インフレ=経済成長ではない 6

このエントリーをはてなブックマークに追加
81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>>23,25
マイナス金利の逆効果まで言われ始めたw
リフレ派の机上の空論が現実では否定されまくってるw

欧米で広がるマイナス金利、消費より貯蓄促す逆効果も
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE86I03Z20120719

[ロンドン 18日 ロイター] かつて奇想天外な概念だったマイナス金利が、欧米市場であっという間に普通になりつつある。
マイナス金利は、金融市場のストレスを除く目的で実施された金融緩和が一因だが、消費を促進するどころか、
高齢化する人々の貯蓄率を高めるという逆効果を招きかねない。

HSBCの資産配分グローバルヘッド、フレドリック・ナーバンド氏は顧客に対し
「直観的に考えると、(マイナス金利下では)消費者は明日まで貯蓄して資産が目減りするより、
今すぐ支出しようとするため消費を押し上げるはずだ。しかし事はそれほど単純ではない」と説く。

ナーバンド氏の主張では、国債利回りと足並みをそろえて投資や年金基金の収益率が低下するため、
消費者は不十分な年金を補うため、通常よりも貯蓄を増やさざるを得なくなる可能性がある。
「これが節約のパラドックスだ。需要に影響を及ぼす」という。

高齢化が急速に進むなら、先進国の消費はさらに減り、結果として景気は一段と減速、
ソブリン債需要が高まり、中銀による国債買い入れ・紙幣増刷が増え、
利息がほとんどつかない証券の需要は一段と増す。

悪循環に陥る可能性ははっきりと見えている。

問題は、量的緩和の副作用が効果をしのぎ始めたのではないか、
そして政策をめぐる見解がばらばらなのではないか、ということだ。