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ほっちゃん@お腹いっぱい。:
いいかい「日本銀行」って知っているかな。
(お札を見せて)「日本銀行券」って書いてあるよね。
この日本銀行は、「東京三菱銀行」とかいろいろな「銀行」の銀行でもあるわけだね。
銀行にお金を貸す、その利息が「公定歩合」と言って、銀行が日銀に100万円借りると、
0.35%の利息を返す。次の年返すと、100万3500円を返すことになるよね。
同時に「政府」の銀行でもあるわけだね。
政府は「国債」という形で借金をしている。当然、金利を払わないといけないよね。
その金利は今は、1.4%程度だね。
政府は、100万円の借金に対して、14000円を返さなくてはいけない。
本来、政府は「税収」だけで、「歳出(政府の支出)」を補うべきだけど、
税収が歳出より少ないので「国債」を発行していたんだ。
日銀と政府は、全然別な機関なんだ。
日銀は政府の銀行でもあるわけだね。
それで、日銀が新たに政府が発行した国債を直接に買うアイデアもあるけど、
問題を先送りしたことになるだけなんだ。
(銀行の多くは低金利でお金を集め、国債を買って無リスクで1万円ほど稼ぐ、
ドキュソなことをしているんだ。)(この部分は省略)
「日本銀行券」は昔は金(きん)と交換できたんだよ
金がある時代だと、金の価値以上に紙幣をすることはできなかったんだ。
でも今は「信用」だけで、「日本銀行券」の価値が決まっている。
1万円には1万円の価値があると、みんなが認めているわけだね。
その国債のお金を返すと、その部分お金の「流通量」が増えるよね。
いまの世の中で流通しているお金は、53兆円程度だよね。(イナゾーさんの引用)
「国債」を持っている人には、お金が返ってくる。
その人達のお金が増えた部分は、666兆円だよね。
10倍以上にお金が増えたら、どう考えても日本銀行券の信用が下がってしまうよね。
国債を返した後、1万円は今の1000円の価値以下になるかもしれないよ。
そんなことになってもいいのかな?
子供の答え「わかった、もうそんな馬鹿な質問はしないよ。
でも、将来はどうなるの。『国債』を政府が返さないといけないんだよね。
今の政治家や官僚を見ていると、国債を政府が返せると思わないよ。
いつか、お金の信用も失われるかもしれないし、国債が暴落するかもしれないよね。
エーーン。不況の原因はマスコミにあると、「マスコミ板」が騒いでいるけど嘘なんだ。」
(経済学部を卒業しただけなので、間違いがあるかもしれません。)