1 :
1:
竹中が信仰しているサプライサイド経済学について
教えてください。
景気が悪い原因は、サプライサイド経済学によれば、
1)頭が悪い(技術水準が低い)
2)浪費癖がある(貯蓄が足りなくて投資ができない)
3)怠け者が多い(まじめに働かない)
4)役人が民間を邪魔する(規制が多い)
5)政府も無駄遣いが多い(税率が高く、無駄な公共投資が多く、福祉で怠け者を増やしている)
まあ、こんなところだな。つまり、日本の景気が悪いのは、お前らが糞だからというわけだ。財務も日銀も悪くない(w
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 00:45:55 ID:EJJUIckn
サプライサイド経済学が考えだされた時代背景
1.高インフレ・高失業率(フィリップス曲線の垂直化)
普通は高インフレなら低失業率、低インフレなら高失業率
インフレ率と失業率のバランスを取るのがマクロ経済政策
両方高まった原因は、色々な説があるが、
・高い社会保障による自発的失業の増加
・労働組合(ユニオン)により産業構造の転換にもかかわらず、ブルーカラーの
失業者が異業種転換しない。
などがあげられていた。
2.巨大な貿易赤字
貿易赤字に対する処方箋は、通常は「総需要削減」による景気の沈静化
高インフレに対する対処方と同じ
3.巨大な財政赤字
インフレ下での巨大な財政赤字は、金利の上昇による民間投資のクラウディング
アウトを併発していた。この事が、民間企業の設備投資意欲をそぎ、輸出競争力が
著しく低下していた。
#これについては、株主市場主義の短期的視点にたった経営手法が悪玉となると
#する説の方が説得力がある気がする。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 00:51:17 ID:EJJUIckn
4.製造業の輸出競争力の低下
3.のクラウディングアウトなのか、それとも#で補足した理由かは問わないが、
とにかく、アメリカの製造業で、設備投資意欲が不足し、結果世界的な競争に
大きく後れを取った。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 00:53:48 ID:EJJUIckn
5.強いドル政策
ドルの下落がアメリカ国民の購買力低下を招くとして、ドルレートを維持する
べく、高金利政策が採られていた。
要するに、高インフレ・高失業率・高金利の状況で、貿易赤字・財政赤字・製造業
の輸出競争力の低下という、6重苦状態で、既存のマクロ経済学の処方箋である
「総需要管理政策」ではあちらをたてればこちらが立たず状態に陥っていた。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 01:01:37 ID:EJJUIckn
で、サプライサイドに着目する視点が出てきたわけです。
それぞれの当否は問わずに列挙します。
1.失業者が多いのは雇用の流動性の不足、社会保障の充実しすぎがある。
社会保障を削減し、労働組合の力を弱めれば失業問題は解決するはず。
2.輸出競争力が低下しているのは、色々な規制があるからだ。
規制を撤廃すれば企業は設備投資を活発化するはずだ。
投資が活発化すれば輸出競争力は復活するはず。
3.企業の生産力が向上すれば、国内需要を満たす生産が行われ、輸入に
頼る体質から脱却できるはず。
4.税収の不足は、複雑すぎる税制による抜け道の多様化にある。
重税感が人々の勤労意欲や企業の競争意欲をそいでいる面がある
ので、税制の簡素化と減税により、経済が活性化し、結果的に税収が
増えるかも知れない。
これらを行う事ができれば、アメリカ経済は復活し、ドル価格の下落による
調整ではなく、強いドルを維持した上で経済の活性化ができるはず。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 01:09:49 ID:EJJUIckn
で、成果ですが、
1.高失業率・高インフレ ・・・ ◎
2.貿易赤字 ・・・ △
結果的に「総需要削減効果」が生じる事で、景気の沈静化による輸入の削減は成功
3.財政赤字 ・・・ ×
他の政策の「総需要削減効果」により財政赤字は増加
ただし、減税により景気下支えは成功したと思う。
4.製造業の輸出競争力 ・・・ ×
ほとんど変わりありませんでした。
5.ドル価値 ・・・ ×
最終的に、プラザ合意によるドル高是正が行われました
輸出競争力、貿易赤字については、ドル高是正策が一番効いたと思われます
6.その他
減税政策により、高額所得者を優遇した結果、所得格差が拡大
貿易赤字&強いドル政策で、外国資本がアメリカに集中
高所得者が生まれたことで資本市場が活性化
ただし、同時に外資(特に日本)による米国企業の買収が活発化
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 01:15:05 ID:EJJUIckn
サプライサイド以後
失業率とインフレ率が低下したことで、総需要管理政策が取れる環境に戻った。
ここでクリントン政権にバトンタッチし、社会保障の復活と歳出増加で景気が回復。
外国資本の流入で、株式市場でITバブル発生。
アメリカ経済の中心が、製造業から金融業へ大きくシフト。
ただし、製造業については「自由貿易」を装った保護主義が台頭し、特に日本に
対して「市場開放」という名で、アメリカ政府が表に立った保護主義の押し付けが
行われた。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 01:21:48 ID:EJJUIckn
>>1 で、今の日本を考えてみる。
1.低インフレ(デフレ)で高失業率
総需要の不足を示しており、総需要管理政策で十分対応可能な状況
2.巨大な経常収支黒字
国内需要の不足を暗示しています
3.巨大な財政赤字
ほぼ全て国内市場で資金がファイナンスされており、総需要の不足を暗示しています
4.製造業の輸出競争力
貿易収支黒字であり、競争力が不足しているような兆候は見られません
営業面ではなく、資金面で苦境に陥る企業が多く、これは金融不況である事を暗示。
5.弱い円政策
内需不足に対し、外需に解決を求めて、円安誘導を試みています。
外為介入で、円売り・ドル買いを行う過程で、特に米国企業が保有する国債を買い取り
かわりに円資金を提供する形となり、国内の資金面で行き詰っている企業の多くが、
外国企業に買収されていきました。
さて、この国で取るべき政策はサプライサイド政策でしょうか?
それとも、伝統的な総需要管理政策でしょうか?
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 01:28:54 ID:EJJUIckn
今の日本で総需要管理政策が採られない理由。
総需要管理政策での、総需要増加方法は、金融緩和と財政支出の増加と減税政策を指します。
・金融緩和
金融政策のミスで流動性の罠に陥っており、金融緩和が効かなくなっている
・財政支出増加&減税
財政赤字が「悪者」扱いされているため、政治的には許容されない
ここら辺が今の日本のジレンマです。
日本のサプライサイドには問題ないと思うんですがね。
サプライサイドというとアメリカでは市場原理主義者が主唱するもので、産業界
が政府に対して規制撤廃を要求する、どちらかというと産業界からのロビー活動
が主体となりますが、日本では国・御用学者が主唱しており、国が管理して産業
界をコントロールしようとするのが主体となります。要するに国家主導による産業
構造の転換を、行政指導で進めるような内容となります。
この辺が、所変わればという感じで面白いところです。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 08:25:56 ID:6LG753Ib
>>9 伝統的な総需要管理政策
これって結局需要がないから国が需要を捏造して
いろんな不要なものを作るって事だよね
短期的にはそれで収入を得る人たちは助かるから良い政策に思えるかも
知れないが、長期的には不要なもののメンテナンス費も含め
マイナス効果は倍増するぞ
で財政悪化で働けど働けど豊かになれない社会が実現されてしまうぞ
結局お金の使い道が誰も必要としないものでは
誰もが幸せになれっこ無い
日本人はよく働き、世界のなかでもトップレベルの商品や
サービスを開発しているかもしれないが
こういったお金をドブに捨てる行為をやめないかぎり
持続可能な豊かさを享受することはできない
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 10:38:19 ID:8p13GTmG
>>11 「捏造」とか、あなたの価値判断を既に内包している言葉を使う
ところに、あなたの思考停止具合が見て取れます。
総需要管理政策は公共事業だけではありませんよ。
まずはそこから勉強してください。
また、日本でサプライサイド型の総供給管理政策を行うので
あれば、それは国が主導で日本企業の供給力削減を進める
という事に他なりません。
小泉内閣で進めていた構造改革は、どうも供給力削減を念頭
においていたように見受けられますが、それを国が行う事は
問題ないのですか?
いずれにせよ、マクロ経済政策というのは、民間の力だけでは
景気の振幅が大きくなってしまう状況を、整えて安定成長を維持
する事が目的で、「国家」が主導権を持って行うものです。
総需要管理だろうがサプライサイドだろうが、国が需要・供給を
コントロールしようとするものです。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 17:53:29 ID:FB4Ht6Fu
>>12 確かにマクロ政策というのは
自由意志を無視して
社会主義的に世の中を
コントロールしようとするものではあるが
サプライサイダーは小さな政府主義者であり
大きな政府主義者ではない
サプライサイドでの改革といっても
総需要管理政策からの脱却のためにそれをやめて
自由競争化での供給側の活躍を期待するもので
供給側の調整に国が強く関わろうとするものではない
官から民へ
これは統制を解くことに他ならない
わかりやすくいえば
総需要管理=社会主義
(需要者にきかずに需要が決定してしまう不思議な制度、これを需要の捏造といっている
消費も労働も計画通りに行われ生きることが、プログラムどおりに動くロボットと同じになる)
サプライサイド=自由主義
(個々人の需要に答えるために供給側に常に変革を求める
これにより功利主義の実現が可能となる)
です
産業再生機構が民間ベースのダイエイ再建計画を銀行脅迫してやめさせて介入するのが自由主義ですかそうですか
で金融政策はマクロ政策ですが自由主義では放棄ですかそうですか
じゃあ貨幣量は自然に決まるんですかそうですか
ばかじゃんw
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 19:28:43 ID:YbqoMQl7
>>14 いやいや
金融政策だって国の政策が民間に大きな影響を与えてしまう
これも社会主義的な行為でできれば避けた方が良い
これによって得する人、損する人がでてきてしまう
為替の介入も同じ
ゲームに参加している人の片方に有利なように急にルールを変えてしまうようなものだ
ダイエーの問題は銀行が債務を負いたくなかっただけじゃん
そんなこと言ったらさ、政府と中央銀行が執り行う全ての政策は民間に何らかの影響を与えうる。
金融政策は社会主義?そしたら世界中全ての国が社会主義だなw
グリーンスパンなんてアカの化身ですかwww
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 21:37:21 ID:YbqoMQl7
>>16 だから的という言葉を使ってるでしょ
金利が変更されたり、為替の介入があると
それで有利になるように行動するわけですよ
そうするとこの状態というのは統制を受けている状態と同じになってしまう
だからあくまで「的」なんですよ
統制ではないのだが統制と同じような効果を生んでしまう
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 21:41:21 ID:YbqoMQl7
言葉が足りなかったかな
政策決定者の発言にみんなが注目し、それによって注目していた人たちの
行動が決まってしまう
これは結局・・・
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 21:42:34 ID:QQHBDr6m
無政府主義者なんて本当にいるんだ。。。。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 21:49:13 ID:YbqoMQl7
>>19 飛躍しすぎです
経済は市場に任せる
国家の役割は治安の維持でしょう
市場の失敗、という現象もあるんですよ〜。
外部性やフリーライダーって知ってますか〜?
