マル経は価値無き化石か?

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1【^▽^】ジョーカー
どうなのでしょう?
2【^▽^】ジョーカー:2001/01/12(金) 02:19
また、それとは別にケインズも?
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 02:23
実はこの未曾有の経済混乱でも
規制緩和・市場原理万能を言うしか能のない
新古典派こそ化石でしょう。

アジア経済危機でも新古典パラダイムに依拠したIMFの
硬直した処方箋が危機を悪化させたことは
多くの論者から批判されてる。

4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 02:28
3は地方の土建屋。
公共投資が無いと生きていけない。


5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 02:48
規制緩和・市場原理主義に反対するとどうして「土建屋」なの?
わけわかめ。

市場原理万能主義に対しては、
決してマル経やケインジアンではない
近代経済学内部からでさえ
多くの批判があるのを知らないのでしょうか?

あのIMFでさえアジア危機に対してその各国の実情を
無視して、危機に際して一律に市場万能主義的な処方箋を
採用したことへの自己批判がなされていますよ。

あなたは「規制緩和とマーケットメカニズムこそ善
それに反対するのは土建屋のような守旧派=悪」みたいな
単純な二分法に囚われていませんか?

6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 02:52
ゲーム理論ですな
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 02:58
マル経は言うまでもないが
逆に新古典派の市場原理主義も
ケインジアンのプログラムも
現実に有効な経済政策としては
「化石」化しつつある。

もはや学派を問わず
実は「経済学自体が化石」化しつつ
あるのではないか?

という危機意識を持つ経済学者さえいる。
8【^▽^】ジョーカー:2001/01/12(金) 03:06
>3〜7
有り難う御座います。参考になりました。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 03:29
>5
勘違い。氏ね。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 03:30
>経済学自体が化石
はどういう意味?学者がレポートが書けないという意味?
経済学自体が意味がないという意味?
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 03:30
>>9
氏ななくてよいから真正面から議論しようね
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 03:53
新古典派=市場原理万能主義
って発想が理解不能。
市場原理万能主義者って経済学者で本当ににいるの?
「規制緩和、市場原理主義」って用語自体が
実態のない概念なのでは?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 04:13
>「規制緩和、市場原理主義」って用語自体が実態のない概念なのでは?

経済学的というよりもむしろ、政治経済学的或いは政治イデオロギーとして、
実態のある概念なのでしょうね。実際そのような政治的主張を掲げる集団は存在する
わけですし。それを経済学的に厳密ではないなどと言う方がナイーブというものです。
経済学者の中にも、私的利益のために「規制緩和、市場原理主義」を煽ってる人たちは
いますよ。もしそれが誰か知らないならば、あなたはモグリです。(笑)

わたしも新古典派=市場原理万能主義には反対です。新古典派にだって、
市場に懐疑的で政府介入の必要を強調する人はたくさんいますからね。
おおよそ外部性を考慮するならば、全ての政策含意は通説と逆転させる
ことが可能なのではないでしょうか。それを考慮できないような人たちは、
政策については完全黙秘を保ち続けて欲しいものです。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 04:23
>新古典派にだって、
>市場に懐疑的で政府介入の必要を強調する人は
>たくさんいますからね。

そんな人はケインジアンと呼ばれています
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 04:33
スティグリッツもケインジアンて言うのかなぁ。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 04:38
>実際そのような政治的主張を掲げる集団は存在する
わけですし。

本当に存在するの?
政策提言って、そもそもそんな抽象論でやるものなの?
具体的な規制について提言していくものでは?
もっとも規制緩和という言葉も古くて今では規制改革ってゆうけど。
そして規制改革の趨勢として
規制は事前的な規制(行政指導などの裁量)から事後的な規制
へ改革していこう、という流れがあることは事実ですが。
それから

>「規制緩和、市場原理主義」を煽ってる人
ってゆうけど、それによって得られる利益ってある?

