1 :
gori:
アマゾンで1位だったから本屋で買って読んでみたんだけど、面白い切り口で日銀を批判してた。誰か読んだ人がいたら感想聞かせてください。
>アマゾンで1位だったから本屋で買って読んでみたんだけど
オナニーして寝ろ、永遠に。
3 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/15(火) 05:35
13日に竹村健一が読め!と逝ってた本でしょ。
読んでない!!!!、、、健一嫌いだから!
自分の詳細な感想を書いてから人に聞いて下さい。
もう少し常識的感覚を身に付けて下さい。
>アマゾンで一位だったから
バカたれ呼ばわりされるのがオチです。
私も「こいつはバカだ」と思いました。
人に対して敬意と誠意を見せて下さい。
あなたは社会人ですか?
だとしたら私はあなたとは取引したくありません。
まだ、、、、、ね。
5 :
ななしぃ:2001/05/15(火) 05:54
丁寧な言葉で思いっきりバカにしてるな。
7 :
石橋 湛山:2001/05/15(火) 07:53
8 :
名無し:2001/05/16(水) 21:32
作者は若ハゲ
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 23:14
>1
今のところこの本を読んだ人間による書き込みはないですね。
バカばっかり。
オレも読んでみたいけど、まあ、図書館から借りよう。
10 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 00:12
また出版社の思惑に乗ってしまった人が出た。
最近、本が売れないため、いろいろな広告(新聞など)を使用し
耳障りの良い言葉で、煽っている。
日本人は、どうでもいい本を買い過ぎ。
11 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 01:24
この本って、例の「流動性指数」の兄ちゃんの書いた本だよな?
あれって、正真正銘のイ・カ・サ・マでしょう。ジャーデンフレミング
のエコノミストやってたとき、上司の調査部長がグラフだけじゃなく
中身を見せろと言ったら、何も出せなかっただか、酷くて上司が切れた
というのが通説。
12 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 01:26
なんでアマゾンで一位の本を買ったらいけないんだ?
おまえらこそバカだろ。
「アマゾンで一位だったから買う」
っていう発想がバカって言ってるの。
宣伝広告に躍らされ過ぎ。
文章読む能力ある?良く読め。
14 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 05:29
>11さん
「流動性指数」ってなんですか?
で、それがイカサマってどういうことなのですか?
もし、知っていたら教えてください。
お願いします。
15 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 05:37
14の続きです。
>ジャーデンフレミング のエコノミストやってたとき
ってことは、もうジャーディンにはいないんですか?
では、今はどこで何をしてるのですか?
16 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 07:43
>13
だからなんその発想がバカなんだ?
1も1位になった本を全て買う訳じゃねーだろ。
1位になって面白そうだったから買っただけだろ。
あんたは自分で読みたいと思う本でも、ランキングで1位になってたら購入しないのか?
そういう行動の方がランキングに踊らされていると思いますが。
良くお考えになってはいかが?
17 :
ななしぃ:2001/05/17(木) 08:04
同じ商品にバンドワゴン効果と
スノッブ効果が現れているようですな(笑)
まぁ、これは軽い冗談なんだけど、
世間ではどんなことに注目してるか、
とか知るためなら別に悪いことじゃないんじゃないかな。
「ランキング1位→良書」とは、考えていないと思うよ。
そもそも、読んでみないことには判断がつかないわけで、
きっかけはそんなに重要ではないでしょう。
18 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 08:09
読んだってなれるワキャねーだろ
「円の支配者」に!
誇大広告だよ。誇大広告! 決まってンだろーがァッ!
えッ?チョット話がちがう!?
だったら、ヤヤコしータイトル付けンなよ、グルァ!!
ちんたら本読んでるヒマあったらホンモノの「円の支配者」になってミロォ!
毎日、500円に支配されてるくせにィ
毎日昼に吉野屋にならんでるヤツラ見てみろよ
今の日本でべすとせらー狙いたかったら、タイトルを
「500円の奴隷」にしろォ!!それで丁度お似合いなんだよ。
19 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 14:02
ちゃんとはなししようぜ。
結局リクイディティー指数のなかみって、銀行信用残高をいじっただけ
じゃないのか?
だから、マネーサプライよりもクレジット重視系の人なのだろう。
日本ではあんまりクレジット重視ってきかないけどどうなの?
アメリカだとミシュキンやベルナンケが有名だったはず。
結論として
俺もマネーサプライよりクレジットのが重要というのは同感かな。
(かれのリクイディティ指数が正しいかは別として)
日銀の資料にもクレジットのほうが先行性が高いと書いてあったとおもう。
ただ集計に時間がかかるために実用性が乏しいみたいな但書付きがあった。
20 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 14:16
>19
日本は伝統的にクレジット過剰気味に重視でしょう???
銀行貸し出しばっかり見て、マネーサプライ軽視気味というのが
実態じゃない?
21 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/17(木) 20:47
それは、日銀が金利重視(窓口規制で割当やってるときはクレジット重視?)で、学者がマネーサプライ重視ということ
じゃないか。(かんちがいだったらスマソ)
浜田先生が80年代に日本は伝統的な金利重視では説明がつかないと論文を
書いて日本で本格的なクレジット重視の議論をはじめたと書いてあった。
(「金融とマクロ経済学」東大出版会 の第2章の星先生のところ)
金融政策の本をみてもマネーサプライの話がおおいとおもってた。
クレジットの話が付け足しに書いてあるように思うのだが。
実際、
単純にGDP、クレジット、マネーサプライの変化率をグラフに
するとクレジットとGDPがより強く連動していたのをおぼえてる。
単純な相関もとったが高かった。
22 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/18(金) 00:50
しかし、不幸なスレだね、こりゃ。
ちゃんと一応読んでるのは>19唯一人なんじゃないのか?
>18は読んだのはタイトルだけか?
23 :
19=21:2001/05/18(金) 00:57
>>22 19=21です。
けっこう、面白いほんだと思うけどなぁ。
彼がエコノミストに連載しているころからずっとチェックしてて
きになってたんだよ。
24 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/18(金) 01:18
>23
エコノミスト連載だったんだ。ワンクリックで買ってみよ。
25 :
19=21:2001/05/18(金) 17:57
ちゃんとしたスレなのにもりあがらんね。
26 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/18(金) 19:59
27 :
20:2001/05/18(金) 21:38
21の説明には同意。言いたかったのは、日銀と実務家は貸出しかみてなかったとういうこと。
で、リクィディティーインデックスだかなんかについては、それこそ週刊エコノミストで月
一回くらいこの著者がエッセイ書いてたけど、それに基づく経済予測ってほとんど全滅じゃ
なかったっけ?あれで「こいつ何いってんだろう?」と思って、その指数だかの定義を調べ
ようとしたら「誰も」知らなかったのだよ・・・
28 :
19=21:2001/05/19(土) 00:15
>27
了解
でも、エコノミストにかいてた予測そんなにひどかった?
俺は彼の連載が終わる半年ぐらいまえからみてたので、
比較的当たっている時期だったのかも。
でも、マネーサプライはたんなる貨幣総量でしかなくて、
クレジットは、必ず支出されるから(金借りて抱えてる人はいない)
クレジットの動きが大切という意見は評価したい。
彼の指数はともかく、
全銀協のhpで貸出残高チェックすればいいんだろう。
あと、吉川先生も「日本経済と金融政策(?)」
でちょろちょろかいてたとおもう。
29 :
20:2001/05/19(土) 00:22
>28
吉川氏は100%クレジット派だよ。端からみるとマネタリスト憎さに
マネーサプライまで憎いみたい(藁
だけど、あまりクレジット力説すると19氏も書いてたように、直接
介入の口実になるのも事実。バブル潰し三業種融資規制なぞ、クレジット
パラダイムの戦勝記念碑だもんね(w
30 :
19=21:2001/05/19(土) 00:52
>>29 >吉川氏は100%クレジット派だよ。端からみるとマネタリスト憎さに
>マネーサプライまで憎いみたい(藁
確かにそんな感じする(笑)
>だけど、あまりクレジット力説すると19氏も書いてたように、直接
>介入の口実になるのも事実。バブル潰し三業種融資規制なぞ、クレジット
>パラダイムの戦勝記念碑だもんね(w
(爆笑)
確かに戦勝記念碑かもしれん。
日銀て、ヴぇルナーが力説するように金利を持ち上げながら、本音では
クレジットパラダイムなんだよな。
一般向けの本でこれをのべてるだけでこの本の価値は結構あるかも。
ま、市場参加者としては金利やマネーサプライはほどほどにして、
クレジットを見守ったほうが得だな。
ところで20氏は、スタンスとしてクレジットパラダイムかマネーパラダイム
のどっちにちかい?
(最近の本じゃ、クレジットパラダイムという言い方しないみたいで
クレジットチャネルというちょっと狭い表現をつかうみたい)
31 :
19=21:2001/05/19(土) 00:54
ところで1はどこいったんだ?
32 :
20:2001/05/19(土) 02:00
社債の市場がまともに機能してるなら、マネーパラダイムが想定する
ような感じで(あくまで感じ)金利調整を通じた金融政策に波及経路
が「好ましい」と思う。
しかし、日本のこれまでの制度条件と日銀の隠された統制主義というか
介入主義を前提にすれば、クレジットパラダイムのほうが現実説明力は
あるだろうね。
確かに、ヴェルナーはその辺りの話をしつこくしてたのは「評価」でき
るかもしれんが、やっぱり道具のイカサマっぽいのは許せん(w
33 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/19(土) 12:17
>29氏
吉川氏は「金融政策と日本経済」(日本経済新聞社)のP16で銀行信用、
いわゆるクレジットに対して疑問を投げかけていますが100%クレジット派
なんですか?この本では金利のチャンネルを重視してたように読み取れたけど。
34 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/19(土) 12:26
ヴェルナー氏の指数がGDPに先行性を持っていたのは84年あたりから
97年あたりまでです。その後は大幅にぶれが生じています。彼の97年
発表の論文に、その指数の導き方が載っていて、実際に試した結果。90年代後半
ではグランジャー因果関係テストでもGDPがその指数の原因になっている
という結果が出ています。ヴェルナー氏はその指数に頼って予測を
している以上、今後の予測はあまり信頼できないと思います。
35 :
『円の支配者』:2001/05/19(土) 15:00
36 :
えんの:2001/05/19(土) 15:29
37 :
お久しぶりです。:2001/05/19(土) 15:38
広瀬隆です。
http://bookweb. kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9973652320
38 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/21(月) 18:48
>>33 >>34 丁寧な解説ありがとうございました。
疑問なのはなぜ97年までがOKでそれ以降がだめになったのでしょうか?
どのあたりに問題があると考えられますか?
39 :
29:2001/05/21(月) 19:01
>33
「金融政策と日本経済」の該当個所は、クレジットパラダイムが
ISLMモデルと事実上同じだという「批判」はしてるが、マネー
サプライの重要性を否定し、篠原仮説の「海の向こうでの復活」を
主張してるわけで、やっぱりクレジット派打と言う意味でしょう。
40 :
名無しさん@1周年:2001/05/21(月) 19:40
ブックオフで300円でした。
41 :
age:2001/05/25(金) 14:36
age
42 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/27(日) 21:57
やっと読んだ。
日銀陰謀説じみているのがエンターテイメント小説っぽいけど、書いてある内容には
激しく同意。これまで「売れた」経済学絡みの本(こむこむ等)のGNP論とはまた
一味違う、信用創造論というのは鱗。
43 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/05/28(月) 03:04
>>1 「浅田」に聞け!
少しはあいつの仕事増やしてやれ!!
44 :
いま:2001/05/31(木) 01:53
あげてあげようよ。
45 :
ひゅーむ:2001/06/04(月) 12:04
中央銀行は、常に引き締めは可能であるが、「ある段階」を越えると、
中央銀行による通貨の創造は、難しくなると考えます。
この意味で、著者は、中央銀行の実力を買いかぶりすぎではないでしょうか。
正しくは、【陰謀」ではなく、【無能】又は【限界」ではないでしょうか。
ある段階を越えた場合、観察されるのが、【流動性の罠」でしょう。
流動性の罠が生じたのは、おそらくあの大恐慌以来なのですから、
日本の本来取り得る唯一の政策のモデルは
【如何にして大恐慌から米経済は立ち直ったか」にこそあります。
ドマクロで言えば、大恐慌時(1927)のGNPの2倍に達する経済成長(1945)で
こそ米経済は立ち直ったのであります。(失業率低下、財政赤字削減でも民間投資による成長可能)
いわゆる失われた10年間の日本の成長率は15%程度ですから、2倍である200%には到底及びません。
だいたい10%成長を7年連続で、経済規模は2倍となります。
デフレの本質は、インフレの本質が通貨の過剰というのなら、通貨の過少であります。
従って、通貨を増刷すればよい。資本主義においては、本来全てにおいて所有が明確であるのだから、
全ての通貨は、本来所得としてのみ存在可能なのであります。
所得として通貨を増刷する、それは当然公平かつ原則的でなければなりません。
通貨の過剰は、本来通貨の保有である貯蓄で吸収されれば良いのであります。
言うまでもなく通貨の保有自体では、通貨は増加しえません。
すなわち無利子であるべきであり、同時に通貨の価値は安定でなければならないのです。
資本主義においては、本来利子は存在せず、通貨の使用である投資、経済活動を経ての商品供給で決定される
利潤、利潤=商品価格―投資のみが存在するのであります。
銀行制度は、現在の経済において極めて重要であるが、本来資本主義理念、すなわち市場原理では
運営し得ないものであると考えます。
金融の自由化という幻想こそが、混乱の原因であり、正しくは、
自由化の徹底(銀行制度の放棄)か、管理された金融制度の選択(銀行制度の維持)
しかありえません。
自由化の徹底の選択においては、銀行制度、再分配等の現行マクロ経済政策の代替の
達成が、不可欠であります。
46 :
:2001/06/04(月) 13:08
結論から言えば、保有され流動性が無いから
その分通貨を増やせばいいってことだよね?
特に金を使うけど金が無い若年層にばら撒かないと
景気回復にはならないと思う。
ジジばばどもは、国の7割の貯蓄を蓄えたまま
全く使う気配が無い。
まじで逝ってよし。(将来不安がすごいんだろうけど)
47 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/05(火) 01:16
ああ長生きしてしまう事の不安さよ
48 :
どしろうと:2001/06/08(金) 09:44
この本一応読みました。
なんか内容も完全には把握できないまま,説得された気分です。
それで,
いま日銀がたくさんお金を刷ったら,日本の景気はよくなるのでしょうか?
それから,
その本では,日銀が,構造改革の必要を感じ,それを日銀以外の人間にも痛感させるため,お札をする量を落として不況を長引かせ,大蔵省から経済政策上の実権を奪い,日本の構造改革の流れを強くした,というように読めるのですが,この理解はおかしいでしょうか。
49 :
:2001/06/08(金) 10:20
>>48 現状を考えるとその通り。
日本の構造改革をやりたかっただけかもしれない。
財政赤字を放置する国と地方の現状を変えたかったのかもナ。
おかげで小泉内閣のような今までの裏返しの内閣ができた。
もういいだろ日銀さん、お金刷ってよ。
50 :
48:2001/06/08(金) 10:48
>>49 ありがとうざいます。
日銀にこんな強大な権力があったとは,つゆ知りませんでした。
あなおそろしやです。
大蔵省つぶし(権限縮小)は,経済政策上妥当だったのでしょうか。なんか一時期の大蔵バッシングさえ,この本よんだら,やらせっぽくみえてきました。
51 :
:2001/06/08(金) 11:24
>>50 問題点も当然あります。
紙幣を増刷すると現金の価値が目減りするので
現金持ってる金持ちが損をして、借金してる人が得をするんです。
でも、お金を使わないことの社会のへの悪影響を考えたら
仕方ないんですよ。
節約して貯蓄が良い事だと盲信してる日本人の
意識改革が必要なんです。
ちなみに、そろそろ日銀の動きが怪しくなってきました
デフレ宣言をして量的緩和をしています。実質通貨の増刷です。
やっと日銀が本来の仕事を始めたようです。
52 :
:2001/06/09(土) 08:48
面白かったですよ。小説よりも面白い。
つぅことは妄想系かなりはいってるんだろうなあ。
素人だから内容が正しいかどうかはわからんよ。
53 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/09(土) 17:07
この本の理屈でいうと,バブル期に銀行が大量に貸し出しを増やしたのも,日銀の「指導」のためだということになりますわな。
すると,バブルの責任を各銀行のトップに問うには,間違いということになりますわな。
慶応の金子先生は,じゃあ,間違ってるのですかね。
馬鹿になるからやめとき
55 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/09(土) 18:07
この本が,とんでも本なら
その理由を,どなたかアホにでも
分かるように説明して
くださらんかのう。
56 :
:2001/06/09(土) 18:08
この話題とは関係なく、金子は常に間違ってる・・・。ぬあんちゃって。
57 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/09(土) 18:09
>55
この板にわかりやすく説明できるほどの実力を持つ人は
あまりいないよ・・・。
58 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/12(火) 18:55
agw
59 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/13(水) 22:41
日銀黒幕説うんぬんの是非は別として、内容的にはしっかりしていて面白い、
と思った。まだ全部読んでないけどね。
巷の市場主義万歳的なムードにうさんくささを感じている人は
読んでみた方がいいでしょう。経済の本質の部分が見えてくるように思う。
60 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/16(土) 02:54
続編期待
T 円の支配者
U ユーロの支配者
V ドルの支配者
W 世界通貨支配の野望
62 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/20(水) 00:51
>>55 この本読んでないからたいしたこと言えないけど、日銀にはたいした
権力ないですよ。ちょっと前にやたら速水総裁にたいするいやがらせ
リークがあったでしょ。本当に力を持っているのはあれをやった連中
でしょう。
63 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/20(水) 01:03
日銀の独立性なんて、実質は無きに等しいだろうに。実際。
市民と政府が実際に血みどろの闘争をくりかえした伝統、
しみついた歴史があってはじめて、
中立な裁定者のリアリティが生まれるわけですから・・・。
おこちゃま国家のどもこ銀行に真の独立性の実態がともなうはずだ
と考えるほうがきっとまちがってまふ。
65 :
:2001/06/20(水) 01:46
では何故日銀は、量的金融緩和に同意しないのですか?
政府の要望は、完全に量的金融緩和促進を希望しています。
66 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2001/06/20(水) 20:23
このハゲのドイツ人、昔東大の院に来てたらしいけど、誰か知らない?
67 :
きぼーーん:2001/06/20(水) 22:43
「元の支配者」みたいのない?
68 :
:2001/06/22(金) 05:13
>62
その通りですよ。
速水総裁を退陣に追いやる嘘のニュースを流したのは政府です。
政治家にはスキャンダル話で失脚させるという手口と同様。
あまりに同じ手口ばっかりなので飽きちゃった。
69 :
すごい本だよ:2001/06/22(金) 05:32
この作者の人の詳しいこと聞かせて。また別の論文があったら、教えてください。
この人の論文は、事実を立証しているよ。しかし、これは、裏事情だから、危険なんだよ。
新日銀法は、事実このとおりの法律です。
この論文が、愚論であるという人は、日銀の内示をしらないか、冷やかしだよ。
事実、日銀は、すごいところなんだよ。
70 :
70Pまで読んだ:2001/06/22(金) 10:46
危険なんやったら呑気に「お世話になった人」書いてる
場合とちゃうで、このドイツッパゲ。
完全な有り難迷惑やろ。w)
71 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/23(土) 03:37
72 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/23(土) 18:57
今週の木曜日(6-21)にニュースステーションに
竹中大臣が出演していました。大臣はコメンテーターの
森永さん?と番組中で対談。
なんと森永さんは,この「円の支配者」のネタをどさくさまぎれに
大臣にふりました。「この不況は構造改革をさせるため日銀が
しくんだものなんでしょうか」みたいなこと言って。
大臣は,冷静さを失い,あわててそれをうち消そうと
しましたが,どもったのか何かしりませんが,最初は,
「そ,そんなことありえるかもしれません」と言ってしまい,
あわてて直後に,
「そんなことあるはずないじゃないですか」と否定。
あのあわてぶり。言い間違え。
もしかして日銀の策術は本当なのかも,と思ってしまいました。
73 :
:2001/06/23(土) 19:21
>>72 事実その結果非効率的な部分を切れる体制になったしな。
74 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/23(土) 19:32
じゃあ小泉内閣も?
75 :
霧雨:2001/06/23(土) 20:41
この不況の原因は日銀のせいで、マネーサプライを増やせばOKということですか?
そういや昔(小渕が生きてたころ)丹羽春喜という人が書いた本で、現在の不況の原因は年間200−300兆のデフレギャップが原因でそれを財源に金を刷りまくって、国民一人あたり40万円配れば、不況は解決できる、っていうことをいってたな。
ほんとか?かなり無茶苦茶な話じゃねーのか?と思っていたが、あながちそうでもないってことか?
76 :
すごい本だよ:2001/06/23(土) 20:58
本当の事を、日銀は、アジア圏の通貨統合を狙っているのです。そして、ドル・ユーロに対して、より
強い、通貨を目指している。かつ、その中で、日銀が、もっとも優位なポスト
について、ドル・ユーロを支配することを計画している。しかし、中国が、
目の上のタンコブ状態なのです。中国を協力すれば、日銀の通貨統合計画は、
加速するが、中国が協力しなければ、内紛を勃発させ、中国をつぶすことまで、
考えていると思う。
到底ここまで、日銀の円が脅威をもっていることは、すでに、日銀幹部は
お見通しのようです。
すでに、日本での円の使命は終えたということ。国民が、不況で苦しんでいるとき
に、着々と、世界を見据えているのです。
銀行の不良債権だけを救って、インフレを起こさないとすれば、いづれ、デフォルト
(日本国破産)はおとづれる。政府は、インフレを起こそうとして財政をチャラにする
つもりだが、日銀は、インフレが起こさない、いや起こらないことをすでに
判っている。これで、小泉政権は、沈没。次は、日銀支配の政府になったところ
で、日銀は、景気を回復させるだろう。すでに、日銀の指ひとつです。
77 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/23(土) 21:05
>>76 ほんまでっか?
しかしこの本で princes と言われていた人々の正体
が知りたいな。
78 :
すごい本だよ:2001/06/23(土) 21:31
ほんとなんだ。日銀プリンスは、通称で、日銀の準幹部でもわからないという。
雲の上の存在なんだって。日銀のビルの上階は。事実、KGB並の機密さだって。
昨日の日経に小さい記事で銀行のデリバティブの買い入れの記事が書いてあったのをこのスレを見ている人何人みただろうか?
本来、デリバティブは、いちかばちかという商品なんだ。これが、邦銀が買っているということ
は、それなりに確実に儲かるということを意味している。それは、バックに日銀が操作しているということ。
これで、莫大な利益で、不良債権を処理しなさいということ。でも間違っても、国民の預金で、デリバティブをやっているという
ことは、公表できないよ。銀行が、みなさんの預金を、大穴ねらいの一点買いの馬に投入していると、
言えるわけないじゃん。
これで、不良債権もあっという間に、なくなるよ。すると、国の借金だけ残ることになる。
これで小泉政権が倒れるまで時間の問題だよ。
79 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/23(土) 21:37
>>78 >「日銀プリンスは、通称で、日銀の準幹部でもわからない」
うげげ。この人らが「外国の勢力」と繋がってるっちゅうことは,ないんですかね。『円の支配者』にも,最初の方で戦後最初の日銀総裁の権力の大きさを指摘して,「よほど強力なバックがいるにちがいない」というようなことが書いてありましたが。
80 :
すごい本だよ。:2001/06/23(土) 21:53
日銀の方、当然このスレ見ていると思うけど、このスレに書く勇気ありますか。
当然、あたなのパソコンからではなく、どこかのインターネットカフェからでも
いいから、このスレに投書してくれないか。自分のパソコンだと、身元が
判るといけないから、当然私もそうするよ。では。
81 :
:2001/06/23(土) 21:54
インフレ政策やっても、強烈なデフレだから
まず間違いなくインフレ化はしない。
買い手が無く生産が余れば、それに伴って物が増える
その分通貨が増えなければ、物を流通できない。
さらに効率化してして生産しても無意味なのは誰でもわかる。
(不良債権処理はいずれ必要だが。)
何故マネーを増やす事が有効かといえば
貯蓄でお金を使わない人からお金を使いたい人にお金が回るからだ。
不良債権も実質目減りする。
しかし、問題は増やしたお金をどうやって配るかだ
貸し出して不良債権化させても意味が無い。
普通に増やし金利をマイナスにするだけでは
外資が金を借りてキャリートレードで終わってしまうだろう。
鎖国状態であれば、かなり有効な効果が期待できたはずだが・・。
ここが日銀を悩ませている所なのだ。
かなり手詰まり感がある。
やはりワークシュアリングがベターだと思う。
82 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/23(土) 22:04
>81
なるほど。今、日銀が外貨と外債をどれくらい保有しているかな?
その外貨や外債も同時期に手放せばどうかな?
外貨や、外債も同時に下落するのでは、すると投資家は、混乱するかもしれない。
それと同時に円を市場に出せば、円の下落は、目立たないと思うけど。
そして、投資家たちが、群がって、買いに走ると、同時に回収する。
そしたらどうなるかな?
めだたない。
83 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 00:13
>82
お前、外貨を手放す=邦貨を買う、ってことがわからないのか?
84 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 00:20
たとえば、外貨(ドル)を手放し、外貨(ユーロ)を手に入れるということは?
85 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 00:26
たとえば、ドルを下落させ、円を高くしないようにと思うと、金庫の大量のドルで、円以外の外貨や、外債に細かく分担し、購入したらどうなるかな?
86 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 00:28
そうすると、外貨を手放す=邦貨を買う(円高ドル安)の常識の方程式は崩れるのではないかな?