しかし、現代で夜警国家論をマジに信奉している人がいるとは。
18世紀にでもタイムスリップしては如何?
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/15 21:58:14 ID:YbqoMQl7
>>21 いやタイムスリップせざるを得なくなると思うよ
少子高齢化、行き過ぎた老人福祉
こういうときは初心に変えるのがよろしいのではないでしょうか?
政府の失敗という現象もあるんですよ〜
>>22 無論政府の失敗もありますよ。
これは個々の市場ごとで論じられる問題で、程度の問題であるのに
総論として「政府の関与を止めろ」と論じるから多数のツッコミが入るんですよ。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/16 00:23:39 ID:P8vhx49E
とりあえず、
>>3-10についてしっかり読んでから議論を進めてくれ。
サプライサイドだって、結局政府に取り入って自分の政策を実施させるわけで、
それが経済に対して、意図するにせよせざるにせよ、総需要の増減を引き起こして
しまうわけだよ。
「政府は夜警だけやってれば良い」のための、夜警のための徴税行為も、夜警を
雇用する行為にも、そして夜警がいる事による社会的メリットも、全て経済に影響
を与えてしまうんだ。
経済学者としては、「どうすべきか」以前の問題として、「何をしたら、どういう理由で
何がおきたか」をきっちり分析して、「どうすべきか」の議論で、思ったことと違う結果
にならないような知識を積み上げて、きちっと提供するのが大事。
サプライサイドについては、高インフレ・高失業率でフィリップス曲線が垂直になって
いる経済においては、元のフィリップス曲線が右下がりの経済に戻す意味はある。
けど、フィリップス曲線が右下がりでデフレ下の高失業率という、伝統的な不況モデル
の経済には、たいした効果が無いというか、むしろ不況を加速させる効果があるのは
あきらかなわけ。
その事実を受け入れた上で、果たして日本にとってサプライサイド改革が必要か否か
を判断するのは政治的過程の問題。
ただ、個人的には、サプライサイドが今の日本では失業問題を加速させるのをわかって
いながら、「それでも自由市場が大事だ」という人は、基本的に「資本主義はダメな制度
だから原始共産制の社会に戻っても良いから革命が必要だ」と言っている人たちと、
同じレベルの「机上の空論」君だと思う。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/16 00:28:38 ID:P8vhx49E
自由市場主義の人たちに聞きたい。
上場企業が、有価証券報告書に虚偽の記載をした場合、
それでもその企業が利益を上げ続けて株主に利益還元が
できて、株主の指示を得ていた場合、その事に対して、
どう対処すべきだと考えるか?
1.虚偽申請は違法行為なので、上場廃止を含めて、罰を受けるべき
2.市場が支持しているのだから政府は介入すべきではない(放置すべき)
3.その他
是非、考えを聞いてみたい。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/16 19:46:30 ID:AlxVccZ+
>>24 政府の役割は
経済活動の環境を整えることで
そのゲームに参加する人になってはいけないと思っている
>>25 法治国家が前提なので刑法で押さえるよ、そういうのは
無法地帯を作るのが自由主義ではないぞ
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/16 20:42:28 ID:D/Tchwbb
>>26 日本は法治国家ですので、
1.憲法に保証された基本的人権(健康で文化的な最低限度の生活)は保証されなければならない
2.日銀法に規定されているので、日銀は通貨価値の安定にまい進しなければならない
これ、経済活動の環境を整えることで、ゲームに参加するのとは違うよね?
両者とも、バリバリの総需要管理の考え方なんだけどさ。
むしろ、サプライサイドの方が、民間の活動に介入しようとしているように見える。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/17 00:43:48 ID:RrRE+seg
>>27 教えてください。
インフレターゲット理論はサプライサイドなの?
それとも新古典派全般の考え方?
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/17 12:52:55 ID:gziyOYA9
クルーグマンが中心になってるあたり、きわめて伝統的な経済学者の理論。
古典派とケインジアンの区分けに関しては、今更ナンセンス。
サプライサイドでは断じてない。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/18 02:38:20 ID:aMMVQCkJ
>>28 インフレターゲット理論は、総需要管理政策の洗練れた形態だよ。
2大政党制をとっている国で、国会・総選挙という手順で選ばれた政府が、保守は財政
再建、革新は社会保障充実という形で、交互景気を刺激したり沈静化したりする事を繰り
返す事になる。選挙−政権交代経由だと、どうしても2年程度のタイムラグが発生し、
政権交代が必要となるような大問題にならない限り、経済運営のスタンスが変わらないと
いう問題があるわけです。で、手遅れの対策を何度も繰り返した結果、高インフレ高失業率
な社会を生み出してしまった。
そこで、物価水準目標という単純な目標を、国会で承認して、中央銀行に義務として負わ
せる事で、景気循環の沈静化を中央銀行というテクノクラートの仕事と位置づけ、必要な
ときに必要なすばやさで運営する事を目的としている。同時に、公共事業が景気対策の
理由として引っ張り出されるのを防いでいるわけ。
ちなみに日本と米国以外では、インフレターゲットによる経済運営が主流。
というか、いまどきサプライサイドなんて言ってるのは日本だけでしょ。
アメリカでは極一部生き残っているかも知れないけど。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/18 02:47:43 ID:aMMVQCkJ
ちなみに、
1.伝統的経済学派(ケイジアン→ニューケインジアン)
総需要管理政策(財政政策・金融政策)による景気のコントロールは可能とする立場
これが政治的勢力と結びつくと、公共事業馬鹿が生まれるけど、決して経済学派では
なく、あくまで政治的な勢力の理由付けとして勝手に引用される(例.だな〜)
2.新古典派
総需要管理政策は無効であり、経済の発展に伴って通貨供給量だけを管理すべきという立場
まともな新古典派の話は傾聴に値する面もあるけど、大抵の場合は市場原理主義という
政治的勢力が我田引水的に流用。
経済学的本流は、既にニューケインジアンと合流している。
3.サプライサイド
1980年代にアメリカで麻疹の様に流行し、その後の世界経済の混乱(アメリカの双子の
赤字、プラザ合意、日本のバブル)をもたらした戦犯。経済学の一分野として認知さえた
事は一度もなく、新古典派がニューケインジアンと合流してしまった後に、取り残された
市場原理主義者という同じ目標を共有する者同士が、細切れの経営者的発想を持ち寄って
できた、1つ1つはバラバラの、一見正しそうに見えて実は正しいとは限らない理屈の集合体。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/18 10:02:40 ID:A5LOgVVA
サプライサイド経済学って、端的に言えば
「労働は悪」と言う考えの国民性を持っていて
ww1直後のドイツの様な状態で無いと効果が出
ないんですね。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/18 12:33:02 ID:TeA7z6E8
>>31 マーティン・フェルドシュタインはどこに所属していますか?
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/18 16:49:23 ID:Ag4ZBlQp
フェルドシュタインは、新古典派経済学者だったんだよね。
で、レーガン政権でサプライサイドのベースを作ってた人。
2のバックグラウンドを持った3かなと。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/19 14:20:10 ID:vs035K2q
減税や規制緩和によって、金持ちの所得が増えた。
金持ちは増えた所得を投機に使い、バブルを引き起こした。
そのバブルを景気回復と誤解している馬鹿どもが、マネタリストだ。
規制緩和で経済が良くなった等と、電波を放出しているが、要は、
福祉やってる国より経済的優位に立てたというだけであるから、
世界各国が規制緩和やりだしたら、過酷な消耗戦に突入した。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/19 19:53:08 ID:gBw0siZF
>>35 あなたの書いているレスの方が、激しく電波を発しているようです。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/21 12:29:06 ID:gqh/3ks3
結局サプライサイド経済学って、疑似科学の
領域に入るの?
