■■ 経済しろうと質問箱 ■■

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854金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
他スレから引っ越して、こっちで質問します。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/eco/985101261/315-318

限界代替率逓減によって限界効用逓減は説明できないのですか?
私の直感的な考えは以下のとおりだったんですが、間違いが
含まれてるらしいのです。指摘していただけると幸いです。

-------
a>0
無差別曲線上の点 (x0,y0) (x0+a,y1) (x0+2a,y2) ...について、
効用 U(x0,y0) = U(x0+a,y1) = U(x0+2a,y2) = ... = U*
限界代替率逓減であるから、
|y0 - y1| > |y1 - y2| > |y2 - y3| > ...  …(1)
これは、財Xの消費量を一定量ずつ増加させたときに、
効用U*に達するために必要な財Yの追加的消費量が
逓減していくことを示している。
すなわち、財Xの限界効用は逓減していることが示されている。

つまり、限界代替率逓減が成り立つならば限界効用逓減も
成り立つのである。
855金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/28 10:33
>>854
限界効用低減を誤解しています。

U(x,y)で、

限界効用 dU(x,y)/dx (dは偏微分のd) は,y財の量を
          一定に保ちながら
         x財の量を増加させていくと、限界効用が下がるということ

854さんが考えているのは、x財をaずつ増やし、y財を無差別曲線上に
沿って減らしていくとき、x財の限界効用が減っていくということ。

         限界効用の定義を間違えていることがお判りに
         なったでしょう??
856金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/28 17:47
国債なんですが、
今発行を増やしてもいずれ物価が上昇(税収も増える)し予算における債務割合が減少するから良し、
みたいな理解で宜しいのでしょうか?

もう一つ国債発行残高よりも貯蓄が多いから大丈夫の理論がいまいち理解出来ません。
どうしても発想が家計の域から出られません。
優しく説明していただけませんか?
857金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/10/28 18:10
国債発行残高が増えても大丈夫と主張する人はそういう理屈かな。
景気がよくなってから借金を返せば良いと。金利が低いうちに
大規模な財政拡大をして景気を良くしようって言い分。

逆に、将来景気が過熱して金融引き締めになったとき
長期金利をあげなければ新規国債を消化できなくなるから
利払いで首が回らなくなるよというのが反対する人の言い分。

貯蓄が多いから大丈夫ってのは良くわからんな。
調整インフレで借金棒引きになるから大丈夫って人もいるね。
858854:01/10/29 00:42
>>855
ありがとうございます。 ただ、いまだに解らないんです。

> 854さんが考えているのは、x財をaずつ増やし、y財を無差別曲線上に
> 沿って減らしていくとき、x財の限界効用が減っていくということ。

Y財の量を y0 に固定し、そこを基準にして考えます。
効用U* = U (x0, y0)に達するために「不要になっていく財Yの量」は
逓減していきますよね? これはすなわち、
「(X財をaずつ増やしたときの追加的な効用を、Y財の消費量で表現すると、)
X財の限界効用は逓減していく」ことになりませんか?