この本信じてる人は何信者って呼べばいいですか?w
88 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 00:55
だめだよ。宗教論で、片付けては、筆者は、理論を実証しているのだから、反論も実証で対抗しないと。
なんか新しい理論書いてありました?
90 :
黄金虫:2001/06/24(日) 03:08
確かに、すごい本だね
91 :
:2001/06/24(日) 03:21
>>86 ユーロとか金とか買えば、円高ドル安には、ならんだろうけど。
金利差をどうする?マイナス金利で借りてそれをドルに変えて
ドル貯蓄にされたら、無意味だ。
そんな簡単な問題ではないのだよ。
お金が増えても、流通させなければ無意味だしね。
92 :
:2001/06/24(日) 03:31
個人的には、量的緩和で国の借金をどんどん消化してくれればいいと思う。
あれ?気が付いたら700兆は?ってぐらい(笑)
バブル後1200兆ぐらい物の価値が無くなったから
これぐらいいいんじゃない?(w
金利そのままで、国債を消す。
これで国内だけでお金が回ったことになる。
93 :
名無しさん@:2001/06/24(日) 03:36
生活コストが安くならないと、喜べない。
1時間働いて、どれくらいの、生活時間を、獲得できるのか?
と、いう視点が必要。
8時間働いて、16時間の生活コストを、自分のものにできないと……つらい。
94 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 09:51
国民生活は、良くならないよ。たぶんね。今が、最高水準ということなんだら。
95 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 10:35
>>91 日銀は、タイミングを読む力が、十分あると思うよ。米中央銀行と今は、仲良くしているんだよ。
まだまだ、グリーンスパンの権力が強いから。
日銀が、米経済を陥落させるだけの、米国債・米の債権等は、十分持っている。
もし、これを手放すを、米の経済は、陥落するし、日本発、恐慌になるのは、確実だよ。
だから、米中央銀行も日銀の裏政策を圧迫できないのだと思うよ。だから、日銀に支援すると思うよ。陰で。
96 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 10:44
数年前から、公定歩合があんなに低いのに、どうして、決算書は、いつも高利益なの
どこから、稼いでいるの、日銀は?それも確実に。
97 :
:2001/06/24(日) 11:03
※該当の会社の決算データはありません。
98 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 11:07
株価がさがらないのはなぜ?
99 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 11:08
株式会社なのに、決算データがないわけないじゃん。
100 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 11:14
日本銀行の決算は、日本銀行のホームページで見てね。
101 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 11:26
でた石原大臣。日銀のこともう少し突っ込んで言ってほしいな?サンプロ。
102 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 12:45
あ〜あ、日銀のことなにもなかったな。なんでかな?
103 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 13:55
石原大臣様、一度この本を熟読して、官邸ホームページにて反論等意見をだしてくださいませ。お願いします。
竹中大臣様、すでにあなたは、このことをご存知かと思いますが、日銀潰しのための法改正を
準備されているようで。その意見をきかせてください。国民に。
105 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 16:15
読んだよ。でもこれを検証しているのは、日銀自身なんだろ。
106 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 16:18
そしたら意味ないじゃん。
107 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 20:21
日本銀行は、蚊帳の外という態度にむかつく感じがするのは、私だけでしょうか?
この本を読んだ人、レスください。
108 :
黄金虫:2001/06/24(日) 21:56
>>107 本書の論旨は第19章の最後の節に凝縮されている
日銀プリンスが真の「円の支配者」だとはいってないよ
17章〜19章の示唆するところを再度考えられよ
昭和54年に発行されたD5000円の図柄は象徴的だね
109 :
黄金虫:2001/06/24(日) 22:05
>>108 D系列券(現在の日銀券)の発券は昭和59年(1984年)11月1日でした
訂正します
110 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 23:00
「窓口指導」というものが、そもそも、キーポイントなのでしょ。
日銀券が、どんな図柄でも関係ないじゃないかな?
公定歩合をいくら政府の権力で、低下させても、「信用」を増やさなければ、流通しないことは、
素人にでもわかるよ。金融緩和(量的緩和)を示唆する日銀の行為は、
死にかけている人を見殺しにしているのではないかな?
そう書いているのでは?
111 :
黄金虫:2001/06/24(日) 23:22
>>110 本書のすごさを、あまり理解されていないようですね
「円の支配者」たちの世界観を絵にすると5000円札になると言ったまでのこと
ユダヤ陰謀説はちょっとねえ・・・。
113 :
黄金虫:2001/06/24(日) 23:27
別にこの本に沿って考える必要を感じませんな。
読んでないけど。
115 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 23:29
>>112 思考停止?
110だ!誰だ112は。?
ごめんね。
118 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/24(日) 23:33
>>111 本書のすごさは、十分には理解していないかもしれないが、この作者の論文を
ホームページより拝見させてもらった。タイとインドの経済危機を論文発表していた。
これも、すごいものでしたよ。(英語判)
119 :
黄金虫:2001/06/24(日) 23:54
>>118 面白そうですね。その論文教えてください
インドだけじゃなくて、中国、台湾、シンガポールなど、資本勘定を自由化
しなかった国は危機を免れてる。
それと窓口指導は日本独特じゃなくて、中国も94、95年まで全く同じ制度を持っていた。
最初に一年間の国家の貸出増加枠を決めて、4大商業銀行を中心とする各銀行に振り分けてた。
日本は表面上は公定歩合を金融政策の代表的ツールといってたけど、実質的には中国と同じ
社会主義的な信用配分制度だった。
97年あたりまでのGDPの推移が窓口指導によって支配されてたという著者の主張は説得力あると思う。
でも98年以降はどうなんだろう?98年は山一や長銀などの破綻で銀行部門がクレジット
リスクに目覚めた年。
窓口指導がそもそも続いていたのか?続いていたとしても銀行はクレジットリスクを
無視して貸出を増加できるのか?
銀行の貸出行動の基準が変化したとすれば従来のやりかたで日銀がマネーを増やしても
景気回復は可能なのか?
122 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/25(月) 00:43
123 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/25(月) 00:48
>120「円の支配者」に似たようなこと書いてあるね。
>121 国債が買い上げられているのと関係あるのでは?
124 :
黄金虫:2001/06/25(月) 01:01
>>122 論文は特定できませんでしたが、Media Archive は面白そうですね
有難うございました
125 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/25(月) 01:03
126 :
なんだこの本:2001/06/25(月) 07:36
論理展開がむちゃくちゃだ。この著者は相当な視野狭窄だな。
政府は、日銀に対する外部圧力としてこの本を歓迎するだろうけれど
論理を逸脱しすぎているので、知識人には逆効果なのでは?!
127 :
スーパーバイザ:2001/06/25(月) 20:44
>>126 政府が、この本を本当に歓迎するだろうか?
128 :
:2001/06/25(月) 20:49
129 :
スーパーバイザ:2001/06/25(月) 20:55
すごいレポートですよこれは。
130 :
スーパーバイザ:2001/06/25(月) 20:56
>>126 論理を逸脱してるって?どこの部分で?教えて?
131 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/26(火) 00:28
なんか人類補完計画とかを彷彿させるよね。
132 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/26(火) 00:29
この本だと、99年で構造改革は終わったみたいなこと書いてあったけど、
じゃあ今小泉がやろうとしてるのは何なの?
133 :
スーパーバイザ:2001/06/26(火) 00:49
小泉総理がやることは、日銀が次のステップに移るための踏み台。
134 :
スーパーバイザ:2001/06/26(火) 21:40
このスレを見る人の中で、この本を読んだ人、どれくらいいるのだろうか?
135 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/26(火) 22:53
窓口指導が無くなってる今、どうやって日銀が
銀行貸出の量をコントロールするの?
136 :
スーパーバイザ:2001/06/26(火) 22:55
本当に窓口指導がなくなっていると思いますか?
137 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/26(火) 22:59
そのへん、実際銀行にいる人に聞きたいんだけど。
誰かいない?
138 :
:2001/06/26(火) 23:02
マネタリスト=妄想家
139 :
スーパーバイザ:2001/06/26(火) 23:07
>>137 「速水総裁は、金融政サックをはずした」のスレの障子をソロリさん
は、かなりの通ですよ。ちなみに、私の口からはいえませんけどね。
140 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/27(水) 02:33
>138氏
この本の著者はマネタリストじゃないですよ。。
141 :
:2001/06/27(水) 02:35
>>135 日銀から市中銀行への貸し出し量でコントロールしてる。
でしょ?
142 :
なんだこの本:2001/06/27(水) 08:15
>130「スーパーバイザ」さん
今 P.30 迄読んでみました。
あまりに内容がむちゃくちゃで読書に集中できない。
「・・・新たなジョーク本か?」と感じてます。
これから順を追って指摘していきます。
お楽しみに。
予定
第一回は
P8〜P9
の矛盾点指摘
143 :
>142:2001/06/27(水) 09:10
御意。これがトンデモだとなぜ分からず持ち上げる人がいるのかが謎。
144 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2001/06/27(水) 11:25
145 :
スーパーバイザ:2001/06/27(水) 19:14
>>142 「なんだこの本」さん。最後まで、通してよんでみてくださいね。
また、討論しましょうね。
146 :
:2001/06/27(水) 19:54
この様な考え方も有りでいいじゃん
煮詰ちゃってパラドクス夢見て火に油注ぐ
小泉改革よりもこのおっさんのアイデア採用しよう
来年4月に国民一人当たり100万円配布すればいい
4月までに妊娠確認されてれば胎児にも権利、誕生後給付
(政治家・公務員は駄目、でも4月以前に民営化もしくは
辞職してればOK)
借金返すもよし、浪費するもよし
兎に角やってみよう
147 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/27(水) 21:03
148 :
135:2001/06/27(水) 23:13
>>141 ??でも調達した資金は貸出じゃなくて国債とかばっかりに
流れてるよね?
これだったら貸出をコントロールしているとは言えないのでは?
149 :
なんだこの本:2001/06/27(水) 23:27
P8終わりからL7からP9L4迄
「不況によって日本の古い経済体系はー 中略 ー当人達であるのは偶然ではない」
正確にはこうである。
<予備知識>
1985年9月にマンハッタンのプラザホテルで、
アメリカは、G5蔵相、中央銀行総裁に半ば強制的にドル安合意を容認させた。
後のルーブル合意と、G7協調体制の強化は
「金融政策」を「為替政策」に導き、
結果としてバブル経済と、その崩壊に陥ってしまった。
先進国中央銀行は蔵相からの独立性を確保しなければ
「本来の中央銀行としての金融政策」に戻ることが出来ないと危機感を感じ、
1990年代の先進国中央銀行は政府との間で「宮廷革命」を行ってきた。
<正確な表現>
アメリカが「アメリカ流でやれ。アメリカ流がグローバルスタンダードだ」
と強要してきた。日本で規制されていたいろいろなものが撤廃された。
(構造改革はアメリカが強要してきたものであり、当時日本はやる必要はなかった。)
(現在は規制撤廃により構造が変化しているので改革を行う必要がある)
(アメリカ流を押しつけられるので、アメリカ流の資本主義を導入しなくてはならない)
中でも、強力なジャパンマネーにおびえるアメリカは、以下のことを行った。
1984年。「日本の銀行各行が世界金融市場で強力な地位を占めることが出来るのは
規制金利下で低コストに集められた豊富な資金があるためだ。」
と思い、金利自由化を迫った。
この圧力に、日本蔵相、日銀は、金利自由化は避けられないと断念した。
金利自由化のシミュレーションを行った銀行経営者は震撼した。
「87年3月期には都銀の8割が赤字転落」
「経常利益の45%が吹き飛ぶ」
銀行経営陣は、
「金利自由化により生き残るためには収益向上しかない」
と考えるようになり、収益を追い求め、益出し、決算操作が行われた。
ちょうどそんな頃1985年、有名な「プラザ合意」により
それによる円高不況を恐れた蔵相は金融政策に頼った。
好景気下で公定歩合引き下げを迫られた日銀は激しく抵抗したが、
「三重野(当時日銀副総裁)が総裁になれると決まったわけではないぞ」
と脅しをかけられ、日銀は政府圧力に屈してしまった。
低金利下でだぶついたマネーは株式市場と土地へ向かい、
バブルが形成されるに至った。
150 :
なんだこの本:2001/06/27(水) 23:36
そもそもこの著者は中央銀行の目的、役割、業務体型、それに
「日本銀行は株式会社である。」
ということを知らないのではないのか?
政府が55%の株式を所有している「特殊法人」であるに過ぎない。
金を刷るのがいつなのか、そしてその刷った金をどうやって市場に回すのか
この著者は何も知らない。あまりにばかげた事ばかりを言っている。
日銀は市中銀行から要請があったときに「銀行に金を貸す」のだ。
紙幣を刷っただけでは置き場所として倉庫代が掛かるだけだ。
紙幣を市民に配る?この著者は馬鹿じゃないのか。
151 :
なんだこの本:2001/06/27(水) 23:43
ゼロ金利解除について「時期が悪かった」というのは同感であるが、
日銀は株式会社であり、金利差のサヤ抜きでも利益を得ている。
(一定以上の利益は国庫に納められる。)
ゼロ金利とは、日銀にとって
「ただで仕事をしている」
事である。
そもそもゼロ金利とは異常な状態だ
そういう事を考えた場合、日銀がゼロ金利を解除したがっているのは
当然である。
あなたは、「日本のためにただで働け」
と言われればどうしますか?
152 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/27(水) 23:43
>>149 歴史解釈に正解も正確も無いと思うのだが…
で、一般に言われている歴史解釈が実は違い、新たな説を提起した方がより
その時の雰囲気、権力者の行動を上手く説明できる解釈を提示している人間が
洞察力、分析力に優れていると言われる。
三重野さんは、日銀総裁になるためにバブルを引き起こした。
と考える方がエヴァンゲリオンっぽい考え方だと思うでし。
153 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/27(水) 23:48
>>149 金利自由化のシュミレーションを行って、真っ青になってびびりまくりバブル生成へ
突き進んだ都銀各行の頭取連中が、バブル崩壊のシュミレーションを行わず、
なんの手も打とうとしなかったことに対して説明不足。
154 :
なんだこの本:2001/06/27(水) 23:56
153さん。
それではあなたに聞きます。
個人消費が上向かないため、今日本は景気が悪い。
みんな貯蓄ばかりしていては自分に降りかかってくることは分かっている。
それを分かっていながらなぜ国民は貯蓄に走るのですか?
危機感を感じると、自分が生き残ることしか考えないものです。
そもそも銀行経営者の中でバブル崩壊のシミュレーションを行う人がいるとは
考えられない。
そんな人がいるのなら、「貸し剥がし」が我が身に降りかかることも分かるはず。
危機感を感じる人は
「自分さえよければいい」
そうなるものなのです。
155 :
なんだこの本:2001/06/28(木) 00:02
152さん。
私が求めるものは「洞察力、分析力に優れている」
と思われることではなく、
「事実の指摘」
なのでこれで良いんです。
事実は一つである。
156 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/28(木) 00:15
結局ポイントは、1点目は景気変動→クレジット変動、なのか、
クレジット変動→景気変動、なのかどうかってことだよね。
で、仮にクレジット変動→景気変動なんだとしたら、
日銀にクレジットを自身の意図どおりに変動させる力がある(あった)
のかどうか、っていうのが2点目のポイント。
157 :
154の補足:2001/06/28(木) 00:16
ゲーム理論の中に、
マックスミニ(max-min)戦略
ミニマックス(min-max)戦略というのがありますね。
max(i)min(j)Aij=min(j)max(i)Aij
全体を見回したシミュレーションをしてバブル崩壊を予測したとしても、
他行が別の動きをした場合は自行のみにリスクが降りかかってきます。
よって、通常の銀行は上記ゲーム理論により、とるべき戦略が明確になります。
現在の国民が消費を拡大しないこともこの戦略にしたがっていると考えられます。
158 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/28(木) 01:11
>157
くだらない。ミニマックス定理はゼロサムゲームだけの話。
157さんが書きたいことをいうのには、世の中非協調ゲームだから
でいいんではないですか?
>>147 本は読んでないけど、エコノミスト(日本版の談話)でこの人が
「日銀は国債だけでなく社債や手形をもっと買え、緊急避難措置
として日銀がお金をつくって東京の土地を買って公園にすれば、
国民生活も不動産市況も改善する、もし、日銀のバランスシ−トが
傷んでも量的緩和が必要だから仕方ない、それが日銀の仕事だ
デフレだから信用創造増やしてもインフレにならない。デフレ縮小と
景気回復になる、ポイントはこの様な金融政策はコストが0の
政策で有る点だ」(ほぼ原文)
とあったので、それならば金、国民にばら撒いちゃえって感じで
先のカキコになった、消費と少子化対策のポリシ−ミックスになってない(w
160 :
:2001/06/28(木) 03:05
>>159 国も国債を発行して頑張って金をばら撒いたけど
そんなに効果がなかった。
今の不景気の元凶は、そんな事ではないのさ。
お金はあるが、使わないだけ。
貯蓄はある。
161 :
:2001/06/28(木) 03:17
累進強化、資産課税でみんなハッピー。
162 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/28(木) 03:28
163 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 04:13
>>なんだこの本は さんへ
私も事実一つだけ、妄想、幻想、など、まったくの論外。事実追求のみです。
しかし、この本とは、関係なく、日銀は、すごいところだということがわかってほしいです。
あなたが日銀関係者ではなければね。
164 :
個人資産家として:2001/06/28(木) 04:38
>161
>累進強化、資産課税でみんなハッピー。
って…。あんたは時代錯誤。社会党と同じくらい外している。
現在の税制は十分に累進性が高く、資産税も重い。
だが、法人は赤字にできるし、相続も発生しないから、
過去50年間で個人から法人・政府への富の移転が進み、
もはや個人の資産家はほとんど絶滅している。
誰がハッピーになったの?
キャリア公務員?大企業の経営陣?
要するに公金を自由に使える上級サラリーマン?
公務員リストラ→減税
企業経費節減→株主配当引き上げ
だよ!やってほしいのは。
税金や会社の金を私的に流用する奴らを
これ以上許したくないね。
165 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 04:51
>>148 135さんへ
市中銀行は、日銀には、歯向かえないということは、わかっているね。
たとえば、天下りが、その典型で、市中銀行は、日銀の天下りはいやでいやでしょうがないが、
仕方ない構造なんだ。しかし、銀行コメントでは、日本銀行とのパイプ役、金融政策の専門家が強化ができて大歓迎!って、そして、市中銀行も、
甘い汁すっているんだ。という印象でしょ。違うんだな。日本銀行の全国の各支店長の仕事は、天下り先の確保に大変なんだ。
天下り先確保の数が、裏の営業成績みたいなものなんです。しかし、市中銀行も受け入れざるおえない構造。
もし、日銀に歯向かうと、日銀からの融資が、引き上げられるし、当然、「信用」の枠も減らされる。
市中銀行も、びくびくものなんだ。仕方なくポストを空けておかなければね。
だから、市中銀行は、日銀の指導に歯向かえない。ということは、日銀の政策は、全国銀行協会の政策ということ。
日銀の一声なんです。すごいのは、貸し出し先まで支持するんだ。「○○株式会社に○○億円ね。」というときもある。
信じられる?一般庶民には雲の上ですよ。
166 :
名無しさん:2001/06/28(木) 04:51
>>164 一度会社の経営者になってみ。3日やったらやめられないぜ、ヒヒヒ。
167 :
:2001/06/28(木) 04:56
累進強化、資産課税、消費税撤廃でみんなハッピー
168 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 04:58
>165つづき
んなわけない。とみな感じておられるが、マスコミの指導もきっちりと日銀の支配下になっている。
だから、日銀に対する印象を「通貨の番人」という表面と、現実の裏面は、
そう簡単には、広まらないようになっている。日銀の包囲網は、完璧なんですよ。
国民のほとんどが、日銀の裏支配を知らないから怖いんだ。
169 :
名無しさん:2001/06/28(木) 04:58
日銀も山中貞則も氏ね。
170 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 05:05
>なんだこの本は さん
ありがとう。最後まで読んでね。また討論しましょう。
171 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 05:07
>>169 しね。とか、やめようよ。
山中氏も頑張って、自己保身に勤めているのだから。
172 :
名無しさん:2001/06/28(木) 05:10
173 :
名無しさん:2001/06/28(木) 05:11
大暗省も害務省も氏ね。
174 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 05:12
>>152 ごめん。エヴァンゲリオンっぽい?とは、どういう考え方?おしえてください。
175 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 05:14
176 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 05:19
日銀の当番記者の方。連日のお仕事ご苦労様です。お体に気を付けてください。
でもそこの維持管理費(部屋・机・椅子等)は、日銀がすべて負担しているから、大切に使用してくださいね。
177 :
スーパーバイザ:2001/06/28(木) 05:21
それと、一部の記者様、理事への張り込みは、控えましょうね。
178 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/28(木) 05:27
日銀関係者の方へ。
このスレは、事実のことを書き込むこと。それと、本を読んでから書き込むこと。
しかし、一般職員の方は、信じられないという気持ちですが、日銀の改革のためですから、
真実に目を向けてください。
179 :
スーバーバイザ:2001/06/28(木) 19:37
なんだこの本は。さんへ
もうあなたは、判っていらっしゃるじゃないですか。
>>150 >政府が55%の株式を所有している「特殊法人」であるに過ぎない。
>金を刷るのがいつなのか、そしてその刷った金をどうやって市場に回すのか
まさしくこれですよ。 いつ・いくら・どのように
日銀の、支配は、この3つで十分なのです。
公定歩合・レートなどの権限を政府に渡しても、この「いつ・いくら・どのように」
ということで、景気・為替相場・政治等。全てを支配できるのです。人の命までも。
それをもうあなたは、判っていらっしゃると思いますよ。
日銀の恐ろしさをね。ウサギの仮面をかぶった・・・。
180 :
錨言動:2001/06/29(金) 00:36
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < 妄想だ。
~爻 \_/ _, 爻~ \
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
181 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/29(金) 01:25
>>180 金融政策に限らず、手品の仕掛けというのは案外単純なものではないでしょうか?
「大地は不動で北極星を中心に星辰が周るが惑星だけは例外である」となど説明しているゴミ屑理論は嫌になりました
経済や通貨を支配している魔物の正体は、「妄想」かも知れませんね
182 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/29(金) 07:06
この本を読もうね。
183 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/30(土) 00:08
nichiginkousahayosouyorikibisiizo
184 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/30(土) 03:02
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < 金融監督庁も巻き返すぞ。
~爻 \_/ _, 爻~ \
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
185 :
なんだこの本:2001/06/30(土) 05:56
>179、スーパーバイザさん
何でそうなるの?
日銀が金を刷るのは
「市中銀行等から要請があり、手持ち紙幣でまかなえない場合や
傷んだ紙幣を処分し、その代わりに新券発行など。」
あくまでも日銀は受動的な立場です。
なるほど、「年間数パーセントのマネーサプライ増加を目標としている」
というのは確かにあるが、それは何故かというと以下で説明できる。
年間潜在経済成長が仮に3%あると考えた場合、経済の規模が拡大するので
それだけマネーが必要になってくる。その必要とされると予想されるマネーの分だけ
増加をしなければ、それこそマネー不足になり、経済が失速する。
今は経済が収縮しているので不必要となったマネーを回収するのは当然だ。
日銀が勝手に金を刷ったとしても、この馬鹿著者が言うように
金を市民に配るなんて事は絶対に出来ない
↑
「背任罪」で処罰される
何度も言うが、日銀は株式会社だ。
現在の株価「64,500」店頭登録8301
最近は以前と違って出来高を伴って株価がついている。
尚、現在P47まで読みました。
あーやっぱりこんな訳わかんない出版社の本はだめだな。
この出版社の本は以後絶対買わないでしょう。
誰かが推薦していたダイヤモンド社の本には期待してます。
186 :
スーパーバイザ:2001/06/30(土) 06:21
「なんだこの本は」
>日銀が金を刷るのは
>「市中銀行等から要請があり、手持ち紙幣でまかなえない場合や
> 傷んだ紙幣を処分し、その代わりに新券発行など。」
公式の発表では、そうです。一般にもそう思われている。
しかし、現実は違うのですよ。
市中銀行からの要請というのは、建前なのです。
あくまで、窓口指導というのは、非公式である。そのようなものはないと、市中銀行も
発表するでしょう。しかし、現実は、日銀主導のもとなのです。都銀が、
日銀に歯向かうと、恐ろしいしい、罰がくだされるのです。
過去、東海銀行の経営危機がありました。東海銀行が、日銀天下りの役員を処分した事件です。
これに怒った、日銀が東海銀行の資金を引き上げる(返済)という事件がありました。
結局は、東海銀行が日銀に謝罪し解決したのです。
「天下の宝刀」なのです。
日銀は、銀行同士の競争を嫌っているのだということは、ご存知ですか?
そうすると、とことん、戦いあうからである。それは、どの分野でもそうですが、
それこそ統制がとれなくなるのです。だから、順位は、むかしからいっしょ、というのが、原則なのです。
金融自由化?どこが競争してます?順位がかわりました。?
結局は、合併して、うやむやに。金融ビッグバン?って、何?って状態でしょ。
みんな、金利は一律。低金利だから、あまり目立たないけど。
もうすこし、よんでみてはどうですか?
ちなみに、日銀の内示は、ごぞんじですか?