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/21 13:14:15 ID:unUtwBpC
>>37 レーガノミクスは壮大な「経済実験」と言われておりました。
経済学としてみたら、経済状態の現状認識があって、はじめて対策が決まる
わけで、高インフレに対する対処方として需要抑制ではなく供給改善を目指し
たのは新しいアプローチだと思います。
どんな経済政策も、世の中の政治勢力と結びついてはじめて実施されるわけ
で、その過程で色々なお荷物を背負い込みます。その結果、サプライサイド改革
に関係ない政策が、無理やりな理屈でサプライサイド改革の一環として実施され
ました。
で、結論的には、そのお荷物の方が効果を発揮し、結局は総需要管理の延長で
説明できる程度の結果しか残せませんでした。
サプライサイドは、公共経済学よりのミクロ的分析が主流になりますので、どうし
てもマクロ的な風が吹けば桶屋が儲かる的な、影響範囲の連鎖にまで分析が
及びません。部分均衡分析が主流となりますので、小さい範囲で実行する分に
は多少のスピルトアウトはあっても概ね予想通りの結果がでます。が、国策とし
て全産業を対象に実施すると、全体制約が強く働いて思い通りの結果が得られ
ず、時には逆効果になります。ここがサプライサイドの欠点です。
もう1点は、サプライサイド改革の名のもとに、産業に対する政府の介入が発生
したり、逆にサプライサイド改革を悪用して産業界がロビー活動を通じて自分の
産業に有利な規制・規制緩和を求める事が大変多く、それが、経済を歪曲しない
かどうかがポイント。小さな政府というのは建前で、経済政策は政治勢力と結び
ついて始めて実行可能となりますから、この手の産業統制主義的な色彩は排除
しにくく、経済の歪曲を通じて中長期的に経済成長を抑圧する可能性があります。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/21 13:16:34 ID:unUtwBpC
なんか長くてよくわからんね。書き直そう。
大雑把に言って、サプライサイドは新しい経済学として着目される
時期はあったが、経済政策の面ではたいした成果を残していない。
また、現実問題としてサプライサイド論者の大多数が、ロビー活動
の一環としてサプライサイドを論じているので、それを見分ける目が
必要。大雑把にいってテレビ・雑誌に出てくるサプライサイド論者の
9割9分は電波認定してよいと思う。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/21 13:41:09 ID:apaKsqSq
サプライサイダーが主張している減税や規制緩和は
ミクロ経済学等では標準的な政策提言であり電波ではない。
ラッファー・カーブ自体も標準的な理論であり電波ではない。
ただし、減税による税収増加や金本位制などは行過ぎた主張であり、
多くの経済学者はこれを支持していない。
竹中等が主張している構造改革も、それ自体は奇異な理論ではない。
しかし、構造問題を平成不況と結び付けるとおかしなことになる。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/22 09:24:26 ID:XwAraW+D
>>37 経済学自体が疑似科学
そのなかでも小さな政府を目指すサプライサイドはまとも
大きな政府を目指すものほど
計画や目標をたくさんつくるため結果との大きなずれが生じる
そのための経済学が役に立たない
逆に経済環境の整備をすることで機会の均等を目指し、結果の平等は
考えないような経済理論は必ず正しい状態になるため
役に立っているといえる
役に立たない順に
マルクス>>>>>>>>>>>ケインズ>>>>>>>>>>サプライサイド
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/22 11:58:30 ID:tJHJHe1B
電波を受信しはじめましたw
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/22 14:06:02 ID:/We5ezLu
>>41 正しい状態になる→なるようになる の間違いでしょぅ。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/22 19:27:11 ID:HU4I5cO6
>>43 市場メカニズムが良く効くため正しい状態になるということですね
大きな政府を目指す統制経済では市場メカニズムを生かせないため
需要者を満足させることができません
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/22 19:44:32 ID:cbGMvL7u
電波増殖中です
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/25 23:51:33 ID:zQnyGU/0
うーーん。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/26 19:25:45 ID:aN/dWFwj
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/27 21:37:25 ID:ouMgfyTi
ほれほれ、どうした経済学板。
これじゃ経済板とほとんど同じだぞw
医療サービスを考えると、日本=政府の援助あり。
米=市場原理。貧乏人には厳しい。
どちらがいいだろうか?日本の方がいいんじゃないの?質にしても、国際競争力
からしても。日本の医療道具の技術はすごいからね。びっくりした。
市場原理=経済にとって良い。これ幻想。
政府介入をやめて、市場メカニズムを効かせるとしても、国民のためにならなかったら
意味なし。昔なら公害。いまならサラ金で破産とか。
ラッファーカーブは理論だったっけ?
>・労働組合(ユニオン)により産業構造の転換にもかかわらず、ブルーカラーの
失業者が異業種転換しない。
異業種転換って簡単にできるの?
経済学者の肩書きがついている人で異業種転換できる人って極わずかしかいないんじゃないの。
机上の空論でしかないですね。
スキルがないと生き残れないという点では経済学の問題からはずれますが。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 13:23:13 ID:vGoXbKkr
実体経済に反映され、その結果良くなるのなら
サプライサイドだろうが、夜警国家だろうが構い
ませんけど、経済はどんどん悪くなる一方では無
いですか?
此れは、サプライサイド経済学が間違っていたと言う
証拠ではないのでしょうか。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 14:51:30 ID:YnE7x310
経験科学ではないものに反証を求めてはいけません。間違っているのは現実
であり理論は常に正しいのです。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 14:59:41 ID:Bdzye0BQ
>51
どこがどんどん悪くなってんだよ。
GDP成長率とインフレ率のグラフ書いてみろ。
政府と日銀の景気現状判断を過去4年分振り返ってみろ。
経済政策を語るならそれくらいのことを知ってからにしろ。
テレビタックルに出てきそうなイカレ「エコノミスト」の書くものばっかり
読んでんだろ、お前。もっと勉強しなさい。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/06 20:58:07 ID:X2H3ySmm
小椋正立が本出してたよ。
所得減税すれば労働時間を労働者は増やして働こうとするから結果として税収が増えて政府うまーというやつ。
リストラで人が減ったから残った人はサービス残業をたくさんさせられているけど、減税すればもっと働くようになって経済成長率が上がってうまーなんだろうね
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/07 14:00:57 ID:4ZMtznBS
>>53 GDP成長率なんて、所詮は机上のものでしかない。
大体、計算の仕方で数字が違うんだから政府に都合
の良い数字を出せば良いだけ。
インフレ率のグラフ?現在はインフレですか?
雇用情勢一つ取って見ても、雇用が改善されている
数字だけをみているの?
現状は、正社員の首をドンドン切って派遣社員&短期就労者
&パートを働かせているから、結果的に雇用情勢が改善してい
るように見えるだけ。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/07 14:26:42 ID:dkBrfRE6
>>55 いるんだよねぇ、こういうトンデモな人。
一体あなたは、景気の現状の何を知ってるの?
組織的かつ継続的に経済状況を分析している内閣府や日銀の
景気判断より、あなた個人のトンデモ景況判断を信ずるべき理由は何?
あんたがトヨタの社長かなんかで、日本経済に大きな影響をもち
かつ日本経済を常にマクロ的観点からも注視している人であれば
傾聴するにも値するだろうけどさ。ど素人もいいとこでしょ?www
それから、「インフレ率」はたとえマイナスになっていようとインフレ率と
呼ぶものなので宜しくwww あんた新聞読んでる?「デフレ率」って聞いたことある?ww
それこそ、ここ何年かの政府の景況判断、
日銀の各種資料等に目を通していれば、こんなところで無知を晒す羽目にならなかったものを。
まさに、
残 念 !
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/07 15:01:24 ID:4ZMtznBS
確かに、経済学には素人だけどさ。
>組織的かつ継続的に経済状況を分析している内閣府や日銀の
本当に、政府発表が正しかったら、GDPの計算方法を変え
たりしますか?また、政府が各種データからはじき出したと思
われる、景気予測が当たった事がありますか?だいたい、政府の
言う事が正しかったら、何故交通事故の死者数を越える自殺者が
出るのですか?
インフレ率がマイナスでもインフレ率と呼ぶ物なのは、知っている。
問題は、現状がどうなのかと言う事でしょ?例え現状のインフレ率が
10%超だろうが、実生活に反映されない以上、意味が無い数字のはず。
数字だけを見て、それが実際の社会状況とかけ離れているのなら、
数字が間違っているのは明白。
サプライサイド経済学は学問の壇上で主流になったことはなく
マスコミなどのメディアが主に引っ張ってきたということだが
それは何故??
>>57 政府・日銀の統計を信用しない、となると何も分からなくなりますよ。
実際の社会状況、といっても精々それは貴方の半径50M以内のこと。全体としてどの程度なのかは分からない。
それこそ今現在物価が上昇しているのか、下落しているのかさえ分からない。景気判断なんてもってのほか。
無論統計が真実を表す数値でもありません。各統計に関して、その有効性と限界を分かった上での活用をするのが大事です。
all or nothingの話ではありません。
しかし、CPIコアインフレ率と言っても生鮮食品しか除外しないのに、
原油高の状況でデフレが沈静化したとか言われても困るw
>>60 それは統計が間違っているのではなく、コストプッシュインフレをディマンドプルインフレに見せかけようとする
政府・日銀と、それをそのまま垂れ流すメディア、っていう・・・
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/07 15:48:30 ID:dkBrfRE6
>57 今回だけ、特別に超丁寧なレスをするから、感謝してほしい。
お前のためじゃない。お前の後ろにいる大勢の方々に正しい知識を
もって頂きたいからだ。そうしないと経済論議のレベルは上がらない。
> 本当に、政府発表が正しかったら、GDPの計算方法を変え
> たりしますか?
そういうことを言うから、トンデモな香具師と呼ばれるのだ。
君、今回の基準改訂が一体どのくらいの期間検討され、
どういう趣旨で行われたのかわかってるのか?
まず、内閣府のHPでその辺をちゃんと理解しなさい。
http://www.esri.cao.go.jp/ 特に
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/041118/gizisokuho.html それから、そういうことを言う前に、政府にとって自分の都合のいいように
統計の基準までコロコロ変えるインセンティブがそもそもあるか、そして
feasibleか、ということを自身で考えるように。
> また、政府が各種データからはじき出したと思われる、
> 景気予測が当たった事がありますか?
景気の「現状判断」と、景気「予測」は別個のものということ、わかるか?
論点がズレてる。その上「予測が当たってない」という主張の根拠も示さず。
> だいたい、政府の言う事が正しかったら、何故交通事故の死者数を
> 越える自殺者が出るのですか?
