くそったれ日本の商法

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217金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>>213
一般的な商習慣として、物を納品(売る)すれば商品が到着しても
その時に納品商品の代金をその場で払わないで、締め日前に納品した
商品代金を請求し次の支払日にまとめて支払ってもらう。これが掛売りという行為だ。
その逆が掛買い。元々はその都度現金が動く事で発生する事務処理を一括するという
事務処理の簡素化、現金を持ち歩く事による事故を防ぐ意味合いがあったのだが、
いつしか資金繰りの意味合いが濃くなった行為だ。

つまり掛買いの場合極端な話、一円も現金が無くても商品がある瞬間があるんだ。
例えば、定価100円の商品を掛で60円で10コ買ったとする。この商品を次の支払日
までに全部現金で100円で売ったとすると、手元には1000円あるな。しかもまだ支払日が
来ていないので600円の負債はあるが1000円の現金は存在する事になる。
つまり400円の儲けしか無いはずなのに、手元には1000円ある事になる。
仕入れ先は次の支払日に600円の入金が有れば問題ないわけで、この1000円を俺が
どう使おうが関係のない話しだ。

例えば最低資本金が1000円だったとすると、儲けの400円では足りないが手元に1000円
があるから登記が可能になるな。しかも資本金というのは10〜14日ほど預ければいいわけで
次の支払日までに1000円が戻ってきてれいれば、支払いも出来る。

これが俺の逝ったタイムラグという意味だ。
ただこの話には、いきなり現金で収入があるという以外時間の概念が入っていない。
現金収入ではなく、掛売りの場合は売掛の現金化という時間の概念が入ってくるので
もっとややこしくなるが、分かりやすく言うとこういう事だ。