187 :
スーパーバイザ:2001/06/30(土) 06:42
経済に詳しい人、「なんだこの本さん」さんのような方は、納得のいく理由(経済常識)
が日銀から、発表されると、なるほどと納得される。当然、日銀のスーパーエリートは、
シナリオを書いているのです。疑問がないようなコメントつくりを。しかし、時々、新米行員に、
任せる場合があります。当然、数名のスーパーエリートが、決済しますが、重要事項では、総裁決済まで必要
という書類があります。
しかし、公式発表されるものは、日銀の内部調査資料のほんの、1%くらいです。それも・・・。
このような、日銀の体質は、私は、悪いとは、思わないが、ある事件以来、日銀の本当の事情をと、思っていました。
しかし、日銀に対する一般庶民の目は、「なんだこの本は」さんのような方ばかりです。
日銀バッシングが、巧妙に処理されている。99年の日銀支店長の社宅が、超豪勢で、一時期、マスコミにとりあげられ、
日銀幹部の不祥事の問題がありました。ご存知ですか?そのとき、日銀のスーパーエリートが、自らの命を。
という非常に悲しいことがありました。それも小さい記事で。
私は、今の安定して成長しつづけた、日本経済は、過去の優秀な日銀マンのおかげであるということは、常に思っている。
しかし、新日銀法の成立した、今、合法的に走りだすことに危惧しているのです。
188 :
なんだこの本:2001/06/30(土) 09:47
スーパーバイザさん。意見は違うけれど、なんだか楽しいです。
レス速いですね(笑)
まず言いたいことがありますが、
私のネームは「なんだこの本」であって「なんだこの本は」じゃありません。
以後よろしく
さて、本題なのですが、
>日銀に歯向かうと、恐ろしいしい、罰がくだされるのです。
>過去、東海銀行の経営危機がありました。東海銀行が、日銀天下りの役員を処分した事件です。
>これに怒った、日銀が東海銀行の資金を引き上げる(返済)という事件がありました。
>結局は、東海銀行が日銀に謝罪し解決したのです。
>日銀は、銀行同士の競争を嫌っているのだということは、ご存知ですか?
上4行は納得がいきます。これはどこの企業も一緒ですから。
日銀に限らず、ほとんどすべての企業にいえることでしょう。
さて、下1行なんですが、これも企業経営者に尋ねるとお分かりの通り
ほとんどすべての「大企業」に当てはまると思います。
安定した大企業は、他社の獲物を横取りすることはあまりしません。
まあ今でこそ他社のお客さんを奪い取れという感じですが、
それは生き残りが難しくなってきて、危機を感じている企業でしょう。
当然例外の業種もありますけどね。
比較的小規模の会社は当然その「例外」の中に入ることが多いです。
さて
日銀の教科書的業務、目的
過去世界中の政府がどのようにして自国中央銀行に圧力をかけたか
社会的地位の高い人をどうやって引きずり下ろすか
これらを考えて実際の日銀の行動を見ると
なんら矛盾点はありません。
(社会的地位の高い人を引きずり下ろすには
使い古された手として「スキャンダル」があるのは周知の通りです。)
ところがあの本は矛盾だらけです。
あの本の特徴は「結果」から話を始めている、そういう気がします。
通常は「原因」→<プロモータ>→「結果」と進むところを
あの本「結果」→<妄想、でっち上げ>→「著者の論理」
となっているのが目に付きます。
だからつじつまの合わないところは強引な理屈で押されていて
どうしても違和感を感じてしまう。
189 :
商法:2001/06/30(土) 16:56
>なんだこの本 さん
少なくとも、誤解が一つあります。
日本銀行は、「株式会社」ではありません。
日銀には、出資者はいますが、株主はいません。
190 :
なんだこの本:2001/06/30(土) 18:52
>189 商法さん
ホントだ。
株券かと思っていたら「出資証券」だった。
教えてくれてどうもありがとうございます。
そういうわけで、訂正させてもらいます。
191 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/06/30(土) 22:17
160 さんのコメントですが,
「国も国債を発行して頑張って金をばら撒いたけど そんなに効果がなかった。 」
とあります。
とすると,札を増刷しても意味ナインじゃ?
と素人は考えてしまいますが,どうなんでしょうか?
192 :
なんだこの本:2001/06/30(土) 23:01
>191さん
160さんの意見について補足させていただくと、
「国際収支=W、家計収支=H、企業収支=C,財政収支=Gと置くと、
(家計収支、企業収支は共に 貯蓄ー投資 で求めるものとする。)
H+C+GーW=0が成立する。G=W−H−C
つまり、国際収支が家計収支(実貯蓄増分)と企業収支(実貯蓄(返済)増分)
の和より小さい限り、財政収支は負、すなわち財政赤字が増える。」
財政赤字はこれ以上増やせないレベルに近づいてきたので、G>0にするためには
W−H−C>0であることが必要。−−−−−−−−−−*
国際収支を大幅に増やすか(貿易黒字大幅拡大)
企業が貯蓄を増やす(或いは借金の返済を続ける)事を止めるか
家計の貯蓄量を減らす(消費する)事をしなければ * は成立しない。
よって160さんの言う
>今の不景気の元凶は、そんな事ではないのさ。
>お金はあるが、使わないだけ。
>貯蓄はある。
が導かれる。
193 :
191:2001/06/30(土) 23:58
>>159 >>160 >>191 >>192 192 さん,丁寧な解説ありがとうございました。
160さんが,おっしゃっているのは,
・不況の原因は「お金を使わないこと(一般の国民が貯金ばかりすること)」にある。
ということなので,
・159 の原著者氏のアイデア,すなわち「日銀が,国債や社債や手形をもっと買うべきだ」というアイデアは,景気回復の有効な手段とならない。
ということでよろしいでしょうか。
原著者氏はこの辺りのことも分かってないよ,と。
194 :
商法:2001/07/01(日) 02:41
>なんだこの本 さん
>>151 ゼロ金利解除について「時期が悪かった」というのは同感であるが、
日銀は株式会社であり、金利差のサヤ抜きでも利益を得ている。
(一定以上の利益は国庫に納められる。)
ゼロ金利とは、日銀にとって
「ただで仕事をしている」
事である。
金利差で、利ざやを得ているというのは?ですが。
日銀の利益は「通貨発行益」が主で、(借方) 資産/(貸方)通貨発行高 または 当座預金
なので、資金コストは ほぼ0
で、貸し付け利息や保有国債等の利息を得ているのです。
あと、ゼロ金利は 銀行間コールレートの誘導目標であって、
日銀の 貸出し金利ではありません。
[(一定以上の利益は国庫に納められる。) ではなく、
法人税等と国庫納付金の形ですべて収められています。
それと、日銀が受動的に銀行に貸しているという主張を
繰り返されていますが、貸付けについては仮にそうであって
も(実態は?)、買いオペや売りオペ、支払準備率などによる操作
は、すくなくとも能動的ではないでしょうか?
私は、「円の支配者」は的を得ていると思います。
195 :
商法:2001/07/01(日) 03:21
>>194 すみません。下記は取り消します。
若干、留保や配当があるようです。
[(一定以上の利益は国庫に納められる。) ではなく、
法人税等と国庫納付金の形ですべて収められています。
196 :
スーパーバイザ:2001/07/01(日) 10:05
「なんだこの本」さん、すいません。名前を間違えてしまって。
わたしは、難しい経済理論を、できるだけ簡単に表現するように、心がけているいるのですが、
「なんだこの本」さんとコメントをしていると、つい、調子にのってしまって。名前を間違えてしまいました。
大変もうしわけありませんでした。
197 :
スーパーバイザ:2001/07/01(日) 10:08
なんだこの本さん。「2003年国債暴落」スレへ一度きてみてください。
198 :
スーパーバイザ:2001/07/01(日) 10:38
「なんだこの本」さん
>あの本の特徴は「結果」から話を始めている、そういう気がします。
>通常は「原因」→<プロモータ>→「結果」と進むところを
>あの本「結果」→<妄想、でっち上げ>→「著者の論理」
>となっているのが目に付きます。
>だからつじつまの合わないところは強引な理屈で押されていて
>どうしても違和感を感じてしまう。
そうなんです。この本は、けっして、将来は、こういう対策をして、自己を守れとか、私たち国民が、このようにしらたよい。とか
は、記入されていません。いわば、結果→過去の事象の検証、というどこにでもある。(良し悪しはべつとして。)
経済理論ですが、その証明の過程が、妄想的発想という感じなのだということですね。
しかし、思うに、みなさんの書いていらっしゃる検証理論本は、なにか、私は、納得がいかなかったのです。
過去の本をみると、景気回復優先。という多数派意見によって、政府が、赤字発行の国債を、ばんばんして、
公共事業を最大限にしたり、地方振興券をばらまいたり、公定歩合をゼロ金利にしたり、
すごい、過去最大規模の景気刺激策をおこなった。
結局、橋本首相の5%の消費税で、消費の冷え込みでですべてを駄目にした。という結論でしょ。
それは、「なんだこの本」さんおかしいとおもいませんか?
すると、個人資産が1500兆あるから、それが原因だ。といいだす。(わたしは、違うと思う)
絶対おかしい。諸外国では、これくらいの景気対策すると、おつりが出てくるよ。
結局、すべての経済学者は、答えをださなければならないということで、
過去の経済理論を引きずりだしてくる。そして、まともな、理論をあてはめるしかし、
結局は、日本発大恐慌にもならない。景気回復にはならない。円安にならない。
過去の経済理論では、証明できない結果が、生じている。
それを、構造改革に証明をもとめたり、銀行の不良債権処理に証明をもとめたりする。
しかし、それも、完全に証明できないと思います。しかし、日銀の主導の経済操作により、
このどの照準にあわせるか、もうすでにシナリオができていると考えられる。
構造改革。不良債権処理。を重点に
199 :
外為戦士:2001/07/02(月) 21:01
今、まさに、国家財政が破綻している状態です。
皆様の手持ち預金を、早く外為に逃避させてください。例え、わずかなお金でも、
ドルに換金しておきましょう。もう、個人資産は、個人で守るしかないのです。今のうちです。
早く、本日、日銀短観の発表後、125円をつけましたが、バブル発生時には、120円でした。
まさに、円を過大評価しすぎです。ヘッジ・ファンドが、攻撃する前に、早くドルに逃避しましょう。最後の忠告です。
200 :
rbc:2001/07/03(火) 11:53
5年とたたない昔、1ドル147円ぐらいつけて大騒ぎしていたよな。
その後、財政拡大を取ったけど、円は100円近くまでいったよな。
みんなが円売ったら、円安になるけど、それがあんたの望みかい。
円を零金利で借りて、空売りで円安に持っていって、マイナス金利で
楽して儲けようというくそ野郎と見たがどうだ?
(円が紙切れになっても、最初に借りた円で換金したドル分だけ丸儲けってわけだな)
この本の真価は、4章、銀行のそもそも成り立ちについてでしょう。
銀行制度は、金本位制というストック不変の通貨体制で、通貨融通の為に
私生児的に誕生した、慣習的な制度で、本来資本主義の本質とは関係ないと思うんですけど。
通貨が足りなければ、合意の下で、公平に原則的に、通貨ストック自体を増やすべきだと思うんですけど。
付け加えると、ストック不変だと、フローの積分の合計がストックにはならないと思うんですけど。
資本主義の通貨は、本来その典型で、それゆえ、ネガティブフィードバックによる均衡が、市場メカニズムに
生じると思うんですけど。
金融業の間でしか、金融緩和を生じることが出来ないのが、今の制度の最大の欠陥ではないでしょうか。
金が、余ってるんだったら、引き取ってやるから呼んでくれ。
通常手数料取る所、引き取る額が多ければ、まけてやってもいいぞ。
201 :
なんだこの本:2001/07/04(水) 02:13
スーパーバイザさん、レス遅れてすいません。
今この本読み進めているところです。
最初はこの著者は「信用創造」の意味を紙幣発行の意味と同じように言っていたので
「信用創造」の意味を勘違いしてるんじゃないか?と思っていたのですが
4章に突入してようやく本来の「信用創造」の説明がありました。
(この時点で(P90迄)妙な違和感を感じましたが、
そのまま寝てしまったので忘れてしまいました。)
ここまででも気になる点というのはいっぱいあるのですが
とりあえず本を読んだ後にした方が良いような気がしてます。
ただ、視点の違いがあるかもしれないので先に言っておきたい事があります。
現在の点では、この著者は「量的金融緩和」策で景気を回復しろ
と言っているようですが、
量的緩和は結局外国(これを一番望んでいるのはアメリカだ)に得させるだけで
日本は紙幣インフレ、それに伴う為替インフレなどで
「一時的に景気が回復する事が望める」
だけで、
「現在までの労働の成果の搾取」
(≡貯蓄の目減り≡貯蓄の一部を政府に没収されることと同じ)
の損失があまりに大きすぎます。
アメリカは「日本人の金融資産は多すぎる」といって非難してますが
その言いなりになるのと同じ行為です。(続く)
202 :
なんだこの本:2001/07/04(水) 02:27
確かに量的緩和は「一時的な景気回復」には有効な手段でしょうが、
その後の手のつけられないインフレは過去何回も世界各国が経験しているように
後々大きなツケとなって返ってきます。
それを防ぐために中央銀行制度が確立しているのは周知の通りです。
そういった事を防ぐための中央銀行は「孤高の闘い」が宿命なので
誰からも支持されないのは世界共通していることのようですが
決して間違ったことではないはずです。
ここで量的緩和策を大幅に緩和すると、それこそアメリカの言いなりであり、
日本の富を世界中に配ることと同じです。
さらに、世界中の物笑いになるでしょう。
「日本の中央銀行は過去の失敗を繰り返した」
日本は場合によってはハイパーインフレに突入し
ある意味発展途上国に逆戻りです。
以上 目先の経済だけをよくすることが重要ではなく
全体の経済を見据えた上で、日本のためになることを実行するべきだ
という見解は明確にしておきたいと思います。
また読み進めますね。
203 :
なんだこの本:2001/07/04(水) 02:42
そうそう、忘れないうちに書いておきますね。
平成7年に一時的に景気が回復したときがあったでしょ。
その時、銀行の信用創造量が増えなかったというのはご存じですか?
生き残ることが出来る多くの企業は、
バブル崩壊後は借金を減らすことに力を注いでいるので
銀行への返済が進んでいます。
当然信用創造量は減ります。
204 :
なんだこの本:2001/07/04(水) 02:45
203補足
その次の年、平成8年に
橋本内閣の消費税率アップ 3%→5%
によりこの景気は目に見えて失速しました。
205 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/04(水) 06:26
なんだこの本さんに同意
そもそも「日銀が公園をつくれ」ってのがトンデモ過ぎ
「政府は公園つくれ、日銀は金を出せ」ならわかるけど
それから「信用創造」のために日銀が最優先しているのが
「物価の安定」ということを著者は理解していないらしい
206 :
:2001/07/04(水) 10:30
量的緩和は、確かにデフレの中でやるなら
かなりの効果があると思う。
強烈なデフレの中では、ハイパーインフレなんて考えられない。
インフレ政策が全てを解決するって事は無いだろうが
景気回復のきっかけには十分なりえる。
207 :
読み捨て新聞:2001/07/04(水) 14:02
ここにはほんとに経済を学んでいる奴がいるのか?
こんなのただのト学会逝きの本だろーが。
日銀の連中は尻がむずむずして仕方なかろう。
208 :
コリア:2001/07/04(水) 14:08
経済政策を失敗した人間は 逮捕 しました。
日本は 三重野にしても速水にしても 甘いねーー
209 :
御3時:2001/07/05(木) 20:24
読了しました。
財投をしても、銀行が国債を消化し、効果が薄いは納得します。
が、中央銀行が紙幣を多く発行すれば景気はよくなるならば、全世界
不況など無いことになります。そんなことはありえない。
しかし、日銀ならやりかねない、のも共感的理解をします。
210 :
サッチャー:2001/07/05(木) 20:56
>>209 インフレでかつ 不況のとき、お金増やしてもダメなの。
構造改革って、インフレでかつ 不況のとき、やるべきこと。
英国、ニュージーランド、韓国、みんな インフレだったわけ。
日本はデフレ。
211 :
御3時:2001/07/05(木) 21:37
なるほど
212 :
:2001/07/05(木) 23:16
>>210 デフレの最も普通の対処法は、量的金融緩和
そして、公共事業。
しかし日本には、不良債権って邪魔な物もある。
不良債権の一掃は、デフレ圧力になるが
さっさとやらないと、非常に悪影響。
マクロ的には日本の今すぐやるべき事は
1.量的金融緩和
2.効果的な公共事業
3.不良債権の処理
213 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/06(金) 17:49
宮崎哲弥くんが「論座」で批判してたね。トンデモ本だって。
オマエモナー
214 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/06(金) 18:06
>>204 私も何だこの本さんに同意です。
この板で量的緩和論をとなえている人は本気なんでしょうか?それと
もネタで言っているのでしょうか?それとも日本人に良くあるパターン
のように、内容を理解しようとせず思いつきでその時の流行に身をまか
せているのでしょうか?
近代国家の中央銀行の役割を知らないのでしょうか?一体日本の経済
学者やエコノミストは何を考えているのでしょうか?
215 :
:2001/07/06(金) 18:09
>>214 デフレなのに量的金融緩和論に何の問題が?
216 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/06(金) 18:18
速水優に銃を突き付けて言え
「縛り首か?輪転機を廻して銭を印刷するか?」
それだけで良い
印刷が終ったら通天閣から、霞町交差点でバラ負け
217 :
日雇労働者:2001/07/06(金) 18:34
>>216 \\ ♯♯♯♯♯ まさに新世界! ♯♯♯♯♯ / + *
+ + \\ ワッショイ!ワッショイ! /+ *
Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ
( ´∀`) * (,´∀`)∩(´∀`∩) (,,´∀´)∩ ヾ(,,,゚Д゚) カラウリ。。。
+ (( ( つ ~つ )) ( (つ ~ノ (つ 丿 (つ」===) /∴ ⊃ )) +
+ 乂 ((⌒) )) + ヽ (⌒ノ ,( ヽノ ) )) 0_ 〈
+ (__) ̄ (_)U し(_) (_)_) `J
218 :
:2001/07/06(金) 18:38
>>216 そんな所にばら撒いても駄目だろ。
ばら撒くなら、年間所得が500万以下の奴らに
郵送で配ればいいだろ。
みんな使ってくれるよ。
219 :
:2001/07/06(金) 18:40
>>218 増やした金は、普通、医療福祉や効果的な公共事業にばら撒くべき。
220 :
>>218:2001/07/06(金) 18:44
年間所得がmasani500万以下!
\\ ♯♯♯♯♯ まさに新世界! ♯♯♯♯♯ / + *
+ + \\ ワッショイ!ワッショイ! /+ *
Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ Λ
( ´∀`) * (,´∀`)∩(´∀`∩) (,,´∀´)∩ ヾ(,,,゚Д゚)
+ (( ( つ ~つ )) ( (つ ~ノ (つ 丿 (つ」===) /∴ ⊃ )) +
+ 乂 ((⌒) )) + ヽ (⌒ノ ,( ヽノ ) )) 0_ 〈
+ (__) ̄ (_)U し(_) (_)_) `J
221 :
御3時:2001/07/06(金) 22:00
しかし、どうしてBIS(国際決済銀行)基準
自己資本比率の話が出てこないのだろうか。
222 :
:2001/07/06(金) 22:14
223 :
1<:2001/07/07(土) 04:51
内容の ポイントを書けば 知らない人も
興味が わくというものです。
224 :
御3時:2001/07/07(土) 05:07
金融機関の経営健全性や預金払い戻し余力を測る重要な指標。
資本金や剰余金、株式含み益、劣後債などを分子に、融資や
債券など資産の種類ごとに、回収の危険性(リスクウエート)
で割り引いて再評価した資産(リスクアセット)を分母に
算出する。安全度の高い国債はリスクウエート0%だが、
貸し倒れや倒産の可能性がある一般企業向け債権や保有株式は
100%で全額が資産に算入される。このため、企業向け融資
の回収や貸し渋りをして国債を買えば、分母の資産が減り、
自己資本比率が上昇する。
(1998年10月1日付朝日新聞朝刊)
225 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/08(日) 22:23
要するに、戦え!日銀職員
そして、情報公開せよ!ってことだ
226 :
スーパーバイザ:2001/07/08(日) 22:24
なんだこの本さん本をよまれたかな?
この本をめぐり、論争が別の板で、討論されていますが、
どれも、本を読んでいない人ばかりかな?
227 :
野次馬:2001/07/08(日) 22:38
>>226 どこの板?それ。
さっき、国債暴落のところは冷やかしで見た来たけど
228 :
なんだこの本:2001/07/09(月) 07:17
スーパーバイザさん、こんにちは。
商法さんの細部にわたる指摘が怖くて(笑)
もう一回日銀の復習をしているところです。
例の本は少ししか読み進んでいません。ごめんなさいね。
しかし、最近の日銀の動向を調べて唖然としたことがあります。
1999年度の銀行券平均発行高は約52兆円で「対GDP比は約11%」
尚、対GDP比 比較 ドイツ(6.4%)、アメリカ(5.3%)
日本は1990年銀行券平均発行高約35兆(対GDP比約7%)から
1999年には 約52兆(対GDP比約11%)へ
およそ1.5倍に膨らんだ。
現在すでに銀行券発行高は「超過」と言わざるを得ないレベルでしょう。
これ以上の量的金融緩和は命取りだと思います。
この異常な状態は推測に容易いと思います。
「政府圧力の方が日銀の独立性よりも圧倒的に強い。」
日銀の独立性なんて、あってないようなものです。
229 :
なんだこの本:2001/07/09(月) 07:21
補足
>これ以上の量的金融緩和は命取りだと思います
の「これ」は、先日の「日銀当預量の引き上げ」を指します。
銀行券発行高1,5倍を指すものではありません。
230 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/11(水) 00:11
この本、買ったけどまだ読んでません。。
231 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/11(水) 23:52
この本に書いてあることが本当ならば
きっと日銀はアジアを征する。日銀万歳!!!!!
232 :
:2001/07/11(水) 23:56
>>231 元々アジアで安定した通貨を発行できるのは
日銀しか居ないよ。
通貨危機でアジア諸国も日本の存在を十分理解したはず。
今こそアジアに円を普及させるべきだろう。
日銀は、確かに円の国際化を宣言している。
233 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/12(木) 16:34
株かも底を打ち
バブル以来の不況脱出か?
234 :
:2001/07/12(木) 18:01
>>233 ここからが本番、構造改革を実行に移して
実体経済が悪化しても株価は持ちこたえられるか。
これが一番問題だ。
やはり金融緩和は、必要だろう。
235 :
名無しさん:2001/07/13(金) 01:34
age
236 :
微笑:2001/07/13(金) 06:43
237 :
スーパーバイザ:2001/07/13(金) 20:00
なんだこの本さん
お久しぶりです。本当にこの一週間は
大変で、パニックでした。
株価は、乱高下するし、円は、逆行するし、むちゃくちゃでした。
ところで、明日、東京テレビのあさ8時30分の加藤カンのカンカンガクガクで、
この作者がでるので、朝早いけど見てみてください。
残念ながら私は、見れませんけど。
238 :
スーパーバイザ:2001/07/13(金) 20:09
なんだこの本さん
今日の日銀の態度で、おわかりですか?
財務省もインフレ・ターゲットを注文。
IMFも円安誘導支持。
塩爺が、世界に日銀の量的緩和をせまるように頼んだとしても。
もう日銀は、いうことを聞かないのです。
これだけ、日銀に言っても、日銀は、知らん振りですもの。
99年に日銀論文で、インフレ・ターゲットしても意味がないと書いてありました。
嘘か本当かわかりませんが、
本当にすごいですよ。日銀さん
239 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/13(金) 22:06
7月14日(土)の朝8:30
「加藤寛のカンカンガクガク」
ヴェルナー氏、出演予定
見てみます??
240 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/14(土) 19:21
まあ結局この本の趣旨はほぼ正確ということで
よろしいでしょうか。
その内容が完璧ではなく,デティールにミスはある,という保留付きで。
241 :
なんだこの本:2001/07/14(土) 22:41
スーパーバイザさん。
政府が
>財務省もインフレ・ターゲットを注文。
>IMFも円安誘導支持。
>塩爺が、世界に日銀の量的緩和をせまるように頼んだとしても
を要求する理由は分かります。
政府の立場に立ってみれば、分かります。
もうそれしか方法が無いからです。
しかし、それは前述の通り
「国民の富を奪う行為」
「全国民の貯蓄の数割を没収する」行為と同じです。
中央銀行制度は政府の搾取から国民を守る事が本来の目的なので
日銀が反発するのは当たり前じゃないですか。
目先の景気を良くすることだけを主張する政府と日銀が対立するのは
当たり前です。
「インフレターゲットしても意味がない」のも当たり前だと思います。
過去を見れば分かることですし、そもそも本質的に間違っているからです。
私には、どうして我々の資産を奪おうとする政府に肩入れするのかさっぱり分かりません。
242 :
:2001/07/14(土) 22:53
今は、政府の改革を市場も認めている事を示す為に
株価を上げておく必要があると思ったりもする・・。
243 :
なんだこの本:2001/07/14(土) 23:06
私は今でも「この本の内容を信じる人がいること」を理解できません。
例えば
「警察内部では全国民の奴隷、家畜化作戦が企てられていて、
犯罪を防ぐ、取り締まるというのは表面的なことに過ぎない
実はこの作戦のじゃまになる人間を殺しているのは警察で
無実の人を犯人に仕立て上げている」
みたいなドラマと一緒だと思っています。
確かに一部ではそれに近いことが行われています。
検挙率を上げるために、覚醒剤を無実の人のポケットに入れ、
覚醒剤所持で逮捕する警官も居ました。
しかしそれは一部の心ない警察であり、本来の警察の行動ではありません。
同じ事がこの本に言えると思います。
中央銀行本来の行動と若干違う行動もあるかもしれませんが
中央銀行としての本来の役割がメインの仕事なのです。
(日商岩井に関係する速水総裁が日商岩井を助ける行為
(融資要請)をするのもあり得るでしょう。
しかしそれは本来の仕事ではありません。)
この本はその例外的な部分を取り上げ、それに著者の独自の理由付けを述べているに過ぎない。
この著者は日銀の本来の仕事を理解していないのは明白です。
細かいことを言うのなら
「紙幣を刷るのは大蔵省印刷局だ」
日銀はそれを受け取り(印刷料を支払う)、流通させる(発行)のであり、
印刷はしない。
こんな細かいことはどうでも良いことですが、大筋で間違っていることがありすぎます。
「中央銀行の業務を何も知らない人が初めてこの本を読んだ」場合は
信じるかもしれません。そういった人がもしいらっしゃるのなら
中央銀行の勉強をお勧めします。
スーパーバイザさんはある程度日銀の内容を理解してらっしゃる事だと思いますが
なぜこの本を信じているのか、全く理解できません。
244 :
:2001/07/14(土) 23:15
245 :
なんだこの本:2001/07/14(土) 23:20
244さん
政府圧力の方が日銀の独立性よりも大きいって事ですよ。
どうせ圧力に負けるのなら少しでもマシな方を選ぼうって事がその記事だと思いますよ。
いやな事を頼む人と頼まれる人の駆け引きですね。
246 :
なんだこの本:2001/07/14(土) 23:32
228にも書いたとおり、
銀行券発行量は1990年から1999年の間に約1.5倍に膨らんだ。
GDP比でも世界平均を突出して多い量だ。
この著者は、銀行券発行量を多くすると景気が良くなるって言ってなかったかな?
