1 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :
2012/02/10(金) 13:51:05.14 超本格的金融政策ウォッチャーがスーパーマクロな視点で描く世界へようこそ 金地金スレの現人神様の語録です。(ご用事がある方はそちらへ出向いてください) 読めばあなたも、本格的マクロ経済学視点で世界が見えてくる!!! 「経済理論は管理通貨制度を前提として欧米発祥の学問だ。 管理通貨制度である以上、参考とすべきだし 各国の経済政策はマクロ経済学に基づいて行われている。 何度も言うが経済理論というのは 経済政策の効果であって揺るぎないものだ。 」
2 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 13:57:59.68
3 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 13:59:40.59
1. 新興国は政策でのマネタリーベースの減少とスタグフでの貨幣需要の減少が同時に進行。結果、資金繰りが逼迫してバブル崩壊に至る。 2. 新興国はバブル崩壊後、莫大な不良債権と過剰設備が生じるため成長率大幅に鈍化し深刻なデフレ圧力に晒され長期低迷する。 3. バブル崩壊後の新興国では貸し剥がし・差し押さえにより現物が叩き売られ、融資焦げ付きが逆資産効果を更に加速させ新規金需も激減する。 4. 貴金属、商品は新興国という最大の投機根拠を失い最大で75%程度暴落すると予想。 5. 新興国バブル崩壊は一時的に世界的な調整を生じさせ先進国の出口戦略時期を大幅に遅らせる。 6. この時、先進国は低金利と巨大なマネタリーベースが存在維持されているため資金不足に陥ることがない。よって先進国は決定的な危機には至らず一時的な調整で済む。 7. 商品安は先進国の貨幣需要(主に企業)を復活させるため再び不動産・株式にマネーサプライが流れ込み資産効果を生みバブルの胎動が始まる。 8. 各国中銀(日銀含む)が政策スタンスを大きく変えない限り実質金利差で円の高止まりは当面続く。 9. 世界は相対的なドル高+低金利+商品安で欧米内需主導の好景気となる。しかしこれは長くても10年程度しか続かない。 10. 新興国バブルという商品の投機根拠が復活するまで商品の高騰はない。新興国・商品は少なくとも10年は再起不能。 11. 欧米のバブルが崩壊すると再び大規模な金融緩和が行われるため新興国で再びバブルの胎動が始まり商品の投機根拠も復活し始める。 12.その都度、国際市況価格は新興国のバブルのピークと合わせて史上最高値を記録する。 13.長期的に見れば商品はこのような高騰と暴落を繰り返しながら緩やかな上昇トレンドを形成。 14. 経済大国の債券は全世界から常に為替リフレ需要が在るため財政破綻に陥ることはない。 15.新興国はバブル崩壊後に為替リフレ政策のために経済大国債券の大量購入を加速させていく。 16.中国(新興国)の経済指標を特に注視していくべき。新興国(資源)バブル崩壊時期は今年後半〜来年と予想。
4 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:01:42.83
日本は欧米に比べて対応が後手後手。貨幣需要を削いだ原因は失政と商品高 公定歩合を0%台まで下げたのはバブル崩壊から5年以上後。(米国は3ヶ月以内に下げた) クラウディングアウトを伴う財政出動ばかり行なった。 不良債権を10年近く放置した(公的資金が本格的に注入され始めたのは90年代後半〜00年代) 量的緩和を行なったのが2001年でバブル崩壊からなんと10年後 量的緩和の規模も最初は5兆円、最終的に30兆円(2005年頃)。米国はQE1・2合わせて200兆円以上やった。 内容にしても既発債を買いオペしてマネタリーベースを増やしただけで 米国のQE1のような大規模な不良債権の包括的な買いオペはしていない。 96年頃から国際商品市況の高騰が始まった。 1996年〜2008年の12年間でWTI原油は5倍以上にも高騰した(コストプッシュ圧力・今の米国が置かれた状況と似ている)。 バブル後の金融政策を適切に行い2000年代に原油価格が20ドル前後で安定していたら 景気ももっと盛り上がり実感ある好景気になってただろうね。
5 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:04:18.89
44 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/02(木) 18:20:18.10 約100兆円ものPIIGS債CDSを引き受けている以上、米国が欧州デフォルトを許容するわけがない。CDSの関係上、米国は欧州デフォルト回避を肯定する立場にある。 45 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/02(木) 18:25:52.60 ユーロを潰せば100兆円ものCDS支払いが生じるんだぞ。つまり欧米は一蓮托生なわけだよ。欧と米の基軸通貨を巡る争いとか言ってるヤツはアホか? 46 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/02(木) 18:34:59.06 PIIGSを全てデフォルトさせたとしても、独仏債が運用コアとして機能するためユーロシステムは崩壊しない。 それどころかこの場合、欧州発金融危機が起こり米国に莫大なCDS支払いが生じるだけで誰の何の得にもなりません。
6 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:04:59.01
47 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/02(木) 18:39:34.25 欧米機関の防火壁構築のために投融資が引き上げられて、新興国・資源国経済が犠牲になるんだよ。 48 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/02(木) 18:49:59.36 格付けだけ見れば米国が欧州を締め上げているように見えないこともない。けれども、圏内利回り格差を見ればPIIGSを締め上げているのは独仏だろ。 要は圏内の強い国が既得権益を守るために生じる圏内格差・資金不均衡が結果的に弱い国を締め上げているわけだよ。格付けはその結果を反映してるだけ。 49 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/02(木) 19:00:01.30 債券利払い不能・償還不能・CDS発動。この3点が全て揃って初めてデフォルトという。単なる債券格付けだけでは到底デフォルトには至らない。
7 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:06:50.21
中銀が国債を買いオペして民間銀行のバランスシートを定期的に掃除してやれば 民間銀行の資産購入余力を増やせる(通貨発行権)。 そして政府が増税と緊縮財政を行うことで利払いを賄うことができる(徴税権)。 この通貨発行権と徴税権がある限り国債は破綻しない。 ベースマネーを増やした所で内外金利差でキャリートレードを介して 海外に資金流失するためハイパーどころかインフレにすらならない。 国債が暴落するケースとしては、 主戦直後のように国家規模の取り付け騒ぎが起きる(トリプル安)、 株高不動産高の好景気になる(リスク回帰)。この2つしかない。 トリプル安ならばハイパーインフレ直行だが、後者なら単なる好景気だ。 リスク回帰の場合コールレートが上昇してもロンバート型貸出制度があるし、 例え全体的に資金調達コストが上昇してもリスク回帰であるならば株式市場や不動産市場を介して 容易に資金を調達できるため問題にならない。 今後、内需主導の好景気が訪れても資産バブルに乗れない庶民は、 増税と資金調達コストの上昇に苦しむことになる。こうして格差は拡大し続ける。 逆に言えばデフレ不景気が続く限り国債は買われ続ける。 国債が売られる時は株高不動産高でリスク回帰が進行した時のみ。
8 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:10:13.63
9 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:16:13.39
金融緩和が景気を高揚させるというのは間違い。 鎖国している閉鎖系経済ならともかく。 刷ったお金が内外金利差で国境を超えて移動する現象(キャリートレード)が支配する開放系のグローバルマネー経済において、 金融緩和は海外への資金流失をもたらし資産デフレが加速する。(国内勢は流動性改善でゾンビ企業増加) 緊縮金融は海外からの資金流入をもたらし資産インフレが加速する。(国内勢は流動性逼迫で倒産増加) 変動相場制なら為替レートの減価で外需が伸長して資本流失に対する気休め程度にはなるが、 ドルバスケットのような固定相場制では為替レートは減価せず外需が伸長しないため更に惨事になる。 変動相場制下の緊縮金融の場合、かつての円高不況のように資金流入は為替レートを増価させ外需を衰退させるが、 資金流入によって資産インフレが生じるため内需が盛り上がる(バブル期の日本)。
10 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:17:03.50
1972年以前は貿易量と資本量はリンクしていた。 理由は金準備以上にマネタリーベースを増やすことができなかったから(金の足枷)。 本来これが健全な経済のあるべき姿だよね。 ところが、1972年を境に金の足枷から解き放たれて理論上無限にマネタリーベースを増やせるようになった。 世界のマネタリーベース及びマネーサプライが増えるほど資本量も巨大化する。それに比べて貿易量ってのは急激に拡大しないからね。 年が経つにつれマネタリーベースの拡大に比例して世界の貿易量と資本量の差が拡大していき、 年々巨大化するユーロダラーと呼ばれる過剰流動性が内外金利差で国境を超えて移動して急激な資本流入や資本流失を繰り返している。 今後もこの繰り返しだと推測する。資金流入と資金流失の資金循環を繰り返すうちに、 巨大化する資本量は世界的な経済格差と公的債務を拡大させ、財政政策の意義を失墜させる。 資金流失を財政政策で補うことが不可能であることが認識され始める。つまり国家が財政出動で庶民を支援することができなくなる。 これまで積み上がった公的債務の利払いを堅持するために緊縮財政と増税を行い庶民が犠牲になると予想する。 その代わり、この世界では全世界同時不況という現象は起きない。 資金流失が起きる国が深刻な恐慌となり、そこに外需を依存する国の外需が縮小する。 対照的に資本流入が起きる国がバブルとなり、そこに外需を依存する国の外需が伸長する。 資本流失が起きている国では金融緩和と財政政策を行っても資本流入が起きている国に資金が流失してしまう。 この国がゼロ金利政策・量的緩和政策の下で毎年30〜40兆円規模の赤字国債を発行して 特大の財政政策を長期間行い続けてきたにも関わらず内需が高揚しなかった最大の理由。 それは金融政策で銀行に供給した通貨や財政政策で市中(企業や個人)に供給した通貨が 内外金利差でキャリートレードを介して海外へ流失してしまっているからだ。 90年代は米国、00年代は米国・ユーロ圏・新興国・資源国、 リーマンショック以降は新興国・資源国に流れてしまっていたからだ。
11 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:17:37.11
金本位制度下で起きた1929世界大恐慌。 これは金準備の流失防止のため世界各国が一斉に、 不胎化政策を執ったことが最大の原因。 要は世界中が金準備の流失を防ごうと退蔵競争に走ったため、 強烈な金融引き締め効果が生じて全世界同時に流動性が枯渇したんだよ。
12 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:18:36.75
80年代の米銀は3つのL『LDC(発展途上国債務)、LBO(企業買収向け融資)、LAND(不動産融資)』という不良債権問題に苦しんでいた。 90年代の米国は3つのLによる不動産不況・銀行危機で幕を開けた。 91年前後にはGDPがマイナス成長を記録して失業率も7.5%まで上昇した。 この時のダウは3500ドル程だったかな。 クリントン政権発足後、『緊縮財政・金融緩和・ドル安』のポリシーミックスが執られ、民間ではリストラが横行した。 結果、91年のマイナス成長から米国経済は非常に緩やかに回復していったが、95年頃まで雇用関連の回復は鈍く実感なき回復と言われた。 なんだか今の米国と似ているよね。95年を境にドル高政策に転じて世界中のマネーが米国に流入し始めた。 94年頃からダウの騰勢が強まり、97年アジア通貨危機前には7000ドルを突破していた。 ところがアジア通貨危機を受けて急落し7000ドル割れ。しかし、その半年後に9000ドルを突破。 99年には10000ドルを突破し、12000で絶頂を迎えITバブルが崩壊したと。 ITバブル崩壊の原因は米の利上げだと俗に言われているが、同時期に、円のゼロ金利政策を一次解除していることから、 個人的には米国向け円キャリートレードの還流が原因ではないかと思っている。実際99年末〜00年頃かけて急激に円高に振れてる。 ニューエコノミーと言われた90年代の米国も決して順風満帆というわけではなかった。 アジア通貨危機やリーマンショックを見ると信用収縮の際には世界中で債券への逃避が起こり、 その後に内外金利差によってリスク選好マネーが国境を超えて移動を始めるみたいだね。 資金流入しても直ちにそこのリスク資産が上昇を始めるわけではないようだ。 現にアジア通貨危機でダウも一時的に暴落しているし、 リーマンショックで新興国・資源国のリスク資産(株や不動産)も一時的に暴落してるしな。
13 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:19:26.31
例えば債務利払い堅持のために大幅に各種増税され、 緊縮財政により公共事業や年金等の社会保障が大幅に削減されたと仮定して、 極端だが、総資産100億円のAと総資産100万円のB。 どちらのほうが負荷が大きいだろうか。 おそらくAは各種増税に関係なく年金や社会保障なしでも何不自由なく裕福な生活ができるだろうが、 Bにとっては生活に直撃するような死活問題になるだろう。結局、庶民が困り格差は拡大する。
14 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:28:08.76
(2001年〜2003年頃) 本当はITバブル崩壊で長期低迷に陥り、円キャリーの還流で円高が進行するはずだった。 そこに構造改革派という救世主が登場。量的緩和と為替介入砲を連発して米に資金を献上。 そして、人為的に円安に誘導して円キャリーを力業で再開させた。 その結果、円キャリーは米住宅市場を再加熱して住宅バブルが加速した。 円キャリーは米国だけでなく新興のユーロ圏やITバブル後の米金融緩和で生じたドルキャリーを受けて 経済成長を加速させつつあった新興国・資源国に向けても流れ始めた。資源国通貨や商品の高騰が始まったのは、この時期から。 (2004〜2006年頃) グローバルバブルと呼ばれたこの時期。水面下で住宅市場の危険性を指摘する声が散見 されるも、円キャリーを主体とする資金流入が声をかき消していく。 (2007年〜2008年頃) そして、またもやゼロ金利政策解除によって生じた円キャリーの還流で米住宅バブルが崩壊し、 水面下の危機が表面化しリーマンショックへと至るのであった。。。。
15 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:32:52.97
危機が続く欧州。強い指標が続く米国。 この格差がユーロの先安感 ドルの先高感を生み、強い米指標が主導するリスクオン局面においては ドルキャリーではなく脆弱なユーロを調達通貨としたユーロキャリーが活発化する。 この状況では米株を中心に株高が進むが、ドル高も兼ねているので 金の上値は非常に重いか、下落することもある。 金の高騰はドルキャリーが活発化する局面でしかありえない。 欧州危機や弱い米指標を受けてドルキャリーが巻き戻ってもダメ、強い米指標でドルの代わりにユーロキャリーが活発化してもダメ。 中銀が政策ターゲットを定め、指標に基づいて金利見通しを定期的に流動させると表明した以上、 強い米指標が続くとゼロ金利解除早期化観測からドルではなくユーロキャリーが活発化する可能性が高い。
16 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:33:34.01
リーマンショックを境に円高になっているのは対ドル 対ユーロ 対ポンドぐらいだよ。 逆に資源国通貨や新興国通貨に対してはむしろ円安が進行、 もしくはバスケット制の国では円の外貨準備が増えている(円資金流入の証拠) リーマンショック後の日本は円キャリの巻き戻しで 世界のGDPの60%を占める欧米市場に対して通貨高となり外需が苦境に陥ったこと。 欧米から還流した円資金は国内に留まらずに新興国・資源国に向けて流失したこと。 要は欧米に対する通貨高、新興国・資源国に対する資金流失が同時に起きている。 だから国内勢は国債を運用コアに置きながら新興国・資源国への投融資にリスク選好の力を入れている 。これがリーマンショック後の円高・デフレの正体。
17 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:34:02.25
欧米市場に対する通貨高・新興国資源国に対する資金流失。 この2つが同時に起きているのだから、いくら財政政策を打とうが 円のベースマネーを増やそうが景気高揚効果はない。 現状では新興国・資源国に向かって資金流失するだけ。 経済規模が小さく基軸通貨でもない円は経済大国圏(主に欧米)主導の外的要因に全て左右される。 どんな政策を施そうが外的要因を無視して自力で資金流入を行うことはできない。
18 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:37:39.37
基軸通貨国がキャリートレードを介してドル安サイクル(資本流失)とドル高サイクル(資本流入)の資金循環を繰り返しているのが1972年以降の世界経済。 ドル安サイクルの時は米国外経済が膨らみ、ドル高サイクルの時は米国内経済が膨らむ。この繰り返し。 商品高騰はドル安サイクルでドルキャリーが新興国・資源国に向かった時にしか起きない。日本に向かった結果が80年代のバブル。
19 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:51:26.85
実体経済の生産と需要が増えてないのにマネーだけ刷りまくったとして 過剰供給されたマネーを実体経済の規模に紐付けした場合、結果的に 物価は上がりまくるよね。 バブル崩壊の局面で劣化した資産価値の補填としてペーパーマネーの 注入を増やし雇用と所得が減り続けていく現象が同時進行していくのが スタグフレーションだ。
20 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 14:58:58.25
長期金利見れば馬鹿でも理解できるが 1%切りまくりで 日本の国債は消化されまくってる大人気という現実。 中銀引き受けなんぞやらなくても、中銀が銀行から既発債を買いオペして 銀行に通貨供給してやればいい。 中銀から供給された通貨を使って銀行が新発債を買う。 結局、 日本の国債が未達にはなるわけがない。 仮にもし、それで高インフレになりそうな場合でも 金融政策・財政政策・通貨政策・総量規制を併用して緊縮を行えばよい。 つまり信用創造機能に制限をかけてやればいいだけのこと。 そうすりゃマネーサプライの伸びは抑えられインフレは簡単に制御できる。 日本ぐらいの経済規模の大きな国が通貨安になると、全世界にデフレ圧力をかけることになる。 そうするとスイスや新興国のように圧力に耐えかねてペッグする国が増える。 要は外貨準備としての需要も増え続けるわけだ。 日本のような経常収支黒字で世界一の債権国という絶対的な信用がある国の債は 中銀・民間銀行・海外勢に買われ続けるため未達には絶対にならない。 国債の暴落は日本ではあり得ない。
>>19 それ違う。資金流出による米内需停滞はドル安による商品高騰を兼ねるため結果的に世界的にスタグフ傾向になるだけ。つまりスタグフはドル安サイクルでしか起きない。
22 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/10(金) 20:41:35.77
>>21 もしかして降臨してくださいましたか?本当にありがとうございますm(_ _)m
勝手に作っちゃって、しかも、違う人のを引っ張ってしまい申し訳ありませんでした
訂正ありがとうございます
商品高局面とのこと、非常に納得しました
ここ、ありがたく、語録+金融政策ウォッチャー様と仲間たち、にさせて頂きます
今後も更新楽しみにしてます。
24 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/11(土) 07:00:31.87
了解です('-^*)ok
>>23 もメモしてね。一通りまとめたら、板にバラまきます。高い見識を広めてみたいのです。
25 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/11(土) 07:11:16.57
いやー ついにRの隔離スレができたのか おめでとう。ここで存分に活躍してくれ そして2度と金スレに帰ってくるなよ では
26 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/11(土) 07:19:05.25
別名 【悪徳米金融視点で見る世界】 だな
27 :
~~-y(`-ω-´)ふー(禁煙四年目) :2012/02/11(土) 08:43:22.08
>>1 を先生と呼ぼう。
ついに2ちゃんの経済板が、本格的な力を付ける事ができる。
勉強嫌いだったオレではかなわない。
28 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/12(日) 07:15:43.26
禁煙さん、資本主義とは何か、金融政策ウォッチャー氏の超マクロ経済学視点で、ぜひ、理解してみて。陰謀論の実態がわかるから。 氏は、卓越した知識で事象を的確に分析した上で、類い希なる洞察力をもとに全体を見抜いてる。 多少難しいのですが、Wikipediaを引きながら是非理解してみて。最後の答えにたどり着くと、クラクラするほど感動するから。 陰謀論閣下の目に留まったことに昨日の朝からずっと胸熱だったんだよ。 しっかりとした知識が経済板に広まるとどうなるかが本当に楽しみ( ´艸`) 更新してから上げたかったのですが、日曜日なので人目につくよう上げときます。今日パソコンに触れたら更新します。 R先生(金融政策ウォッチャー氏の愛称)、何か質問者がいればよろしくお願いします。
29 :
ドルサイクル論 :2012/02/12(日) 11:01:27.38
要はドル安サイクルの時(米国以外でバブルが起きる)、ドル高サイクルの時(米国でバブルが起きる)。この繰り返しだよ。
30 :
日本経済 :2012/02/12(日) 11:03:14.57
日本がデフレから脱却できないのは海外(今は主に新興国・資源国)に向けて円キャリートレードを介して資金流失が起きてるからだよ。 現に米は資金を手元に引き上げ始めてるのに対して、日は未だに新興国・資源国に投融資して国富を海外に流し続けているじゃないか。 経済規模が小さく基軸通貨でもない円では緊縮したところで自力で資金流入を得ることは不可能。米国以外の国の資金流入は全て外的要因(米国の金融政策)によるのもの。
31 :
今後の見通し :2012/02/12(日) 11:04:23.61
明日夜、米GDPとコアCPEが発表だな。 今までは強い米指標が出た場合、ドルキャリーが活発化してドル安で反応していたが、 コアCPEを金融政策のターゲットとした上で各種経済指標に基づいて金利見通しが 2014年を起点に流動するわけだから、これらに強い指標が出た場合ドル高で反応するかどうかが焦点。 仮に強い米指標でドル高に反応するようだと金の上げ余地は、今のように欧州危機が楽観的な局面(ユーロ高局面)のみに限られてくる。
32 :
語録 :2012/02/12(日) 11:06:16.51
外交にしても、鎖国したり閉鎖系経済圏を構築していたり、資本移動を規制してる国を前提とするなら外交が金融システムに与える影響を語る意味はあるが。 そうでないなら、如何なる外交政策を展開しようとも欧米市場から閉め出されたり、欧米資本が国外に逃げ出せばどの国でも例外なく経済崩壊に至るのが現実。
33 :
語録 :2012/02/12(日) 11:06:50.48
QE2の最大目的は長期金利を低下させ家計と住宅市場を支援すること。もしくはキャリートレードの性質を利用して新興国・資源国をバブルに沈めること。 前者は長期金利が上昇してしまい大誤算だったが。中銀が国債を買い入れて長期金利が上昇する国は米国だけだよ。他に前例がない。
34 :
語録 :2012/02/12(日) 11:08:09.59
273 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/19(木) 23:46:07.90
>>272 主要国債券は利払い不能にならなければ全く問題ない。
債務上限問題だって結局はリスクオフに転じて米国債が買われただけ。結局、結果がどうあれ米国の利払い能力には何の問題もないってことだよ。
347 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/20(金) 12:34:08.11
>>319 あと、独仏(特に独)は危機を演出して通貨安と低長期金利を維持推進したいだけなんじゃないか。
348 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/20(金) 12:37:36.68 米にしても、QE2の副作用で一時期4%近くまで上昇した長期金利は8月を境に劇的に低下した。要は何としても下げたかったんだろ。
35 :
語録 :2012/02/12(日) 11:09:39.56
まず米・英・独・仏・日の債務利払い能力は非常に高くデフォルトやトリプル安に陥ることはない。 結局、管理通貨制度が崩壊することはない。これらの主要国債の長期金利を見れば如何に国債が 安全資産として機関に選好されているかすぐに理解できる。 機関に逆張りして主要国債に空売りを仕掛け続けた破綻論者はこの10年間市場の肥やしでしかない。 それとは対照的に金は上値をドル高に抑えられ、下値を株高に支えられている。完全にリスク資産だ。 昨年8月以降のパフォーマンスは主要国債はおろかダウにすら遥かに劣る。 FOMCで追加緩和が見送られる度にドル高圧力が高まり続伸する株式に対して金の上値は切り下がり続けている。 株式や債券は紙屑になると言いながらパフォーマンスにおいては紙屑に大きく遅れを取り始めているのが現実。 現状何のヘッジにもならない金を選好するメリットが全くない。追加緩和でもやるというなら話は別だが。 追加緩和にしても、政治の壁・国際社会の壁・経済指標の壁・副作用の壁という4つの壁をオールクリアしなきゃ不可能。 長期金利と商品価格を押し上げて実体経済を腰折れさせるような愚策は繰り返さない。 何かやるにしてもツイストオペのような副作用を考慮した現実的な政策を執るだろ。
36 :
語録 :2012/02/12(日) 11:11:25.68
欧州危機の原因は、独仏債に欧州銀の運用シェアを奪われてPIIGS債が苦境に陥ったことにある。 ユーロシステムは崩壊しようがないしトリプル安もない。ユーロシステムの運用コアとなる独仏の債務利払い能力は全く問題ないわけだし。 マルク説も所詮は陰謀論。マルクに戻したらマルク独歩高で、 GDPの40%を占める外需が潰れてしまう。欧州圏外貿易どころか圏内貿易すらも潰れる。 結局はユーロ安と低長期金利の恩恵を享受できる今のポジションが一番居心地が良い。 陰謀論者が大好きな新興国同士の二国間貿易。これも規模は無視できる程小さく、ドルにペッグしなきゃ 経済が成り立たないようなバブル崩壊中の国々が何しようが基軸通貨にはなれんよ。ドル高の進行で資金流失が加速するだけ。
37 :
語録 :2012/02/12(日) 11:13:32.85
なぜ利払いや償還に不安が生じたか理解してるか? PIIGS債が独仏債に欧州銀の市場運用シェアを奪われて金利が急上昇したからだよ。 これは金融統合されたユーロ圏でしか起きない特殊な現象。欧州銀の運用格差がそのまま圏内利回り格差となっているだけ。 この流れで米国に還流する要素も、そもそもこの資金の流れの中に米国が介在する余地がないw ユーロ/ドルの5年チャート見れば明白w 欧州危機は単にユーロ圏内で資金移動が起きた結果だってのにw ドルキャリートレードがユーロ圏内のバブルを膨らませた痕跡は全く見られない。 今後、脆弱なユーロがキャリートレードの調達通貨とされユーロキャリートレードが米国経済を膨らませるというなら理解できるがw
38 :
語録 :2012/02/12(日) 11:23:50.50
財政政策を介して国民や企業は所得として通貨を受け取る。しかし内外金利差で個人や企業や機関は受け取った通貨を海外投資に回してしまう。
39 :
語録 :2012/02/12(日) 11:32:57.12
そもそも個人のドルキャリーが機関のドルキャリー還流に押し勝つような状況ではドル高にはならない。 押し負けてるからドル高が進行する。
40 :
語録 :2012/02/12(日) 11:35:07.18
あと欧州危機で独債一極逃避が進んだ結果、長期金利が劇的に低下した。利回り差からして独は仏の約半分の変動金利負担でユーロ建て住宅ローンが組める。
41 :
語録 :2012/02/12(日) 11:37:51.61
最近までの中国のように世界中のホットマネーを一身に受ける。終戦直後のように全国民が預金を引き出して使う。日本で高インフレの条件はこの2つぐらい。
42 :
語録 :2012/02/12(日) 12:29:03.26
国債の買い手の多くは個人ではなくて機関。
つまり個人が国債を買わずとも、機関が個人や法人の預金を使って国債を買う。
そして国債利払いが可能な限り国債がデフォルトすることはない。
ギリシャの場合、欧州中の機関がギリシャ債を敬遠して独仏債を選好した結果、
買い手不在となり長期金利が暴騰し融資やヘアカットなしでは新発発行も利払いも困難に陥った。
利払い能力に優れた米国債 英国債 仏債 独債 日本国債がデフォルトに陥ることはないよ。
銀行は営利団体だからリスク資産を圧縮して手に入れた通貨をそのまま持つわけにはいかない。
手に入れた通貨を何かで市場運用して利鞘を稼がなきゃ倒産してしまうからだ。結局、信用収縮局面においては
リスク資産を売って工面した通貨を使って利払い保証で安全な独仏債に投資して市場運用するわけ。
新発にしても
>>275 が言っているように定期的に日銀が国債を買いオペして
銀行のバランスシートを掃除してやればいいだけ。
買いオペによってバランスシートが軽くなった銀行は再び利回り保証で安全な国債を買う。
マネタリーベースの増加は通貨安を招き外需が伸長して株価が上昇する。
通貨安・債券安になっても円キャリートレードが活発化して株価が上昇するためトリプル安にはならない。
その代わり大変なのは国民だよね。国内外への国債利払いを堅持するために
聖域なき緊縮財政・増税・社会保障削減を強いられることになる。
その結果、格差が拡大し続ける。国債空売りなんてやりたきゃ勝手にやればいいと思うけど
リターンは殆ど期待できないと思うよw 現状、最も効率が悪い投資手法だしw
43 :
語録 :2012/02/12(日) 12:39:45.61
453 : 佐藤 剛志: 2012/01/07(土) 12:33:38.37
皆様、今日は。 バルチック海運指数(BDI)が
下記の通り急降下して居るのですが、如何思われますでしょうか。
2011/12/19=1885
2011/12/20=1878
2011/12/21=1856
2011/12/22=1787
2011/12/23=1738
2012/01/03=1624
2012/01/04=1552
2012/01/05=1426
2012/01/06=1347
私は当初はクリスマス及び正月連休の影響と思って居りましたが、
連日、百の位が1宛下がるのは如何考えても尋常では無いと思います。
株式や商品の相場は若しか為ると、
四半期決済発表(SQ)迄、保たないのでは無いでしょうか。
459 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/07(土) 15:15:27.25
>>453 BDIの急降下は、新興国・資源国の原料輸送需要の減少を反映してる。
461 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/07(土) 15:18:30.33
BDIが注目を集めるようになったのは、中国の鉄鉱石輸入を始めとする世界的な原料輸送需要の高まりが背景。要は新興国・資源国経済を大きく反映する指標だ。
44 :
語録 :2012/02/12(日) 12:56:25.91
944 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/11(水) 10:57:07.87
年初から加速するユーロ安
ドルに代わるキャリートレードの調達通貨に
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34279 947 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/01/11(水) 11:14:09.02
>>944 ユーロキャリートレードはドル高圧力をかける。
ドル高圧力はドルキャリートレード還流を加速させる。
そしてユーロ圏では債務危機の衝撃に備えて新興国・資源国向け投融資の貸し剥がしが加速する。
その結果、新興国・資源国は欧米両方に資金を引き上げられ股裂き状態となりバブル崩壊に至る。
今後当面の間、金利を上げることができない欧州・日本。現在の高金利を維持できない新興国・資源国。
それら対して好調を維持し世界中で最も追加緩和から遠く、利上げが近い米国。
最終的に世界のキャリートレードは集約され米国に向かう。
マクロ経済学が使いものにならない しょっちゅう事故るという事をまずもって理解しないといけないんじゃないのか。
それって事後講釈っしょ?サブプラだって警告は出てたし 今となっては色々言えるだろうけど結局防げなかった。
>>47 そもそも、日本の量的緩和打ち止めでサブプラを支えた円キャリーが還流しはじめたのだからサブプラ崩壊は米国だけで防げる問題ではなかったのだが。
>>47 だったら何で昨年9月に米国が追加緩和を見送りツイストオペを採用した程度で新興国から資金流出が始まるんだよ?
これは日本の量的緩和終了と利上げが円キャリーを還流させ資金流出で最終的にリーマンショックに至ったサブプラと仕組みは同じではないのか?
50 :
(´-ω-`)y-~(禁煙四年目) :2012/02/12(日) 20:34:02.86
>>28 今は掘り下げる時間とエネルギーがない。
ここで時間をかけて展開して下され。
ここは注目スレなんだけど、一般的な権威ある学者たちは重視しなければならない。
と言うのはね、一般人に取っては、その権威こそが判断基準であり、その判断が政治家を選ぶ。そんな政治家は、同じように権威で判断してしまう。
つまり、プロ学者に権威を与える詭弁を、いかにプロ学者たちの言葉で押さえ込みか、これがカギなんだよ。
>>48 サブプラ崩壊の原因は、原油高騰から来た景気減速もあったはず。
>>51 原油高騰も米国からの資金流失(ドル安)が原因。資金流失の原因は円キャリーの還流。
量的緩和打ち止め→円キャリー還流→サブプラ危機→流動性逼迫→米利下げ→資金流出加速(ドル安)→商品高騰→リーマンショック
円キャリー還流が住宅価格を押し下げて米国内の流動性を逼迫させた。その結果、利下げに踏み切り資金流出が加速してドル安が進行。 ドル安は商品を暴騰させ、資金流出と商品高が同時に進行して景気を一気に後退させ臨界点に達した結果がリーマンショック。
日本が量的緩和とゼロ金利を続けて米国に円キャリーを流し続けていたら住宅価格は下がらずサブプラ危機は起きなかった。米国だけで防げる問題ではない。
56 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/12(日) 22:44:47.07
R先生、降臨ありがとうございます(≧∀≦)イエイ
>>50 もう答えは出てるんだ。R氏がみんなを導いてくれてる感じ。少しずつ、ログの内容を引っ張ってくるから、良ければ注目したままでいてください。見えてきた真実に絶望するかもしれないけど、知ることができて良かったと必ず思えるはずだから。禁煙さんなら納得できると思う。
57 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/12(日) 23:07:03.83
>>54 円キャリー還流が住宅価格を押し下げ、米国内の流動性をひっ迫させたというのは、資金流出が起きたということでいいのかな
58 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/12(日) 23:10:20.28
つーけまつーけまつけまつけ? きゃりーが起爆剤だ!
>>57 円キャリーによる資金流入で住宅価格は上昇していた。円キャリーが還流して資金流出が起きると住宅価格が下落して担保割れが続出して流動性が逼迫する。
最近R君の言葉を拾ってノートに付けていたので、このスレは心強いです。 沢山の人がきっと、書店に売っている今年日本経済が破綻とかなんとか リスク管理に金を買いましょうとかなんとか しれっと書かれているベストセラー経済本に惑わされていると思う。 みんながこの理論を理解できればいいとおもいます。 日本をどう再生するかという議論が正しくできるのはその先の話で。
最近R君の言葉を拾ってノートに付けていたので、このスレは心強いです。 沢山の人がきっと、書店に売っている今年日本経済が破綻とかなんとか リスク管理に金を買いましょうとかなんとか しれっと書かれているベストセラー経済本に惑わされていると思う。 みんながこの理論を理解できればいいとおもいます。 日本をどう再生するかという議論が正しくできるのはその先の話で。
二重スマソ
一国がマクロ経済学に基づいた政策を教科書通りに完璧に進めてもバブル崩壊を防ぐことは不可能。 なぜならバブルというものは外的要因(キャリートレードによる資金流入)で起こり、外的要因(キャリートレード還流による資金流出)で崩壊するものだからだ。
流動性の逼迫というのは、住宅価格下落に伴う担保割れによって借り換えや新規借り入れが困難になり債務者が困窮する状況を指す。 この場合は金融緩和を行い逼迫した流動性を緩和してやるしか打つ手がない。
65 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/12(日) 23:50:40.33
( `ω´)にんげん考えるのを諦めたら終わりだお
66 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 00:31:21.06
( `ω´)ところで陰謀論って、誰の陰謀だお?
67 :
~~-y(`-ω-´)ふー(禁煙四年目) :2012/02/13(月) 00:55:01.50
>>56 もし色々と知るようになって絶望するなら、それはまだ知るべき事を残している証拠だ。
68 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 06:16:27.81
>>63 では、現代では、給料増・雇用増の恩恵をもたらす良いインフレは、やがてバブルに至り破綻するしかないように感じます
良い策としては、
資産インフレを長くゆっくり燃やし、やがてくる破綻を少しでも遅めるか、
デフレスパイラルに入らないようなマイルド?なデフレを続けるか
すなわち、バブル(に至るインフレ)かデフレしかないような…………
>>64 金融政策は、流動性を操っているんですね。そして現代では流動性のグローバル化により、他国金融政策が他国流動性に多大な影響を与えてしまう
少しずつわかってきました
69 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 06:30:10.91
>>60 その通りだよね。R氏は、世界は無秩序に動くものではなく、ちゃんと根拠があると明確に見せてくれるから、不安から救われる。
よっしゃ〜更新頑張るねp(^-^)q
70 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 06:52:13.84
>>67 その通りかもしれないですね。絶望とは、搾取システムの巧妙さと、それで生きてく自己に対してです。まだまだ知らないことだらけですが。
禁煙さん、R氏の理論はかなり面白いよ!!
71 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 11:37:48.59
http://logsoku.com/thread/kohada.2ch.net/eco/1325009472/ より
131 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 01:37:56.09
来年はマネー寒流でドル高になるのは教えて貰った通りだけど、
米国は輸出を増やす戦略を続けている。
これはドル以外の通貨に為替操作すると言う事かな。考えにくいけど。
それともオバマがノープランなだけ?
132 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 01:41:12.60
>>131 米国は内需の国だからね。輸出の割合は極僅か。輸出のためというより、国内勢を救うために金融緩和した結果ドル安になったんだよ。輸出狙いのドル安ではない。
72 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 11:40:42.18
マネー量が貿易量を遥かに上回る現代において、変動相場制度国と言えども資金流失を通貨安による輸出増で補うことは不可能。焼け石に水。固定相場制度国だと水すらない。
73 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 11:45:10.48
157 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 02:15:27.96
>>154 途上国バブルの再開はないよ。資金流失を輸出増で補うことは不可能だから。 途上国は失われた20年に突入する。
159 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 02:18:43.16
>>157 米国へのマネー流入→米国から途上国へのマネー流入の、サブプライム以前の状態に復活すると思う。
162 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 02:24:28.66
>>159 途上国がバブル崩壊に耐えかねて特大の金融緩和を行うと内外金利差が一気に縮小して供給通貨が途上国経済を膨らませずにキャリートレードを介して米国経済を膨らますために使われるからだ。
164 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 02:27:10.14
>>162 人(他国)の金で私腹を肥やすヤクザ国家ダメリカ。
165 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 02:29:30.85
>>164 途上国・資源国だって先進国のお金でバブルに沸いてたわけだろ。お互い様だ。
74 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 11:49:29.78
213 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 09:48:54.37
やべww後六ドル程で本当に割るぞ。割ったら加工トレンド確定。 奈落も覚悟か。
1600割ると早かったな。
215 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 09:51:48.95
>>212 年明けにPIIGS債満期集中償還を控える状況下で、機関が新発中長期債を選好するかどうかで決まる。
75 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:06:03.02
362 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 17:54:22.66
米国の場合、金融緩和でインフレ期待のために長期金利が上昇したのは以前教えてもらった。
途上国も利下げと大規模な量的緩和に踏み切ると思うけど、途上国の場合は何故、インフレ期待のための金利上昇が生じないの?
途上国だけでなく、日本も2000年代に量的緩和していたけど金利上昇は無かったよね。
米国だけ理論道理にいかない理由がわかんない。
377 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 19:25:28.90
>>362 米国の長期金利が上昇した原因は、基軸通貨の金融緩和が商品高を連想させるためだと思われる。
387 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 20:05:32.62
>>377 商品高で言えば、途上国も資源の産出国が多いよ。
資源の決済がドルだからかな?
それなら納得。
76 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:10:05.55
372 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 18:27:12.17
マネーが戻るからドル高になるてゆか
戻ったマネーは再び欧米内で投機マネーの原資になり、経済危機を脱し、景気回復する過程でドル高になるんでしよ
そういう読みだったよね確か
396 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 20:13:04.33
>>372 ああそうか。それじゃないと米国に他国通貨のキャリートレードが向かわないもんね。
それにドル高には、還流し続けているマネーが米国に留まる理由が必要だ。
403 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 20:27:23.77
>>396 それ以前に、還流する過程からドル高は進行する。円キャリー還流で円高に振れたのと同じ。
406 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 20:32:34.05
>>403 現に還流が始まった9月以降、ドル指数が上昇している。もちろん本格的なドル高は米景気が軌道に乗ってからだがな。
77 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:15:13.76
426 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 20:52:54.74
>>423 信用収縮と追加緩和見送りでドル指数が上昇して更に叩き売られるのが見えている。残念だが、その程度でユーロは崩壊しない。
434 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 20:59:16.09
>>426 ユーロへの見方が甘すぎる。
もしもおまいが証券会社の担当者だったら絶対にハンコは押さん。
448 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 21:13:18.42
>>438 崩壊させるためにはユーロ圏内全てを極度のトリプル安に陥らせる必要がある。そんなことは不可能だ。
78 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:18:07.79
479 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 22:44:51.34
>>467 >>468 ユーロ圏内中の企業・家計・個人全てが銀行預金を引き出して市中で使わないと極度のトリプル安は起きないよ。
481 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 22:46:26.88
>>479 それって取り付け騒ぎじゃん。むしろユーロの崩壊が起きた後の現象だろ。
482 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/29(木) 22:48:09.24
>>481 ユーロ圏内銀行の市場運用機能を完全に麻痺させるほどの膨大な貨幣需要が生じなければトリプル安にはならないよ。
79 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:23:41.83
国債発行(財政政策)ではベースマネーは増えない。マネーサプライが増えるだけ。まだ財政と金融の区別すら付かないとはw
80 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:24:24.86
民間銀行が国債を買ってもベースマネーは増えない。中央銀行が買わないとねw
81 :
語録 oz276 :2012/02/13(月) 12:29:28.96
737 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/30(金) 13:07:57.68
新発債を買っているのは民間銀行。民間機関がいくら新発債を買っても(財政政策では)ベースマネーは増えない。結局、中銀が行う金融政策以外でベースマネーが増えることはない。
749 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/30(金) 13:20:27.25
>>746 不毛だね。それは日銀が金融政策を行っているだけだから。財政政策ではない。
82 :
語録 oz275 :2012/02/13(月) 12:40:30.54
83 :
語録 oz275 :2012/02/13(月) 12:42:25.62
54 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/19(月) 20:54:16.52
>>52 ん?量的緩和は利子率下落じゃなかった?
57 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/19(月) 21:04:34.32
>>54 理論上ではね。しかしQE2はインフレ期待を高めて、意図せずに長期金利を4%近くにまで押し上げてしまった。
84 :
語録 oz275 :2012/02/13(月) 13:29:10.64
248 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/20(火) 23:52:48.73
>>246 QE2は長期金利と商品価格を上昇させ家計を圧迫しただけに終わった。米国は米国債ショックとツイストオペで株高と長期金利低下を同時に実現することができた。
※ツイスト・オペ
>中央銀行が民間金融機関との間で、国債などの金融資産の売買を通じて、
金融市場の資金量を調整することを市場操作(オペレーション)という。
中央銀行が国債などを購入して資金を供給するオペと
国債などを売却して資金を吸収する反対の動きとなるオペを組み合わせることを「ツイスト・オペ」と呼ぶ。
仮に双方のオペを同額ずつ実施すれば、資金供給量や中央銀行の資産規模は変わらないが、
金融市場に一定の政策意図を反映することができる。
85 :
語録 oz275 :2012/02/13(月) 13:30:54.87
346 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/21(水) 14:33:04.62 銀行免許を持たないヘッジファンドは銀行と違って中銀からの通貨供給を受けることができない。つまり銀行の資金量に比べればファンドなどアリのようなもの
86 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 13:31:23.24
がひんがひん祭り開催予告 ここは第二金スレとなりました
87 :
語録 oz275 :2012/02/13(月) 13:36:50.77
526 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/21(水) 23:26:34.70
>>525 バブル崩壊後に途上国で大規模な金融緩和が行われると、内外金利差が縮小し今度は米国向けのキャリートレードが生じるようになる。
こうなると株高・株安に関係なくドル指数が上昇するようになる。
527 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/21(水) 23:30:53.43
>>526 金融政策は、無効でもやらなきゃ銀行が潰れるから実施するって事?
530 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/21(水) 23:36:04.36
>>527 海外への資金流失という特大のリスクを侵してでも、国内の企業や個人を救うため金融緩和をやるしかない
88 :
語録 oz275 :2012/02/13(月) 13:41:38.62
668 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/23(金) 12:57:14.25
>>666 言っとくけど、金はバブルでも何でもないよ。
ジャブジャブマネーの実態を示してるだけw
669 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/23(金) 13:00:11.91
>>668 ドルキャリーによって膨らんだバブル。追加緩和が見送られて少々ドル指数上昇(ドル還流)した程度で崩れてるだろ?
円キャリーの還流が米国住宅バブルを崩したのと構造的に同じなんだよw
89 :
語録 oz274 :2012/02/13(月) 13:51:31.40
40 : あ: 2011/12/14(水) 23:54:17.13
>>32 ECBが量的緩和をしない理由として、R君の考えを教えて。
前聞いた時は物価上昇を防ぐため、と答えてくれたけど、各国の国債が債務不履行になるよりは物価高の方がマシだと思うんだけど。
現実には小出ししかしてないし。
42 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/14(水) 23:56:37.76
>>40 量的緩和をしなくとも、国債は債務不履行にはならないから財政ファイナンスなどする必要がない。
45 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 00:00:05.88
>>42 マネー還流で全て解決するから、金融機関は自分で尻拭いをしろ って事か。
47 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 00:01:43.83
>>45 欧州機関は新興国・資源国から貸し剥がしを行うことで生き延びることができる。
90 :
語録 oz274 :2012/02/13(月) 13:53:00.20
48 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 00:02:50.90
欧州の金融機関は短期金融市場で資金調達して、より高い金利の商品に投資すると聞いたけど、その原資はドル?
