ドラッカーの私の履歴書はひどかった。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 20:31:03 ID:KqXS8T+n
どう酷かった?
75 :
1:2008/01/20(日) 06:43:15 ID:QlnPcvht
経営学なんて必要ないし自分で考えてなんとかしろで終わりだと思うんだが
市場の主体性に任せればいいと唱える経済学もみずから不要だ
と宣言すべきわけだが、なぜか存在する矛盾。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:11:07 ID:QKcM2Hn0
まあ、あるんだからしょうがないじゃん
少なくともピートの本は、経営に無関心な人が読んでも面白いし
読むことによって経営への関心が湧く、というところがある。
それだけでも、結構なことだ。
マネジメントを発明した男とはよく言ったもので
ドラッカー以降、経営は幽霊のような抽象概念じゃなくて
実在(兄貴分ポランニーがいうサブスタンス)になった。
実際、コンピューターソフトなどの物理的実在のなかに
「マネジメント」が「在る」じゃん
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:17:44 ID:QKcM2Hn0
経済学の価値は、経済の自律性(市場原理、見えざる手)を説いた後で
それを物理学の力学における慣性系と見て、
さまざま加速度系を考察した点にある
「慣性の法則」だけじゃ、物理学だってしょぼいもんで
一個のジャンルと言えるような代物じゃないだろう
市場が自律的ならわざわざマクロな政策提言など不要のはず。
経済学の入り込む余地はない。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 06:18:58 ID:riohDan7
いや、自律性がある、ってことを指摘したんだろう
心臓や皮膚呼吸が自律的であるようにね
心臓が自律的だからって、思想は要らないってことにはならない
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 12:29:15 ID:zS5LrGW1
>>80 だから単なる遊びとして存在してもいいけど、それが社会にとって
「要る」ことにはならないでしょ。不要の長物には変わりない。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 10:23:49 ID:8Z/w0cbN
人間の身体器官の運動のなかで
不随意(自律)的な部分があって(心臓など)
あまりにも理性や精神や意識を中心とした生活をしてると
体を壊す。
もちろん、すべての身体器官の運動が自律的なわけじゃない。
腕を持ち上げようと思って持ち上げるということ(随意運動)も
ある。
これを経済に置き換えれば
市場に自律性があるのに、政府統制が強すぎると
経済が壊れる。
しかし、市場の自律性が経済の全てじゃない。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 10:25:50 ID:8Z/w0cbN
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 14:50:00 ID:DQ1Dk9Cc
その「政府」なるものが専制や独裁政府ならまだしも、
民主制のもとでの政府であるならば、それは市場原理、つまりは
政治サービスの消費者である選挙民の選択が働いた結果であるから、
その政府はまさしく市場原理の一部をなすものでしょうに。
サービスの消費者である選挙民の選択の結果生じた政府の統制を
制限するというのは、逆に市場原理主義に反することになるわけよ。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 21:36:46 ID:8Z/w0cbN
いや、国家は市場とはべつの位相だってよく言うじゃん。
そもそも、与党の議員は、
やや市場の動きから遅れ気味の人によって選ばれる傾向にある。
つまり、政府の意向というのは、つねに市場原理と対抗し
足を引っ張るようなものとして表彰される。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 21:37:12 ID:8Z/w0cbN
表彰される→表象される
>>86 > いや、国家は市場とはべつの位相だってよく言うじゃん。
その根拠がない。民主主義体制のもとでは国家も市場の外にはないよ。
政治だって選挙制度を通じて需要と供給の市場原理で動いているんだからね。
政治サービス案を商品として宣伝し、それを消費者である選挙民がみずからの
欲求にしたがって選択する。
政治家は政治案をパッケージ化して商品化し、それを宣伝する商社マンであり、
政党はサービス商品を計画する企業体だよ。民主政治はまさしく経済そのもの。
民主国家で成立した政府は市場原理とは対立関係にはなく、市場の産物そのもの。
89 :
売国マルハン:2008/01/27(日) 09:09:33 ID:rYx807SQ
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 09:38:28 ID:XYGtW/jU
市場の価格調節機能と一票差でも勝った側が全てを握り数年に渡って恣意的な権力行使も可能な政治領域を同じ位相では語れない
また政治権力は法定規制等を通じて他の位相を操作する力も有している
統治形態・方針が株価や失業率等のようにクルクル変わるようじゃ困るので良い面でもあるが、国家が市場のように民意を代弁できる訳ではない
市場の価格調節機能もけっきょくは多数派の意思によって市場が支配される仕組
としては大差ないんじゃね?