実際良くなってないよ。
この著者によると、信用創造により景気が良くなるみたいなことを主張していたけど、
203にも書いた通り、信用創造量が増えなくても景気は良くなるのです。
この平成7年の景気回復は、マネタリストの間では謎となっているようです。
この著者(恐らくマネタリスト)も、この説明は出来ないでしょう。
尚、近年通貨の流通速度の変動が大きく、マネーサプライ政策の効果は疑問視されている。
MV=PT
(M 通貨供給量、 V 貨幣流通速度、 P 物価、 T 取引量)
V,Tが一定ならば、Mを増やせばPが大きくなると言うのがマネーサプライ政策の根拠だが、
近年Vの変動が激しい。
ゼロインフレが目標と強弁していた時点で中央銀行失格。
「業務」が絶対?
「事件は会議室でおきているんじゃない。」
本当に誰が「本来の仕事」を理解しているのだろうか?
犯罪被害者が多数でているのなら、因果関係はおいておいても
警察関係者なら取るべき責任があるはず。
財政赤字は何倍になったの?赤字国債は信用創造されてないの?
249 :
なんだこの本:2001/07/14(土) 23:53
この本の「3章」を読んで、不思議に思った人は居ないですか?
この章で、アメリカは結果として
日本の景気にプラスになるように働いた事が説明されています。
しかし、注意深く読むと、アメリカにとって利益を得るために日本にそうさせたと
言うことを書いてあることが分かると思います。
この本が正しいのなら、
アメリカは自分の利益のために日本の方向性を決定している
事が想像できるはずです。良識者ならそう感じると思いますが違いますか?
この本のこの部分は正確で、処理の仕方(著者の意見)を間違えたのです。
ポツポツと当たっている事実はあっても、処理(著者の推測)が常に間違っている。
アメリカは自分の利益のために量的緩和を強要し、
企業の決算発表もああしろこうしろと
(退職債務をB/Sに計上しろ、有価証券含み損益計上しろなど)
注文ばかり付けています。
相手の都合などお構いなしです。アメリカにとって
アメリカ流がグローバルスタンダードだ
なのです。
アメリカは国際収支が赤字なので、
現在のドル環流システムを作り上げ何とかやり繰りしてますが
長期的には崩壊します。
そこで、より高度なドル環流システムを構築しなければなりません。
国際収支が黒字である日本、日本企業がターゲットになるのは想像に容易なはずです。
日本の富をアメリカに環流させる、これがアメリカの目的です。
で、通貨流通速度をコントロールするために、ゼロ金利デフレが都合が
良いわけですか?
死んだように動かないなら、安定してるって言い張れるかもしれませんね。
251 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 00:03
247さん
おっしゃる意味が分かりません。
なぜ
>ゼロインフレが目標と強弁していた時点で中央銀行失格
なのでしょうか?
>犯罪被害者が多数でているのなら、因果関係はおいておいても
>警察関係者なら取るべき責任があるはず
これはどういう意味ですか?
警察官の数が一定で、犯罪が数倍になると処理できる(検挙できる)数は減ると思います。
本題とは全然関係ないですけどね。
量的緩和は政府の国民に対する犯罪だと私は思います。
そもそも景気に対する責任は日銀ではなくて政府にあります。
政府に責任を取れというのは納得がいきますが、日銀に責任をとれというのは
どういう事なんでしょうか?
日銀は大幅な量的緩和という中央銀行制度に反する行為を行ったら
責任を取るべきだと思います。
日銀金融村は商人高利貸し、溜め込みすぎるのもまた災いを招く。
国際競争とは、究極には文化と文化の争い。
富につられて出て行くものは、でて行けば良いだけ。
富に執着し、文化を人心を破壊しては、新たな活力はもう生まれない。
253 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 00:08
250さん、そんなことは一言も言ってないですよ。
マネタリストの根源に間違いがある可能性がある事を示唆しているのです。
ゼロ金利デフレが良いとは一言も言ってません。
デフレはバブル崩壊のツケの一つであり、現在の構造上仕方がないと考えています。
(何故デフレ構造なのかは詳しくは書きませんが機会があれば書きます)
ゼロ金利政策は個人的には不満であるが、現在の経済事情から仕方がないと思います。
254 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 00:12
252さん
日銀は富をため込むことは出来ませんよ。
ある程度の内部留保、出資者への配当以外は国庫に納めます。
さっきから感じるのですが、
反論する事が目的の議論になってないですか?
もっと理路整然に組み立ててもらえませんか?
デフレの時点で日銀は何らかの責任を取らなければならないはずでしょう。
それ以前に高い公定歩合を維持し続け、その金利差によって多額の債権が
発生したのだから。
名目上金利が0以下にはならないことがわかっていて、デフレになったから
もう日銀はなんの手も打てないし責任もありませんでは済まされないでしょう?
10年デフレに耐えてきた国民がいて、やっとデフレと公認される状況となった
日銀は責任を取りましたか?
アメリカの言いなりにならないというのなら無駄にドル買い介入で赤字を出さずに
インフレで調整すれば良かったのではないですか?
物価も国際水準におさまり易かったでしょうに。
256 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/15(日) 00:23
他国が数パーセントインフレを目標にしている場合、
自国がゼロインフレならば固定相場は収縮しない限り維持できない
変動相場で当然に円高になる。=日銀円高容認
貿易産業維持のため円安介入 =政府はバラ撒き
良いコンビだけど、こうやって富は国内に廻らずに他国に
収奪されていったのでしょう?
そういう構造の一翼を日銀は担ってきてたでしょ?
アメリカが相手してくれなくなったら、何処と商売できるのですか?
258 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 00:45
前述のように
調整インフレは過去に世界中で失敗している
また
インフレはその最初の部分で「一時的に」雇用の拡大が見込まれ、
「一時的に」景気が上向く
ことも認知されていますが、
長期に渡って景気が良い状態が続くことではない
事も認知されています。
だからこそ
調整インフレは無意味なのです。
極端な例では
またバブルを作る様なもので、その後のツケはいずれ巡ってきます。
そういった過去の経験から(何度も言っているように)
中央銀行制度が確立されているのです。
1990年初頭から世界のエコノミストの間で(一部ですよ)
インフレ終焉が宣言され(ドイツ人だったかな?)
これからはデフレ傾向に向かうということが言われていた。
デフレは日銀にとっては責任を取ることではありませんよ。
デフレというのは貨幣の価値が上がることであるから、
日銀にとってはあえて言うなら褒められることです。
ただ、今のデフレは経済が収縮して、ダメージを与えているので
現状のデフレが良いとは言えませんがね。
253にも書いたように、今のデフレはバブルのツケであり、仕方がないことです。
はっきりさせたいのですが、今のデフレはある行動によって
「かなり緩和されている」
何もしなければ物価下落率が10〜20%という年があってもおかしくありません。
しかしこれでは別の混乱を招くので緩和されています。
公定歩合の引き下げが遅かったというのは今考えてみれば正解でしょうが、
それは責任を取るような事ではないと思います。
責任を取るならバブル発生原因である低金利の方だと思います。
(前述のとおり。どこに書いたか忘れました。)
景気対策の本質は財政政策であり、その責任は政府が負う。
バブルのツケが大きすぎて財政政策ではまかない切れなかった、それだけのことです。
政策当局が利用できる政策で残されたものは通貨政策しかない
だから量的金融緩和しかないという結論です。
真偽はともかく、
量的緩和策の効果については疑問視の声もある。
(私は多少効果があると思いますが、その反面損失が大きすぎる)
ただし、量的緩和は中央銀行の目的に反する行為といえます。
中央銀行がインフレにしてはならないというのなら、
世界中の中央銀行が業務に反してますね。
預貯金、金融資産が倍ぐらい膨らんだ時点で、1,5倍がそんなに
大幅な増加っていえるのですか?しかもデフレーターが低位置で。
デフレで流通速度が増えますか、現行の日銀の「業務」で流通速度
の増大に対応できない言い訳では?
260 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 00:57
257さん
>貿易産業維持のため円安介入 =政府はバラ撒き
これの意味がちょっと分かりません。
不相応な円高になれば日銀がドル買い介入して円安に傾くとドル売り介入
こうやって日銀は差益を得ることが出来る。
いままでも幾度か、大がかりな(こういう)事はありましたよね。
自国の通貨が力を持つことは国民にとっても中央銀行にとっても
名誉なことです。
日本に蓄えられた富は、多くはアメリカに環流していることはご承知の通りです。
日本にとって、アメリカは借金して物を買ってくれるが、
その金を貸すのも日本だ。(全部じゃないですけどね。)
持ちつ持たれつであることは承知してますが、
あまりに卑怯なやり方というのは納得できませんね。
それに限度もあります。
ふむ、コペルニクス的転換ではあるが、デフレ定常で体系を組替えると
強弁するなら、それはそれで良いけど。
まさにそれは日銀が中心で世界が廻っているって宣言することだよ。
社会制度も債権債務関係も、緩やかなインフレを慣習として予定して
契約されたものでしょう?
予告もなしに法を変える権限が日銀にはあるって事だよね。
この責任はちゃんと取れるって?負ける戦いをやるのは重大な背任だよ。
262 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 01:08
259さん、極論に走らないでくださいよ。
世界主要各国の中央銀行が1〜3%のインフレを目標にしている
(正確に言うならば、それくらいにインフレを抑える)
のは承知してます。
経済規模が拡大すれば通貨もそれだけ必要になるので
若干のインフレが起こることはあり得る。
見方を変えれば経済規模が以上に膨れあがったバブル期から
正常な規模に戻る過程(規模縮小)ではデフレは当然とも言えるでしょう。
1.5倍に銀行券が増えたのが異常というのは
「GDP比が世界主要国が6%前後なのに対し、日本は
1990年の平均的水準から1999年にはGDP比約11%に跳ね上がった」
尚、預貯金が増えることに対しては銀行券発行量は増えなくても良いですよ。
預貯金というのはデータに置き換えることが出来ますからね。
それに1990年から1999年に向かって預貯金の増分は倍になりました?
そんなに増えましたっけ?
263 :
やんばるくいな:2001/07/15(日) 01:13
何が卑怯なのかよく解らん。
古今東西景気が悪くなれば、経常収支みたいなよく訳の分からん
もののせいにしておけって事かな。そういえばアメリカ人も景気
が悪い時は日本人は経常収支が黒字でけしからんっていってたな。
あの頃日本人はアメリカが卑怯だとは言ってなかったよな、
そういえば。。。
回る〜〜回る〜よ。時代は回る〜〜〜
自分の物ではないと言いながら、グロスで権利は抑えているわけね。
日銀のいう「富」っていったい何、円高?貸借の量?期限の利益?
ドルの保有高?
景気に対しては関与しないといいつつ、相応な円の価値って欺瞞だね。
265 :
やんばるくいな:2001/07/15(日) 01:19
国債の量:)
すいません最後になります。(ちょっと飽きますよね・・・)
経済規模が拡大すれば、って以上に、メジャーのメモリ自体が膨張
するって意味もインフレにはあると思うのですよ。
で、その場合は数パーセントのインフレでも単純な膨張と言えなく
なります。
通貨の価値は原価して箪笥預金からもインフレ税を徴収することが
可能ですけどね・・・。
ではでは。(__;
267 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 01:21
もうついていけません。
261さん、どうすればそういう解釈になるんでしょうか?
論理的に議論が出来ないのなら時間の無駄なのでもうこれで止めます。
バブル崩壊のツケでデフレになってると述べてるのであって
>デフレ定常で体系を組替える
とは言ってません。
先ほどからの反対意見は
「反対するために作った意見であり、
反対するために都合がいいように私の主張が曲げられて解釈されている」
ここで反対されている人は一方の見方しかしてないように感じられます。
具体的に言うなら
「被害者」と「加害者」
裁判官は双方の意見を聞き、冷静に判断する。
ここで反論されている多くの人は一方(例えば被害者)の立場だけを言っている様な気がします。
加害者の意見を聞くと
「先にあんたが○○したから殴ったんだ」
あぁ、気がつかなかった。それは殴られても仕方がないな
なんて経験無いですか?
この具体例をねじ曲げて新たな具体例を作り
「だからおまえの言うことは間違っている」
というのは止めてくださいね。イタチごっこは止めましょう。
アーすいませんついでに、
「1990年から1999年」
グローバル化ってパンドラの箱開けて、増えないってのも変でしょう・・・。
問題は去年増えた約200兆円・・・。
いろいろ解説ありがとうございました。(斜
ちょっと待て・・・
>デフレは日銀にとっては責任を取ることではありませんよ。
>デフレというのは貨幣の価値が上がることであるから、
>日銀にとってはあえて言うなら褒められることです。
「バブル崩壊のツケ」は褒め称えられるって意識ね!
殴りたくなりますわ・・・(和良
270 :
疲れる:2001/07/15(日) 01:48
前後を省き、一部を切り取って悪人扱いする
ちょっと前にそういった手法が流行りましたね。
特にマスコミで。
でも、デフレは褒め称えられるんだよね!
通貨高は原則名誉なんだよね!
という訳で、お互い何言っても無駄さ!
272 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/15(日) 02:30
>>267 このスレの人達も大半は本当に自分の頭で考えていないか、もしくは政
府関係者の書きこみなんじゃないですか?今の日本で唱えられている量
的緩和論など少しでも経済史を知っていればまゆつばものだとすぐにわ
かりそうなものですが。
お金をいくら刷っても経済活動に裏打ちされていなければ信用を維持
できず、ひどいインフレをおこすだけなのに。名目GDPに対するマネーサ
プライは120%を超えているのに(バブル期でも110%弱)、名目GDPの伸び
はマイナス。自分の頭で冷静に考えてみればいかに危険かわかりそうな
ものですが。
量的緩和をしないから日本の経済活動が鈍って不況になっているとい
う人は、日銀を叩く前にいつまでたっても不良債権の処理に手をつけな
い、非効率な流通市場を温存している、労働者が自由に職場をかえられ
る環境をつくろうとしない、最近のセーフガードのように安い輸入品を
しめだしている政府の各機関を叩くべきでしょう。これらのことがが実
行された後、名目GDPに対してマネーサプライが不足している様なら日銀
を叩けば良いと思います。ただ個人的には私は日銀に批判的です。どう
してもっと国民に対して大きな声で主張しないのか。政府の圧力が強い
のはわかりますが。
273 :
商法:2001/07/15(日) 02:31
>中央銀行の業務を何も知らない人が初めてこの本を読んだ」場合は
信じるかもしれません。そういった人がもしいらっしゃるのなら
中央銀行の勉強をお勧めします。
そうですか?
むしろ、日銀のことを知っている人のほうが評価していると
思いますが?
>反対するために作った意見であり、
反対するために都合がいいように・・・」
なんだこの本 さんにピッタリのコメントのように思えますが。
>デフレは日銀にとっては責任を取ることではありませんよ。
>デフレというのは貨幣の価値が上がることであるから、
>日銀にとってはあえて言うなら褒められることです。
これは無茶苦茶ですね、
274 :
・・・:2001/07/15(日) 02:32
>日銀にとってはあえて言うなら褒められることです。
>ただ、今のデフレは経済が収縮して、ダメージを与えているので
>現状のデフレが良いとは言えませんがね
275 :
やっと現れた:2001/07/15(日) 02:37
272さんのように
根拠となるデータを元に議論が進む人
を待ってました。
276 :
商法:2001/07/15(日) 02:39
>272
流動性の罠知っているの?
今の日本経済は、前例の無い異常な状態なんです。
277 :
274:2001/07/15(日) 02:43
>日銀にとってはあえて言うなら褒められることです。
>ただ、今のデフレは経済が収縮して、ダメージを与えているので
>現状のデフレが良いとは言えませんがね
この下の2行が見えないのは
「反対するために作った意見であり、
反対するために都合がいいように・・・」
だからです。
278 :
商法:2001/07/15(日) 02:47
>274
>デフレは日銀にとっては責任を取ることではありませんよ。
これがナンセンスって言ってるのです。
物価の安定には、デフレ防止の責任もあるから。
279 :
質問があります:2001/07/15(日) 02:49
皆さんは現実の自分にとって都合がいい意見を支持してるのですか?
私はある株を持っていて、量的緩和によりそれが上がるのは分かっていますが
量的緩和には反対です。
今の日本にとって正しい意見を持っている人に10億円あげます
となった時、意見が変わる人は何人いるんでしょうか?
280 :
274:2001/07/15(日) 02:55
>物価の安定には、デフレ防止の責任もあるから
これは単なるあなたの意見であって、日銀の責任ではないと思います。
景気が安定している中でのデフレ(生産効率化によるデフレ)だと
誰も文句を言わないでしょ?
「景気が悪い」と「デフレ」は同値ではありません。
ただし、今のデフレは経済の縮小を伴うから「今のデフレは良いとは言えません」
281 :
コピペ:2001/07/15(日) 03:00
自分は、日銀の考えにある程度賛同している。
まず、今の不況が何故起きたのかを考えてみなければいけない。
不況の原因は、土地バブルの崩壊による強烈なデフレを今もなお続けているせいだと
思っている。
では、何故土地インフレが起きたのか?
一説では、アメリカの恐慌の影響を押さえる為に
日本が金融緩和を続けたからとか言われているが
それは、一面でしか無いと思う。
本当は、土地以外に投資先が無かったからだと思う。
金融緩和で資金は大量に銀行に余っていた。
でも、全く有力な貸し出し先が無い。
しかも、日本の銀行は、護送船団高コスト体質で利益がなかなかでない
新しい事も始められない、そうなれば貸し出しを増やさなければ
銀行自体が存在できない。
結果、銀行は土地神話、土地バブルに走った。
それに慌てた日銀と政府は、協力してこのバブルを潰した。
コレがバブルだと思う。
つまり、バブル時の旧システムには、構造的欠陥があった
この構造的欠陥を修正して資産インフレの効果をできる限り全体に
波及させる形にしなければ、量的緩和でインフレにしても
また同じ結果になってしまう。
日銀が、構造改革をしなければ金融緩和をしないと言ったのは
やはり正しいのだと思う。
しかし、日銀はこの構造改革を後押しする責任がある。
是非今こそ量的緩和を実行して欲しい。
282 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/15(日) 03:04
だから
量的緩和政策=インフレってのは『経済のニュースが面白いほど分かる
本』の細野レヴェルだって、もっとよく考えましょう
283 :
商法:2001/07/15(日) 03:19
>280
日銀法ニヨル
日本銀行の使命は、
物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することと
なんだが、
デフレ、持続的な物価下落って物価の不安定ではないの?
デフレでかつ景気が良いことがありえるというなら
284 :
質問があります:2001/07/15(日) 03:24
皆さんは議論を通じて事実に近づこうとしているのですか?
それとも自分の意見を押し通すために議論しているのですか?
それとも単に反対したいだけですか?(天の邪鬼?)
それともやっぱり遊んでるだけなんでしょうか?
1番上 普通
2番目 視野狭窄の恐れ有り
3番目 やや子供
4番目 ある意味視野が広いかも?!
285 :
商法:2001/07/15(日) 03:25
デフレでかつ景気が良いことがありえるというなら
事例を教えてください。
286 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/15(日) 03:26
理想的な物価の安定はインフレ率0%でしょう。
デフレ=物価の不安定
そのとおりだ!
287 :
やっぱり!:2001/07/15(日) 03:49
この時間の間に 商法さん は
反対するための根拠となるデータを調べていると思いました。
さては学生さんですか?(間違っていたらごめんなさいね)
だったらあの本を信じるかもしれませんね。
週刊新潮や週刊文春に書いてあることも、
ユダヤマネーが世界金融グループとして君臨している等の話も
すべて素直に信じているのではないのでしょうか?
学生さんだったら学問を素直に吸収する癖がついているので
信じても不思議ではないかもしれません。
すべてが間違いだ とは言いませんよ、もちろん。
事実もあるでしょうが、雑誌や本、心理学や経済学も含めてほとんどが
その人の意見であり、すべてが真実ではないと思います。
「○○氏によると〜」「○○談」「事情通談」など書いてあるとおり、
ある人の意見に過ぎないことが多い。
人の意見を聞くのも良いことですが、考えなく信じるのは問題ですよね。
私のここでの意見も所詮は
「色々なデータや、本、雑誌、自分の経験やポリシー等を総合して導き出されたもの」
でしかありません。(私が日銀の支配者ではありませんから真実は分かりません)
しかし、本を読む量が増えれば増えるほど真実に近づけるのは紛れもない事実
(ま、これも私の意見に過ぎませんが)
だと思ってます。株式投資をしただけで視野がびっくりするくらい広がりました。
大金をかけるとこうも違うものか と自分でも驚いたものです。
さて、これも経験談ですが
自分で何か引っかかるものがあるときは決まって前提が間違っていました。
この本は引っかかることが多すぎるのです。
文芸社から出版されている中丸薫さんの本を読んだことがありますが?
信じたいのは山々ですが、どう考えても筋が通らない。
それと全く同じ感覚をこの本で感じるのです。
読み物としては面白いですけどね。
どちらかというとドラマ(フィクション)として楽しんだ方が
良いと思ってます。
けれど最初から完全否定して読まない ではなくて一応ながら読んでいます。
最後まで読んだときはもしかすると考えが全く変わっているかもしれません。
(まあシッスクナイン程度あり得ない話ですが)
著者も、まさか本気でこう考えているのではないだろう というのが
私の見解です。著者は印税を稼ぐのが目的であり、面白可笑しく書いている。
その方が売れるから。
288 :
商法:2001/07/15(日) 04:04
>さては学生さんですか?(
>前提が間違っていました
前提が目茶苦茶じゃ。いくつもHN 変えて、自己弁護してモね。
289 :
なーんだ:2001/07/15(日) 04:23
商法さんって思ったより論理的じゃないね。
ガッカリ
オマエモナー レスは、やめてね
290 :
さて:2001/07/15(日) 04:29
私の意見、根拠となるデータなどは一通り出しました。
反対する人は、根拠となるデータ、論理の展開を明確にして述べてもらえませんか?
でないと卑怯でしょ?人の意見にけち付けるだけなら簡単だよ。
自分の意見を言わないのは卑怯だし。(同じように反対される恐れあるもんね)
291 :
一応いっときます:2001/07/15(日) 04:36
お分かりいただけると思いますが、
なんだこの本=疲れる=・・・=やっと現れた=274
=質問があります=やっぱり=なーんだ=さて
ですよ。
念のため。
292 :
287:2001/07/15(日) 04:42
これで最後にしますね。
>自分で何か引っかかるものがあるときは決まって前提が間違っていました。
>この本は引っかかることが多すぎるのです
ここで言う前提というのは
「この本の内容は真実である」
この本の内容は真実である という前提の元で読み進めると
引っかかることが多すぎる ということですよ。
人の場合は
「この人は真実を言っている」
という前提の元に話を聞くでしょ?
引っかかることがあれば嘘を言っている、冗談を言っている等と判断するはずです
293 :
19=21:2001/07/15(日) 05:52
はじめのほうに書いたものです。
久しぶりに来たら盛況とおもいきや、本質からずれまくった話になってますね。
どうせなら陰謀論は無視して
ちゃんとクレジットとマネーの話をしたほうがいいとおもわれ。
そのほうがこれを読む人の教育効果も大きいはず。
いくら陰謀論を議論しても確かめられないものは当て推量でしかないのです。
面白いお話といえばそうなのかもしれませんけどね。
それと、「なんだこの本」さん。日銀の人じゃないのかなぁ。
294 :
:2001/07/15(日) 11:28
>>293 だよね陰謀論は、ありえるといえばあるかもしれないけど
緩和しても効果が無い構造改革無しでやっても
国民貯蓄を政府が奪い、海外に資金が流れるってのも
まさに正論だでしょ。
あんまり陰謀論だとかってごちゃごちゃ言うべきじゃないよ。
とりあえず消費者物価は、それなりに安定させてきたのだから。
[安定] の内容。
物価を為替に関係なく固定し、内外価格差の拡大による消費者の利益の収奪。
金融従事者の高級の維持
緩和しても効果がないのはデフレにしたため、マッチポンプ。
どっかの宗教で見た構図。
296 :
:2001/07/15(日) 15:12
>>295 >物価を為替に関係なく固定し
そんな事できるのか??