欧州の金融機関がドルの調達が困難になっていると聞いて、何故ドルが必要なんだ?と疑問に思った。
50 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 00:05:37.08
>>48 ドル建て資産を持ってる機関は決済用のドルが必要。それは欧州に限った話ではない。
91 :
語録 oz274 :2012/02/13(月) 13:58:09.07
307 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 09:55:55.24
>>302 世界に陰謀が無いとは言ってない。金融理論の枠組みを超えた陰謀は存在しないと言っているまで。あくまで枠内でしかない。
92 :
語録 oz274 :2012/02/13(月) 14:06:36.27
307 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 09:55:55.24
>>302 世界に陰謀が無いとは言ってない。金融理論の枠組みを超えた陰謀は存在しないと言っているまで。あくまで枠内でしかない。
308 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 09:56:40.30
そもそも「金融理論の枠組み」自体がユダ公たちの・・・
310 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 09:58:53.95
おもしろいね。
「金融理論の枠組みを超えた陰謀」なんて考えたこともないがたとえばあるとしたらどういうものなのよ
312 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 10:00:09.91
>>310 ここにいる某陰謀論家が主張する妄言の全てw
313 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 10:00:37.37
金融理論の枠組みを超えた陰謀
わかったわかった政治的策謀のことね。
ないと思うか・・・・。そうか。
316 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/15(木) 10:02:47.25
>>313 経済政策は金融システムというツールを使って行われる。つまり枠内だw
※参考までに陰謀論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
93 :
語録 oz274 :2012/02/13(月) 14:14:13.62
そうだね。だから新興国の通貨切り上げ余地は少ないと見ている。 そうでなくても、レパトリのドル高・ユーロ高に対して現状のレートを維持するだけで、 逆為替介入→外貨準備減少→ベースマネー減少→マネーサプライ減少→流動性逼迫となる。 それでも欧米諸国は容赦なく執拗に通貨切り上げと市場開放と内需(個人消費)拡大を求め続けているけどね。。 新興国が金融緩和を行うと架空マネーの海外流失が加速する。 しかし固定相場制を採る新興国は海外流失で起きる自国通貨安を利用して輸出を伸長させることができない。 つまり内需の落ち込みを外需で補うことはできない。固定相場制のデメリットだ。 かと言って変動相場制でも内需の落ち込みを外需でカバーすることは難しい。 マネー量と貿易がリンクしていたニクソンショック以前と違って、 以降は架空マネーとキャリートレードの出現でマネー量が貿易を遥かに上回るようになった。 よって海外流失で失われたマネーを通貨安での外需で補うことは不可能に近い。 日本の例を見ると2000年代は外需主導の好景気だったが、それでも バブル崩壊以降、金融緩和による内外金利差で海外流失したマネーを補うことは到底できなかった。 赤字国債を毎年30兆円〜40兆円発行して特大の財政出動を続けてきたにも関わらず内需は低調だったからな。 量的緩和を行いベースマネーを増やしても、内外金利差で円キャリートレードとして海外に流れて欧米のバブルを膨らませるために使われた。
94 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 14:14:42.98
さて(笑)明日からまた市場が始まるわ(笑) 今日売らへん買った人、今どんな気持ちや?(笑) 売っとかなあかんと思ってはるやろ?(笑) ま、今からやったら買い取ってはる店も当然閉まっとるさかい、 どうすることもできひんがな(笑) 明日からの市場、ほんまに楽しみでならんわ(笑) ダウも調整に入ったようやしの(笑) 男っぷりよく窓を開けての下落、行ってみようか(笑)
95 :
語録 oz274 :2012/02/13(月) 14:27:22.66
579 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/12/11(日) 18:36:18.14
>>569 現実逃避か?。追加緩和が見送られた9月以降、ドル指数上昇で株式と連動しっぱなしじゃないか。追加緩和がなけりゃ金は単なるリスク資産なんだよ。
96 :
語録 oz271 :2012/02/13(月) 14:56:43.73
http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/eco/1321880831/より 777 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/26(土) 09:37:24.62
>>774 >>775 そして先進国通貨(ドル・ユーロ・円・英ポンド)/資源国通貨(豪・加・NZ)の月足を見ればリーマン以降、先進国→資源国へのキャリートレードが起きていたことが容易に理解できる。
778 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/26(土) 09:43:26.33
固定相場制を取っている新興国は外貨準備を見ればすぐにわかる。なぜなら先進国からキャリートレードで流れ込んだ資金=外貨準備量に等しいからだ。
新興国はキャリートレードによる資金流入に(自国通貨高圧力)対して為替を均衡させるために為替介入を行い外貨準備を同じだけ増やしているのだから当然だよな。
97 :
ゆま :2012/02/13(月) 22:13:25.60
ワロタン、ゆま夜は仕事だから、かわりにこのスレ、板にばらまいといてね そしたら次回は一時間3000円にサービスしとく
98 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/13(月) 23:55:09.97
リフレさんに愛を込めて上げます
99 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/14(火) 00:34:47.97
( `ω´)陰謀って魅惑的だお
100 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/14(火) 06:02:28.84
>>99 何が陰謀かわかったらビックリしたでしょう?
パソコン触れないので近日中に更新します
いつもご苦労様。
103 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/14(火) 21:17:55.12
おーいワロタン こっちこいよーWW
104 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/14(火) 21:39:28.54
ぎょえええええ(笑) 外貨しゃまがああああ(笑) わしのドル資産がぁああああ(笑) 紙くずになっていきますがなぁあああ(笑) 不細工豚嫁と知恵遅れの息子引き連れて一家心中確定ですやんかぁああああ(笑) 国際分散凍死ゃあああああ(笑)
105 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/14(火) 21:42:19.32
ゆまたああああん ゆまたああああああああん(笑) ズキャアアアアアアアアアア!!!!!
日銀が金融緩和をするということなのですが デフレ脱却には特につながらない、資金はアメリカに流れるとかんがえていいのですね?
>>106 そう思います。頼りない返答で申し訳ありません。
>>9 を読んで頂けると良いかと存じます。
56 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 21:28:36.56
ドイツ債も仏債も上限があるんじゃないの?
既発債も売りに出されなくなると、欧州の金融機関は他の投資先を見つけなきゃいけないんだと思う。
59 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 21:37:14.23
>>56 需要に合わせて新発債を発行すりゃいいだけだろ。買い込まれれば債券利回りが限りなくゼロに近づくだけだよ。
61 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 21:42:23.94
>>59 逆質問になって申し訳が無いけど、
新発債って予算に合わせて発行されるものでしょ?
債券の需要に合わせて発行されるのかい?
エコノミストの記事だと独債には資金吸収に限界があると書いていたよ。
68 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 22:41:02.33
>>61 信用収縮が進み、債券利回りが限りなくゼロまで買い込まれる状況下では政府支出を増やさざるをえないのだよ。もはや借り手は政府しかいないのだから。
70 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 22:46:46.19
>>61 その記事は信用収縮の進行と同時に独が財政均衡や緊縮財政策を採って国債発行量を制限した場合の話だろ。
極端な話、そのような状況下では借り手は政府しかおらず、新発債を発行して政府支出を拡大せざるをえない。
372 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/18(金) 21:46:40.35 信用収縮の際にリスク資産を圧縮して預金債券比率を高めることは極めて合理的で賢明である。
ドルキャリー取引は、世界的に低金利の米ドルを借り入れ、より高金利の新興国や資源国の通貨や株式、 金や原油等の国際商品などに投資して利益を獲得する投資手法のことをいう。 キャリートレードの調達通貨は投資する際に売却されるため必ず通貨安となる。 例えば数年前まで活発だった円キャリートレード(円安)を指して 通貨(円)からの逃避とでも言うのか?、言わないだろ。 単に機関が低金利・過剰流動性通貨を調達して高利回り資産に投資するだけの話だから。 キャリートレードが巻き戻ると通貨高になるのは2008年以降の日本円でも確認されていることだし、 今年の9月以降でもドル指数上昇として確認されているだろ。 単なるキャリートレードを指して通貨からの逃避とは言わない。 株安・通貨安・債券安のトリプル安(要は国内資産での市場運用が完全に機能しない状態)を指して通貨からの逃避と言う。 米国。欧州・日本などのどこを見てもトリプル安には陥っていないし今後もない。
491 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/19(土) 10:31:03.21 ドルキャリートレードの巻き戻しで、
ドルペッグ相場を守るために、新興国の外貨準備のドルを売るのは分かるんだけど、
ベースマネーが減少するって意味が分からない。
ドル売って自国通貨買いするから増えるんじゃないの。
498 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/19(土) 10:46:14.95
>>491 中銀が米国債を売却して自国通貨を買い戻せば売りオペと同じ効果となるのでベースマネーは減少するわな。
505 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/19(土) 11:09:26.12
>>504 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1371463578 日銀が円買い介入をして減少するのはベースマネー(現金+日銀当座預金)です。
これは、市中に出回っている現金と民間金融機関が日銀に預けている預金の合計です(=日銀の外にあるお金の量)ので、
介入によって市中から日銀に円が吸い上げられば、減少します(主に円買い介入によって、日銀当座預金が減少します)。
質問者は、海外から円を買って日本に持ち込むので円が増加すると思われているようですが、
介入では海外からお金は入ってきません。つまり、介入の決済は日本国内で行われますので、海外から円が還流することはありません。
ちなみに、マネーサプライ(現在はマネーストック統計として公表されています)は、
日銀が供給するマネー(ベースマネー)を元に金融機関が融資をした(=信用創造が行われた)結果、
預金等として世の中に存在するマネー量です。円買い介入によって、
ベースマネーが減少すれば、信用定数一定の前提では、マネーサプライも減少します。
.
信用収縮ヘッジとしては円預金・円債が最強。金は無力。欧州危機や新興国バブル崩壊を迎える来年度も更に主要国の長期金利は低下することだろう。
40 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:04:53.73
倉荷証券やETFや架空マネーが存在しなかった金本位制時代など全く参考にならない。
42 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:05:42.17
>>40 つ ゴールドスミス
43 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:07:29.39
安全資産だと誤認してるのは個人だけ。機関はリスク資産だと認識していためPIIGS債や株式と連動している。
44 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:09:15.94
>>41 新興国バブル崩壊は9月から始まっているが、それがGDPなどの経済指標として顕著に表れてくるのは来年だよ。
45 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:11:33.90
>>42 スミスの時代は架空マネーは存在せず、証券取引量や範囲も現代に比べると極めて小さかった。
47 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:13:27.33
>>45 現物ではない引換券を取引に使用し始めてる時点で既に架空マネーなんだが。
50 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:18:36.39
>>47 規模が違いすぎるだろ。架空マネーってのは中銀が刷って銀行に供給した通貨のことだが。当時は世界的にマネタリーベースを増やせる術がなかっただろ。
51 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:20:56.62 金ETF→リスクオン
金現物→リスクオフ
こんな基本もわかってない奴が電波垂れ流してるんだから世話無いな。
53 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:23:58.76
>>51 金現物を大量保有してる新興国機関は不動産価格が高値から40%以上下落すると自己資本不足に陥ると言われている。
54 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:26:44.48
>>51 ETF?頭悪いなぁ。金価格は先物と現物を切り離して語ることはできない。倉荷証券を大量保有している欧米機関はリスク資産だと認識しているのだよ。
58 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:41:21.76
そもそも機関は現受けしないからね。 保有してる倉荷証券を株式やPIIGS債等とまとめて市中で売却したり購入したりしているだけ。
59 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:42:41.31
>>58 現受けしないことでむしろ現物の価格が抑えられてるって結論出たじゃん。
62 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:47:37.11
>>59 現物同等品である倉荷証券を機関が大量に買い込めば価格は上がる。決済が済んだ後に証券発行される。つまり証券発行された時点で既に購入決済が成立してるんだよ。
64 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 11:53:22.48
>>59 倉荷証券ってのは先物市場で受渡決済が成立した後に、指定機関が証券発行するんだよ。
つまり証券発行した時には既に先物市場において買い注文が約定した後なんだよ。
77 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 13:08:16.55
>>74 金融機関が夜逃げなんかできるかよw。自己資本不足に陥った機関は現物を換金売りして安全な債券への投資を進めるんだよ。
78 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 13:10:48.06
>>76 それを埋めても余りあるほどの膨大な架空マネーが還流+新興国・資源国からのキャリートレードを介して先進国に流れ込むと言っているんだ。
79 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 13:13:35.38
バブル崩壊後に、新興国政府は金融システムを安定させるために金融機関に対して自己資本強化の大号令をかけるだろう。換金売りは金融システムを安定させるための国策なのだ。
バブル崩壊後に日→米に還流と内外金利差のキャリートレードで流失したマネーは500兆円とも700兆円とも言われている。今回はこの数倍はあるだろうなw
118 : あ: 2011/11/12(土) 20:23:48.12 前にマネーがバブルを起こす根拠として、バブル崩壊後の米国へのマネー還流を例に出していたけど、あの時の米国はITバブルを起こしたじゃないか。
還流したマネーがイノベーションと結びついたからこそ米国でバブルが起きたんだ。そして土地価格は依然として上昇していたし、ちゃんとバブルの下地があった。
もし米国にイノベーションが起こらず、かつ土地価格が減少していたら、米国内にマネーが留まっていたとはとても思えない。
148 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 22:33:15.66
>>118 80年代の米国はブラックマンデーや日本の台頭などもあり株式も不動産も低調だったよ。ITバブルはITに関連した企業の株式に機関の投資マネーが殺到して起きたものだ。
弾けてからITはイノベーションでも何でもなく投機による幻想だったとわかるわけだが。機関は小さなテーマ性があればそこに資金を流し込んでバブルを創る。
152 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 23:08:25.92
ITバブルなんて後付けもいいとこだよ。90年代初頭、ITという小さなテーマに目を付けた機関がITに関連した企業の株式に資金を流し込んで起きた単なる株式バブル。
株価の上昇で資金調達が容易になったIT企業が設備投資をたくさんした。
利上げと911によって株価は完全に崩落してITバブルはイノベーションでも何でもなく投機による株式バブルという幻想だったと世界が知ることになったわけ。
154 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 23:29:09.68
銀行は預金者や中銀から供給された通貨(負債)を使って貸出や運用をしていると考えれば、自己資本に対する負債の割合を指してレバレッジがかかっていると表現することは可能だが。
けれど、これはファンドや個人が証拠金を担保に金融機関から借入して行うレバレッジ取引とは根本的に仕組みが異なる。
155 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/12(土) 23:35:58.89
>>153 ITバブルを調べると良い。日本でも電機メーカーが突っ込んで大赤字出しただけだろ。ただし、このITバブルで企業が行った過大な先行投資が今日のIT産業の礎となったのは間違いない。
193 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/13(日) 09:31:14.87
>>153 イノベーションによってITバブルが起きたんじゃないよ。機関がテーマ性に基づいて仕掛けたITバブルによって、資金調達が容易になった企業が過大な先行投資を行った結果、ITのイノベーションが促されたというのが正解。
バーチャル(架空マネー)がリアル(実体経済)を支配するマネー経済の特徴だ。
■重要論点■ 195 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/13(日) 09:39:58.87 世界中もしくは国中を巻き込んで特定分野への過大な期待・過大な先行投資が起きる。これがバブルの原因だ。弾けた時に投機による幻想だったと皆が理解するわけだ。 誰がこれを仕掛けているのかというと、お金の貸し手である機関に他ならない。
532 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/15(火) 12:35:14.60 10月頭→現在。
ダウ10500→12000。
金1600→1800。
原油75→99。
米債利回り1.7%→2%。
株式・金・原油は連動。 株式・金・原油と債券は逆連動。これが現実だ。
533 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/15(火) 12:43:59.74
>>532 この連動が始まったのは9月FOMCの直後からだ。つまり、追加緩和がないと機関は金をリスク資産として扱うということだ。
534 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/15(火) 12:52:40.94
>>532 9月FOMC→10月頭。
ダウ11500→10500
金1800→1600
原油85→75
米債利回り2%→1.7%
761 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/16(水) 08:56:59.72 今でいう正貸とは、主要国通貨・主要国債券だろう。世界恐慌時に金鉱株が高騰した理由は正貨(金)へのレパトリで金の需給が著しく逼迫したからというのが合理的な考え。 762 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/16(水) 09:58:14.68 80年前もバブル崩壊で家計は相当な負債を抱えていたにも関わらず、世界恐慌からの回復局面で最も経済成長に寄与したのは個人消費。 経済危機の度に悲観的なデレバレッジ論が展開されるが、これが正しかったことはない。
960 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 07:16:13.90
>>959 リスクになっているのはPIIGS債だけじゃん。主要通貨国がトリプル安に陥ることはないわけだし。
962 : ◆QZaw55cn4c : 2011/11/17(木) 08:02:57.35
>>960 10年単位で考えると、それは「先送り」にしかみえない。いずれ全世界の債券がリスクになるのでは?
963 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/17(木) 08:05:43.03
>>962 今後、債券安になっても株高であれば問題ない。つまりトリプル安でなければ問題ないんだよ。
金は金融緩和に対するヘッジにはなるが、信用収縮に対しては非常に脆弱だ。信用収縮に対するヘッジは預金債券しかない。
金融機関はETFではなく倉荷証券を大量保有している。金融危機が進むほど主要国債の長期金利が低下しまくっている現実を見ようか
信用収縮の際には膨脹したペーパーマネーは株や金などのリスク資産→主要国債券に流れ込む。単純な話だ。
907 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/11(金) 17:24:26.76
あえて書くけど、個人が売る量なんて投機で動く(数字上の)量に比したら
冗談みたいに微々たるもんだよね・・・
909 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/11(金) 17:26:09.65
>>907 そのとおり。架空マネーを行使できる機関に比べたら個人の投資行動など無視できるレベルでしかない。
金価格の高騰は、現物の奪い合いなどではなく機関同士が倉荷証券をキャッチボールし続けてきた結果だよ。
89 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/04(金) 17:54:24.23
金融機関は資金不足なのに、何でリスクオンになるの?
王手銀がソブリン債を圧縮して余裕が出たから?
自己資本率の引き上げ要請もあるのに。
93 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/04(金) 18:41:41.38
>>89 危機後退観測や良い経済指標を受けて機関が保有債券をリスク資産にリバランスするからだよ。
106 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/04(金) 20:30:39.93
>>金の証書は下落するが現物価格だけ高騰するという不思議な現象が起こるかも
114 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/04(金) 20:45:06.28
>>106 ないね。なぜならこれまでの高騰の大半は証券の力による水増しだからだ。証券が崩壊すれば価格も崩壊する。
396 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/05(土) 10:28:17.18
>>389 追加緩和を織り込んでる時は株式と逆連動の動きをしている(8月や11月FOMC直前)。追加緩和が不発に終わった時は株式と連動している(9月〜10月半ば)。
397 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/05(土) 10:31:47.14
>>395 リセッションの時は一旦は安全資産である国債に集まるよ。その後に機関がリターンを求めて選好した投資先に移動する。
504 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/05(土) 20:30:36.36
NY最近、ダウと金価格が連動している。半年前までは逆の動き、または上昇してたね。
この違いを見極めることだね。諸君。
505 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/05(土) 20:39:34.20
>>504 それはドル指数が関係している。
ドル指数が下落している状況下では株と金は逆連動
ドル指数が上昇している状況下では株と金は連動
このドル指数の変化は米国の金融政策と強く関連性がある。
ドル指数チャート
http://www.forexpros.jp/quotes/us-dollar-index-advanced-chart 時間軸を調整して見ると良い。
508 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/05(土) 20:52:43.31
>>505 チャート見ると
QE2期間中は一方的に近い感じで下落している。
QE3が強く織り込まれた8月は株式大幅安にも関わらず指数が低水準で底這い状態。
QE3ではなくてツイストオペが意識され始めた9月から指数急上昇。
QE3が強く織り込まれた10月後半は急落(株安金高と8月のような動きを見せた)。
今後、新興国で深刻なリセッションが生じた場合、世界的にリスクオフの流れとなるだろうが、立ち直りが最も早いのは米国だろう。
欧米が協調して通貨切り上げ・内需拡大・市場開放を新興国に要求し続けている。つまり欧VS米ではなく、欧米VS新興国なんだよ。 この3要求はバブル期の日本に対して行われたものと同じだ。 20年前の日本に学んだ新興国が要求を受け入れるはずもなく。仕方なく力技を仕掛けた成果が新興国の不動産市場に現れてきた。 要は欧米諸国は新興国に対して日本型経済を目指せと圧力をかけているわけ。 不動産バブルを崩壊させてインフレなき、財政政策によって支えられた緩やかな低成長経済に移行しろと。
>>136 あたりから、oz267でした。重要論点多数でした。次回はoz266から。
ドル指数が上昇すると積み上がった倉荷証券が崩落しちゃうね。バーチャル(証券の崩壊)が現実(現物の崩壊)を支配するという点でサブプラと酷似している。 倉荷証券は、商品版MBSだ。
バブル経済の本質は雇用や所得ではなく、架空マネーの流入によって引き起こされる資産効果だよ。資産効果が総需要を創出する。
55 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/01(火) 21:14:45.80
今日は欧州株暴落 その中でもドイツ株がひどい 5.4%安
貴金属は、銀、銅が4〜5%安 米大手先物会社破綻MFグローバル
の破綻が関係しているのかも 昨日の日銀介入もドル高ショックを
演じて株・商品全面安 東工取、システム障害起こしてる場合じゃないぞ
現在、金の立ち合い停止中
57 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/01(火) 21:16:18.57
>>55 その破綻した会社が保有してる倉荷証券の運命や如何にw 起爆剤とならねば良いがw
58 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/01(火) 21:17:35.09
ゴールドって、本当に、アメリカの市場で大きく値が動いて
大勢が決まるよな。
60 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/01(火) 21:19:41.91
そりゃ価格決定権を握ってるのは倉荷証券を大量保有してる欧米金融だからね。
64 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/01(火) 21:28:58.01
市場はQE3織り込んでいるだけに不発は下げ加速必至
しばらくマーケットに参戦する気がおこらん 何が起きるかわからんし
MFグローバル破綻はミニリーマンショックって海外では言われてるけど
氷山の一角だろ 連鎖すればリーマンの比じゃないがな
65 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/01(火) 21:32:37.81
>>64 商品版リーマンショックになりそうな予感。先物会社破綻とQE不発によるドル指数上昇で、欧米機関が大量保有している倉荷証券が。。。
そして新興国バブル崩壊で新興国機関が大量保有してる現物が。。。
金相場を膨らませているのは機関が大量保有している倉荷証券だと言ったのだがw ETFなんぞ資金の規模を考えると倉荷証券より遥かに小さい。 ETFは交換不能だが、倉荷証券は現物と等価交換できる証券だ。これは市場で売却して換金することもできる。 機関が現物ではなく証券での受け取り保有を選択しているため 倉荷証券の保有残高だけが実体を超えて積み上がっている状態。 流動性が逼迫して機関が保有している倉荷証券を市中で本格的に売却し始めたら終了なんだよ。
リスクオフが続く場合、欧州中の機関から独仏債は買い込まれてデフォルトにならずトリプル安にはならない。 リスクオンが続く場合は債券安となるが 株高・通貨高になるためこれもまたトリプル安にはならない。 どの道、トリプル安にはならず市場運用の崩壊もない。 結局、ユーロの通貨システムは崩壊しない
機関が運用する架空マネー流入により資産効果が生じて雇用や所得が後追いで改善していく。 これが1972年以降に生まれたマネー経済の仕組みだ。
351 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 10:48:28.74
そのマネーが不動産や株式に集中する時代が終わったんだよ。
マネーは何処かに集中するだろうが、その投機対象が国民の所得に結び付かなければ成長は無い。
352 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 10:51:11.87
>>351 新興国・資源国へのキャリートレードが効いてる現状だけ見て終わったと断言されてもね。
バーチャル(貨幣市場)が現実(財市場)を支配するのがマネー経済の特徴。
353 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:00:35.99
>>352 米国の株式市場や住宅価格がまた上昇すると言いたいの?
株式市場が回復するには企業の儲けが必要。企業が儲けるには人々の消費が必要。
人々の消費が増えるには所得の増加が必要。所得の増加には企業の利益が必要。
企業の利益を産み出してきた米国の消費が壊滅した今、株式市場が回復する理由が無い。
理由が無いのにマネーが集中する訳が無い。
住宅バブルは30年以上の上昇神話があったからこそ。
人口減少の続き成長の止まった今、米不動産にマネーが流入する事は無い。
なので、マネーが米国に集中しても米国の成長にマネーがまわる事は無い。
357 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:14:37.04
>>353 俺はそう思う。新興国・資源国・商品バブル崩壊によって長期的な商品安が続くからだ。低金利と商品安が先進国GDPの70%を占める個人消費を盛り上げる。
盛り上がった個人消費に関連するリスク資産を肉付けするように還流した架空マネーが流入。更に新興国・資源国の金融緩和で生じた架空マネーも次第に内外金利差の逆転で先進国に流れるようになる。
機関主導で資産効果が生じて財市場が後追いで回復して最終的にはバブルとなり崩壊する。予想だけどな。
http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/eco/1320120989/#353 ※oz266は、重要論点満載です。一読する価値あり。ここでは、軽く引用しておきます。
「バーチャル(貨幣市場)が現実(財市場)を支配するのがマネー経済の特徴」か? 実体経済が先にありき、なのか?が論点
358 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:18:04.41
>>357 中流層の崩壊でアメリカの消費自体が壊滅してるのに
マネーの流入だけでどうやって消費が回復するんだっての。
金融も不動産もダメで、還流したマネーはすぐに商品に向かう。
359 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:19:44.55
>>358 中流層が崩壊したのはマネー流失による逆資産効果が原因だよ。
>>359 不動産の資産価値上昇を担保にクレジットカードで買い物しまくってたのが
アメリカの消費の正体。だから、不動産が回復しない限り消費も回復しない。
そして、不動産を回復させるにはモーゲージ債の損失処理が必要だけど
本腰を入れると巨大な信用収縮で経済そのものが委縮する。
つまり、出口のない金融や不動産に見切りをつけ、商品に集中する。
従来の穀物や貴金属を始め、今は水ビジネスが筆頭。
新興国の水道事業を受注する民間企業の狙いがそれで、民営化された
水道料金は高騰しスタグフを招く。ボリビア水戦争のようにね。
そして、新興国のインフラ事業を民営化させるには国家を財政破綻に追い込み
IMF監視下歳出削減を迫る必要がある。それには国債・・・w
わかった?全ては繋がってるんだよw
362 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:31:03.05
>>361 アメリカの金融市場が回復しない理由は供給した通貨が外貨準備やキャリートレードを介して新興国・資源国の財市場・労働市場を膨らませるために使われてしまうからだよ。
還流後は、新興国・資源国が供給した通貨がキャリートレードを介して先進国の財市場・労働市場を膨らませるために使われることとなる。
364 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:34:04.68
>>362 ちなみにね、金融市場も不動産の高騰を前提に儲けてきた。
サブプライムがまさにそれで、不動産の債権を証券化して暴利を貪った。
しかし、不動産価格が下落すればするほどモーゲージ債は焦げ付く。
こうしてる間にも、どんどん紙屑化が進んでるんだな。
不動産価格が底を打ち、不良債権処理を進めるまでアメリカは回復しない。
マネーの還流は、その穴埋めに使われるだけ。
365 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:37:19.56
>>364 新興国・資源国から還流とキャリートレードを介して数倍に膨れ上がった架空マネーが米国に流れ込むだけだよw
366 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:38:24.76
>>365 その架空マネーがアメリカに還流し、バブル崩壊の穴埋めに使われる。
要するに元に戻るだけなんだな。
367 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:38:57.12
穴埋めしても有り余るほどの膨大な架空マネーが米国に流れ込む。
368 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:42:43.11
>>366 新興国・資源国から還流とキャリートレードを介してリーマン以前に米国に存在していた量の数倍にも膨れ上がった架空マネーが米国の金融市場に流れ込む。
(新興国・資源国がバブル崩壊後の金融緩和で産み出す架空マネー)+(米国金融緩和で新興国・資源国向けに流れていた架空マネー)=還流後に米国に流れ込む架空マネーの総量
371 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:55:40.11
>>367 出たところに戻るだけで膨らんではいないよ。
>>368 バブル崩壊で新興国で膨らんだ分も萎んでいる。
373 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 11:57:42.88
>>371 米国に架空マネーが還流するから新興国が萎むんだよ?
(現在新興国に起きていることと、日本バブルとの共通点)
461 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 18:25:26.88
通貨切り上げ要求 内需拡大(財政出動)要求 市場開放要求
20年前にも、どこぞの国に対して行われた経済侵略行為に不可欠な三要求ですよw
462 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 18:36:08.75
あーあれだろ?日本相手でうまくいったから
他でもでもやれるって思い込んで道を踏み外すパターン多いよなアメリカ
463 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 18:40:40.33
>>462 新興国の不動産市場が崩壊しつつある現状を見ればうまくいっているねw
欧州が資本増強を理由に新興国への投融資1.4兆ドルを引き上げて
米国がインフレ率を理由に追加緩和を見送りドル高圧力をかける。
たったこれだけでドルやユーロを使ったキャリートレードは逆流して
新興国バブルはあっけなくハードランディングで崩壊に至るんだよ
(サイクルについて)
481 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 20:21:51.10
ドルを流し込んだり、一転、還流させたりするサイクルは、
国家戦略として意識的に行っているのか、
自然とそうなるのかどっちですか?
482 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 20:27:07.53
>>481 変動相場制の世界では内外金利差でキャリートレードが必ず生じて循環運動をするため自然とそうなる。
483 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 20:28:39.02
>>480 中国は3兆jという外貨準備がありますが、対抗できませんか?
中国がドル売りして対抗したら結末はどうなりますか?
484 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 20:31:32.06
>>483 資金流失に対抗してドル売り介入してる間にベースマネーが減少して不動産バブルが崩壊します。
(証券化、金融工学について)数レス分、続きます。
491 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 20:59:08.05
ペーパー金の発行量に対して金現物の量が圧倒的に少ない状態。
ペーパー金を全部金現物に変えてって請求されたらどうなるの?
499 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/02(水) 21:09:09.28
>>491 仮に機関が現物受けを始めたとする。当然、証券量を満たす現物量はない。この瞬間から機関が証券を大量に投げ始める。
機関の証券購入によって2000ドル近くまで上昇してきた価格は投げで大暴落。証券市場の崩壊は最終的に現物市場も崩壊させる。
マネー経済の本質が架空マネーの循環とするなら、 金融工学の本質は架空マネーと証券の力を駆使して価格を極限まで水増しすることだ。
証券で持つか現物で受けとるかは寄託者の自由だ。 寄託者が決済する度に証券保有を選択し続ければ証券残高だけが現物量を越えて積み上がっていく。
証券による価格水増しな。
機関が売却して初めて市中流通量が増えるわけ。
つまり証券として購入保有し続けるうちは市中に流通せず価格だけが上昇していく。
国債の発行量が激増してるのに長期金利が低下して価格が上がるのは、機関が大量に購入保有していて市中流通量が逼迫しているから。
機関が投げ売りを始めると市中流通量が激増して長期金利が上昇して価格が下がる。国債を引き合いに出したけど、金でも同じ。
例えば倉庫に1000トン在庫があると仮定しよう。 で君が先物市場において10000トン分を受渡決済しましたと。そうすると10000トン分(在庫の10倍)の証券が送付されてくるわけ。 君は出庫量を払って証券と引き換えに現物受けをするか、証券保有するか、証券を市中で売却するか、の3つから選ぶことになる。 つまり君が決済の度に証券保有を選択し続ければ、現物量を超えた証券だけが積み上がり価格だけが上がっていくことになるんだよ。 これで保有している証券量に対して現物量が圧倒的に不足していて現受け不能と知ったらどうするだろう。 おそらく1円でも高く売れるうちに大量に保有している証券を市中で全力売りするだろう。すると証券の市中流通量が激増して証券によって水増しされていた価格は崩壊する。
先物市場における受渡決済の流れ。
● 手元に金地金が届くまで
@ 所定の手続きを経て商品先物取引の口座を開設します。
▼ 口座開設には審査があり、口座開設をお断りする場合もあります。
A 取引当初に必要な資金を口座に入金します。
▼ 取引当初から現受けに必要な相当額を入金いただいてもかまいません。
B 先物市場で【買い】注文を出し、必要な買い玉を建ててください。
▼
C 納会日が近づいたら、現受けに必要な残りの資金(相当額)をご入金ください。
▼
D 受渡日には金倉荷証券が受渡しされます。
▼ 先物市場での受渡しは、取引所の指定倉庫会社が現物の裏付けの元に発行する「倉荷証券」にて行います。お客様が金地金の引き出しをご希望の場合は、当社が代行サービスとして引き出しを行います。
E 当社よりお客様へ「金地金」を発送いたします。
http://www.kanetsu.co.jp/futures/about_genuke.html
162 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/18(土) 11:17:43.90
951 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/03(木) 19:23:39.98
>>948 証券による水増しは何でも起き得るよ。不動産や株でもね。機関同士がMBSのキャッチボールしてたのがサブブラ。 キャッチボールが続く限り需給を無視して価格だけが吊り上がっていく。
952 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/03(木) 19:25:50.96
>>951 でも、続かなかったよねw
経済理論だけで何でも出来るんだったらバブル崩壊なんか
起きないはずなんだけどね。
ニューエコノミー(笑)
953 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/11/03(木) 19:27:59.94
商品だって先物市場に倉荷証券が存在する以上、証券による水増しは容易に起こり得るわけ。
これを防ぎたかったら規制するしかないね。受渡決済は現受けしかできないとか、現物量を超える証券発行を禁ずるとかね。
商品バブルも同じことだよ。機関同士のキャッチボールが終わればサブブラのように終了する運命だ。
(倉荷証券) 市場規模からしてETFより倉荷証券のほうが圧倒的に大きいよ。機関が現受けを始めるなら高騰説は正しいが、証券のまま市場売却するなら市中流通量が激増して価格は崩落するよ。 要はペーパーマネーを増大させて機関に流動性を供給してやらないと証券が崩落するわけだ。 倉荷証券は現物と等価価値を持つ。倉荷証券が買い込まれると価格は高騰する。売却されたら価格は下落する。ところが世界には倉荷証券を保証するだけの現物量がない。 もはや倉荷証券は現物ではなくて価格上昇を担保として信用保証されている状態。流動性の供給が続く限り、この価格上昇を担保とした機関のキャッチボールが続く。 流動性が枯渇するとキャッチボールが停止して証券の売却が始まり価格が下落する。すると価格上昇という担保がなくなり信用収縮が起きて売却が加速して市場流通量が激増して価格崩落に至る。 証券を大量保有してるのは個人ではなくて機関だし。機関は売却はしても現受けしないよ。 倉荷証券は倉庫業者が寄託者の請求により寄託物について預(あずかり)証券および質入証券に代えて発行する有価証券。 寄託者はこれにより寄託物の譲渡・質入その他の処分をなし得,また倉庫業者はこれと引換えでなければ寄託物の返還に応ずる義務はないなど,預証券の規定が準用される。
総需要なんてのはニクソンショック以前の古い思考だ。実体経済は機関が動かす架空マネーによって決まる。 総需要(実体経済)は架空マネーによって創られる。
945 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/31(月) 18:17:22.75
R君は日本の財政問題をどう見てる?
実質的な財政破綻のような状態になると考えてる?
ぜひ見解を開示してみせてくれ
946 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/31(月) 18:21:53.56
>>945 将来的には緊縮財政と買いオペを同時にやると思う。新発債の発行量を抑えて、中銀が買いオペして金融機関が保有している既発債を抱え込む。
内外金利差の逆転でキャリートレードを介して架空マネーは国境を超えて循環運動を繰り返す。これがマネー経済の特徴。
米国が金利上げなくても、バブル崩壊で新興国・資源国が大幅に利下げするから内外金利差が一気に縮小して還流してキャリートレードが逆転する。 新興国の金利が高いのはキャリートレードによって流入する莫大な資金流入で経済が加熱しているからなのだが。 新興国・資源国・商品市場はドル指数の上昇に対して非常に脆弱だ。
新興国のバブルを加熱させている原因は貿易ではなく、外貨準備やキャリートレードを介した先進国からの資金流入によるものだ。 1972年以降、架空マネーが生まれて実体経済は後付けとなった。経済構造は貿易から資本の移動へと変化した。
1972年以降の世界では内外金利差でキャリートレードが成立してマネーが国境を超えて移動するからね。総需要なんてのは後付けに過ぎない。要はマネー流入によって資産効果が発生した結果として総需要が創出されるもの。
通貨発行権を持つ中央銀行の赤字はあくまで帳簿上のものでしかない。 刷った通貨を使って購入した資産が目減りして帳簿上で赤字になった。だから何って話w
国際金価格を決めているのは実体経済の数倍の規模を持つ欧米金融の架空マネーだが。中国バブルが崩壊して架空マネーが還流している時に個人がいくら買いを入れようが上がらないよ。 固定相場制の国で利下げをすると、国内の流動性が改善される代わりに海外からの投資資金が内外金利差の縮小で流出して相殺されるため金融政策は無効となる。 残念だが金融緩和では不動産バブル崩壊は止められない。内外金利差の縮小で堅調な欧米に架空マネーが還流するだけ。
.
321 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 22:04:48.19
マクロ経済学の教科書ったって色々あるが、どれだね?
323 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 22:22:52.90
>>321 色々あるが、著者や世論のバイアスがかかっていないもの。つまり純粋に金融システムの仕組みを解説してるだけの本が良い。
図書館や本屋にあるから何冊か立ち読みしてみるといい。
324 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 22:32:36.48
>>323 書名をはっきり書かんかい。
335 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 23:52:56.10
>>328 単に書くのがめんどくさいから。
>>329 数式を直接扱うことはないが、マクロ経済学の教科書に載っているマンデルフレミングモデルやマーシャルのKや通貨乗数は参考にしている。俺はバイアスのかかってる投資本は読まない
176 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/18(土) 21:50:40.67
屁。
177 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/19(日) 01:07:53.50
初心者向けのマクロ経済学の本ないの?
321 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 22:04:48.19
マクロ経済学の教科書ったって色々あるが、どれだね?
323 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 22:22:52.90
>>321 色々あるが、著者や世論のバイアスがかかっていないもの。つまり純粋に金融システムの仕組みを解説してるだけの本が良い。
図書館や本屋にあるから何冊か立ち読みしてみるといい。
324 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 22:32:36.48
>>323 書名をはっきり書かんかい。
335 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/22(土) 23:52:56.10
>>328 単に書くのがめんどくさいから。
>>329 数式を直接扱うことはないが、マクロ経済学の教科書に載っているマンデルフレミングモデルやマーシャルのKや通貨乗数は参考にしている。俺はバイアスのかかってる投資本は読まない
信用創造機能が麻痺して流動性の罠に陥っている現状でQE3をやっても、商品高を招くだけで逆効果。 深刻なデフレに陥らない限りQE3はない。 そして現状は構成要件には程遠く、世界各国どころか議会や連銀内部からも反対され、商品高というQEの副作用だけを被った連中が世界的にデモしてる。 QE3は不可能だ。
流動性の罠に陥っている状況下で金融緩和してもインフレにはならない。商品高を招きスタグフになる。スタグフでは債務は圧縮されるどころか、景気後退が加速して債務増加が加速する
グリーンスパンがブラックマンデーの際に、『流動性を供給する準備がある』と市場に対して口先介入を行い鎮静化させたのは有名な話。
国家が不良債権を全て担保できるなら金融機関が換金売りして自己資本増強する必要性は薄れる。 国家が不良債権を担保できないなら、金融機関は換金売りをして自己資本増強を加速させなきゃいけない。 単にそれだけ
420 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/23(日) 05:16:11.10
で、R君が
>>323 で言った
「著者や世論のバイアスがかかっていないもの。つまり純粋に金融システムの仕組みを解説してる」
というマクロ経済学の教科書って何?
421 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/23(日) 05:17:12.38
>>420 気が向いたらリストアップします。
※気が向くまで待ちましょう
>>177
当局者はCPIとコアCPIを見て金融政策を決めている。 軽視するというより、マネー経済の特徴は、資本の移動がメインで実体経済はオマケなの。 40年前にマネー経済へ移行して以来、生産や労働の価値は激減してや奴隷的地位に転落してしまったのさ。
マネー経済下では個人(現実マネー)はオマケに過ぎない。金融政策によって中銀から供給された架空マネーの運用先を決めているのは機関なのだから。 この現実マネーの数倍の規模である架空マネーの流れが全てを決める。
要は中銀から供給されたドルやユーロ(架空マネー)を使って機関が新興国・資源国・商品に投資するキャリートレードが生じてる。 これが逆回転して還流すると投資先のバブルが崩壊して下がる。架空マネーは消えないよ。循環運動を繰り返して膨脹し続ける。
493 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/23(日) 12:49:17.60
実物資産の裏付けで通貨を発行すると架空マネーが生産できなくなる。架空マネーってのは富を合法的に収奪できる欧米の金融兵器みたいなもんだよ
495 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/23(日) 13:24:42.67
>>476 まるでイスラエルがパレスチナに対して行ったやり方だな。
30万円程度の武器弾薬で襲えば時価5000万程度の畑、家屋を奪えるからコスパがスゲーんだと。
だいたいアフリカあたりだとごく普通の発想だ。
496 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/23(日) 13:27:32.00
日本もそういう発想だよ
銃弾使わないだけさ
497 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/23(日) 13:30:47.84
紙幣を刷って架空マネーを創るだけで、世界中から莫大な富を合法的に収奪できる現代の管理通貨制度に比べたらかわいいものだな。
.
架空マネーは世界中の富豪の全資産を合わせた額の10倍以上の規模だぞ。つまり金融機関が操る架空マネーの流れで全てが決まってしまう。
964 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/25(火) 11:11:43.67 R先生教えて
金を何割か売ってドル紙幣を買おうと考えてますが、
この考え方は、悪く無いですか?
967 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/25(火) 11:17:34.95
>>964 ドル還流を見込んで中長期的に見れば悪くない選択だが今は未だ早い。
今は円預金かMRFで待機しとけ。それが最も賢明で最強な選択肢だ。
資源国通貨や商品はやめとけ。架空マネーの還流に巻き込まれるぞ。
実際にリスク資産が売られる時は、長期金利は下がっている。これはリスク資産の逃避先として預金システムが健全に機能している証明である。トリプル安になどなりえない現実。
独債仏債が売られる時はリスク資産が買われる時だがw そもそも中銀の金融政策需要と金融機関の市場運用需要という実需がある国債はバブルではない。 景気回復して債券安になれば銀行はリスク資産への市場運用や貸出運用に切り替えるだけ。結局ユーロが紙屑になることはない。
これからもユーロダラーが演出するバブルは世界中で猛威をふるい、50年後には1%の富裕層が99%の貧困層を支配する超階層社会になっている。
例え、生まれに恵まれなくとも知恵と行動力と人脈があれば三億のような資産家になれるケースもある。 ※経済理論ではないけど入れてみました。
1%と99%は単なる例えだが。 要は格差の進行は止まらないと言ってる。
>>193 に追加でお願いします
ニクソンショック以降生まれたユーロダラーという過剰流動性が世界各地を移動してバブルを起こしている。このユーロダラーは欧米金融緩和の度に巨大化。 俺が主張する資金還流論は、このユーロダラーの循環運動。キャリートレードと還流を繰り返して循環するんだよ。そろそろ還流は近いぞ
預金者が市中から通貨を銀行に預け入れて銀行は受け取った通貨を貸出運用か市場運用に回して利鞘を稼ぐ。これが預金の仕組み。 預金準備率は中銀がマネーサプライを制御するためにある。要は金融政策
実体経済が景気を牽引してマネーが後付けだったのは昔話。ニクソンショック以降はマネーが景気を牽引するようになり実体経済は後付けとなった。
住宅バブルを演出したのは住宅市場に流れ込んだ過剰流動性なんだけどw 機関が流れを作った上に個人が乗っかっただけ
776 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 22:49:34.81
>>775 過剰流動性は循環する。 そろそろドルやユーロを使って新興国・資源国・商品に向かってたキャリートレードが巻き戻る。
つまり資金還流・低金利・商品安のトリプルメリットを得て盛り上がった個人消費に実体経済を遥かに超えた過剰流動性が流れ込み、最終的にバブルになるだけ
777 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 22:51:18.40
個人消費に過剰流動性が流れこむって……どうやって流れこむんだ?
778 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 22:52:42.63
>>777 個人消費支出の盛り上がりに関連する資産全てに過剰流動性が流れ込む
779 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 22:54:48.74
当然、過剰流動性の流れをつくるのは機関だよ。その上に個人が乗っかり最終的にバブルとなり崩壊する。
780 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 22:55:06.02
それなら資産に流れ込むって言えよ
784 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 23:01:01.70
>>781 マネーが先行して実体経済は後付けだよ。まぁ所得に流れずとも資産価値は上昇するんだわ。マネーの流れをつくるのは個人ではなくて機関だからw
1972年以前は、実体経済が先行してマネーは後追い。1972年以降は、マネーが先行して実体経済は後追い。 1972年以降はユーロダラーの出現と巨大化によりキャリートレードが発生して経済の仕組みが大きく変わったんだよ。そして、このユーロダラーは還流する。
806 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 23:29:00.03
ほんの僅か前までは、国債に逃げられたが、
いまや国債までもが逃げ場としての限界に向かいつつあるしなー。
810 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/20(木) 23:30:38.69
>>806 限界ではない。還流の過程で今年後半〜来年にかけて長期金利は更に低下する。
管理通貨制度下では経済規模と金利差で決まる。 そしてマネーが先行して実体経済は後追いする。全ては過剰流動性を抱える機関が決める。
.
欧米金融は協調してキャリートレードによって新興国・資源国・商品バブルを膨らませ、危機による自己資本増強の大義名分で資金回収(還流)を始めている。
ユーロの通貨発行権を持ってるのはECBだけだが。 発行国の中銀はECBの指示に従い民間銀行に資金供給してるだけに過ぎない。 銀行預金が健全かどうかは発行国ではなくて、金融機関のポートフォリオによる。欧州圏の銀行は独債・仏債メインでユーロ預金を運用しているためユーロが紙屑になることはない。
oz261、260、259は、収穫なし。oz260は、「野口=顔と見抜かれるの巻」野口ファンのみ必見。
中銀が民間銀行を通して既発債を買っても財政ファイナンスにはならんと言ってるんだよ。
金融政策は万能薬ではない。量的緩和は等価の資産と通貨を交換するだけのもの。つまり金融政策では銀行の資本欠損を埋めることはできない。 埋めるためにはリスク資産圧縮などの経営努力を極限まで行い、最後は公的資金しかない。
年金や保険は破綻しません。なぜならリスク資産を圧縮して国債へのリバランスを進めているから
資本欠損は保有資産価値の下落によるもの。欧州の銀行はPIIGS債や株式や商品から独債仏債へのリバランスが加速しているよ。だから圏内利回り格差が開いている。
赤字だろうが黒字だろうが自己資本が充分なら破綻しないよ。自己資本が欠損して不足したら破綻する。 金融政策では自己資本の欠損を埋めることはできない。埋めるためにはリスク資産圧縮や公的資金しかない
250 : 質問厨: 2011/10/05(水) 19:00:15.97
時価会計による資産価値下落を逃れているんだから、自己資本も欠損してないんじゃないの?