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 07:49:02 ID:CbHh5i2T
しかしホリエモンのような金持ちでも
逮捕されちゃう
暴力的パワーを背後に秘めてるのが国家=官僚機構
ホリエモンは小金持ちであって、それより大きな大金持ちの餌食になっただけでしょ。
それもこれも市場原理?
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 08:00:08 ID:NQstEYU/
いや、そもそも何か買って、ちゃんと金を払ってもらえる、という
状況が整備されてるのが
資本主義社会の最低条件であって
それは警察力を必要とする
それはやっぱり、経済と警察=国家=政治は独立的存在だということを
意味するよ。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 08:03:54 ID:NQstEYU/
大前研一みたいな経済至上主義が
いろいろ発言して、支持を得ても
そのとおりの社会にならないのも
政治の自律性を表してる
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 08:09:09 ID:NQstEYU/
あとひとつ
DVDが普及し始めて、VHSが下火になり始めてだいぶたってから
懐かしアニメ『まんが日本むかしばなし』のVHSが、
大々的に売られ始めた。テレビでもCMやったりしてね。
これが国家の自律性だよ
>>94 その事実は経済と政治、市場と法との相互依存性、不可分性、つまりそれらが
表裏一体であるからこそはじめて安定した自律的システムとして機能するもの
と解釈すべきでしょ。
しかしあなたが経済と言っているものの概念が恣意的に狭すぎるだけの話。
権利を得るためには義務を果たさなければならない。
自由を得るためにはルールに従わなければならない。
これが理解できないと、資本主義も経済も語れない。
市場から利益を売るためには国家の統制(=法の支配)を受け入れなければならない。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 15:23:06 ID:mZ3Oq38U
100ゲット?
ドラッカー最高!
国家が統制力を発揮するためには、国民の統制(自由選挙と議会の承認)を受け入れなければならない。
>>101 だから民主国家においては国家というか政府は市場の産物なんだよ。
政治を市場の文脈で理解するのはとても無理ですよ。
同列に並べるのは我田引水というもの。
政治もまさしく経済活動じゃないか。政治家が政治を商売にして、
国民たる消費者がそのアイデアをサービスとして消費する。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/17(日) 21:45:08 ID:Eq3eEyZD
政治と経済とが別物だと言っているのは、マルクス主義の上部構造下部構造の図式、
すなわち政治と経済の二分法イデオロギーにとらわれているだけじゃないだろうか。
ルールと自由、権利と義務なんてのは、まさに厚生経済学的な発想だよね。
もっとも、先に漠然と「ルールが無ければ自由は・・・」みたいな話があって、それの理論的
バックボーンとして厚生経済学が発展したのが正解だろうけど。
政治だって隠されたインセンティブの文脈で語れるわけだし、そこで語れるから色々な政治に
まつわる諸問題が経済学的に分析できるわけだ。そして、分析の成果として、より良い状態を
実現するための網をかける事が可能になる。
それを嫌がるのは、中の人だよ。
日本で構造改革を主張する人に、「経済学なんてナンセンス」という人が多い事に時たま
唖然とさせられる。あれこそ、経済学的センスで対応しなければならない問題なのに。
で、そういう人に限って、民営化論者で市場原理は妙に信頼していたりする謎w
恐らく、何が自分にとって都合悪い事になるのか、全部わかってて発言しているんだろうと思うwww
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/03(月) 01:30:45 ID:+bPuTWm8
>>67 マルクスは、株式会社制度は資本の(消極的)揚棄であると評価し
本当のコミュニズムは、労働者が株主であるような社会だと
言った
ドラッカーの年金基金社会主義との関連は?