ユニクロみたいな奴も出てきたのに。
297 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 15:17
不良債権について:
バブル期と現在では土地や株価の目減りで相当な資産が吹っ飛んだ計算になりますね。
土地の下落で建設、不動産はとばっちりを食ってフジタ、熊谷組などの有名どころは
ものすごい負債を抱えているのはご承知の通りです。
さて、大雑把な話になります。
勝手な推測ですが、目減り資産のうち、
約1〜2割が関連企業に降りかかっていると思ってます。
(残り8〜9割は、たとえば自分の土地が上がって下がっただけ、
特に何も売買をしなかった資産を指します。
株についても同様で、持ちっぱなしの株は残り8,9割に入ります。)
目減り資産は1000兆くらいでしたっけ?(自信なし)
1000兆だったらその1割〜2割は100兆〜200兆です。
土地、株に直接関わった企業、投資家全体でそれを負担しなければならない。
2兆のツケが来た企業でも、それなりの蓄えがあれば存続できる。
存続できない企業のツケは倒産により結局銀行へ回ってくる。
298 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 15:18
デフレ構造の要因:
「それに、バブル期の異常需要にあわせるために本来あるべき供給能力を超えた設備投資をした企業も、その余剰設備投資料はバブルのツケとなる。」
これはかなり多くの企業に当てはまることです。
この余剰設備が需給バランスを崩し、供給過多になっているために
「バブルのツケであるデフレ」が続いているのです。 ―――――――*
倒産などで若干は淘汰されているものの、
「消費心理の冷え込みにより、通常あるべき需要よりも低い」
買い控えが起き、需給バランスはさらに供給超過に傾く。
>>192 で私が個人消費に触れているのも、
それが現在の経済に重要な意味を持っていると思ったためです。
現在のデフレは
「通貨量が物資流通量より少ない状態」
なのではなく、
単なる「供給過多」「需要過小」に過ぎない。
よってマネーサプライ政策の効果はさほど得られない。
今のデフレは日銀に責任は無い、という主張の意味が分かると思います。
ただし、日銀の物価安定義務により、
極端な価格破壊は避けるようにそれなりの調整はされているようです。
何もしなければ1,2割の物価下落もあり得るでしょう。
299 :
なんだこの本:2001/07/15(日) 15:19
政府の手段:
政府は「まともに不良債権を評価して銀行に引き当てさせると債務超過になる」
のは分かっていたと思います。(当然日銀はもっとはっきり分かっている)
銀行は本来収益性は高いので、資本注入してあげて(将来多くなって返ってくる)
存続させながら、その高い収益性を利用して、銀行の余剰利益を債権放棄に向けさせ、
建設等の負債を緩和する。
しかし建設業界の負債はあまりに大きく、
債権放棄だけでは立ち直らせることが出来ない建設業もある。
それは、
「建設会社と政治家とのパイプの太さ」
「銀行にとってその債権が経営を揺るがすほど大きすぎるかどうか」
等によって手段はまちまちであっても
基本は「銀行に体力が付いた時点で破綻処理」
(外資参入の圧力もあり得ます)
つまり今は銀行の体力回復待ちの時期と言えるでしょう。
大手企業は生き残りさえすればよく、金カネ、とどこかの個人のようなことは言わない。
ある程度助け合える分は助け合って何とかしろ、という手法を政府は行いたいようだ。
銀行が潰れても、今のような「債権全額保証」では所詮政府に負担が来るだけなので
(合併させて債務者保護も必要)銀行をつぶしたところであまり得は得られない。
ペイオフ解禁になれば、ある程度資産家に負担してもらえるが、
取り付け騒ぎの問題があるので、大手は存続させざるを得ないでしょう。
(台輪バンクは除かせていただきます)
しかしこの政府が行っている手法も限界に近づいてきたようです。
そろそろアメリカに「もう限界だ、いい加減にしてくれ」
と言ってやる時期がやってきたのかも知れません。
300 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/15(日) 17:09
あげ
301 :
19=21:2001/07/16(月) 20:52
とりあえず言いたい事を絞りません?
いろいろ書きすぎて話がまとまってませんよ。
302 :
名無しさん :2001/07/17(火) 17:28
日銀はベストセラーになりつつある「円の支配者」を
トンデモ本と名付けて社会的に
葬り去ろうとしていますが、私は円の支配者に書いて有る
内容に深い感銘を受けました。私は、かつての日銀総裁だった
澄田、三重野各氏の発言、行動を日銀内で比較的よく
見られる立場でした。円の支配者でプリンスと呼ばれる
人たちも身近な存在でした。実際、彼らは日銀内部で
プリンスと呼ばれていたのです。
日銀擁護派が、円の支配者をトンデモ本として
葬り去ることができるか、円の支配者の内容が
国民の多数の支持を得ることができるのか、
興味を持って見守っています。
303 :
経済評論家:2001/07/17(火) 18:25
>>302 ヴェルナー氏の経済政策的提言はともかく、日銀の実態としてはかなりよく描けているのですか?
日銀の改革自体は当然必要だと私も思いますが。
304 :
スーパーバイザ:2001/07/17(火) 18:36
なんだこの本さん、おひさしぶりです。
ちょっと出張で、お隣の国へ行っていました。
IMF管理下の国です。ひどい洪水災害でとんでもなかったです。
ところで、討論が激しくなっているようで、これからゆっくり拝見させていただきます。
では。
>>302 鴨さんご存知ですか?
305 :
スーパーバイザ:2001/07/17(火) 21:03
なんだこの本さんへ。
確かに、商法さんの指摘は、普通の学生さんぽくないポイントの指摘ですね。
私がいない間に、討論が白熱してましたね。「もうついていけません」というのは、
最高でした。(笑)
ところで、商法さんの指摘するポイントは、各経済評論家たちが、答えの鈍るところなのですよね。
>>285 デフレでかつ景気が良いことがありえるというなら
事例を教えてください
この問いを学生諸君が答えるとどうなるか。たぶん面白くないまと外れな理論をくっつけて、
最後には、そんなもんないよ。という結論になる。
また、インフレについて、延々と理論をのべ、デスインフレーションについて反論を作って終わりみたいなものになるかもしれない。
なんだこの本さんも、この商法さんと討論することは、すごく苦手?って感じですけど。
商法さんもお手柔らかにお願いします。
それと、経済理論をできるだけ、使わないように討論することをお願いしたい。>>なんだこの本さん
経済を全くしらない人から、経済がバリバリの人まで、このスレを見ているのは、
わかりますが、専門用語を並べると、わかりずらくなると思います。
M2+CDって、わかる人には、わかって、わからない人には、前後の文脈で判断しなければならないでしょ。
できるだけわかり易く。すいませんが、ご協力お願いします。
306 :
スーパーバイザ:2001/07/17(火) 21:17
>>なんだこの本さん
私もそうですが、事実を追求することですよね。
私は、この本が、妄想とか、とんでも本とかは、全く思っていません。
あまり言うと、私の正体がわかる人にはわかるからです。
確かに、
>>302の名無しさんが、日銀の内部の方がどうかわかりませんが、
遠からず、近からずですから、
日銀の中枢は、本当に汚いことを平気でするところだし、
一般の企業以上に、封建主義的な世界なのです。
一般行員(日銀)の方には、非常に酷な話だと思いますが、旧大蔵官僚が、それであったかのように。
昔にもまして、酷いというほかないということをわかってほしいのです。
307 :
:2001/07/17(火) 21:20
・デフレで景気が良い
利益を保ったまま生産性の向上による物価の下落
308 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/17(火) 23:37
309 :
:2001/07/17(火) 23:45
310 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 06:47
スーパーバイザさん、お久しぶりです。
まず忘れないうちに
>デフレでかつ景気が良いことがありえるというなら
>事例を教えてください
に答えておきますね。
今の日本で言うならわかりやすいのはNTTDoCoMo、ユニクロって所ですね。
バブル崩壊後の今じゃなくて安定した景気の時にユニクロのような
企業が相次いで出てきた場合は、それによる物価下落に対して国民は大歓迎のはずです。
(ただし、ユニクロは日本から中国へマネーの移動を行うので、
日本にとって手放しで喜ぶべき事ではないでしょうけどね)
携帯電話の通話料もずいぶん安くなりました。
これについても、デフレでイカンという人はいるんでしょうか?
そもそもデフレの責任が日銀にある という人にまず聞きたいのですが
「日本の物価は今でも世界一高いぞ」
金融業界のように市場の不均衡がすぐさま調整出来るならば、
物価だってある程度は世界の平均価格に近づいていくでしょう。
(物流コストなどで多少は変わるでしょうが)
土地もそのように考えると今の5分の1の値段が妥当だという意見さえある始末です。
これについて
「デフレ反対派」はどうお考えなんでしょうね?
それと、気になることがもう一つあるのですが
>事例を教えてください
量的緩和(のオーバーなやつ)の失敗事例は沢山ありますよ。
その事例は過去のもので、今には当てはまらないとお考えなのでしょうか?
それなのにデフレで景気がいいという事例があれば、それはそれで正しいの?
それって何か変じゃないかと感じるのは私が間違ってるんでしょうか?
311 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 07:16
あれからちょっと考えたんですが、
もしかするとスーパーバイザさんや商法さんなどの人と
私のようなものは見つめてる視点が全然違ってて
お互い別の説明をしてるんじゃないか、とも考えています。
私の視点は
「量的緩和は目先の景気のみ一時的に「若干」良くするだけで、
トータルでは大きな損失」(日本にとって)−−−−−−−*
と言う考え方があるのに対し、
少なくとも今まで読んだ部分では、あの本はそれを行え。
P12の日銀関係者談
「もっと沢山お金を〜景気は回復するでしょう。だがそれでは何も変化しないでしょう。〜」
はまさにその通りだと私は思うのですが、(過去の経験より明らか)
著者はそのことを
「構造改革するために意図的に不況を長引かせている?」
これは穿った見方だと思いました。
構造改革するために意図的に不況を長引かせているというのではなく
構造改革しないと景気は回復しない(様な構造にさせられた)
たとえ一時的に景気が回復したとしても経済成長性が低い
というのが正しい見方だと思うからです。
私も株式投資(というより投機に近いか)するので
一時的に景気が回復するならキャピタルゲインが得られて
「得」なのですよ。
しかしトータルで考えたなら日本のためにならないと思うので
反対です。
その点を強く主張したいというのが私の視点なのですが
もしかするとスーパーバイザさんや商法さんは
まだ私が読んでいない部分に書いてある
「日銀の悪事」が真実だという主張をしたいのではないのかな?
>この商法さんと討論することは、すごく苦手
その通りです、苦手です(苦笑)
数学の解のように完全に答えないと突っ込まれそうなので(笑)
そうそう、19=21さん、初めまして
私は日銀関係者じゃありませんよ。
スーパーバイザさんと一緒で
>事実を追求すること
が好きな人間です。
312 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/18(水) 07:27
>>310 量的緩和(のオーバーなやつ)の失敗事例は沢山ありますよ。
ご自身で書かれているように、オーバじゃない事例を具体的にあげてくださいな。
またこのスレ議論されるデフレは、国家全体での物価の上下であって、お茶の間経済学
のいいデフレ悪いデフレ議論は、馴染まないと思います。
「なんだこの本」さんは、
自説の主張→反論を受ける→抽象的反論→自説の主張展開。という議論が多すぎます。
313 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 07:29
>専門用語を並べると、わかりずらくなると思います
あれ?専門用語使ってました?
みんなと話しているうちに少しは賢くなったのかな?(笑)
あんまり自覚が無いのでこの約束守る自身はないですけど、努力します、はい。
314 :
312:2001/07/18(水) 07:31
「なんだこの本」さんの経済談義が始まってしまいました。
まずは、信用創造が景気を左右すると言う点に関して賛成か
否定的に見られているのか、はっきりしてください。
315 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 07:47
312さん、質問の意味がつかめません。
量的緩和するとどうなるかを細かく説明しろってことですか?
デフレの問題についてですが、
私の知る限りでは(といってもそっちの方は疎いのですが)
デフレで景気がよい事例は知りません。
恐らく反論者は
「だったらデフレは景気が悪くなるんじゃないか」
と結論づけるんじゃないですか?
論理学で言うならその論理は間違っている事は先に言っておきますね。
>私自説の主張→反論を受ける→抽象的反論→自説の主張展開。という議論が多すぎます
じゃあどうすれば良いんですか?
私から見ると、反論者は揚げ足取りばかりして、それならあなた達の意見はどうなんだ?
って思いでいっぱいですけどね。
反対者はいったいどうすれば日本のためになるのか、それは何故か、どういったデータからか
は言わないですねぇ。
そもそも本当に言いたいこと以外の事については細かい説明はしたくないので
ある程度は常識の範囲ですませてますよ。
考えれば分かることだと思ってますから。
どういう話の展開をすれば納得してもらえるのか具体的に教えてください。
316 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 07:51
312さん
>「なんだこの本」さんの経済談義が始まってしまいました
ずいぶん失礼なことを言うんですね。
あなたに話しかけているわけではない。
初めての人への、その攻撃的な姿勢は控えた方が良いんじゃないのか?
317 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/18(水) 07:57
話がどんどんずれていますな。
ここ見てる人は中途半端な知識がおおいから、
基礎から組み立てましょうよ。
チェックリスト
1 アベイラビリティ 信用割当の意味がわかる
2 金融政策の波及経路と言われて意味がわかる
3 M→Y か M←Yの議論が出来る
4 フィナンシャルアクセラレーターを知っている
5 マネーサプライの変動要因を貸し出し以外に3-4挙げられる
6 ピグー効果、ケインズ効果をしっている。
7 マネーサプライと銀行信用どっちが重要かについて意見がある
8 銀行行動のミクロ経済学を多少知っている
順不同で挙げましたけど、
このあたりがわかってない人がこの本を議論しても無駄です。
論理の展開以前に知識がいい加減です。
ちゃんとわかってます?>「なんだこのほん」さん
わかってないなら(又は論じられないなら)
どうこう言うのはやめてください。
貴方にはわからないだろうけど、知らずに暴論を展開する人間に
一から説明するのはものすごく大変。うんざりなんですよ。
318 :
312:2001/07/18(水) 08:03
>デフレの問題についてですが、
>私の知る限りでは(といってもそっちの方は疎いのですが)
>デフレで景気がよい事例は知りません。
デフレの何について疎いのか良く分かりませんが、とりあえず314に対して
YESNOでお答えただけると、議論が拡散せずに済みます。
こういった点を上げ足取りと受け止めず、きちんと答え、納得出来る内容であれば
皆さん納得します。
316に顕著に表れていますが、質問にお答えにならず意図的に議論を拡散させようと
行動されているように見えます。(まぁ文系の議論だなぁ…って感じですが。)
319 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/18(水) 08:07
はじめ、日銀の工作員かとおもったけど、
たんなるドキュソだね。
320 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 09:12
>>318 あんまり気が進まなかったけれど、答えておきますね。
>信用創造が景気を左右するかどうか
について、私の書き込んだ内容を普通に読んで推測すれば分かると思いますが
ある程度の効果が得られる。これが私の答えです。
何故答えなかったのかあなたには分からないのでしょうか?
>「なんだこの本」さんの経済談義が始まってしまいました
裏を返せば私の話、意見は聞きたくないって事でしょ?
だから言わないんですよ。
それにね、もう一つ。あなたの考えが分かるからです。
信用創造が景気を大きく左右すると答えると
それなら量的緩和とどう違うんだ?〜となる。
左右しないと答えると、それはそれで違うのは分かっている。
それで矛盾点を指摘しようって事でしょ?
なんだかトラップ仕掛けているみたいでそれって卑怯ですよ。
質問に答えないことは他にもあったことでしょうが、
ばかばかしいことが多いんですよ。
どうでも良いことばかり・・・。
考えたら分かるでしょ?
皆さん本当に自分の頭で考えてます?
この前誰かも同じ指摘してましたよね。
ところで本題は
苦しんでいる人に覚醒剤を与えて楽にさせてやる(後は考えないで)
か
苦しみを乗り越えてその環境に馴染むべきか
の話をしている訳なんですけど、そのこと分かってますか?
あ、それとね、私はばりばりの理系ですよ。
別に理系が偉いとか頭がいいとか思ってないですけど。
関係ないけど、文系の人の方が面白くて好きです。
321 :
なんだこの本:2001/07/18(水) 09:20
そうそう、文系/理系の話が出たついでに・・・
スーパーバイザさん恐らくこっちの方も強いと思うのですが
現在波動方程式と熱伝導方程式から市場の値動きを予測する理論
を組み立てています。
依然どこかの本で
デリバティブの理論は熱伝導方程式が基本になって〜
と言うのを読んだことがあります。
その時は、どうしてそんなもんと関係あるんだ?って不思議だったのですが
この前イヒ出ました。
なるほど熱伝導方程式も関係するはずだ。
うまく作れば、株価予測ソフトを自作して一財産築けるかな?
322 :
312:2001/07/18(水) 09:49
>>320 えっとそれは、トラップでは無くて、この本の内容を吟味する上で
どの部分が重要な争点なのかを明確にする為の質問です。
あいまいな返答しかされていないので、議論がぼやけるのです。
ご想像されている通り、ご返事によって議論の争点が移りますが、
それが有益な議論と言うものでしょう。
と言うことを書いて私は終わります。
323 :
Cipher:2001/07/18(水) 11:32
長年、疑問に思っていたが、ヒトラーの経済政策がうまくいってルーズベルトがうまくいかなかった理由もここらへんにあるのではないか?
この本には日本の場合は満州国の実験によって中央銀行の役割をマスターした官僚が、それを日本本国に適用した…ということになっているが…。
ヒトラーはシャハトに4年間、中央銀行総裁させて、そのやり方を完全に横取りしたのかな?
324 :
経済評論家:2001/07/18(水) 11:33
単なるマネー・サプライ増加ではなく、銀行へのクレジットが重要である、ですね<ヴェルナー
その時、資産保有の選択行動が変わり貨幣残高を増やすような家計行動を取ったとき(いわゆるピグー効果)、金融政策は無効ではないかということにどう対処するのでしょう?
現下では、財政政策の効果減が、非ケインズ効果によって説明されるように見えますし。
325 :
Cipher:2001/07/18(水) 13:22
>>324 ごめん経済評論家さん。おいら 実は近・現代史専門で経済は専門外なんだけど…
ただ 経済学も必要なのでそれなりに独学してる立場。
「資産保有の選択行動が変わり貨幣残高を増やすような家計行動を取ったとき(いわゆるピグー効果)」
つまり お金使わずに財布の中にいれてしまうってことだと思うんだけど、
>>28さんがいってるように
「マネーサプライはたんなる貨幣総量でしかなくて、
クレジットは、必ず支出される(金借りて抱えてる人はいない) 」
ってえこと考えると、マネーサプライはピグー効果が入ってしまうので
参考にならない。
クレジットならピグー効果が入る余地が少ないので単なるマネーサプライよりも
金融効果が期待できるってえことではないでしょうか?
間違えてたら意見いってほしいんですけど…。
他の異論に関しても おいおい おいらなりに反論していくつもり。
326 :
経済評論家:2001/07/18(水) 14:08
>>325 御意見ありがとう。
私は経済学を専門にしていながら、金融関係は殆ど無知です(他の領域もそうかもしれないけど(汗))。
ヴェルナーもきちんと読み込めていません。
で、ご指摘の内容はよく分かります。
ただ、この議論の前提は、そもそも「国内の景気対策をどうするか」=「不景気、デルレ」≒「需要不足」≒「資金の借り手がいない、または、不足」ということだと思うのです。
そもそも資金の借り手不足なので、需要喚起をどう行うかが議論の本質かと。
(本当に資金需要者が不足しているのか、という点もありますが、とりあえずは置くとします。)
取引需要に伴う資金需要増ならば、クレジットで貸した後その資金が使われ回り出す。よってピグー効果が入る余地がない。これは正しいです。
でも、そもそもその状況ではないのでは?ということです。
ヴェルナー氏の前提に立つならば、そして資金需要が本当に強いならば、市中銀行へのクレジットは効果的に思います。
でも、今の状況だと、結局クレジットされたマネーは、銀行が不良債権処理にむけて現金資産として保有はしないのかしら。これは家計の行動ではないですが、ピグー効果と同様の効果ですよね。
この問題はどう考えるべきですか?ということだったのです。
327 :
Cipher:2001/07/18(水) 14:43
この議論の前提は、そもそも「国内の景気対策をどうするか」=「不景気、デルレ」≒「需要不足」≒「資金の借り手がいない、または、不足」ということだと思うのです。 (中略)(本当に資金需要者が不足しているのか、という点もありますが、とりあえずは置くとします。)
うーむ。だからヴェルナー氏のいわんとしていることは資金需要者は沢山いるってえ
ことを前提にしてるわけですね。
「クレジットされたマネーは、銀行が不良債権処理にむけて現金資産として保有はしないのかしら。」
不良債権処理に使われれば銀行も貸し出しを増やせるのでは?
それに↑にも書いてますが、(いちいち見るの面倒だから 探してね♪)
日銀の窓口指導は どこどこの会社に何億円って微に入り細に入ったものだそうで
それに違反したら資金とか引き上げられるそうなんで、
銀行が何に使うかは勝手に決められないと思われ。
まあ不良債権処理に使われても銀行も融資がやりやすくなるだろうから、最終的には流動性を高めることになるのとちゃいます?
↑見てると違う方法で不良債権を処理しようとしてるみたいだけど…
(ディリバティブの一発方式。大口馬券狙い。もっともそれも どうせ出来レースみたいだけど;笑)
借り手は沢山 いるように思う。
ヴェルナー氏と関係なく 周りを見てみても 銀行が貸し出しを渋ってるからサラ金業者がこれだけ発展してるわけだし、
政府が銀行に替わって低利で融資したりしなきゃならんことになってるわけでしょう?
328 :
Cipher:2001/07/18(水) 14:46
↑前提にしてるという言い方は きちんとヴェルナーをとらえてませんね。
また適当な言葉を考えて直しておきます。
329 :
経済評論家:2001/07/18(水) 15:08
>>327 >ヴェルナー氏と関係なく 周りを見てみても 銀行が貸し出しを渋ってるからサラ金業者がこれだけ発展してるわけだし、
>政府が銀行に替わって低利で融資したりしなきゃならんことになってるわけでしょう?
現象的にはそうですが、因果関係は単純ではないと思います。
資金需要が強くない→銀行が貸し渋りのように見える
銀行が貸し渋り→資金が逼迫しているように見える
という両方向が考えられます。
そして、現実にはこの両方向が事実として存在していると思います。
統計的に見れば、新規貸出資金量は低下しています。もちろんこれは、貸し渋りが原因かも知れません。現場の企業経営者は貸し渋りに苦言を呈していますしね。
銀行の側も、わざわざ新しい不良債権を抱えるような融資をするぐらいなら、資産として保有しておいたほうが得だということになります。
この辺は、実際のところ銀行関係者に教えて頂くしかないと思っています。
2chには来てないかしら?
>まともに議論したい方々
15chでやりません?
331 :
Cipher:2001/07/18(水) 18:56
わかんないのでヴェルナー氏に聞いてみました。
(C)もしもし。ヴェルナーさん 資金需要者が不足してないんはないかって疑問がきてますけどお。
(ヴェ) 不足しるよ。資金需要が不足してないってのは日銀がそういうように世論を誘導してるんだよ。
(C)へっ!?そうなんですか?
(ウェ)日銀金融研究所というのがあって そこを通じて「通貨需要がなかった」と力説してるのだよ。
(C)ほへええ。ふんでヴェルナーさんは通貨需要があったと?
(ヴェ)そうだよ。みんながわかる例を挙げれば最大の通貨需要は日本政府だったんだよ。
(C)へっ!? なんで日本政府が??
(ヴェ)700兆円も国債を発行してるだろう?それだけ通貨需要があったわけじゃないか。
(C)あっ…で…でも国債発行もお金 印刷して配るのも同じなんじゃないですか?
(ヴェ)全然違う。国債は民間に購入してもらうわけだから お金を右から左に移すだけだ。しかしお金を印刷するのは極端にいってしまえば無から資産を生み出すことなんだ。
(C)ふに!? 頭の悪いボクにもっとわかるように説明してほしいんですけど…。
(ヴェ)まあ 非常に単純化して説明すれば、国債を民間に買いとってもらって発行するというのはオヤジが収入がないので自分の子供の貯金箱からお金をとって酒をのむようなものなんだ。
その家庭は息子の貯金箱のお金を使うことで豊かになりはしない。
しかし、オヤジに給料が入れば子供の貯金箱からくすねなくてもお酒は買えるし子供に小遣いだってやることができる。その家庭は豊かになる。
日銀がお金を刷るというのと国債を発行するのとは これぐらいの違いがあるんだよ。
(C)ほえーっ!!それは 後者の方が絶対いいなー。
(ヴェ)だから 大蔵省は国債を発行する時、民間に売却するのでなくて日銀に買いとってもらえばよかったんだよ…。
ふいいいいーっ。すんません。ヴェルナーさん…勝手に架空対談をつくってしまいました〜。
ちょっと乱暴な論理の飛躍があるかもしれましぇんが…そこはまた指摘してくだしゃい。
332 :
Cipher:2001/07/18(水) 18:56
>330さん
15chってどこにあるんですか?
333 :
:2001/07/18(水) 19:11
日銀が国債を買い取った場合の円安の影響は?