額面満額で現金化していると思うんだけど。
253 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 19:02:56.36
>>250 そもそも時価会計から逃れてるわけじゃない。逃れてないからリスク資産圧縮が起きて世界中のリスク資産が暴落してるわけでw
214 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/19(日) 18:36:05.76
255 : 質問厨: 2011/10/05(水) 19:07:52.43
ECBが銀行から満額で買い取った…んじゃないの?
つーか、まず整理したい。
ECBはギリシャ債を銀行から買い取ったのか。
極一部しか買い取ってないのか。
262 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 19:14:41.31
>>255 インフレ率を見ながら買いオペしてるんだから、ある程度しか買ってないだろうね。それ以前に銀行の市場運用先から外されてるけど
↑また失敗した>< oz258です
281 : 質問厨: 2011/10/05(水) 19:45:15.08
>>278 俺もユーロは破綻しないと思うけど、高インフレにはなると思う。
むしろ中銀引き受けにしなかったら金融機関を守りきれない。
連鎖は財務状況も問題だけど、銀行の気持ち次第じゃないかな。
ギリシャ破綻後だと安全債権の購入に向かうと思うけどな。
R先生の言うように仏債と独債に。
282 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 19:49:24.54
>>281 まず貨幣需要がない状態では高インフレにはならん。ECBが懸念しているのはユーロ安と国際商品市況高がもたらすコストプッシュ型の輸入インフレのほう。
中銀引き受けはできんよ。ECBはギリシャの中央銀行ではないのだから。
結局、緊縮財政×財政融資の組み合わせしかない。
285 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 19:53:01.10
というかユーロ圏では個別に金融政策ができない以上、弱小国は財政融資を受けて緊縮財政をするしか術がない。独仏のような大国は資金調達も容易だがね。
293 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 20:01:39.23
>>285 各国の新規国債をECBが引き受ける事はできないの?
298 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 20:05:43.60
>>293 ギリシャだけのために各国のインフレ率を無視して無限にベースマネーを増やすような行為はできないだろ。しかも売り手がいないため、ベースマネーを減らすことができないのだから。
351 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 21:24:04.40
既発債利子率up→額面上は価格変化無し(実際は欠損)→ECBが買いオペで額面の価格で買い取る→銀行無傷でマネーGET
354 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/05(水) 21:28:02.33
>>351 取得単価から債券価格が暴落した時点(利回りが急騰)で資本欠損が生じる。そして中銀は時価でしか債券を買いオペしないよ。
521 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/06(木) 05:23:56.16
中国人が真面目に借金返すわけないだろw
手持ちや横領した現金で金地金買って夜逃げドロン。
522 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/06(木) 05:28:19.09
>>521 個人が逃げても融資が焦げ付いた金融機関で資本欠損が生じて、金融機関が換金売りするだけ。
523 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/06(木) 05:35:28.17
>>522 その「金融機関」すら怪しいのが中国クオリティw
524 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/06(木) 05:38:38.58
>>523 融資が焦げ付いて自己資本が欠損した金融機関は資金ショートを防ぐために換金売りを始める。じゃないと倒産してしまうからだ。
全世界共通の現象w
換金売りが一巡した後の金融機関は最早、リスク資産を再購入する体力も気力も残っていない。皆、安全な国債に殺到する。
R君と少しでも同じ事を言っている実名の専門家はいないの?
>>219 新興国バブル破綻、ドルキャリー還流については、多くの方が述べています。ドルサイクル論についてはR氏独自のものかと思われます。(FXテクニックとしてのドル円サイクル論は有り)
ドルサイクル論を支える、細かい論点(為替リフレや債務者置換など)について、今後、過去ログを遡りつつ、拾って参ります。R氏、間違いなどがあれば指摘よろしくお願いします。
世界経済は地図。経済学は羅針盤。
変動相場制でバブルを膨らませて崩壊させることで国境を越えて資産の合法的な略奪が可能となった。 これが現代金融最大の利点なんだよ。
円高の原因は日本のほうが実質金利が高いからに他ならない。
310 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/02(日) 22:07:46.42
アメリカも長期金利を押さえる為にツイストまで始めてるってのに長期金利見ろとかw
314 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/02(日) 22:13:46.63
>>310 抑えるためではなくて元々著しく低下していた長期金利を更に低下させ債務者の返済負担を減らすためにツイストオペをやるんだよw
315 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/02(日) 22:13:51.99
円の実質金利だけでここ1年のドル円を語るとかwww
318 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/02(日) 22:16:04.09
>>315 事実、実質金利の高い通貨は買われて通貨高になってるだろw 日本とスイスだけだよデフレなのは
日米の実質金利差が開いたから円高が進んだ。特に震災以降な。
震災で経済が停滞しデフレ圧力が強まったのだから当然だよ。
821 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 19:44:38.00
プラが下がるなか金も銀もやっぱり無国籍通貨なんやね下がらん
ドルに資金が流れてもアメバブル起きるわけないやろし
むしろドル高やったら安全を求めて金銀が買われるのとちがうんかな?
822 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 20:02:31.09
>>821 欧米金融は新興国・資源国・商品市場からバブルで数倍に膨らんだ投資資金をゴッソリ回収するのだから笑いが止まらんだろうな。
ドルに資金が流れるというよりは、新興国・資源国バブルを経由して数倍に膨れ上がったドル資金が米国に還流する。
823 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 20:04:56.79
資金還流・商品安・低金利のトリプルメリットの結果、10年後のアメはバブル絶頂期や
917 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 22:51:22.93
では質問
現在、この世の中に米国債がなければ米ドルに人気が集中すると思うんですが、
なぜ米国政府はわざわざ利払いしなければならない国債を売るんですか?
919 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 22:54:04.40
>>917 政府は銀行からお金を借りて財政政策を行う。その時に銀行に新発債を担保として買ってもらう。
933 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 23:08:48.56
米国債が人気だと言っても、発行しすぎると問題がありませんか? R君 解説してくれませんか??
938 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/04(火) 23:12:05.90
>>933 既発債がメインで買われているから問題ない。
実質金利差で世界のマネーが動くのだから実質金利は極めて重要。
実質金利の高い国の通貨債券を買うのが資産運用の常識。だから日本円は世界中から買われている。 名目金利だけ見て通貨を買っても利回り以上に為替差損で損をする。 いくら名目金利が高かろうがインフレ率が名目金利を上回る状態の国では(実質金利がマイナス)、誰も預金債券を選好したがらない。 当然だろ。物価上昇分を加味すれば実質的に損するし 名目金利5% インフレ率8%の国の預金債券より 名目金利0.25% インフレ率−2%の国の預金債券のほうがリターンは高い 日本はデフレで多くの給与所得者にとっては辛い国だが、円預金・円債を大量保有している人にとっては最高の国。
253 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 18:16:01.64
愚か。あほ。中国元を見な。インフレなのにジムロジャースは買ってる。説明しろ。実質金利は統計が出てからしか分からないの。しかも物価の計算法によって変わる。実質バカ
254 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 18:17:57.72
>>253 中国は実質インフレでない。
中国元は変動相場制ではなく無限介入型固定相場制。つまり元相場を決めるのは実質金利ではなく当局の通貨政策なのだよ。
統計は後出しの物価上昇の結果に過ぎない。既に市中で起きている経済活動を集計しただけ。
つまりジムは中国当局がインフレ抑制のため緩やかな元高政策を進めるだろうと予測して購入してるだけ。
彼は大当たりだがな。
292 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:21:23.47
ギリシャ支援でドイツもフランスも支出が増えるだろうに、何故長期債が売れるんだ…。
297 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:30:51.47
>>292 それはユーロ圏内の民間銀行が預金の市場運用先として独債・仏債を選好しているからさ。
不景気で貸出運用が増えない、リスク資産(株式や不動産)が低迷していて
このような状況下では、市場運用するのは実質的に経済規模の大きい独債・仏債がメインとなっている。
日本国債が民間銀行に買われている理屈と同じ。現時点では他に運用先がないから。
ただし、国債といってもPIIGSの、特にGの国債は市場運用先として敬遠されている。
だから中央銀行がPIIGSの既発債を民間銀行から買いオペして流動性を供給している。
PIIGSの国債が運用不適格でも独債・仏債で運用すればいいため通貨自体の崩壊はない。
304: 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:41:40.62
欧州債務危機の進行を受けて欧州の銀行は市場運用先のリバランスを行った。つまりPIIGS債(特にG債)を圧縮して、独債・仏債比率を増やした。
それは圏内で利回り格差の拡大として確認できる。
307 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:41:40.62
>>304 独、仏債権がちゃんと売れてるなら資金不足は起きないね。
EFSFへの資金供給も財源は国債か。
なら、今回のギリシャ危機では金の暴落は起こらないって事に…。
310 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:46:34.08
>>307 ユーロ圏内は通貨危機ではなく金融危機の懸念がある。金融機関がリスク資産を換金売りして資本増強を図る流れには違いがない。
312 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:53:05.12
>>310 重ねて質問なんだが、仏債が売れているのにフランスの金融機関が長期の資金供給を受けられないのは何故なの?
BPパリバが資金難だと聞くけど。
313 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 20:55:44.75
>>307 Gがデフォルトした場合、金融機関によるリスク資産の換金売りが加速して、独債・仏債に資金が集まり長期金利が更に低下する。
通貨は崩壊しないが、金融危機が起きる。これが懸念
320 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 21:09:59.47
>>316 お前さんは、ギリシャが破綻すると思うかい?
そしてその時、金融機関に資金不足が起きると思うかい?
322 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/29(木) 21:14:31.23
>>320 破綻するかはわからない。ただ、ひとつ言えるのは破綻してもしなくてもユーロという通貨自体が崩壊することはないということだ。
金利も付かず元本保証もなく値動きの激しい投機商品と、金利が付き元本保証で償還される国債。 どう考えても換金売りされるのは不安定な投機商品w実際に長期金利低下と金価格の下落を合わせて見ればわかるから。 ギリシャを買い支えるための財源は各国の税収。それでも足りなければ新発債を発行して金融機関から調達する。 要は国が金融機関にお金を借りる代わりに新発債を買ってもらうという仕組み。 金融機関は資本不足に備えてリスク資産の圧縮をして安全な債券への市場運用比率を増やす。これが換金売りの正体。
476 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/30(金) 15:54:32.76
ギリシャ破綻を食い止めたい→欧州各国がギリシャ債を買い支える。
ギリシャ債を買い支えるには→ECB、EFSFが支援→その財源はユーロ導入国の税収や新規国債(ドイツ、フランス、オランダなど)。
新規国債発行→金融機関が購入→資金がECB、EFSFへ→ECB、EFSFがギリシャ国債を買い支える。
こういう事か?
478: 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/30(金) 15:59:53.53
>>476 要は各国が税収や新発債で調達した資金をEFSFに拠出し合うということ。
あとECBは新発債ではなくて民間銀行を通して既発債を買っている。要は財政ファイナンスではなくてギリシャに対して流動性を供給する金融政策を行っている。
480 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/30(金) 16:04:55.03
>>478 成る程。
なら、ギリシャの財政が改善するまでずっとギリシャ債を買い続けるという事か。
485 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/30(金) 16:28:54.48
金融機関のリスク資産圧縮は、まだまだこれからが本番だろう。
649 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 07:21:18.67
米国によるグローバル経済が破綻して、世界全体の需要が大幅に縮小した。
企業の業績は落ち、破産が増えるため失業者が激増する。
国内の消費意欲は減退し、税収も縮小するため財政収支が悪化。
しかし、既に国家は財政赤字を重ねてきたため財政支出による救済はできない。
国債を財源にして景気刺激しようにも、今後は一部の国を除き国債が消化できない。
国債が消化できない国が可能な資金調達手段は、中央銀行引き受けの国債乱発のみ。世界中で通貨の価値が破壊される。
頼みの途上国も米国への輸出が滞り、衰退していく。
金の価値が上がらない要素が無い。
主張、反論するなら論理的にやってくれ。
656 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 07:58:48.06
>>649 長期金利見れば国債は消化されまくってますが。
中銀引き受けなんぞやらなくても、中銀が銀行から既発債を買いオペして銀行に通貨供給してやればいい。中銀から供給された通貨を使って銀行が新発債を買う。結局、未達にはならん。
それで高インフレになるというのなら、金融政策・財政政策・通貨政策・総量規制を併用して緊縮を行い信用創造機能に制限をかけてやればいい。
そうすりゃマネーサプライの伸びは抑えられインフレは制御できる。
そして経済規模の大きな国が通貨安になると、全世界にデフレ圧力をかけることになる。そうするとスイスや新興国のように圧力に耐えかねてペッグする国が増える。
要は外貨準備としての需要も増え続けるわけだ。
経済大国の国債は中銀・民間銀行・海外勢に買われ続けるため未達にはならん。
だいたい今の世界をハイパーインフレにさせるほどの天文学的な貨幣需要はない
※貨幣需要
http://m-words.jp/w/E8B2A8E5B9A3E99C80E8A681.html
君はまず量的緩和の仕組みを知ろう。 量的緩和とは中央銀行が銀行から国債等の資産を買い 対価として銀行に対して通貨を供給する金融政策。 量的緩和では銀行の資本欠損を埋めることはできないよ。 銀行は中銀に売却した資産と同額の通貨を受け取るだけだからw 不景気下で貨幣需要が低迷していてリスク資産も低調な状況下では 銀行は中銀から受け取った通貨を国債購入に回して市場運用してしまうだけ。 結局、銀行はリスク資産を圧縮する経営努力を強いられる。 それでも駄目なら公的資金の注入ということになってくる。 ※リスク資産の圧縮 金の売却も含む
712 : 649 : 2011/10/01(土) 16:08:17.70
それと、PIIGSの国債は連動しないのは知ってる。
だけど、ギリシャが破綻した時にはEFSFがギリシャ国債購入に資力を使い果たした状態。
そんな状態では他のPIIGSの国債価格はますます下落して利子率は急上昇するだろうね。
ギリシャが破綻するとすれば、他のPIIGSの国債は消化されずに連鎖的に破綻すると思う。
疑問に思うんだが、いっその事ECBはユーロをガッツリ刷って銀行に供給して、
銀行にギリシャ債を買い支えさせれば良いと思うんだが。
何故やらないんだろう。
713 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 16:12:12.07
>>712 >他のPIIGSの国債価格はますます下落して利子率は急上昇するだろうね
G以外の他国の利子率が上昇するかどうかはそこの財政規律次第だと言っている。
単にGがデフォルトしたところで他が連鎖的デフォルトに陥ることはない。
>疑問に思うんだが、いっその事ECBはユーロをガッツリ刷って銀行に供給して、
銀行にギリシャ債を買い支えさせれば良いと思うんだが。
何故やらないんだろう。
中銀から受け取った通貨の市場運用先を決めるのは中銀ではなくて民間銀行だからだよ
718 : 649 : 2011/10/01(土) 16:23:06.59
>>711 成る程!!
買いオペを実施するだけ、という事か。
それなら資金不足に陥った場合、銀行はゴールド売却するね。
連鎖デフォルトのシナリオとしては Gがデフォルトする→G以外のPIIGSが財政規律を全く正せない→欧州の銀行が市場運用先としてPIIGS債を更に敬遠し始めて独債仏債へのリバランスが加速する→ PIIGS債の長期金利上昇・独債仏債の長期金利低下→本当の連鎖デフォルト危機へ→ヨーロ安進行・PIIGS債と独仏債の利回り格差が拡大。。。 要はPIIGSの今後の財政規律次第ではありえる話。
734 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 16:52:59.80
買いオペが順当に行えるのは一国で通貨と国債を管理してる場合。
ユーロ圏は通貨は統合したが国債は国ごとに発行している状態で
17か国が足並みを揃えないと何もできないし、実際そうなってる。
だからユーロ共同債の話が出てるんだよ。
736 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 16:58:23.21
>>734 >買いオペが順当に行えるのは一国で通貨と国債を管理してる場合。
は? ECBの判断で買いオペはできますけど?
実際にECBがPIIGS債を買いオペしているんですが?
ユーロ共同債というのは圏内の財政統合の話であって
金融政策の話ではないw
要はユーロ圏内というのは金融統合だけして財政統合をしていない通貨圏なのだよ
ユーロ圏内での金融政策の権限は欧州中央銀行が握っている。 つまり各国の中央銀行は個別で金融政策を行うことはできない。 これはユーロ共同債を設立しようがしまいが関係がなく同じこと。 逆を言えばECBの判断次第でいつでも欧州各国の国債を買いオペすることができる。 ユーロ共同債といのは圏内の財政統合の話であって金融統合の話ではない(金融統合は既に形成されている) つまりECBの買いオペとユーロ共同債は全く関係がない。
通貨発行権を持っているのは欧州中央銀行なのw 各国の中央銀行は欧州中央銀行からの指示受けた分だけ 紙幣を刷って国内の銀行に供給しているだけだが。 つまり欧州中央銀行の支持を無視して各国中銀の単独判断で通貨供給することはできないのw PIIDS債を買いオペする原資はECBが刷った通貨。 保有資産を崩して買いオペしているわけじゃなくて刷った通貨で国債を買っているのだからデフォルトしても 帳簿上で赤字になるだけで中央銀行の資本欠損は起きない。 通貨発行して埋めりゃいいだけだからね。
>日銀 バブル崩壊当時は、公定歩合操作が世界の金融政策のメインだった。 つまり量的緩和というのは非伝統的な金融政策であり当時は一般的ではなかった。 日本のベースマネーは対GDP比で米国のそれを上回っている。 対GDP比で見れば日銀は先進国でもトップクラスの買いオペをやってきた。
859 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 21:56:59.68
まぁ、機長時代に買った連中からすれば
「この程度の上下で右往左往するって慌て杉www」
なんだろうけどなw
既に2倍以上の価格になってるんだから。
860 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 22:03:16.53
>>859 中央銀行は民間銀行から要求があれば金準備を崩して貸出することができる。 当時、民間銀行がFRBから金を借りて金キャリートレードを行っただけで機長とか関係ない。
FRBは単に中央銀行としての責務を果たしただけ。
861 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/10/01(土) 22:06:49.33
米国が金準備を売却しない理由は中銀バランスシートのリバランスと、民間からの金借入要求に応えるために一定以上の金準備が必要だからだ。
量的緩和では民間銀行の資本欠損を埋めることはできないの。中銀と民間銀行で等価の資産と刷った通貨を交換するだけだから。 民間銀行の資産は増えない。増えるのは中銀の資産。
245 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/20(月) 16:19:08.43
157 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/27(火) 08:46:34.06
バブル後の日本で預金と国債にマネーが集中しデフレでもやって行けたのは
国内の豊富で良質な純資産に支えられてのことだった。
170 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/27(火) 08:58:25.48
>>157 デフレでもやっていけたのは特大の財政出動をずっと続けているからだよ。
デフレが続くうちに預貯金が積み上がり、市場運用先として国債が選ばれてきただけ。
※↑oz255です
210 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/27(火) 09:59:49.93
換金売りの終わるタイミングが全く分からん。
もし良かったら指標になる資料教えて。
214 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/27(火) 10:14:40.97
>>210 個人的には円預金でしばらく様子見をする予定。
欧州債務危機→先進国の金融機関が換金売り→新興国・資源国・商品市場から先進国への資金流失→新興国バブル崩壊→新興国の金融機関が換金売り。
近々こういう結果になるだろう。
現時点では的確な資料はないが欧米と中国の経済政策と経済指標を注意深く見ているのが良い。
647 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/28(水) 08:56:21.40 金融危機と通貨危機を混同しないように。
648 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/28(水) 08:57:33.80 別々に考えるほうが有り得ないっしょw
651 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/28(水) 08:59:32.62
>>648 金融危機が起きると通貨危機どころか預金債券への回帰が加速するため長期金利が低下する。
信用創造機能が麻痺してる状態でインフレなんか起きるかよ。刷った通貨が国債購入に回るだけ。
新興国・資源国なんてのは単なるバブルの幻想であって先進国からの投資資金が引き揚げられたら終わりなんだよ。
ギリシャがデフォルトした場合、ギリシャ債を保有している金融機関がダメージを受けるだけ。ギリシャ債のデフォルトで他のPIIGS債が連鎖的にデフォルトするわけじゃない。 ユーロ圏内のユーロ預金は仏債・独債で市場運用されているため紙屑にはならん。懸念されるのは金融危機であって通貨危機ではない。通貨安になっても通貨自体が崩壊することはない。 口実ってか先進国の金融機関・企業・投資家はユーロ危機に備えて換金売りで手元資金の増強をしている。だから、新興国・資源国・商品市場からも先進国への資金流失が始まってるの。
303 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/25(日) 15:16:47.49
>>294 >>288 です。
>キャリートレードの巻き戻しってヤツ。
>主要先進国を中心に増えた預金の市場運用で債券が買われて、
>米国債・円債・独債・仏債・英国債の長期金利が急低下しているのだ。
意味不明だったここ数日の世界経済の動きが良く理解できました。
またまたアホな質問ですが、宜しくお願いします。
過去のこの板のレパドレ理論によると、
新興国・資源国・商品市場に投資されていた資金の流れは、
全て主要先進国の通貨・国債に向うとのお話だったように理解しています。
現時点では、比較的安全と判断されている主要先進国の通貨・国債も、
その実態としては、リスク資産となる側面も合せ持っているのではないか。
リスクの分散との観点からみれば、金投資も一つの投資先ではないかと。
レパドレ理論を前提としても、金価格の下げには限界があるのではないかと。
306 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/25(日) 15:24:41.46
>>303 限界があるかどうか今後の値動きを見ながら検証する予定。今の所は予想通り
404 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/25(日) 22:43:05.09
>資金がここに来て米ドルに集中逃避
これは何でですか?
円が最強だったんじゃなかったっけ?
407 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/25(日) 22:54:08.50
>>404 ドル 円 ユーロ ポンド全てが同時に買われている(預金債券への回帰)。その中でも特に円が買われている。だから円が高止まりしながら主要先進国の長期金利が同時に低下している。
494 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 05:07:05.04
莫大な資金環流が起きてるね。
その資金は積極的な消費には向かわない。運用難。資金効率が落ちまくり。
495 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 05:33:54.79
>>494 一回預金債券として還流した後に、何か小さなきっかけがあれば、新たなファンダメンタルズが形成されてそこに資金は向かうよ。商品バブルだって最初は新興国の中流層増加の実需要増という小さなきっかけだった。
この10年間の商品現物需要は横這い。だけど新興国だけ伸びてる。
>>494 今後、新興国バブルが崩壊して商品が暴落して数年経っても一切先進国の個人消費が盛り上がらなければ君が正しいが、現時点では運用難と断定するには時期尚早過ぎる。
それにデフレ圧力下では実質金利差を考えると預金債券が最強。君は名目利回りしか見てないようだね。
小さなテーマに資金が集まり最終的にバブルが生じる。 商品価格が大暴落し、莫大な資金が先進国に還流すりゃ嫌でも個人消費は喚起されるよ。そこにファンダメンタルズを見出だした投資マネーが殺到しバブル再点火。
672 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 15:30:36.09 1$40円の円高になってええんだか? 673 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 15:34:28.18 40円はないな。ツイストオペで米国短期金利に上昇圧力がかかってるから70円を割ることはないだろう。
935 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 22:57:21.57 円高がいつまでも続くとは思えんが。 産業の空洞化が進んで中小潰れだしたら、すぐに円安になる。 936 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 22:58:53.88 デフレが深化するほど実質金利が高まり円高・債券高になる。
欧米の金融機関の資本増強のため搾取されるアホルダー。最終的に価格の下落で君達に損失が移動して固定されることになる。 誰かの利益は誰かの損失 つまり債務置換だ
信用創造機能が麻痺してる状態でインフレなんか起きるかよ。刷った通貨が国債購入に回るだけ。 イワンのバカじゃないが、普通に給料もらって貯金している奴が、一番の勝ち組投資家と言う訳さ
672 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 15:30:36.09 1$40円の円高になってええんだか? 673 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/26(月) 15:34:28.18 40円はないな。ツイストオペで米国短期金利に上昇圧力がかかってるから70円を割ることはないだろう。
>>259 >>260 二重投稿失礼しました。
269 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/23(金) 09:56:24.17
ギリシャに端を発する欧州金融危機は年内に始まる。
こう言う時は 現金
271 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/23(金) 10:00:27.16
>>269 同感、一連の連鎖が終わるまでは、現金握っとくよ
しかしこういうとき皆なぜか、信用がないはずの紙切れに逃げ込むw
紙に価値があるとは思えないが、俺がそう思っても
皆が思う方に賭けないといけないのが投資の辛いところ
273 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/23(金) 10:07:35.51
>>271 信用があるから預金債券に資金が集まり長期金利が低下する。それは世界中のどこで金融危機が起きても同じこと。
857 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/24(土) 08:28:24.17
デフレ=税収激減=国債バブル破裂=預金債券の消滅
860 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/24(土) 08:31:09.41
>>857 主要先進国の長期金利を見ろよ。債券が買われまくっている。金融機関の市場運用という実需があるのだからバブルとは言えない。
金融危機の際にはゴールドではなく主要先進国の預金債券(特に円)が最強だという事実が改めて証明された。
>>264 ごめんなさい。間違えました。指摘ありがとうございます。
>>263 の続きありました。主要先進国について。
978 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/24(土) 12:03:35.28
>>969 米国債・円債・独債・仏債・英国債のことを言ってる。これらの長期金利見てみな。
この5カ国累計で世界GDPの半分以上を占めるのだから、『主要先進国』だわな
ツイストオペは単なる保有債券のリバランスであってQEではない。 ツイストオペではベースマネーは拡大しない。長期金利を低下させて借入コストを低下させるだけ。 要は短期債を売りオペして、同額の長期債を買いオペする。 これは短期金利に上昇圧力が、長期金利に低下圧力がかかることを意味する。 短期金利の上昇はドル高圧力を高め、長期金利の定価は米国債高(主に長期債)圧力を高める。
ツイストオペは単なる保有債券のリバランスであってQEではない。 ツイストオペではベースマネーは拡大しない。長期金利を低下させて借入コストを低下させるだけ。 要は短期債を売りオペして、同額の長期債を買いオペする。 これは短期金利に上昇圧力が、長期金利に低下圧力がかかることを意味する。 短期金利の上昇はドル高圧力を高め、長期金利の定価は米国債高(主に長期債)圧力を高める。
信用創造機能が麻痺している以上、インフレにはならん。 それに金融・財政の両面から緊縮政策を執り信用創造機能に制限をかけてマネーサプライを抑制できる。 終戦直後にハイパーインフレになったのは全国的な復興需要で官民ともに莫大な資金需要が生じたから。 今の日本ではどうやっても莫大な資金需要は起きない。つまりハイパーインフレなどありえない
預金準備率と公定歩合を引き上げる。緊縮財政と特定資産への資産課税を行う。総量規制をかけ貸出量を制限する。為替介入によって自国通貨を切り上げる。 このように緊縮のポリシーミックスを行えばいいだけ
ユーロ圏の中で強い国の国債はしこたま買われてる。つまりユーロを崩壊させるためには、これらの強い国の国債が大暴落しなきゃ不可能。 主要先進国の長期金利を見れば管理通貨制度の崩壊はありえないのが現実。
自国通貨高を容認できない以上、海外勢は今後もドルやユーロを買い支えて外貨準備を増やすしかない。 為替介入を行ってるスイスや日本や新興国が良い例
ユーロが解体すれば主要国は日本のように通貨高デフレに陥り公的債務が積み上がり更なるコストを支払うことになる。 経済規模を生かせるユーロを維持しながら危機を煽って通貨安誘導したほうが主要国のコストは安く済むって話。
残念ながらユーロが独歩安に陥ると世界中の外貨準備がドル→ユーロへとシフトする現象が起きる。 つまりユーロを維持するコストを世界中が外貨準備として支払うわけ
376 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 07:21:34.09
EUって危機だよ危機だよ詐欺なんですか? まじ?
確信犯なんでしょうか? それともまぐれ?
377 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 07:27:05.52
>>376 経済大国は為替差・金利差を利用した裁定取引で自国債券を海外勢に買わせまくることができる。
変動相場制の利点だよ。
まぁ、ユーロを解体したところでファンダメンタルズを反映して強い主要国の通貨債券に資金が集まり、主要国が通貨高デフレに苦しむだけだけどな。
408 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:13:32.29
管理通貨制度の崩壊どころか主要先進国の長期金利は下がる一方
ユーロ安が進むとスイスや新興国が現在進行形でやってるように世界の外貨準備がユーロへシフトするだけなんだがな。
現在起きてるのは単なる危機を煽った通貨安誘導であって崩壊には程遠いよ
410 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:16:32.04
(´・_・`)ノ 長期金利は下がる一方 = 健全だよ この式は正しいの?
411 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:18:32.63
(´・_・`)ノ 長期金利は下がる一方 = 不健康だよ じゃないのか?
414 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:26:41.06
>>413 景気的には不健康。
通貨債券の信任という意味では健康。
415 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:29:37.42
(´・_・`)ノ通貨債権の健全性は 健全な経済が 基本じゃないのか?
今の世の中、何か間違ってない?
416 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:30:23.17
不景気下での長期金利の低下は預金システムが健全に機能していることを示している。
格下げで懸念された米国債の長期金利上昇は全く起きなかった。結果は10年債利回りが2%切るほどまで長期金利は低下した。
417 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:33:23.59
>>415 好景気の時は長期金利は上がるよ。預金量が減って貸出運用比率が増えるから。
不景気の時は長期金利は下がるよ。預金量が増えて市場運用比率が増えるから。
長期金利低下は受け皿として健在な証拠だよ。キャピタルフライトが起きてるなら長期金利は上がるからね
423 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:50:25.47
へえ、Rお前どんだけその主要先進国の預金システムの健全性とやらを自分の目で見て実感してんの?
まさか自分に都合の良い情報だけ鵜呑みにしてそんなことほざいてんじゃないよな?
425 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 12:58:23.92
>>423 長期金利の低下は増えた預金を使って銀行が債券を買うから起きる。
お前らの主張とは全くの逆だ。リスク資産を売却すりゃ預金量が増えて長期金利は低下する。だから通貨債券に資金が集まると前から言ってきただろうが。
430 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 13:09:09.48
>>425 だから・・・お前がちゃんと「自分の目で見て」どんだけその健全性とやらを実感してんのか、て聞いてんだよボケ!
431 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 13:10:52.64
>>430 過去20年間の銀行のバランスシートの推移を見とけ
434 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 13:24:59.83
VARショックも知らないでそんなことほざいてんのかよ
441 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 13:32:34.92
>>434 債券が暴落するなら中銀が買いオペすりゃ済む話。
結局、現在に至るまで長期金利は1%前後にまで低下しましたが何か?
VARショック
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1445757424
453 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 15:53:02.58
お金は消えたりしない。 市中から銀行に吸い込まれて素人目から見れば消えたように錯覚するだけ(笑)
例えば君がリスク資産を売却して得た通貨はタンス預金で持たない限り銀行に振り込まれる。銀行は君から振り込まれた通貨を使って債券を買う。
結局、お金は消えたりせず形を変えて移動するだけ。
456 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 15:56:28.96
市中のお金が銀行に吸い込まれる現象が信用収縮。
つまり
>>453
479 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 17:17:37.07
貸出需要が無ければ銀行に供給された通貨は債券購入という市場運用に回るだけ。
結果、マネーサプライが増えずに銀行内で金余りになる。これを流動性の罠という。
487 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 17:50:49.32
そうすると国は国債ではなく紙幣を発行してそれで他国からモノを買えば豊かになれるし、
国民も無税、働く必要すらないと言うことですか?
多分私がものすごくバカなので、間違ったことを言っていると思います。
ここにははじめて書き込みます。信用創造は解らないでもないですが、
無限に信用が創造できるわけではないでしょう?
501 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 18:46:30.14
>>487 銀行外に紙幣が出ればマネーサプライが激増してインフレを招来するため信用創造には限界がある。よって無税国家は成立しない。
銀行内でお金が滞留している分(要は信用が創造されていない状態)には何ら問題がない。
502 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/07(水) 18:53:45.87
>>487 通貨発行券があるのは国ではなくて中銀。
今の米国は流動性の罠に陥っていて民間の貨幣需要が低迷し金融政策が無効状態となっている。
よって政府が銀行から通貨を調達して財政政策を行うことが必要。この時に政府は新発国債を発行し銀行に担保として渡す。
政府の貨幣需要が増えるのだからマネーサプライは増えて雇用統計やコアCPIなどの指標も上向くよね。
要は中銀がコントロールできるのはベースマネーと公定歩合や預金準備率だけ。 貨幣需要まではコントロールできない。民間の貨幣需要が低調なら政府が財政政策で貨幣需要を起こす。これがポリシーミックスの狙い。 これほどの超緩和状態で財政政策を発動するのは米国が初めてだよ。ポリシーミックスは教科書通りの政策なんだがね。
民間の資金需要が復活すれば好景気になるだけ。 債券が暴落するなら中銀が債券を買いオペして、公定歩合と預金準備率を引き上げてマネーサプライを抑えればいいだけ。 債権者がリスク資産を売却して預金に戻す=預けられた通貨を使って間接的に銀行が市場運用のために債券を買う=債券が買われて長期金利が低下する。
372 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/31(水) 10:24:58.37
バンカメに火が付けば特定行への融資じゃ済まないよ。
サブプラに火が付いてプライムまで紙屑になったように。
それを阻止するには市場に対する具体的な行動でメッセージを
発信する必要がある。もう逃れられない宿命。
373 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/31(水) 10:27:16.24
>>372 バンカメに対して公的資金注入と緊急融資を行えば解決。
391 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/31(水) 11:11:29.76
中銀が自由に買いオペ出来るとでも?w
392 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/31(水) 11:14:21.67
>>391 インフレ率が許す限りできるよ。つーか民間の資金需要がない状態で銀行にいくら通貨供給しても市場運用に回ってマネーサプライが伸びずインフレにはならないからね
817 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 15:54:33.60
<簡単そうで難しい質問>
さて、FRBはQE3を望んでいますか? 望んでいませんか?
上記選択して、理由を添えろ。
821 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 16:25:38.50
>>817 今の米国に必要なのは追加緩和ではなくて財政政策。
既にゼロ金利でベースマネーが溢れている。この状態でドルを銀行に供給しても民間の資金需要がないため、市場運用に回ってマネーサプライが増えない。完全に流動性の罠に陥っている
よって政府が銀行から通貨を借り入れ財政政策を行いマネーサプライを増やすことが必要。財政政策は雇用統計には特に有効。
金融政策にも限界があり、雇用に関しては政府と議会の仕事(財政政策)だと7月に議長が言ってただろ。
財政政策で雇用増とコアCPIの上昇効果が期待できる。追加緩和を行うとしても財政政策の効果を指標等で見極めてからだと思うよ。
822 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 16:45:05.26
政府が財政政策を行うために銀行から通貨を借りる。その担保として銀行は政府から国債を買う。
財源は国債。突き詰めれば銀行からの貸出。
823 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 16:51:48.00
>>822 こないだの合意で、米国債の発行額はオバマ任期満了の来年10月までぎりぎりだったと聞いたが
また上限上げるってことか〜?
825 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 16:55:21.38
>>823 予算配分を雇用対策に重点的に振り分けると思うよ。
日本でも雇用助成金とかやったじゃん。
826 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 16:59:16.72
金融緩和と財政政策のセットは日本でもやってない初めての試みになる。
どうなるか楽しみだな。まさに教科書通りのポリシーミックス。
827 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 17:06:58.99
激しいインフレになるんじゃないの?
828 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 17:12:15.39
>>827 ならないようにインフレ率を見ながら経済政策を調整するのが
政府と中央銀行の役目だよ。
激しいインフレになるようなら
財政政策を絞り、金融引き締めに転じればいいんだよ。
流動性の罠に陥っている場合は財政政策によるクラウディングアウトは起きないから
ポリシーミックスの効果には期待できる。
829 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 17:18:36.18
そんなに簡単なら なんで日本でやらないんだ?
831 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 17:25:10.89
>>829 90年代に財政政策を全開にしてたよ。
金融緩和に関して言えばどこぞの国の景気が回復するまで
量的緩和どころかゼロ金利政策すらやらせてもらえなかったから。
830 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 17:22:46.26
>>828 馬鹿だな。金融引き締め屋って国債の利回りが3%に乗ると日本の財政は破綻するということがわかっていない
833 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 17:29:16.27
>>830 公定歩合の引き上げだけが引き締め手段じゃない。
売りオペレーション 預金準備率引き上げ 増税 緊縮財政etc
他にも多彩な引き締め手段がある。
だいたい貸出需要がなくて銀行が預金者や中銀から供給された通貨を使って国債を買っている状況下で
どうしたら長期金利が3%まで上昇するんだ?
上昇するようなら中銀が既発債を銀行から買い取ればいいだけだろう?
それに加えて公共事業を強化すりゃいい。雇用は増える。乗数効果に期待
増税は財政サイドの緊縮政策だよ。
金融政策と財政政策を平行して同時に行う経済政策をポリシーミックスという。
激しいインフレになるようなら政府と中銀が協調して
>>833 で挙げた金融緊縮政策・財政緊縮政策のポリシーミックスをインフレ率を見ながら平行して行えばいいだけだろ。
849 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 18:29:07.67
日本も不動産高騰に対して地価税掛けたじゃん。
皮肉にもバブル崩壊で増税の緊縮効果は証明されただろ。
激しいインフレなら高騰してる資産に対して増税すればいい。
852 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 18:50:42.43
>>847 激しいインフレが起こってすぐに増税できると考えているところがお花畑w
855 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 18:57:34.31
>>853 地価税はどう説明するんだ?資産課税というものはインフレ率見合いで行うんだよ。インフレが納まれば地価税のように解除される。
856 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 19:00:37.82
不動産高騰を抑えるために地価税をかけた。
不動産が暴落したため地価税を解除した。
つまり地価税は財政サイドの緊縮政策だったと
860 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/09/04(日) 19:14:47.02
>>853 勘違いしてるようだが全てに対して資産課税を掛けるわけじゃない。地価税のようにインフレ抑制に効果的な特定資産に対して課税する。
当然、課税資産から非課税資産への資金移動が始まるよな。結果、課税資産の価格が下がりインフレが緩和すると。目標に達したら課税解除。
バブル期に不動産高騰を抑えるために地価税が導入されたんだよ。不動産が下落してから数年後に解除されたが。
不動産と地価税は単なる資産課税の実績の一例であって、激しいインフレになった場合、特定資産への資産課税は財政政策としてありえる。
だから、君は不動産を売却した得た通貨をタンス預金にするのか? 殆どの場合、普通預金となるだろう?換金売りすりゃ預金になるんだよ 不動産バブル崩壊で逆資産効果が生まれて資金需要がなくなり預金が増え続けた結果が今の日本。
もっと細かく言うと不動産を高騰させていた大量の通貨は、銀行と高値で売り抜けた者に吸い込まれた。 回収仕切れずに資本不足に陥った銀行に対して不足分を国家や中銀が経済政策等によって補填した。 投資・消費・貸出として市中に回っていた通貨がバブル崩壊によって銀行に吸い込まれた。 単にそれだけ 世の中には二種類の通貨が存在している。 元から市中に在る通貨。 信用創造で生まれた通貨。 バブル崩壊の際にはまず信用創造で生まれた通貨が銀行に吸い込まれ、それを追って元々から市中に存在していた通貨が預金として銀行に吸い込まれる。
結局、格下げは 米国債や日本国債の強さを改めて証明しただけ。 逆に長期金利は低下した。
例えば刷った円をドルに替える。円を売ってドルを買うわけだけど、売られた円は国内に滞留してマネタリーベースが増えます。 円が海外に移動したわけではない。つまりマネーサプライは国境を超えない
oz247,oz246 は、R氏はお盆休みだった模様。
156 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/09(火) 18:45:09.64
今回が恐ろしいのは、商品相場が低下しても物価には反映されず
生産設備は今なお供給過剰にあり景気回復には繋がらないと言う
ところなんだな。
アメリカの戦略上ドルの減価は止まらず、真っ先に食糧事情が悪くなる。
172 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/09(火) 19:07:59.87
>>156 米国は既に製造業が空洞化していて過剰設備リスクは全て新興国に移管してますから(笑)。だから固定資産投資比率が極めて低い
352 : 花子: 2011/08/10(水) 08:47:03.61
今は株安・ドル安で債権に走っていますが、
近く株安・ドル安・債権安のトリプル安でしょう。
その時はドル現金もムリ。
ドル安に加えQE3・4・5・・も行なうでしょう。
やはり最後は金しか有りません。
354 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/10(水) 09:19:04.19
>>352 格下げにも関わらず米国3年新発債の入札は予想を上回る需要を見せた。
356 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/10(水) 09:37:51.22
これだけ低金利のベースマネーが溢れてる状況下で大銀行の倒産はまずないよ。債券利回りは低下する一方。
254 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/05(金) 15:30:20.70
過去のQEの後にも、新たな不良資産は増え続けてるからね。
金融緩和によるバブル再点火というシナリオは不可能だと判明し
かと言って財政再建に舵を切ることは出来ない。
もう、行き着くところまで行っちゃうしかなくなったんだよ。
268 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/05(金) 17:50:39.73
>>254 米国の固定資産投資比率は、たったの14%。超低金利のベースマネーが腐るほどあるのだから米国企業は決定的な危機には至らない。
272 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/05(金) 18:01:25.43 更に言うなら米国の政府支出比率など10%程度でしかない。
420 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 05:17:27.33 米国債の長期金利を低下させるためにQEをやるんじゃないんだよ。逆だよ。君は常に中銀引き受けと混同してるよね。 421 : 420 : 2011/08/07(日) 05:22:21.07 むしろ景気で問題になるのは長期金利の低下のほうだよ。リスク資産から債券に資金が流れると実質金利が上昇してデフレ圧力がかかる。 430 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 06:12:39.82 原油や穀物は実需があるから下がらないと言ってたヤツもいたな。投機資金が抜けりゃ下がるんだよ(笑) 432 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 06:32:26.58 デフレに陥るか、雇用が著しく悪化しない限りQE3はない。 433 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 06:38:17.22 食品・エネルギー価格の下落は米国GDP70%を占める米国個人消費支出にとってプラス。素晴らしいことだ。
439 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 08:57:34.41 金融政策の指針はコアCPIと雇用統計だからな。この2つが著しく悪化しない限りQE3はない。
451 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 10:57:26.66 言っとくが、商品相場は経済理論通りには行かんぞ。 穀物には作況があり、資源には地政学がある。 453 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/07(日) 10:59:44.76 投機マネーが抜けりゃ下がるよ。先物市場には現物市場の数倍の投機マネーが流れてることすら知らないらしいな
691 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/08(月) 10:50:34.91
だからベースマネーを増やし続けないと自転車操業が破綻して
危機的事態を招くんだよ。今回のダウ暴落はその警告。
ドルはこの運命から逃れることは出来ない。
692 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/08(月) 10:51:10.39
>>688 ITバブル崩壊後から欧米→新興国・商品に資金移動が始まり、リーマンショックでそれが再加速しただけ。次のリセッションは新興国・商品→欧米てだけの話。
694 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/08(月) 10:53:20.65
>>691 ベースマネーだけ増やし続けても無意味どころか商品高で逆効果。マネーサプライが増えないとね。インフレ率を無視して金融政策を行う当局者はいない。
756 : 佐藤 剛志: 2011/08/08(月) 13:52:24.53
11月は元々印度の婚礼需要が有る然で、上昇期に当たります。
又、BRICSの人達は自国の通貨を殆ど信用して居りませんし、
ヘッジファンドも先高感の強い金融商品を利益確保の為に一旦売却しても、
続伸為るチャートを眺めれば、慌てて買い戻す(ショートカバー)でしょう。
そもそも流通して居る紙幣の増え方が尋常では無く、
是に伴って金【ゴールド】価格も上昇為るのは当たり前です。
一部の国では発行・流通して居る紙幣の総量を発表しなく成りましたが、
併し世界の古銭収集家を侮っては行けません。
紙幣は同じ記番号が二つとして無いですから、彼等は発行紙幣の記番号が何処迄進み、
古目の記番号では何の位の比率で回収処分為れて居るかを大勢で情報交換して調べ上げます。
ですので、何れ丈隠蔽しようとしても、彼等に紙幣発行総量を暴かれてしまうのです。
770 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/08(月) 15:19:40.38
>>756 ベースマネーとマネーサプライ見れば通貨総量はわかる。債務の返済や償却は通貨でしかできないからね。いずれ換金売りに迫られるよ。
※現在、佐藤氏は、R氏弟子(R氏が米国債ショック後の金利低下を言い当てたことにより)
415 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/01(月) 00:15:35.98
そしてそのカンフル剤も 8月に連続して必要になるが、
その街にのこっている在庫は少ない。
*8月だけでも何十兆円の国債償還が連続してある。
480 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/01(月) 09:14:17.64
>>446 既発債の償還のために借換債を発行しても、債務残高は増えない。新発債を発行すると債務残高が増える。
481 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/01(月) 09:19:00.66
借換債は既存の借金を継続するためのものなので、政府の新たな借金にはならない。
482 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/01(月) 09:22:12.22
利子分増えてるだろが ぼけ
503 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/01(月) 13:06:38.99
>>482 新発債発行で賄った償還利子分だけ借金残高が増えるのであって、借換債発行では借金は増えない。
505 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/01(月) 13:17:50.52
>>500 償還利子分だけ新発債発行するだけなのに資金繰りが行き詰まるわけないだろ。君は新発債と借換債を完全に混同している。
978 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/04(木) 21:30:02.89 為替介入すると中央銀行が政府証券を買い切る形となるので 不胎化処置しない限り円のベースマネーが増えるんだよ。金融緩和と同じ効果だ。 為替介入をすると外貨準備と同時にベースマネーが増える。 こうして全世界は通貨政策によって欧米に資金を提供し続けているわけだ。
982 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/08/04(木) 21:44:04.43 例えば 外貨準備の米国債を円や商品に替えると 円買いドル売りもしくは商品買いドル売りとなるため超円高になる。 円高で輸出産業は壊滅、商品高で個人消費は壊滅、日本経済は底なしのデフレに沈むだろう。 よって、どこの国でも米国債を大量に売るなんてのは絶対にできない。 買い続けるしかない。
15 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 11:17:49.47
>>13 新興国経済は確実に減速している
円は高止まりを続けている
裁定取引によって世界の外貨準備はこの15年で10倍に増えている
低金利とマネタリーベースが維持されているため先進国は決定的な金融危機の再発には至っていない。
47 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 17:25:51.99
ユーロや新興国である中国が弾けると思いませんか?