「自殺者数がGDPよりも優れた経済指標だ」ということをまず示しなさい。
> 例え現状のインフレ率が10%超だろうが、実生活に反映されない以上、
> 意味が無い数字のはず。
> 数字だけを見て、それが実際の社会状況とかけ離れているのなら、
> 数字が間違っているのは明白。
君個人の生活に反映されてないことはよくわかった。
それを日本経済全体に安易に一般化するな。
君の知識を踏まえると、これ以上は同じ土俵で話すのが無理そうなので、
レスがあってもスルーする可能性大であること、ご理解いただきたい。
政府統計似文句つけている方がいるが、なんのために統計学があると(ry
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:08:36 ID:Ku/y5MJO
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 01:14:30 ID:Ku/y5MJO
今度は寄与度別で比較。
GDP増加率 実質年度(寄与度)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe043-2/kiyo-jfy0432.csv 数字は右から順番に実質GDP増加率、政府部門(政府最終消費支出+公的固定資本形成+公的在庫品増加)の寄与度、
外需(純輸出)の寄与度。その次に並ぶ3つは実質GDP増加率-政府部門の寄与度、実質GDP増加率-外需の寄与度、
実質GDP増加率-(政府部門の寄与度+外需の寄与度)で、各々景気対策や外需の寄与を除外してみた。
95年度 2.5 1.2 -0.7 1.3 3.2 2.0
96年度 3.6 0.2 -0.1 3.4 3.7 3.5
97年度 0.5 -0.3 1.1 0.8 -0.6 -0.3
98年度 -0.9 0.6 0.2 -1.5 -1.1 -1.7
99年度 0.6 0.6 0.0 0.0 0.6 0.0
00年度 2.5 0.2 0.2 2.3 2.3 2.1
平均実質増加率 1.5% 政府部門および外需の寄与抜きの実質GDP増加率 0.9%
01年度 -1.1 0.2 -0.4 -1.3 -0.7 -0.9
02年度 0.8 0.1 0.7 0.7 0.1 0.0
03年度 1.9 -0.4 0.8 2.3 1.1 1.5
平均実質増加率 0.5% 政府部門および外需の影響抜きの実質GDP増加率 0.2%
GDP増加率 実質季節調整系列(寄与度)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe043-2/kiyo-jk0432.csv 04年4-6月期 -0.1 -0.8 0.3 0.7 -0.4 0.4
04年7-9月期 0.1 0.0 -0.1 0.1 0.2 0.2
平均実質増加率 0.0% 政府部門および外需の影響抜きの実質GDP増加率 0.3%
>>66訂正 「右から順番に」はもちろん「左から順番に」の間違い。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 16:25:51 ID:N6Rvnspr
お疲れ。これをみると確かに53の言うとおり、
「どんどん悪くなっている」という状況じゃないな。
最悪期を脱して成長軌道に戻りつつある段階、という感じかな。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 13:20:49 ID:j/u53L8o
質問、なぜGDPが数字上では回復しているのに、
事故死の死者数以上の自殺者が発生するのでしょうか?
戦時下じゃ有るまいし、経済破綻者の死者を無視してまで
喜ぶとは何事ですか?
それに、二極化は犯罪発生率が上がります。それでも
二極化を推進し、「平均的」に見て所得や雇用情勢が上が
っても良いのでしょうか?(結果的に景気は回復したよう
に見える)
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 13:35:07 ID:n/UaPLSA
ピノチェト政権下のチリやサッチャー政権下のイギリスだね>分配率の不平等拡大
80年代後半あたりから日本でもジニ係数が上昇してるという研究がある。
きちんと読んでないけど、橘木さんあたりが盛んに主張してたな。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 13:43:12 ID:+DNTWtYi
>70
>戦時下じゃ有るまいし、経済破綻者の死者を無視してまで
>喜ぶとは何事ですか?
誰か喜んでるの?
>それに、二極化は犯罪発生率が上がります。それでも
>二極化を推進し、「平均的」に見て所得や雇用情勢が上が
>っても良いのでしょうか?
それは難しいね。君の意見は?
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 13:54:46 ID:hxlhrJWN
>>70 一般人の生活がボロボロで、一般人向けの産業がボロボロのために、
平均物価が下がり続けても、一部の金持ち向けの消費が増えれば、
国内総生産(GDP)は上昇します。
1億人が10円ずつ商品交換するのと、10人が1億円ずつ商品交換するのは、
国内総生産(GDP)からみれば同じことです。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/09 14:02:30 ID:hxlhrJWN
日本国民の平均年収は1600万もあるんですよ。
今の日本は十分に好景気なんです。
富が偏在しているから、豊かさを実感できないのです。
統計上の経済指数がいくら向上しても、今の社会構造が続くならば、
大多数の国民は貧乏生活を続けることになるのです。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/10 03:39:50 ID:0IpBvJ6z
>>64 インフレ率プラスなら実質を見たほうがいいが、デフレなんだから名目を見るべき。
名目GDP
1994 490,005.2
1995 496,922.2
1996 509,983.9
1997 520,939.1
1998 514,595.2
1999 507,224.1
2000 511,462.3
2001 505,847.1
2002 497,896.8
2003 497,485.0
2000年にちょっと回復したら速水が金利ageたおかげで、それ以来どんどん落ちてってるね。
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/10 03:54:19 ID:S7v4clTb
>75
インフレ率プラスなら実質を見たほうがいいが、デフレなんだから名目を見るべき。
なんで?
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/10 15:03:05 ID:hUoSLjr+
>>76 名目がマイナスでも、物価がそれ以上に下がったら、実質がプラスになるからです。
名目と物価が同時に下がるということは、経済が縮小しているということだから、
危機感を抱く必要があるのに、実質を使うとそれが見えなくなる。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/16 11:17:25 ID:953Is7YC
金持ち2人が、1兆円の資産を1000回互いに売り買いを繰り返せば、
他の全国民がホームレスであっても、1000兆円のGDP(国内総生産)になる。
統計上は景気が回復したように見えるようになる。
今の日本は、それに近いものがある。
規制緩和で資産の売り買いを活発にしても、景気が回復するのではなく、
統計上のマジックに過ぎないのだ。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/16 12:46:21 ID:NfHOkEjN
なんねーんだよ、ヴァカ
あちこちで自分のヴァカっぷりを晒してんじゃねえww
だからマクロの初歩は人文系や理工系でも必修にしてくれ。RatExだのRBCだの
はどーでもいいから、社会人として所得・生産が何なのかを理解できるように
はなってくれ。頼む。
>>78 土地等の資産の取引は、新しく財が増えているわけではないので、GDPには勘
定されません。
実物ベースで考えればこういう誤謬は防げます。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/17 10:15:42 ID:9mWBXaJu
不動産業や卸売業のように、転売目的で資産を取得するなら、
>>78のいうことは成り立たないが、
自家用や事業目的の取得であって、取得より少し置いてから売却すれば成り立つ。
消費税の課税方法と同じだ。
自家用に1億の土地を買えば、1億の消費とみなされ、
2年後に売却すれば、1億の生産とみなされる。
もっと分かりやすい例を挙げてやろう。
大金持ち2人が、1兆円のマッサージを互いに1000回繰りかえせば、
1000兆円のGDPになる。
大金持ち自らがマッサージを行う必要はないから、貧乏人を雇って、
売り上げの1兆円から100円だけ賃金に支払えばよい。
>>82 何年寝かそうが、新しく土地が増えたわけではないのでGDPにはならない。
マッサージの方は、マッサージというサービスが生産されているのでGDPの勘
定に入れていい。しかし1兆円のマッサージって何だ。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/23 13:35:00 ID:qu1msjSy
すべての学問は、人間を幸せにするためにある物
ですが、経済学特にサプライサイド経済学は違うようですね。
基本的に、殆どの国民がある程度の収入が有り、その国の
経済事情に考慮し、収入に応じて税金を払うのが基本だと思
うのですが。何故なら沢山の税金を払えるほど経済的に余裕
があるのだから、生活の心配はいらない。
現に、累進課税が緩和される以前は、今よりも財政状態が
マシでしたし。
名目も実質もGDPは、あくまでも目安に過ぎないのですから
GDPが増えたと言っても、生活の実態が北朝鮮のような状態な
ら、意味無いですし。
85 :
おっさん:05/01/24 04:02:52 ID:1MegQOQn
>84
> すべての学問は、人間を幸せにするためにある物
>ですが、経済学特にサプライサイド経済学は違うようですね。
過激な主張ですね。私はもう何年も経済学の勉強と研究を続けていますが、
経済学は人間の暮らしを改善するために存在していると考えています。
> 基本的に、殆どの国民がある程度の収入が有り、その国の
> 経済事情に考慮し、収入に応じて税金を払うのが基本だと思
> うのですが。何故なら沢山の税金を払えるほど経済的に余裕
> があるのだから、生活の心配はいらない。
「収入に応じて税金を払う」ことに、個人としては賛同しますが、
それが「基本」である、つまり「正しい」かどうかは何とも言えないですね。
累進課税は、働けば働くほど課税額が大きくなり、人々の労働意欲を
削いでしまう、ということは納得しますか?
そうすると、「所得の平等」と「労働意欲の維持」の間にトレードオフが生まれる
ことになりますよね。このトレードオフのどの点を選ぶべきか、という問題は、
世の中はどうあるべきか、という問題(経済学では分配問題と言います)ですから、
人それぞれの価値観に依存する話です。倫理学の範疇ですね。
それ故、経済学はこの問題については明確に答えることを控えています。
なお、いわゆるサプライサイド経済学を掲げていた人々や、現在日本で似たような
議論を展開している人々は、80年代前半の米国社会あるいは現在の日本社会が、
このトレードオフの一方の極、「所得の平等」重視路線に傾きすぎており、もう少し
「労働意欲の維持」にも眼を配るべきだ、と主張しているだけであって、
「所得の平等」という目標自体を否定しているわけではない、ということを付け加えておきます。
> 現に、累進課税が緩和される以前は、今よりも財政状態が
> マシでしたし。
累進課税の税率変更と財政悪化との間に因果関係があるかは、判断がかなり難しいですよ。
その間にマクロの経済状態も悪化していますし、累進課税の税率変更がどれだけ財政に
影響を与えたかは、その辺の外部要因を勘案した上で統計的に検証しなければわかりません。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/24 14:29:58 ID:Vfk7tDyA
>>83 >しかし1兆円のマッサージって何だ。
金持ちの無駄使いを表したものだろう。
貧乏人の散髪は1000円で、金持ちの散髪は10万〜100万。
金持ちの散髪を実際にやるのは貧乏人で、売り上げから100円だけ渡される。
貧乏人のバッグは1000円で、金持ちのバッグは10万〜100万。
金持ちのバッグを実際に作るのは貧乏人で、貧乏人に渡るのは100円だけ。
GDPの算定に使われる物価は、大多数の貧乏人が使う物の値段であるから、
散髪1000円、バッグ1000円で計算される。
累進課税の緩和で、金持ちの散髪が10倍の値段になっても、貧乏人への給与が変わらなければ、
貧乏人が使う物の値段は変わらないから、貧乏人の生活が変わらなくても、GDPは大幅にUPする。
貧乏人の生活が変わらなくても、GDPのUPを見れば、景気が回復したように見える。
累進課税の緩和によるGDPの上昇は、労働意欲の喚起とは関係なく、純粋に統計上の問題。
87 :
おっさん:05/01/24 14:39:15 ID:1MegQOQn
>86
へえ。
その統計上の「みかけの効果」がどの程度大きいのか、興味があるので
是非 計測してみてもらえませんか?