334 :
@:2001/07/18(水) 19:22
>>333
240円 1985年
プラザ合意 以前の水準
335 :
:2001/07/18(水) 19:30
アジア、特に中国韓国が文句言いそう・・。
336 :
ほんまか:2001/07/18(水) 19:41
この本で,
・日銀総裁には,戦後,アメリカのお気に入りの人物がすえられた。
・総裁候補は早くから選ばれ,そのための教育をうけるわけだが,総裁候補に選ばれる条件は,「総裁と同じ方針で日銀を運営すること」,すなわち「アメリカお気に入りの方針」を維持すること。
と書かれています。著者は本音では,日銀はアメリカの出先機関のようなもの,といいたそうです。確かに「前川レポート」はアメリカの共和党好みの主張ですな。
専門家の方々この点,どう思われます。やはりどきゅん陰謀論の典型なんでしょうか。
337 :
スーパーバイザ:2001/07/18(水) 20:20
>>310 なんだこの本さんへ
>デフレでかつ景気が良いことがありえるというなら
>事例を教えてください
この質問はですね、
>>285の方が質問されていたので、ちょっと面白い問題だなと思いました。
私は、これは愚問だと思いましたからね。
デフレ理論は、2・3年前にHSBCのエコノミストの論文で、読んだのをすごく印象に残っているのです。
確か日本語訳も発刊されたかどうかわかりませんが、ちょっと著者は忘れましたが、すごいことが書いてありました。
日本経済に照らし合わせて書いてしましたから、この「円の支配者」と同様に、日本経済をどれくらい研究しているのか
ということかで、読む価値のある論文か否か、とおもっているのです。
極論からいうと、デフレスパイラルにいったん陥ると、戦争しか解決方法がないというのが、本音です。
決して、戦争推進じゃないですよ。平和向上委員会・委員長ですからね。(冗談)
しかし、本当に、デフレスパイラルという不況連鎖になると、いくら、経済理論を実行しても、
無理だと思います。自己保守でいくと、海外逃避ですね。
日本経済は、デフレの恐怖を経験していないから、脱出する議論は、机上の空論になるから、
デフレという公式な発表を避けていたのです日銀も大蔵も、しかし、エコノミストたちが、
デフレという言葉を使い出したから、使わざるを得なくなったというのが本音でしょうね。
デフレ下にあり、景気が良くなるのは、個別問題であり、ユニクロは、輸入品である。
輸入において、資産デフレになったわけではなく、一時的なブームに過ぎないというのが、結果である。
中国の工場は、それはもう、女性版旧日本軍隊なみの規律ですね。よく中国人をここまで、
教育したなと感心しまた。しかし、従業員は、本当に誇りに思っているのですね。賃金も相場より高いみたいだし、
ほんとうに、自慢できるらしいのです。
これら徹底した品質管理から、輸入された商品という感覚です。高級ブランド(グッチ、エルメス)の
庶民感覚ブランドという感じでしょうか。しかし、Tシャツ1600円で、日本で販売されていることは、
従業員は知らないのですよ。たぶんね。知ったら革命になったりして。(冗談)
NTTドコモなのですが、携帯電話市場は、ポケベル神話を信用していた会社がなくなり、次世代通信商品
ということですね。ユニクロと同じく、その時のニーズにあった商品が、ヒットしているのであって、
要するに、ブランドですよね。
通信費は、確かに安くなったのですが、これは、企業努力により、可能の範囲内であると思う。
今までが、独自の企業努力しなかった(企業が利益を優先する)ということにほかならない。
しかし、ニーズが、どれだけ、出費できるか?というマーケティングにより計算されたものだと、
広報の人が言っていました。最低料金の協定ができているのですよ。(内緒)
だから、私は、外資系の企業が、日本に進出できれば、本当にデフレが始まると
思います。しかし、郵政省の許認可が下りないらしいです。
価格破壊=デフレという解釈は、私は違うと思います。
338 :
スーパーバイザ:2001/07/18(水) 20:36
>>なんだこの本さんへ
デフレで喜ばない人となんて・・
とあったので、答えますね。
私は、どちらでもないのですが、35年ローンで、住宅を買った人で、まだ5年目くらいの人。
それもマンションの人。それも、近隣都市。それも売れないやつ。
当時、バブル崩壊して、安値ということで、5000万円で買って、現時点評価が、2000万円になった人。
借金(元金)が、4500万円くらい残っているのかな?
どうでしょうか?(私じゃないですけど)
それと、熱電動方程式理論は、物になりませんよ。
なんだこの本さんは、野村じゃないでしょうね?
本題からそれましたが、すいません。
339 :
スーパーバイザ:2001/07/18(水) 21:00
なんだこの本さんへ
本題にもどりますね。
量的緩和を実施することによって、インフレがおこり、歯止めがかからないと思っているんですよね。
中談・私は文理バイセクシャルです。(笑)
しかし、99年日銀論文には、量的緩和より金利誘導することの方が、有効と書いてあったのです。
それが、非常に滑稽でした。
この本では、量的緩和の実施が、最大の解決策って書いてあった。
しかし、日銀は、量的緩和をしない。
本当に日銀は、インフレを恐れているのでしょうか?私たちの将来を思ってくれているのでしょうか?
私はそうではないと思うのです。
日銀の量的緩和策の実施は、最後のカードだということです。
どこかのスレで、当座残高5兆円で十分に量的緩和だ。ジャブジャブだ。
と速水氏も言っていたが、信用というものを理解していない。
この本でのポイントは、
量的緩和だけじゃなく、信用なのです。
量的緩和+信用+窓口指導だと思います。それが無理だったら、極論として、日銀が不良債権土地を
買収しろというそれも、簿価で引き取れということです。
いくら、当座残高が5兆あるからといって、それを日銀が、「使うな!」と一声かけると、
それまでなのです。現在、中小企業の新規融資(プロパー)は、絶望的な状態ですよ。
日銀の悪事は、星の数ほどあります。日銀にかぎりませんけどね。
なんだこの本さんは、
量的緩和の実施が、一時的な景気回復と認識してらして、その後に莫大な損失を
考えておられる。この本には、インフレは絶対におきないという理屈が書いてあります。
最後まで、ぜひ読んでくださいね。
では。
340 :
19=21:2001/07/18(水) 22:35
341 :
rbc:2001/07/18(水) 23:41
>
>デフレでかつ景気が良いことがありえるというなら
>事例を教えてください
バブル時の「インフレなき好況」はどうですか。
デフレという言葉が価格の下落のみを意味し、不況を含まないという前提です。
金融緩和で、インフレでなく資産インフレが生じたのが、バブルであります。
どうして価格操作を通じて、供給つまり投資の増加を可能にしようとするのか。
むしろ所得増を安定的に行い、価格は市場原理に委ねるべきではないか。
セーフティーネットの基本は、雇用保証ではなく、所得保証であるべきである。
通貨の余剰が資産として吸収されたバブルを参考にすべきである。
資産も結局商品に過ぎないのであるから、真の優良資産である通貨を貯蓄(利子0)で吸収すればよい。
最も投資を活発に行う生産者への所得集中を阻害する累進課税は撤廃するべきである。
逆進性は、基本所得の保証=セーフティーネットの達成で、緩和する。
全国民のインフラの維持があれば、明日の為に不況も耐え忍びることが可能であろう。
(食料あっての米百俵)
342 :
:2001/07/19(木) 01:47
基本所得の保証ココ(経済板)でたまに出て来る考え方だ。
雇用の保障は、限界がある。
それならば、所得の保障をすればいいって事で
基本所得を保証するって案。
でも、これでは共産主義的悪平等で共産主義的経済停滞を
招くのではないかと言われるが
個人的には、最低基本所得を学費食費程度保障して
それ以上を求む場合に、労働をすればいいと思う。
343 :
Cipher:2001/07/19(木) 14:39
上で国債のことを書いていて疑問に思ったんだけど…。
金融緩和措置によってより少ないお金の供給でよりドラマチックな景気浮揚ができるとする。
そうすると国債ってーのは景気浮揚効果が少ないとすれば真の目的とはなんだろう?
お金の総供給量が100で お金以外の商品が 現物商品 株 不動産 預金で分けられている時、
国債を発行したら お金の分配の構図が変わるだけで 全体は変わらないよね。
お金の供給を増やすことによって それぞれに分配されるお金の絶対量が増えるとその絶対量が増えたものの値段は上がる。
これに国債を加えることによってお金の分配の絶対量を替わらない程度に保つようにすることができればそれぞれの値段が上がることは避けられる。
本来、景気回復に必要なのは金融緩和であって国債の発行は それに伴うインフレ圧力を軽減するだけの役割しかないのじゃないのかなあ?
それを大蔵省は取り違えて国債を増発したということ?
経済は専門でないので これで間違えてないか誰か教えてほしい。
344 :
Cipher:2001/07/19(木) 14:42
それからピグー効果だけど、ピグー効果って結局、結果でしかないわけですよね?
過去、何遍も不況から立ち直ってきた歴史があるわけだけども
どの不況時にもピグー効果ってあったわけでしょ?
それが ある機会に 消費マインドが上向いてくるわけなんだけど
その転機って どうやって訪れたんだろう?
それが 新たな信用の創造によるものではないの?
345 :
4:2001/07/20(金) 00:56
>基本所得を保証するって案。
>でも、これでは共産主義的悪平等で共産主義的経済停滞を
>招くのではないかと言われるが
共産主義の根本は、私有財産のの否定とエリートによる経済計画化だと思います。
基本所得の概念の根本は、資本主義的であると考えます。
なぜなら、市場メカニズムは、自発的な分業で機能するのであり、自発的な分業は公平な分配の達成で可能になると考えるから。
そして、市場の分配のみ尊重することを公平な分配と考えるのには、大きな疑義があります。
では、再分配すべきなのか?それでは、せっかくの市場分配の否定ではないか?
結局資本主義が拡大均衡を目的とし、その為には、ストックの増加も必要であることを考えるのなら、
再分配ではなく、新規の供給でこそ公平な分配を行うべきではないでしょうか。
フラットタックスが逆進性が強いというなら、貯蓄における利子も又富者に有利であるということが可能だと思います。
(元本保証の貯蓄に、リスクはないとします。)
利子を投資とその後の利潤概念で統一し、元本保証の有利子貯蓄を廃止する。
代わりに、新規の通貨供給を公平に長期に同額で分業参加者に行うのが望ましいと考えます。
そもそも価値安定であるべき通貨に、価値の変動を前提とした市場があるのか?というのが根本的な疑問です。
米財務省の「21世紀の金融業」によれば、金融の機能は3つだそうです。
決済、仲介、リスク分散。では、金融に信用創造機能はないのでしょうか?驚くべき分析ではないでしょうか。
346 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 06:58
今回のスーパーバイザさんは今までとちょっと違いますね。
デフレに関しては色々言ってますが、現在の日本についての私の考えは
異常に高かった物価水準が適当な水準に落ちていく過程
だと思っています。
(当然供給超過もありますが、それはいずれ淘汰されていく。
以降の詳細省略)
それもあって今の物価下落はあまり騒ぐほどのことではないと感じています。
デフレスパイラルに入ると確かにまずいでしょうね。
戦争しかないって言うのは異論がありますよ。
経済戦争(端から見ると戦争には見えないけど)なら別です。
私は数年前(山一の破綻時期)はデフレスパイラルに入っていると思っていましたが、
今は考えが変わり、
構造が変化する過渡期に過ぎない
と思っています。
余談ですがデフレ(ここでは価格低下)で景気がいい(悪くない)状況は可能です。
継続的に価格の低下が進むと最後には0になるのでそれは無しですよ。
例えば10年くらい物価下落が続いて、しかも景気は悪くない状況は可能ではあるのです。
しかし現在の日本に当てはめることが出来ないことを言ったところで意味はない。
言葉で遊んでいるだけのことになってしまう。
話を戻して・・・
今の日本の状態を単なる過程だと思っているために、
デフレを物価下落の意味に使ってしまいました。
正式には「広範囲な超過供給の存在する状態」ですから、私の間違いですね。
商法さんその他の方にお詫びします。
ところで
>デフレで喜ばない人となんて・・
これってどこの事でしょう?
それでも住宅ローンの話はよーく分かりますよ。
ただ、私は住宅を固定資産投資と考えているので(一般の人は違うのかな?)
投資は自己責任で
と思ってます。
そういう人は住宅への投資時期を誤った
というのは冷たい言い方でしょうか?
さて、今まで色々言いましたが、
>>336 を読んで愕然としました。
本当にこんな事が書かれてあるのですか?
もしそのこと(書かれてある内容)に信憑性があるのなら
私の考えも変わるかも知れません。
(この本の間違っている部分として指摘した部分は本当に間違っていると思っているので
これについての考えは変わらないですけど)
アメリカが日銀に絡んでいるのならちょっとヤバイですねぇ。
大急ぎで書いたのでむちゃくちゃかも知れませんが、許してください。
347 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/20(金) 13:54
「なんだこの本」さんと「スーパーバイザー」さんは
15chにこないのですか?
あっちのほうが専門家がいますよ。
それとも専門家相手は嫌ですか?(とくに「なんだこの本」は。)
348 :
スーパーバイザ:2001/07/20(金) 14:03
349 :
スーパーバイザ:2001/07/20(金) 14:15
なんだこの本さん
15CH、どう思います?
>>347さんへ
本当に専門分野の人たちですか?
350 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 22:24
スーパーバイザさん、こんばんは。
今日久しぶりに遊園地に行って来ました。楽しかったぁ♪
さてさて、最近いろんな人と議論する時、
何故こんなにも分かり合えないのかと不思議に思う機会が増えました。
(日常生活で特に、最近はここでもそう感じます)
その結果、概ねいつの場合も
「前提としている事、または固定観念の違いが誤解を招くことが多い」
という解が得られました。
それを思い出して、私の書き込みを第三者として読んだ場合、
なるほどわかりにくいところが沢山ある。
早く書き込まないと、ダイヤルアップが勝手に切れる(20分かな?)ので
つい焦って伝わりにくい事を書いてしまっているのかも知れません。
351 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 22:32
人間は目的を見失いやすい と言うことが良く言われますがなるほどその通りです。
自分自身で注意しているつもりでも、
深みにはまっていくとどうしても目的を見失ってしまいますね。
本来
>>149 の様なことを書き込んでいくつもりだったのに
どうしてこんな事になってしまったんだ(笑)
352 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 22:50
完全理系型の私の良い癖なのか悪い癖なのか、以下の傾向があります。
法則、公式などが常に成立するかどうか。論理的に例外はないか。
例えば、商法さんの
>>276 ですが、
ケインズの唱える「流動性の罠」は
いかなる状態についても成立するかどうか考えたことありますか?
どれくらいの確率でそれが成立するか答えよ。
と言う試験問題が出たなら何%と答えますか?
例えばある人は 80%の確率だ と答えたとします。
それではケインズ政策はいかなる社会事情についても有効なのか?
有効だと考えられる場合は何%の確率で発生するか?
(これらに対する反対意見がある事自体100%ではない。)
仮に70%の場合成立するとします。
ではそれら2つを絡み合わせて考えた結果というものは
80×70でなんと56%の確率でしか正しくないと言うことです。
この例はちょっと分かりにくいかも知れないので例を変えます。
その方が私を馬鹿にするネタにもなりそうなので皆さん受け止めやすいかも知れません。
353 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 22:58
夏だからと言うわけではないですけど
幽霊が存在するかどうか と言う議論がありますよね。
ある科学者は絶対あり得ない、
科学で証明できないから −−−−−−−−−−−−*
等と言います。例えばプラズマだってね。
しかし、これは論理的に間違っています。
現在の科学がすべてを解明しているという前提があれば
それにより証明できない幽霊の存在は否定できますが、
どこにも現在の科学が完全であるという証明はない。
それどころか量子学の根底である
光速を越えるものはない
という大前提でさえ危ぶまれるような現象が発生しています。
354 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 23:07
論理的に絶対に正しいということを作り出していくのは
小さい頃から大好きで、学生時代は
人間の行動は微分方程式を解けば(解けるものなら)次の行動が分かる
という理論を作りました。(DLE理論と名付けました。どうでも良いか)
作った後で友人に話したら
そういう理論はあるんだってよ
という事を教えてもらいガッカリしましたが、
今回の波動方程式、熱伝導方程式を使った市場の値動きの推測同様
現在完成された理論と違って私が作った理論は完璧だという自信があります。
ただし、完全であるが故に「解けない」方程式なのです。
それを解けるようにしていく事は、当たる確率を減らしていく事に等しい。
そうやって解ける方程式に近似しているのが現在存在する理論なのでしょう。
355 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 23:11
前置きが異常に長いですね。ごめんなさい。
356 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 23:14
この次に何を言おうとしていたのか、やっぱり忘れた(笑)
>>351 は私にとって、かなりの確率で正しい(笑)
357 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 23:28
とりあえず分析についてはそんな感じで、次は総合について。
スーパーバイザさんはおっしゃいましたね、専門用語は使わないように。
これはまさしくよく分かっているからこそ言える事ですよね。
人にわかりやすく説明できない人はその人自身がよく分かってない
これはかなりの確率で当たっている事だと思います。
358 :
なんだこの本:2001/07/20(金) 23:41
さて、これも分かりやすい例を挙げて説明します。
煙草についてです。
煙草を吸う行為は
心理学では「子供のおしゃぶりと一緒。」
しかし臨床中毒学では「天然アルカロイド系中毒」
自律神経系では「自立神経節作動、大量で速やかに遮断」
交流分析学では「大人としての間をおくのに有効」
それと習慣としての喫煙
さて、ある心理学者は子供のおしゃぶりと一緒であるという説が
いかに正しいかを表すデータを集める。
日本製の煙草のフィルターの堅さを女の乳首の堅さにしたら
売り上げが大きく伸びた。よってこの説は正しいと主張する。
なるほど不安を感じた人が常識的でない吸い方をする場合があります。
だからって心理学の説だけを取り上げるのは間違っていると思います。
いろんな方向から観察しなければ本当の答えは得られない。
心理学は私の中では「その人の意見」
ただし極端な行動をする人にはかなり高確率で当たる。
359 :
なんだこの本:2001/07/21(土) 00:18
スーパーバイザさんの話は事実(ですよね?)に直接触れられている様子なので
とても興味深く読ませてもらってます。
その点は明らかに私よりも視野が広いと思ってます。
ところで
>>149 に対してどう考えられてるか、今度教えてください。
360 :
Cipher:2001/07/21(土) 00:18
>なんだこの本はさん
次は この微分方程式を解けば なんだこの本はさんの次のカキコが分かる
という理論を作ってください。(笑
361 :
Cipher:2001/07/21(土) 00:27
.
>>336 >>346 「本当にこんな事が書かれてあるのですか?」
なんだこの本はさん…まだ全部 読んでないんですか?
おいらが読んだ感じでは アメリカの影響を受けているというよりも
世界統一通貨に向けてバンカー達が裏で結束してるっていう感じですね。
その意味ではアメリカもバンカーの陰謀の手の中にあるという内容です。
そこらへんがこの本が 「トンデモ本」的な言われ方をする理由なんでしょうね。
362 :
なんだこの本:2001/07/21(土) 00:54
Cipherさん、初めまして。
この本はP100位までしか読んでません。
急遽ネットワーク産業の経済分析をすることになり、そっち系の本を読んでます。
そっちが一段落するまでこの本は読めないと思います。
>>361 そうなんですか?
むむむ、それが「トンデモ本」と指摘される部分???
>世界統一通貨に向けてバンカー達が裏で結束してるっていう感じですね
これはあり得る、と言うかあって当然だと思っていたんですよ。
その事は、以前の書き込みで私が馬鹿にしていた本
文芸社出版 中丸薫氏の著書数冊
にも書いてあることです。
これらの本はとんでもないインチキ本だと結論づけていますが、
通貨統合についてはあり得る話だな と思ってました。
彼女の本では、
ユーロは自分がいっていたとおり統一された
2002年にアメリカ大陸辺りの国が通貨統一
アジアは日本を中心にして2020年に通貨統一って書かれてあったかな?
金本位制に戻るとも書いてあった。そのため、個人的にとっても信じたかった。
今「金(Gold)を買っておけば大儲けだな」なんて事考えてました(笑)
>バンカーの陰謀の手の中にあるという内容
それはちょっと今の私には信じがたいですけれど、
もしかすると私はこの本を過小評価しているのかも知れません(^_^;)
363 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/21(土) 12:54
>>362 全部読んでから批判なり、評価するべきじゃないでしょうか?
貴方が読み勧める上で疑問を持つことは構わないのですが、
それを垂れ流しにするのは、ちょっと議論にならないと思います。
うーん奥歯に物が挟まった言い方だな。
簡単に言うと、「おかしいよあんた。」です。ハイ…
364 :
京都大学A氏:2001/07/21(土) 18:31
アホの経済に何をいっても無駄だ
あいつらは考えることを知らないからな
365 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/21(土) 21:13
どうかん、とんでもちっくだね。
批判するとかしないとか以前の問題
酒場で、イタイ経済論を垂れ流すひとみたい。
15chで銅鑼師匠やスリランカ師匠にもまれるようにリンク張った人までいるのに
行かない見たいだし(笑)。
議論するより、言いたい事をたれながしたいのね。
>急遽ネットワーク産業の経済分析をすることになり、そっち系の本を読んでます。
>そっちが一段落するまでこの本は読めないと思います。
こんなトンデモ経済学系のひとにネットワーク産業の経済分析なんかさせていいのか(笑)>この人の会社
もういいよ、かかなくて。>なんだ
366 :
俺に任せろ:2001/07/21(土) 22:17
なんだいこりゃ?
>>364 あんたの言う通り
>>358 こんな遠回しな言い方で諭そうとしても無理に決まってんじゃん。
もっとはっきり言ってやらなきゃ気付かねーよ。
あんたもアホの経済になに言っても無駄だって気付かないところがアホだな。>なんだ
367 :
スーパーバイザ:2001/07/21(土) 23:13
なんだこの本さんへ
>>358 この話には続きがあって、その煙草の中身をチョコレートにしたら、
爆発的に子供に売れて、児童心理学の面からも研究が必要だって。(笑)
ところで、色々と書き込みがありますね。
議論してませんか?なんだこの本さん?
私は色々な人の意見が聞けてとても勉強になりますけど。どうでしょうか?
>>357 >スーパーバイザさんはおっしゃいましたね、専門用語は使わないように。
>これはまさしくよく分かっているからこそ言える事ですよね。
>人にわかりやすく説明できない人はその人自身がよく分かってない
そうなんです。私はそう思うのですが。それを直接書くと、押し付けているとか生意気みたいでいやなんです。
これって2人以上で議論するときの基本だと思うのですが。古いのでしょうか?
368 :
スーパーバイザ:2001/07/21(土) 23:18
>>340 19=21さんへ、ありがとう。
すいませんが、どこの出版会社か教えてもらえませんか?
370 :
武田健太:2001/07/21(土) 23:29
確かにもういいよ書かなくてといってる人が
何の論破もしてないっていうのもどうかなと思う。
別に書きたい人は書けばいいし、読みたくなけりゃ読まなきゃいい。
自分は反対論の方が聞きたいなあ。
1991年ごろから執筆にあたってる事
日銀マン 銀行員から直接インタビューしている事
注釈や引用が細部にわたっている事
等考えれば単純にトンデモでおわらしていい本でない事は確かだと思う
ただ円の支配者という刺激的な題名が明らかに売れせん狙ってる事と
まず最初に結論ありきで分析しているように読めること
などトンデモの要素は十二分に含んでいるわけですが
371 :
スーパーバイザ:2001/07/22(日) 00:19
>>149 なんだこの本さんへ
あくまでも私の記録の答えなので。みなさん批判しないでくださいね。
1985年9月22日、日曜日、当時の大蔵大臣故竹下登氏が、マスコミの目を盗んで、プライベート
として、成田に向かった。当時G5は非公式で、秘密会議であったことは、周知ですよね。
当時、日銀総裁澄田氏であったが、実質権限を握っていたのは、副総裁の三重野氏であった。
当時為替レートを市場に任せる原則から、均衡を保つ名目で、「アメリカ流でやれ」ということ、
ドル安を協調政策として押し付けたことは、そのとおりです。しかし、当時アメリカ
ドルは、円ベースで、10円近くも下落していたし、債務超過になっていたし、プラザ合意を発表しなくても、
ドル売りは、遅からず、進んでいったと思います。
当時日本経済は、やる必要はなかったというところにおいては、少し違います。
日銀法の改正のチャンスを待っていたのがこの時期なのです。
アメリカからの圧力により、中央銀行の独立化を指針した協議があり、大蔵出身の澄田日銀総裁にとっては、
頭の痛いことだったのです。
結局、持ち帰り審議となり、三重野氏のアメリカへの根回しの効果もなく、終わったという話がありました。
当時、事実、澄田氏は、日銀では蚊帳の外的存在でしたので、なんの混乱もなく、うやむやになったのです。
しかし、ドル売りの政策協調は、全世界に内需拡大策へと移行して行き、国民のアメリカに対する批判もなく、
日銀の窓口指導により、土地・株式に資金が流れるように、誘導していったという。
そして、バブルが、発生していった。
当時の竹下蔵相の「言語明瞭意味不明」といわれる表現をして、官僚のレポートが、性格に伝わらなかったことが、
内示的に問題になったらしく、世界から日本は、馬鹿にされたポストだったそうです。
この公式発表が、日曜日で、次の日が、日本は祝日で、為替パニックにならないように、
日曜の発表前に日銀本店へ関係者の収集がかかり、対策会議がなされ、その翌日、全国各支店で、
各地区銀行に対策会議をしたという話を覚えています。そこで、各銀行・証券会社の
外為部門の責任者を呼び寄せ、割り当て(ドル売り株購入)を決めたらしく、日本では、パニックにならなかったという
が、金融機関だけ助かったという事実が、なんとも、日本の金融システムの汚さを暴露したみたいです。
これによって、個人投資家は、切り捨てられたという事実が、何とも言えませんでした。
政府と日銀との折衝について、政府は、というより、澄田氏と三重野氏の戦いであった。
澄田氏の公定歩合の引き下げ案を三重野氏は却下した。しかし、逆に三重野氏のシナリオは、出来ていた。
円高において、株高という状態がいつまでも続くわけがないとわかっていたのである。
パニックを引き起こして、90年の政府の混乱をシナリオとして、出来上がっていたということです。
372 :
スーパーバイザ:2001/07/22(日) 00:28
>>369 19=21
さんありがとうございました。買って読みます。
確か、インフレがなくなったときが、どういうものかということを書いていた
と思いましたが、デフレについて、書いてあったかな?
373 :
もんがー:2001/07/22(日) 00:59
この本、一通り目は通しましたが・・・
日銀はいつの間に米の管理下から逃れたんだろ?