どちらにしてもこのまま投機が膨張すれば資産は数字上は
増大すると思うけど?
48 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 17:28:50.69
>>47 中国バブルはともかく、新発債の買い手があるユーロは紙屑にはならない。バブル崩壊と通貨危機は全く別の話。
ユーロ安が進行すると、中国を始めとする新興国が通貨政策のためPIIGSのユーロ建て債券を買う為替介入が活発化するんだよ。欧州は中国最大の輸出相手だからな。
15年で10倍に増えた世界の外貨準備を見れば、結果的に新興国が先進国債務の肩替わりをしてきたかがわかる。その代わり新興国は輸出と固定資産バブルというリターンを得てきたのだから相互利益なんだよ。
59 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 17:56:31.99
金が騰れば株価が下がるなんて どこの時代遅れやって事だ。
為替が同時に$安になれば 流石に金高止まり ダウが20000くらいまで上昇を続けても不思議ではない。
価値の交換としては そんなもんだ。銀とプラチナも恐らく連動上げ。
アメ国債上限引き上げに ユロロ債務問題引き延ばしで 何を交換しなければならなくなれかとすれば 現実的に問題のある国の通貨価値を引き下げるしかない。
つまり$が始めて弱さを見せる可能性が高まってきたって事だろうが。だから それを見込み 今から安く仕入れたいんだろ?見え見え。
60 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:01:55.02
>>59 ドルは70〜80年代にかけて著しい弱さを見せたぞ。結果は世界の外貨準備が増えて日本でバブルが起こり、バブル崩壊で本国に膨らんだ分だけ資金還流されて好景気に沸いたのだが(笑)
61 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:03:47.08
30年以上前の為替と日本の価値を現在に持ち出されても 中華大国サマに笑われて 相手にもされないのだが
>>60 62 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:07:21.92
>>61 中国なんぞ実質的な固定相場制なんだから、ドル安圧力がかかる度に外貨準備を増やして為替レートを均衡させなきゃいけないんだよ。
63 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:12:33.60
>>60 バブル崩壊でどのような過程を経てアメリカ本国に資金還流されて行ったんですか?
日本のドル資金がアメリカへの投資に廻ったと言う事でしょうか?
今回も同じようにドル資金の流入によってアメリカが再び好景気になると言う事
なんでしょうか?
65 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:23:21.30
>>63 投資銀行が高値で株や不動産などを売り抜いたんだろ。その後は景気対策としてひたすら為替介入を行わせ債券を買わせまくった。
66 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:26:58.43
バブル崩壊後、民間金融機関だって金利差拡大で当座預金を米国債などのドル資産へと振り向けたからな。要は膨らませた分を金利差で全て吸い上げられた。
68 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:42:08.32
>>66 本来、企業に貸出すべき中銀当座預金が貸出需要の激減と為替差・金利差で、国債と外貨の運用に流れちまったってことさ。
69 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:46:43.92
バブル崩壊で内需が壊滅したのだから、外貨準備を増やして外需を伸長させて凌ぐしかないんだよ。ここで外貨準備を増やさなければ外需も潰れて底無しのデフレになるんだわ。
70 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/20(水) 18:51:00.12
つまり外貨準備を増やし構造改革を行い胴元へできるだけ安い製品を大量に輸出して外需で凌ぐことがバブル崩壊後の国にできる最良の選択なんだよ。
スタグフの終着点はデフレ。経済停滞で商品実需が減り商品は暴落する。結局、中銀当座預金は債券運用に流れるのがオチ デフレ下じゃあ通貨債券を大量保有してるヤツが勝ちだからな。格差はあるのが当たり前。 スタグフは経済停滞で実需が減り商品に下値圧力がかかるんだよ。今の商品高騰は新興国によるもの。新興国が世界にデフレをバラ撒いているんだよ 新興国の旺盛な実需(投機根拠)に基づいて中銀当座預金から生まれた投機資金が商品に流れているから商品が需給を遥かに超えて高騰している。原因は新興国バブル。単にそれだけ。
金融政策を駆使して金利差・為替差で世界から資金を吸い上げる代わりに輸出という需要を世界に提供するのが金融サイドの仕事なのさ。
どんな資産でも高値で掴めば損をする。つまりタイミングを誤れば資産保全にすらならない。
185 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/21(木) 07:00:50.05 現実には、アメリカ国債を大量に買い続ける方針か。 購入しているのはあくまでも個人や企業銀行なんだろうね。 186 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/21(木) 07:11:56.13 大量購入してるのは中央銀行だよ。実質的な固定相場制で日常的に為替介入してるわけだからね。個人や企業ではない
外貨準備需要としてユーロ圏外からも旺盛なマネーが流れているし ユーロ安が進むとその流れは更に加速する 結局、ドルだろうがユーロだろうが世界に外貨準備として新発債の買い手がいる限り破綻はないんだよ 何で変動相場制にしたかわかってるのか? 金融政策を駆使して金利差・為替差で世界に外貨準備として大国債務を肩代わりさせるためだ。 その代わりに大国は世界に対して輸出を提供する。相互利益なんだよ。
バブル崩壊と債務危機を一緒にすんなよww 大国が金融緩和を行うたびに世界は外貨準備を増やし続けるだけだが。 経済大国の通貨は新発債の買い手がいる限り破綻しないし紙切れになることはない。
大国は金融緩和を行う度に世界の外貨準備が増える。 大国が世界から調達した資金を使い消費や投資に回すことで経済規模を拡大させる。 一方、自国通貨高を嫌って外貨準備を増やした国々ではマネタリーベースが増えるため資産バブルに沸く・大国向けの輸出が伸長する。 そのバブルが崩壊すると貨幣需要が激減し、貸し渋りや金融緩和とも相まって中銀当座預金の残高が積み上がる。 積み上がった中銀当座預金は実質金利差で自国債券や大国資産の購入へと振り向けられる。 つまりバブルを膨らませていた資金が大国へ還流して大国が好景気に沸く。 バブルが崩壊して内需が壊滅した国では外需を伸ばすしか選択肢がなく 更に通貨政策を行い外貨準備を増やして輸出を伸長させようとする。 それによって増えた中銀当座預金も自国国債や好景気に沸く大国資産の購入へと充てられる。 正当な需給で成り立っているのだからバブルではないよ。
要は官民合わせた外貨準備の増加という形で大国に資金を貢ぐんだよ。 その外貨準備の内訳は 財務省の指示で為替介入を執行する中央銀行(通貨政策) 民間銀行が保有する中銀当座預金の外貨建て運用の増加(バブルを膨らませていた銀行融資の原資) この二つが主に大国への資金還流源となる。
371 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/23(土) 10:09:54.27 クリントン政権時にもデフォルトしているが、ドルや米国債は紙切れにはならかった。
中国は実質的な固定相場制なのだから貿易収支も実質金利差も関係ないよ。 通貨緊縮政策を続けているのはインフレ対策のため。 というか貿易黒字が拡大した原因は中国経済が減速して輸入が大幅に減ったからなんだけどw
108 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/16(土) 18:13:08.54 膨らませてから資金を世界中から回収するために変動相場制に移行した。膨らまされた金もいずれ暴落という形で資金回収される。
独占されていようが供給サイドだけでは価格はコントロールできない事実には変わりはない。結局、需要が減り価格が下がっても資金繰りのため供給制限にも限界があるからだ。
変動相場制下の経済大国は金融政策と格付け会社を駆使して為替差・金利差の裁定取引で世界中に債券を買わせることができるんだよ
225 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 06:27:49.10
銀行融資浸けで成り立っている不動産バブルの資産効果で金が買われているんだが。つまり大元は銀行融資の力だよ。
227 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 06:39:53.03
>>225 全世界の人が借金で金買ってるのか? 借金で金買ってるのは少ない。
借金で買ってるのは債権や株、不動産だよ。
247 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 09:07:21.74
>>227 金需の大半を占める中国インドでは銀行融資漬け不動産バブルの資産効果で金が買われていると言っているんだよ。資産効果の大元は銀行融資の力。
261 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 11:25:53.27
>>252 中国では銀行融資を使った固定資産投機で鉄鉱石特需が生じている。これが消えると投機分が剥げ落ちるため、供給サイドが供給制限かけても売上を元に戻すことはできないよ。
結局は資金繰りのために妥協して薄利多売しなきゃならんから、供給制限にも限界がある。
262 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 11:27:48.91
>>260 この10年間の世界実需は横這い。需要が高まって価格が上がったわけではない。単に投機で上がっただけ。
264 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 11:32:11.17
強いて言えばこの10年間、中国インドだけ150〜200%需要が高まった。銀行融資の力でな。これに基づく潜在成長率を投機根拠として皮算用で投機で上げてきただけ。
272 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 13:10:04.14
供給サイドが一方的に価格決定権を誇示できるのは、需要が逼迫している時だけだ。固定資産投機が弾けて需要が急減すると資金繰りのために、妥協して薄利多売をするしかないんだよ。供給制限には限界がある。
需要あっての供給、資金繰りのため供給制限にも限界があると言っているだけ 単に投機で上がっているということだ。実需で上げているのならば、下がらないと思うがね。現実は実需ではなく投機だ。
265 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 11:59:12.75
だから繰り返しになるけど鉄鉱石に関して言えば需要による価格変動は
完全に独占してるわけじゃないからまったく変化がないわけじゃ無いけど
基本的に需要が有ろうと無かろうと供給者が絶対的な立場だと思っていいよ
だからその構図を崩そうと先物市場を始めようとしてたりするわけ
まあむしろ現状では独占してて一方的に価格が決められる立場でも
他の先物市場に有る商品に比べれば投機マネーによる釣り上げも無いせいか良心的な価格に見えるがな
不景気の時に価格を下げてもそれはそうしなくちゃやってられないからじゃなく
世界経済への配慮とか社会に大きな影響を与える立場の者としての良心やら義務として価格を下げて供給してるにすぎない
359 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 20:27:24.95
http://www.daiwa.jp/seminar/1010brazil_ir/101012_2.pdf 世界の鉄鋼需要推移(右上に推移グラフ)
http://ecodb.net/pcp/imf_usd_piorecr.html 鉄鉱石価格推移
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/rim/pdf/4969.pdf 鉄鋼業からみた旺盛な中国の国内需要(真ん中のほうに中国の爆食いぶりがグラフになってます)
>>357 お前が言っているのは需要の要である中国特需を前提とした話。
新興国で融資浸けで成り立っている固定資産投機が弾けて需要が急減したらどうすんだ?
バブル崩壊後に固定資産投資は莫大な過剰設備と不良債権になる。
要は需要が急減する上に長期間、新規需要が手控えられ世界的に過剰在庫となるだろう。
こんな状況下でも供給サイドは容易に運営コストは下げられるわけではない。
かといって運営コストとの関係上、供給制限にも限界がある。
これでどうやって供給サイドだけで価格をコントロールできるんだ?
結局は『需要あっての供給』『供給制限にも限界がある』じゃないか。
需要以上の流通なんて目を光らせていても防げるもんじゃあない。
367 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 20:44:14.89
だからといって需要が減ったから価格を下げるよと言うとは限らない
むしろ利益確保の為に価格を上げる選択もある
だから需要が減ったからといっても供給者からの価格コントロールの呪縛は解かれない
369 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 20:51:17.17
>>367 世界中過剰在庫状態の中で値上げするバカがどこにいるんだよw
価格上げても数量出せなきゃ売上は回復しないんだが。
供給サイドとしても在庫を捌かないといけないし。
結果、下方硬直性のある運営コストによって赤字転落となる。
372 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 20:58:39.67
>>369 だから在庫に目を光らからしときゃいいんだよ先物も無いしな
需要なんか不景気でもスクラップだけでまわせなきゃ
そこから買うしか無いんだから国に目を付けられない程度の
価格で供給すればいいの
373 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:00:26.82
>>372 在庫に目を光らせたところで固定資産投機の崩壊までは読めないだろ。
※価格決定についての議論は、241の
>>300 台あたりにて。
http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/eco/1310739991/
377 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:04:32.85
>>373 資源管理してる奴らは経済をコントロールする側になるだろうから
情勢とか築一把握してるだろ
380 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:08:05.40
>>377 世界経済をコントロールしているのは欧米の金融業だ。
新興国・資源国なんつーのは単なる糧でしかない
383 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:13:35.85
>>380 資源屋でも資源価格のコントロールできればそれは
世界経済を操る一定の力が有るって事
イギリスがそれやろうとしてるだろ
385 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:18:01.61
>>383 資源価格をコントロールしているのは欧米の金融業だって。
金融政策を駆使して為替差で債券を買わせて外貨準備と
マネタリーベースを増やして新興国経済を加熱させ資源需要を創り
資源国経済をも加熱させている。
いわば資源屋は欧米金融の手の上だ
388 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:24:56.93
>>387 経済をコントロールしてる金融業だって
なぜか赤字ぶっこくんだから
>>382 に関してはそう考えてもおかしく無いだろ
390 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:30:17.11
>>388 経済をコントロールしているのは金融政策を行う中央銀行。
1企業がコントロールしているわけではない。
392 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:35:23.07
そりゃ金融屋の筆頭の中央銀行が絶大な力持ってるのは当たり前だわな
393 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:35:22.95
裁定取引に必要な為替差・金利差を生じさせるのも金融政策。投機資金(マネタリーベース)を創るのも金融政策。
394 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:41:45.29
金融サイドで資源の投機需要を創っている以上、
供給サイドだけでは価格のコントロールはできない。
結局は、需要あっての供給となる。
398 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/17(日) 21:50:05.71
>>394 ただし金融サイドは金融政策で(直接的・間接的に)需要を急減させ、供給サイドから膨らませた資金を資源の暴落という形で回収することができる。
442 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 14:33:03.12
法規制が入れば金は暴落ですね
ありがとう
金地金は全て処分します
443 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 14:36:59.17
法規制?
なんのために?
金が値上がりしても困る奴はいないとか聞いたけど??
マネーロンダリングからは法規制があると思うが…
そのへんはどう思われますか?
448 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 15:00:19.48
>>443 金ていうか商品に投機資金が流れると困るんだよ。スタグフの原因にもなるし実態経済に対して何の乗数効果を産まないからさ。
新興国・資源国・商品市場から回収した資金を原資として欧米がバブルに沸くだけなんだよな。
商品暴落で誰が儲かるって、欧米の基幹産業である金融業界やサービス業に決まってるじゃん
455 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 15:10:33.72
だから欧と米は経済の前提も事情も別物だろうがw
それを一緒くたにして屁理屈こねてるからおかしくなるんだよw
457 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 15:12:05.94
>>455 新興国に為替差で債券を買わせて膨らませているのはユーロもドルも一緒。金融・サービス業メインだしな。
462 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 15:15:28.12
>>458 生き残れる通貨はドル・円・スイスフランだけだからな。
刷り散らかしてるドルと違って円・スイスフランが上がるのは当然。
464 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 15:17:11.37
>>462 実質金利差で買われてるだけなのに
※通常は、名目金利が高い通貨が買われ、超低金利のファンディング通貨間では、実質金利が高い通貨が買われる傾向。
キャリートレード
http://www.soratobineko.com/2006/09/post_58.html
まず変動相場制にしたのは金融政策の制約を外し、裁定取引で世界中から資金を調達するためだ。この旨味が無くなる金本位制なんぞには絶対に復帰することはない
経済大国は金融政策を駆使して裁定取引で世界に新発債を買わせることができる。よって破綻はしない。
584 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 20:26:58.59
>>582 商品への投機資金の規制強化は進めていくだろうね。商品が高騰してもスタグフ要因だし何の乗数効果も産まないからね。
585 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 20:29:26.18
>>582 政治は政策方針に影響するだけであって、政策効果とは関係ない。経済理論とは政策効果のことだと何回も言っている。
586 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 20:34:08.71
>>583 金融政策を駆使して為替差で債券を買わせて新興国・資源国・商品バブルを膨らませて崩壊させ資金回収していく。金融サイドが全てを握っているんだよ。
587 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 20:45:03.35
変動相場制の世界では経済大国が経済規模を担保として、経済理論に基づく金融政策を駆使して裁定取引で世界中から資金を合法的に調達することができる。
591 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 21:00:01.82
>>588 金融機関は金融政策で増えた貸出し先のないマネタリーベースを使って投機資金を商品市場に流し込んでるだろ。
600 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/18(月) 21:27:29.93
中銀が金融政策によってマネタリーベースを増やすと民間銀行に中銀当座預金が増える。
この当座預金には利子が付かないため民間銀行はこの残高が積み上がってくると、
なんとかしてどこかに運用先を捜して収益を得ようとするインセンティブが働く。
この投機資金が需給を遥かに超えた価格まで商品価格を押し上げている。
世界の金需給
http://www5.mediagalaxy.co.jp/OKATO/uptodate/gold1_value.pdf 所詮は投機上げだ
低く抑えられているのではなくて金融緩和によって
創られた投機資金によって焼け太っているのだよw
投機資金が集中して高騰している商品から通貨を見ると
通貨の信任が失われて通貨が減価しているように見えるだけだ。
687 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 09:17:24.99 通貨が全ての資産に対して一律に減価しているわけではないし 商品価格が下がった時に通貨・債券へのレパトリが起きていることが 通貨建て価格や債券利回りを見ていればすぐにわかること。
690 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 09:25:24.00 日本だってマネタリーベースは十分にあるんだよ ただし、日本の場合は当座預金が国債への投資に当てられているため 実質金利が高止まりして通貨高デフレが止まらない。 スタグフの終着点はデフレだ。現実に当局は金融政策はインフレ率を見ながら決めている。 単にマネタリーベースを一方的に増やせばいいというものではないw
経済大国は新発債の買い手が海外にいるのだから破綻しようがないんだよ。 金融政策を駆使して裁定取引で債券を世界中に買わせることができる。 金融緩和が行われる度に世界の外貨準備が増えている現実を見れば 経済大国が裁定取引で海外から資金を調達しているという流れがわかる。
849 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 17:35:20.73 ゴールドは、1980に頂点つけた後、暴落してるんだけど。 1979と今とどう違うんだよ。 今のほうが、どっちかっつうと、有利じゃね? 851 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 17:42:35.65 少なくとも米国は70〜80年代のほうが今よりも深刻だったと思うがな。 ドル安政策で日本にバブルを起こし、日本からの資金還流と 裁定取引で債券を買わせまくって世界から資金を調達し奇跡の復活を遂げたんだよ
854 : 【東電 74.3 %】忍法帖【Lv=32,xxxPT】 : 2011/07/19(火) 17:55:22.82 >>850
格付け会社が米債を格下げしそうだがね。
株や債券がバブルであってG投資は完全に真水資金でしょう。
860 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 18:04:21.62
>>854 というか金融政策と格付け会社を駆使して裁定取引で
世界中から資金を調達するのが金融サイドの真骨頂なのだがw
金融サイドにとって供給サイドは糧なのさ
866 : 【東電 74.3 %】忍法帖【Lv=32,xxxPT】 : 2011/07/19(火) 18:15:05.54 R君の発想だと配当自体もバブルマネーということになる。
直接投資(不動産投資など)でもないかぎりすべてバブル資金が生んだバブルマネーです。
867 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 18:17:59.60
>>866 直接投資でも大元の原資が銀行融資であるなら投機なのww
通貨預金の配当は政策金利によるものなのだからバブルマネーではないw
中銀引き受け
買い手がない新発債券を中央銀行が直接買い続ける。
マネタリーベース(中銀当座預金含む)が青天井で増え続ける。
売り手がいないため売却してマネタリーベースを調節することができない。
中央銀行←→民間銀行間の売買が成立せず金融政策は無効となる。
公開市場操作
中央銀行が金融政策のため民間銀行を通して既発債券を買い
マネタリーベース(中銀当座預金含む)を増やす(買いオペ)。
増えたマネタリーベースは中央銀行が民間銀行に既発債を売却することで減らすことができる(売りオペ)。
中央銀行←→民間銀行間で既発債を売買することで自在にマネタリーベースを調節できる。
>>874 まずは中銀引き受けと公開市場操作の区別から付けようなwwww
新発債の需要が海外で常に生じる経済大国が破綻することはないww
米国債発行量の50%が海外。
FRBは15%ほどしか保有しておらず全て既発債保有だよw
884 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 19:21:13.12
>>883 今までの債務を返済する必要はない。均衡させて金融政策を駆使して世界から資金調達をし続けたらいいだけ。
885 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 19:22:38.00
>>883 アメリカの債務は1200兆円でしょ。GDP比で90%
886 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/19(火) 19:26:20.82
>>883 海外勢も米国債は売れないからね。大量に売ると自国通貨が対ドルで切り上がって対米輸出が潰れるからさ。結局、需要あっての供給なんだよ。供給サイドは債券を買い続けるしかない。
59 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 07:58:48.86 でもR君の理屈だと失業率が上がるほど企業の人件費が減って景気が良くなる
ことになるからおかしくね?矛盾をコストプッシュのせいにしてね?
60 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:03:24.54
>>59 商品高によって企業業績が圧迫されるから、企業は雇用や賃金を減らすんだけども(笑)
61 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:07:54.14 人件費が減っても商品高によって企業の貨幣需要が抑圧されたままだから景気は良くならないんだよ。
62 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:21:52.50 理屈だと、GDP高、個人消費高、貿易赤累積無視、国債無限発行する国が勝つことになるね。
63 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:23:32.91 昨日は面白かった
ドルもユーロもうんこ紙と化す中で金は相変わらずの安定感
64 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:23:43.89 国債無限発行だなんて誰も言ってないだろ(笑)。ただ経済規模で決まるのは間違いない。
>>350 間違えました。
59 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 07:58:48.86
でもR君の理屈だと失業率が上がるほど企業の人件費が減って景気が良くなる
ことになるからおかしくね?矛盾をコストプッシュのせいにしてね?
60 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:03:24.54
>>59 商品高によって企業業績が圧迫されるから、企業は雇用や賃金を減らすんだけども(笑)
61 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:07:54.14
人件費が減っても商品高によって企業の貨幣需要が抑圧されたままだから景気は良くならないんだよ。
62 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:21:52.50
理屈だと、GDP高、個人消費高、貿易赤累積無視、国債無限発行する国が勝つことになるね。
64 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 08:23:43.89
国債無限発行だなんて誰も言ってないだろ。ただ経済規模で決まるのは間違いない。
アメリカも90年代前半は低金利政策だったよ。ドル高政策に以降したのは中盤から。経済規模が大きくて個人消費支出の割合が高い国。中国は個人消費支出が低く固定資産投資が高いため先進国にはなれん。あとユーロ圏も為替リフレの対象になってるよ。 仮にアジロを組んで固定資産投資が高く個人消費支出が低い国をまとめたところで先進国にはなれんよ。ドルペッグに乗って固定資産投資で焼け太って経済大国になった国をまとめても変わらん。 例えば中国は米国が垂れ流した米国債を買う立場(ドルペッグ・通貨バスケット)。米国債を買うことで固定資産投資を膨らませて経済大国に成り上がったわけ。変動相場制に移行した上で個人消費支出を増やさなければ先進国にはなれないし大国特権は使えんよ。 変動相場制ってのは金利差や為替差を利用した裁定取引によって経済大国が世界から富を収穫するシステムだからな。搾取される側から脱したいのなら変動相場制に移行すべきなんだ。 ドルペッグ・通貨バスケット制国では為替差が生じないというより、為替介入して米国債を買いまくって人為的に為替レートを維持してるだけであって、経済規模の大小に関係なく常に自国の富を米国債として差し出し続けているようなもの。 輸出を諦めて資産デフレを飲むか、為替介入で大国債券を買って抗うか、どちらにせよ経済大国による搾取には違いない。管理通貨制度だからこそ可能な大国特権。
101 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 11:09:40.09
経済大国以外は、経済大国が緩和すれば、バブルかデフレ、どちらかしかない。つうか、アメ公の緩和のせいで、極論すれば、世界的に最終的にバブルかデフレしかないってことにならね?
102 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 11:23:20.28
>>101 例えば90年代の日本のように莫大な不良債権と過剰設備が存在している状況下で為替リフレしてマネタリーベースを増やしてもバブルにはならんよ。
103 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 11:27:42.62
固定資産投資バブル崩壊で生じる不良債権と過剰設備によって内需が長期低迷するわけだから、為替リフレして為替差で大国向けの輸出を伸長させるしか手がない。
113 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 15:35:38.53 @企業の貨幣需要が戻る→A資産効果→B消費マインドが戻る→C雇用・賃金に波及。 114 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 15:37:58.11 資産効果とは資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる事。 家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。 115 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 16:04:18.49 資産効果は何となくわかった。だが、企業の貨幣需要がわかりづらいってW 資源税が解除されたら、企業の設備投資なりのマインドが戻るか? コストプッシュ圧が抜けたら、企業は、リスク取りたくなるくらい健全か? 不良債権に苦しんだばかりの銀行は、金を貸したくなるか?いくら、マネタリーベースが十分でもさ。 116 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 16:09:19.76 企業の貨幣需要ってのは企業が銀行から金を借りて投資や消費に回す事を言う。増えたマネタリーベースを使って銀行は何かに投資するか、企業へ貸出を行い利鞘を稼がなきゃいけないんだよ。 増えたマネタリーベースを受けた銀行は利鞘を求めて大量に金を貸したいのだが、借り手(主に企業)がいない状態。商品高によって企業活動が低調で借り入れ意欲が抑圧されているためだ。 低金利だから銀行は無理矢理にでも大量に金を貸して利鞘を稼ぎたいんだよ。貸せる金はマネタリーベースとして腐るほど余っている。 企業も金融機関も利鞘最優先だからね。それに資産税が解除されると個人消費も盛り上がる。米国の個人消費支出の60%が旅行や外食などのサービス支出だからな。
121 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 16:36:49.49
日本は銀行はなかなか貸してくれんよ?安全な国債しか、食わなくなった。あと手数料商売。国内企業もリスク食わなくなってね?
まさか、日本はマネタリーベースが少ないとかいう単純な理由だったら怒るW
122 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/09(土) 16:41:47.02
>>121 日本の場合は10年間、経済失政が続いた。金利を0.5%まで下げるだけで5年、本格的な不良債権処理や量的緩和を行うまで10年かかった。 財政政策で莫大な赤字国債を発行し続けていてクラウディングアウトも生じている。
ようやく不良債権処理に目処が経った2003年頃から景気回復が始まったが、商品高の進行やリーマンショックで内需に本格的に起爆することなく腰折れした。
不良債権処理を10年間放置するような国では企業も怖くて銀行融資に手が出せんよ。
181 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/10(日) 17:18:06.63
>>170 小麦に関しては本当にヤバいんだよね〜。
異常気象による凶作で需要が逼迫して高騰してるところに
投機マネーが流れ込んできてるから。
189 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/10(日) 19:31:43.88
>>181 世界の食糧生産は年間20億トン。120億人分の供給量がある。食糧にしても単に中国インドの潜在成長率を投機根拠として投機で上げているだけ。
欧米は日本のように10年間も不良債権を放置したわけじゃない。商品高という形で全世界にデフレをバラまいてるのは中国だ。 それにバブル期の日本は固定資産投資がGDPの30%を超えていた。これがバブル崩壊後に莫大な不良債権と過剰設備と化した。50%に達している中国ほどではないが欧米の倍。 つまり日本は政策推移・経済規模・経済構造が欧米とは違い過ぎるため比較には値しない。
228 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 14:43:07.73 東洋経済では、ASEAN大特集してた
2020には、膨大な低所得者が中産階級になり、巨大市場になるとか。
アジアの巨大人口が全員中産階級になったら、ヤバスなのに。
230 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 14:48:33.67
>>228 そーゆーバブルに基づく皮算用が商品の投機根拠になってんだよ。所詮は融資漬けの固定資産投資バブルでGDPが焼け太りしてるだけなのにな
234 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 15:20:46.43
固定資産投資比率が高いほど、バブル崩壊後のストック調整が深刻かつ大規模なものになる。
新興国成長の原動力は人口でも国土でもなくマネタリーベースから生じる銀行融資だからな。そのうち巨大市場は信用創造が見せる幻覚だったとわかるよ。後に残るのは山積みの不良債権と過剰設備だけさ。
236 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:06:16.67
中国が誰も住まないマンションを大量に作るという不思議ちゃんをやらかしたのは、マネタリーベースが激増したからっつう、猿にもわかりやすい理由でしたとさ。
238 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:10:21.96
>>236 沿岸部の1億人(主に企業)が銀行融資を使って不動産投機に熱中してきた10年だった。
239 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:25:25.95
空想として聞くが、
仮に土地投機を法的に禁止していたら、
マネーは何処に流れて、そして、その結果は禁止しないよりも良好だったのか?
240 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:44:51.71
>>239 1990年に日本で行われた不動産融資に関する総量規制を見ればいい。結果、固定資産投資が激減し資産効果が失われ莫大な不良債権と過剰設備が発生しバブルは崩壊した。
241 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:47:17.54
>>240 途中からではなく、初めから禁止していたらどうだったか という問いだろ。
242 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:50:30.46
>>241 固定資産投資が全く盛り上がらず、資産効果も資源大量消費も生じなかっただろうな。銀行融資も停滞、通貨債券に流れて長期的なデフレ停滞になってただけだと思うよ。
243 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:53:04.20
つまり、土地投機は悪ではなく、理に適ったものだということじゃないか。
244 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 16:55:18.11
行き過ぎれば悪となる。固定資産投資比率が高いほど、発生する不良債権や過剰設備も多くなる。深刻なストック調整の原因となる。
245 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:11:05.68
因果、原因と結果が逆とも言えないかな
246 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:24:38.08
個人消費支出を増やして、固定資産投資に極端に依存しない身軽な経済構造の構築を進めていくしかない。
247 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:30:44.45
>>246 それが分かっていて、なぜできないんだろうね?
248 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:34:17.89
>>247 もともと欧米向けの加工貿易で、要は世界の工場として固定資産投資で成り立ってた国だからだよ。
249 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:36:53.26
ピンとこない説明だな
250 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:43:10.62
要は金融サービス業に特化している欧米に対して、安価な加工製品や原材料を輸出するしか能がなかったのさ。
251 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:46:04.49
>>249 製造業などの設備投資も固定資産投資に含まれる。不動産バブル以前は、世界の工場として外資による固定資産投資で成り立っていた輸出国だった。
252 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:47:18.48
それは異常な土地投機、地価高騰なしに可能でしょう。
なのになぜそれが出来ないのか? 人間は頭がいいんでしょ。
(シンガポールみたいな小さな島国は別にして)
253 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:53:07.04
>>252 ドルペッグという通貨制度が欧米への加工貿易依存構造を造り出した。日本だって1ドル360円の頃は加工貿易メインだったろ。
254 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 17:57:27.94
>>244 行き過ぎれば悪となる。固定資産投資比率が高いほど、発生する不良債権や過剰設備も多くなる。深刻なストック調整の原因となる。
話戻すけど、↑ が分かっていたらある程度コントロールしたらいいじゃないかと
言いたいんだよ。
255 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:02:03.56
>>254 コントロールはできんよ。経済成長だけを求めて銀行融資と固定資産投資を政策奨励してきた結果だ。緊縮や規制すれば貨幣供給が細ってバブル崩壊、緩和すればスタグフで貨幣需要が減りバブル崩壊。打つ手はない。
257 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:11:53.67
>>256 もともと世界の工場として外資からの固定資産投資が経済成長を牽引してたのだよ。10年ほど前に内需拡大のため不動産の規制緩和を行った結果、今に至る。固定資産投資が伸びれば個人消費支出も伸びるだろうと期待して銀行融資と不動産投機を奨励してきただけ。
258 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:17:33.90
欧米の場合は、固定資産投資を縮小させ製造業を新興国へ移転させた。その代わり金融サービス業を強化。変動相場制を利用して裁定取引で世界中から富を収奪。収奪した富を使い個人消費支出を伸ばしてきた。
259 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:19:10.62
外資の工場は都会には造らんでしょ。
国民が土地などにマニーをつぎ込まないように規制したら、
マニーは企業投資(株)に流れて、結果、国はもっと豊かにならないかい?
なぜそうしないのか?
(※なぜ、中国は、欧米金融に導かれるままバブルに乗ってしまったのか?的な議論をしています)
260 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:23:04.77
>>259 都市部につくらなくても外資資本が流れ込むと都市部の不動産は高騰するよ。固定資産投資には乗数効果があるんだよ。加工貿易だけでは拡大の限界がある。人件費の上昇もあるしな。
261 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:27:50.25
>>260 だから規制したらいいでしょ。国家にはそれが出来るでしょ。
そして、
国民が土地などにマニーをつぎ込まないように規制したら、
マニーは企業投資(株)に流れて、結果、国はもっと豊かにならないかい?
なぜそうしないのか?
262 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:32:15.25
>>261 一般人どころか企業にまで不動産規制したら資産効果が生まれないじゃないか。固定相場制の中国は欧米のように裁定取引で富を収奪できないから、固定資産投資に依存するしかない。
263 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:34:28.94
固定資産投資による乗数効果・資産効果頼みの国で不動産規制してどうする。経済成長を放棄するというならそれでもいいが。。。
264 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:35:43.32
>>固定資産投資に依存するしかない。
いや、だからこの部分↑を規制したら、企業投資(株)に資金が流れ、
結果、研究開発費が増えたら、新技術、新製品、雇用拡大、となり、
土地なんかよりもずっと国富の増大になるでしょ?
なぜそうしないんだ?
265 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:37:55.89
>>263 は今の現状を言ってるだけだろ?
おれは、 そもそも の話をしてるんだ。
266 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:40:42.09
>>265 そもそも中国は長年、加工貿易に依存した国だった。要は外資による固定資産投資で高い成長率を実現していたのだが。
267 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:43:42.92
不動産投機はその延長。つまり長年の経験則から固定資産投資を伸長させることで経済成長させるという国策を取ってきたのさ。そもそも個人消費支出や技術なんて発想がないんだよ。
269 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:47:10.39
>>266 中国人が土地投機に熱狂してるだろ。
1平米の土地にお札が、積みあがって、積みあがって、積みあがってるわけだ。
こういう事を(そもそも)規制していれば、企業投資(至/研究開発費)に流れるでしょ?
そちらのほうが良いんじゃないの? と言いたい訳。
中国には経済学者がいて、強権政府もあるなかで、なぜしない
271 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:51:39.97
>>269 中国が世界2位の経済大国になったのは固定資産投資のおかげ。最初から規制していたら単なる外資主導の加工貿易場で終わっていただろうよ
272 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 18:54:48.02
>>271 1平米の土地にお札を積み上げることで、経済大国になったというのか?
土地の上に、毎年お札を積み上げても、何も生み出さないだろ?
273 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:00:16.92
>>272 固定資産投資は幅広い乗数効果と資産効果を産むといったはずだが。資源消費量も多い。
274 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:06:01.09
新たな建設はそうだよね。 鉄筋、ガラス、セメント etc etc
だけど、既に建設済みの土地が騰がっても乗数効果はないでしょ?
だから、そもそも都市部に規制をかけていたら良かったんじゃないの? と思うわけさ。
そしたら、土地バブルに怯えることもなかっただろうし、
その分、国民を企業投資(至/設備投資・研究開発費)に誘導したほうが国家の為になるでしょ?
275 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:10:30.13
>>274 値上がりした土地を担保に銀行から金を借りて新たな投資用物件を買ったり事業拡大を行う。つまりこのサイクルが回っている限り新しい建物が増え続けるのだよ。
276 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:12:54.31
>>274 経済成長のメインエンジンは都市部の固定資産投資なのだから規制かけたら本末転倒。そんな面倒な事に注力するより不動産投機のほうが手っ取り早く高い経済成長を実現できる。
277 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:13:33.25
>>275 だからさ、そんな無駄なことをさせない為にも規制をかけて、
競争力のある企業を育てる方にマネーが流れるように誘導した方が良かったんじゃないの?
と思うわけ。
279 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:15:08.95
>>277 不動産投機のほうが手っ取り早く高い成長率を実現できるから。
281 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:19:04.22
>>277 ドルペッグの為替レートの恩恵に浸りきった環境下では国際競争力のある企業は生まれない。政府の為替介入頼みだし。
282 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:20:32.93
>>279 ま、現実はそうなったんだけどさ。
ただ、膨らみ続けるバブルはないのだから、中国の政府と経済学者はなぜ、
国際競争力のある企業を育てる方に誘導しなかったのかと疑問に思うんですよ。
住人のいない投機目的の幽霊ニュータウンをあちこち造っても、
しょうがないと思うですけどね。
283 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:24:05.03
>>282 元々、加工貿易場として外資主導の固定資産投資で成り立ってた国だったからさ。自国企業を育成せずとも足りない技術は外資に頼めば揃う状況が長年続いた。
284 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:26:07.02
>>283 いや、だからさ、中国の政府や経済学者で疑問に思う人はいなかったのか? と聞きたいわけ。
285 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:28:27.96
>>284 だからこそ10年前に不動産を規制緩和して内需主導経済へと舵を切ったんだろ。結果は固定資産投資で焼け太っただけだが。
284疑問に思う人もいるだろうが、固定資産投資の乗数効果や資産効果が外野の声を打ち消してきたのだろう。
287 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:30:44.24
不動産を規制緩和しなくとも、内需主導経済へと舵を切る方法はあるでしょ?
289 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:33:41.69
>>287 元々、固定資産投資に依存してきた国だぞ。内需には不動産投機が一番手っ取り早い方法だっただけだろ。
290 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:37:58.58
>>289 もっと賢い方法を選択してれば良かったのにね。
そこが分からないんですよ。
294 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 20:12:20.36
>>290 目先の経済成長を最優先にした結果だよ。仕方ない。
308 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 20:54:59.83
中国の政府もマクロ経済学者も、国家にとって、それが良い方策だと思ってるんですか?
313 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 21:04:35.86
>>308 そういった冷静な声はバブルに熱狂する世論にかき消されるものだ。バブル期の日本でもそうだったじゃないか。
(
>>360 から続く、※中国がなぜバブルにいたったかについては、ここで終了)
288 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 19:31:37.92
金利差為替差を利用した裁定取引のところがわかりません。
アメリカだけじゃなく、裁定取引なら、他国でもできるのでは?
世界に大量に回ってる基軸通貨だから、儲けも格段に太いからですか?
291 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 20:00:08.59
>>288 自由自在に金融政策を行使でき、世界経済の25%を占める経済大国かつ基軸通貨国であるアメリカだからこそ裁定取引が最も効果的に成立する。
292 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/11(月) 20:06:48.16
ユーロは規模は申し分ないが、統一通貨のため金融政策に制限がかかる、円は規模が小さく折衝で金融政策に制限がかかる、ポンドは規模が小さい、元は規模が小さく実質的なドルペッグだから問題外。結局、ドルだけが世界に対して自由自在に裁定取引を行使できる。
516 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/13(水) 14:10:32.72
>>514 米国で製造業が雇用に占める割合は10%以下だ。
517 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/13(水) 14:13:24.70
>>504 裁定取引で世界中から集めた資金を原資として消費や投資が活発となる。結果、企業の貨幣需要も増し資産効果が加速する。雇用や賃金は資産効果のオマケだ
518 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/13(水) 14:32:36.22
>>514 新興国・資源バブル崩壊で、世界からの資金還流とコストプッシュ圧力解消が同時に起きる。これが次の資産バブルの胎動になるわけだ。
世界は金融業メインの胴元に莫大な利鞘を抜かれて不良債権だけ押し付けられ、輸出のため債券を大量に買わされ、商品安を提供する。結果、胴元で新たな資産バブルが始まる。胴元にとって変動相場制は美味しいんだよ。
例えば新興国が高値で大量に買い込んだ商品は固定資産投資・投資商品・耐久消費財として新興国内に固定され増え続けている。これがバブル崩壊後に莫大な不良債権と過剰設備に化けて猛烈な逆鞘が生じるわけだ。
米国債を大量に買って増えたマネタリーベースから生じる銀行融資を使い、固定資産投資や投資商品や耐久消費財に高値で掴んだ商品を惜しみ無く投入している。この新興国サイクルは丸で裁定取引で焼け太らされてる豚だ。
550 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/13(水) 18:15:47.17 1971年8月になってニクソン大統領はドル防衛のために米ドルと金,その他の資産との交換を一時停止する」と発表した。
ヨーロッパ各国は、直ちに外国為替市場を閉鎖した。
ところが日本だけは世界中で唯一、外国為替市場を16日から27日まで開き続けた。(驚きの愚かさ)
しかも親切なことに、この間、1ドル360円で交換を続け・・・・・当然、外資系の企業も日本で換金
したと思われる。その額は総額46億ドルにのぼり、そのことによる為替差損は、すべて日本国民に転化された。
・・・・ニクソン声明の内容、意味、重要性などは、当時の日本政府の首脳であった佐藤首相、竹下登・官房長官
にほとんど理解できなかった、といわれる。(日銀、大蔵も理解できなかった)
568 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/13(水) 20:33:09.09
今になってみれば、46億ドルなど、たかが3500億円。
最近の銀行倒産はおろか、中堅企業一つぐらいの破綻に過ぎない。
それがずーっと続いておる。
569 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/13(水) 20:39:43.49
>>568 それこそが裁定取引による富の搾取だ。変動相場制への移行で世界中から、膨らませた資金を回収できるようになったのだ。
マーケットトークを鵜呑みにしているようじゃあ、裁定取引の餌食になる。なぜ変動相場制に移行したのか考えるといい。他所で膨らませた資金をゴッソリ回収するためだ。
為替差・実質金利差による裁定取引を利用して国債買わせまくって中印を加熱させ融資漬けの実需をつくりBRICsレポートで煽っているのも胴元。つまり胴元の自演。国債を買わせて焼け太らせ、バブル崩壊で資金を回収するという。
QE2の終了で蛇口を閉めたわけではない。単に巨大なマネタリーベースを維持してるだけ。要は何時でも引き出せる超低金利融資が宙に浮いているため米国が決定的な金融危機に陥ることはない。蛇口を閉めて決定的な金融危機に向かってるのは新興国の方だぞ
>>144 米国は、商品高で抑圧されている貨幣需要が真の問題である。
十分すぎるほど存在するマネタリーベースはもはや問題ではない。
マネタリーベースだけを増やしても米国の実体経済に対してプラスの効果はない。
むしろ新興国という投機根拠が生きている現在、QE3を行っても
投機資金が商品へ流れるため商品高を加速させ米国の貨幣需要を更に抑圧してしまい逆効果となる。
マネタリーベースと低金利を維持しながら新興国(商品)の自壊を待つのがデフレに対する最善策。
これは金融当局者も既に気付いていて各発言から読み取れる。
世界の投機資金の総量は増え続ける。しかし総量が幾ら増えても投機根拠がない所に投機資金は流れないのだよ。
529 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2011/07/05(火) 14:44:16.01
企業と家計の割合は?
圧倒的に家計だろが?
