51 ID:ed1oi5aJ
再販制をやめれば、たくさんの出版社がつぶれるとおもうが
価格競争は本などの文化の媒体には似合わないよ
183名無しさん@お腹いっぱい。
週刊ダイヤモンドの消えた特集
http://news.livedoor.com/article/detail/4681719/