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/25(火) 14:55:26 ID:fQqB1OhG
彼の最大の功績は、真実を伝えたこと。
人間というか民族には、巨人と小人の2種類が存在する。 別に金持ちと
貧乏人という区分ではない。 巨人、つまり背が大きくそして金を大きく
稼ぎ同時に大きく消費するタイプ。 昔は戦争をやってた血筋。
一方で昔は家庭栽培をして内助の功で民族を支えていたタイプ。 これは
小さい消費に小さい稼ぎをする。 日本が戦後管理しそして一人一人を
大切にしてきたのはこの内助の功を支えるタイプを、サラリーマンとして雇用し、
彼らの稼ぎを年金としてまたは消費として国内に保持することができたから。
これが国力になってきたし、そういう意味ではもはや使える人的資材は殆ど
使ってしまったといっても過言ではない。
現在の少子化、モラルの低下はこのような人的エネルギーを使い果たしたことから
生じたわけで、それをどこに責めることができようか?
一般に経済学者は株式での利益を出すこと、または利益をあげることに関する
記述しかもはや認めてもらえず、どうしても2種類のタイプがいて、それぞれに
アドバイスが違うことを触れることは許してもらえないのが現実。
それをあえてはっきりと著作で述べている彼は、その評価も真っ二つに
分かれるわけ。 営業畑には馬鹿にされ、無意味、無策とののしられる。
しかし事務、会計、官僚にはそうなんだよって、みんなから賛同される。
ここに彼の味噌があるんだけど、同思う?
もうすこしだけ。
つまりね、なんでもかんでも頑張れ頑張れ努力しろ、勉強しろ、新商品を発明しろ、
投資しろの一点張りのバカな日本のエコノミストとは一線をかくしてるんだよ。
頑張るときに頑張る、休むときには絶対に休まさなきゃいけないし、
これを間違えると大変なことになるわけ、その民族は。
日本の30年が悪くなるという予想はここから来てるし、それをまだ消費しろの
一点張りのダイヤモンド社お抱えのエコノミストとはやはり一味違うという話です。
なるほど
で、いまはどうだろう?
いまでも、日本は小人の国か?
それとも巨人の国か?
ほんとうは小人の国なのに
巨人の国的な政策をやろうとしてるのか
下種なまねをしていた会計学者は全て 『関学の血』 でした。
【兵庫県立大学のセクハラ教授 (2008年3月に懲戒免職済み)】 百合草裕康は関西学院大学大学商学部を1986年に卒業
【横浜国立大学の試験問題漏洩教授 (2008年2月に会計士試験試験委員を辞任済み)】 齋藤真哉は関西学院大学商学部を1982年に卒業
【関西学院大学のアカハラ選民主義教授 (2008年3月に関西学院大学学長を終了済み)】 平松一夫は関西学院大学商学部を1970年に卒業
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 01:19:02 ID:zgBXNBeI
まだあった?
ハイエクとポパーはフロイトをフルボッコしているよ。
あの本の記述本当かな?フロイトは使えんというのが今の常識。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/18(木) 00:19:48 ID:PWc+YNS9
近い将来、経営を考えているのですが
ピーター・ドラッカーで初心者向きの本
ありますか?
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/18(木) 00:44:02 ID:BEPv7Z5r
私は大して読んでませんが、
『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』が評判良いみたいです。
個人的には、一般の経営学とは異なるように見えますけどね。
amazonで確認してみては?
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/19(金) 00:59:23 ID:l0N4xsb6
>>115 ありがとうございます。
はじめて読むシリーズに挑戦してみたいと思います。
3冊も買っちゃった。
マネージメントという領域では偉人なんだろうけど
こと経済になると、なんか違和感が。シュンペーターのお弟子さんという経緯か知らないが
清算主義チックなところないか?
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 08:10:18 ID:K3lefYAb
親父におススメされたんだけど、読む価値があるかな?
みなさんは実際にドラッカー氏から学んだことをどう生かせましたか?
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
なかなか面白いです(^^)
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 19:33:33 ID:8Td5ffw1
温故知新
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 05:20:11 ID:1SGuJFVZ
一昨日、NHKクローズアップ現代でドラッカーと
>>119の書籍が特集されてた。
上田惇生氏と糸井重里氏がゲスト出演。
Amazon和書のランキングは予想通りだった。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。: