中央銀行の独立性こそがハイパーインフレを招いたのが歴史の教訓w
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/中央銀行 中央銀行の独立性がもたらした弊害の最悪の事例として、第一次大戦後のドイツにおけるハイパー
インフレーションが挙げられる。当時のドイツの中央銀行であるライヒスバンクは政府からの
独立性は高く、総裁は第二帝政期を引き継いで終身制であり、宰相は任命権はあっても罷免権は
なく、国会(ライヒスターク)は総裁人事に関与出来なかった。そのため私企業の手形割引を
濫発して通貨が大増発され(いわゆる「パピエルマルク」)、1兆倍のインフレが発生。日常の
経済活動遂行にも障害が発生した。政府はハイパーインフレ抑制のために当時のライヒスバンク
総裁ルドルフ・ハーヴェンシュタインの罷免を考えたが、終身制に阻まれ実現出来なかった。