>>529 圧倒的に企業だ。企業が銀行から金を借りて消費や投資に回すから資産効果が起きる。これがバブルだ。バブル景気とは企業の貨幣需要が全てであり、雇用は賃金はそのオマケに過ぎない。原資は銀行からの借り入れなのだよ
>>534 企業が銀行から金を借りて消費や投資に回すから資産効果が起きる。これがバブルだ。要はバブルの原資は信用創造でつくられた借金なんだよ。雇用・賃金は問題外
企業が銀行から金を借りて消費や投資を行うことで資産効果が発生する。その資産効果は家計にも波及し家計消費が加速する。メインプレイヤーは企業。重要なのは資産効果だ。間違っても資産効果のオマケである雇用や賃金ではない。 雇用統計にしても企業の貨幣需要次第なのは言うまでもない。まずは企業の貨幣需要が全てに優先する。 バブル期や中国のマネーサプライ伸び率見てみろよ。これは企業の貨幣需要があるから伸びてるんだが だいたい雇用や賃金が伸びるのってバブル中期以降だしな。あくまで資産効果のオマケだから当然だ。
公的資金を大銀行に注入すりゃ預金システムは保護される。が、バブル崩壊で失った資産効果は取り戻せないんだよ。
386 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/02/24(金) 16:56:40.58
・
こちらのスレは、R君の一番弟子さんが更新してくださってましたが、 連投でアク禁なさったそうです。 どなたかセンスのある方は続きを更新してもいいそうです。 とりあえず保守でした。
(※キャリトレ) 短期円資金を借りた円キャリートレードで米リスク資産(米国株)に投資すると仮定して、 @米機関が邦銀から国債利回りに準じた貸出金利で円を借りる。 A米機関が邦銀から借りた円を金融市場で売ってドルに替える(円売りドル買い) Bドル買いによりドル通貨の需要が逼迫して工面するために米短期債の売却が増えて米短期金利が上昇する。 C米機関は手にしたドルを米企業に振り込む。代わりに米機関は米企業から米株式という借用証書を受け取る。 D一方、売られた円(余った円)は邦銀が換金要求に備えて短期債を買って市場運用する(円短期金利低下)。 E売られた円は主に市場運用を介して市中に放出される(邦銀が持っているのは短期債という日本政府の借用証書)。 結果、円キャリートレードによって円安 円短期金利低下 米株高 米短期金利上昇 ドル高が起きる。
389 :
語録 oz285 :2012/02/29(水) 08:42:13.28
1年物の円資金を借りて円キャリートレードを行った場合、 当然1年以内に借りた円資金を邦銀に返却するために、 金融市場でリスク資産を決済して売った円を買い戻さなければいけない。 円買い戻しが起きるため通貨需要が逼迫して円短期金利が上昇、円高が進む。 金融政策等で円短期金利が上昇した場合、月限や年限前に円買い戻しが起きることがある。 理由は円貸出金利が上昇して逆鞘が生じる可能性が高まり円キャリーの冥利が薄れるからだ。 主に後者を円キャリートレードの巻き戻しという。
390 :
語録 oz285 :2012/02/29(水) 08:43:22.72
米銀は邦銀から借りた円を外貨インターバンク市場で売ってドルを調達する。 利用できる市場が異なるため個人・企業のケースと金融機関同士のケースは異なる。 ただ、どちらも円を売ってドルに投資するわけだから、資金の流れは円キャリートレードに変わりはない。 円を売って海外投資する流れを総称して円キャリートレードなのだから。 日本企業が邦銀から円を借りて(もしくは内部留保の円を取り崩して)海外に設備投資をする、これも円キャリートレードだよ。 ただ、民間銀行は量的緩和で資金供給を受けれる立場だから、 民間銀行が円キャリートレードに与える影響力は個人や企業に比べて桁違いに大きいと思う。
391 :
語録 oz285 :2012/02/29(水) 08:50:22.45
(※今後の動き) 296 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/22(水) 17:38:38.67 @欧州危機再燃・新興国バブル崩壊局面ではファンディング通貨同士が同時に巻き戻るため円買いドル買いが同時に起きる。 そのため再び円高に押し戻される。ただし円以外の通貨(主にユーロ/ドル主導)で大幅なドル高が進むため国際金価格が下押しされる。 (例 昨年9月・昨年末) A強い米雇用統計などで米国の出口戦略が意識されると米短期金利が上昇して 円キャリーが活発化するため円売りドル買いとなりドル高が進行する。 この時もドル高で国際金価格が下押しされる(例 前回の米雇用統計・失業保険) B欧州危機後退・新興国懸念後退局面では円キャリーとドルキャリーが同時に起きてユーロキャリーが縮小して ユーロ高・資源国通貨高主導で円売りドル売りが起きる。 円安とドル安が同時に進行するため国際金価格と国内金価格が同時に上向く。(例 年明けからのギリシャ期待相場) 今後、数ヵ月以内に@とAの同時進行が始まる。 Bはギリシャのデフォルト回避という今年最大のユーロ高イベントを通過した以上、 材料出尽くしで今後は欧州が財政統合するか米国がQE3でもやらないと発生しない。
392 :
語録 oz285 :2012/02/29(水) 08:57:26.41
(※90年代00年代の資金循環) 90年代のドル高サイクルが日本バブル崩壊・メキシコ危機・アジア通貨危機・ロシア危機を起こした。 そしてITバブル崩壊後にドル安サイクルに転換した。グローバルバブルというのは米国からユーロ圏・新興国・資源国への資金流出の過渡期だと認識してる。 グローバルバブルの時は日本→米国→ユーロ圏・新興国・資源国という流れ。
393 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:02:23.07
(※キャリトレ) 2012年6月末までに民間金融機関から6〜30年の長期国債を4000億ドル購入する一方で、 自らが保有する機関3年以下の国債を同額売却し、FRBの資産規模を変えずに長期国債の保有比率を高めると共に、 長期金利の一段の低下を目指す。これがツイストオペの内容なのだが、 ツイストオペが導入されてから米国に資金流入・新興国から資金流出が起きていることから、 キャリートレードに影響する内外金利差ってのは主に3年以下の短期金利なのだろうな。
394 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:03:41.09
(※ドルサイクル論) ドル高サイクルとは、 米国内外の金融機関が米短期金利の先高感から先ずドルに替えて、 その替えたドルを使ってドル建て資産に投資する現象。 リスクオンでは米株や米不動産に投資してリスクオフでは米債に投資する。 リスクオフでもリスクオンでもドル高が進行する。 ドル安サイクルとは、 米国内外の金融機関が米短期金利の先安感から先ず手持ちのドルを売って、 米国より先高感のある高金利通貨に替えて、そこに関連した資産に投資する現象。 要はドルキャリートレードのことだね。 ITバブル崩壊以降は、ユーロ圏・新興国・資源国・商品。 リーマンショック以降は、新興国・資源国・商品といった具合にだ。 基本的にリスクオンでドル安に、リスクオフでドル高になる。 量的緩和期間中は常に新しいドルが市場に供給され続けるためドル安一色となる。 このドル高サイクルとドル安サイクルは主に米国利子率と世界利子率との3年未満の短期金利差(先行き格差も含む)によって定期的に入れ替わる。
395 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:12:11.18
(※今後の予測) アジア通貨危機の時と同じく米国は内需国家なので新興国バブル崩壊の悪影響を受けにくい。 資金流入と低長期金利によって内需の改善が続く米国にはむしろ結果的に追い風。 商品価格の暴落も米国の内需(個人消費)に寄与する。 米国 資金流入と低長期金利によって内需の回復が続いているため短期金利に先高感がある。 ユーロ圏 PIIGS問題が燻り続けているためドイツが堅調でもPIIGSに合わせた金融緩和を行い続けるしかない。金融統合ゆえの副作用。 英国 ユーロ圏向けの輸出が多いため早期回復は難しく金融緩和を継続する必要がある。 日本 新興国向けの輸出が打撃を受けるため金融緩和を継続する必要がある。 新興国 資金流出によるバブル崩壊に耐え切れず本格的な金融緩和を行う。 資源国 新興国需要の減少が実体経済に大きく波及するため本格的な金融緩和に行う。 つまり全世界見渡しても短期金利の先高感は米国のみ。現状、日本は先安感しかない。 この内外金利差(先行き格差含む)が米国向け円キャリーを再開させるため来年以降対ドルで本格的な円安が進行していくと思われる。
396 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:13:58.88
(※
>>395 続き)
この状況では先安感を嫌った全世界のマネーが米国の先高感に誘われて米国に流れ続ける。
米銀もこの流れを受けて海外ではなくて国内資産に投資するようになる。
この流入資金が低長期金利で改善する内需を肉付けしていき資産バブルの胎動が始まる。
これがドル安サイクルの終焉とドル高サイクルの転換を指す。今はその過渡期。
397 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:17:38.80
(※今後の長期予想) (※今後始まるであろう米国内バブルは)どれだけ長く続いても今後10年ぐらいじゃないかね。 10年後ドル安サイクルに転換した時に今度はどこの国がドルキャリーのターゲットになるか。 80年代のように日本や欧州(主に西ドイツ)がターゲットになるか、 再び新興国・資源国がターゲットになるか。 個人的には前者の可能性のほうが高いように思う。 新興国・資源国は需要を先食いし過ぎてバブル崩壊から10年で回復することは難しい。 回復まで(要は金利の先高感が生まれるまで)20年以上はかかると思う。 となると次のターゲットは日本か欧州(ユーロ圏・英国含む)あたりじゃないかね。
398 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:19:38.85
(※
>>397 続き)
欧州や日本がターゲットになっても商品バブルは起きない。
80年代はプラザ合意のドル安で多少商品価格が上がったみたいだけど。
新興国・資源国が70年代の商品バブルの後遺症で資金を引き上げられて低迷していたからだと思う。
新興国や資源国が復活しないと商品バブルは起きない。
日本でバブルが起きて西ドイツでバブルが起きなかった理由は、その経済構造にあるのかもしれない。
ドイツは今でも対GDP輸出比率は日本の3倍(50%近くに達する)もある輸出立国。つまり外需が生命線。
つまりドルキャリーで資金流入してもマルク高による外需へのダメージのほうが大きく、
内需が盛り上がらず内需バブルが起きなかったのであろう。
この時の経験が現在のユーロ安・低長期金利という利権追求に走らせるのかもしれない。
リーマンショック前までユーロ圏全体としては好調だったがドイツはユーロ高による輸出不振に悩んでいた。
ユーロ高、ドイツ輸出部門の見通しに悪影響=経済省
ttp://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT803648420071017 これは2007年頃のものだが、当時からドイツは確実にユーロ高を嫌ってるね。
なんせユーロ圏がバブルに沸いていた頃からユーロ高にご立腹なのだから。
399 :
語録 oz284 :2012/02/29(水) 09:27:42.55
(※
>>398 続き)
一応プラザ合意によるドル安により国際金価格は上昇している。
プラザ合意前のドル建て金価格は300ドル台。
1987年12月にはその1.5倍以上の500ドルまで上昇。
それでも新興国・資源国が70年代のバブルの後遺症で資金を引き上げられて低迷していたため、
80年の高値には遥かに届かず90年代はドル高に制圧され、
本格的な上昇は新興国・資源国が完全復活する2000年代まで待たねばならなかった。
といことは次のドル安サイクルでは半値戻しぐらいは期待できるかもしれないな。
(※oz284 10数年後の日本バブル予測!!の巻)
400 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:29:10.82
(※ドルサイクル論) 米国(ドル高)→米国以外(ドル安)→米国(ドル高)→米国以外(ドル安)→米国(ドル高)という、 ドル高(資金流入)とドル安(資金流出)の資金循環サイクルを金融政策によって生じる内外金利差により約10年周期で繰り返す。 ドル高の時は米国が好景気に沸き、ドル安の時は米国以外のどこかが好景気に沸く。 この資金循環の節目で必ず金融緩和が生じるため、循環サイクルを経るごとに ユーロダラーが巨大化してバブルの規模も大きくなる。 ニクソンショック以降、このサイクルの繰り返しによって今や資本移動の規模は貿易を遥かに凌駕する。 このドルサイクル論によると今後の新興国・資源バブルの崩壊は必然であり米国経済の復活も必然である。 数年後にはユーロ・ポンド・円・新興国通貨・資源国通貨がキャリートレードの調達通貨となって 世界中から米国に向かう猛烈な資金の流れが鮮明に生じていることだろう。
401 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:30:15.14
(※
>>400 続き)
全世界から米国へ向かって猛烈な資金流入が加速しても、
資金流入するほどドル高が進行して商品価格が極めて低く抑えられるため悪性インフレにはならない。
株式や不動産価格の大幅な高騰で良性のインフレになる。これがニューエコノミーの正体。
402 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:32:11.99
(※10年周期について)
51 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/17(金) 11:24:39.90
なぜ10年かという点ですけど
豚は太らせてから食えという言葉がありますが、
太りきるのに10年かかるということでOK?
52 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/17(金) 11:29:45.54
>>51 10年という数字に明確な根拠はない。
ただ、過去のドルサイクルや歴史上のバブルを振り返ると
約10年周期という数字が妥当。
54 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/17(金) 11:37:18.17
参考までに1970年〜2011年までの各国実効為替レート
ttp://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5072.html
403 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:35:10.07
(※ユーロドル見通し) 欧は米に基本追随している。イランの件でも欧州危機でも。 特に欧州危機では米銀が請け負う100兆円規模のPIIGS債CDSを 発動させないようにユーロ安・低長期金利という利権を維持しながら ギリギリの範囲で欧州(主に独仏)は米国に配慮しながら危機を調整している。 まぁ、PIIGSが米と独仏の板挟みで一番可哀想なポジションにいるのは間違いない。 これらの行動が米基軸を鮮明化させているのだけどね。 おそらくユーロ圏において独仏はユーロ安・低長期金利の恩恵を受けて 外需主導の好景気への道を歩んでいくが、PIIGSは債務危機の後遺症で 長期金利が高止まりして高い資金調達コストに苦しみ長期低迷するだろう。 つまりユーロ圏において南北景況格差が今以上に鮮明化していく。 当然、ECBはユーロシステムの特性上、PIIGSを無視して金融政策を進めることはできないので、 今後もPIIGSのために超低金利政策を執り続けなきゃならない。 金融政策においても利上げに向かう米国と、超低金利政策を長期間継続する欧州という米欧格差が生じ、 脆弱なユーロがキャリートレードの調達通貨として選好されて米国経済を加熱させるために使われることになる。
404 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:37:08.53
2020年の世界経済予想 米国 内需主導の好景気(株高 不動産高 ドル高 商品安 ニューエコノミーを謳歌) 欧州 外需主導の好景気+内需ミニバブル(南北景況格差が鮮明化) 日本 外需主導の好景気+内需ミニバブル(緊縮財政・増税により格差拡大) 新興国・資源国 失われた10年〜20年(例えるなら90年代の日本もしくはそれ以上の大停滞)
405 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:39:59.99
(※今後のユーロ圏内) 同じ通貨圏内で資金調達コストに大きな格差が出るということがどういう事がわかるかな。 資金調達コストの高い弱い国から資金調達コストの低い強い国に向かって企業が移動してしまうことを意味する。 圏内利回り格差から見て同じユーロ圏なのに PIIGSは独仏に比べて数倍の資金調達コストがかかる。 同じユーロなのにPIIGSの企業はこれでは馬鹿らしくて事業をやってられない。 当然、資金調達コストの低い国へと移動していくだろう。 PIIGSは更に困窮するが、独仏は繁栄する。つまり圏内格差が拡大する。
406 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:41:43.53
(※ドルサイクル論に基づく5年後予想) 対ドルは円安、対ユーロ・対ポンドは現行水準もしくは円高、対資源国通貨・対新興国通貨は超円高。 ドルサイクル論に基づく5年後予想はこうだ。まるで90年代の再現だよ。 新興国・資源国から還流した円キャリーが米国へと向かう。円キャリーはユーロキャリーやポンドキャリーと拮抗する。これらは全て米国に向かう。 結果、ドル独歩高の下でユーロ安・ポンド安・円安が拮抗し、その下に新興国・資源国通貨が最弱の位置付けとなる。
407 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:43:04.87
金の五大下振れリスク ・強い米指標による株高ドル高(主に雇用統計・PCE) ・弱い中国指標 ・欧州危機再燃(ユーロ安ドル高) ・世界株安(リスク回避のドル高) ・米国以外の金融緩和(相対的なドル高)
408 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:44:36.98
(※円について) 現状、米国が追加緩和をやるか、日本が利上げをしない限り対ドルで70円を割ることはない。 90年代〜00年代にかけて実効レートや貿易収支を無視して円安に導いた力の正体は円キャリートレード。資本移動は貿易を遥かに凌駕する。
409 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 09:53:22.60
(※ドルサイクル論) ファンディング通貨が交代して資金流出(ドル安)から資金流入(ドル高)へとドルサイクルが転換していく。今はその過渡期にある。
410 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 10:02:01.83
479 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/19(日) 14:38:15.52
>>454 ドルサイクルが循環する度に金融緩和が行われるためユーロダラーの規模が巨大化するってだけの話。
482 : 454 : 2012/02/19(日) 14:57:03.35
>>479 いつまでも大きくなれるのか?その巨大化、いずれは崩壊するのでは?
これはきたるべきバブル崩壊にみえるが、真相はいかに?
484 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/19(日) 15:01:49.03
>>482 循環する度に格差が拡大するだけで崩壊はしない。主要国が債務利払い不能に陥らない限り、現行の経済システムは崩壊しないよ。
486 : 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん: 2012/02/19(日) 15:08:16.83
昨年12月に預金準備率を引き下げてからまもなく、元がドルバスケット管理幅下限に十数日連続で張り付くという異常事態が起きた。
これは内外金利差縮小で中国から流出した資金が米国に流入したことを意味する。低長期金利・資金流入が続く米国経済は底堅い。
たった0.5%預金準備率を引き下げただけで、これほどの資金流出が起きるんだ。今後、新興国・資源国が本格的に金融緩和を行えば想像を絶するほどの莫大なドルキャリーが米国に還流(ドル高)するわな。
411 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 10:15:12.42
(※今後の米国予想) おそらく90年代と同じく株式主導。それから数年のタイムラグを経て不動産が追い付く。 90年代のポンド危機・メキシコ危機・アジア通貨危機のように、今後欧州危機再燃や新興国バブル崩壊で米株は一時的な調整を経験するだろうと思う。 各危機を経る毎に米国への資金流入が増えて株式市場の騰勢が強まり、株高・ドル高の様相が恒常化していくようになる。 91年日本バブル崩壊・米国銀行危機、92年欧州通貨危機、94年メキシコ危機、97年アジア通貨危機、98年ロシア危機・LTCMの破綻。 これだけの危機に見舞われながらダウは10年かけて3000ドル→12000ドルへと沸騰してドル高が進行した。 米国におけるS&L・商業銀行危機のピークが89〜91年。危機の影響で91年に米国はGDPがマイナスに転落している。 この危機で88年には大恐慌以来最悪の280件の銀行が破綻して88年以降も年間100行以上の銀行が潰れ、92年には179行が破綻してる。 この状態から米国は全世界からの資金流入を受けて大復活を遂げ、約10年後にニューエコノミー(ドル高・株高)の絶頂を極めた。 米国経済の90年代はバブルに沸く日本を尻目に、S&L・商業銀行危機に苦しみながら始まった。決して順風満帆だったわけではない。 このS&L・商業銀行危機を経て本格的に雇用が増え始めたのは95年頃。GDPのボトムは91年で失業率のピークは92年6月の7.8%。90年代前半の米国は典型的なジョブレスリカバリー。 もしも20年前に2chがあったなら、多くの住人がS&L・商業銀行危機を経て騰勢を強めるダウや回復する米経済を見てインチキだと騒いでることだろうな。 特に91〜93年あたりは日米欧同時金融危機の様相を呈していたわけだからね。 80年代後半〜90年代前半のS&L・商業銀行危機をまとめると、87年ブラックマンデー、88年大恐慌以降で最悪の銀行倒産、91年GDPマイナス成長に転落、92年失業率ピーク。 (※数レス集めて継いでいます)
412 :
語録 oz283 :2012/02/29(水) 10:26:44.11
(※キャリトレの根拠となる名目金利差)
円キャリー巻き戻しは名目金利差(主に日米短期金利差)。06年量的緩和解除・07年ゼロ金利解除で短期金利が上昇して円の調達コストが上昇したため。
円キャリーが還流した後も対欧米で円高が進行した理由こそが実質金利差じゃないかな。実質金利差はファンディング通貨同士の強弱を決めるのだと思う。
日本円は対欧米では実質金利差により買われているが、対新興国・対資源国では名目金利差(短期金利差)によりファンディング通貨として売られている、というのが真実ではないかな。
キャリートレードの根拠となる名目金利差ってのはコールレートやFFレートのような翌日物ではなく、数ヵ月〜5年以内の短中期ゾーンの金利差だろうね。
(※
>>393 に関連)
413 :
語録 oz283 :2012/03/03(土) 12:54:29.61
992 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/03(土) 11:31:34.85 経済学はブレトンウッズ体制の頃から(要は貿易と資本がリンクしていた頃から)進歩していないので基礎的な参考にしかならない。 ニクソンショック以降のマネー経済に対応した新しいモデルの構築が必要。貿易より資本移動を遥かに過大化した不均衡なモデルだな。
414 :
語録 oz283 :2012/03/03(土) 14:48:44.12
6 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/03(土) 11:55:14.42
中国の2月の非製造業PMIは48.4に低下−1月は52.9
ttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0AB7H6K50XS01.html やはり非製造業PMIの低下が止まらないようだな。
原因は主に不動産・住宅投資の低迷。時間の問題のようだ。
92 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/03(土) 14:40:23.98
>>6 概ね製造業PMIは外需、非製造業PMIは内需の動向が色濃く反映される。個人的には各国の非製造業PMIを注視している。
416 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/04(日) 23:28:49.35
>>415 それが何だ? 需要量も頭打ちなのだが?
http://nocs.myvnc.com/study/ind/oil.htm 中国インドだけ需要が大きく伸びてるな。 この10年で中国は2倍、インドは1.5倍。
この10年間、新興国需要とドルキャリーで原油価格は上げてきたに過ぎない。
つまり新興国バブル崩壊とドル高の進行で原油バブルも例外なく終了し、
長期低迷は避けられない。世界全体の需要だって新興国分を除けば殆ど増えていない。
新興国で盛んな固定資産投資は商品・エネルギー消費量が非常に多い。
固定資産バブルの崩壊で商品消費量も減少する。
現にBDIは低迷しているし昨秋から新興国減速を受けて基礎素材は概ね減産に入っている。
単価こそ変わらないが、数量は大きく減少している。商品バブル崩壊は時間の問題。
ドル高進行と新興国バブル崩壊で原油バブルも終了だよ。
IMFの指摘通り、新興国の経済成長率が現状から半減した場合、 商品市場は見るも無残な姿を晒すだろうな。
いや、成長率半減で済めばまだいいほうだ。 将来的にマイナス成長に転落する可能性も大いに有りうる。
お前のほうが笑えるぜ。無知過ぎてなw
固定資産バブルで資源消費量が多い新興国をまとめて 失われた20年に沈めてしまえば、資源問題は全て解決するんだよ。
>>417 更に言うならば、世界が超格差社会に移行することで世界総需要を抑制することができる。
419 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/05(月) 10:57:55.76
石油自体はあるけど採算が合わないから堀り進めないだけ、じゃなかったか? 技術の進歩で、いくらでも採掘可能量は増えるしね。
421 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/06(火) 08:36:31.13
422 :
語録 oz287 :2012/03/06(火) 08:41:36.69
この20年間、輸出企業は概ね売上を倍増させたが内需には寄与せずGDP成長率は停滞し続けている。 過去20年間、日本は資金流出による内需停滞を、財政出動と外需伸長でかろうじて支えてきたわけだよ。 02〜07年の外需主導好景気も年間30〜40兆円もの赤字国債を駆使した財政出動が下支えしたおかげでもある。 外需企業がいくら稼いできても、そのお金を使って企業・金融機関が海外投資に励むため国内に資産効果が生まれず内需が停滞し続ける。 輸出企業の内部留保は金融機関を介して国内リスク資産に回らず、国債投資と海外投資に回ったため内需に寄与しなかった。 短期金利の底這いで資金流出(円キャリー)が続いているからだ。
423 :
語録 oz287 :2012/03/06(火) 08:50:35.79
190 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2012/03/03(土) 22:17:25.96
儲けた金は社員に還元すれば一番よかったんだよ
国民の購買力があがるしな
日本企業はオワコン。
194 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/03(土) 22:52:28.93
>>190 バブル崩壊後の経済占領によって株主(金融機関・外国人)へ還元するよう欧米式に企業体質が改められたからな。
新興国・資源国もバブル崩壊後に欧米資本によって経済占領され、こうなる運命。
日本に比べて欧米の被雇用者は株主としての一面も強く、給料が減っても株式を介して企業利益を享受できる立場にある。
ドル高政策で全世界から資金を集めて資産価値を上昇させ、資産価値から購買力を引き出す。これが米国式資産経済の真骨頂だよ。
当然、ドル高政策の副作用を抑えるため、輸出産業への配慮政策(NAFTAやTPP)も忘れない。
NAFTAの結果、メキシコの農業は壊滅的損害を被り徹底的に破壊されたよ。NAFTAとは適用範囲が違うだけでTPPでも同じことさ。
424 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/06(火) 08:54:07.23
超マクロ視点で見ると、300年ほど前から 世界中に散らばっているゴールドを ヨーロッパの貴族が根こそぎ集め続けている ってことなのでは。
425 :
語録 oz287 :2012/03/06(火) 09:09:56.97
長期金利が低下すると内需が活性化して経済指標が良化する。そこに短期金利で呼び込んだマネーが指標を受けて株式市場に流入し株高になる。 逆に指標が悪ければマネーは株式市場から離れて債券市場に移動する。 短期金利は資金の流出入に影響を与える。要は内外金利差に誘われて世界中の金融機関が米国資産に投資(市場運用)するのだよ。 円キャリートレードの場合、円→ドル→米債→米株→米不動産という流れになる。リスクオンで右に進み、リスクオフで左に戻る。 機関は債券を安全資産、株式をリスク資産と位置付けている。債券市場←→株式市場の資金移動は世界中で見られる。 株高・債券安、株安・債券高という日頃の値動きを見ていればわかるよ。 株式市場から手仕舞いした資金を債券市場で運用するから株安・債券高になる。 債券市場←→株式市場の資金移動は簡単。例えば証券口座を介して株式を買うだけでMRF(債券市場)→株式市場に資金移動が起きる。 内外金利差が効いてる限り巻き戻しが起きても一時的な調整として済んでしまう。結局、再び米国に流れる。 ドルに資金が集まっている理由は、 世界各国の短期金利が底這いもしくは先安感がある中、米国だけが短期金利に先高感があるからだよ。 要は内外金利差で米国に資金流入が起きている。 この金融緩和競争の勝者は米国。この緩和競争から1抜けして短期金利を上げられる国が 全世界からマネーを集めて内需主導の好景気に向かうことができるのだよ。 (※継ぎはぎしています)
426 :
語録 oz287 :2012/03/06(火) 09:11:07.21
ユーロシステムを日本に当てはめると、 国債(独仏債)と地方債(PIIGS債)の関係に相当する。 地方債がデフォルトしても国債がデフォルトせずに機能しているから、 金融危機は起きても国家破綻は起きない。それと同じこと。 世界金融危機を受けた金融機関が安全資産として 利払い能力の低い地方債(PIIGS債)を売って、利払い能力の高い国債(独仏債)を買う流れが加速した。 結果、国債(独仏債)利回りは低下したが地方債(PIIGS債)利回りは急騰して地方(PIIGS)が困窮した。 国側(独仏)は地方(PIIGS)に対して解決策として緊縮財政を求めた。地方(PIIGS)は国(独仏)に対して財政統合を求めた。 当然、両者の利害が一致するはずもなく権力が強い利権国主導で調整された危機が続いている。 低長期金利と通過安の恩恵を享受するために国が地方を調整しながら締め上げているというだけの話しさ。 この地方債(PIIGS債)利回りの急騰を指して国家破綻だとか通貨崩壊だとか無知が騒いでいるわけ。 地方債(PIIGS債)がデフォルトしても国債(独仏)が健全に機能しているため国家破綻も通貨崩壊もありえない。 単に地方債(PIIGS債)を抱えている金融機関中心に金融危機が起きるだけ。 このケースで懸念すべきは財政危機や通貨危機ではなくて金融危機なんだよ。
427 :
語録 oz287 :2012/03/06(火) 09:41:45.85
ドル高サイクルでは金すらも米国経済の糧となる。 中央銀行から借りた現物を先物市場で売ってドルに替えて、 そのドルを使って米国資産に投資するという流れだ。この金キャリートレードは90年代に横行した。 ドル高サイクルでは金リースレートよりドルの短期金利のほうが高いからだ。 調達コストの低い金がファンディング通貨として選好され先物市場で売られ続ける。
428 :
語録 oz287 :2012/03/06(火) 09:42:52.11
956 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/06(火) 00:43:17.86
>>950 米国は内需型国家で金融・サービス業が基幹産業。よって非製造業PMIを内需の指標として見るべき。
429 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/06(火) 09:49:03.55
430 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/06(火) 11:24:13.52
一極集中是正に国も株主もこれ以上動かないなら、我々庶民が動くしかないか たとえば、東京電力管区内から本社機能を出さない大手金融機関は一切利用しないor一斉に解約する 貯金はゆうちょか地銀かネット銀行だけにする っていうのはどう?既に俺はそれを実行してるけど
431 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:01:53.91
(※金キャリートレード) 中銀から借りた金を先物市場で売ってドルに替えて米国資産に投資する行為が金キャリーだ。 つまり、米短期金利が金リースレートを上回っている間、金は先物市場で売られ続け機関は利鞘を稼ぎ続けることができる。 金準備は売ったらそれで終いだが、金キャリーは金利差が逆転するまで利鞘を稼ぎ続けることができるんだよ。 金準備は金融機関を稼がせるための道具に過ぎない。ファンディング通貨としての需要があるんだよ。
432 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:06:40.66
(※キャリートレードについて) >短期の円キャリとは期間がいつまでなのか、なぜ短期借り入れで長期投資が可能なのか。 短期資金のほうが小回りが効くからだと思う。さすがに10年以上先の金利動向は誰にも読めない。 したがって長期資金でのキャリーはリスクが高過ぎてできないしやらないのだろう。 短期資金で長期投資をやるというより、金利動向見合で短期資金(5年未満)を駆使して短期投資を繰り返しているように見える。 金利差が逆転しない限り、短期資金→短期投資という流れが続く。利鞘を得たらまた再投資するという感じでね。 リスクのオンオフでキャリーが活発化したり、巻き戻る現象を見ると短期資金を駆使して短期投資を繰り返しているのだと思う。
433 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:09:19.51
(※ドルサイクル論の検証について) この理論モデルが正しければ、次もしくは更にその次のドル安サイクルで商品が暴騰することになる。10年以上〜30年先までに起こる事だと考えているが。 つまり正確な検証には今後30年はかかるな。 >数十年後、景気循環に「Rの波」が追加される訳かw 仮定の話だが、その時の商品暴騰は新興国復活とセットだと思う。新興国は復活まで20年以上かかると考える。次のドル安サイクルには間に合いそうにない。
434 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:18:41.70
(※不胎化オペ)
米FRB、追加量的緩和実施の場合は不胎化を検討=報道
ttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82605Y20120307 つまり今後著しく経済指標が悪化した場合でも、短期債を売った資金を使って長期債を買って不胎化オペをすると。
これはツイストオペと同じく短期金利を上昇させ、長期金利を抑える効果を持つ。
買い入れ対象が国債だろうがMBSだろうが同じこと。米国は短期金利を高めに誘導して資金流入(ドル高)を促し、
長期金利を抑えて個人消費・固定資産投資といった内需を支援する政策方針は堅持するみたいだな。
当局者も長期金利上昇・商品価格上昇という致命的な副作用がある愚策は繰り返さない。
つまり、今後君が期待しているQE1・QE2型の非不胎化オペが行われることはないのだよ。
これで今後、金に安全資産としての買いが入る可能性が潰えた。もはやQE3さえも君達の味方ではないのだ。
QE1・QE2型の非不胎化オペでない限り、安全資産として金が買われることはない。
短期金利上昇によるドル高の進行は新興国の資金流出を加速させ、新興国バブルもろとも商品バブルを崩壊させる。
435 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:19:17.22
436 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:27:05.64
(※実体経済の資産経済への隷属)
1970年代以降、世界経済を動かす原動力は実体経済から資産経済へと移行した。
70年代以前には生産・雇用・貿易・マネーはそれぞれリンクしていたが、
金の足枷から解き放たれたマネーが膨張して内外金利差で国境を超えて移動して各地で急激な資金流失入(バブル発生とバブル崩壊)を繰り返すようになった。
結果、生産・雇用はズタズタに破壊され、貿易を遥かに上回る膨大なマネーがキャリートレードを介して世界を席巻している。
この資産経済の特徴として、信用バブルと資産バブルの二人三脚が挙げられる。
長期金利を低めに抑えることにより、既存の債務者支援及び新たに長期資金を借りやすくして個人消費・住宅投資・設備投資を促し、
短期金利を高めに誘導して海外の資本を呼び込み資産効果を促すことで株式や不動産といったリスク資産から購買力を引き出す。
1970年以降の世界では実体経済は資産経済に隷属し、雇用や賃金ではなく資産効果により購買力を引き出す世界に変貌したのだよ。
このように資産経済の下では実体経済(雇用・賃金・生産)は信用創造・資産効果のオマケに過ぎない。
※アメリカ失業率推移↓
http://ecodb.net/country/US/imf_persons.html 90年からの株価上昇に二年遅れて、雇用が改善し始めたことが確認できる。
※用語確認↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AF%E6%B0%97%E5%BE%AA%E7%92%B0
437 :
語録 oz288 :2012/03/11(日) 17:31:55.20
(※投資観) 欧州危機は慢性病。ドルストレート暴落を伴う発作を定期的に起こす。治療法(共同債)はあるが、政治的な理由から治療できていない。 対して新興国バブル崩壊は急性病。しかも不治の病で自力での治療法がなく資源国に感染する難病。 米がドルキャリーを注いでやれば延命はできるのだが。それも昨秋から段階的に打ち切られている。 短期金利の先高感から見て米ドルは中長期的に有望。今後、円高に振れる局面(欧州危機再燃・新興国バブル崩壊)を狙って押し目買いしたい。 ツイスト型不胎化オペだと短期金利が上昇してドルストレートが下落する(ドル高)。ドル円は為替介入の対象でもあり安心して持てる。 あと、短期金利が上昇するとUSDMMFのドルベース利回りが改善する。
438 :
語録 :2012/03/15(木) 06:55:23.11
ハ _ ___ ‖ヾ ハ / ヽ ‖::::|l ‖:||. / 聞 え | ||:::::::|| ||:::|| | こ ? | |{:::::‖. . .||:::|| | え | _」ゝ/'--―- 、|{::ノ! | な 何 | / __ `'〈 | い ? ! /´ /´ ● __ ヽ ヽ / / ゝ....ノ /´● i ` ー―< { ゝ- ′ | 厶-― r l> | ∠ヽ ゝ-― `r-ト、_,) | レ^ヾ ヽ>' ̄ LL/ 、 / .l ヾ:ヽ ` 、_ \\ ' l ヾ:ヽ ト`ー-r-;;y‐T^ | ヾ `ニニ「〈〉フ /‖. j
439 :
語録 :2012/03/15(木) 21:33:24.25
だめりぎゃぁあああああ(笑) ドルちゃん大暴落に続いてダウちゃんがぁあああああ(笑) わしのドル資産がああああああ(笑) 紙くずになっていきますがなぁああああ(笑) アフガンパンチでだめりぎゃぁあああああ(笑)
マクロ的には 正反対の理屈を並べて、 結果が出た後、 「ほらね、こっちの方が正解だったでしょw」 といえばいいw 投資詐欺と同じやり方w
441 :
語録 oz289 :2012/03/17(土) 16:55:26.66
(※金準備) まず金準備(金現物)というものは中央銀行に混蔵寄託された状態で保管されている。 民間機関が中銀にリースレートに基づくリース料を支払い金現物を借りるのだが、 この時に民間機関は先物市場で売却できるように借りた金を現物ではなく倉荷証券として受け取る。 要はインターバンク市場を介して中銀から金準備を借りるわけ。 民間機関は受け取った金倉荷証券を先物市場で売却してドルに替える。 その売却して得たドルを用いて米国資産に投資して利鞘を稼ぐ。 金リースレートが米短期金利金を上回るまで先物市場でファンディング通貨として金が売られ続け、 ドル建ての米国資産が買われ続ける。これが90年代横行した金キャリートレードだ。 このインターバンク市場〜先物市場〜株式市場〜債券市場に至るまでの一連の流れは全て電子決済で済む。 中銀から借りた金を現物で受け取るか、金倉荷証券で受け取るか、借りた金準備の受け取り手段を借り手が選択できる。 民間機関が現物での受け取りを希望しない限り現物が中銀から移動することがない。 現物が移動しないのだから金準備が枯渇なんてするわけがないんだよ。
442 :
語録 oz289 :2012/03/17(土) 16:56:05.00
443 :
語録 oz289 :2012/03/17(土) 16:58:36.68
(※金準備3)
金バブルは先物市場を介して積み上がった倉荷証券による証券バブルなんだよ。
ペーパーゴールドの存在によって現物価格が不当に抑えられている等と、
妄言を吐くヤツは先物市場で現受けした金の保有手段から勉強するべきだな。
現実はペーパーゴールドの存在によって現物価格が大幅に水増しされている。
証券化された不動産が積み上がり価格だけを膨らませたサブプラと構造は同じ。
ETFを不換紙幣とするならば、倉荷証券は兌換紙幣に等しい。
同じペーパーゴールドでもまるで違う。ETFと違って倉荷証券は先物市場で直接売却することができる。
先物市場で買い決済したゴールドを現受けして倉荷証券または混蔵寄託での保有手段を選択し続ければ、
現物需要は変わらないまま先物市場で買い注文だけが増え続けるため実体を超えて価格だけが上昇していく。
商品バブルは近い将来、第二のサブプラになりかねんのだよ。
TOCOM 倉荷証券流通高
ttp://www.tocom.or.jp/jp/souba/kurani/metal.html TOCOMでさえこの有り様。
(※レスの継ぎはぎです)
444 :
語録 oz290 :2012/03/17(土) 17:09:15.61
(※今後の米国経済) 米国は短期金利上昇による資金流入(資産効果)。 長期金利抑制による個人消費・固定資産投資の増加(信用効果)。 この2つが同時に起きているのだから実体経済が上向くのは当然。 今年後半以降、ここに新興国バブル崩壊による商品安が加わってくる。 資金流入・低金利・商品安という資産バブルに必須なトリプルメリットが米国に示現するわけだ。 原油価格は10ドル上がると個人消費を抑圧してGDPを0.2%〜0.3%程度押し下げると言われている。 原油が半値になっただけでGDP成長率に1%程度寄与するということだ。 ダウ6日続伸している間、原油価格は上がっていない。これはドル高に抑圧されているからだ。 米国経済は今後、外的要因で一時的な調整はあっても著しく悪化することはありえない。
445 :
語録 oz290 :2012/03/17(土) 17:10:54.87
542 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/15(木) 13:03:11.93
株式投資やってる人どうぞ
1986〜2011年 ダウ・日経チャート
ttp://www.geocities.jp/dob_hp2/nikkei.ver2.html アジア通貨危機(ロシア危機含む)は97年〜98年頃のチャート参照
86年〜93年 米国S&L危機
86年〜90年 日本バブル期
91年 日本バブル崩壊
92年 欧州通貨危機
94年 メキシコ危機
97年 アジア通貨危機
98年 ロシア危機・LTCM破綻
01年 ITバブル崩壊
551 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/15(木) 13:45:12.35
>>542 アジア通貨危機(97年) 8340→6936(▼16.8%)
ロシア危機(98年) 9421→7379(▼21.6%)
中国バブル崩壊してもダウは高値から20%〜30%程度の一時的調整で済むだろう。
アジア通貨危機(97年) 20910→14966(▼28.4%)
ロシア危機(98年) 17352→12787(▼26.3%)
むしろアジア新興国と結びつきが強い日経のほうがダメージ大きそうだわ。
446 :
語録 oz290 :2012/03/17(土) 17:11:49.23
549 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/15(木) 13:38:32.44
>>548 イランのリスクは?
552 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/15(木) 13:50:51.20
>>549 欧米市場から締め出されて経済崩壊寸前だが、新興国市場を頼って何とか食いつないでいる状態。
そんな中、新興国市場がバブル崩壊に向かっているため、欧米に妥協して早急に欧米市場に復帰する必要がある。
要は戦争なんてやってる場合じゃないんだよ。
万が一、有事に至ったと仮定しても原油高を懸念する米国の利上げを早めるだけだ。
そうなれば議長証言の時のように金100ドル下げが再び見られるかもしれんな。
447 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/18(日) 11:19:55.40
448 :
語録 :2012/03/22(木) 07:17:20.92
449 :
語録 oz291 :2012/03/22(木) 13:59:01.33
74 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/17(土) 08:04:29.65
これが昨夜のユーロ高・資源国通貨高・商品高の要因。
ユーロ圏救済基金、合計融資能力を約7000億ユーロに拡大の可能性=当局筋
ttp://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT809930820120316 このような極めて実現可能性に乏しい噂を受けて期待先行で買われたわけだ。
あと株高・債券安は当然の現象。昨夜もS&P500はプラスで引けているし、
30年債は買われて利回りが低下している。これではトリプル安とは言えないな。
これだけの株高にも関わらず米債利回りは1年前に比べて大きく低下している現実を見たほうがいいぞ。
株高での債券安は何の問題もない。銀行決算・債務利払いともに無問題。
日・米・英・独・仏債の利払い能力は非常に高くデフォルトリスクは皆無。
独仏に運用シェアを奪われて窮地に陥ったギリシャ債と同列に扱わないように。
国債は満期まで持てば元本保証・利回り保証で満額償還されるわけだから、
満期まで持てば必ずプラスで還ってくる安全資産を指して騙すとかないよ。
そもそも銀行がリスク選好で国債を売って株式を買うから株高・債券安になる。
当然、株高・債券安の景気回復局面では保有債券の含み損が増えるが、
保有株式の含み益・貸出運用の増加で含み益も増える。保有債券にしても期日が来れば満額償還で最終的には利益になるからね。
長期金利が2%を超えるためには少なくとも日経平均20000円以上は必要だ。
この程度では債務利払い不能になるはずもなく、株高好景気になるだけで増税されるだろうね。
債務利払いも銀行決算も何の問題もない健全な現象。
450 :
語録 oz291 :2012/03/22(木) 13:59:55.05
85 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/17(土) 09:49:03.13
中国指標推移
ttp://blog.ap.teacup.com/fwgh4006/html/ovnvi2012n35j.pdf CPI・PPIの低下と貿易統計の悪化が顕著。マネーサプライも減少している。
特にCPIは商品高に逆行して約半年で6.5%(昨年7月)から3.2%(今年2月)まで低下した。
1年物預金金利3.5%をついに下回った。明らかにデフレに向かっている。
外貨準備も9月以降増えていない。むしろ減少し始めている。
これは資本流入より資本流出が多いことを示している。
株式にしても続伸し続ける米国株に対して上海総合は低迷し続けている。
特に不動産の変調が著しい。全国70都市家屋販売価格は2011年1月をピークとして悪化し続けている。
もちろんこれらの指標はバブル崩壊の初動に過ぎない。
欧州銀は全世界の新興国債権のうち70%を占めている(3.6兆ドル)。
欧州連合が欧州銀に求めている資本増強期限は6月だ。
米国も追加緩和(非不胎化オペ)が無い以上、今後もドル高が止まりそうにない。
あとは新興国が流動性逼迫から本格的な金融緩和に舵を切り、
内外金利差の縮小で資本流出が加速して劇的なハードランディングに至るだけ。
米中景況格差・米中金融政策格差から米中短期金利差が縮小し続けている上に、
欧州銀の投融資引き上げが控えている以上、今後もこの流れは止まることはなく加速していく。
時間の問題。
451 :
語録 oz291 :2012/03/22(木) 14:19:18.56
405 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/19(月) 07:33:07.92
>>399 個人の借金と国家の借金を同列に扱わないように。
銀行が国家に対して貸し剥がしを行う(国債を売る)というのは、
@全土復興等で終戦直後のように莫大な資金需要で国家規模の取り付け騒ぎが起こる(トリプル安・ハイパーインフレ)
このケースでは資金需要に対して現金を工面するために国債・株式等の保有資産を大量売却するためトリプル安になる。
そして、引き出した大量の現金を国家規模で市中で使うためハイパーインフレとなる。
A利払い不能・償還不能に陥りギリシャ債のようにリスク資産として売られる。
ギリシャのケースは金融統合・財政不統合のユーロ圏内でしか起きない特殊な現象。
そもそも日・米・英・独・仏債の利払い能力は高く、デフォルトリスクは皆無のため安全資産として機関に買われ続ける。
増税・買いオペで十分に対応可能。キャリートレードを介して海外に資金流出が起きるためインフレにはならない。
B景気回復によるリスク選好で銀行が国債を売って株式・不動産等のリスク資産を買う。
銀行がリスク選好で国債を売って株式を買うから株高・債券安になる。
当然、株高・債券安の景気回復局面では保有債券の含み損が増えるが、
保有株式の上昇・貸出運用の増加で含み益も増える。保有債券にしても期日が来れば満額償還で最終的には利益になる。
長期金利が2%を超えるためには少なくとも日経平均20000円以上は必要だ。
この程度では債務利払い不能になるはずもなく、株高好景気になり、緊縮財政・増税が断行される。
債務利払いも銀行決算も何の問題もない健全な現象。騒いでいるのは無知な破綻論者だけ。
株高好景気に乗れない庶民が実感なき好景気と増税に苦しみ格差が拡大するだけだがな。
金信者は主要先進国(日米英独仏)では起こり得ない@とAのケースを妄想しているだけ。
今、主要先進国で起きている現象はBなんだよ。@とAのケースでない限り国家は銀行に借金を返す必要がない。
452 :
語録 oz291 :2012/03/22(木) 14:21:12.03
407 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2012/03/19(月) 07:50:33.24
>>405 かつて電子立国だった日本の産業の衰退、
高齢者人口の増加、それらを支える働き手の減少等々、
国家の抱える根本的問題には全く言及されていないね。
409 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/19(月) 07:59:19.92
>>407 通貨安になれば輸出産業が息を吹き返す。外需主導の好景気になるだけだよ。
高齢者が増えて労働人口が減っても銀行の金融資産が減るわけでもない。
利払い能力は増税・緊縮財政で、購入余力は買いオペで高めることができる。
そもそも資金流出入は短期金利によって決まるのであって、
人口動態等のファンダメンタルズで決まるわけではない。
453 :
語録 oz291 :2012/03/22(木) 14:22:44.95
436 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/19(月) 09:38:56.48
>>434 米国はトリプル安にはならない。
商品価格も新興国バブル崩壊・ドル高の進行で下がる。
5年後の米経済は
ダウ20000ドル以上 失業率5%台 政策金利・長期金利ともに5%以上、
つまり、ドル高内需主導の資産バブルに沸いている状態だろうな。
454 :
語録 oz291 :2012/03/22(木) 14:34:39.96
455 :
語録 :2012/03/24(土) 00:08:19.64
だめりぎゃぁあああああ(笑) ドルちゃん大暴落に続いてダウちゃんがぁあああああ(笑) わしのドル資産がああああああ(笑) 紙くずになっていきますがなぁああああ(笑) アフガンパンチでだめりぎゃぁあああああ(笑)
456 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/25(日) 02:53:52.41
地獄先生ぬ〜べ〜
457 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/25(日) 03:36:22.72
中東のオイル高騰は前もってPRしていたから検討ついたものだろうに・・・。全くどこまで判断が無いのだか?
