経済学では量的緩和政策解除が経済に与える影響って
どのようなものだと考えられるの?
本当にそうなるか確かめたいので今のうちに意見を教えてください。
量的緩和の効果はまだ議論が固まってないしなぁ。
とりあえず量的緩和でデフレ下の景気の下支えに
なっていたんじゃないかということにはなってる。
まぁ、少なくとも長期金利の上昇と、
それに伴っていくらかの株価の下落も考えられる。
最も株価のほうは金利の上昇ペース以上に
企業業績が良くなれば下がると言い切れないが。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 13:36:16 ID:FfnqJ6ue
>>1 経済学では解らない。
経済学は将来を予測する学問ではなくて
所詮は結果を分析するだけの学問だからね。
量的緩和解除後に偉い先生方がどうして
そうなったかを後講釈してくれるよ。
経済学なんて所詮はただのオナ問。
4 :
セクシーうえうえ:2006/03/05(日) 13:42:18 ID:dydxr9df
>>1 とくに影響は無いと思うよ
【sexy boy 2006/03/15 発売】
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 13:46:38 ID:xu8OQqii
通常の金利操作にスムーズに移れるかがカギ
全ては日銀の腕次第、じゃないか?
どうやれば間違いないかは経済学者も誰もわかってないと思うけど。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 14:10:05 ID:5aT28FXo
7 :
パオ:2006/03/05(日) 15:06:36 ID:VoMKO98m
金融経済の分野では最も一般的となっているニューケインジアンモデルで説明しましょう。
(ニューケインジアンモデルは、オイラー式、フィリップスカーブ、テイラールールの3つの方程式からなるモデルです。)
前提として、量的緩和解除により将来の金利上昇(ゼロ金利の解除)が期待されるとします。
1.将来の金利上昇期待は、その分現在の貯蓄意欲を増大させ、現在及び将来の(期待)所得を減少させる力が働きます。(オイラー式より)
2.現在及び将来の(期待)所得の減少は、現在及び将来の(期待)物価上昇率を低下させる力が働きます。(フィリップスカーブより)
3.上記2つの力学により、実際に所得の減少、物価の下落があり、そのままの金利では目標とする物価上昇率を達成できない場合、金利を低下(量的緩和)させる力が働きます。(テイラールールより)
結論としては、上記1、2の力が働く(ほとんどデータではわからないかもしれないが、実際にも影響しているはず)ことにより、目標を物価上昇率を達成できる(あまり物価を上げないようにする)。
量的緩和の影響が強く、人々が強く将来の金利上昇を懸念する場合、1、2の力が強く働き、3により再び量的緩和をしなくてはいけない場合もありうる(あまり物価を上げないようにするどころか、下がってしまうくらい)。ここは日銀の力の見せ所。
質問あればどうぞ。
8 :
パオ:2006/03/05(日) 15:12:39 ID:VoMKO98m
ちなみに、
>>3は全く経済学をやっていないかか、もしくは学部レベル程度の知識なのでしょうが、
他の
>>2,
>>4,
>>5は、間違ったことは言っていませんよ。
皆が再び株価低迷、デフレになると信じれば、本当にそうなってしまいますが。
9 :
セクシーうえうえ:2006/03/05(日) 23:24:47 ID:dydxr9df
>>8 ありがとございます。 嬉しいです。
【sexy boy 2006/03/15 発売】
>>5 cpi上昇率は1%以下gdpデフレーターはマイナスなのに、金利操作するのは正気じゃないだろ。
事実上の0金利解除予告だろ。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/13(月) 14:54:52 ID:HLrYCd2p
余剰資金が引き揚げられることから、投資ファンド事業は終焉するのではないか
これまでファンドビジネスが景気を下支えしていた部分もあるから、ファンドの
崩壊で、再びデフレが進行するのではないだろうか
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/14(火) 06:43:33 ID:rtCw3xsK
金利上昇=物価上昇=株価下落の株価下落=金利上昇は意味がわかるのですが
金利上昇=物価下落の意味がわかりません。
金利が上昇するとお金が増えるのでたくさん増えるので、商品の需要が増えるからですか?
>>12 金利というのは、お金を借りるときのコストです。それが上がるってことは、
「げーお金を借りるのにそんなにコストかかるの?じゃー借りるのやーめた」
と皆が考えるようになる、ということ。
投資というのは、一般にお金を借りてやるわけで(でなきゃあんなにたくさんの
お金は使えません、ベースマネーはいくら増えたといっても120兆円ぐらいしかない)、
そのコストに見合うリターンが得られないならやめなきゃいけません。
というわけで、金利が上昇すると投資が減り、生産も落ちます。
その結果所得も減るのでいずれ消費も減ることになります。
あと理論的には、実質金利が低いならお金を使ってしまうけど、金利が上がる
なら貯蓄しよう、と人々が考えて消費が減る可能性も考えられますが、実際に
はこの効果は小さいと思われます。
ID:wpGWlQsT