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名無しさん@お腹いっぱい。:
■ケインズの心身二元論
心身二元論の罠
ケインズ経済学においては、経済規模を決定するために投資量が大きな影響を持つ。そし
て投資量はその投資への期待収益によって決定される。そして投資が株式市場によって
決定されることで、不安定になる。
そのことをケインズは「美人コンテクスト」で例えたのは有名である。しかし「四次、五次、そ
してもっとも高次の次元」という予測は、すでに狂気に近づいている。いかに高次に考えよ
うと不確実性に解はない。そこに過剰に解を求めようとするとき、それは神経症である。特
に不況時のように先が読めず不確実性が高まったときには、現実にフリーズしてしまうだろう。
先にケインズの経済学とフロイトの精神分析の近似をしめした。特にケインズは不況を分
析したがまさに神経症と重なる。それ故にまたケインズは精神分析と同じ罠にはまっている
疑いがある。
精神分析とは精神を分析するが、そこでは身体が欠落していると言われる。精神分析はそ
の成り立ちから心身二元論の構造をもつ。そしてケインズの経済学にも「身体」が欠落して
いる可能性があるのではないだろうか。