>>457 中国減速に対して商品・資源国通貨が如何に脆弱か御理解戴けたかな?。
この先、ドル高進行と新興国バブル崩壊で商品価格は十分に抑制されていく。
先週、中国PMIが僅かに下振れただけで商品・資源通貨は総崩れだったろ。つまり、新興国の経済成長率が半減しようものなら商品・資源国通貨は完全に終わりだよ。
>>451 ここに書かれてることはシンプルにまとめてあって正しいが、でも市場では予想できない
動きがしょっちゅうおこる。
今はアメリカも完全復活でないし、欧州もまだ危機を引きずったまま。しかも中国も
成長鈍化。
つまり、債券が買われるすべての条件をいまだに維持している。
でも欧米が回復し中国の輸出も復活すると、日本国債の需給もかなりの影響を受ける。
その場合、ドル高、ユーロ高、中国元高で、円高懸念がなくなる。
そうすると金利1%の日本国債を買うより、海外の高金利債券や株をうまくバランスさせた
ほうがパフォーマンスがあがる。
機関投資家の日本国債比率が数パーセント減少するだけでも、日本では毎年175兆円の
国債が発行されるから、需給がかなり悪化する。
円キャリートレードも復活するが、その場合は日本国債売り、海外債券買いにもなる。
そして金利が上昇する要因になるが、そうすると日本の場合はかなり特殊。
金利2%の上昇で、日本の銀行が13兆円の損失を掛かるし、国債の利払いも激増する。
当然実体経済にもとてつもない影響が出る。
そういう状況になると、財政危機の記事が、新聞や雑誌にもでまくるし、個人の海外投資も
加熱する。
平常時には予想できないようなこいとがおこりまくる。
当然、日本国債マーケットも荒れるし、そういったことをきっかけに、売り崩しをやるとこが出てくる
こともありえる。
そういうのがつづき、金利が上がり続けるってことではなく、不安定に上下に動くだけでも、国民の
不安はピークになり、経済は不安定になっていく。
そういう場面で金融危機がおこる可能性もけっこうある。
>>460 長期金利を現状から2%押し上げようとするならば日経平均3万円以上は必要。これではバブル景気だ。
短期金利が底這いを続ける日本では長期金利をここから2%押し上げるほどのリスクオン(資本流入)は起きない。
円キャリートレード(資本流出)では内需は停滞する。円安による外需主導の好景気になるだけ。数年前のように株式・不動産市場でミニバブルが起きるぐらい。 いくら海外の景気が良くなろうが、資本流出で内需が停滞するため債券は安全資産として買われる。長期金利も2%程度までしか上がらない。
外需主導の好景気『いざなみ景気』では長期金利は2%にすら届かなかった。外需は好調でもキャリートレード(資本流出)で内需が停滞しているのだから当然の現象。 円がファンディング通貨であるうちは、長期金利が3%を超えるような内需主導のリスクオン(資本流入)は絶対に起きないよ。
>>460 個人的見解だが、
米国 短期金利の先高感から今後も相対的に資本流入が増え続けて、ドル高を伴う内需主導の好景気に向かう。
欧州 PIIGSに合わせた金融緩和を続けざるをえず全体的には停滞。
ユーロキャリートレード(ユーロ安)で独仏を中心に外需主導の好景気に向かう(資本流出で内需には点火せず)。
ユーロ圏に大きく経済依存する英も同様。
新興国 本格的な金融緩和に踏み切り資本流出が加速して内需バブルが大崩壊。失われた10〜20年へ。
深刻な景気停滞が続き、通貨切り上げ余地は極めて少ない。(内需主導で長期間大停滞)
資源国 新興国バブル崩壊と商品バブル崩壊を受けて深刻な景気停滞が長期間続く。
本格的な金融緩和に踏み切り資本流出が加速して通貨安が進む。(外需主導で長期間大停滞)
日本 米国向け円キャリートレードが復活。対米輸出中心に外需主導の好景気になる。
資本流出が続くため内需には点火せず、国内債券が大きく売られるほどのリスクオンには到底ならない。
新興国が長期間深刻な景気停滞を続けるため、新興国向け輸出は復活しない。
あとね、円キャリートレードは今でも新興国・資源国向けに起きているんだよ。
リーマン後に対ドル・対ユーロ・対ポンドでは円高が進行しているが、対資源国通貨・対新興国通貨では逆に円安が進んでいるし、
通貨バスケット制を採る新興国では円キャリーによる資本流入によって、為替レートを均衡させるために円の外貨準備が増えているからね。
短期金利が底這いを続ける日本では、円キャリートレードによって海外に向かって資本流出が続くため、
長期金利を3%まで押し上げるほどのリスクオン(資本流入による内需主導の好景気・要はバブル景気だね)は起きない。
結論としては『いざなみ景気』のような外需主導の景気回復局面で長期金利上昇によって金融危機が起きる可能性は皆無だ。
>>460 年間175兆円? 新発債発行は年間40兆円程度でしょうが。
>>465 新発債・借換債を全て合わせての話か。それなら理解できるが。
何度も言うが『いざなみ景気』のような外需主導の好景気では、長期金利は最大2%程度までしか上昇しない。
通貨安で外需が伸長しても、キャリートレードによる資本流出で内需が停滞を続けるからだよ。
利払い負担が年間10兆円から20兆円に増えたところで利払いに何も問題ない。
庶民に実感がなくとも景気回復を理由に増税・緊縮財政が取り進められるだろうな。
外需が伸長しても内需が停滞を続ける以上、安全資産として国内債券は邦銀中心に安全資産として根強い需要が続く。
そのため借換・新発とも滞ることはない。『いざなみ景気』のような外需主導の好景気では長期金利は2%程度までしか上がらない。
現状で長期金利が2%を超えるためには少なくとも日経平均20000円以上は必要だ。
そもそも銀行がリスク選好で国債を売って株式を買うから株高・債券安になる。 当然、株高・債券安の景気回復局面では保有債券の含み損が増えるが、
保有株式の上昇・貸出運用の増加で含み益も増える。保有債券にしても期日が来れば満額償還で最終的には利益になる。
つまり『いざなみ景気』程度の外需主導の好景気では長期金利の大幅上昇は到底起こらず、
破綻論者が懸念しているような国債利払い・借換&新発入札・銀行決算には何の問題も起こらない。
『いざなみ景気』2003年〜2008年 輸出大企業を中心にバブル期を超える過去最高収益が続出。ゼロ金利政策と量的緩和政策によって内外金利差が拡大し、 円キャリートレード(海外投資による資本流出)活発化で1ドル120円前後の安定した円安が続き外需が伸長。 日経平均は最大18000円前後まで上昇、株式・不動産(大都市圏)のミニバブルが起きた。 一方で商品高・総人件費抑制によって個人消費は伸び悩み、資本流出によって国内リスク資産には本格的に点火せず内需が低迷を続けた。 そのため国内債券は邦銀中心に安全資産として底堅い需要が続き長期金利は瞬間最大でも2%程度までしか上昇しなかった。 03年頃の長期金利が1%未満だったことを考えると大幅な上昇に見えるが、 それでも国債利払い・借換・新発入札・銀行決算には何の問題も起きなかった。 銀行は赤字決算どころか過去最高収益を出し続けた。 景気回復による債券安で保有債券の含み損が増えたが、 保有リスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)の上昇・貸出運用の増加で含み益・利子収入も大幅に増えた。 保有債券にしても期日が来れば満額償還で最終的には利益になった。 その上、超低金利政策によって預金者への利払い負担が極めて低水準に抑えられたことも大きい。 この結果、邦銀は『いざなみ景気』の間、バブル期を超える過去最高収益を出し続けることができた。
>>461 > 長期金利を現状から2%押し上げようとするならば日経平均3万円以上は必要。これではバブル景気だ。
長期金利を2%押し上げるのに、日経平均が3万円にならないと無理っていうのは、
根本的にありえない。過去のデータでもしくみ上もそんなことはありえない。
機関投資家の運用は、日本国債と債券でリバランスしてるだけじゃない。
過去、日本が異常な円高で、海外投資のリスクがありすぎてそうなっていただけで、
日本の円高懸念がなくなるにつれて、投資は、根本的に変わっていく。
通貨リスクさえなくなれば、日本国債の1%の金利より海外の3−4%の金利の投資比率が
増えるのはあたりまえ。
日本の緩和 & 欧米の通貨の回復がおこるとふつうに海外投資はどんどん増える。
機関だけでなく個人投資家もあたりまえのようにふやすし、円安トレンドに転換したら、毎週
投資雑誌が海外投資特集をく見まくる。
そして長期金利が1%上昇すると、新聞、雑誌では日本の危機の特集が日曜版なんかで
毎週くまれるようになる。
たった1%の上昇でもそれが引き起こすことは、銀行の6兆円の損失発生。郵貯の危機。
銀行はただでさえ自己資本を増やそうとして株の売却までやってるタイミングで、さらに
自己資本強化を迫れれる。当然、貸しはがしをやり、景気はどんどん深刻になる。
さらに日本では、累積借金が1100兆円たまっているのも、世界とまるっきり違う要素。
借換債を含めて175兆円の国債を発行するため、即座に金利上昇が国家財政を
圧迫する。
金利2%が継続すると、税収の半分は金利の支払いだけで消えてしまい、もはや予算を
組むことすらできなくなる。
さらに金利の支払いのために、さらに借金を増やし、さらに国債の買取りをふやす必要に迫られる。
そのときに、すでに国債買取りは、44兆円の国債を毎年発行し、40兆円買取ってるってのが、
今の状況。44兆円発行して50兆円の国債を買い取らないと長期金利が上がっちゃうような
状況になったら、海外の投資家は国債先物を売ってきて、長期金利はコントロールできなくなる。
>>467 > 『いざなみ景気』2003年〜2008年
それは金利が上がったの大丈夫だったって時代ではない。
バブル以降に日本では不良債権の処理がおくれて失われた20年になった。
そこで2003年前からやっと不良債権処理が進む、銀行に公的資金が投入
され、景気が回復。
景気が回復し、銀行の不良債権の処理が終わり、それで金利が上がったわけで、
国債需要の悪化でおこって金利上昇とはまるっきり意味が違う。
資金需要が増えて、景気が上がり、企業の業績が回復しそれで、金利が上がるのは
なんの問題もない。
国債需給が悪化して、金利が上がるのに、景気上昇を伴わず、政府がバラマキを続け
財政が悪化し、資金が海外に逃げるような場合の金利上昇と、一緒にするのは、
とんでもない間違い。
>>468 >>469 トリプル安でなければ何も問題ない。
>>451 で説明してるだろ。リスクオンが進まないと国債利回りは上昇しない。景気が低迷を続けるならばイールドカーブは底這いしたまま。
円キャリートレード(資本流出)では内需が停滞するため、イールドカーブが暴騰するようなリスクオンには到底至らない。それは『いざなみ景気』で証明されている。
欧米の景気が回復し、アメリカの金利が上がる場面では、まるっきり変わる。 機関投資家は、いちいち内需がどうこうとか考えない。 単純に運用資金が1兆円あった場合、為替リスクがあったら、日本国債を1兆円 買ってしまう。 しかし、数年後にアメリカの景気が回復した場合、欧州全体の財務管理が進展して、 欧州全体が復活した場合などに、強い海外通貨で日本の円高が止まった場合には、 あたりまえだが、運用を変える。 機関投資家は日本国債と株のリバランスだけで投資をやっているわけじゃない。 いままえ5%だった米国債を10%にしたり、豪ドル債券を増やしたり、欧米株の 比率を増やしたり、運用比率を変える。 そのなかで日本国債の比率がほんの5%でも減るだけで、長期金利が上昇する きっかけになる。 過去、日本国債が暴落したVARショックのときも、そのきっかけは超どうでもいいような材料。 先物市場で国債価格が超高値で売買され、需給も極めて良かった。 そのなかでも、国債の上がりすぎを気にしたたった一社の生命保険会社が、一回入札を 見送ったことで、他社も買わなくなり、一気に崩れた。 日本国債にとって一番怖いのは、日本国債の1%の利回りより有利な投資先が、 世界のどっかにできてしまうこと。 それがアメリカの回復だったり、資源の上昇で豪州通貨が強くなることだったり、数年先の 欧州の復活だったりするわけ。 そういう場合は、長期金利がどこが適切か、とかそんなことは関係なく、1%以上の利回りの 投資先を買う、ってことで、日本国債の下落と長期金利の上昇がおこる。
まともに反論するのもバカらしいが一応してこうか
>>468 >長期金利を2%押し上げるのに、日経平均が3万円にならないと無理っていうのは、
根本的にありえない。過去のデータでもしくみ上もそんなことはありえない。
2007年頃、1ドル120円で日経平均が18000円前後まで上昇しても長期金利は1%後半程度までしか上昇しなかった。
これは円キャリートレード(資本流出)によって内需が停滞し続けたからだ。要はバブル景気のような内需主導の力強い景気回復が起きず、
安全資産として底堅い債券需要があったためイールドカーブが大きくは上昇しなかったというだけの話。
>機関投資家の運用は、日本国債と債券でリバランスしてるだけじゃない。
そもそも銀行がリスク選好で国債を売って株式等のリスク資産を買うからリスク資産高・債券安になるのだが。
当然、リスク資産高・債券安の景気回復局面では保有債券の含み損が増えるが、
保有リスク資産の上昇・貸出運用の増加で含み益・利子収入も増える。
保有債券にしても期日が来れば満額償還で最終的には利益になる。
そのうえ超低金利政策によって預金者への利払い負担が極めて低水準に抑えられる。
つまり、銀行決算に何の問題もない。
474 :
473 :2012/03/25(日) 18:40:02.73
>通貨リスクさえなくなれば、日本国債の1%の金利より海外の3−4%の金利の投資比率が 増えるのはあたりまえ。 日本の緩和 & 欧米の通貨の回復がおこるとふつうに海外投資はどんどん増える。 90年代〜『いざなみ景気』まで機関・個人が円キャリートレードによって 海外投資に走りまくったが国債は暴落していない。90年代〜00年代のイールドカーブ見ればわかるよな。 せいぜい長期金利が1%未満から1%後半まで上昇しただけ。 これは資本流出により内需が停滞し続けて本格的なリスクオンに至らなかったからだよ。海外資産は為替リスクのあるリスク資産だからな。 円キャリー巻戻り(リスクオフ)で円が買い戻されて国債利回りが低下する現実を見れば理解できる。 キャピタルフライトとキャリートレードは似ているようで仕組みは全く異なる。 あとね、円キャリートレードは今でも新興国・資源国向けに起きているんだよ。 リーマン後に対ドル・対ユーロ・対ポンドでは円高が進行しているが、対資源国通貨・対新興国通貨では逆に円安が進んでいるし、 通貨バスケット制を採る新興国では円キャリーによる資本流入によって、為替レートを均衡させるために円の外貨準備が増えているからね。 >機関だけでなく個人投資家もあたりまえのようにふやすし、円安トレンドに転換したら、毎週 投資雑誌が海外投資特集をく見まくる。 インターバンク市場に参加できないような個人の動かす資金量など 機関のそれに比べれば無視できるレベル。円キャリートレードが活発化しても 内需が停滞するため国内がインフレにならず、安全資産として底堅い債券需要があるため国債市場が暴落することはない。 それは90年代〜00年代で証明されている。
475 :
473 :2012/03/25(日) 18:49:34.51
>>468 >そして長期金利が1%上昇すると、新聞、雑誌では日本の危機の特集が日曜版なんかで
毎週くまれるようになる。 たった1%の上昇でもそれが引き起こすことは、銀行の6兆円の損失発生。郵貯の危機。
銀行はただでさえ自己資本を増やそうとして株の売却までやってるタイミングで、さらに
自己資本強化を迫れれる。当然、貸しはがしをやり、景気はどんどん深刻になる。
そもそも銀行がリスク選好で国債を売って株式等のリスク資産を買うからリスク資産高・債券安になるのだが。
当然、リスク資産高・債券安の景気回復局面では保有債券の含み損が増えるが、
保有リスク資産の上昇・貸出運用の増加で含み益・利子収入も増える。
保有債券にしても期日が来れば満額償還で最終的には利益になる。
そのうえ超低金利政策によって預金者への利払い負担が極めて低水準に抑えられる。
つまり、銀行決算に何の問題もない。 トリプル安を前提にしている時点でおかしいよ。
銀行がリスク資産を買って安全資産(債券)を売るという行動をとるから、
リスク資産高・債券安になるわけで。そういう行動を取らない限り債券は買い込まれて
イールドカーブは底這いしたまま。なぜトリプル安前提で損失試算するのか全く理解できない。
債券が売られるってことは銀行のリスク資産保有が増えるってことだからな。
債券6兆円の含み損が出ても、リスク資産上昇による含み益増加と貸出運用増加による利子収入増加でペイできる。
『いざなみ景気』の時に債券価格が下落しても銀行が過去最高収益を連発していた事実からもこれは明らかだ。
6兆円の債券含み損も期日で満額償還されるため最終的には利益になってしまう。
476 :
473 :2012/03/25(日) 19:00:41.96
>>468 >さらに日本では、累積借金が1100兆円たまっているのも、世界とまるっきり違う要素。
借換債を含めて175兆円の国債を発行するため、即座に金利上昇が国家財政を
圧迫する。 金利2%が継続すると、税収の半分は金利の支払いだけで消えてしまい、
もはや予算を 組むことすらできなくなる。 さらに金利の支払いのために、さらに借金を増やし、さらに国債の買取りをふやす必要に迫られる。
これも意味不明。円キャリートレード(資本流出)では内需が停滞を続けるため、
国内がインフレにならず借換・新発入札が滞ることはないと何回も言っているはずだ。
国内がインフレにならないため、円債需要は底堅く推移する。
長期金利が2%まで上昇するような好景気局面では税収も増えてしまう。
景気回復を理由に緊縮財政・増税も取り進められるだろう。
借換債も合わせれば175兆円だが、債務残高は新発債分の40兆円程度しか毎年増えない。
借換債と新発債の区別が付かないのか?。それとも年間175兆円ずつ債務残高が増えているとでも思ってるのか?
たかが、債務利払い費用が倍増した程度で予算が組めなくなったりデフォルトすることはない。
好景気・増税で税収も増えるからね。
477 :
473 :2012/03/25(日) 19:09:00.00
>>468 >そのときに、すでに国債買取りは、44兆円の国債を毎年発行し、40兆円買取ってるってのが、
今の状況。44兆円発行して50兆円の国債を買い取らないと長期金利が上がっちゃうような
状況になったら、海外の投資家は国債先物を売ってきて、長期金利はコントロールできなくなる。
意味不明。政府は主に金融機関から年間44兆円お金を借りている。
その借金証書として国債を発行して金融機関に渡しているだけの話だが。
で、金融機関が政府から貸し剥がし(要は国債を売る)ケースを
>>451 にまとめただけの話。
>>451 において@・Aは起こりようがない。Bであるなら何も問題ないと言っている。
ところで1兆ドルを超える外貨準備を持つ日本の国債をどうやって海外から売り崩すのよ?。
逆為替介入砲で消し飛ばされるだけだぞ。
478 :
473 :2012/03/25(日) 19:20:58.46
>>469 >景気が回復し、銀行の不良債権の処理が終わり、それで金利が上がったわけで、
国債需要の悪化でおこって金利上昇とはまるっきり意味が違う。
あのね、リスク選好で機関がリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を買って国債を売る行動を取るから
国債需要が悪化して金利上昇が起きるのよ。これでは単にリスク選好の好景気だって何回も言ってるじゃん。
逆に言えばこ景気低迷でこうしたリスク選好行動を取らなければ
債券が買われ続けてイールドカーブが底這いし続けるって言ってるの。
トリプル安でなければ何の問題もないと何回もいってるじゃん。
>資金需要が増えて、景気が上がり、企業の業績が回復しそれで、金利が上がるのは
なんの問題もない。
自分で結論だしてるじゃんw。その通りだよ。トリプル安でなければ何の問題もないのだよ。
円キャリートレードでは『いざなみ景気』のような株高・債券安の外需主導の好景気になるだけだ。
資本流出で内需が停滞するため国内がインフレにならず債券需要が底堅く推移するため、
国債利回りが大幅上昇することはないよ。せいぜい上昇しても2%程度。
円キャリー巻き戻し(リスクオフ)局面で結局再び買い直されるけどねこれも。
間違ってもキャピタルフライト(トリプル安)にはならない。
キャピタルフライトとキャリートレードを混同するのはとんでもない間違い。
479 :
473 :2012/03/25(日) 19:33:46.48
>>472 >欧米の景気が回復し、アメリカの金利が上がる場面では、まるっきり変わる。
変わらないね。円キャリーの貸出先であるアメリカが資本流入で内需主導の好景気に沸いても、
借入先である日本は資本流出・通貨安で外需主導の好景気(内需は停滞)になるだけだから。
アメリカの長期金利が数%まで上昇しても、 日本は1〜2%に留まる。
理由は資本流出で内需が停滞して国内でインフレが起きないから。
>日本国債にとって一番怖いのは、日本国債の1%の利回りより有利な投資先が、
世界のどっかにできてしまうこと。
今さら何言ってるの? 90年代〜00年代は日本以外高金利だったわけですが、
円キャリートレードによって国債市場が暴落したなんて聞いたことがないけど。
国内利子率より海外利子率のほうが遥かに高かった時代なのにね。
これは資本流出で内需が停滞するため国内がインフレにならず債券需要が底堅く推移したためだよ。
>>473 >しくみ上もそんなことはありえない。
おおいにありえる。まずは機関投資家の市場運用から理解しようか。
機関投資家がリスク選好でリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を買って、
安全資産(国内債券)を売るから、株高・債券安になるのだぞ。
機関投資家がリスク回避でリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を売って、
安全資産(国内債券)を買うから、株高・債券安になるのだぞ。
>>451 で挙げた@・Aのケースでない限り、君が主張する一方的に債券安だけ進行したりトリプル安が進行することはありえない。
債券は利払い可能な限り安全資産として機能するキャリートレードは内外金利差(主に短期金利)によって
活発化したり巻き戻ったりする。この先、円安がずっと続くこともありえない。
今後、10年円安が続いたとしても、いずれ内外金利差が縮小して円キャリーが巻戻り円高に振れることになる。
永遠に内外金利差が一方通行で開き続けることもなければ縮まり続けることまない。
必ず、どこかで転換して資本の流れがその都度逆流するもんだよ。
まずはキャピタルフライトとキャリートレードの区別を付けような。
481 :
473 :2012/03/25(日) 20:12:45.02
リーマンショック後に資産規模を3兆ドル前後まで増やしたFRBやECB。 ドルキャリートレードやユーロキャリートレードが活発化しても、 独仏債や米国債のイールドカーブは軒並み低水準で推移している。 『いざなみ景気』時の日本国債のイールドカーブも低水準で推移した。 キャリートレード(資本流出)では外需が伸長しても内需が低迷して国内がインフレにならないため、 債券のイールドカーブは低水準に推移する。資本流入でインフレにならない限り 債券のイールドカーブが大きく上昇することはないんだよ。
482 :
473 :2012/03/25(日) 20:30:48.93
>>472 機関投資家がリスク選好でリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を買って、
安全資産(国内債券)を売るから、株高・債券安になるのだぞ。
機関投資家がリスク回避でリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を売って、
安全資産(国内債券)を買うから、株安・債券高になるのだぞ。
リスク選好の好景気でもないのに何で債券だけが一方的に売られたりトリプル安になるんだよ。債券利払い可能な限りなるわけがないだろうが。
つまり仕組み上は株高・債券安・貸出増加(好景気)か、株安・債券高・貸出減少(不景気)しか通常ないの。
通常でないケースが
>>451 で挙げた@・Aのケースなのだけど。これらは現代日本では起こり得ないケース。
とにかくキャリートレードとキャピタルフライトの区別を付けてくれ。話はそれからだ。
>>480 は
>>472 宛てね
頭が凝り固まってすぎ。 国債が売られると、日本株が変われないとおかしい、よって日経が30000円に ならないと国債は売られないって、どこの国の話だよ。 単純に円高が止まって、米国債が3%になり、日本国債が1%のままなら、単純に 米国債を買う。日本国債を売る。 それができないのは、円高で、逆に言うとドル安、ユーロ安。 つまり海外景気が回復して海外の金利が上がりだし、その結果円高が止まり、 海外債券が買われるようになると、国債は売られる。 国内債券を5%減らすだけでも、借換債を含めた国債需給は悪化をし、長期 金利は上がってしまう。 ものすごいシンプルすぎるあたりまえのこと。
484 :
473 :2012/03/25(日) 20:34:53.38
>>483 株高・債券安、株安・債券高は世界的に見られる普遍的な現象。
>単純に円高が止まって、米国債が3%になり、日本国債が1%のままなら、単純に
米国債を買う。日本国債を売る。
90年代〜00年代は日本以外高金利だったわけですが、
円キャリートレードによって国債市場が暴落したなんて聞いたことがないけど。
国内利子率より海外利子率のほうが遥かに高かった時代なのにね。
これは資本流出で内需が停滞するため国内がインフレにならず債券需要が底堅く推移したためだよ。
何回も言わせないでくれるかな?。円キャリートレードで国債は暴落しません。
>それができないのは、円高で、逆に言うとドル安、ユーロ安
あとね、円キャリートレードは今でも新興国・資源国向けに起きているんだよ。
リーマン後に対ドル・対ユーロ・対ポンドでは円高が進行しているが、対資源国通貨・対新興国通貨では逆に円安が進んでいるし、
通貨バスケット制を採る新興国では円キャリーによる資本流入によって、為替レートを均衡させるために円の外貨準備が増えているからね。
485 :
473 :2012/03/25(日) 20:47:26.10
>>483 >ものすごいシンプルすぎるあたりまえのこと
妄想か?
国内利子率より海外利子率のほうが遥かに高かった時代ですら、
内外金利差によって国債が暴落したなんて現象は起きていないのだが。
理由は簡単。キャリートレード(資本流出)によって内需が低迷して国内でインフレが起きなかったから。
日欧米・新興国・資源国の過去20年分のイールドカーブを調べて比較してごらん。
如何に君の主張が間違っているかよくわかるよ。
妄想を当たり前のように主張する悪い癖は今すぐにやめるべきだな。
486 :
473 :2012/03/25(日) 21:00:54.24
年明けから円安や欧米の安定化を受けて日経平均が2000円も上げているのだから、 債券安になって長期金利が上昇するのは当たり前だろ。これは欧米向けの円キャリートレードが 活発化してリスクオンが進んでいるからなのだが。 このまま、米金利上昇・円安が進んでもトリプル安には絶対にならねーぜ。 1ドル100円を超えようものなら債券利回りが少々上昇して日経平均が暴騰するだけ。
487 :
473 :2012/03/25(日) 21:22:27.89
>>483 君の理屈だと現時点でも新興国・資源国に向けて、
内外金利差でキャピタルフライトが起きて国債が暴落していないとおかしいよな。
現実にはそんなことは起きていない。欧米だけじゃないからな円キャリートレードは。
過去のデータを見ても君の間違いは明らか。円キャリートレードによって国債が暴落することはない。
2007年頃、米国10年債利回りは5%あったわけだが、 日本10年債利回りは1%台後半だったわけですよ。 1ドル120円 日経平均18000円 ダウ14000ドルの時の話ね。 要するに内外金利差拡大や、円安では国債は暴落しない。
ものすごい勘違いしてるが、こっちが言ってることは、超シンプル。 ○長期金利が上がったら(日本国債先物市場で日本国債が売られたら)、株が 必ず上がるものじゃないってこと。 ○だから、長期金利が上がったとしても、その時点で日経平均が3万円になってないと おかしいなんて話は、妄想。 日本の金融機関の日本株比率はBIS規制もあり、どんどん比率を縮小させている。 年金も生保も、銀行も。 たとえば世界最大の日本債券投資家、日本株投資家であるGPIFは、株の運用は 今では数年前の20%超から11%まで減らしている。 これはその分債券が上がったからえではない。 債券比率は66%と拡大しているが、これはあくまで年初に投資配分を決定したときに、 損失を出しているリスク資産を減らした結果。 もちろん債券が上がると債券比率をすくなくするために、債券を売り株を買うことはあるが、 基本的には株は年金の支払のために年間では売り超す。 それとイールドカーブで動くのはあたりまえで、これも超単純なこと。 米国債を買って、将来円建て何パーセントの利回りになるかを予測して比率を決める。 一時的に円安になっても、長期でドル安が続くと考えたら、そこで日本国債を売らない。 こんなのFXをやってる人ですらえだれでも知ってること。 今後起こる可能性があるのは、長期のドル高トレンドと、欧州が財務管理のしくみを作って ユーロが上昇する場合。 その場合、当然資源国の通貨も高くなるから、長期で見ても1%の日本国債に投資するより 有利な投資先が、世界中にいっぱいできてしまう。 そっからだよ。トレンドの返還は事前に予測することができないが、もしそういうケースになったら 日本国債は売られるよ。 暴落論ではなく、単純なアロケーションの国別の分配を変えることで、売られる。 それと日本国債先物マーケットを勘違いしてるが、ここで大きいポジを持ってるのはあくまで外人。 この市場はゼロコンマ何パーセントも含めるとしょっちゅうヘッジ・ファンドの売買の影響を受けてるよ。過去も。
>>489 どうやら本物のバカのようだな。
>長期金利が上がったら(日本国債先物市場で日本国債が売られたら)、株が
必ず上がるものじゃないってこと。
機関投資家がリスク選好でリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を買って、
安全資産(国内債券)を売るから、株高・債券安になるのだぞ。
機関投資家がリスク回避でリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産)を売って、
安全資産(国内債券)を買うから、株安・債券高になるのだぞ。
年明けから長期金利が僅かに上昇しているが日経平均が年初から2000円上げているのだから当然。
これは機関投資家がリスク選好のアロケーションを行っているためだ。
逆に言えば景気が低迷するならば機関投資家がリスク回避のアロケーションを進めるため、
債券が買い込まれ続けてイールドカーブが底這いする。
>だから、長期金利が上がったとしても、その時点で日経平均が3万円になってないと
おかしいなんて話は、妄想。
債券からリスク資産への相当程度のアロケーションが進まないと長期金利が大幅に上昇することはない。
数年前、日経平均18000円でも長期金利が1%後半、年明けから日経平均が2000円上げても0.1%程度しか長期金利は上昇していない。
これらを踏まえると長期金利が3%を超えようと思えば日経平均が3万円を超えるほどの、
相当程度のリスク選好アロケーションが進まないと無理。
>日本の金融機関の日本株比率はBIS規制もあり、どんどん比率を縮小させている。 年金も生保も、銀行も。今では数年前の20%超から11%まで減らしている。 これはその分債券が上がったからえではない 何を勘違いしている?。2007年に比べて日経平均は大幅に下がっているが、 長期金利は大幅に低下している(1.9%→1%前後)。債券価格は大幅に上昇してるのだが?。 これは景気低迷を受けて機関投資家がリスク回避のアロケーションを進めたからだ。 >一時的に円安になっても、長期でドル安が続くと考えたら、そこで日本国債を売らない。 >長期で見ても1%の日本国債に投資するより 有利な投資先が、世界中にいっぱいできてしまう。 お前が言ってるのは結果論。 国内利子率より海外利子率のほうが遥かに高かった時代ですら、 内外金利差拡大によって国債が暴落したなんて現象は起きていないのだが。 理由は簡単。キャリートレード(資本流出)によって内需が低迷して国内でインフレが起きなかったから。 円キャリートレードによって国債が暴落してトリプル安に陥った事例は存在しない。君の愚かな妄想に過ぎない。 >それと日本国債先物マーケットを勘違いしてるが、ここで大きいポジを持ってるのはあくまで外人。 1兆ドルを超える外貨準備を持つ日本の国債をどうやって海外から売り崩すのよ?。 逆為替介入砲(円買い介入)で消し飛ばされるだけだぞ。
BIS規制によって自己資本規制のために機関投資家の市場運用枠が縮小する懸念があるってだけの話。 この市場運用枠を使って機関投資家がどのようなアロケーションを行うかは景況次第。 BIS規制によって日本株が売られたわけじゃない。 景気の低迷でリスク回避のアロケーションとして株式から債券へのリバランスが進行したというだけの話。 >この市場はゼロコンマ何パーセントも含めるとしょっちゅうヘッジ・ファンドの売買の影響を受けてるよ。過去も。 リスク資産の動向や、金融政策や景気動向によって債券先物市場で金利変動が起きるのは当たり前の話。 何度も同じ説明させるなバカバカしい。
>こんなのFXをやってる人ですらえだれでも知ってること 通貨安=債券安だとでも思ってるのか? これだからFX乞食は。。。。 リーマンショック後に資産規模を3兆ドル前後まで増やしたFRBやECB。 ドルキャリートレード(ドル安)やユーロキャリートレード(ユーロ安)が活発化しても、 独仏債や米国債のイールドカーブは軒並み低水準で推移している。 むしろ通貨安が進むほどこれらのイールドカーブが低下している。 さすがFX乞食は言うことが違うねw
>>489 君がどのような妄想しようが勝手だが、
キャリートレードによってトリプル安に陥った事例は金融史上に存在しないという事実。
円もユーロもドルもポンドもトリプル安に陥っていないという現実。
君は破綻スレに帰れ。論外だ。
>>489 キャリートレードによって海外投資が活発化して通貨安によって外需が伸長しても、
キャリートレード(資本流出)によって内需が停滞するため国内がインフレにならない。
そのため著しいリスク選好アロケーションが進むことがなく、国債は安全資産として機関投資家から
底堅い需要が続くため長期金利が大幅に上昇することはない。
キャリートレードのファンディング通貨として選好されている日本・米国・英国・ユーロシステム(独仏)。
これらの金融史を紐解いてもキャリートレードによる海外投資増加によって債券市場が暴落した事例は存在しない。
理由は簡単。資本流出により内需が停滞して国内がインフレにならないため、
バブル期(資本流入)のような著しいリスク選好アロケーションが進むことがないからだ。
こんなこともわからないとはね。見たところ債券利回りと債券価格の関係すら理解できていないようだし。論外だな。
このスレに常駐して書きまくってる人は、他のスレでも、自分の意見に賛同する人は 100人にひとりくらいしかいないってわかってるよね。 世間の経済学者にしろ、マーケットの人たちにしろ、日本で長期金利が上がる確率が あることを認めていない人なんてほとんどいないからね。 ものすごい回数の反論を書いてても、ところどころがめちゃくちゃすぎる。 機関投資家が不動産投資をするとか、機関投資家が、日本国債と日本株だけで のバランスで投資してるとかめちゃくちゃ。 >BIS規制によって日本株が売られたわけじゃない おいおい、銀行や生保が何兆円売ったとおもってるんよ。 >1兆ドルを超える外貨準備を持つ日本の国債をどうやって海外から売り崩すのよ? これも日本国債先物市場の過去の攻防をぐぐってみ。 過去何度も攻防が起こっていて、1%の長期金利が0.4%上昇したこともある。 ただし大幅な売り崩しは今まではおこっていない。 VARショックや、小沢ショックに便乗して、崩して短期の利益を出したくらい。 ただし、日本国債先物の超大口ポジってのは、7割が外国人のポジなんだよ。 日本で長期金利の不安が起こったときに、大量売りを出したらVRAショックみたいな ことが起こっても不思議じゃない。すでに過去におこってるし、小渕政権時代には、 国債先物市場でサーキットブレーカー発動で取引停止になったことすらある。
>>496 そりゃ機関投資家のリスク選好アロケーションが進めば債券が売られて長期金利は上昇するよ。だから何?トリプル安でなければ問題ないでしょ?って話なんだけど。
海外投資増加でトリプル安なんて言ってる時点で君はバカ丸出しなんだよ。
>>496 確かにリスク回避アロケーションによって株式は何兆円も売られたよ。その一方で債券が何兆円も買われているのだけど?
数年前に比べて日経平均は大幅に下がっているが、長期金利が大きく低下している現実を見ろ。
>>496 >機関投資家が不動産投資をするとか、機関投資家が、日本国債と日本株だけで
のバランスで投資してるとかめちゃくちゃ。
機関投資家は不動産への投融資やってるよ。バブル崩壊以降、全体的に見れば減少し続けているけど。
世界中の機関投資家はリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産。商品)と安全資産(債券)でアロケーションをしている。
キャリートレードによる海外投資増加で国債が暴落してトリプル安に陥った事例は金融史上存在しない。
理由は簡単。資本流出により内需が停滞して国内がインフレにならないため、
バブル期(資本流入)のような著しいリスク選好アロケーションが進むことがなく、
国債は安全資産として機関投資家から底堅い需要が続くため長期金利が大幅に上昇することはないからだ。
>おいおい、銀行や生保が何兆円売ったとおもってるんよ。
2007年に比べて日経平均や地価は大幅に下がっているが、
長期金利は大幅に低下している(1.9%→1%前後)。株価や地価とは対象的に債券価格は大幅に上昇してる。
これは景気低迷を受けて機関投資家がリスク回避のアロケーションを進めたからだ。
つまり、株式等のリスク資産を何兆円も売ったり不動産への投融資を引き上げて、債券を何兆円も買ってるんだよ。
>世間の経済学者にしろ、マーケットの人たちにしろ、日本で長期金利が上がる確率が
あることを認めていない人なんてほとんどいないからね。
誰も長期金利が上がらないなどとは言っていない。
好景気で機関投資家のリスク選好アロケーションが進めば債券が売られて長期金利は上昇する。
不景気で機関投資家のリスク回避アロケーションが進めば債券が買われて長期金利は低下する。
だから何?どちらのケースでもトリプル安でなければ問題ないでしょ?って話。
何度も言うが海外投資の増加によって国債が暴落してトリプル安に陥った事例は金融史を紐解いても存在しない。
今でも海外投資(新興国。資源国向け)は活発に起きてるぜ。
賛同とかそういう問題ではない。これは事実であり現実だ。
>>496 >これも日本国債先物市場の過去の攻防をぐぐってみ
リスク資産の動向や、金融政策や景気動向によって債券先物市場で短期的な金利変動が起きるのは当たり前の話。
何度も同じ説明させるなバカバカしい。こんなもんどこの国でも日常茶飯事だわ。
まずは君がキャリートレードによって国債が暴落してトリプル安に陥った事例を提示せよ。
現在ファンディング通貨として選好されているドル(米国)、ユーロ(独仏)、ポンド(英)、円(日本)。
これら国の金融史を紐解いてもキャリートレードによる海外投資増加が深刻なトリプル安をもたらしたという事例はない。
キャピタルフライトとキャリートレードは全くの別物だ。そこから理解せよ愚か者。
円高だから海外投融資が沈静化している等という愚かな妄想は即刻改めるべき。 実際は海外投融資(新興国・資源国向け)は活発に起きている。 円キャリートレードは今でも新興国・資源国向けに起きているよ。 リーマン後に対ドル・対ユーロ・対ポンドでは円高が進行しているが、 対資源国通貨・対新興国通貨では逆に円安が進んでいるし、 通貨バスケット制を採る新興国では円キャリーによる資本流入によって、 為替レートを均衡させるために円の外貨準備が増えているからね。 確かに欧米向けの海外投融資は沈静化しているが邦銀中心に機関投資家は、 新興国・資源国への海外投融資を積極的に行っているんだよ。 欧米向け輸出の停滞と、新興国・資源国への資本流出が同時に起きているわけだから、 内需が停滞して国内がインフレにならないどころかデフレなため安全資産として債券が買われてイールドカーブが底這いしている。 これから欧米が復活して海外投融資が更に活発化しても、資本流出で内需が停滞して国内がインフレにならないため、 バブル期(資本流入)のような著しいリスク選好アロケーションが進むことがないんだよ。 つまり、『いざなみ景気』の時のように機関投資家の著しいリスク選好アロケーションが進まず債券売りは限られるため、 長期金利だけが大きく上昇することもなければトリプル安に陥ることもない。 キャリートレード活発化(海外投融資増加)で国内資産がトリプル安になるなどという珍説は、 あらゆる観点から見て完全に間違っている。何せ金融史上に事例が1つたりとも存在しないのだから。
円が唯一のファンディング通貨として海外投融資が最も活発だった時代(90年代中盤〜後半、00年代前半〜中盤)ですら、 海外投融資増加によって長期金利が一方的に急上昇したり国内資産がトリプル安に陥ったという事例は一切観測されていない。 当時は国内利子率より海外利子率のほうが遥かに高かった時代なのにね。これは資本流出で内需が停滞して国内がインフレにならないため、 バブル期(資本流入)のような著しいリスク選好アロケーションが進まず国内債券売りが限られたためだよ。 少なくとも長期金利3%を達成するためには『いざなみ景気』を大きく超えるような、 内需主導の好景気でも到来しない限り不可能。内需主導の好景気にするためには、 短期金利を高めに誘導して海外資本を呼び込み資産効果を促すしかない。 リフレでは資本流出で内需が停滞するだけだ。世界の資本総量が貿易量を遥かに超えてしまっている以上、 資本流出による内需の停滞を通貨安による外需の伸長で補うことは到底不可能。 リフレによる通貨安が有効なのはドイツのような輸出立国ぐらいだよ。
>>496 VARショック
2003年6月〜8月にかけて起こった債券の急落
(長期金利0.4%→1.4%)
単に機関投資家のリスク選好アロケーションが進んで債券一極逃避から振れ戻っただけじゃん。
当時の日経平均見てみ。7603円(4/28)から10070円(7/11)まで急騰してるだろ。
これだけ短期間で株式が急騰すればそりゃあ債券価格は下がるよw
トリプル安にすらなってないね残念ながら。
参考資料 2003年度日経参照
ttp://www.geocities.jp/dob_hp2/nikkei.ver2.html
505 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/26(月) 17:13:46.91
>>505 素晴らしいですね。いつもありがとうございます。
95年以降、金利機能を失い資本流入から資本流出に転換した。
この時期から円キャリートレード(資本流出)による海外投融資が活発化。
このグラフを見れば98年の小渕ショックも、03年のVARショックでも、
単に機関投資家のリスク選好アロケーションが進んで債券一極逃避から振れ戻っただけということがわかる。
海外投融資が最も活発化した時期(90年代中盤〜00年代中盤)を比較しても
債券だけ一方的に売られる、またはトリプル安に陥るなんて現象は一切観測されていない。
資本流出する国では内需が停滞して国内がインフレにならず、
バブル期(資本流入)のような著しいリスク選好アロケーションが進まないため国内債券売りが限られる。
そのため長期金利が海外投融資に関係なく低水準(1〜2%)で推移する。
海外投融資がいくら活発化しても国内がインフレにならず国内債券売りが限られる。
金利機能を失った95年以降の日経・長期金利を比較してみればよくわかる。
>>496 >機関投資家が不動産投資をするとか、機関投資家が、日本国債と日本株だけで
のバランスで投資してるとかめちゃくちゃ。
恥ずべき無知だな。機関投資家は不動産証券が登場する遥か前から不動産絡みの投融資はやってるよ。
90年に行われた総量規制なんてのは不動産への投融資を制限するために行われたわけだから。
不動産への投融資は機関投資家による人類最古のリスク資産投資だぞ。こんなもの戦前から行われている話だ。
機関投資家が日本株と国債だけでリバランスしてるなんて誰も言ってないw
一体、どこを見ればそのように思うのか? 君は読解力が無さ過ぎるぞ。
機関投資家はリスク資産(株式・不動産・外貨建て資産・商品)と安全資産(債券)に分けてアロケーションをしている。
海外投資増加(キャリートレード)で国内資産がトリプル安に陥ったなんて事例は金融史上存在しない。
存在しない、仕組み上有り得ない幻想を主張しているのが君だよ。
>>505 を見なさい。長期金利が急騰(債券価格が下落)した直後には必ず株式が急騰している。
言っとくが金利機能が健在だった95年以前の値動きは全く参考にならんぞ。
金利機能が失われてキャリートレード(海外投融資による資本流出)が活発化した95年以降から見ないといけない。
原因と結果がめちゃくちゃなんだよ。 無理やり自説に繋げてるが、現実はもっとシンプルで小学生でもわかるしくみだから。 景気が良くなると、株価が上がる。 ↓ そして、景気が上がるから資金需要が増える。 ↓ つまり金利が上がる。 ↓ 結果として国債が下がり、株が上がる。 ものすごいシンプルだろ。 それだけなんだよ。金利と株がパラレルになってるわけではない。 そして国債は安定投資なんで、景気が悪くなると上がる。 毎日国債のチャートを見てたら誰でも分かるが、アメリカの失業率が減ると翌日日本国債は 下がる。 ギリシャ問題が解決に近づけば、翌日の日本で日本国債は売られる。 逆に、景気が悪化する統計が出ると、翌日日本国債はほぼ上昇する。 株は、逆だよね。 ただし、これは景気が先行した場合の債券と株の動き。 日本で経済アナリストの9割の人が恐れている金利上昇は、そういう上昇ではない。 バラマキ財政がつづき、増税が遅れ、国債の需給が悪化して、国債先物市場で国債が売られ それが金利上昇を引き起こすこと。 そしてその金利の上昇が銀行や郵貯の資産を劣化させて景気が悪化し、なおかつ金利上昇を ふせぐために、増税速度を上げる必要に迫られ、それがさらに景気を悪化していくという循環。 そして国債の需給はだれが計算しようが、数年後には今よりはるかに悪化する。 日銀の買取りをふやすといっても、今の時点で新規国債44兆円に対して日銀の買取りは 40兆円まで膨らんでいる。新規国債全額を日銀が買取る必要が出るのも時間の問題。
機関投資家が不動産を買う、ってどこが買ってるの? REITじゃなくて土地を買うって。銀行への融資じゃなくて土地を買うって? 年金?生保?信託銀?郵貯?どの機関投資家? それと、たしかに年金なんかの運用は、国債が上がると、株を売る。 ただし、それはこういう運用なんだよ。 年初に運用方針を決めて、日本国債と日本株、海外債券、海外株の比率を決定する。 たとえば、世界最大の日本株、日本国債の機関投資家であるGPIFは、 日本国債66%、日本株11%という運用をする。 だから、株が上がると、債券も安くなるから、当初の比率に戻すために株を売って債券を買う。 ただし、それは平時の場合。 日本の年金は、団塊世代の退職が急激に膨らみ、支払いがかさんでいるから、 去年から、GPIFは、国債も株も売っている。 来年度はおそらく5−6兆円くらいの国債と株を売る。さらに、民主党が借金を少なく 見せるために、インチキをやって、2.6兆円を交付国債という別枠の借金に付け替えた ため、それもGPIFは売ってくる。 つまり、去年から平時ではなくなってきてるんだよ。 さらに数年後には、さらに年金の支払がかさむため、さらに売る必要が出る。 毎年膨大に国債を買いまくって来た、世界最大の機関投資家が、今はそういう状況なわけ。 需給はさらに悪化するよ。 借金も44兆円から減る見込みもないし。 それに累積借金も地方債を入れて1100兆円を越えてきていて、1%の金利上昇でも 予算を組めない状況になってきている。そういうのは、来年どうこうってわけじゃないが、数年後に 大問題になることをみんな冷静に見てるよ。 東京三菱銀行の金利上昇時の対応レポートって読んだことある?GSの会長の日本国債に 関する発言の変化を見たことある?顧客に配ってる日本国債のレポートを見たことある?