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/24 14:53:57 ID:Vfk7tDyA
累進課税の緩和によって、金持ちの所得が増えたため、
金持ち向けの商品の値段は上がっています。
金持ちの世界ではインフレが起こっているのです。
そのため、名目GDPは上昇します。
消費税などの逆進課税の導入によって、貧乏人の所得が減り、
貧乏人向けの商品の値段は下落しています。
貧乏人の世界ではデフレです。
物価計算は、大多数の貧乏人が取引する商品の値段で算出しますから、
物価は下落することになります。
そのため、実質GDPは上昇します。
金持ちの世界ではインフレが起こっているため、
より一層、貧乏人から搾り取ろうとします。
貧乏人の賃金が下がり、貧乏人の世界のデフレが進み、物価がさらに下がります。
さらに実質GDPが上昇し、統計上は好景気ということになります。
89 :
おっさん:05/01/24 15:07:52 ID:1MegQOQn
>88
へえ。
その「統計上の好景気」に大変興味があるので、
是 非 計 測 し て み て も ら え ま せ ん か?
90 :
84:05/01/26 13:21:52 ID:MDRmOlca
>>85 >累進課税は、働けば働くほど課税額が大きくなり、人々の労働意欲を
>削いでしまう、ということは納得しますか?
納得しません。外国ではどうか知りませんが、日本では「お金の
為だけに働く」人は殆ど存在しないからです。累進課税が緩和される
前は、税金の為に労働意欲を失った人は居ましたか?また、課税額が
大きいからこそ、節税対策しているんでしょ?
これ以上の増税は、世界最大の重税国家になります。そのうえ政府は
小さな政府を目指しているようです。現状でも福祉国家といえない上に
ますますジニ係数が伸びています。これでは、労働意欲を増すどころか
益々、労働意欲をそいでいきます。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/26 13:43:27 ID:tETaEEAs
公債の発行は増税の代替策にすぎないので、
政府支出を公債でまかなっても租税でまかなっても、
経済的効果は等しい。
景気対策を行っても、その財源は将来の増税でまかなわれると
国民が予想するので効果が無いという
合理的な期待が働く世界に対して、
将来に増税を行わないという政府の約束によって
国民の予想を変えることで
景気対策が効果を持ちうるという考え方である。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/27 00:57:36 ID:9tjGll6j
>>90 >これ以上の増税は、世界最大の重税国家になります。
租税負担率
日本24.5%<米国(ニューヨーク)26.4%<ドイツ30%
<フランス35.1%<イギリス39.0%
医療費も日本は米国の40%以下。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/27 13:28:02 ID:YEk2ICTD
>>92 数字だけ見ると、確かに低い。が何故か
重税感が漂ってくるのは何故でしょうかね。
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/27 17:13:23 ID:9tjGll6j
堤社長が払ってない分、低所得者が払わされてるから。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/11 14:01:51 ID:BpTLfMUQ
>>92 日本は、租税以外にも公共料金や物価の高さや家賃
保険料その他諸々半ば強制的に支払うお金があるのですけど?
勿論その全てに消費税がかかることは言うまでも無い。
97 :
大企業まんこ:05/02/11 21:47:20 ID:v4sAbZRK
コストを論じるためには
利益、ひいては新たに創出される資産=富の価値を定めないと無意味。
その日暮らしの労働者のためなら、コスト負担を重視した経済学でもよいが、
基本的にこれは旧植民地から大量の単純労働移民を受け入れるに当たっての、
左翼野党の票田確保の理屈でしかない。
現在の日本でも、税が、コストが、と負担ばかりクレームするのは、存在意義の小さい低級な中小企業の支持政党。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/12 09:46:26 ID:kxiIHtw1
>>97 税の問題は、その日暮の労働者だけではない。事実を
見るなら、2極化も始まっているし、階層の固定化も進
んでいる。経済破綻による自殺者も交通事故死を上回っ
ている。また、ジニ係数もアメリカ並になっている。
この事を無視していては、何も進まないと思うけど?
大体、今の日本は日本は大きな政府ですか?小さな政府
ですか?
99 :
大企業まんこ:05/02/12 14:03:55 ID:+egDbgEj
要は、世の中は富=資産の「創出」とその競争で成り立っているのであり、
カネの「配分」だけでは成立しえないと。
バカな中小企業はその限りではないが。
経済が発展し、富=資産のコストに対する供給物の水準が高まれば、
カネの配分ばかりにこだわるバカの主張など無意味になる。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/12 16:04:46 ID:wxa/CKAK
>>99 >世の中は富=資産の「創出」とその競争で成り立っているのであり
ここが間違い。
特にここ。
>競争で成り立っている
競争にも色々種類があるよね。
ここを誤魔化すところにサプライサイダーの欺瞞がある。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/25 12:41:56 ID:G1qzZGwZ
良スレ
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/10(火) 18:13:32 ID:GoEV1wjW
age
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/11(水) 22:43:32 ID:InVql/5/
サプライサイド経済政策を採るとジニ係数が上がるのは仕様?
>>65 それは小泉が悪いのではなく96年頃にかなり回復の兆しが見えていたのに
日銀や財務省が好き勝手に自分達のやりたいことをやって回復の腰を折ったのが尾を引いているだけだ
97〜00年度までの平均だと0.7%くらいじゃないか
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/12(木) 12:30:09 ID:EvQuU6bf
日銀と財務省にまともな経済学知識があったらとっくにデフレから抜け出して景気回復してるもんな。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/12(木) 20:38:12 ID:zxHBAln7
日銀と財務省の弁によると「景気回復した」ってことになってるんだがな(苦
ものは言いよう、って一般ピープルから見ると酷だよねぇ…
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/12(木) 21:01:30 ID:EvQuU6bf
金融政策が理想的だった場合、90年代の成長率はどの程度だったんだろう?
>>106 子供: ママー!この人「デフレから脱却して景気回復」とか言ってる〜^^
ママ: しっ!余計なこと言うんじゃありません!
>>108 男性:俺たちが理想的なカップルだとしたら、週に何回セックスするのがいいんだろうな?
女性:・・・ばか・・・
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 15:57:20 ID:ECmgMhyu
トーシロなので統計判断の是非は解らんが
サプライサイドの本場アメリカで
・2割の富裕層が8割の富を独占
・2割の貧困層の所得はさらに減少を続ける
という状況下で一人当たりGDPが日本より高いとか言われてもなあ..と。
ジニ係数も日本より高いし、
(日本も北欧は勿論、英独仏より高い。どこが悪平等なんだろうかと思うが)
これを見る限りサプライサイド的政策は一国の経済全体にはプラスだが、
大半の国民の生活レベルにとってはマイナスとしか思えないんだが。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 16:03:21 ID:ECmgMhyu
あと上記に加えてアメリカは中産階級もドンドン減ってるらしい
特に工場労働者が相変わらずリストラされまくってるのが主な原因とか。
加えて破産者も増大してるが、破産の理由が医療費なんだそうな。
厄介な病気に罹った時に健康保険の不備で治療費が払えず、
そのため破産する人が後を絶たないと。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 18:49:31 ID:qXPnmWVG
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/07(火) 23:24:52 ID:UQB2DgKF
もふは、増税したいときは、国民負担率は低いと主張し、
歳出削減したいときは、国民負担率が高いと主張する。
それぞれにもっともらしい3次加工データが添付されるのでややこしい。
誰かが1次ソースから計算過程を含めて、しっかりしたもの出さないと
この手の話は決着つかないと思う。
>>115 高いというときは財政赤字も含めてたりするのでは?
含めない場合で日本が高いという資料は見たことがない。
漏れが無知なだけかも知れんから、あるなら教えてくれYO。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/07(火) 23:45:14 ID:UQB2DgKF
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/14(火) 00:50:16 ID:Nja7EUS9
保守あげ
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/21(火) 16:38:44 ID:zmOX3iT0
クルーグマン教授が怒っていますよ。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/24(金) 18:53:21 ID:gICl/YrD
>>114 日本は、物価も違うし空気以外の総てに税金が掛かる国だし
なんか可笑しいとは思わないのか?
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/25(土) 00:51:40 ID:0DEPAvfY
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/30(木) 00:14:12 ID:vEuTpoda
@ケインズの総需要管理政策を説明せよA我が国の所得雇用状況を述べよ。
@、Aともに教えてください。
↑大学の経済学のレポートの課題とみた
同じ内容を弟に聞かれたからわかる
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 16:28:52 ID:mP1G+vrN
竹中ってもしかして古典経済学を信仰しているの?
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/10(日) 21:34:08 ID:6WPqmawr
スターウォーズエピソード3見てきた。
「power of Dark-side・・・」というシディアス卿の言葉が「power of Supply-side・・・」
に一瞬聞こえた。
その後は、通商連合は利権派国会議員で狂言回しとなって、サプライサイドが
リフレ派(ジェダイ)を追い落とす話にしか見えなくなったorz
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/12(月) 00:01:31 ID:0BlkxZF+
>>125 trade federationはdark sideじゃない。forceとは無関係。そもそもその解釈だと、
supplysideもfroceに目覚めていないといけないんだが。君、SWのことわかってんの?
>126 は>125を10回ほど声にだして読みたい日本語。
>>122 失業があるって事は何故かって言うと仕事が足りないわけでしょ?
足りないなら作ってやればいいわけです。
政府が公共投資をして仕事を増やせば、その分失業は減る。
その人たちがお金を使えば波及効果で、更に消費は増えて社会全体の景気がよくなる。
これが総需要管理政策。近年では必ずしも上手く行ってないんだけどね。
ちなみにこのスレでいうサプライサイド経済学と言うのはこれとは立場が違って
技術革新したり労働力の質がよくなれば経済の効率がよくなって好景気になるじゃん という立場なんですわ。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 00:00:46 ID:vt5QWrqy
>>128 >これが総需要管理政策。近年では必ずしも上手く行ってないんだけどね。
外国(英米)では、雇用の流動性が落ちていたために、失業対策が必ずしも機能しなくて、
高失業率高インフレになっていたという実害がありましたが。これは、このスレの最初の
方に書かれている事です。
日本では上手くいっていないんじゃなくて、嫉妬する人が多くて拒絶反応が出てるのです
よね。やればちゃんと機能しますよ。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 00:02:34 ID:vt5QWrqy
補足しておくと、英米の場合、サプライサイド改革で、総需要管理政策が機能する
経済状態に戻したと言うことなんです。
サプライサイドだケインジアンだと教条主義的に捉えている人には、お互いがお互い
を助け合うものだと永遠に理解できないんだろうなぁと思う。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 01:19:15 ID:DT28wlzy
ケインズは完全雇用が達成されている状況下ではサプライサイダーだろw
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:33:34 ID:lDVZ7t5M
>>131 いや、マネタリストでしょ。
サプライサイドが取り上げているような問題は、昔はそれほど重要ではなかった。
>失業があるって事は何故かって言うと仕事が足りないわけでしょ?
>足りないなら作ってやればいいわけです。
>政府が公共投資をして仕事を増やせば、その分失業は減る。
>その人たちがお金を使えば波及効果で、更に消費は増えて社会全体の景気がよくなる。
輸入製品の消費が多いので、国内産業に波及効果が生じないんだよね。
中国に社会保障をきちっと整備させて、公正な競争でないと。
日本の労働環境のほうを中国並みに引き下げるのはムリポ。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 00:03:16 ID:h0qYI6Kf
>>133 日本はOECD諸国の中では輸入依存度は最低順位です。
世界ランキングでも下から10番くらいに入ります。
もし、それが本当なら対中国の貿易赤字が凄い事になっているアメリカなんかは
とっくの昔にデフレで大不況になっていなければなりませんが、なっていません。
輸入が影響しているという説は都市伝説です。
日本は、単に自ら景気回復策を封印しているだけなんですよ。
ほら、総理大臣が言っていたでしょ。景気が回復すると構造改革できなくなるって。
あれが本音だよ。
景気が悪ければ、政権の支持率が上がる構図をウマく作って、後は皆を不幸に
しておけば政権安泰というわけ。はっきりいって異常。
インフレターゲットはどーしょうもないな。
平蔵はアタマお疲れなのか?なんでこんな電波に釣られる。
年2%程度のインフレっちゅーたら、年2%で円安ドル高・ユーロ高。
もうね・・・寝言は寝て言えと。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 01:27:49 ID:fhJ+g4lj
>>136 あんたが円高に賭けてるのはわかったが、それはあんたの勝手でしょ。
べつに為替なんかで儲けようとは思ってないけどね。
投資するにしても不安定すぎるんだよ。だいたいさ、
円安だから輸出に有利、とかいう時代でもなかろうに。
ま、一概にも言えないのかな?
ようはインタゲ2%なんて「前提」つきの仮説なんだよ。
従来どおり物価安定さえ主張してれば中央銀行として十分。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 10:58:00 ID:UR4Fc/DI
>>138 日銀が物価安定の主張だけしかしてないから
デフレからまだ抜け出せないんでいるんだけどね。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 14:02:53 ID:fhJ+g4lj
>>138 普通は物価の安定といったら、インフレ率が1〜3%をさしますが。
ご存知ないですか?
>
>>138 インタゲは物価を安定させ、政策の透明性を高めるものだということすら理解してないのか?
>140-141 そういうのを、為にする議論という。
インフレ率1−3%の根拠を説明してみろ。
出来るもんならw
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 18:53:40 ID:fhJ+g4lj
>>142 アメリカでもヨーロッパでも、どこでも良いので、その辺の国の中央銀行総裁でも
金融の専門家でも、経済学の学者でも、適当に捕まえて聞いてみれば?
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 18:58:42 ID:WQ02zi2r
>>142 これ、経験則なんだけど。
理屈を求めるとは、随分机上の議論が好きな方ですねぇ。
ま、君みたいのを「為にする反論」というんだけどね。
>143 はぁ?
>144 だからそんな程度の根拠で数値目標なんて馬鹿げてるっての。
さっきも書いたけど為替(内外価格差)はどう吸収すんのさ。海外の物価
にまで責任もてるかっての。
ふつうに「物価は安定させます」「為替は○○円台を想定します
(急激な変動はゆるしません)」っちゅういまのメッセージで不十分なのけ?
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 21:40:26 ID:rbujzrFz
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 21:44:56 ID:rbujzrFz
>>145 ついでに聞くけど、為替がどれだけの期間、幾らぐらい動けば、
消費者物価指数にどれだけの影響があるのかキミはわかるの?
その根拠となるモデルでも教えてよ。
>147 そそ。インタゲの根拠になってる数値は
そもそも統計上の誤差を根拠にしてんのよ。
微インフレ状態を確保しなきゃなんない根拠なんて
そんなもん。だから「物価安定させます」で十分じゃない。
>148についてはそもそもの設問がおかしい。波及効果を
考えるまでもなく、為替が変動すること自体が円通貨の
相対価値が変動していることをあらわしている。固定相
場なら>148の設問は統計で分析できる。変動相場で
1$=¥110が¥120に変動した状態で1年経過すると
物価がどうなるかと考えること自体が設問のミス。
変動相場なら通期での累積交換価額から平均レート
だすしかないけど、そんな統計とってるという話しはきかないなぁ・・・
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 22:22:44 ID:rbujzrFz
>>149 あの文章の意図を読み違えてるね。
統計上の誤差を入れたら1〜3%のインフレ率を
設定しなければいけないはずなのに、日銀は0%しか
言っていない。それで「物価を安定させます」なんて
言うのは誇大広告だって意味よ。
>為替が変動すること自体が円通貨の
>相対価値が変動していることをあらわしている。固定相
>場なら>148の設問は統計で分析できる。変動相場で
>1$=¥110が¥120に変動した状態で1年経過すると
>物価がどうなるかと考えること自体が設問のミス。
意味不明。為替がどう変動しようが、国内で円を使う場合は
円の価値は変わらない。円高(円安)の影響が国内経済に
どういう影響を与えるかと、
>>149の言ってることは全く
別のコトなんだけどさ。大丈夫か?
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 22:23:59 ID:mMYgbLKp
つーかインフレ率どうのこうのよりインタゲの最大目的って
期待インフレだろ。日銀が物価安定を盲目的に重視して人々がインフレを
全く期待してないから債権を買わない。なぜならデフレ期には債権を
保有するより現金でたんす預金するほうがお得だからですよ、奥さん
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 22:24:29 ID:rbujzrFz
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 22:27:29 ID:rbujzrFz
>>151 だからどうやってその「期待」をひねり出すかってことを
みんなイロイロと頭ひねって知恵出してんで、その中のひとつが
インフレ率がどうのこうのって話なんだけどね。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/09(日) 22:46:51 ID:mMYgbLKp
>>153 10スレ前くらいしか読んでなかったっす。すまんね
気にせずお続けください(´・ω・`)。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 04:44:48 ID:YKOYw4TN
とりあえず言える事は、
>>149は自分が理解しているつもりになっている狭い範囲の
知識から脱却して、もっと広く勉強したほうが良いという事だな。
物事には常に両面に真実があるわけで、インタゲ論議でも純粋なインタゲの人もいれ
ば、調整インフレ万歳だったり公共事業マンセーの人もまぎれている。彼らはやっぱり
どこかおかしい。
>>149さんは、そういう変な人達ばかりに注目して批判したいみたいに見える。
それゆえに、インフレターゲットに対する理解を意図的に矮小化して理解しようとしている。
正直、そんな暇があったら、あなたが考える経済モデルと望ましい政策と、そう考える根拠
を提示した方がよっぽど生産的で世の中の役にたつと思う。
政治的な理由でインフレターゲットの導入が見込み薄な時代に、政治的な問題を回避して
導入可能な経済政策を見つけられたら、神認定されるよ。
現政権マンセーで「景気が回復したら構造改革が遅れる」という考えの人だと、こういう発想
はなかなか出てこないかも知れないけどさ。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 12:32:51 ID:bK98HUsR
>政治的な理由でインフレターゲットの導入が見込み薄
竹中さんですらインタゲ推進発言をしたのにねえ。
誰がインタゲに反対しているんだろう。やっぱ福井か?