その辺はまったく触れられていないところがワラエマシタ。
374 :
なんだこの本:2001/07/22(日) 08:44
スーパーバイザさん、こんばんは。
うーん、やっぱり本音を白状しますね。
私がここに書き込んでいる理由は
「アメリカが日本の富を奪い取っていることに気付いて欲しい」からです。
ま、正直に言うならばその方向に持っていくために
ある程度反対意見への反論に色付けてますね。
>>273 で指摘されている様に
>反対するために作った意見であり、
>反対するために都合がいいように・・・
なんだこの本 さんにピッタリのコメントのように思えますが。
と言うのはその意味で当たっていますね。スルドイ(笑)
さて、それらしき書き込みが何カ所かに有ったと思います。
量的緩和が外国、特にアメリカにとって利益をもたらすことは
説明の余地はないと思います。まさか分からない人はいないでしょう。
(「その後の損失が大きすぎる」というのはアメリカに得させた分損だって意味です。)
スーパーバイザさんと私の意見の違いは、
大ボスが日銀か、アメリカか、どちらと思っているかの差だと思いますよ。
私はアメリカが大ボスだと思ってます。
しかしそのアメリカを操る「何か」は存在するかもしれませんね。
ある本によると、大ボスはロスチャイルドファミリーとも書いてますが
その意見は今の時点では保留、どちらかというと消極派です。
バブル形成も結局アメリカの仕業で、
バーツ暴落から始まったアジア経済危機を仕掛けて
日本不況のための外堀を埋めて成功させたのが
かのジョージ・ソロスだというのは有名な話ですね。
375 :
なんだこの本:2001/07/22(日) 08:45
慢性的な国際収支赤字国であるアメリカがいつまでも続くわけがない。
だから危険な場合は金持ち(日本など)が支援してやるのは仕方がないと思っています。
それにしても限度がある。長銀を始め、日本の数社の大企業を手に入れ、
国内は好景気で、この数年間である程度は潤ったはずです。
(リップルウッドは三菱が絡んでいたかな?ダメじゃん(笑))
だから今回はもう十分だろう、と思っているところへ量的緩和論です。
量的緩和論は実際はアメリカが日本政府に圧力をかけ、
政府が日銀に圧力をかけている事だと思っています。
そのために、色々理由を付けて量的金融緩和に反対しているのです。
効果もさほど得られないというのは本音でも思っている事ですよ。
大幅な緩和は本当にヤバイのは過去の例で明らかですが、
現在の日本では、そこまで大幅な緩和はする必要がないので実施の際は
ハイパーインフレになる事は無いんじゃないか、と言うのが本音ですね。
過去の例では、○○だけ必要だからそれだけ増やす。危険でもするしかなかった。現状は様子を見ながら調整する事が出来るから、事情が違う。
(しかし、この規模を決めるのは、結局実質はアメリカだろう。信用できない。)
失業などで自殺に追い込まれた人の事を考えると
「彼らを殺したのはアメリカも同然だ」
と感じますね。
アメリカの思い通りになって欲しくない。
(感情的でゴメン)
量的緩和すれば日本に不景気をやめても良いという「お許し」が出るんじゃないか。
多分そうなると思います。しかし力(マネー)によってアメリカにうんと言わせる方法もある。
橋本元総理が当時ちらっと牽制した事がありましたよね。
あの時はなかなか面白かったです。
中央銀行同士で、ある力により通貨統一が企てられているというのは
本音でも信じています。
ただそれは日銀の考えなのではなく、
ある権力からの圧力によりそうせざるを得ない
(と言うより、どっちでも良いって所かな?)と思います。
スーパーバイザさんの書き込みを読んでいると
可笑しくってしょうが有りませんよ。
というのも、スーパーバイザさんがまるで私の意見に反対する切り札みたいに言っている事は
私にとって「その通りだよ」って事ですから(笑)
>>238 >日銀にとって、量的緩和は最後の切り札
これもその通りだと思ってます。
こういったすれ違いは大ボスが誰と見るかの違いなんじゃないでしょうか?
スーパーバイザさん、本音では本当の大ボスが誰か分かっているんじゃないんですか?
(まさか太陽の会の会員じゃないですよね?)
15chの方もロムしてみました。
ここより礼儀正しそうだけど歓迎されてない様子だし止めておきます。
行かなきゃ行かないでケチ付ける人もいますが、いったいどうしろって事なのやら…
スーパーバイザさんもご承知されてる様子ですが、
経済と称して実体のない言葉遊びをするつもりはありません。
(精神異常でも宗教でもないと言うのには大笑いでしたよ)
書き込みは今回で最後にしますね。スーパーバイザさんに巡り会えて良かった。
とても面白かったです。今までどうもありがとうございました。
ヾ ^_^
あーこれにもたくさんの貶しレスが来るんだろうな、ヤダヤダ。
376 :
スーパーバイザ:2001/07/22(日) 10:49
なんだこの本さんへ
ほんとに意地悪ですね。私も、なんだこの本さんの反対意見が、どうも・・と
思ったんですよ。
まんまと誘導尋問に引っかかったみたいな感じですか?(笑)
でも、ぜんぜん構いませんよ。(でもちょっとムカツク)
このスレで、感じている人もいるでしょうが、
結局は、日銀の公式資料(ねつ造?)に踊らされているということや、
過去の経済理論をこじつけて、
ここ15年の日本経済を解釈することの矛盾点を見てみぬ振りをしているパターン。
私から言わせれば、事実の隠蔽・逃避の何物でもないと思うのです。
多分、このスレの書き込みは、若い人が多いと思います。
実際の当時の現場にいた人は、いないかもしれない。
(といったら、私の年がばれますね)
その若い人たちが、経済を勉強すればするほど、解釈が甘くなるという
傾向があると感じているのは私だけでしょうか?
すぐ、結果に導こうとしたり、こじつけて結果を導いて、展開し矛盾を指摘しない。
本当に滑稽です。
また、びっくりするくらい、未来予測(展開)が、きっちり理論化しすぎている。
面白くも何もない感じのもありました。
要するに「事実」を認識していないということなのです。しかし、日本では、
「事実」をタブー視するようなシステムができているのも事実です。
「旧軍事国の残骸」のようでしょうか?
(右系の人すいません。けっして、批判しているのではないのですよ。けっして私は左ではないです。)
しかし、これにも限度があるということを日銀に認識してほしいのです。
東大・京大・・(日本の大学)で、経済を勉強している人は、経験されたことがあるでしょうか?
異端論文を提出したときのバッシングは、ひどいと思います。
「理論が通らない」等と言われて却下されたりしませんか?
まさしく「どんでも論文」?って感じですか。
先生の理論が正論といわんばかりに言ったり、過去の経済学者の理論がこの事例に充てはまるなどなど。
私から言わせれば、「事実からの逃避」しか思えないのです。
もし、日本で経済を勉強している人で、時間的・金銭的に余裕があれば、アメリカに留学して、
アメリカを知ってほしいのです。(きたない部分もいい部分も)
これからの日本経済のためにもね。でもね。幾ら学生時代の異端思考者でも、
企業に入れば、教育されるシステムなんですよね。(悲しい)
(私は太陽の会でも宇宙の会でもなんでもないですよ。)
私は昔から、「事実」を知りたいということだけなのです。いろんなバッシングがありましたが、
いまや、このような表現の自由で、話をできることが、進歩かなと思っているのです。
でもこれも「傍聴法」で、身元がすぐわかるから、自分のPCから告白しないんでしょうね。
なんだこの本さんも注意しておられたのでしょうか?
でも、私の意見や、なんだこの本さんの意見が「とんでも」と言ってくださっている人があれば
安全じゃないでしょうか?と思います。
377 :
スーパーバイザ:2001/07/22(日) 11:21
なんだこの本さんへ
たぶん私より、なんだこの本さんの方が、視野が広いのかなと思います。
商法さんの指摘もするどいし、なんだこの本さんの意見が「どうも・・」と気づいたのですから。
それまで、つばぜり合いみたいな感じですよね。
Cipherさんも、ポイントがするどいし、すごい人がこのスレに集まってくださったと思います。
時間の許す限り、投稿しませんか?(でも、無理強いはしたら、ルール違反ですね。)
私なんか、誰かに名前使われ、とんでもなこと書かれていたいたらしいから。
気にしてない。
でも、遁世者さんのようなすごい人もいるから、ほんとすごいよ。
いろいろな人が集まるから。
ぜひ、つづけませんか?大ボスの話をしませんか?(無理強いはしませんが・・・)
378 :
:2001/07/22(日) 12:19
アメリカが日本から富を奪ってるのは確かだけど
日本はアメリカに赤字を出させて輸出して
日本の雇用を確保してる事もまた事実。
アメリカと日本は、完全にもたれあいの関係だよ。
アメリカにデカイ顔させる必要は無いけど
アメリカに援助せず、アメリカがボロボロになった場合の
危険も忘れる事はできない。
379 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/23(月) 23:22
一応age
380 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/24(火) 11:21
381 :
宇野 正美:2001/07/24(火) 11:26
アジア危機は日本の円安が最大の要因。
382 :
:2001/07/24(火) 11:54
>>381 アジア圏で、ドル固定なんてやってるからだろ。
円固定にしておけば問題なかったのに・・。
この際円を使え(w
383 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/24(火) 23:48
円の国際化希望age
どのみち自国の国益考えた為替管理できないなら中央銀行に値しない。
いらない。
385 :
Cipher:2001/07/25(水) 11:05
>>377 スーパーバイザさん
うげっ!! 素人がなにいってやがるっ!!と叩かれることを覚悟してカキコしてましたが、
意外な高評価…ありがとうございます。m(..)m
なにやってる人なんでしょうかね?スーパーバイザーさん
でも質問に対するお答えが返ってこないので論議できないのが残念です。
386 :
Cipher:2001/07/25(水) 11:30
損した人には悪いけどLTCMは笑いましたね。
ノーベル経済賞とった2人の経済学者をいれててあの大失敗ですから。
(もっともこのノーベル経済学者は客寄せ看板でしたが)
NHKの「金融革命」で このノーベル経済学者が自分のオプション理論で
相場はって損していたって話を聞いた時は 不謹慎だけど笑っちゃった。
為替相場の目先の動きは物理学のブラウン運動なんだそうです。
これは 学者の論文でなしに、実際にシステム開発して為替専門で儲けてる人(それが仕事ね)がいってました。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5174/s2nf.html ↑これ おもしろい(笑
387 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/25(水) 11:49
>>386 笑ったって・・・。一応あれが同時の最先端なのに。
まああとから見れば、何とでも言えるけど。
きっと、あなたはノベール経済学者よりもあたまがいい
人なんですね。(w
388 :
人間の屑:2001/07/25(水) 12:43
>>387 そういう「経済学者」の動きに、鎌倉隆夫(?)という経済学者
が予言と批判をしていた。今度文章をアップしよう。
389 :
Cipher:2001/07/25(水) 13:52
390 :
スーパーバイザ:2001/07/25(水) 18:57
>>19=21
ありがとうございました。今日出版社から届きました。早速見てみます。
391 :
スーパーバイザ:2001/07/26(木) 22:25
>>385 Cipherさん
>なにやってる人なんでしょうかね?スーパーバイザーさん
>でも質問に対するお答えが返ってこないので論議できないのが残念です。
なんの質問でしたか?
私の正体はごめんなさい秘密なのです。
392 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/26(木) 22:58
職業は?と聞かれたら、秘密のアッコちゃんと答えてみてはいかがでしょうか?
393 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/26(木) 23:33
>経済学を勉強するのと相場で儲ける技術とは別物。
>ノーベル賞とった経済学者でも相場は素人だから損するということをいいたかったんだ
これは間違い。LTCMに参加した学者達が編み出したモデルは
常識のように金融業界では使われている。相場のプロでも使っている代物なわけ。
その証拠にLTCMはロシア危機以前は圧倒的な利益を生んでいたし、
相場を知らないという理由で失敗したのではない。
・・・ってこれは苺の方に書いた方が良かったか?
394 :
Cipher:2001/07/27(金) 11:06
>>391 別にスーパーバイザーさんへの質問ではなかったのですが…。
333 334の質問に 誰か答えてくれないかなあと待ってたんですが、誰も答えてくれましぇん。
知り合いにマクドでスーパーバイザーやってる人がいるんですけど、関係ないですね。(笑
>>393 そうなんですよ。オプションのプレミアムの数字を出す計算式ですね。
ブラック&ショールズモデルっつーやつです。
彼らがこの計算式をつくったからノーベル賞がとれたわけでして…。
(それまでオプションの正確なプレミアムを算出する式はなかった)
実はあっしも使ってました。(笑)
で ばんばん 儲けてましたとも。オプションの売りで。(笑
最初、この計算式で導き出されるプレミアムは 余りにも売り手に有利だから、
この2人の学者、金融界の偉いさんから裏金でもつかまされて
計算式つくったのかいなゆう余計な詮索までしてしまいましたがな。(笑
それがNHKの「金融革命」では その計算式使ったオプションの売買で
損してたっていってたんで 笑ったんです。
おそらく(これは想像ですが)自分達の計算式の理論通りのプレミアムの値がつくと思って「買」ったんだと思います。
ちょっと書きすぎたかな……。
395 :
相場 と AV:2001/07/27(金) 11:15
どちらも 揉み合いが あります。
笑点で 使ってね。
使えるか!
396 :
夏だからこうなった:2001/07/27(金) 11:18
何らの生産行為と関係なく所得が増加する。
所有していないものを「借りて」売り、安くなった所で買い、儲ける。
こんな輩がわが世を謳歌して、資本主義が良いと言われたら、アダムスミスは浮かばれない。
投機と事業の区別をつけないと、大変なことになると思われる。
397 :
銅鑼:2001/07/27(金) 11:34
>369
しかし、投機の半分は一物一価の「法則」の実現であり、投機家に
よる「裁定」がなければ価格機構は機能しないのも事実。残り半分
の社会的意義は・・・ないどころかマイナスだけど(爆)
398 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/27(金) 12:22
この本が一番に言わんとすることは
「現在の不況は構造改革を進めるために日銀が信用創造を
コントロールして意識的に引き起こしたものだ。」ってことだよね。
まーその考察の是非は置いといて、俺が最重要だと思うのは、
「デフレギャップが財源になる。」(もちろんこんな表現は使われていない)
っつー考え方なわけ。(
>>75によると丹羽春喜が主張済みとのこと)
今まで常識的に政府の財源としては、税収、国債、国有財産売却etc.
しかありえないと思っていたが、デフレ下では極端な話、政府の口座?に
毎年、数十兆円というデータ(金額は適当。紙幣の印刷は当然不要)を書き込んでも
特に問題がないんじゃないか?
運用で解決できるような問題点ではなく、本質的にこれがだめな理由を
誰か簡単に説明できる?
>>394 わかって書いてたんだ。てっきり口だけ厨房かとおもって
高圧的態度をとってスマソ。最後のとこはまたちょっと違うけど(笑。
やっぱり経済学のモデルは不確実な不確実性には弱いってとこでしょ。
スレと関係ナイのでsage
400 :
中学生:2001/07/28(土) 01:11
>毎年、数十兆円というデータ(金額は適当。紙幣の印刷は当然不要)を書き込んでも
>特に問題がないんじゃないか?
>運用で解決できるような問題点ではなく、本質的にこれがだめな理由を
>誰か簡単に説明できる?
大賛成である。要は、これを原則的、公平的、事前に安定して行うべきなのね。
通貨は所得としてのみ存在して、中央銀行の恣意的な融資で供給量を決定されるべきではないのね。
資本主義では通貨の余剰があってしかるべきなのね。これが貯蓄として、実物経済の緩衝として機能すればよい。
この時はじめて「通貨は中立である」ということが成立するわけね。
常に中立であるのではなく、中立であるべきなのである。
逆に言えば、通貨の投与によって成長が可能なら、それは不当に通貨供給を抑制されていたということである。
>毎年、数十兆円というデータ(金額は適当。紙幣の印刷は当然不要)を書き込んでも
特に問題がないんじゃないか?
これが可能なら、中央銀行はいらないのである。それは非常に良いことではないか。
当然準備率100%=全て自己資金で取引成立のみ認める。
こうすると、池尾教授ご推薦のRGTSだかなんだかが常に可能になるのね。
システミックリスクなんかはなくなるわけです。
401 :
:2001/07/28(土) 01:19
アメリカ陰謀説はどーでもいいけど
日銀は、やはり構造改革をする為に量的緩和をしなかったんだろうね。
じゃ無ければ、最初から国が赤字国債発行でインフレ政策をやる時に
国債を引き受けてやっていたはずだ。
402 :
へいぞー:2001/07/28(土) 01:59
>>398 デフレ下では極端な話、政府の口座?に
毎年、数十兆円というデータ(金額は適当。紙幣の印刷は当然不要)を書き込んでも
特に問題がないんじゃないか?
これって、国債の引き受けとどこがちがうの?
借方) 貸方)
??? / 政府預金 数十兆円
資産は何? =国債
403 :
398:2001/07/28(土) 03:02
>>402 >これって、国債の引き受けとどこがちがうの?
国債って形を取ると、結局は預金増加分=将来の税収入と言うことに
なりますよね? 将来返さなければならない国債残高自体は増える。
そうではなく、単純に書くと、預金増加∝供給力−需要ということです。
借方) 貸方)
政府預金増加分 | 臨時収入 とでも書くしかない?(W
404 :
けんちゃ:2001/07/28(土) 04:16
レポについて皆さんはどう思われますか?
ロールオーバーという手を使えば実質的に
買いオペは可能ですよね?
すでに発行されている国債なわけですから
財政法4条にはふれませんよね?
405 :
:2001/07/28(土) 20:50
406 :
:2001/07/28(土) 20:56
>>405 やっぱそうだよね。
国債をいくら発行しても、信用創造でやらなければ無意味。
不況の問題は日銀にある。
日銀は、構造改革をして欲しいが為に
それをやらなかったと考えるしかない。
407 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/28(土) 22:08
今ブロードキャスターでやってるね。
408 :
:2001/07/28(土) 22:40
競争力のない国で通貨を作りすぎれば、当然、為替が反応して輸入価格が上がるから、
国内物価は激しく上昇するでしょ。
その点今の日本は、まだ競争力があるから円安も限定的ですむだろうけど。
でも、これも絶対ではないから、やはり十分な競争力を持った産業を創造し続けなければならない。
つまり、構造改革と金融緩和は、両方やる必要があるっつう、当たり前の帰結で。
409 :
:2001/07/28(土) 23:26
>>408 日本は、十分な国際競争力がある。
デフレなのがその証拠だろ。
国内物価も、デフレを続けているので簡単には上昇しない。
輸入品が高くなれば、国産品の需要が高まるので雇用も増えて
何も問題ない。
円安になれば、輸出が増えるのでそうすれば円高になる。
結局品質で追いつかれて無いなら円安にはならない。
410 :
from405:2001/07/29(日) 00:58
>日銀によるマネー創造は資金不足をもたらすことがない。
>費用もかからない。経済に対する無料プレゼントである。
>完全雇用の状態にあれば、このプレゼントは後で高くつくことになる。
>つまりインフレである。しかし、問題は需要不足とデフレなので、
>日銀が紙幣を印刷すれば済む。今日のマネーのほとんどが電子マネー
>であることを考えると、その紙幣用の紙を買う経費すらかからない。
>過去10年間も、日銀はコンピュータのキーボードをちょっと操作する
>だけで景気回復を創り出せたはずであったのだ。
すごい主張だな。ホントか?皆さんの意見をもっとキボーン。
411 :
:2001/07/29(日) 01:24
>>410 このスレなどを読めば、景気回復は日銀によって
簡単にできた事がわかると思う。
消費が足りないなら、マネー創造で
どんどんお金をみんなに配って
みんなが消費するまで配ればいいんだ。
事実過去にデフレになった場合、コレで対応する事が正しい事は
わかっている。
過去にも日本はデフレに陥った事がある
八代将軍徳川吉宗がデフレ克服を成功させたのは
この量的緩和策だった。
412 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 01:33
んなこたあない
413 :
:2001/07/29(日) 01:33
414 :
へいぞー:2001/07/29(日) 01:42
日銀が株式買取り機構になるっていうのはどう?
415 :
:2001/07/29(日) 01:48
日銀は、国の景気なんてどーでもいいんだよ。世論の批判も受けないからね。
以下「円の支配者」
日本の敗戦から2001年までに26人が首相として君臨した。だが、この国はじつはわずか6人に支配されてきた。新木、一万田、佐々木、前川、三重野、そして福井である。過去50年間では5人である。1962年から94年までという大事な時期には、国家の操縦舵を握っていたのはたった3人であった。佐々木、前川、三重野だ。
国民は投票で忙しく政治家を選んだり、放逐したりしてきた。ところが実際の支配者は確固とした権力を握り、民主的なチェック・アンド・バランスとは無縁のところで意思決定をおこなって、誰にお金を手にさせ、誰には手に渡さないか、経済を不況に向かわせるか、景気を回復させるか、そしてどれほどの人を失業させ、どれほどに職を得させるかを決めてきたのである。
見る目を持った日銀スタッフには、日本銀行にはエリート中のエリートが存在する事は自明だった。この少数のグループは信用創造量を決定し、窓口指導の権力を頑健に守って、誰にも口出しさせなかった。彼らは後継者を自分たちで選んだばかりでなく、忠実な部下だけを営業局長やその下の重要ポストに就けた。窓口指導政策を管轄する営業局の権利は非常に大きく、日銀の他の部門から独立していたので、他の日銀マンは彼らを「関東軍」と呼んだ。
大蔵省出身の人物が日銀総裁に任命されている時は、総裁は重要なコントロール・メカニズム、すなわち信用創造量の決定から排除される、という事だ。信用創造量は部下の日銀スタッフが決定し、総裁への報告はなかった。世論は日銀の真の統治者について誤解させられてきたのである。
416 :
教えて下さい:2001/07/29(日) 02:00
本屋で『円の支配者』とたまたま出会いました。読んでみて
「なるほどそういう訳か、この本はすごい」とすぐに感動して
しまいました。経済学の素人の中には私のような感想を持った
人も多いのではないかと思います。(あの 立花隆 さんでさえ、
この本をかなり誉めておられます。)
しかし、この掲示板をずっと読んでいると、その感動もどん
どん醒める一方です。経済学の議論は生半可な神学論争より難
解で「本当のところは私のような門外漢には分からないのだ。」
と言うことだけ分かりました。ただ、最後に一つだけどうして
も知りたいことがあるので、突然ですが書き込ませていただき
ます。それは『窓口指導』についてです。
著者の言うとおり、『窓口指導』を通じて、日本の産業界全
体への融資額の総量や、分野別の融資額の量、場合によっては
個々の企業に対する融資額を、日銀がほぼ完全にコントロール
して来たのかどうかということです。これらがもし日銀のコン
トロール下にあったのなら、それはいつ頃のことか? 現在も
行われているのか? この件だけでも著者の言うことが真実な
のかどうかが知りたいのです。
この掲示板の常連の皆さんのご意見(真実はなかなか分から
ないことでしょうから、予想でもかまいません)を是非とも聞
かせて頂きたくお願いいたします。
417 :
:2001/07/29(日) 02:09
>>416 それを聞くには、実際に銀行で貸し出し業務をやってた人たちに聞くと
良いでしょう。ココの板に居るかな??
金融板の方なら居るかも。
418 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 02:09
419 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 02:10
銅鑼さんは確か金融系のエコノミスト
だったので知ってるでしょう。
420 :
黄金虫:2001/07/29(日) 03:21
>>416 私は以前貿易実務に携わっていました。
当時は、輸入割当制度というのがあって、大蔵省・通産省・農水省の指導のもとで商品を輸入していました。
輸入割当量に実績が満たない場合は割当枠を返上しなければならない(権利を失う)という大変厳しいものでした。
既得権があれば旨みのある商売でしたが、関税さえ払えば輸入できるという今の時代とは市場原理が明らかに違います。
さて「円の支配者」を読んで、「窓口指導」の本質が「融資割当制度」であると理解した時には衝撃のため唖然としました。
金利(=関税)よりも、融資枠(=割当)のほうが明らかに強力な統制手段であることはすでに経験済みだったからです。
そう言う意味では、金融関係者の方々には実感が湧かないかもしれませんね。教科書にはそのようには書いてありませんから、
421 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 03:23
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ウリナラ= 我が国 マンセー=万歳
Λ_Λ 。 < チョッパリ=日本人(見下した言い方)
<丶`∀´> / | イルボン=日本 アンニョンハセヨ=こんにちは
( つ | アイゴー≒ちきしょー(哀号は当て字らしいが言い得て妙)
| | | |カムサ(感謝)ハムニダ=ありがとう
〈_フ__フ |〜ニダ=〜です
| とっとと覚えてウリナラの素晴らしさをチョパーリどもに
| 広めるニダ!ズレを気にしないのがケンチャナヨー
\__________
422 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 03:34
>>420 貿易で関税より割り当ての方が市場を歪めるのは、標準的な貿易理論
でもよく言われることだよ。
423 :
黄金虫:2001/07/29(日) 03:53
>>422 (金融関係の)教科書にはそのようには書いてありませんから
・・・ですね。
424 :
スーパーバイザ:2001/07/29(日) 08:47
>>419 >銅鑼さんは確か金融エコノミストだった。
現役じゃないのですか?
425 :
スーパーバイザ:2001/07/29(日) 08:51
>>416 完全に確実に厳密に、行われています。
デリバティブ取引の動向ですら、日銀の監視下なのですから。
426 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 08:51
>>424 現役じゃないの?
「確か〜だった」、という文脈でかいたんだよ。
427 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/29(日) 11:21
今年度の融資額はおよそ0にしなさいと通達が来た。
ちなみに前年度は大幅な回収。
428 :
スーパーバイザ:2001/07/29(日) 19:33
>>黄金虫さんへ
知っていますよ。私の友人が、神戸で貿易やっていましたが、阪神大震災まではね。
ひどい、締め付け規制だったそうですね。いつもボヤイテましたよ。
4ヶ月に1回くらいのペースだったが、震災後は、大阪に転勤したのかな?