>>508 機関投資家が不動産投融資をやっていないなどと断言したお前は幼稚園レベルか。
>アメリカの失業率が減ると翌日日本国債は 下がる。
頭がおかしいのか? 実体経済の改善を受けて機関投資家が
リスク選好のアロケーションを進めるから株高・債券安になるのだが?
それだけなんだよ。
信用創造が加速して実体経済が改善する。
↓
機関投資家がリスク選好のアロケーションを行う
↓
株式等のリスク資産が買い込まれて、安全資産である債券が売られて金利が上昇する
信用収縮が加速して実体経済が悪化する。
↓
機関投資家がリスク回避のアロケーションを行う
↓
株式等のリスク資産が売り込まれて、安全資産である債券が買い込まれて金利が低下する。
これだけの話だがw
>>509 >機関投資家が不動産を買う、ってどこが買ってるの?
REITじゃなくて土地を買うって。銀行への融資じゃなくて土地を買うって?
年金?生保?信託銀?郵貯?どの機関投資家?
銀行が不動産絡みの投融資やってるじゃん。逆に聞くが不動産投融資をやってない銀行ってあるの?地銀でもやってるぞ。
不動産バブル崩壊で何で銀行の不良債権が問題になると思ってるの?銀行が行っていた不動産絡みの投融資が焦げ付くからだよ。
お前はファンドしか見てないの? 中銀から通貨供給を受けられる銀行と受けられないファンドでは資金規模が違いすぎるだろうが。
>>509 年金基金が保有資産を取り崩して年金を支払っても、
支払われた年金は市中を介して結局銀行預金経由でリスク資産もしくは国債に還流するからな。
国債の買い手が年金基金から銀行に変わるだけだよ。
>>508 2007年に比べて株式・公示地価は大きく下がっているが、債券利回りが大きく下がっている(債券価格が大幅に上昇している)。
これは機関投資家(銀行含む)が景況悪化を受けてリスク回避アロケーションを行い、
株式や不動産投融資を圧縮して、その分を債券投資にリバランスした結果だよ。
何を寝ぼけたことを言っている。機関投資家の投融資行動で金融市場の大勢が決まるんだよ。
>>508 >日銀の買取りをふやすといっても、今の時点で新規国債44兆円に対して日銀の買取りは
40兆円まで膨らんでいる。新規国債全額を日銀が買取る必要が出るのも時間の問題。
お前は中銀引き受けと買いオペの区別も付かないのか。
日銀は新発債の直接引き受けなんて一切やってないのだけど。新発債の買い手は主に民間銀行なの。
単に量的緩和政策で民間銀行から既発債を買い入れて対価として通貨供給してるだけ。
銀行の市場運用枠は買いオペで増やすことができる。
要は銀行のバランスシートを買いオペしてクリーンアップしてやれば購入余力が復活する。
この場合でも円キャリートレードが活発化して資本流出が加速するため、
通貨安になっても国内の内需が停滞を続けるためインフレにはならない。
>>512 支払われた年金を全てタンス預金で持つなら話は別だがね。そんなヤツはいないだろう。
殆どの場合は銀行に振り込まれて銀行預金となり市場運用に回される。
516 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/26(月) 22:51:18.80
>>509 銀行免許を持つ民間銀行は中央銀行から通貨供給を受けることができる。
銀行免許を持たないファンドは中央銀行から通貨供給を受けることができない。
中央銀行に担保させ差し出せば輪転機を行使できる民間銀行と、
自己資本か民間銀行からの借入しかできないファンド。どちらの資金量が多いと思っているのだ?
当然、民間銀行の方が遥かに多いに決まっているだろうが。
なんかこのスレの定住者って、永久機関みたいな議論だな。要約すると ○国債は無限に刷っても金利にはなんの影響も与えない。 ○日銀は無限に買取りを増やせる ○海外の景気が回復しても機関投資家は日本国債と日本株と不動産を買うから 海外に資産が逃げていかない。 ○通貨安に転換しても、資産は日本国内で循環するだけ このスレに書き続けてる人たちって、他のスレに行ったときに、自分と同じ考え方の 人は、世間にひとりもいないけど、それは世間の人たちが間違ってるからだ、っておもってるのかな? これ全部間違いだって。 まず、 ○国債買取りは無限に増やせるか 日銀の買取りはどんどん増やして、それは量的緩和というより、事実上、借換債と新発債を毎年 175兆円発行する前に、銀行にある残存期間の短い国債を買い取って、銀行に現金を入れて、 それで新しい国債を買わせるって政策に事実上なってしまっているんだよ。 それはどんどん膨らむ、定期買取りが年間21兆円、資産買い入れ枠が19兆円あって、国債発行 44兆円、日銀買取り40兆円になっている。 もちろん現金が銀行に入るから、それが国債の需給を助ける。でもこれは無限に拡大できないんだよ。 何年後かには残存期間の長いj国債の買取りを迫られるし、日銀のバランスシートはどんどん膨らむ。 そして、バラマキ政治家たちが、いくら大丈夫と言ったって、世界の投資家は、日銀のバランスシートを 注目してるわけ。 国債発行44兆円で、日銀の買取り50兆円(事実上短期債では日銀の直接引き受けも別枠で 10兆円程度やっている)って状況になったら、それが10年続くわけがないから、金利に影響を与える。
海外に資産が逃げていかないかは、これは逃げる。 年金にしろ生保にしろ、日本国債と日本株だけで回しているわけじゃない。 アロケーションには、海外債券も海外株もちゃんと組み込まれている。 そして、今は多少円安に戻ったとはいっても、歴史的な円高の途中で、資産が 海外投資に向かう状況ではなく、むしろ逆。 円高リスクのために、国内投資比率を拡大させてた状況。 欧米の景気が回復し、日本の緩和が続いた場合に、長期円安トレンドに転換する 可能性があるが、その場合には、海外債券の比率をふやす。 それは当然、日本国債の需給に影響する。 短期では、先物市場にその動きが出る。 そういうことを言うと、今の金利は1%で安定してるだろ、海外に流出してないだろ、っていうが、 国債ってのは、10年債券が多く、長期で考えるんだよ。 日本の金利1%で運用するより為替リスクを含めて、相手国のインフレ率も考慮して、 なおかつ1%以上の運用が安定して見込めたら、資産は海外に移り、日本国債の需給は 悪化し、金利は上昇する。 これって、そういう経験をしたことないからわからないだけ。経済ってのは、長いトレンドで変わるんだよ。
>>515 > 支払われた年金を全てタンス預金で持つなら話は別だがね。そんなヤツはいないだろう。
> 殆どの場合は銀行に振り込まれて銀行預金となり市場運用に回される。
世間の人の懸念をまるっきり理解してなさすぎ。
ここ数年で大量退職になる団塊の世代は、高給取りなんだよ。
たとえば、年収1000万円もらってる人が、500万円で生活し、500万円を貯金して、
そのお金で、国債が買われる。
それが定年退職して、20万円もらったとしても、それだけで足りず、銀行に積み立てた
老後の資金をおろす。
つまり、銀行貯金、郵貯貯金がどんどん取り崩されていくってこと。
銀行は貯金の支払いのために国債を売り、生保は支払いのために売る。
年金も同様で、年金を支払う人たちが減少し、支払いが増えるから、国債を売る。
これがおこりだしたのは、2011年からだよ。
年金は、過去何十年も日本国債と日本株を買い続けてきた。
それが年金の支払い不足で去年から、日本国債と日本株を売りだした。
しかも来年度は6兆円規模。
これは歴史的な変化なわけ。
国債を買う原資はあたりまえだけど、個人の貯金や、個人の年金や生命保険の積立て。
それが減ってくってことなんだよ。
こういう国債の3−4年後の需給がどうなるかは、銀行や証券、日本国債のレポートなんかで
具体的な数字が出てるから、議論なんかしないで、それをぐぐったほうが早い。
>>519 キャリートレード(海外投融資)によって国内資産がトリプル安に陥った事例は金融史上存在しない。存在しない有り得ない現象を当然のように語られても困るよ。
>>518 買いオペでバランスシートが膨らんでも再投資しない限り期日償還されるからバランスシートが増え続けることはないよ。
円を刷っても内外金利差によるキャリートレードを介して海外に流出するため国内がインフレにならない、と言ってるの。
>>518 誰も無限に国債発行できるなどとは言ってない。債務利払い可能な限り(要は税の担保が有効な限り)国債は発行できると言っている。
買いオペで通貨供給しても内外金利差による円キャリーで海外に流れるため国内がインフレにならず債券売りが限られるため大幅な金利上昇は起きない。
いくらキャリートレード(海外投融資)が活発化しても国内がインフレにならないため国内債券売りは限られる。それは世界各国で証明されていることだよ。
>>518 お前は『公開市場操作』と『中銀引き受け』の区別も付かないのかよ。日銀は新発債の直接引き受けはしていない。新発債を引き受けてるのは民間銀行。
本当に年間40兆円もの新発債を直接引き受けてるのならバランスシートはFRB・ECBを既に軽く超えてるだろ。毎年QE2やってるみたいなもんだし。
バカ丸出し
>>518
527 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/27(火) 12:26:04.01
>>526 同感、 いろいろ書いてるけど決定的な間違いが多い。
>>518 はアホな文章を連投してるでしょ?w
>>519 仮に欧米が復活して金利差が開いて円安になっても10年も経てばバブル崩壊して再び欧米が金融緩和を行うため金利差が縮小して円高になる。
長期円安トレンドなどありえない。
円キャリー復活で日経平均は震災後高値を更新。教科書通りの株高・債券安。円キャリーでトリプル安とかキャピタルフライトとか言ってるアホは幼稚園からやり直せ。
>>526 書いてることをまるっきり理解すらできてない。
これの意味が分からないのかなあ?
>定期買取りが年間21兆円、資産買い入れ枠が19兆円あって、国債発行
44兆円、日銀買取り40兆円になっている。
日銀の買取りは、リーマン・ショック以降に、かなり増額されていっきに年間21兆円の
買取り枠になった。
さらに新聞を読んでたら、だれでも知ってるだろけど、それ以外に資産買取り枠ってのが
存在して、それが毎月1.5兆円の国債を買っている。
つまり、平常の買いオペが年間40兆円ある。
これで銀行の国債を買取り、銀行に現金を供給する。
さらに短期債に関しては、これとはさらに別な買取りがある。
これは、事実上、日銀引き受け。これは別に10兆円以上ある。乗り換え債でぐぐると分かる。
もちろん、日銀が買取りを増やしても、残存期間が短いものを買っていくから、バランスシートが
どんどん増えていくわけではない。
しかし、それは、今が超低金利で市場が落ち着いてるから、って理由。
あと3−4年後には、個人資産の絶対量からいっても、年金運用の需給からいっても、国債の
需給が悪化するのは、だれでも知っている事実。
それで金利が上がりだしたときには、日銀は緩和をすすめる意味で、残存期間の長い国債の
買取りも迫られる。
FRBがやったツイストオペと言われている、残存期間の短い債券を売って、長い債券を買うって
ことをやる必要にせまられてしまうってこと。
つまり、今は日銀の買い取りになんの問題がなくても、長期債券をどんどん買取るようになると
どんどんバランスシートが膨らんで、海外の投資家に不信の目で見られるようになるってこと。
こんなのあたりまえのことで、議論とかそういう問題じゃないし。
ゼロ金利政策を執る限り、短期金利が底這いして円キャリー(資本流出)が活発化するため、バランスシートが今の2〜3倍に拡大した程度では国内はインフレにならないよ。 当然、国内がインフレにならなければ債券売りは限られ長期金利だけが大幅に上昇することはない。円の貸出先(海外)がインフレになるだけ。
今でさえ日銀のバランスシートは対GDP比30%と先進国ではダントツ。けれど先進国で唯一デフレに沈んでいる。 これは内外金利差で刷った円が国内に廻らず海外に流出しているからだよ。対新興国・対資源国で見れば円キャリーは活発に起きてるんだよ。
>>530 日銀が民間銀行から公開市場操作で買い入れているのは『既発債』な。日銀が政府から毎年40兆円新発債を直接引き受けてるわけじゃない。
量的緩和中にターゲットである資産規模を維持するために期日償還した資金を使って定期的に民間銀行から既発債を買い入れて再投資をするのは当然だろ。
>>530 「日銀乗換」というのは、日銀が現に保有している国債の満期到来に伴う引き受けのことである。
したがって、これを行っても、すでに保有している国債の単なる借り換えであり、通貨膨張にはつながらない。単なる再投資だろうが。バカ丸出し。乗換債は中銀引き受けではない。
借換ではバランスシートは増えない。残存期間とか以前の問題。借換は中銀引き受けどころか資産買い入れですらない。
>>530 >機関投資家は不動産投融資をやってないと勘違い。(銀行は不動産投融資やってます)
>キャリートレード(海外投融資)で国内がトリプル安になると勘違い(金融史上に前例なし)。
>年間40兆円分の新発債を政府から中銀が引き受けていると勘違い。(新発債と既発債の混同)
>単なる借換を中銀引き受けと勘違い。(乗替債)
>年間175兆円の国債を新規発行していると勘違い。(新発債と借換債の混同)
>BIS規制によって日本株が売られたと勘違い。
>国際政治や内外金利差を無視して一方的に長期的な円安トレンドに転換すると勘違い。
>公開市場操作と中銀引き受けの区別が付かない。
>キャリートレードとキャピタルフライトの区別が付かない上に仕組みが理解できない。
>あたかも国内で円に替わって外貨が流通するような有り得ない状況を想定してキャピタルフライトを語る。
>外貨建て資産は為替リスクのあるリスク資産であるということを知らない。
>対欧米通貨でしか円を見ていない。円高のせいで円キャリートレードが沈静化していると思っている。
(実際は新興国・資源国向けに円キャリートレードは活発に起きている)
君のトンデモ発言を全てまとめた。
>>536 おまえってほんとに読解力がないよね。小学生か???
銀行が不動産へ融資するって、機関投資家の不動産への投資じゃそない。単なる融資
で、投資とは融資は違う。銀行が土地を買って、値上がりを待って売るのか?
キャリートレードがトリプル安なんてログを読んでみろ。キャリートレードをやる状況って
のは為替が安くなるから株は上がる。
このスレって、毎日の新聞に載ってるふつうの一般常識もいちいち説明しないと理解できないのか?
円の長期間の円安トレンド、ドル高、ユーロ高トレンドが発生した場合には、日本の
債券の投資の一部は海外債券に流れる。
こんな常識は過去の新聞記事で、生保の運用を調べてみろよ。円安のときにはいくらでも
出てる、あたりまえの現象。
国債40兆円も買取りって書いている。買取りと引き受けの違いは、馬鹿でも分かると
おもったが、このスレでは混同してるのか?
それと、別枠のTBの10兆円は日銀の引き受けがあるよ。これは日銀のサイトを検索してみろ。
年間175兆円は国債の発行額。
新聞読んでて日本の借金が44兆円だってことをしいらない馬鹿はおらんぞ。
でも、発行される国債は175兆円あって、日銀がやる買いオペは、175兆円が消化される
ようにくまれるんだよ。
こんな常識も知らないやつがこういうスレにいるのか?
BIS規制はリスク資産を減らす。銀行がどのくらい株を売ったから、財務省が毎週発表する
資料に出ている。過去2年を調べてみろ。
現実に兆円単位で売っているのを、知らないやつって常識がなさすぎる。
こういうスレだと、新聞に載ってるような一般常識はだれでも知っているという前提で書くが、
そういう常識を知らないやつが多すぎ。
こういうスレで日本の借金は44兆円あって、ってそっから書かないとわからない馬鹿がいるとは。
>>518 ●日銀は無限に買取りを増やせる ●国債は無限に刷っても金利にはなんの影響も与えない
無限などとは誰も言っていない。国債購入枠は買いオペで増やせても、国債発行には利払いの壁が在る。
利払い可能な限り(税による担保機能が健在な限り)国債は発行できる。
インフレによる物価上昇・金利上昇が許容できるレベルまで買い入れは可能。
ゼロ金利政策下では短期金利が底這いするため、刷った通貨が内外金利差によりキャリートレードを介して海外に流出する。
そのため流動性の罠に陥り国内のマネーサプライが増えず、内需が停滞して国内がインフレにならない。よって債券売りは限られ長期金利は低水準で推移する
国内は輸入物価が為替要因で少々上昇する程度で、円の貸出先(海外)がインフレになるだけ。
つまり中銀のバランスシートを現在の2〜3倍に増やしたところで、長期金利・インフレ・利払いは何の問題にもならない。
●海外の景気が回復しても機関投資家は日本国債と日本株と不動産を買うから海外に資産が逃げていかない。
●通貨安に転換しても、資産は日本国内で循環するだけ
キャリートレードによってトリプル安に陥った事例は金融史上に存在しない。
そもそも日本で決済通貨として流通しているのは『円』。外貨が決済通貨として流通しているわけではない。
短期市場から借りた円を売って外貨に替えて海外資産に投資して利鞘を稼ぐにしても、
手元資金から調達した円を売って外貨に替えて海外資産に投資して利鞘を稼ぐにしても、
日本国内で決済通貨として使うためには必ず円を買い戻さないと日常生活すらできない。
短期市場から借入れているなら必ず返済期日があるからこれも円を買い戻す必要が生じる。
キャリートレードはリスクオンや内外金利差の逆転で必ず巻き戻る。これは金融史上例外がない。
今後数十年間、内外金利差が開き続けるような有り得ない前提で考えないと一方的な長期的円安トレンド継続は起こり得ない。
>>538 経済の本を多少読んでたら、
>中銀のバランスシートを現在の2〜3倍に増やしたところで、長期金利・インフレ・利払いは何の問題にもならない。
中銀のバランスシートを2−3倍にするには、とてつもない借金をして、日銀が
膨大な金額を買取るってこと。
そういう状況で、そうおもうやつは、マーケットにはほとんど存在しないことも知ってるよね。
おそらく100人経済アナリストがいたら、99人はそう考えない。
君から見たら世の中のすべての経済学者が間違っていて、自分がただしいとおもってる
んだろうが、おまえだけ間違ってるわけ。
このスレって、世の中からどれだけ隔離されてるんだよ。
今日一日だけでも、国債に関してこういうニュースが市場で流れている。 このスレの人たちは、こういうのみんな別世界の出来事だとおもってるのかな。 2012/03/27 14:51 日経速報ニュース 現在の金融緩和政策について「中央銀行が財政のファイナンスを目的として国債を 買っていると万が一思われると、どこかの段階で長期金利が上がってしまう」と指摘 した。「その場合は金融機関の資産内容にも大きな影響を与え、政府の財政、国債 発行金利にも影響を与え、経済活動にも影響を与える」と述べ、「その面での細心の注意が必要だ」と訴えた。 2012/03/27 07:50 日経速報ニュース 法案が暗礁に乗り上げることや「骨抜き」にされることによって日本国債や円が売り込まれる ことが考えられるが、そうした事態が27日時点で起こる可能性は低いだろう。 2012/03/27 日本経済新聞 財務省の国債発行計画によると、4月からは10年債の発行額が月1000億円増える。 消費増税を巡る議論が前途多難な情勢の中、需給悪化と相まって国債の売り圧力が強まるシナリオも意識されそうだ。 2012/03/27 日本経済新聞 今回の改革が失敗すれば外資系ファンドなどは日本国債を売ると言われる。直ちに 国債暴落のリスクは小さいとみるが「日本では当分の間、財政再建が困難になり、いずれギリシャ化が必至だ」 という議論には説得力を感じる。 2012/03/27 日本経済新聞 見逃せないのは量的緩和が国債の購入を主な手法としている点で、財政の穴埋めと背中あわせの関係にあることだ。 米ミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁は昨年9月の講演で「財政規律が守られていない 国家で中銀がその資金繰り支援を始めれば、物価の安定は保証できなくなる」と警鐘を鳴らしている。 2012/03/27 日本経済新聞 リーマン・ショック時に巨額の損失を出した反省から、北洋銀は株式や外国債券・投資信託 の持ち分を減らし、中短期国債を中心とする債券が運用資産の9割を占める。 2012/03/26 17:22 日経速報ニュース 海外投資家の国債保有残高は12月末時点で過去最高の78兆円。
>>539 実際に、日欧米ともにバランスシートを大きく増やしてもインフレ率は上昇せず長期金利は低水準で推移している。
>ゼロ金利政策下では短期金利が底這いするため、刷った通貨が内外金利差によりキャリートレードを介して海外に流出する。
そのため流動性の罠に陥り国内のマネーサプライが増えず、内需が停滞して国内がインフレにならない。よって債券売りは限られ長期金利は低水準で推移する。
まさにこの現象がファンデイング通貨とされている日欧米で起きているのだよ。
最近、短期金利に先高感のある米国だけが資本流入により景気回復を始めているけどね。
短期金利は資本の流出入を司り、長期金利は固定資産投資に影響を与える。
こんなこと経済学の教科書に載っている話だけど。
>中銀のバランスシートを現在の2〜3倍に 通貨の量ってのは経済の規模に比例して大きくなる。 だから、対GDPでの通貨発行量で比較するわけだが、アメリカが債券をガンガン 買い取って、鬼のように買いまくったQE2以後での、アメリカの通貨発行量は、 GDPの17−18%程度。 日本はバブルの処理のころからずうっと大量発行をやっていたから、すでにGDPの25%。 当然先進国では世界最大。 これが3倍になってGDOの75%になった場合、どうなるかはだれにも分かるよね。 っていうか、政府がそういう政策をやり出したってうわさが流れただけで、すぐに国債 先物市場は爆走してしまうよ。 こんなの100人いたら100人がそう予想するようなことで議論の余地すらない。
>>542 >日本はバブルの処理のころからずうっと大量発行をやっていたから、
すでにGDPの25%。 当然先進国では世界最大。
それなのに先進国唯一のデフレ。なぜだかわかるか?
ゼロ金利政策下では短期金利が底這いするため、
刷った通貨が内外金利差によりキャリートレードを介して海外に流出する。
そのため流動性の罠に陥り国内のマネーサプライが増えず、内需が停滞して国内がインフレにならない。
よって債券売りは限られ長期金利は低水準で推移する。
このようにゼロ金利下ではリフレをやっても資本流出が起こるためインフレにはならんのだよ。
インフレにならなきゃ債券売りは限られ長期金利が低水準で低下する。日欧米が好例。
短期金利を高めに誘導して海外資本を呼び込まないとインフレにはならん。
544 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/27(火) 20:17:29.73
>>540 短期の話に興味が無いから他人事だよw 関係ないね
>>537 銀行の不動産投融資は明らかにリスク選好の貸出運用なのだけど。
安全運用として不動産投融資をする銀行はいないだろ。
BIS規制は単に銀行の自己資本比率を高めるため(貸出・市場)運用枠を制限するだけ。
BIS規制によって株式が売られたのではない。市場運用枠が制限されるのだから国債でも同じことだよ。
株式が売られるか国債が売られるかはその時の景況次第。
そもそも銀行はインフレにならない限り安全資産として、保有国債を借り換えて国債保有を継続するわな。
為替リスクもなく円建で元本保証されているのは国債しかないのだから。
買いオペで借換債が消化されるようにくまれるのではなくて、 国債を借り換えるか、
そのまま償還もしくは売却して他に投資するかはあくまで民間銀行の運用判断なのだが。
中央銀行の指示で民間銀行が市場運用先を決めているわけじゃない。
LTROで1兆ユーロ供給したユーロ圏でもECBが欧州銀に対して
PIIGS債を買えと支持していたわけではない。中央銀行にそんな権限はない。
中央銀行から受け取った通貨をどのようの運用するかは民間銀行の判断に委ねられる。
>>537 キャリートレードによってトリプル安に陥った事例は金融史上存在しない。
トリプル安でないなら銀行の市場運用が機能するため通貨システムが崩壊することはない。
為替が安くなっても債券が売られても株式が上がれば何の問題もないんだよ。
キャリートレードをやる状況では流動性の罠に陥って国内がインフレにならず、
リスク選好でも債券売りが限られるのだけどね。今の日欧米みたいに。
キャピタルフライトでは必ずトリプル安を伴う。
国内資産を完全に見捨てて海外への資産移動が起きるのだから当然だろう。
キャリートレードとキャピタルフライトは全くの別物。
>>542 いつも量的緩和観測が出ると日欧米とも債券利回りが低下してるのだけどね。
基軸通貨国である米国だけはドル安が商品高=インフレを連想するため、
インフレ期待が高まり長期金利の押し下げを狙ったQE2で、逆に長期金利が上昇して本末転倒に終わった。
一般的に中央銀行の国債買い入れは利子率を低下させる(基軸通貨国を除く)
>>537 >円安のときにはいくらでも 出てる、あたりまえの現象。
それでも国内がインフレにならずデフレ気味だったから国内債券売りが限られたんだよな。
なぜ量的緩和でマネタリーベースを増やしても国内がインフレにならなかったか何回も説明したから省略するが、
2000年代は最大でも1.9%程度までしか長期金利が上昇しなかったわけだ。
君の言ういくらでも出てる、当たり前の現象とやらが最も活発に起きていた時でさえ長期金利は最大1.9%なんだよ。
549 :
あ :2012/03/27(火) 21:42:07.73
いざなみ景気の時も長期国債が低金利で推移したのは不思議。 日本の長期国債を保有している金融機関は諸外国のリスクオンでもあまり国債を売らないのかな。 米国の高金利債券や株式市場へ一気に資本を集中させると思うんだけど。 大手金融機関は保有している金融資産は売らずに、キャリートレードで運用をするという事?
>>539 >君から見たら世の中のすべての経済学者が間違っていて、自分がただしいとおもってる
んだろうが、おまえだけ間違ってるわけ。
完全に偏見だな。60年代に米国で行われた元祖ツイストオペや、
90年代に米国で行われた『強いドル政策』から個人的に強い影響を受けている。
世の中の全てが間違ってるなんて微塵も思ってないさ。
ただ、個人的に正しい事をやり遂げた金融当局者は世界で歴史上数人しかいないと思う。
少なくとも破綻論者やリフレ論者は基本的に全て間違っているとは思うw
>>549 海外資産は為替リスクがあるリスク資産。
海外投資ばかりに傾倒してたらキャリートレードが巻き戻った際に、
為替差損+外貨建てベースでの元本割れという二重のダメージを被る。
日米金利差が長期間拡大し続けるという保証はどこにもないからね。
些細なことでもキャリートレードが巻き戻るのは金融市場を見ていればわかる。
キャリートレードは非常にセンシティブでリスキーなものなんだよ。
当時、これからも長期的に円安が続くと信じて海外投融資に傾倒していた機関投資家や個人投資家は、
円キャリートレードの巻き戻しでリーマンショックに遭遇して大火傷した。
それに『いざなみ景気』期間中の日本は内需が低迷してデフレ気味だった。
そのためバブル期のような著しいリスク選好が進まず国内債券売りが限られた。
552 :
あ :2012/03/27(火) 22:03:44.79
>円が唯一のファンディング通貨として海外投融資が最も活発だった時代(90年代中盤〜後半、00年代前半〜中盤)ですら、 海外投融資増加によって長期金利が一方的に急上昇したり国内資産がトリプル安に陥ったという事例は一切観測されていない。 当時は国内利子率より海外利子率のほうが遥かに高かった時代なのにね。これは資本流出で内需が停滞して国内がインフレにならないため、 バブル期(資本流入)のような著しいリスク選好アロケーションが進まず国内債券売りが限られたためだよ。 事故解決しました。
553 :
あ :2012/03/27(火) 22:08:36.30
>>551 国債売りはリスクオンの程度に依存するんだね。
てっきり安全資産を売却せずにインターバンクで借り入れるのかと。それだと金利負担があるから資産売るもんなぁ、常識的に考えて。
>>553 例えば日米金利差が今後10年間拡大を続けるというコミットがあれば、
また結果は違ったかもしれないけども。金融市場でそんなコミットは存在しない。
各国はそれぞれの経済状況に応じて金融政策を細かく慎重に展開するわけで。
内外金利差が長期間に渡って一方的に拡大し続けるなんてことは絶対に有り得ない話。
555 :
あ :2012/03/27(火) 22:17:36.90
勉強になりました。
なんかこのスレって、さらっと常識みたいにとんでもないことが書かれている。 >ゼロ金利政策下では短期金利が底這いするため、刷った通貨が内外金利差により キャリートレードを介して海外に流出する。 そのため流動性の罠に陥り国内のマネーサプライが増えず、内需が停滞して国内がイン フレにならない。よって債券売りは限られ長期金利は低水準で推移する これは平時なら正しいが、今後の国債需要を考えると、だれが考えても「平時」じゃなくなる 可能性があるから、問題になってるわけ。 過去はドル円が360円の時代から、途中で円安が何度もあっても結局は長期円高トレンド で、それが最近ちょっとだけ戻ってもいまだに83円。 10年前は120円。 つまり、超長い期間で、円高というかドル安が進行中なわけ。 だから、日本の中長期国債の資金が海外に逃げていくって状況は生まれなかった。 単位為替リスクがあったからだよ。 でも、短期間、円安が続いたときの生保の投資を見れば、外債投資の比率は、それだけでも かなり変動させて上げるのがふつうなんだよ。 欧米の景気回復による金利上昇、通貨高と、日本の通貨安が組み合わさるようなことが 今後おこったとしたら、為替リスクがなくなってしまうってこと。 その場合現実で考えてみ。 1兆円を受け持って、運用して、その成績で給料が決まるって場合に、1%の国債で運用する 金額はだれでも減らす。 逆に、3−4%の外債運用をふやす。 過去は、為替のヘッジコストが高くて、できないから、それが大幅に拡大しなかっただけ。 過去に外債投資比率が大幅に拡大しなかったのは、為替リスクだけであって、それがなくなったら ふつうに海外債券比率を拡大する。生保も銀行も年金も。 過去ないから、おこらないっていっても、過去はずうっと円高トレンドだから参考にならないって。
長期円安トレンドなんてありえない。1ドル360にしたけりゃ人民元のように為替介入型ドルペッグ制に移行して無限介入するしかない。 長期円安を期待して海外投融資に突っ込んでも、いずれキャリー巻き戻しで大火傷するだけ。長期ドル安トレンドは変わらない。
仮に欧米が景気回復しても10年ぐらい経つとバブル崩壊で特大の金融緩和をやる。10年単位で金融緩和合戦やってるのだから長期円安トレンドなどならない。 一時的に景気回復で円安に振れても金融緩和によるドル安・ユーロ安によって再び円高に押し戻される運命。
ニクソンショック以降40年間、長期ドル安トレンドが続いている米国でさえトリプル安に陥った前例はない。米国債利回りは過去最低水準下にある。 通貨安が進んでも国内のインフレが鎮静化してるのだから当然だけどねこれも。
> BIS規制は単に銀行の自己資本比率を高めるため(貸出・市場)運用枠を制限するだけ。 > BIS規制によって株式が売られたのではない。市場運用枠が制限されるのだから国債でも同じことだよ。 このスレって、さもあたりまえのように世間の常識と180度違うとんでもないことを平気で 書くやつが多すぎ。 過去のBIS規制の新聞やニュースを一度も見たことないのかな? それと日本国債が株と同じリスク資産とみなすって、どこの世界の話だよ。 銀行の持ち合い株は膨大なリスク資産で、自己資本に対する保有が多いときは115%くらい。 それを、BIS規制もありどんどん売却を続けて現在はその半分以下まで減らしている。 こんなのは、財務省がデータを発表してるんだから、だれでもわかるわ。 BIS規制が話題になるたびにこんなニュースが100回以上も流れてる。 これは2010年の記事だが。 >大手銀、株売却を加速 4〜12月、3メガ2.5倍の4000億円 保有している取引先の株式の売却を大手銀行が加速している。3メガバンクは2009年 4〜12月に、貸借対照表に記載されている帳簿価格で前年同期の約 2.5倍にあたる 合計4千億円程度の株式を売却した。 株価下落に伴う含み損の拡大で自己資本が目減りするのを避けるのが狙い。 業績の好不調にかかわらず安定的に株式を保有してきた銀行が株式を手放すことで、 企業には業績向上を求める市場からの圧力が強まりそうだ。 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は09年、中堅医薬品メーカーの保有比率を5% 弱から2%強に減らすなど、4〜12月で前年同期の4倍近い約1500億円の株式を売却した。 12月末の保有株式残高(簿価)は4兆1千億円程度と、3月末から約5%減った。今年 に入ってからも大手百貨店の株式などを一部売却した。
安全資産とされる国債にしても銀行のバランスシートから見れば『負債』だからね。自己資本規制にひっかかるわな。 海外投融資に傾倒するのは勝手だが、プラザ合意のような出来事が起きて水泡に帰すリスクもあるんだぞ。安すぎる円は国際的に許されない。
>>560 つまり景気回復局面で株価上昇局面であるなら株式じゃなくて国債が売られたわけだ。
実際は景気低迷局面で株価下落局面であるから国債でなくて株式が売られただけでさ。それが何か?
> BIS規制は単に銀行の自己資本比率を高めるため(貸出・市場)運用枠を制限するだけ。 > BIS規制によって株式が売られたのではない。市場運用枠が制限されるのだから国債でも同じことだよ。 ↑ こういうやつって一般常識がなさすぎる。 このスレで世間の常識を書いても、それは違うとか言い出すやつが湧いてくるが、このスレだけ 世間の常識から離れすぎてる。 こういう記事って、いままで100回は読んだことあるんだが。 > 2011/09/10 日本経済新聞 >大手の銀行、損害保険、生命保険会社が2013年度までの3年間で総額2兆円超の 持ち合い株式の売却を計画していることが分かった。自己資本規制の厳格化で、大量の 株式保有が財務の健全性低下につながる可能性が高まるためだ。 >大手銀行では三井住友フィナンシャルグループが13年3月までに約2000億円を売却 する計画。みずほフィナンシャルグループ(傘下3行の合算)は同期間に約8500億円を 売却する。 株式保有額が3兆円超と銀行最大の三菱UFJフィナンシャル・グループ(傘下2行の合算) も持ち合い株の売却を急ぐ方針。数値目標は置いていないが、数千億円規模とみられる。 三井住友トラスト・ホールディングスは14年3月末までに1900億円を売却する。 >営業面の利点から企業の株式を保有してきた損保も売り手に回る。東京海上ホールディン グス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、NKSJホールディングスの3メガ損 保は13年度までに約6500億円を売却する計画。大手生保9社では日本生命保険以 外の生保が株式を圧縮する方針を掲げており、売却額は2000億円を超える見通しだ。 >背景にあるのは、資本規制の厳格化だ。13年から銀行に適用見通しの「バーゼル3」と呼ば れる自己資本比率規制は、現在の基準で定めている中核的自己資本よりも資本として算 入できる範囲が狭められている。このため株式などリスク資産の圧縮が急務となる。
564 :
語録 oz292 :2012/03/28(水) 10:10:20.75
………ぶったぎり語録失礼します。どうぞお構いなく議論続けなすってください。
(※ボルカ―ルールについて)
62 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2012/03/22(木) 18:59:21.31
ボルカー・ルールというを7月頃施行される見たいですね、でかい銀行を
潰すんですかね。
99 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 20:10:06.58
>>62 流動性が損われて国債発行が難しくなる。つまり世界的に全自動で緊縮財政が行われるに等しい。
つまり世界的に財政政策が意義を失い、増税・緊縮財政によってセーフティネットが崩壊するのは時間の問題というわけだ。
85 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 19:36:30.65
財政政策は今後、意義を失う。増税・緊縮財政によって世界的にセーフティネットが崩壊して格差が拡大する。
565 :
語録 oz292 :2012/03/28(水) 10:35:07.83
(※ユーロ危機) ユーロ圏には金融危機前より失業率が大きく低下している国がある。これはユーロ安・低長期金利の賜物なのだけど。要は利権国によって危機が管理されているのだよ。 グローバルバブル最盛期だった2004年〜2006年頃まで、 失業率10%超えてたからな(2005年には一時12%にも達した。) それが今や6%台という素晴らしさ。直近の2月失業率など20年ぶりの低水準だからな。 金融危機前より金融危機後にほうが失業率が劇的に低下している。 この現状を見れば欧州危機の本質がすぐに理解できそうなもんだがね。 2011年のドイツ雇用者数は過去30年で最高レベル。
566 :
語録 oz292 :2012/03/28(水) 10:40:54.74
589 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/24(土) 17:28:10.79
ドイツにユーロ圏の企業・雇用が集まるのは当然の現象。ドイツはユーロ圏内で最も資金調達コストが低い国なのだから。圏内利回り格差見ればアホでもわかること。
594 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/24(土) 17:32:23.75
>>589 その屁理屈が通用するなら日本にも雇用と資金が集まるはずだけどねw
595 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/03/24(土) 17:35:51.39
>>594 日本は円キャリーによる資本流出で内需の低迷が続いている。そもそも外需がGDPの50%を占めるドイツと、15%の日本では経済構造が違い過ぎるんだよ。
統合通貨圏内の企業・雇用が低コストで資金調達できるドイツに国境を超えて集まるってだけの話でさ。統合通貨圏でもない日本ではドイツの再現は無理。
同じユーロを借りるにしてもPIIGSは独に比べて2.5〜10倍以上の資金調達コストがかかるということだよ。
567 :
語録 oz292 :2012/03/28(水) 11:07:52.63
(※米国経済) 住宅セクターの回復にはまだ時間がかかる。新興国・資源国が金融緩和して更に米国への資金流入が増えないと。これも時間の問題だがね。 >つまり、新興国から投資したマネーは米国不動産市場に向かわず米国債に駆け込んでいるということだな。 これじゃ実体経済の回復は見込めない。 米国の実体経済は改善してるよ。ただ、もう少し資本流入が増えないと住宅市場が本格的に回復しないというだけの話。 米国債に流れると長期金利が下がり個人消費・固定資産投資の追い風になる。 前回もアジア通貨危機(97年頃)から、それまでS&L危機の後遺症で約10年間低迷していた米国不動産の騰勢が始まったからな。 >前回と違い、グローバル経済のエンジンが不在だがなw エンジンは米国の内需。新興国バブルが崩壊して、資本流入が増えると米国の内需が高揚する。 前回も93年頃まで米国は深刻な不動産不況に苦しんでいた。それがアジア通貨危機で一気に資本流入が増えて低迷していた不動産の騰勢が始まったというだけの話。 >残念だが、もう土地バブルは起きないよw新しい不動産開発ビジネスが編み出されない限りはね。 資金の流入だけでバブル起こせるんだったら誰も苦労せんわw 資本流入によって資産バブルは起きるものだ。 (以上oz292)
>>564 好景気インフレならBIS規制に関係なく株式が買われて債券が売られると言っているの。
2007年からの株価下落・地価下落・債券高の原因をBIS規制だけに求めるのは完全に間違っている。
現実は不景気デフレだから株式が売られて債券が買われているに過ぎない。
>>568 は
>>563 宛て。
どこの国でもインフレ期待が起きなきゃ債券が安全資産として買い込まれるに決まってるだろうが。
不景気デフレのため20年で80%減価するような株式を誰が好んで採算度外視でアホールドすると言うのだ。バカ丸出し。
TBにしても借換債発行までの資金繰りのため、一時的に直接引き受けてるだけ。乗換債やTBの直接引き受けは財政ファイナンスですらない。
バーゼル3でリスク資産投資を抑えても、巨額の金融緩和で膨れ上がったマネーの方が多いと思うな。 巨大金融機関無敵すぎる。
>>508 中銀が年間40兆円分の新発債を政府から買ってるわけじゃない。
中銀が新発債を買った時点で中銀引き受けだからな。
中央銀行は民間銀行から年間40兆円分の『既発債』を買い入れている。
その対価として40兆円分の通貨を民間銀行に供給している。これが買いオペ。
この買いオペは民間銀行に新発債を買わせる資金を供給するためにやってるんじゃない。
これは中銀のバランスシート規模を維持するためにやっている。健全な再投資に過ぎない。
再投資しなけりゃ短期債中心に期日償還が進み、どんどんバランスシートが縮小していく。
これでは量的緩和政策が意味をなさなくなる。償還は売りオペと同じ効果だからね。
量的緩和期間中は絶えず買いオペを続けてバランスシート規模を維持しないといけない。
民間銀行を介して間接的に財政ファイナンスやってるわけじゃないんだよこれは。
つまり、新発債44兆円に対して中銀の再投資が現行の40兆円から50兆円に増えたところで何も起きない。
中央銀行から受け取った通貨をどのように運用するかは民間銀行の判断に委ねられる。
中央銀行に民間銀行の市場運用先を指定して強制するような権限はない。
いくら中央銀行が既発債を買入れて通貨供給してもインフレ期待が高ければ、
民間銀行は国債を買わないし借換えない。インフレ期待が低ければ国債を買うし借り換える。
それだけの話。
これからも世界は何度も資産バブルと金融危機を繰り返しながら、 長期(数十年単位)で見れば各国中銀のバランスシートは拡大を続けていく運命にある。 一方的に日本のバランスシートだけが拡大するなんてことは有り得ない。 中期的に円安になっても長期で見れば欧米が金融危機の度に特大の金融緩和を繰り返すため、 長期円安トレンドにはならないんだよ。長期ドル安トレンドは変わらないよ。 世界的に膨れ上がる負債に対する利払いを堅持して通貨システムを維持するために増税・緊縮財政が拡大する。 財政政策が意義を失い数十年かけてセーフティネットや雇用の破壊が世界的に進行していく。 その結果、数十年後の世界は二極化した超格差社会になっているだろうね。
>>572 おまえは新聞を一切読んでないだろ。
レスの話の流れをまるっきり理解できてないぞ
日銀の買いオペなんて毎月何度も新聞に出てる日常業務。
それを日銀引き受けとは違うとか、経済スレでそんなアホなことをいちいち書くな。
こういうスレでイチから量的緩和を説明するのはあまりにもバカバカしいが、そもそも
日銀の国債買取りっていうのは、大昔からの日常的な業務なんだよ。
銀行では年金の支払なんかで、現金が必要なときが年に何度もあって、そのたびに
日銀が銀行から国債を買い取って現金を供給する。
そして現金の必要がなくなったら、銀行は逆に国債を買って金利をもらう。
そうやって、現金を回すのが日常業務なわけ。
で、量的緩和はそれをふやすと、銀行から先へも流れるかもしれないという理由で
行われるわけだが、ゼロ金利では、流れない。
銀行側は、次の資金の大量需要があっても、そのたびに国債を売却しないで現金で
もっちゃうわけ。
だから、日銀が買いとりを増やしても融資は増加しないしマネーサプライは増加しない。
じゃ、無限に日銀が買取りをできるかっていうと、日本国債には先物市場ってのがあって、
そこは、世界の経済の動きや、政府の財政政策、予算、税金、景気の動向、株の動向
なんかを織り込んで、国債の価格が1秒単位で動いている。
そして、日銀が買取りを50兆円までふくらませていった場合、世界の市場は、単なる量的緩和とは
みなさなくなる。
政府の税収が40兆円で、借金が44兆円で、借金を上回る買取りをやっていった場合には、
日本の財政政策がモラルハザードになるとみなされるわけ。
さらに、日銀のバランスシートが膨らむ。そこで政府の増税が遅れた場合などに、長期金利に
直接影響が出ちゃうんだよ。
国債は期間が長いからそれがすぐにおこるってわけじゃなくて、3−4年単位でってことだが。
こんなの、経済専門誌なんかを読めば年間100回くらい書いてあるだろ。
>>574 >日銀の買取りをふやすといっても、今の時点で新規国債44兆円に対して日銀の買取りは
40兆円まで膨らんでいる。新規国債全額を日銀が買取る必要が出るのも時間の問題。
↑そもそも、どこのどいつだよこんな駄文を書いたバカはw
借金を上回る再投資をやっても何も問題は起きない。再投資ではバランスシートは拡大しないのだから。
借金を超えるほどの勢いで毎年バランスシートが拡大していくというなら話は別だがw
ゼロ金利では資金が国内に回らず海外流れるのだから国内のマネーサプライが増えるはずがないわな。
>そして現金の必要がなくなったら、銀行は逆に国債を買って金利をもらう。
そうやって、現金を回すのが日常業務なわけ
不景気デフレを前提とした日常業務だろそれは。何一般化してんだよ。
いくら中央銀行が既発債を買入れて通貨供給してもインフレ期待が高ければ、
民間銀行は国債を買わないし借換えない。インフレ期待が低ければ国債を買うし借り換える。
好景気インフレ下では国債を買わずに、逆に売って貸出を増やしたりリスク資産を買い入れるんだよ。
あれだけ短期間にマネタリーベースを大量に増やした欧米は、増やす前より長期金利が低下している現実。インフレ期待が低下してるのだから当然だけどな。
>>574 お前は大方、格下げで米債利回りが急騰すると思い込んでたクチだろ。格下げでも利払いが保証されていてインフレ期待が低下すれば債券は買い込まれるんだよ。
実体経済を無視した過剰流動性相場でも株式と債券は逆相関で動くからな。トリプル安など有り得ない。
580 :
あ :2012/03/28(水) 22:31:06.48
>>574 R君は、「買いオペが日常的な業務…」でなく、その規模を維持してマイナス金利を実現するための政策が量的緩和と言いたいんだと思う。
日銀のバランスシートの規模を見ると2001〜2006まで同じ規模を維持してるのが分かるよ。
581 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 01:49:45.75
ここが笑う国債せぇるすまんRとその眷属の巣窟か 国債ステマ乙。
582 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 04:59:08.50
>>581 おまえさ、こんなとこまできて言うことないだろ
よっぽど恨みあるのか
やめとけ
583 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 05:04:33.04
でも眷属なんて言葉知ってるんだからなー 学がないわけでもないんだろう いやはや分からんもんだよ
このスレって、世間一般の常識と、このスレの中だけの常識が、とんでもなく 乖離しすぎだよ。 日本の通貨発行量の世の中の常識はこれだよ。 このスレの人たちって新聞すら読んでない人が多すぎ。 東短のチーフエコノミスト >「日銀はなぜFRBのように紙幣をばらまいてデフレ脱却を図らないか」という声をよく聞く。 >しかし、実際、日本国内の現金流通高はすでに異様なほどに大きい。 >国債決済銀行は、2010年末寺点の現金通貨高の名目GDPを集計している。 >日本 18.1% >スイス 9.9% >ユーロ圏 9.4% >米国 6.8% >カナダ 3.9% >だった。 >日本が圧倒的に大きい。11年末のGDP比率を推測すると、 >日本 19% >ユーロ圏 10% >米国 7% >程度だろう。 ---------中略-------- >日本では、現金は膨大に市中に存在しているのだが、それが有効に活用されていない >状況が続いている。 >日本の金融政策の問題は、資金供給量が足りないことにあるのではなく、ゼロ金利の >長期化などにより、大規模に発生している「流動性のわな」からいかにして抜け出すかにある。
誰でも知ってるよそんなことは。対GDPでは先進国中最大。でも円キャリーで海外に流れるからインフレにならない。 それどころかデフレだ。ゼロ金利下でいくらリフレしても効果はない。短期金利を高めに誘導して海外資本を呼び込まないとデフレ脱却は不可能。
ベースマネーを見るときも、リーマン・ショック後だけ切り取ったグラフを見て、
金を刷れば全部解決って、馬鹿が2ちゃんの中だけは多いが、世間の人たちが
見てるグラフは、これなんだよ。
ttp://livedoor.blogimg.jp/ikedanobuo/imgs/3/f/3fdc9463.gif そして日本の現実を知らなさ過ぎ。
日本の場合は、小泉政権時を考えてみ。借金は30兆円をめどにして、それを
数兆円越えると、公約を違反したと、野党からボロボロにたたかれた。
その後リーマン・ショックがおこり、100年に一度の危機だからと、借金をいっきに44兆円
まで増やした。
その後民主党政権になり、そのリーマン・ショックの借金が、基準になり44兆円の中なら、
いくらバラマキをやっても大丈夫、って議論に刷り変わり、3兆円の新幹線や、無駄だと
40年間も凍結された道路を作ることに決めて、次回増税する消費税の30年分を
使ってしまうスーパー堤防も、工事を始めた。
つまり、表面上は量的緩和という言葉を使っているが、現実には政府がばらまくための
国債の消化を助けるために、日銀が銀行が保有している古い国債を買い取って、新しい
国債を買わせる、いわばファイナンス政策になっちゃってるんだよ。
少なくとも世界はそう見ていて、政府が財政削減努力を放棄して、国債の買取りで
借換債を含めて175兆円の国債を、毎年発行していき、なおかつ政府の借金以上まで
買取りを増やしていった場合は、日本の財政政策が今後何年も続けられないと判断する。
世間の人達が心配してるのは、そのことであって、このスレの中と世間の常識がずれすぎ。
金融って、ものすごく狭い枠だけで見てるが、日本国債のレーティングも、政府の財政政策や
予算配分なんかと、必ずセットで扱ってるんだよ。
>>575 おまえは常識を知らなさすぎなんだよ。
量的緩和をするために国債を買取るわけだが、国債買取りには、新規国債や借換債を
消化するためって目的があるわけ。
だから、新しく増える借金の額と、買取り額が、いつも比較される。
日銀の買取りは、過去、ありとあらゆる材料をきっかけに、いつも増額され続けているんだよ。
リーマン・ショックのときは数字は覚えてないが、たしか月額1.4兆円から1.8兆円に増額し、
そのまま拡大したまま続いている。
これは年額だと21兆円。
さらにデフレ対策で資産買取り枠をどんどん増額して、これも月額1.5兆円までふくらませた。
で、結局新規借金44兆円で、日銀がそれを出す前に銀行から40兆円の国債を買取る。
銀行に現金が入るから、銀行は次の資金需要が起こったときに、新規の国債を買う。
つまり、究極の自転車操業になってるわけ。
だから、国会でこういう議論がなされてるわけ。新聞を読んでないのか??
