初心者質問スレッド@経済学板

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583名無しさん@お腹いっぱい。
経常収支と資本収支は「コインの裏表」の関係にあり、
経常黒字は資本収支の赤字と外貨準備の減少額を
合計したものにほぼ一致する。

なぜ経常収支と資本収支がコインの裏表の関係なのか解りません。
誰か教えていただけないでしょうか?
584名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/08 22:17:00 ID:WUwR1wKQ
>>583
所得より支出が多かったらお金借りるでしょ。
585干芦:04/12/08 22:41:14 ID:yILAdDJX
大学で経済レポが出たのですが、私は工学部でまったく意味がわかりません
友達もわからなくて困ってます。誰か助けてください。。
↓のが問題ですが、資本がお金?ってことくらいしかわかりません

 1980年代にアメリカは外国から大量の資本流入を経験した。たとえば、
トヨタやBMWや他の外国の自動車会社がアメリカに自動車工場を建設した。
a)アメリカにおける資本のレンタル料と使用されている資本量に対する
 資本流入の効果を示しなさい。
b)アメリカの労働者に支払われる平均賃金に対する資本流入の効果を示しなさい。


資本のレンタル料・・っていうのは利子?みたいなものですか・・?
ごめんなさい全然わかんないです。。
誰か教えてください。
586名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/08 23:04:29 ID:c5lY0UyF
>>583
貸借対照表は右と左が必ず一致するでしょ。
あれと一緒だよ。
587名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/08 23:15:47 ID:Z+nIruWN
>>583
モノを売ったら代金受け取るでしょ。
モノを売ったり買ったりするのが経常収支。
代金受け取ったり払ったりするのが資本収支。

資本収支は、下記の2点でちょっとわかりにくいけど、良く考えればわかるはず。
1.代金を相手国で受け取るケースもある
トヨタがアメリカに1万ドルの自動車を輸出したら、代金は日本のトヨタの
ドル口座に送金されてくるケースもあれば、アメリカに解説しているトヨタ
のドル口座に振り込まれることもある。

前者はわかりやすいけど、後者もトヨタは1万ドルの資産をアメリカの預金
口座に持っているわけだから、アメリカに対する資本の貸し出しになる。

2.外国為替での資金運用
外国為替市場で余剰資金を適当に運用しているケースがある。この場合、
円というお金とドルというお金の等価交換になるので、常に資本収支は0と
なる。そのため、外為市場での両替行為は資本収支上は現れない。

というわけで、売った代金の受け取り分だけが資本収支に計上されて、
経常収支+資本収支(+△外貨準備増減)=0となる。
588名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/08 23:42:55 ID:Cp0S1iM8
ミクロで保護貿易の経済的影響を部分均衡分析で比較する場合
関税、輸入数量制限、生産補助金の3つを比較すると
生産補助金>関税>輸入数量制限の順に総効用に与える負の影響は小さいと
あるのですが、この場合の生産補助金のグラフの描き方がわかりません
生産補助金は国内均衡価格と国際価格の差額分1単位あたり出されると考えて良いのでしょうか?
589583:04/12/09 18:49:10 ID:dFOFVJ2e
>>584
>>586
>>587
の皆さん有難う御座いました。

つまり経常収支は物やサービス等の物理的な流れで
資本収支はその決済についての流れと言う事でしょうか?
だとすると相対的なものということですね。

と言う事は経常収支の増減の結果、資本収支がその経常収支に合わせて
輸出超の時は資本を貸している、輸入超の時は資本を借りていると言う事なのでしょうか?


他の板で経常収支が輸出超の時は海外旅行などで資本を流出してその分を
マイナスにしなければならないと、ちょっと私には理解が難しい答えを頂いた
ことがあるのですが、これはどういうことなのでしょうか?
私にはこうする事で円高にはならないのかな?位にしか解りません。

度々済みませんが、宜しければ教えて下さい。
590名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/09 19:54:01 ID:leqmKgFe
>>589
>と言う事は経常収支の増減の結果、資本収支がその経常収支に合わせて
>輸出超の時は資本を貸している、輸入超の時は資本を借りていると言う事なのでしょうか?

その通りです。資本の貸し出しの内訳が、企業買収で行われるのか、
それとも銀行預金として利息を得るだけなのか、それとも国債を買うの
かの違いはありますが、資本の貸し出しという点では本質的に同じです。

>他の板で経常収支が輸出超の時は海外旅行などで資本を流出してその分を
>マイナスにしなければならないと、ちょっと私には理解が難しい答えを頂いた
>ことがあるのですが、これはどういうことなのでしょうか?
>私にはこうする事で円高にはならないのかな?位にしか解りません。

この説明には、事実の説明以外に、規範的な価値判断に基づく、対応策の提案
まで含まれています。

経常収支=財・サービス収支(貿易収支+サービス収支)+所得収支+経常移転収支
貿易黒字下で経常収支を0にするには、旅行などを通じてサービス収支を赤字化すれ
ば良いという事が言いたいのではないでしょうか。額から見て、はっきり言うと焼け石に
水の金額ですが。

それと、円高によって経常収支が調整されるのであって、円高を起こさないように経常
収支を調整しようというのは変な話だと思います。
591名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/09 19:58:17 ID:yB6JVX5z
次の3つの命題を論じ、ルソーの思想統一的全体像を提示しなさい
1.ルソーはフランス革命の父である
2.ルソーは保守主義者である
3.ルソーは革命主義者である

お願いします
592名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/09 23:28:17 ID:5SrttxEW
それのどこが経済学なのかと・・・・(^_^;
593名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/09 23:39:59 ID:yB6JVX5z
は?
教えろや
594名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/09 23:40:50 ID:yB6JVX5z
どーせ暇なんだろ?
まーネタだけどな
595570:04/12/09 23:46:59 ID:TrXyHncl
>>592
そーだよ教えてやれよ
ニートなんだろ
596名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/09 23:47:50 ID:TrXyHncl
↑570じゃない どっかに書いたのが残ってたのかしら
597583:04/12/10 00:29:04 ID:M2ZqpC2v
>>590さん有難う御座います

>それと、円高によって経常収支が調整されるのであって、円高を起こさないように経常
>収支を調整しようというのは変な話だと思います。

そうですよね。私も何かおかしいなと思っていました。
常に輸出入をプラスマイナス0と言う事はおそらく国家間的に互いに損得が生じてはならない
ということですよね。

そんな事を実際にやったとしても変動相場制で理論的には各国の信用を調整可能
なのにその意味を無くしてしまうようなものでは?と私は思いました。

輸出入プラスマイナス0を実施したとすると等価交換ということになるのでしょうか?でも物は取得した人によっては
大きく価値を変えると思いますし・・・地球全体が社会主義だとしてもやっぱりちょっと変ですね。
その国の価値が固定されるだけだと思えるのでそう考えます。

どうも有難う御座いました。

598名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/10 01:01:41 ID:4T6P92ep
「井田説」←この言葉の読みを教えてください。
「いでんせつ」なのでしょうか「いだせつ」なのでしょうか。
頭の悪い質問ですみません。
よろしくお願いします。
599590:04/12/10 01:10:58 ID:eWblUHm/
>>597 ここから先は学問的な話じゃなく、傍目の印象という話になります。

まず、日本は貿易立国だという誤解があります。これは1970年代の固定相場制時代に、
「国債収支の天井」という現象を何度も経験した中で形作られた思い込みで、当時はあたっ
ていた面もありましたが、既に変動相場制に移行した現代では当てはまりません。

国債収支の天井とは、輸出が増えると景気が良くなり、景気が良くなると輸入が増え、貿易
収支が均衡化し赤字になりそうになり、外貨準備が減っていくのを恐れた日銀(当時は大蔵
省の下部組織みたいなもん)が、金融引き締め政策で景気を沈静化していた事を指します。
国内の景気には、国際収支というキャップが被せてあるという事です。

そして、このキャップを避けるために、「もっと輸出すべし!」という事になり、輸出産業は
国策で優遇されておりました。

今は違います。変動相場制で、資本の移動が自由化されていますので、経常収支が黒字
でなくても構いません。でも、輸出産業はそう思っていません。自分たちが日本を支えてい
ると未だに思い込んでいるのか、周りに思い込ませようとしています。

変動相場制になって経常収支黒字は円高の原因となるようになりました。円高事態は国民に
とってよい事なのですが、輸出産業にとっては良い事ではありません。そして、円高が悪い
ことの様に思い込んでしまっている人たち、あるいはそう思いこませたい人たちが、未だに
いるという事です。こういう人たちが「円高を避けるためには・・・」という、前提がおかしな
議論を語るんだと思います。

テレビに出てくる人にも、こういう基礎的な部分で間違っている人たちはたくさんいます。