>もしそれが誰か知らないならば、あなたはモグリです
あなたが誰のことをさしてるのかはわかるけど、
僕は別に、彼らが私利私欲のために煽ってるとはおもいません。(w

>新古典派にだって、
市場に懐疑的で政府介入の必要を強調する人はたくさんいますからね。

たくさんは、いないでしょ。
もちろん政府の役割が皆無だという人はいないけど、
日本の現在の政府の介入は過剰である、
というのが一般的な見解なのでは?
そもそもこのような問題に関心が無い学者が大半だとおもいますが(w

>おおよそ外部性を考慮するならば、全ての政策含意は通説と逆転させる
ことが可能なのではないでしょうか。

具体的には?
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 04:41
スティグリッツの効率賃金仮説はケインジアンでしょ
1816:2001/01/12(金) 04:46
>14

newであれoldであれkeynesianの主張は景気対策に財政金融政策は有効である、
という主張ですよね。

でも、ここでの規制改革に関する話題は、
公共経済学等のミクロ経済学に関する話題で、
あまりマクロのネタとは関係ないと思います(w

19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 05:02
>16
>>実際そのような政治的主張を掲げる集団は存在するわけですし。

>本当に存在するの?

それくらい自分で調べてくださいよと言いたいところですが、
例えば、こういう政策セットを提案する人々が「規制緩和・市場原理主義者」
と呼ばれているのです。あくまで他の党派との比較による分類にすぎませんがね。
さあ、何か不満がありますか?

http://www.jiyuto.or.jp/our_policy/index.html、から抜粋です。
日本を一新する   − 重点政策 −
● 国民生活
経済規制は原則撤廃する。その他の権限も縮小してできる限り民間・地方に移譲し、国・地方を通じて効率的で簡素な政府をつくる。
国家公務員の10年間25%削減を着実に実現する。
特殊法人は原則廃止または民営化する。
これらの行財政構造改革により、国・地方の歳出を10パーセント(15兆円)以上カットして財政赤字を削減する。
行政改革による歳出削減と民間経済活性化による税収増によって7年以内に財政を健全化する。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 05:10
>16
>>「規制緩和、市場原理主義」を煽ってる人
>ってゆうけど、それによって得られる利益ってある?

さあ?規制緩和された産業に参入してがっぽり儲けたい人々から、
たくさん講師などに呼んでもらえるんじゃないんですか。

>あなたが誰のことをさしてるのかはわかるけど、
>僕は別に、彼らが私利私欲のために煽ってるとはおもいません。(w

そうですね。わたしも私利私欲で生きてる人間なので、他人のことを
とやかく言うことはできなかったです。ごめんなさい。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 05:18
>>新古典派にだって、
>市場に懐疑的で政府介入の必要を強調する人はたくさんいますからね。

>たくさんは、いないでしょ。
>もちろん政府の役割が皆無だという人はいないけど、
>日本の現在の政府の介入は過剰である、
>というのが一般的な見解なのでは?
>そもそもこのような問題に関心が無い学者が大半だとおもいますが(w

たくさんという言葉は曖昧すぎでした。わたし一体どれくらいの数なのか
よく知らないです。でもあなたも仰っておられるように、なんにも考えないで、
「市場はいい!」と素朴に思い込んでいらっしゃる方も確かに多そうなので、
少しいろいろ現実のことを教えて差し上げると、「もっと規制が必要だ!」と
考えを改められるのかもしれませんが。

現在は規制が過剰なのではなくて、不要な規制が多すぎ必要な規制が少なすぎる
のでしょう。まさに規制改革ですね。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 05:23
>>おおよそ外部性を考慮するならば、全ての政策含意は通説と逆転させる
>ことが可能なのではないでしょうか。

>具体的には?

経済的規制にも社会的側面はありますし、
社会的規制にも経済的側面がありますよね。
緩和した方がいいとされている経済的規制も
社会的側面を重視するならば、緩和しない方がいい
という結論を出すことも不可能ではないということです。
無論、これはどちらの立場からも単純に結論を出せることではなくて、
社会実験による実証結果を見るしかないのでしょうけれど。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 06:07
>>22
ニュージーランドは規制緩和の実験場だったといわれていますが
規制緩和は「失敗」だった、とする意見を耳にします。
例えば以下は別スレからの無断借用です。
やや長いですが議論のたたき台になりそうなので掲げます;

ニュージーランドは規制緩和、小さな政府を実行したけれども、
現在、景気が悪く、経済的理由から能力のある人が海外へ移住して、
人材流出が起こっている。
隣のオーストラリアは特に規制緩和をしたわけでもないが、景気がいい。

サッチャーの市場主義の実験に対する評価は、
悪くて否定的、良くてせいぜい否定的見方と肯定的見方が混在するものである。
イギリスの全労働者人口の半分以上が貧困レベルの所得で暮らしているか、
または恒常的にストレスを抱えた不安定な状態で生活しているという事実は、
社会全般に悪影響を及ぼしている。
1990年半ばには、規制緩和された米国労働市場の最悪の特徴を
イギリスがすべて取り入れたことが明白になった。
サッチャーのプログラムは社会に対して多大の負担を課し、
目に見える利益をほとんど生み出すことなく民主主義を弱体化させた。

規制緩和は経済活性化の錦の旗ではない。


24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 06:35
同感ですね。まずは貧富の差からなくしていかなければ
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 11:23
マル経の本は、化石というよりか、いま全国の図書館の
書庫の中で、土に還りつつあります。ページがめくれなく
なってるものが多数あります。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 11:26
今はケインズの石化が進行中ですね。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 18:08
>26
え、ほんと?

流動性の罠とか、投資の利子弾力性の低下とか、完全雇用均衡名目利子率が負だとか、
この頃の話題って、大昔のケインズ派の教科書に出てくるような話ばっかじゃん?

今の日本の現状みて、実物的景気循環論を信用しろとか言えるとしたら、その方が精神状態疑われるんじゃない?
28蒙古破局道:2001/01/13(土) 01:53
>市場原理万能主義
>規制緩和は経済活性化の錦の旗ではない。

今の日本の政治状況の下で、こういう発言をする人は、本音の部分で
改革を拒否している人達。例え、行き過ぎがあったとしても、市場重視派
の力を借りないと、既得権の打破など絶対に不可能。
29奥さん、名無しです:2001/01/13(土) 03:14
>28
違うよ。無意味な冒険主義を断固として拒否し
人間の知識の限定性を認識する人たちの知恵だよ。
30奥さん、名無しです:2001/01/13(土) 03:23
市場重視派の人々が銀行経営者の既得権益保護に
積極的に加担したのはあまりに有名な話だよ。
28は経済学の政治的機能にど素人の、
ナイーブなお子ちゃまの主張です。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 03:26
>28
現状維持には反対だが
かといって日本を
市場原理主義、規制緩和のメガコンペティション
を理想とするアングロサクソンの「優勝劣敗」
「少数の勝ち組と多数の負け組」社会への
「改革」するのが良いとは思えない。

ヨーロッパだってアメリカ流の極端な市場原理一本槍路線とは
かなり距離を置いている。

少し前までアメリカの景気拡大を「ニューエコノミー」とか
言って日本でもアメリカに追い付けなんて言ってたけど

いまやアメリカでさえバブル崩壊が歴然となり、
ニューエコノミーなんてほざく奴は下火になった。

そんなのを真似してどうする?


32奥さん、名無しです:2001/01/13(土) 03:27
まあなんせ市場重視派の聖地であるアメリカ自体が既得権益保護の
固まりだもんね。例えば温暖化防止会議を見てるとよく分かるよね。
33こんな感じでどうよ:2001/01/13(土) 05:14
市場重視派=
自分たちの既得権益は絶対に保護。(理由:自分たちを守らないと経済全体がおかしくなるから。)
自分たちの利益の妨げとなる他人の既得権益は撤廃。(理由:それによって経済がよくなるから。)
34で、:2001/01/13(土) 05:16
市場重視改革懐疑派=
自分たちの既得権益は絶対に保護。(理由:自分たちを守らないと経済全体がおかしくなるから。)
自分たちの利益の妨げとなる他人の既得権益は撤廃。(理由:それによって経済がよくなるから。)


なんだ、どっちも一緒じゃん。(ワラ
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 09:22
要するに、「ブルジョアが勝つかプロレタリアが勝つか」ということか。
36蒙古破局道:2001/01/13(土) 15:38
>市場重視派の人々が銀行経営者の既得権益保護に
積極的に加担したのは・・

金融危機における自由党の対応を想起すれば充分。

>31

かなり昔、31と似た内容の投稿を某掲示板にしたら、ひどい罵詈
雑言の返答が来てびっくりした記憶がある。「少数の勝ち組と多数
の負け組」社会の批判は、今の閉塞状況を突破した後にすれば
良いと思う。31がマル経の信奉者なら話は別だが。

>ブルジョアが勝つかプロレタリアが勝つか

言い得て妙。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 19:39
>ブルジョアが勝つかプロレタリアが勝つか

でも今の社会このような区分に意味があるかなぁ。

むしろ
地方VS都市部
という気がしますが、どうでしょうか?
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 08:25
       Λ_Λ
    Λ( ´∀`)
    ( ⊂    ⊃
    ( つ ノ ノ
    |(__)_)
    (__)_)
39ファン倶楽部会員ナンバー70:2001/01/14(日) 11:11
>ブルジョアが勝つかプロレタリアが勝つか

今は若者対年寄りという構図、所謂「世代間格差」が問題ですな。
このような世代間闘争に対して、マルクス派はどのような見解を
持っているのだろうか。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 11:35
angry young men
41K.Marx:2001/01/15(月) 18:45
 大馬鹿もん!ワシの経済理論は「価値論」的視角から出発しておる!
 だいたい、この大不況=産業循環の底で喘いでいるのは労働する諸個人ではないか。
 確かに階層分化も、個々人の「価値観」も「多様化」しておる。
 しかし、純客観的に総体、としての資本のシステム把握=労働の社会システムとして
現代社会を定立し、現代認識のパースペクペクティブを構築したのはワシの長所だよ。
 ところで金子勝クンは宇野シューレから出発したそうだが、チャンと『資本論』を
掴まないとどこかの批判主義的スタンス採るだけのブルジョア評論家と変わらんぞよ!


42>マルクス様:2001/01/15(月) 18:55
恐れながらお伺いします。先生の分析によれば、恐慌の下、労働者
階級の窮乏化が一層進んでしかるべきかと存じますが、日本ブルジョ
ア政府の統計を見る限り、労働分配率は過去10年上昇基調にござ
います。つまり、労働者階級の「相対的富裕化」が生じております
が、これはなぜなのでございましょうか?

くれぐれも、ブルジョア政府の統計は無意味とかいう理由ではお答
えにならないようにお願い申し上げます。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 19:36
日本の資本主義は資本主義ではなくて、労働者管理企業
と政府の規制で管理された経済だったから というのはどう?
アメリカとちがい貧富の差が激しくないですよね。
日本ではプロレタリアートが育っていないんですよ。
資本たい労働者という図式がなくて、企業を動かす株主経営者と
協調しながら会社を動かしている労働者というかんじ。
犠牲になるのは、だれだろう?
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 19:41
犠牲になるのは、反マルクス的に言えば、効率・合理性?
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 19:43
計画経済は効率的だから、犠牲が生じても効率的でしょうね
46名無しさん@1周年 :2001/01/15(月) 21:11
資本主義のカウンターとして必要なんでしょ?
47( ´∀`)さん:2001/01/16(火) 10:50
「反面教師」って言葉は、●軽のためにある。
48名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 11:24
みんな経済学なんだから仲良くやりなよ。
お互いの悪いところを批判しながら、
よりよいものにしていけばいい。
完全な理論なんてまだどこにもないんだし。またーり。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 11:59
経済学じゃないだろ。経済談義ってならわかるけどさ。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 19:26
○軽と謹啓は、自民党と共産党のようなもの。
「共産党を除く野党」とよくあるやつ
51yaji:2001/01/17(水) 20:52
15年前に大学を卒業したが、当時でもマル経は風前の灯火の感があった。私の大学はなぜかマル経の強い大学で、4年間なぜか嫌でもマル経の講義を受けさせられた。
個人的にはそのため(言い訳ですが)経済学への興味を失い、社会人になって苦労したが(一時期金融関係の仕事をしていたことから)・・
しかし、最近になってマル経のアプローチは、例えが悪いが中長期的な経済環境というか経済動向を考えるにはひとつの指針にならなくもないのかなと想うこともある。
まあ、それ程真面目に勉強していないのでこんなことを言う権利はないかもしれませんがね。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 20:55
真面目に勉強したのでそういうことになったのれす。
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/18(木) 00:38
僕のところには〇敬の人たちが山とおられる。
〇敬といってもさまざまでいくつかの労働経済論、
さまざまな経済史、組織論等さまざまな分野で〇敬の
先生はおられる。いろんな分野で社会学的アプローチや
制度論的アプローチが必要なのかもしれない。こう考えると
〇敬の就職は悪くないかもしれない
54K・Marx:2001/01/18(木) 21:45
 42・43へ。
 現代ブルジョア経済システムと経済学者と完膚なまでに批判し、その対抗理論と実践を
産出したワシだが、「労働分配率」だと?そんな一指標に振り回されているから本質的議論が
出来んのじゃ。いいか?労働する諸個人の理論的・客体的窮乏とは、まず第一に資本機能者としての
経営者(=機能資本家)との労働市場を媒介項にした商品所持者(貨幣商品と労働力商品)どおしの
交換過程、でのビヘイビア、対立的抗争関係が存在する点を見逃してはならるぞう!
 ここにおいても、つまり労働過程=生産過程での「階級的関係」の価値産出と剰余搾取と収奪の構造、という
「取得構造の転回」だが、交換過程の労働力商品売買の圧倒的不利を捉えれば、どんなに平面的な「理論モデル」なる
代物で誤魔化そうとも、実体としての交渉力の低落傾向(勿論、ワシはその「反対する諸作用」についても『資本論』第3部で
展開しておるから読んでみい!)は否メンだろうに。
 労働力の価格低下、と労働のフレキシビリティーの名による「非正規労働」化と
主観的・恣意的・感情的な「能力主義」なるものによる「すくないパイ」の分捕り合戦等々・・。
 労働分野の労働する諸個人、の社会的ポテンツの没落と「利潤率の傾向的低落の法則」は
実証主義者にも解かるファクターだと言えるのじゃが、どう思う?諸君。 
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/19(金) 17:31
経済学は、先を予測できず、過去の流れを解明することしかできない
だから「経済史学」という歴史学のひとつでしか存在することができない
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/19(金) 17:45
モデルを数式で表せるようになってから、古いモデルを完全に含んだ新しいモデルを記述できるようになって、
成果が蓄積し出すようになりましたね。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/19(金) 23:49
マルクス、知ってて損はないじゃあないの。
58すりらんか:2001/01/20(土) 00:25
>54さん
わりと話せる方のような気がするので質問.
>「利潤率の傾向的低落の法則」は実証主義者にも解かるファクター
標準的な近経の経済成長ではこれにかなり近い仮定を置いて
考えていますが,現実に利潤率が低下しない……ここから80
末頃から新しい成長理論が登場してきたりする状況です.実
際利潤率は(産業によって差はあるものの)景気循環ととも
に上下していてその長期トレンドみたいなものはないと思い
ます.マル経の人はどう考えますか?
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/20(土) 01:55
60名無しさん@お腹いっぱい。
マル系も具体的な政策議論はけっこう面白そうですね。
でも普段やってるのは「聖典」の訓故解釈学ってイメージが強くて
敬遠してましたが・・・