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 12:55:57 ID:rLnXkpxY
>>156 日銀は来年ぐらいにインフレになると思いこんでるから、そのときインタゲ導入するらしいよ。
日銀の理解ではインタゲというのはインフレ抑制のためであり、デフレ脱却のためのものではないからだそうな。
間違っているとは言い切れんが、日銀にインタゲしろといってた人の趣旨とは違うんだよな。
>>142 インタゲは別に1〜3でなくてもいい。3〜5の人もいるし。
大事なのは目標を明示することとデフレにならないように低すぎる値にしないこと。
だから1〜3%ってのは統計上の誤差を根拠にしてるんだって。
体温計の性能がわるいから、つねに1〜3度低く計測されちゃう、
そんな文脈。
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 13:16:44 ID:bK98HUsR
>>157 >日銀は来年ぐらいにインフレになると思いこんでるから、そのときインタゲ導入するらしいよ。
まあ、過程はどうあれ、善哉善哉。
しかし、目標値はどこに設定するつもりなんだろう。
その議論に従うと、仮に来年のインフレ率が0.5%とかなら、目標を0に設定しかねないな。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 19:00:21 ID:YKOYw4TN
>>158 どこの国も、それで上手くやっていますが。
経験則ですよ。経験則。
あなたみたいな机上の空論とは違うのです。
>160 寝言は寝て言え
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 19:16:23 ID:YKOYw4TN
ついにまともな反論ができなくなったかw
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 20:05:52 ID:YmQaucx2
>>160に「まともな反論つけろ」という方が無理な要求だわなw
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 22:14:41 ID:YKOYw4TN
遠吠えしても負け犬は負け犬
165 :
?@?@:2005/10/10(月) 23:44:38 ID:Yl806ZIr
道路(公道・私道の別を問わず)を駐車場代わりに使うことについて、少し、思うことを述べさせて頂きます。
【きちんと駐車場を借りてらっしゃる方々へ】
皆さんは駐車場代として、幾らくらい払ってらっしゃいますか? 仮に毎月5千円としますと、年間6万円ですね。駅から近いところに住んでらっしゃる場合、地域にもよりますが、毎月1万円、年間12万円くらい払っている方もいらっしゃることと思います。
さて、道路に我が物顔で、車を毎日置いている方は、近所にいらっしゃいませんか? 彼らは、堂々と犯罪を犯し、年間6万円から12万円くらいのお金を浮かせているのです。
もしも、かれらの年収があなたと同じだと仮定すると毎年6万円から12万円くらい(もしかしたら、それ以上に)あなたより贅沢な暮らしをしているわけです。
あなたと同じ年収なのに、犯罪を犯すことによって、です。腹が立ちませんか? 当然、腹が立ちますね。
しかも、近所にそういう方々が大勢いらっしゃいますと、結構、通行の邪魔だったりもします。
そういった方々を懲らしめる唯一の方法、それは、地道な通報です。自分の家の近所で、そういう車両を見かけたら、出来る限り警察に通報し、彼らを懲らしめ、駆逐しましょう。皆さんの力で、日本の道路を綺麗にしましょう。
全国車庫証明ネットワーク :
ttp://www.syako.car-u.co.jp/ 自動車の保管場所の確保等に関する法律 :
ttp://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37HO145.html
166 :
世界@名無史さん:2005/10/19(水) 22:24:19 ID:H+S9Xb/K
167 :
サプライサイドマンセーwwwwwww:2005/10/23(日) 15:47:31 ID:yt+WcaqR
デフレを広く地価や株価まで含めて考えると、
資産価格が底入れし、持続的な上昇に転ずるためには、
繰り返しになるが、やはり不良債権処理・産業構造調整が進んで、
日本経済全体の生産性が上昇することが必要不可欠である。
現状の金融政策頼みに終止符を打ち、政府がII分類債権を含めた
不良債権の買取り・最終処理を十分なスタッフと予算を揃えて
今すぐ実行に移し、その結果、産業構造調整が進んでいけば、
持続的な景気回復とデフレの解消は、3年程度で実現できる可能性もあると思う。
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/04(金) 21:53:06 ID:TOyNlswf
>日本経済全体の生産性が上昇することが必要不可欠である。
無い。
投資するなら日本より中国。
日本人の賃金低下による労働生産性の向上はあるが、
中国と同じくらいまで下がらないと意味が無い。
中国という猛烈に労働コストの低い国のおかげで、
日本国内の労働力の需要と供給のバランスが崩れており、
バランスを取り戻せる点は、中国と同じくらいの賃金だからである。
中国人の30倍以上、経済効率あげないとならんからなー
といって中国でも日系が進出した当初から現地の研究者(米国留学組)雇用したら
ほとんど日本・米国とかわらんかった。だいたい日本人研究者の2/3〜程度。
家電メーカーの話しだけどね。そんで研究開発拠点の移転は全然進まなかった。
ちなみに最近はワーカーでもかなり賃金上昇してるらしい。ネットウヨとしちゃ
にんまりだよな!(´Д`;)
日本の不況の原因を中国に求めてる時点でダメダメじゃね?
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 17:47:28 ID:RALDD0S8
>>99 >世の中は富=資産の「創出」とその競争で成り立っているのであり
これを追求していくとデフレになるだろうな。資金を使わない方が有利だ。
そこで通貨管理政策ですよ。すべての企業がトヨタを目指したら
そりゃどんどん物価安くなるね。
でも実際は過剰参入、過剰供給、投資の失敗や競争による
撤退による損失が物価水準を上昇させる要因になる。まったく
世の中は脳内世界を飛び越えてよく出来てるよ。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 17:58:56 ID:RALDD0S8
>>135 消費者が直接中国から仕入れている訳ではないからね。
中間マージンが入れば、消費者物価は最終消費財市場の
受給で決まってしまう。
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/03(土) 16:46:03 ID:TcqFfKqV
結局、小泉&竹中が行っている経済政策は失敗だったの?
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/03(土) 18:09:11 ID:gJ6WGBV5
>>174 2002年に経済改革やめたから、あとは自然体で回復しつつあるって感じ。
景気良くなって、またやる気になったらどん底になるかもね。
>>174 そもそも今回の不況の原因はなんだったのかというと、
戦後の市場原理が働きにくい経済システムの老朽化があったと思う。
最も成功した社会主義経済なんて揶揄されてたくらいだしな。
銀行の不良債権や多すぎる公共事業、時代遅れに規制などはその産物。
彼らの経済政策はこのあたりの是正を実現したのだと思う。
日本は先送りしてただけで、多くの国で経験した政策だったりする。
有名なアメリカ、イギリスに加えてフランス、ドイツ、オーストラリアなどなど。
もっとも小泉や竹中が意図したのかどうかは知らないがね。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/04(日) 00:35:01 ID:kWi162tg
>>176 市場原理が働きにくい経済システムというのは、普通インフレになりますよ。
>>177 インフレになるのは需要があるからだ。需要がなければインフレになりえん。
規制が需要を生むのを弊害してた面があると思う。
需要があって市場原理が働いてないものはやっぱり高い。農産物とか。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/04(日) 02:14:50 ID:kWi162tg
>>178 あのー、アメリカ・イギリスが何に悩み、何を改善しようとして改革したのか
もう一度よーーーーーーーーく調べてみてください。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/04(日) 02:15:40 ID:kWi162tg
人々の需要を規制するってのは、宗教か何かですか?w
>>179 財政再建だろ。日本経済での不安要素はそれが大きいだろ。
>>180 規制によってビジネスチャンスが減るだろうが。
投資したくても出来ないケースがある。投資が増えなければ労働者も増えないし。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/05(月) 01:04:29 ID:JKVOQrtV
>>181 ほうほう。アメリカは財政再建のために、減税したのですか。
日本も見習わないといけませんねw
ちなみに、アメリカ・イギリスは、「高失業率と高インフレの並存状態」を
打開するためにサプライサイド改革を行いました。普通は高失業率なら
デフレで需要喚起政策、高インフレなら低失業率で需要抑制政策をとる
のですが、両方とも高くなってしまったから、決して景気は悪くないのに
失業率が高い原因を潰そうとしたわけで、それゆえ労働の「サプライサイド」
を改革する政策だったんですよ。
それから、規制によってビジネスチャンスが減る=供給の縮小ですよ。
それに、民間はバカじゃないので、規制があってもかいくぐるものです。
>>182
で、そのサプライサイドを改革する政策がなんだったの?
それは市場構造の是正じゃないの?
あとなんでそんなに煽り口調なの?
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/05(月) 17:13:39 ID:JKVOQrtV
>>183 サプライサイド改革ってのは、端的に言って、飛行機大手なんかの労働組合つぶしだよ。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/05(月) 17:14:19 ID:JKVOQrtV
>>183 ちなみに、これは煽り口調じゃなくて、バカにしているのですよ
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/06(火) 00:15:00 ID:95T3nlYk
>>183 アメリカを例に取ると、共和党流のトリクルダウンの発想もある
金持ちを減税してもっと働いて(創意工夫をして)もらうことで、産業を興し、雇用を増やすことで、税収の回復を図ることで国を富ませる
そんなもんだろ
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/06(火) 16:15:20 ID:s3n03BaE
>>186 それで増えた産業が、もっとも雇用を必要としないIT産業、しかもただの
でっち上げ経営計画があるだけのエンロンみたいな詐欺集団だったという
のは、とっても皮肉なことですねw
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/06(火) 16:19:08 ID:s3n03BaE
ちなみに、金持ちは消費性向が低いから、金持ちが増えると国としての貯蓄率は上がる。
アメリカは、当時双子の赤字を抱えており、貿易赤字の原因は貯蓄率がマイナス(過去に
積み上げた貯蓄を食いつぶす状態)にあるとして、貯蓄率を上げるための政策を行ったと
言うのが正しい解釈かなと思われ。
金持ちに創業してもらって云々は、むしろ政治面を考慮したパンフレットに載せて皆を納得
させるための後付の説明だと思う。
日本は貯蓄超過ゆえに、莫大な財政赤字と経常収支黒字を抱えているわけで、日本での
サプライサイド改革は、むしろ低所得者層を増やして貯蓄を取り崩させようとしているんだよね。
現にそうなってるわけでさ。
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/07(水) 22:21:33 ID:fKO47EL7
>>188 普通の国民は、マクロ的な貯蓄率の減少とか、経常収支の赤字なぞ、心配してない
それよりむしろ、物価上昇率と失業率の増大に関心がある
生活に密着した問題だから
そんなわけで、サプライサイド経済学は、政治経済学の観点からアプローチする必要がある
選挙とかね
>>187 規制改革で雇用が拡大したというのも周知の事実
また、IT産業がアメリカ経済の牽引となったというのも周知の事実
エンロンの問題は、監査のあり方であってサプライサイド経済学とは関係ない
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/08(木) 01:29:31 ID:pCkp5+rR
>>189 つまり、嘘をついても当選しちゃえばこっちのものという政策ですね。
政治ってそういう事でしょ?