金融界もひどいけどね。
429 :
黄金虫:2001/07/30(月) 01:25
>>スーパーバイザさん
お久しぶりです
ここのスレはボリュームが多いので、深夜族の私にとっては鬼門です
体力に自信があるときは成るべく参加しますので、よろしくお願いします
さて、
>>420では述べませんでしたが、私自身は自由貿易主義には極めて懐疑的です
ラヴィ・バトラ博士の「貿易は国を滅ぼす」の主張を再度検証してみたいと思っているくらいです
自由貿易の弊害について、機会があればまた議論しましょう(ヨコスレ、スマン)
430 :
スーパーバイザ:2001/07/30(月) 23:15
そろそろ、量的緩和の実施されそうな気配である。インフレ基調を注意しておかないとやばいよ。
431 :
スーパーバイザ:2001/07/30(月) 23:35
クルーグマン教授の言っていたとおりになるかも。どうだろうか?
432 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/07/30(月) 23:40
国土ってよくわからんね。
さっき、WBSでユニクロの中国工場の特集をやってたけど、
貿易規制したらあの工場とか損害をうけるんでしょう?
日本の繊維業よりもTVに映ってた彼らの方に共感するんですが。
433 :
:2001/07/30(月) 23:46
>>432 ユニクロって、元が切り上げられたら
生産場所かえるのかな?
434 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/01(水) 03:06
age
435 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/01(水) 17:42
この本もこのスレも途中までしか呼んでないんですが、今まで大蔵省が金融行政
支配していた(例:銀行のMOF担など)というのが通説だと思いますが、
この本によると日銀の方が遙かに強大な権力を握っているということに
なっていますが本当なんでしょうか?今までの大蔵省批判というのはなんだったんでしょう?
のぱんしゃぶしゃぶは、にちぎんとくゆうがらみ〜
437 :
:2001/08/02(木) 00:04
438 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/04(土) 03:01
ttp://www.dljdirect-sfg.co.jp/DLJJapan/Richard_School/V_VIL_Richard_20010521.html なぜ日銀はマネーの供給量を増やさないのだろう。先週、あるニューヨークのファンドマネージャーから電話があった。「日銀の誰もが内輪では口にしても決して公の場では言わない公然の秘密だけど、日銀が総裁を初めとして本当にやりたいのは構造改革で、構造改革のためには不況が必要だと考えている。だから通貨供給を増やす訳にはいかないって。」
実はまったく同じ内容のことを私自身も9年前に日銀スタッフから聞いた。日本の経済システムを変えるためだけに日銀が故意に不況を引き起こすなど、当時はとても信じられなかった。しかし、それが現実だったことを、今となっては認めざるをえない。
こんなひどい政策の責任をどう取るつもりだろう。だが、日銀は誰に対してもこの件に関しての金融政策に対する責任を負わないのである。それは、日銀の唯一の責任は「物価の安定」であり、景気回復の責任は法律にも規定されていないからだ。
439 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/04(土) 03:05
トンデモ本を(以下略)
440 :
奴人:2001/08/04(土) 12:35
私も題名が気になってついついこの本をかってしまいました。
自分で買ったものだし、仕事上の相手がこの本の内容について
聞いてくることも何度かあって、読んだこと自体は後悔してない
けど、内容については大きく期待ハズレです。
少なくとも論文でもなんでもなく、週刊○潮とか、良くても、エコ○ミスト
で書かれてあるようなレベルのものだなと、思ってしまいます。
仕事として論文を書いている人ならわかるかもしれませんが、主張のわりには
論拠に乏しい、もっといえば、”決め付け”で書いているのではないかといわれても
おかしくない部分が多い。ヒアリング内容についても沢山の人物が登場しているが、
その内容は古くから言い古された言葉であり、どこまで本当にヒアリングしているかが
伝わってこない(工夫の余地あり)のも残念。私も、窓口指導を廃止した理由が、
責任逃れのため、という主張についてはは、
これまでオーソドックスな理由しか頭になかったこともあり、新鮮味があった
のですが、これらの主張の根拠が、すべて「証言者A」など曖昧な人物からの「聞き取り」に
基いている、ということには不満というか疑念があります。図表についても、
出所が明記されていない。窓指の論拠として使用されている図表としては、
非常にお粗末だと思う。
肝心な部分が全て聞き取りという問題は、調査とか分析としては致命的なもの。
私も、他人のことは責められません。調査レポートを書くときに、たまに、
マクロの結果に沿うようにヒアリング内容を作り上げてしまうときはありますから。
ただ、これを自分の主張する柱の部分に使用してしまっては、骨抜きに
なってしまう。
トンデモ本の謗りを免れまい。
この本を読んだ後、この本の内容を信じた、という人は、
その内容にどんな論拠がかかれてあったかを今一度読みなおしてほしい。
441 :
へいぞー:2001/08/05(日) 03:13
>>440 では、逆に問いたい。
「論拠」のあるレポートは、常に正しいのか?
「論拠」とは、既成の概念や既知の理論、既知の事実のことではないか?
アインシュタインの相対性理論についても、発表時にはトンデモ理論とされていた。
いわゆる論拠に乏しかったからだろう。
442 :
:2001/08/05(日) 03:15
>>441 マイケルソン・モーレーの実験という論拠があったのよ。
443 :
スーパーバイザ:2001/08/05(日) 06:31
馬鹿と天才はかみひとえ。
でも事実は一つ。
444 :
どきゅんプログラマー:2001/08/05(日) 21:15
http://www.boj.or.jp/press/koen126.htm 上の講演よんだけど、「...日本経済全体にとって果たして望ましいことなのか...」
って、それを決める権利をはやいとこ彼らから奪わないとだめだこりゃ。
ここ数年みみっちく給料さげてみたり豪華な(といってもずいぶんかわいい
もんだよ)家やゴルフ場うっぱらったり
とかしてるけど、逆に給料10倍にしてもいいから、裁判官みたいに信任投票で
きるようにしたいな。できれば毎年ね。
毎年国民の信任投票がちかづくと、利害の直結する各種団体、企業が、おいらみたいな
どきゅんな国民だまくらかすために各種CM合戦くりひろげて楽しいだろうな。
あと安っぽい買収されないように彼らにはもっと給料あげていい。
445 :
奴人:2001/08/05(日) 21:58
へいぞー(441)さんへ。
論拠のあるレポートが常に正しいのか、という問いかけについては
その論拠の「確かさ」(真実を捉えるにふさわしいも)にかかっています。
私が言いたかったのは、彼が挙げている論拠が曖昧な点であること。
「誰かが悪いと言ってたからそれは悪い」という議論に陥っていると
指摘したのです。もちろん、100%がそうとはいいませんが、先に述べた
ように、窓口指導の議論では、決め付けと他人の証言で話が貫かれています。
アインシュタインの理論と同列に扱うのは軽率でしょう。
ただ、痛烈な批判に聞こえてしまったかもしれませんが、彼の著書「円の支配者」
を論文ではなく、記事として見た場合、なかなかおもしろいと思いますよ、私も。
446 :
理論物理学出身:2001/08/05(日) 22:24
>>441 関係ないけど、
アインシュタインの相対性理論が
間違っているかも知れない可能性が出てきました。
447 :
スーパーバイザ:2001/08/10(金) 00:06
この本が、マスゾエ氏の愛読書かもね。
448 :
:2001/08/10(金) 00:21
>>447 彼は海外の有識者の意見をそのまま言ってるだけだと思われ・・。
449 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/11(土) 21:48
私もこの本の論証方法に疑問を持ちました。
同じように感じた方がいて安心しました。
なぜこれほど売れたのか。
表題がよかったのかなあ?
450 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/11(土) 22:15
>>448 ただ単にクルーグマンの論文読んで感動しただけでは?
なんせ彼の専攻はよせあつめ学問だから経済には疎いんじゃ…。
452 :
:2001/08/11(土) 22:39
>>448 日銀を煽っただけだと思われ・・。
あんまり馬鹿な金融政策やってると
そのうち叩かれるぞって。
>>441 >では、逆に問いたい。
>「論拠」のあるレポートは、常に正しいのか?
論拠を提示しているものでも常に正しいとは限らない。
論拠がないならなおさらですね。
454 :
446:2001/08/12(日) 03:40
455 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/13(月) 05:55
日銀陰謀論なんてどうでもいいよー。
この本は、以下の引用につきる。
そーいえば、桝添もTVで、「日銀がお札を刷ればいいんだ。」って言明してた。
>日銀によるマネー創造は資金不足をもたらすことがない。
>費用もかからない。経済に対する無料プレゼントである。
>完全雇用の状態にあれば、このプレゼントは後で高くつくことになる。
>つまりインフレである。しかし、問題は需要不足とデフレなので、
>日銀が紙幣を印刷すれば済む。今日のマネーのほとんどが電子マネー
>であることを考えると、その紙幣用の紙を買う経費すらかからない。
>過去10年間も、日銀はコンピュータのキーボードをちょっと操作する
>だけで景気回復を創り出せたはずであったのだ。
456 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/13(月) 18:25
>>455 このスレの貴重な書き込みをきちんと読んでから書け。
457 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/13(月) 18:35
458 :
455:2001/08/13(月) 22:06
>>456 読んでるよ。
そんなに言うんなら、あんたが特に重要だと思うレス番号
を羅列してくれ。
459 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/13(月) 22:11
460 :
455:2001/08/13(月) 23:20
461 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/13(月) 23:33
お札刷ったからって、物価が上がるとは思えないけど、
「CPIが上向くまで当座預金を5兆円にする」とか言っちゃったんだから、
どこかで量的緩和に踏み切るしかないよな。
それよりも問題はJGBでしょ。
このまま買いつづけていいの?
1年前と違って、危険水準まで買い進めちゃった人に満ち溢れてるんだけど。
物価うんぬんの話じゃあないよな。量的緩和をしないとどうなるかわからんぞ。
462 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/14(火) 14:30
463 :
スーパーバイザ:2001/08/14(火) 16:50
本日、日銀の量的緩和が実施されました。さあどうでしょうか?
464 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/14(火) 19:24
465 :
なんだつみは?:2001/08/15(水) 03:54
466 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/15(水) 04:04
今の日本で物価をあげるのは相当の努力がいるぞ。
外部要因の自然災害であっても関西大震災程度では
まったく上向かない、戦争でもテポドン一発命中程度では難しい。
467 :
スーパーバイザ:2001/08/15(水) 09:44
>>466 近隣諸国の有事がありそうな感じですか?
台中あたりに。
468 :
スーパーバイザ:2001/08/15(水) 09:47
「論拠なき結論」が非常に多いです。最近のレポートには。
いわゆるこじ付け、予想、占い、神頼み等のお粗末レポートです。
これは、私のまわりだけでしょうか?
469 :
スーパーバイザ:2001/08/15(水) 09:56
>>464 なんの効果もない。1週間後は、何?って感じですか。
>>465 なにも起こらない。さめていますよ。シラーって感じですか。
470 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/15(水) 15:51
戦争戦争と騒いでいる輩がいるのですが・・・
スーパーバイザさん、どうなんでしょうか?
あと、リチャード・クーさんはどう思いますか?
471 :
スーパーバイザ:2001/08/15(水) 16:21
472 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/15(水) 16:50
>>471 わたくし全くの素人なんですが、クーさんの話は凄く分かりやすいです。
473 :
スーパーバイザ:2001/08/15(水) 19:32
>>472 クーさんも今は、少数派理論の立場で、たたかれている状態ですが、民主党のK直人氏と不仲ということは秘密です。
私的には、クー氏はすごく真面目だと思います。
あと、戦争なのですが、亀井氏が政権を握ることになったときのことを考えると、恐ろしいのですが、
ポイントは、自衛隊の存在の論議でしょうね。憲法改正により、戦争参加が100%決定するでしょう。
すると、戦争に参加することが合法になり、眠りつづけていた大和魂が、ふつふつと・・・。
しかし、戦争でも起こすことをしないと、この財政難は、どうしようもないのは事実だと思います。
474 :
謎の人:2001/08/16(木) 00:19
>>473 ちょっと待ってください。
>憲法改正により、戦争参加が100%決定するでしょう。
憲法改正には国民投票で過半数の賛成を必要とするはずです。
国民は賛成するとお考えですか?
(事実、情報操作も含めて、反北朝鮮感情は育てられていますが・・・・・)
475 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/16(木) 02:34
>>473 この前の金曜日にNNN24で小泉改革についてやっていて、クーさんが出ていたんですが不良債権処理を焦るとろくなことがないと発言していました。
その相手の人が効果的な反論が出来ていなかったような気がします。
世間では不良債権が諸悪の根元みたいに言われていますが・・・
476 :
:2001/08/16(木) 02:38
>>475 慌てる必要は無いが、終わらないと本格回復は遠い・・。
477 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/16(木) 02:43
財政難をどうしょうもなくなるまで
ほったらかしにしてしまったのは
誰なのでしょうか?
三年前の金融国会が最後のチャンスでした!
管直人が女でつまずかなければ、、、、
残念です。
478 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/16(木) 05:38
戦争かー。
昨日のテレビニュース、左翼系メディアもけっこう保守的な報道を
していたような気がする。
リアリティーあるな。
中台か半島か。
479 :
スーパーバイザ:2001/08/16(木) 09:56
>>474 それは簡単です。色々な方法がありますが、現在の小泉政権成立と同じような現象ですね。
今の日本国民は、平和ボケといわれていますので、戦争経験者が少なくなっていますから、マインドコントロールが容易だそうです。
究極の状態にすると、人間だれしも、マインドコントロールされる。(情報筋)
今の日本国民に憲法改正と言っても、ピンとこないと思いますよ。「どうでもいいじゃん。よくわからない。」なんて
答えがかえってくるもの。
480 :
スーパーバイザ:2001/08/16(木) 10:05
>>474 もう少し言えるところまで言うと、今の教育改革が、その一歩手前の段階だそうです。
個人の個性を伸長するような教育改革ですが、またゆとり教育と名のつく、最悪のシナリオを
進行させるということ、教師の存在意義の低減化を計り、無知な子供たちは、誰の命令にも服従しないように養成され、
いざ、カリスマ的存在の人物による統制等、ここまで言うと、仮想的な表現に思えますけど、
決して、小説だけの世界ではないことを十分に気をつけておかなければと思います。
要するに簡単にできるということなのです。
481 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/16(木) 11:31
オウムみたいな絶対悪があれば・・・
私は麻原裁判に注目しているのですが、あの弁護団批判には非常に怖いものを感じました。
はっきり言うと共謀責任の立証は非常に難しいのです。
ただ、もう有罪は確実といった世論でしょ。
マスコミがそのような報道をしていますから。
ロッキード事件の時も同じです。
482 :
謎の人:2001/08/16(木) 16:52
>>480 なるほど情報操作などによるマインドコントロールをすることは
簡単に出来るかも知れませんね。
>カリスマ的存在の人物による統制等
その通りだと思いますよ 決して仮想ではないと思います。
しかし、憲法9条の改正となると、日本国憲法前文に引っかかるんですよ。
「・・・。我らは、これらに反する一切の憲法、法令、及び詔勅を排除する。・・・」
この問題はどうするんでしょうね?
483 :
:2001/08/16(木) 18:22
>オウムみたいな絶対悪があれば・・・
絶対悪はあるでしょう。大阪教育大学付属事件や、北海道広尾の
幼児殺し事件
484 :
スーパーバイザ:2001/08/16(木) 19:04
>>480 これ以上は、言えません。申し訳ありません。あとは、個人的に考えてください。
憲法9条に抵触しないように、妥協案が作成されています。
しかし、旧社会党(現社民党)による、主張が人間的にまともだったが、今は・・。
頑張れ土井さん!!と祈っていたが、すでに過去の人。
社会党が沈んだ今、抵抗勢力はない。いつ走り出してもおかしくない状態です。と考えられます。
485 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/16(木) 19:54
>>483 憲法9条改正に結びつくような絶対悪が必要ですよ。
オウムのもっと大きい組織なんかいいのでは?
486 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/19(日) 09:49
確かにまあ近年の若者の性格の変化は、
「ますます兵隊に不向きになっていく」という
一つの共通の流れがあるしな。
ヒトラーだって、本当にカリスマがあったというようりか、
サラリーマンみたいなもんだろ。日本でだってなんでもありや。
487 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/21(火) 01:06
まったくダメでした。(大江光(作曲家)風に)
488 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/21(火) 01:10
489 :
スーパーバイザ:2001/08/21(火) 19:04
>>488 最初から判っていたことです。無意味ってこと。
490 :
スーパーバイザ:2001/08/21(火) 19:05
これでも、まだ、当座残高増するだけが、量的緩和だと思っている人集まれ!
491 :
ガビー・コンセプション:2001/08/21(火) 21:36
あの〜、誰か日銀と経済同友会の関係について知ってる人いたら教えて。
今、福井俊彦が副代表幹事やってるよ。現日銀総裁も昔、代表幹事だったよね。どうして?
492 :
毎日新聞は笑える。:2001/08/21(火) 22:06
毎日新聞の玉置和宏は馬鹿だ。
493 :
anonyumous:2001/08/22(水) 06:38
最近の流れを見てると、
政権担当者にも、この本読んで
感化された人けっこういそう
に思うが。
494 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/22(水) 07:49
ノストラダムス読んで政策作ってるようなもんだ。
495 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/22(水) 07:59
>>493 竹村健一が(元)大蔵省の役人や政治家に、この本を読んで実際と
確かめてくれ、と言っていたなぁ。
確かめた結果この本の言い分に理があるなら、まだ間に合うから
是非改革してれ、とも言っていた。
496 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/22(水) 10:03
このスレ読んでる限りでは、
この本の内容をそのまま肯定することは
むつかしそうに思う。
直感的には、主張が単純すぎる。
自分の専門分野だとこれだけ単純化された
内容はあまり信じれない。
今の日銀総裁は、プリンス派?大蔵出身?
497 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/22(水) 10:28
この本の内容はどちらかというとトンデモなんだろうけど、
日本に過剰なバブルを起こし、過剰にバブル潰しをして不況の
どん底に叩き落したのは日銀の責任であることは確か。
だから、日銀はケツ拭えゴルァ〜。
498 :
トリックスター:2001/08/22(水) 16:25
歴代自民党の無能ぶりのツケを
まわされる日銀も気の毒だナ。
なにをやっても、もう遅い!
国を愛する者は政府から国を守らなければ!!
499 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/23(木) 06:50
桝添はこの本に関して客観的な認識もってんのかね。
500 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/23(木) 12:03
ソロスさんのスポンサーは誰ですか?
麻薬解禁運動を何故やってるの?
過激派に資金援助してるのは本当ですか?
詳しい人、教えて下さい。
501 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/24(金) 09:23
いずれにせよロス茶閨閥の誰かがバックじゃろ。
ホントの権力者は表には出ないしな。
有名な連中はたいがいエージェントだろう。
ロス茶は麻薬も仕切っているから、麻薬の消費量拡大は、
ロス茶の利益だな。
過激派援助も十分ありえる。
昔、ソロスをよいしょするような番組をNHKがながしてた。
悲しかったな。
502 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/24(金) 10:58
タバコバッシングは麻薬解禁への布石なのでしょうか?
噂だけしか聞いてないし、まだ読んでませんがなんかどう考えてもあの人の考え間違ってる。
そんな馬鹿げた話がある訳ないだろ。でもあんな風なめちゃくちゃな意見が出てくる程日本の金融行政は破綻してるってことだろう。
やつは三文文士だな(藁
504 :
竹村健一君:2001/08/24(金) 20:41
>>501
どんな時代でも、政治家は敵を作りたがる
経済上の敵しかり、精神上の敵しかり
敵が外部にいると、自分が正者に見えてくるらしい
中国も韓国もいつも外にむかって抗議ばかりしている
台湾の独立が憲法改正のきっかけになりますよ。
北京五輪の直前が危ないですね。
独立運動が盛り上がったら、中国は戦争しかけるでしょうし、
そうなったら台湾海峡で日本のシーレーンを日本が守れとアメリカが言うに
決まっている。
505 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/25(土) 00:16
>>504 なるほど。
竹村さん、勉強になります。
そないにみんなでこの本の宣伝をせんでもええのんちゃいまっか?
507 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/25(土) 05:34
>>501 それ以上に悲しかったのが、
ソロスをよいしょするような財務官を日本が持った事(涙)
508 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/25(土) 06:57
Mr. Yen ?(藁
都知事が奴のこと、
アメリカのスパイ扱いして嫌悪してるが、
裏付けのある話なのか。
>>508 石原慎太郎が榊原のこと気嫌いしてるのは有名だけど、俺もそう思う。やたらサマーズなんかと仲良いらしいけど(ハーバード時代の付き合い等で)あいつはアメリカの妾と見て間違いないよ。
スパイとは言わんけどうまいこと利用されてる使いっ走りみたいな感じだね。
でもいろいろとサマーズと、プライベートで日本のことについて話してるみたい。そういう時にサマーズは日本の金融当局の動きについて情報収集してるんだって。
榊原はアメリカが日本の味方だと思い込んでるとこに最大の問題がある。
>>507-9
そういうこと言うと話のレベルが一気下がるからヤメレ。
511 :
おまえは逝って吉田:2001/08/25(土) 16:19
>>507 ソロスは、おまえなんかと違ってよっぽどの哲学者であり、実業家だ。
あいつの本でも読んで勉強しろ。
>>509 榊原は、おまえなんか違ってよっぽど経済と円の将来について考えている男だ。
石原と仲が悪いのは、単純に嫉妬のレベルだろ。どっちの側かは知らないが、互いに相手が出来ることを認めたがっていないだけだ。
512 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2001/08/25(土) 16:28
副島が榊原はアヤシイと見ているのを
石原の側近(一橋総研だっけ)が石原に吹き込んでいるらしく、
それを含めて、副島はいつものように、人の知識を泥棒するな、
東アジアの土人の呪い師ども、そのうち本で暴いてやるとか、
息巻いているね。(副島のさいと)
榊原スパイ説は、木村剛とゆう元日銀の男も、『破綻する円』
『通貨が堕落する時』てな近未来小説で唱えてるね
(榊原とは一言もかかないけど、彼以外にはみえない登場人物
として)。木村は、クルーグマン=ドキュソ説てのも唱えてて
経済版とか、特に苺ちゃんねるの経済学者(?)に、逆に
ドキュソ扱いされてるみたい。
スパイかどうかなんて、何十年も経って万一公文書でも明らかに
されない限り、真相はわかんないと思うよ。
だから下手すりゃ誹謗中傷だってことになるけど、榊原って
なんとなく怪しいよね。日興ソロモンスミスバーニーか
どっかの社外取締役でしょ。無報酬なのかな?
513 :
通行人:01/08/27 03:47 ID:R7ocBA0E
>>511 確かにあの人の話をテレビ等を通じて聞いたことはあるけど、円が国際的通貨になるように努めてるのは分かる。っていうか、そりゃそうだろ、普通・・。ただいい様にアメリカに使われてるとこに問題がある。そしてあいつはアメリカを信じすぎてる味方だと思って、
そこに最大の問題がある。それは日頃の情報交換や日米協調介入の様な時も完全に信頼しきってるし。アメリカは日本の金融を抑え込んで自分達の良いように、都合の良いようにしてしまおうと思ってるという危機感がないんだ。あの人のアメリカ観ではどう考えても
駄目だと思うね。
それを如実に示してる例が、つい何年か前話題になった三塚蔵相当時のAMF(アジア通貨基金)設立構想という非常に東アジア諸国にとって良いものを日本が主導してつくろうとした時あいつは何したんだ?マレーシアのマハティールやタイの蔵相も大賛成して
うまくいきかけてたのにあいつは潰しやがったじゃないか。アメリカが反対してるそれだけの理由で。AMFが出来ればIMF中心でアメリカ主導の金融政策から抜け出して、日本にとってもアジアにとっても使い勝手のいい機関になった筈なんだ!
それをあの野郎のせいで・・・。これじゃ石原慎太郎が言ってるみたいに日本はアメリカの金融奴隷だよ。自動車業界だってあっという間に殆ど外国の傘下に入っちゃってるしよ・・・。ほんとにこれじゃあ日本人はモノ作っても
金で潤うのは向こうだよ・・・。とにかくああいうアメ公の手先は信用できん!!
今、政府がしようとしている経済政策もアメリカの略奪的対日経済政策から如何に国益を守るのかが最大の問題だ。金融問題と共にもっとも重大な問題と見るべきだと私は思う。前から言われることだが政治が自立しなくちゃ話にならんよ・・・。
514 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/08/27 22:18 ID:JxNBwY2g
>>513 榊原氏がアメリカの片棒を担いだ、
とも解釈できるが、
アメリカの政治圧力の大きさを考慮して、
泣く泣く断念した、とは解釈できん?無理か。
515 :
通行人:01/08/27 22:55 ID:k9reYYi.
>>514 だから俺はアメリカの政治圧力に屈してしまったのが問題だと思うの。
確かに片棒担いでお互いの利益になればいいけどそうはなってない。向こうが高笑いしてるだけ。
その辺が榊原は盲目的なんだ。利用されてるし、それに気付いてない。
516 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/09/03 12:38 ID:DSAOmOCI
>>416 でも書いてたけど、
日銀の陰謀はともかく、窓口指導の実際の詳細をきぼん。
517 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/09/16 09:40
榊原氏のことを悪くいうな。かつての金融危機回避の唯一の功労者なんだぞ。
彼がいなかったら、日本発恐慌になっていたことをわかっているのか?
>>517 さらに上の馬鹿がたくさん居るからねぇ・・。
519 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :01/09/16 10:36
榊原は大蔵省をだめにした男だ
520 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/09/26 22:40
サマーズの言う通りにしていればよかったんだよ。
彼より頭がいい奴が日本にいるか?
521 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/09/26 22:52