1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
皆さんの意見をお待ちしとります。
2 :
すりらんか@15ch :2000/10/21(土) 00:18
・各国の金融政策の自由裁量権が無くなる.
(裁量権を持ち続ける国がないのが単なる固定相場制との違い)
3 :
"どら"@15ch :2000/10/21(土) 00:42
ロシアや南アフリカといった産金国が世界の通貨供給の動向を決める
(金本位ということは、通貨は中銀の持ってる金の量で決まるから)
ことになる。自国の経済運営の最重要な部分をこうした国に握られたい
向きは、金本位制復帰を支持しましょう(藁
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/21(土) 06:03
>3
第二次大戦前もそうだったの?
5 :
一経済史生徒 :2000/10/21(土) 18:29
デフレ政策を余儀なくされて、まともに国内政治が機能しない
6 :
イナゾウ :2000/10/21(土) 20:19
「浜口雄幸と井上準之助」ペアを思い出してしまう(泣)。
7 :
風車の理論 :2000/10/21(土) 20:32
スーパー引き締め政策になる。餓死者、自殺者バンバンでWWT・Uなど
問題にならん
8 :
やんばるくいな :2000/10/22(日) 15:17
20年くらいまえも金本位制じゃありませんでした?
それと、今金の価格って上がっているんですか?
初歩的な質問ですいません。
9 :
イナゾウ :2000/10/22(日) 17:08
>やんばるくいな殿へ
えーと、確か10月20日時点で、1グラム951円だったかな。昔と
比べたら思いっきり下がってんじゃないの?。1987年のブラックマン
デー前後だと、グラム2千何百円だったと思う。湾岸戦争とかでシコシコ
上がっていたけど、ここ数ヶ月見ただけでもずっと下落傾向。
金の下落の要因はやっぱり、外貨獲得のための採算度外視の金採掘、各国
中央銀行の保有金売却(スイスが1300トンの金を売却するという声明を
出したときは、ちょっとしたパニックに)が大きい。要するに、供給の方が
はるかに大きくなってますねえ。
一方、金の需要といったら、宝飾品や資産目的、あと産業用にもかなりの需要が
あると思うけど、これにしても極限化が進められているよね。携帯電話1000個
集めても1グラムの金も使われてないと言うし(藁)。しばらくは、下落傾向が続く
んじゃないの?。アメリカのバブルが弾けたら、そりゃあ知らんけどね(藁)。
10 :
名無しさん :2000/10/22(日) 23:57
アメリカのバブルがはじけたら
金の値段は上がるの?
11 :
イナゾウ :2000/10/23(月) 12:56
まあ、ちったあ上がると思うけど、あくまで一過性のものに過ぎない
だろうな。俺の記憶する限り、ブラックマンデーが起きる少し前あたりが、
金の値段が一番高かった時(あれは別にバブルという訳では無いけど)。
何せ、湾岸戦争が起きても少し上がって、すぐ値下がりしたから、そんな
もんさ。保有金を売りたがっているのは「IMFとかの公的機関」も同じで、
金を売る量は「年間何百トンまで」という規制がかけられるぐらいだから、
もう金価格が上昇するか?なんて推して知るべし、だよな。そんな需要は
ございません!。
俺の偏見では、金なんてもう貴重品でも何でもなく「単なる商品か、または
工業用原料」としか写ってないよ。よく金先物取引で「あなたの資産をダイナ
ミックに運用しましょう」なんてCMがたまにやってるけど、滅茶苦茶ウサン
臭く感じるのはオレだけ?。コモディティの人どう思います?。
12 :
やんばるくいな :2000/10/23(月) 13:12
なんか金価格のスレになりつつあるから、手短に。
>いなぞうさん
どうもレスありがとうございます
>5、7、さん
金の価格が下がっているんだったら、デフレでは
なくインフレになるんじゃないですか?
13 :
イナゾウ:2000/10/24(火) 18:21
本題に戻って、ちょっとした問題提起をしたいと思います。
日本の外貨準備高に占める割合が「米国債」がほとんどだという理由で、
「これではアメリカがコケたら日本も共倒れだ。万が一に備えて、円と
いう通貨の裏付けとなる「金」も備蓄して置いた方が良いのではないか?」
という意見もあります。これは、どうですか?。
とりあえず、米国債には利息が付くけど、「金」には付かないよねえ(藁)。
金本位制には関係ないけど、日本が米国債を売るに売れないという事情もある。
橋本元首相が口を滑らして、米に釘をさされたよね。もし売ったとしても、
米国債は大暴落間違いなし。世界に迷惑かけるし、日本の外貨準備も実質ゼロに。
14 :
ドラエモン:2000/10/24(火) 23:57
>13
もう、その恐怖を抱いてるアメリカ人は市場にいないなぁ・・・。
15 :
やんばるくいな:2000/10/25(水) 14:14
外貨準備なんて本当はいらないとおもうんですよ。米国債がこけようが
なにしようが、円とかドルそのものは裏付けされてないんで、
そのときの需給で価値がきまる。
日本の外貨準備が多いのは、日銀が市場に小金もって、介入して
いるからで、普通あんなに外貨もつのは無駄以外のなんでも
無いと思う。
ユーロがもっとしっかりしてきたら、ユーロ買うぞって
おどせるかもしれないけど。
16 :
イナゾウ@ユーロってどうなっちゃうの?:2000/10/25(水) 18:27
どうもー。時代錯誤で、スレにムリヤリ合わせた質問をして、
お恥ずかしい...。結局は、需給とその国のファンダメンタルズで
決まるのかしらん?。
>やんばるくいな殿 こちらこそ、まいどレスどうも、でござるよ。
17 :
やんばるくいな:2000/10/26(木) 12:52
>いなぞうさん
基本的にはその国の中の値段で決まります。
ビッグマックは基本的にどこの国でも同じ
値段のはずだということです。
そうすると、インフレがあると、ビッグマック
を買うのに、もっとお金がいるようになる。
そうするとインフレの高い国の通貨の値段は
下がらなきゃいけないということです。通貨の
値段が下がると、輸入品の値段が上がって
ますますインフレになる。その悪循環を断つには
金利を上げて、所得を下げて、インフレを押さえる
必要がある。
ただしインフレ気味なのにこれ以上金利を下げたくない
と中央銀行が判断した場合為替が落ちてインフレになる。
こういう状態を ファンダメンタルズが悪いというん
だと思う。
18 :
イナゾウ:2000/10/26(木) 14:17
どうもー。分かりやすいご説明ありがとうでござるよ。
為替はホント難しい...。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/08(水) 03:42
え〜と、金投資ってダメ?
10〜20年くらいの間隔でみても?
20 :
へなへな:2000/11/08(水) 08:38
>19さん
超長期でドル平均法でかうならOKだとおもいます
21 :
しろうと:2000/11/08(水) 12:51
管理通貨制度のもとにおけるバブリーな状況、資本主義経済の拡大再生産構造からの地球的規模における限界性等から、金本位制に戻せば「グローバルな観点からは経済は縮小」化の方向に向かい、資本主義崩壊のスピードは少し緩まる可能性はある。(但しどこの国の議会も金本位なんて承認しないよ。)
22 :
イナゾウ:2000/11/08(水) 17:18
いまさら昔には戻れまいて。今のシステムで何とかヤリクリするしか
ないでしょう?。
例えば、昨年ユーロは、欧州参加12カ国から合計1450億ユーロが
流出したと言われています。そして、今年前半でも650億ユーロが逃げた。
その多くがドルに乗り移ったようで、その背景には結局、ユーロ圏経済が
米国経済に敵わなかったという事が挙げられるのでしょう(あくまで去年と
今年前半の話ね。今後は知らんけんども W)。
まあ、極端なユーロ起債ブームが一時期あって、その運用資金の多くが
ドルに変えられて、アメリカに流れたのも大きい。
こういったグローバルな金融市場の化け物じみた動きを今更、金本位
制度で制御は無理。すぐに歪みができて破綻するさ。という訳で、現行の
システムでやっていくしかないという結論に僕はなりますねえ。
23 :
くろうともどき:2000/11/10(金) 13:35
肥大化しすぎた資本主義経済体制を縮小化するにはよいかもしれんな。世界経済を一旦「産業革命」前
ぐらいの時期までもどしてやれば?うまくいくかな?まあ、世界経済を一旦チヤラにしてからかな?
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 16:25
2〜3年後には必ず金の時代が来ると思う。
金地金、金鉱株を仕込むなら歴史的安値の今のうち。
ほとんどの人は「金は単なる商品か、工業品にすぎない」と
思っているみたいだけど、本当にそうか?
世界経済が本当に今のまま推移していくのか?
もしかして、とんでもない変革期にさしかかってないか?
という懸念が拭いきれないので、一応、金でヘッジしてます。
25 :
イナゾウ@京都帰り:2000/11/15(水) 18:31
>24殿へ
>「金は単なる商品化、工業品にすぎない」
これって以前、僕が書いたヤツですねえ(笑)。これはかなり煽って
書いた個人的な意見ですので、かなり少数派の考え方だと思いますよ(藁)。
確かに、金関連全般が「歴史的な安値」であるのは間違いない事だと
僕も思います。けれど過去レスに書いたように、外貨獲得のための採算
度外視の金採掘や、各国中央銀行・国際機関の大規模な保有金放出を見
ると、どうしても金の価格が上昇するとは思えないんですよ。
>世界経済が本当に今のまま推移していくのか?
要するに「ドルに対する威信が揺らいだら」との事でしょうが、これは
「アメリカ経済が予測不可能なぐらいポシャってしまったら」という所で
しょうね。短期的には、日本がドルを買い支えている(ドル高円安)限り
当分大丈夫なのではないでしょうか?。
26 :
イナゾウ@京都帰り:2000/11/15(水) 18:43
まあ要は、アメリカが国内の物価(インフレ懸念)を抑えるために
強いドル政策を必要としている所に、日本の「円高ドル安」は輸出産
業に悪影響を与えるのでマズイよといった、両者の思惑の一致がなす
ものでしょう。いや、為替はジェンジェン分からないので、間違って
たらスマンス。
27 :
24:2000/11/16(木) 12:03
>>金は単なる商品化、工業品にすぎない」
>これって以前、僕が書いたヤツですねえ(笑)。これはかなり煽って
>書いた個人的な意見ですので、かなり少数派の考え方だと思います。(藁)。
イナゾウさん、ご存じのように世間では金に対し、二通りの説があって、
1.単なる商品
2.通貨として復活?
まあ現在の金価格の低迷ぶりを見ると、2.を支持する側としては
「どーせ世間は1.としてしか見てねえんだろうな」と僻んでるので
イナゾウさんの意見が多数に思えるのです、はい。
>>世界経済が本当に今のまま推移していくのか?
> 要するに「ドルに対する威信が揺らいだら」との事でしょうが、これは
>「アメリカ経済が予測不可能なぐらいポシャってしまったら」という所で
>しょうね。短期的には、日本がドルを買い支えている(ドル高円安)限り
> 当分大丈夫なのではないでしょうか?。
私は個人的には「アメリカ経済が予測不可能なくらいポシャってしまう」
可能性がどうしても否定できないのです。
つまり日本が今後、これから国内で起こるであろう、大企業の倒産ラッシュ
や大規模自然災害(これはわからないが)などで、ドルを売らざるを得ない
事態になったとき、引き金になる公算が高い。
また、現在大統領選が混迷してるが、結果が出たとき、ダウが大きく下げる
可能性も大。それがきっかけでダウ暴落とはすぐにはならないだろうが、
株価のボラタリティが大きくなる。それだけ不安定要素が膨らむ訳。
まあ、「恐慌になる」「大地震が来る」などの意見はオカルトの要素が
入ってくるのでなんですが、用心にこしたことはない、っちゅうこってす。
28 :
イナゾウ:2000/11/16(木) 15:36
まあ、僕は株式投資を実際にした事が無いのでアレなんですが、
株式版の方の意見をコピペしてくると〜。
>アメリカなんていつブッ飛ぶか解らないから怖いよ。業績云々は
>関係なく歪な需給によって株価が形成されるあたり、さすが相場
>発祥国だよな。(藁
だそうです。巷では、FOMC(米公開市場委員会)が「インフレ
懸念」のスタンスを「中立」に戻せば、また市場は盛り返すんだとか、
年明けには金融緩和だとか言ってるので、そういう対応がする余裕が
あれば良いんですが、その暇も無くいきなりポシャられるのが僕も一番
怖いと思っています。
ほんでも、金か〜。ちゅう事は、世界全体の金融システムを固定
相場制に戻すっていう意味なのかな?。それとも個人的に金を保有
していれば、万が一にも食ってけるという意味ですか?。ニクソン
ショックでも世界は何とか回っていったんだから、今回も何とかなる
と思うんだけどなあ...(藁)。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 00:05
ソロス(or some other hedge fund managers)がまたどっかの国を
スペキュレーション・アタックして世界恐慌がはじまるでしょう。。。。。。。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 23:08
金が問題なのは、今まで採掘したのが消費されず、大多数現存していると言う点です。
どうもこれは下げ圧力になると思う。
年100トンしか生産されず、しかも着々と消費されるしないパラジウムが3000円なら、
年2000トン生産される金は150円でもおかしくない。
31 :
黄金虫:2000/12/07(木) 03:20
お題:1ドル札の合い言葉
いんごっど、うぃとらすと
我々は神を信ずる。
いんごっと、うぃとらすと
我々は金塊を信用する。
32 :
黄金虫:2000/12/08(金) 03:42
お題:神様は三位一体
ゴはゴールド、黄色いお金
オはオイル、黒いお金
ドはドル、緑のお金
みんな一緒にバスケット
33 :
黄金虫:2000/12/09(土) 00:06
お題:スーパーハイウェイ
デジタルマネーがハイウェイを走る
色も重さもないお金
大統領はスーパー・ハイウェイ・マン
ハイウェイ・マンは追い剥ぎ男
34 :
黄金虫:2000/12/10(日) 04:16
お題:利子はいらない!
いつも緑の不思議な葉っぱ
キリスト様の1枚は、年3%で26桁
そんな馬鹿なとおっしゃるな
木の葉のお札は緑色
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/31(日) 00:39
ag
36 :
黄金虫 :2000/12/31(日) 16:28
金本位制で通貨量調整が硬直的になり、一般的にデフレ的
ないし成長制約的金融政策が採られると予想しているよう
ですね。しかし、決済手段が現金以外では、手形、小切手
くらいしかなかった時代ならともかく、現在では必要通貨
の供給には困らないだろう。
問題はむしろ金本位制である以上、一定期間は金と自国通貨
の関係を固定するため、為替相場調整がどんなに機敏な政策
対応に心がけても硬直的になる点だろう。この点は71年ま
でのドルが同じ問題を抱えていた。結局暴落の危機が迫って
から大規模な調整をはかることになってしまう。
結局、IMF発足時のケインズの懸念が、残るってことかな。
38 :
質問:2001/01/03(水) 23:21
金の総量に経済が規制されて
条件さえそろえばどんどん経済が拡張することは
なくなると聞いたのですが
39 :
自問自答@38:
38 名前:質問投稿日:2001/01/03(水) 23:21
Q:金の総量に通貨が規制されて、通貨が膨張することは避けられると聞いたのですが。
A:簡単のため、通貨量=貨幣の総額x流通速度と仮定しましょう。
金本位制の場合:通貨の価値が下落すると、金と交換されることにより通貨の流通が止まります。インフレにより物価が上昇すれば、金と貨幣が交換されて通貨量が減少しますので、金を貨幣に換えて財貨を購入する必要が生まれます。こうして、貨幣の価値が維持できます。
管理通貨制の場合:通貨の価値が下落すると、みんなが貨幣を財貨に交換しようとしますので、通貨の流通速度が加速します。インフレにより物価が上昇すれば、更に交換速度が速まり、財貨の購入に必要な通貨量も益々増大して悪循環に陥ります。こうして、貨幣の価値は更に下落します。
Q:金の総量に経済が規制されて経済が成長することはなくなると聞いたのですが。
A:「通貨の供給は経済の成長に伴って増加しなければならない」という主張は正しいと思いますが、それは通貨の信用が維持されていることが前提となっています。管理通貨制度が破綻した場合には、信用の維持が最優先課題であり、供給量は信用に付随した問題でしかありません。
Q:なぜ、「金」本位制なのか?
A:信用経済の最低限のルールは借りた金は返すという原則です。この意味で、米ドルの信用が崩壊したときには、ユーロや円の信用を維持することも困難だと思います。では、なぜ「金」本位制なのかという疑問が残りますが、もはや経済の問題ではあり得ません。世界の金塊と採掘権を量的に支配しているのは米国であるからというのが一つの回答かもしれません。