情報の非対象性がある市場(選挙民は正しい情報を得ていない)は、
レモン市場になる(嘘を言わないと当選できない)という典型的な
パターンですね。
>規制改革で雇用が拡大したというのも周知の事実
そう。アメリカの場合は、労働の供給サイドに問題があったから。
その決定的な証拠が、「インフレが止まらない」。
失業率が高いのにインフレが止まらないという経済情勢においては、サプライサイド
政策は間違っていないのよ。過去において、インフレにはマネタリスト、デフレには
ケインジアンというすみわけが認識されたようにね。
今の日本に当てはめようとするから無理が出るんだよ。
>>167 生産性の上昇では供給力が増えるだけなのでデフレを脱却し物価や資産価格を上昇させることはできないだろ。
生産性の上昇は基本的にはいいことだが、需要の喚起も行わないとデフレスパイラルになり不良債権が増える。
デフレ脱却には金融政策ほど有効な方法はない。
日銀がインフレになるまで際限なく国際を買い入れていけば景気回復まで数年もかからないだろう。
>>168 失われた十年の間でも労働生産性は上昇してるわけだが。
それに賃金の低下と生産性の上昇は別問題。
生産性が上がろうが下がろうが、金融政策しだいで物価も賃金も上下する。
それに中国などの人件費の低い国と貿易してるのは日本だけじゃないのにデフレになってるのは日本だけ。
つまり、日本の需要不足を中国のせいにするのは間違い。
>>175 改革やめたからというより日銀の量的緩和と皮膚退化為替介入のおかげだろう。
2002年以降も道路公団や郵政民営化とかの改革してるけど景気には関係ないだろ。
>>176 市場原理が働きにくいシステムだったのなら、年10%前後の高成長が続くはずないし、
先進国の中では国民負担率は低いし、人口当たりの公務員数も低いのに、社会主義経済とはいえないだろ。
それに規制だってにほにょり厳しい国ぐらいヨーロッパとかにたくさんある。
銀鉱の不良債権はバブル崩壊とデフレのせいであり経済政策の失敗いにより起こされたもの。
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/16(金) 01:43:45 ID:XqdX5EmP
>>191 >デフレ脱却には金融政策ほど有効な方法はない。
デフレ脱却なら財政出動がもっとも有効。有効需要が
増えるんだから、物価も賃金も上昇する。当り前だが。
金融政策が効くのはインフレの方。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/23(金) 15:07:47 ID:ahXNI7eZ
岩田学習院大教授、2%前後のインフレ目標を提案=自民党金融政策小委
[東京 21日 ロイター] 自民党金融政策小委員会に出席した岩田規久男・
学習院大学経済学部教授は、日銀が量的緩和解除後に2%程度のインフレ目標
を設定することを提案した。会合終了後、山本幸三委員長が記者団に明らかにした。
今日の会合では、日銀側との議論はなかった。
金融政策小委は、21日午前に2回目の会合を開き、岩田教授から
意見を聞いた。岩田教授は、金融政策における裁量政策は失敗の歴史
であり、インフレ目標を導入した国は成功していると指摘。日銀に対しても
「2%前後のインフレ率を(目標に)持つようにしないと、名目成長率は
上がってこない」と、インフレ目標の設定を求めた。 岩田教授は、
望ましい物価目標を提示するインフレ参照値よりも、2年程度の中期的
な期間で達成でいない場合、何らかの説明責任が生じるものでなけれ
ばならない、との考えを示した。
日銀は、消費者物価(CPI・除く生鮮)の前年比が安定的にゼロ%以上
になったことを確認し、量的緩和政策を解除する方針。これに対し、岩田
教授は「デフレを脱却できるという信頼感を国民に与えなければ、また、
デフレに戻るリスクがある。日銀は量的緩和解除を急ぎ過ぎており、
(緩和解除の)次の目標を示さないとリスクが大きいと批判した。金融政策
小委は、政府と日銀が名目成長率目標を共有すべきとの認識で始まって
いる。ただ、岩田教授は、名目成長率が四半期しか出ないことや、度々
改定されることなどを挙げ、名目成長率目標よりインフレ目標が望ましい
とした。
会合終了後、山本委員長は、インフレ目標か名目成長率目標かは「フレ
キシブルに考える」と述べた。次回会合は、来年1月26日を予定している。
CPIのバイアスやどの物価指標を見るべきかなどについて議論する。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/25(日) 15:54:12 ID:eMoJQmxo
>>192 そんなのは当然のことだけどね。そもそも財政出動は
デフレ脱却のための手段だし。
マネタリストには実業レベルでの需要の喚起というやり
方は気持ちが悪いのだろう。
個人も企業も消費に資金を回すより、需要のある金融
商品に資金を回した方が有利である。
>>192 素朴な疑問なんだが、90年代前半財政出動何回もやってたけど結局後半にデフレに突入してるのはなぜ?
それで小渕がさらに財政出動しても物価も賃金も上がらず失業率も下がらずデフレのままだったわけだし。
最近公共事業減らしてるのに、物価下落率が縮まったりしてるのは、金融緩和以外要因ないと思うんだが。
構造改革でデフレ対策になるわけがないはずだし。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 00:17:07 ID:7S2FWzuy
>>195 >素朴な疑問なんだが、90年代前半財政出動何回もやってたけど結局後半にデフレに突入してるのはなぜ?
足りなかっただけだろう。燃料噴射が半分では空は飛べません!(> <)
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 12:48:59 ID:QbxGtcDq
>>195 途中まで回復しかかっていたよ。
GDPデフレーターの推移を見れば一目瞭然だ。
惜しむらくは、小渕総理が亡くなられて、森総理になったことと、時を同じくして
日銀がゼロ金利解除の逆噴射をしてしまい、これらの成果を台無しにしてしま
ったことだ。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 14:17:08 ID:d4nA0Aet
なんでマクロ経済ってオカルトばっかなの?
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/26(月) 15:27:56 ID:qmwbRGzo
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/01(水) 18:18:45 ID:OZfV2tcV
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/01(水) 20:11:20 ID:jehHSxN7
>>日銀がゼロ金利解除の逆噴射
バブル崩壊以降、日銀の舵取りは間違い放題
政府がアクセル踏んでも、日銀がブレーキを踏む
特に、速水葬祭は逝ってよしだった
それに比べ、グリーンスパンは神
現実(実態経済)が期待に追いつくように、金融市場を見事にコントロールした
>>201 確かに日銀の政策には問題が多い。
近いうちに量的緩和を終結させるみたいだけど、それ自体には反対しない。
ただ、カネが市場を回っていかないと結局事態は改善しないと思う(フィッシャーのMV=PTを
よくみなおしてみようw)
FRBに関しては今回のバーナンキ氏に個人的には期待している。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 13:54:04 ID:4vB3QxAx
>>201 バブル崩壊以後じゃなくて、日銀法改正以後だろ。
幼稚なオツムの政策委員なんぞに金融政策の決定権を委ねるからだ。
もっとマシな奴を政策委員にしろ。
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 19:30:19 ID:CtFvaN4B
>>203 >日銀法改正以後だろ。
いやいや、平成の鬼平と得意になってた葬祭がいたじゃん
確かに、土地の価格はサラリーマンの年収の5倍程度に収まったが、誰も止められないデフレスパイラル
実態経済を期待に追いつかせるようにしなかったからさ
失われた10数年の原因は、日銀のせいと考える
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 20:24:56 ID:n8nps9BH
失われた10年のスタートは1995〜6年ころだよ。
1995年まではまがりなりにも景気はもっていた。
政府の行政指導的な介入もあったし、公的資金注入失敗(テロ朝が
中心となって反対)もあったし、消費税増税もあったわけで、おまけ
に事実上大蔵省の外郭団体だったこのころの日銀に責任を全部押し
付けるのはちと厳しすぎるかと思う。
ただ、1997年以後、特に2000年のゼロ金利解除は完璧に日銀
の責任だ。
>>202 まだデフレが終わるかわからないうちに量的緩和解除したら金回りがよくなるはずがないだろ。
今回の量的緩和解除は0金利解除に匹敵するほどの失策。
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/15(水) 19:07:40 ID:eIXepEww
量的緩和って、結局上の方だけで金回りが良くなって居るだけで
下の方にはお金が回ってこないのですが。
飛行機の離陸角度が、垂直になっているのではないのだろうか。先端
だけを見れば上昇しているように見える。
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/15(水) 20:19:59 ID:qHh45Lk9
日銀は量的緩和の解除の必要性は認めたが、今は実質O金利だから、株式市場には安心感が広がった
これからのお手並み拝見ってところだにゃー
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/15(水) 21:06:33 ID:sVCXGyLY
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/05(水) 03:40:22 ID:DSOwRcnD
1から127まで読みましたが、おもしろかったです。
肉便器も早く白人コンプから解き放たれて、貢ぐ金がなくなればヤリすてされない普通の便器脱出をしてくださいな。
730 :Miss名無しさん:2008/01/07(月) 21:06:18 ID:G+K1vdop
外国人にモテル日本女性(笑)海外で人気がある日本女性(笑)と、
猿の合唱のごとく猿同士で妄想し続ける猿どもへの現実の壁(笑)
〜実際はだぁーれも相手にしてくれない、単なるイエローモンキー(笑)というのが世界の主観〜
↓
http://allabout.co.jp/relationship/kokusaikekkon/closeup/CU20061015A/ どうしても日本食を食べない夫
そのカップルは、ご主人がカナダ人、奥さんが日本人。
2人は、ご主人が日本に住んでいた5年の間に知り合い、結婚した。
ところが、ご主人は日本食が大嫌い。
「味」や「食材」 が嫌いというより、多分に精神的な「日本が嫌い」という気持ちが反映していたようだ。
彼は日本滞在中に不快な思いをすることが多く、ストレスいっぱいの生活を送っていたそうで、
そういった体験が「日本嫌い」「日本人嫌い」の気持ちを強めていった。
その延長線上での「日本食嫌い」だった。
そして、カナダに戻ってからは、日本食をいっさい口にしなくなった。
奥さんがどんなにおいしそうに料理しても、日本料理というだけで、空腹でも全く手をつけなかったという。
私にとっては、信じ難い話だった。
じゃあそもそも、そんなに嫌いな国の人と何で結婚したのか?
という疑問がわくが、その辺はプライベートなことなので、質問したことはない。
彼が日本に仕事をしに行ったということは、もともとはそれほど嫌いではなく、
むしろ興味を持っていた国なのだろうと思うが、
カナダ人の友達には、妻が日本人だということを隠していること
(これは奥さんから直接聞いた話)と、
彼が講師をしているあるクラスでは、日本の悪口ばかり言っているという事実が私をいっそう驚かせた。
妻が日本人であることを隠す訳は、一部のエリート・カナダ人の間では、
日本人女性と結婚している男性を軽蔑の目で見る人もいるからだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夫はそういう日本人女性狙いの男と思われ、妻は白人好きの軽い女という先入観で見られるのだ。
日本料理というだけで、空腹でも全く手をつけなかったという。
私にとっては、信じ難い話だった。
じゃあそもそも、そんなに嫌いな国の人と何で結婚したのか?
という疑問がわくが、その辺はプライベートなことなので、質問したことはない。
彼が日本に仕事をしに行ったということは、もともとはそれほど嫌いではなく、
むしろ興味を持っていた国なのだろうと思うが、
カナダ人の友達には、妻が日本人だということを隠していること
(これは奥さんから直接聞いた話)と、
彼が講師をしているあるクラスでは、日本の悪口ばかり言っているという事実が私をいっそう驚かせた。
妻が日本人であることを隠す訳は、一部のエリート・カナダ人の間では、
日本人女性と結婚している男性を軽蔑の目で見る人もいるからだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夫はそういう日本人女性狙いの男と思われ、妻は白人好きの軽い女という先入観で見られるのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。: