>>680 民間部門と貿易部門しか存在しないと仮定して日本国のバランスシートを考える。
バランスシートはストックの統計ではあるが、
資産 | 負債
−−−−−−−−−−−−−−−−
貯蓄残高 | 投資残高
| 海外部門純債権
となる。
これを数式で表すと、
貯蓄残高−投資残高 = 海外部門純債権 ・・・ (1)
となる。
これをフローの概念に直すために、ある年と翌年の(1)式の差をとると
貯蓄−投資 = 貿易収支
すなわち
S-I=Ex-Im
となる。
685 :
684:2005/06/23(木) 22:13:07 ID:ArLzOuxD
個人的には、マクロの入門書の頭で、3面等価からI-Sバランスの導出をする前に、
資金循環統計からI-Sバランスを算出して、ほら3面等価からの計算でも同じ結論
が導けますよ!ってやる方が、入門レベルの人には理解しやすいのではないかと
思っていたりする。
教科書書くような経済学者の人が見ていたら、是非一考してもらいたいなぁ。
ただ、93SNAに移行してから資金循環統計のストック(資産負債残高表)はバランス
しなくなっちゃったんだよね。調整表うざい。
なるほど。経営学部生や会計・簿記やってるヤツには
そっちのほうが分かりやすそうだな。
でも簿記が分からんやつにはやっぱり分かりづらそうw
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/23(木) 22:50:43 ID:MqAvty35
トンクス
688 :
684:2005/06/23(木) 22:59:54 ID:ArLzOuxD
>>686 A)バランスシートは必ず左右が一致する
B)三面等価により生産・分配・支出のGDPは一致する
どちらも、「定義により等しい」という話なんだから、「納得して受け入れる」
しかないわけで。ここで拒絶反応示す人が結構いるんで・・・
どちらかというとAの説明の方が「納得してもらいやすい」かなと。
つーか、
>>680さんの言う「経済的な意味」ってのはそういう事かなと。