>2012/03/27 14:51 日経速報ニュース
現在の金融緩和政策について「中央銀行が財政のファイナンスを目的として国債を
買っていると万が一思われると、どこかの段階で長期金利が上がってしまう」と指摘
した。「その場合は金融機関の資産内容にも大きな影響を与え、政府の財政、国債
発行金利にも影響を与え、経済活動にも影響を与える」と述べ、「その面での細心の注意が必要だ」と訴えた。
そして、過去長期金利が上がらなかったから、今後もずっと大丈夫ってやつがこのスレには
多いが、それは単なる馬鹿だよ。
一週間くらい国債市場のニュースを読んでみ。銀行の国債運用者の今後4ー5年後の予想を見てみ。
世の中では危機感を持ってない人はおらん。
それと、日銀が買取る国債は、今後はどんどん残存期間を伸ばさざるをえないから、バランスシートが
どんどん膨らむのはこれからだよ。
このスレって世間の常識とズレ過ぎ。
中央銀行に民間銀行の市場運用先を指定して強要する権限はない。民間銀行は不景気デフレだから新発債を買ったり、借り換えを行う。 中央銀行が民間銀行に国債を買わせるために資金供給してるわけじゃない。いくら中央銀行が民間銀行に資金供給しても好景気インフレなら民間銀行は国債を買わない。
>>586 その先進国最大の日本が円高デフレに陥っている。これが現実。金融市場は対GDP比ではなくてベースマネーの相対規模や内外金利差を見ている。
金を刷れば解決だなんて誰も言ってない。デフレ脱却には短期金利を高めを誘導して海外資本を呼び込むしかない。
格下げされてもデフォルトリスクが無くてインフレ期待が低下すれば、国債は安全資産として買い込まれて長期金利が低下する。これは米国債や日本国債見れば明らか。
>>586 『ゼロ金利政策を続ける限り円キャリーで海外に流れるため国内はインフレにならない。そのためインフレ期待が高まらず今後も長期金利は低水準で推移する』と言ってるだけだぜ?
リーマン後からキャリートレードが活発化している米欧でも
>>591 と同様の現象が観測されている。
>>590 米国債や日本国債が格下げされてもなお買われるのは、それに変わる投資が
ないからだよ。
逆に言うと、それに変わる投資ができてしまうと、売られる。
その場合、日本株は過去の推移からいっても、比率をふやすことができず、海外
債券や株は、為替リスクで、為替が落ち着かないと投資を増やせない。
それが現状なんだよ。
だから日本国債にとって一番怖いのは、日本国債に変わる投資対象が、世界にできること。
たとえばアメリカ経済が復活して成長軌道に載せた場合。
その場合は金利が上がり、ドル高になり、円安になるから、日本国債の金利が1%
だと、比率を減らす。
こういうスレだと、日本から全部逃げるわけないだろ、馬鹿、って書くやつがすぐに
いるんだが、市場ってのは、そんな極端には動かない。
まず、生保が海外債券の比率を3−5%ふやすとか、そういう変化がおこるんだよ。
そして年金という超巨大なとこが、投資比率を変えるのは、経済が変わったからすぐに
変えるってわけにはいかない。
翌年の投資比率の会議が何度もあって、1年後の比率をちょこっと変えて、それが
安定収益を出した場合に、3−4年後にさらに変わるっていうそういう変化。
じゃ、なんの問題もないよね、ってふつうは考えるが、日本の場合は累積借金が1100兆円
あって、金利上昇の影響をすぐに受ける。
さらに毎年の国債発行が膨大で、それを消化するために日銀が国債を銀行から買取ってる
状況。
そして銀行は、残存期間の長い国債を保有すると何があるか分からないから、どんどん国債の
期間を短縮させて、本来国債の主流は10年間なのに、メガバンクでは3年まで短縮中。
そういう中で、運用の3−4%の変化が起こっただけでも、国債市場は動いちゃうんだよ。
こんなの国債のニュースを毎日見てたら、だれでもふつうにわかるあたりまえのこと。
このスレって経済の入門書を一冊だけ読んで経済を知ったような知ったかが多すぎ。
594 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 07:21:40.86
>>593 金利上昇すれば、国債は旨味ある投資先になります
つまり、上昇しても、破綻には至るような上昇は起きない、と思われます
595 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 07:35:11.19
>>596 短期金利が資本流出入を司ることは60年代から知られている。その理論を応用した最たる例が90年代の『強いドル政策』だったわけだ。
>>594 海外投融資が活発化しても資本流出では国内でインフレ期待が起きないため債券売りが限られ長期金利が低水準で推移する。
これはバブル崩壊以降の日本やリーマン後の欧米で観測されている普遍的な現象。いわば超低金利政策の副作用。
資源国通貨やユーロを推してる時点で新聞君は頭が悪い。今後、中期的に有望なのは米ドルだけだよ。何でもかんでも国際分散投資すりゃいいってもんじゃないから(笑)
600 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 09:06:33.82
(↑もしかしてボケた?一応突っ込んどきます) おまいは、ワロタンかよ!!
601 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 09:45:32.42
破綻論者は、「管理通貨制度」と「利払い」で、このスレのキーワード検索してみてください。
主要国(経済大国)債券の役割が、現在の管理通貨制度において、本質的にどのようなものか。
>>573 >世界的に膨れ上がる負債に対する利払いを堅持して通貨システムを維持するために増税・緊縮財政が拡大する。
>財政政策が意義を失い数十年かけてセーフティネットや雇用の破壊が世界的に進行していく。
>その結果、数十年後の世界は二極化した超格差社会になっているだろうね。
>>410 >循環する度に格差が拡大するだけで崩壊はしない。主要国が債務利払い不能に陥らない限り、現行の経済システムは崩壊しないよ。
日本を含む主要国債務が、管理通貨制度そのものの破綻まで、拡大が続くということ、
債券が管理通貨制度で重要な役目を担っているということ、
そして、現状の通貨システムがほころぶのは、数十年以上先であろうこと。
ここで論じている方は、日本国債の安全だけを論じているのではなく、管理通貨制度そのものを論じています。
日本の債務拡大も、日本の国内事情が要因というより、
グローバル経済の大きな潮流における結果にすぎない側面があるということです。
新聞やニュースの狭い視点ではないということは、スレタイに込めたつもりなのですが。
>>600 海外投資を否定しているわけではない。ただ、海外投資を盲信するとキャリートレードの巻き戻しによって最終的に大火傷をする。
>>593 お前は日欧米から新興国・資源国に向かって莫大な海外投融資が行われてる現状を知らないのか?
資本流出している国では内需が停滞してインフレ期待が起こらず債券売りが限られて長期金利が低水準で推移する。
新聞や経済誌で新興国投資・資源国通貨・商品を推してる記事を年間100回(笑)ぐらい見る。今後は有り得ない選択肢。
>>593 量的緩和観測が高まると政策ターゲットである短期債中心に民間銀行から買いが入るのは当たり前。
PIMCOが追加緩和を期待して米国債・MBSを買入れた投資行動と同じようなもの。
>『ゼロ金利政策を続ける限り円キャリーで海外に流れるため国内はインフレに >ならない。そのためインフレ期待が高まらず今後も長期金利は低水準で推移 >する』と言ってるだけだぜ? それは国債を無限に刷れるという前提にたってるからそう思うだけ。 長期円安トレンド、つまり国債の年限だから5年単位とかそういうスケールでだが、 その場合に、ふつうに円キャリーで海外債券に流れた場合、国内ではインフレはおきない。 しかし、世間が心配してるのは、そんなことではない。 毎年44兆円の借金が積み上がっていて、累積で1100兆円の借金がたまり、たった1%の 金利上昇で、金融機関に7兆円の損失が生まれて、政府の財政が利払いで逼迫するって 状況の中でおこるってこと。 その中で政治の混乱なんかで増税が遅れた場合、金利は上昇するし、その上昇がさらに 財政を圧迫するって状況。 さらに数年後には減少しつつある個人資産で国債をカバーすることができずに、さらに 年金の支払で年金の運用期間は、何兆円もの国債を売る。 そういう中で、あと3−5年後にアメリカ景気が回復し、欧州に強い財務機構ができたり してドルとユーロが強くなった場合、国内にインフレ期待がおこらなくても、国債の需給悪化に よって、長期金利が上がる可能性が高いのは、あたりまえ。 逆に長期金利が5年後も上がる可能性がないって言ってるやつってだれかいるのか? もしいたら、日本国債には、大きく変動したら損するけど、変動しなかったら大儲けっていう オプションもあって、そういうポジを取れるから、借金して投資をしてみ。 このスレって世間の常識を無視しすぎ。
2ちゃんに一番よくいるタイプが経済の入門書を一冊だけ読んで、 「おれは金利のしくみがわかった。上がることは絶対ない」 って言ってる馬鹿。 国債マーケットってのは、毎日売買されてて、上がるか下がるかだけでなく、 大きく上がった場合、大きく下がる場合などでも利益を出すことができる。 もし国債の予想が当たったら大儲けできる市場なんだよ。 それで彼らが見てるニュースってのは、日米金利だけでなく、為替はもちろん ギリシャの動向、欧州の動向、南欧の動向、日本の政治、予算配分、 増税の進展、アメリカの雇用や住宅統計、新興国の景気とか、そういった 膨大なニュースを見て判断する。 それでも当たらないのが市場。 株と債券は株はパラレルな関係になることも多く、株が上がったら債券が売られる 場合が多く、株が下がると買われる場合が多い。 つまり、債券を当てるには、株の上下も当てないといけないわけ。 年初には日経なんかに一流アナリストのマーケットの予想が載るが、それが どのくらい外して、当たるもんでないことはだれでも知ってるよね。 つまり、株の予想がそのくらいブレるのはあたりまえで、同時に債券の予想も外れまくる。 そんなもんなんだよ。 たとえばノーベル経済学者が2人もいて、ロシア債券がデフォルトする確率が、何万年に 一度くらいしか絶対におこりえない、って判断で債券を買い、結果として外して世界の 危機になりかけたってこともある。 そんなもんなんだよ。債券も不確定要素がかなり高く、日本国債だって過去小渕 政権時代にサーキットブレークで売買停止になったことがあるんだが、それも予想してた人 なんか一人もいない。
608 :
あ :2012/03/29(木) 12:29:06.21
新聞君か。良い論客だ。
>>586 >
ttp://livedoor.blogimg.jp/ikedanobuo/imgs/3/f/3fdc9463.gif これだとリーマン以降に一気にベースマネーを増やしたように見えるけど、対米輸出減少による日本のGDPの低下率を考慮しないと。
日銀のベースマネーは量的緩和政策を解除してから減少。リーマンショック後に増加させた事は事実だけど、量的緩和期の水準に届いちゃいない。
それに、景気停滞局面では財政政策と金融政策をセットで行うのはマクロ経済を知っていれば常識。2011年の急増は東日本大震災が原因。
>175兆円の国債
これは既発債だけでなく、東日本大震災の復興債も増えているね。
建設業関連の息のかかった奴らがどさくさに紛れて、以前は通らなかった公共事業を通しているのは事実だと思うけどね、ちょっと行きすぎ。公共事業関連費は民主党政権になって小泉時代よりも更に抑えられた訳なんだけど、新聞君が例に挙げているのは公共事業関連だけだね。
国の財政支出をバラマキと言うがね、国債発行総額が増加に転じた2008年、グローバル バブルが弾けて好調だった輸出業が打撃を受けた訳なんだけど、それにも関わらず財政支出という「バラマキ」を抑えて静観しろと?リーマンショックから立ち直ったのは
エコポイント政策や自動車買い替え策などの財政支出と中国へ向けた輸出増だよ。
>>607 海外投融資が増えても国内でインフレ期待が起きなきゃ債券売りも限られるため長期金利は低水準で推移する。バブル崩壊後の日本やリーマン後の欧米を見ればアホでもわかること。
誰も長期金利が上がらないなどとは言ってない。インフレ期待が起きないから長期金利だけが一方的に大きく上昇することはないと言ってるの。
610 :
あ :2012/03/29(木) 12:53:54.96
あ、論点は「中央銀行による財政ファイナンス」「金利の動向」「インフレの動向」か。失礼。
ドル高のせいで固定相場を維持するために外貨準備が尽きてデフォルトしたロシアを例に出してる時点で頭がおかしい。 そのロシアにしてもドル安のおかけで2000年以降は資金流入で好景気に沸いている。なぜ長期円安トレンドを前提として語るのか理解できない。 欧米の好景気が今後、数十年続くとでも思ってるのか?。どんな好景気でも最長10年程度しか続かない。不景気になれば金融緩和やるから再び円高に押し戻されるんだよ。
長期(数十年単位)でのドル安トレンドは崩れない。金とドルの兌換を停止した時点でこれは決まったようなものだ。 資本移動によって今後、何回かドル高局面があっても長期では完全にドル安だ。長期円安トレンドなんかならねーよ。
キャリートレードによってトリプル安に陥った事例は世界各国の金融史上、1つたりとも存在しない。これが現実だ。
新聞君は財政破綻を信じて外貨(ユーロ・資源国通貨)と商品で相当ポジってるんだろうな。可哀想に。
>>606 無限に発行できるなど誰も言ってない。利払い可能な限り発行できると言っている。『通貨発行権』と『徴税権』がある限りデフォルトしない。
>>606 ポートフォリオは円預金45%・円債(国債・MRF)20%・国内不動産30%・外債5%。
外債はUSDMMF(平均76.9円×50枚)のみ。来年以降、円債を減らして米国株を5%ほど買う予定。これぐらいシンプルで上等なんだよ。
ユーロ・資源国通貨・人民元を推してる時点で新聞君は信用できない。新聞は見えても資金の流れは見えないようだな。
>>596 キャリートレードは短期資金で行われている。10年先の内外金利差なんて予測不可能だから。
10年以上の長期資金でキャリートレードやるようなバカはいない。完全に博打だからこれでは。
小渕時代にしても金融危機の中で特大の財政政策を打ち出せば、期待インフレ率が高まって債券から株式へのリバランスが進むのは当然だろうが。
620 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 19:22:30.46
小渕時代国内株式よく上がってるしね。
>>612 > 長期(数十年単位)でのドル安トレンドは崩れない。
ほうーー。
じゃ、ドル売り円買いを、全力でやればだれでも大金持ちだな。
超単純な指標で、為替の予想ができるんだったら、ファンドにはプログラマーに
何千万円の給料を払ってるんだから、どこのファンドも運用がプラスになりまくりだな。
こういうやつが典型的な経済の入門書を一冊だけ読んで、そこに書いてある2−3個の
数式を覚えて、それで株と債券と為替の動きが全部分かるとおもってる、トンチンカン。
>>612 どちらが正しいか5年後にはわかるよ。まぁ、欧州通貨・新興国通貨・資源国通貨・商品をポジっちゃうようなバカは年内に消えると思うけどねー
623 :
622 :2012/03/29(木) 19:45:29.94
失礼。
>>621 宛。ユーロ・人民元・資源国通貨を推してる時点で有り得ない。
>キャリートレードによってトリプル安 このスレの過去にキャリートレードでトリプル安になるなんて書き込みは一個もないんだが。 キャリートレードが発生する条件ってだれでも分かるだろ。 ○円安トレンドが長期間続く可能性が高い場合に、円を売って外貨を買う ○円安トレンドで、なおかつ通貨が余っている状態だから株高になる場合が多い。 ○日本の金利より海外の金利が高いか、もしくは海外株がずっと上がっている国がある。 円安が長期間続く場合、言い換えるとドル高、ユーロ高が長期間続く場合の メカニズムは、そういうメカニズムじゃないよ。それは平常時のメカニズム。 こういうスレって超単純な金利差とか通貨とかしか見ないが、金融っていうのは複合なわけ。 でも実際に金利が動く要因は政治もかなり大きく、欧米の経済がどうなるかだけでも日本の 金利は大きく動く。あたりまえだけど。 しかも日本の国債需給が今後4−5年でかなり変化することはだれでも知ってるよね。 これから年金の支払いや、老齢化での貯金の減少、団塊世代の貯金の取り崩しなどで、 銀行や郵貯、生保は国債を減少させる可能性が、日本全体でおこるわけ。 一方政治のほうはバラマキを継続し、公共投資は減っていても、特別会計に山のように 公共事業を潜り込みさせて、実質は超バラマキ政治になっている。 そういう中で、欧米の通貨高がもし起こったとしたら、単なる円きゃりーにならないんだよ。 毎年発行する膨大な国債の消化自体が困難になっていき、金利が上下するようになる。 そうするとマーケットが不安になり、国債の投資でも残存期間をどんどん減らしていくんだよ。 一般的な国債が10年債なのに、今現在メガバンクが保有する国債の残存期間をどの くらいに変えてきたか知ってるやついるか? もう3年程度まで減らしてるわけ。将来の需給をおりこんできてるんだよ。 そういう環境の中で、長期ドル高、ユーロ高が起こったら、馬鹿でも外債投資をふやすわ。 自分で投資をやったことないやつは、大半が今のトレンドが永遠に続くと思う。今が超低金利、 国債バブル、円高、ドル安、ユーロ安、中国株の低迷、インド株の下落っていってもそれが 永遠に続かないのはだれでも分かるだろ。
>ユーロ・人民元・資源国通貨を推してる時点で有り得ない。 そんなことどこにも書いてないぞ。何と戦ってるんだ?
>一般的な国債が10年債なのに、今現在メガバンクが保有する国債の残存期間をどのくらいに変えてきたか知ってるやついるか?
>>596
こういうスレって経済の入門書を一冊読むと、これから5年後の為替の動きと、 金利の動きが断言できるとおもってる時点で、現実をしらないニートだとまるわかり。 経済学者で通貨に投資して大儲けした人なんて聞いたことないだろ? 金利を当てるってことは、債券の価格を当てるってことと同じで、なおかつ、債券と アービトラージで売買される株の動きも同時に当てるってこととイコールになる。 経済学者でそういうのを当てたやついるか? リーマン・ショックみたいな巨大な変動も経済学者は予想すらできず、現実に 予想が当たったのは、ゴールドマンサックスと、アメリカのヘッジファンドだけ。 何万年に一度しかおこらない債券の変動を間違えてヘッジ・ファンドを破たんしたのは 世界トップの2人のノーベル賞経済学者。 為替や株、債券の過去の時点の今の予想を見てみ。 当ててるアナリストなんかほとんどいないんだから。 もし当てられたら、金利の変動幅が少なくなるオプションに投資をしたら大儲けだし、 株のオプションでも大儲け。 でも、経済のしくみや、変動要因が、世界中に何百もあると知ってる人は、そんな 経済の理論で投資なんかは絶対にしない。 過去予測できないことが、山のように起こってるからね。 で、当然今後もおこる。日本株でも中国株でも、債券にとっても。
629 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/29(木) 20:04:48.06
>>628 屁理屈はいいからポートフォリオ晒してみな。
630 :
あ :2012/03/29(木) 21:23:51.28
>>624 新聞君の「誰でも分かる」の基準はずいぶん高いな。
>日本の国債需給が今後4−5年でかなり変化
債務残高が個人の預金総額を超える事を言っているのかな。
これは日本が保有する対外資産を無視しているから、変化するかどうかは俺には分からん。
メガバンクが短期債を増やしているのは日銀の資産買い入れが短期債が中心で、値上がり益目的だと思うけど。
資産買い入れ基金では短期債の残高が一番多くて、中期は長期に借り換えされている。
>特別会計に山のように公共事業を潜り込みさせて
特別会計の大半は国債償還費と社会保障費だよ。混ぜるとしたら地方交付税交付金、国庫支出金くらいしか無いけど、新聞君の言う「公共事業」って何の事?
国債金利についてだけど、問題は金融機関がどう評価するかなんだよな。
去年の米国債ショックにしても格下げされても市場では安全資産と評価されていたし。
短期で売買してる金融機関の考えにはサッパリ追いつけん。
631 :
あ :2012/03/29(木) 21:29:12.72
>>627 国債の金利をコントロールして、強いドル政策により双子の赤字を資本流入でファイナンスしようとしたのが米国。
そのために金融自由化が推し進められて、米国の好景気が引き起こされた訳で。
バブルをコントロールして小さい内に潰そうってのがサブプライム以前のFRBの論調だよ。
金利の予想ってのは各国中央銀行の金融政策を読むもの。
ファンドが研究開発してるのは短期のテクニカル投資でしょ。
リーマンは予想可能か否かでなく、中央銀行からの資産買取を受けられないファンドを救うか否かってのが問題じゃなかったか。結局AIG生命は無事でリーマンは潰された。
それで慌ててファンドは投資銀行に移行した、って経緯じゃなかったか。
サブプライムは金融派生商品が複雑で規模が分からないってだけで、住宅価格の下落に対しては予想できていたと思った。
なんか国際金融をギャンブルかのように言っているけど、各国の資本をどうやって国内に流入させるかを各国の金融当局は考えているんだけど。
債券の株式化を一国をあげて成し遂げたのが2000年代の米国じゃないか。
632 :
あ :2012/03/29(木) 22:49:07.00
レスを読み返していたら、R君が入門書一冊で経済を語る阿呆だって??それは腹が立つ言い方だな。 R君の知識が入門書一冊で手に入るなら10万以上でも買うから、良い本を教えてくれよ。 岩田氏や池尾氏の金融入門、日経入門ゼミナール読んだが追いつけねーぞ。金融読本にも載ってねーぞ。クルーグマンのミクマクにもねーぞ。 つーかね、資本移動の詳しい工程が載ってる本自体が少ないんだわ。 マジで分かりやすいテキストがあれば教えて欲しい。R君と似たような資本移動の理論は研究機関のレポートや論文で見かけるけど具体的な中身の解説が無いんだよ。 日本で貨幣方程式が成り立たないのはなぜか、日銀が供給した資本はどこで眠っているのか、何故貿易赤字を垂れ流す米国が強いドル政策をとれたのか。R君の解説ですべて説明がつく。 これらは80年代、90年代世界の「常識」では説明できない事だぞ。
このスレって世間であたりまえのことを書いても、そんな現実はないとか、世間とのギャップが
大きすぎだよ。
これが正しいってわけではないが、こういう見方も当然あり、銀行の内部では経営に深刻な
影響を与えるから、今から対処をやっている。
>【第10回】 2012年3月15日
>野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
>景気回復すれば国債が暴落するという悪夢
>5大銀行グループで、2011年4〜12月の実質業務純益が2兆4565億円であったが、そのうち国債等
売買利益が6410億円を占めていた。三菱UFJフィナンシャルグループの場合、実質業務純益が9279
億円のうち、国債等売買利益が2800億円を占めた。
誰が銀行から国債を買ったのか? それは日銀である。これが、上で述べた「包括的な金融緩和政
策」に他ならない。
日銀は、物価上昇を目途としており、それが達成されるまで、この政策を続けることができる。物価上
昇目的は達成できるはずはないので、何時までも維持できることになる。財政当局にとって、インフレタ
ーゲット論者の存在は、国債の貨幣化を続けるために、誠に都合がよいわけだ。
>では、このメカニズムはどこまで続けられるだろうか?
これまでは、金利が低下してきたから、銀行は国債を売ればキャピタルゲインを得られた。そのため、
日銀が買うことができた。それによって国債の需給条件が好転し、金利がさらに低下する。こうして大量の
国債発行が、大きな問題を起こすことなく推移してきたのだ。
ところが、いったん金利上昇局面に入ると、事態は逆になる。なぜなら、銀行が国債を売れば、キャピタ
ルロスを被るからだ。日銀が買い上げようとしても、損失が発生するから銀行は国債を売らず、償還まで
持ち続けることになる。
銀行が保有する国債は大量なので、これは、深刻な問題となる。
http://diamond.jp/articles/-/16603?page=4
いちいちこんなことを書くのもバカバカしいから、適当にネットの一部の見方をコピペする。 >メガバンクが保有している国債の平均残存期間は4年前と比べて3.5年から2.6年 >と短くなっている。それほどに償還期限の短い国債にシフトして国家破産のリスクを減らそ >うとしているようだ。今のところ国債の保有額は増えているが、これももはや限界に近づいて >きていて銀行はやがて減らす傾向にシフトするようになる。 > 巨額減損処理のリスクをこれ以上民間の銀行が抱え込むのは実質難しいのだから当 >然だろう。金利が1%上昇するだけで利益を4行だけで1兆円毀損する。これが2%上昇 >なら2兆円の損となる。もちろん預金金利の上昇が遅れれば損失の発生はある程度抑え >られる。問題なのは減損処理した時だ。預金金利が上昇すれば減損処理することを迫ら >れる。1%の金利上昇なら自己資本比率(Tier1)の減少は1.4%だからそれほど問題 >はないが、これが3%以上上昇となれば増資では間に合わずに破綻することも十分に有り得る。 >そのリスクを減らすために残存期間を短くしている。
>>633 >>634 早く財政破綻とやらを想定した自慢のポートフォリオ晒せ。取得単価と数量まで全部書けよ。
>>633 >>634 トリプル安でなければ何も問題がない。円キャリーが活発化しても期待インフレ率が低ければ金利上昇は限られる。
>>630 たとえば事業仕分けで、超巨額な無駄だと指摘されて廃止になった日本全国の
膨大な山の中の農道。
北海道から九州まで使われない山の上に張り巡らす。
もちろん、これは経済効果がゼロということで、廃止になった。予算も廃止。
国民はいまだに廃止になったままだと思っている。
でも工事はとっくに再開されてるんよ。いまでも工事をやってる。
交付金に入れて地方につくらせたってこと。地方の土建票のためにね。
林野庁がこれから整備しようとしている,日本全国の膨大な林道は一般会計には
わずかには入ってこない。でもさまざまな補助金なんかが特別会計に積み立てられて
そこが財源になる。農水省が使う天文学的な農業の補助金も同様。
公共投資だけでなく、小泉政権時代には借金が30兆円を越えたというだけで大問題
として国会で追求されたが、その後に高校無料化や、農家の所得保障なんかのバラマキも
いまだに続けたまま。
40年凍結した道路なんかもどんどん復活。
一般会計にはちょっとしか入ってこないが、事実上政府の負担も大きかった過去の新幹線の
収益なんかも、震災復興には使われずに、3兆円もかけて、北海道や北陸の乗客がいない
閑散地区に回される。
そして既存の鉄道が壊滅すると、地方がそれに変わる足を予算から作るわけでこれも最終的には
国民負担。
表に出てこないバラマキってのはものすごい勢いで増え続けてるよ。
スーパー林道なんか、今後増税をしても、増税で増える分の30年分を使ってしまうが、それも
民主党が工事は再開させたんだよ。
>>637 あ、自己レス。訂正。
スーパー林道 × → スーパー堤防
量的緩和が解除されてた金融危機前(2008年)に比べて平均残存期間が短くなるのは当然だろ。 中銀が量的緩和で短期債を買うというコンセンサスが生まれて、民間銀行が短期債にシフトする。
>>639 『行間君』が書くとわけわかんなくなるから、レスしないでね。
641 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 07:08:47.96
>>640 御託はいいから、さっさとポートフォリオ晒せ。それとも単なる論客で投資は完全にバーチャか?
銀行の国債部門は金利のゼロコンマ1%の動きでも利益が大きく変わる。 そのため、銀行内部ではさまざまなシミュレーションをやっている。 ちょっと前に東京三菱のレポートを朝日新聞が取り上げて話題になったが、ああいうのって 銀行内部では日常的な業務としてふつうに分析している。あたりまえだけど。 実際にはもっとこまない数字が入ったレポートがいくらでもあるよ。 とくに国債ってのは株と同じで、時々パニックがおこる。日本国債先物市場のメインの プレーヤーは外国人でしかもCTAや裁定業社の運用がかなりでかい。 しかも、市場の全員が考えてることと逆のことをやって儲けようとする人もいるわけで、 経済の統計の2−3個だけ見てれば、将来の金利が予想できるって思うのは、単に 世間をしらないニート経済論。 2012年2月2日 朝日新聞 数年後の国債急落を想定 三菱UFJ銀が危機シナリオ 銀行最大手の三菱東京UFJ銀行が日本国債の価格急落に備えた「危機管理 計画」を初めて作ったことがわかった。数年後に価格が急落(金利が急騰)して金利 が数%にはね上がり、損を少なくするために短期間に数兆円の国債を売らざるを得 なくなることもある、としている。国債の有力な買い手がいよいよ「急落シナリオ」を想 定し始めた。 日本政府の借金総額は約1千兆円あり、このうち国債を発行して投資家から借 りているのは約750兆円(昨年9月末時点、日本銀行調べ)。国債の9割超は国 内で買われ、4割を銀行が持っている。とくに三菱東京UFJはゆうちょ銀行を除いて 最大の約42兆円を持ち、国債を売買する債券市場への影響力が大きい。 計画は昨年末にまとまった。日本の経済成長率や経常収支、為替など30指標 をチェックし、国債急落につながる変化があれば損失を軽くするために売却などの対応 をとる。
悪い経済指標が出ると期待インフレ率が低下し、債券が買い込まれて長期金利が低下するという現実。新聞より現実見なきゃ
新聞君はポートフォリオすら晒せんのかね。新聞が全て正しいと思うなら自己資金で実践することだよ。5年後にはわかるのだろう?
645 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 07:29:39.47
新聞君。
>>642 お前が言う財政破綻とやらを想定したポートフォリオを早く晒せ。
取得単価と数量まで全て書けよ。それぐらいできるだろ?
本気で海外景気回復が原因で国家破綻すると思っているのなら、
外貨建てリスク資産や商品を全力買いして国債を空売りすればいいだけだろ。
新聞や経済レポートは参考程度にはしているが、それを真に受けて投資したことはない。
個人的に財政破綻は無いと思っているし、次の資産バブルは米国だと思っている。
その考えに基づいてポートフォリオを組んでいる。
現在は円預金45%(普通・定期・タンス)、円債(MRF・短期国債)20%、国内不動産30%、外債(USDMMF)5%
外債はUSDMMF(平均76.9円×50枚)のみ。USDMMFは今後も随時買い増ししていく予定。
来年以降、米国株への中期投資(数年程度)を予定している。
国内不動産は単に相続で引き継いだものだから破綻対策で所持しているわけではない。
円債は証券口座で所有している。銀行預金と違って分別管理されているためペイオフリスクが無い。
ただし、MRFには可能性が極めて低いながら元本割れリスクがある(過去元本割れしたことはないが)。
そのため、元本保証の短期国債と併用してリスク分散しているというだけの話。
この証券口座の資金を使ってUSDMMFや米国株に今後数年かけて更に投資していく予定だ。
5年後の目標は円預金45%、円債(短期国債・MRF)10%、国内不動産30%、外債(USDMMF)10%、米国株5%。
今後もこの投資方針から変えるつもりもないし、主要国債(日米英独仏債)のデフォルトは無いと思っている。
新聞記事や経済レポートが全て正しいと思うなら自己資金でその通り実践して結果を出してみろ。
正しければ5年後お前は億万長者で尊敬される。間違っていればお前は大損こいた挙句に笑い者。
それだけの話だろ。
単に新聞記事や経済レポートを引用して危機を煽るだけならアホでもできるんだよ。 破綻スレでは日常的に行われていることだ。そいつらと新聞君は同レベルなわけ。 新聞記事や経済レポートが全て正しいと思うなら自己資金でその通り実践して結果を出してみろ。
648 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 09:25:25.22
>>640 このスレは、あなたの指す『行間君』のレスをまとめているスレです。せっかくスレに来たのだから、
>>1 からよく読んでみてください。
新聞君はやたら小渕時代のサーキットブレイクを強調しているが、
あの時には国内不良債権問題に加えて海外ではアジア通貨危機やロシア危機もあったし、
期待インフレ率が著しく低下して債券への一極集中投資が起きている。
そんな中、特大の財政政策を打ち出せば期待インフレ率が上昇して、債券から株式へのリバランスが進むのは当たり前。
リーマン後の欧米でも景気対策が打ち出されてから期待インフレ率が上昇して長期金利が急騰している。
いずれの債券ショックに前後して必ず株高が起きてるんだよ
>>505 。こんなもん世界中で見られる普遍的な現象だぞw
屁理屈はいいから、さっさとポートフォリオ晒せ。
>>646 >
>>642 > お前が言う財政破綻とやらを想定したポートフォリオを早く晒せ。
おまえは読解力がほんとにないな。っていうか理解できてないだろ。
おれは、いままで破たんなんて書いたことは一度もない。
原理で考えればだれでも分かるだろ。
長期金利が上昇し、金利の利払いで予算を組むのに、借金を何十兆円も増やさなくちゃ
ならなくなった場合は、政府と日銀が、国債の買取りや、ツイストオペなんかをやって
金利を下げようとする。
それでも下がらない場合には、簡単なんだよ。
公務員の人権費を20%カットして、福祉予算切り詰め、社会保障予算切り捨て。
予算を縮小しても、金利上昇が続いた場合には、増税をやって下げるんだよ。
つまり、破たんはしない。
その変わり増税や国家予算の縮小で景気停滞がくるってだけの話。
>>649 とにかく、おまえは書くなよ。
基本的な国債や金利のしくみを理解してないから、そもそも書いてることを理解して
すらいない。
新聞や経済雑誌なんかを読んでたら、世界の人が全部間違ってて、正しいのは
自分だけ、っておもってるんだろ?
652 :
646 :2012/03/30(金) 13:52:04.99
>>650 こちらも同様の理由で財政破綻は無いと主張してるのだが。人の主張を丸々パクるなクズが。さっさとポートフォリオ晒せ。
653 :
646 :2012/03/30(金) 14:04:05.65
中銀が買いオペして、緊縮財政・増税を断行するから財政破綻は有り得ないと何回も言っている。 新聞バカは読解力ゼロかよ。
654 :
646 :2012/03/30(金) 14:29:41.68
>>653 その結果、国民負担が増えるが通貨システムは維持されるため資産家有利は変わらず、格差拡大で二極化していくとも言った。
655 :
646 :2012/03/30(金) 14:47:55.45
新聞バカは何でポートフォリオを晒さないの?。貧乏過ぎて預金すらないとか?。そんなヤツが新聞や経済レポート読む必要ないよ。何しても無駄だから。
>>630 >日本の国債需給が今後4−5年でかなり変化
逆に言って日本国債が買われる条件が今、どのくらいあるかってことから言うと
とてつもなく多くて、今がマックス状態。 日本国債が買われる条件がすべて揃ってる
↓
○日本がデフレで企業の資金需要がない。だから銀行の資金は国債へ向かう。
○日銀が買い取ってくれるから、資金需要の直前まで国債を持っていても困らない。
○日本株が上がったとは言っても、2000年に比べても半分以下。事実上、機関投資家は
株の比率を縮小するしかなく、世界最大の日本株の機関投資家のGPIFの日本株運用
比率は11%程度まで半減。(国債は66%)
○アメリカは言わずもがな、ドル大量印刷で自国の借金を海外に転嫁。QE3をやるかも
してないから米国債は買えない。
○欧州も言わずもがなで、景気低迷中。その低迷が中国へも影響をあたえ、中国も低迷。
○数年まで急騰していた新興国株が、ドル安政策でインフレ懸念で超低迷で資金が逃げた。
○ブラジル、豪州の高金利通貨も、かつては膨大な債券が買われたが、いまではインフレ
懸念で資金が逃げた。
○日銀がリーマンショック以降に買い入れを増やし、いまでは40兆円も買取中。
毎月膨大に買い取るから、銀行は国債でノーリスクで大儲け。
つまり、今の日本国債は買われる条件をすべてみたしていて日本国債の需要のマックス。
これから、アメリカが回復し、欧州も新システムを何年かかかって構築し、欧州経済の回復で、
中国の景気も回復すると、中国株も上がり、さらに資源価格も上がる。
当然、豪州やブラジルなど資源国の通貨が高くなる。ドルもユーロも高くなる。
そうなると、今と正反対で、日本国債が売られる要因が揃っちゃうってこと。
アメリカ債券、資源国債券、新興国株、アメリカ株、欧州債券、欧州株とかね。
そういう運用比率がたった5%変わるだけでも大きい需給の変化。
そしてさらに、日本の借金が個人資産の上限に近くなってること、老齢化の加速で預金
の取り崩しによる国債売りや、年金や生保の受け取りによる国債の売りも増加してくるってことが重なる。
個人の収入減少での預金の減少も需給を悪化させる。
そういうのが何年か後にセットでおこるわけ。
2ちゃんのスレって全部、超極端に解釈することが多いから、じゃ、日本国債が 売られて破たんなんだろ、って言うやつが出てくるだろうが、機関投資家の 運用っていうのは、手続きがいっぱいあって、いっきに変わらない。 アメリカ経済が復活し、ドル安が止まったら、米国債を5%ふやすとか、そういうレベル。 日本国債だって、米国債やドイツ債や豪ドル債券なんかが有利になったからといって 一気に変わるわけでもない。 アロケーションをちょっとづついじって、リスク資産の分配をやる。 ただ日本では日銀の買取りも今は膨れ上がり、個人資産の上限も近く、予算の半分 以上が借金になってたり、過去の借金が1200兆円にあと数ヶ月で到達する状況。 そういう状況の中で、アメリカ景気やアメリカドルが回復するだけでも、日本国債にとっては、 とんでもない怖いこと。 ユーロの回復も超怖いこと。 さらに日本の景気が回復して長期金利が上がるだけでも銀行が大損失を抱える状況で、 そういう中で、世界の景気回復がおこると、けっこう致命的。 もちろん、世界景気の回復で、日本の経済も成長しちゃえば問題ないが、それができるか どうかだよね。 ソニーやシャープの株価は30年前の水準まで戻っていて、日本の産業構造は古い、 土建業や農業の人口が極端に多くて、世界を相手に戦える産業がけっこう少ない。
658 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 17:31:02.02
ポートフォリオも晒せないようなクズはここに書き込むな。
659 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 17:57:43.26
>>657 あまり前だけど理屈だけでは誰も納得しない。ポジ晒して結果で示さないとね。
660 :
あ :2012/03/30(金) 18:23:32.86
>>650 両方とも結論同じかい。
ってか会話がお互いにかみ合ってないけど何なのコレ。
Rくんはもう居なさそうだけど、とうとう消費税が通ってしまったな。 日本はアメリカが1930年代に失敗した3つのうち 増税・金融引き締め政策に突入、これでこの先アメリカがボルカー法案を通したら 嫌でも金利が上昇してしまうから 増税・金融財政引き締め・金利上昇の3つの破壊がセットになってしまう。 この状況でボルカーショックが起きれば極度の格差と福祉の崩壊や 小さな金融は軒並み倒れてしまうんじゃねーのかな。 恐ろししや。
この方、金スレのボルカー君とは別人だよね?だから何ってわけじゃないけどさ。 R君金スレに戻っておいでよ。 君にとって面白いスレでなくなったのはわかるけど、ここの議論も不毛じゃないかい?
663 :
あ :2012/03/30(金) 19:05:44.70
読み返したらレッベルたっけぇな! お互い自分の頭で構築された世界で話をしてるから、話が逸れたら意味が分からなくなるって感じか? こりゃお互い、埒が明かないって思ってるだろうな。 焦点は、日銀の国債買取がどこまで可能かって事。ってか前例が無いから結論出ないんじゃないの?
>>662 わかった。このスレは金スレ以上に不毛になるから廃棄したほうがいいと思う。建てて頂いた方には非常に申し訳ないが。よろしいか?
665 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 19:11:17.65
>>656 良ければ、過去レス読んでください。
わざわざレスを集めているのは、著名アナリストや経済学者よりもはるかに価値のある持論が展開されているからです。
>これから、アメリカが回復し、欧州も新システムを何年かかかって構築し、欧州経済の回復で、
>中国の景気も回復すると、中国株も上がり、さらに資源価格も上がる。
>当然、豪州やブラジルなど資源国の通貨が高くなる。ドルもユーロも高くなる。
資源に対する幻想も、作られたものです。
>>3 で資源バブル崩壊予測を、
>>400 で氏の持論であるドルサイクル論を貼っています。
666 :
646 :2012/03/30(金) 19:11:22.53
>>663 理屈では不毛だから互いにポジを晒して長期的に結果で比較したほうがいいと思ったのだけどね。
667 :
あ :2012/03/30(金) 19:37:38.29
俺は勉強になるから、しばらくこのスレに留まりたいな。
>>656 日本国債の需要は今がピークっていうのは同意。
R君と同じ話だけど、米国中心のグローバル時の日本国債の長期金利は最高で1.9&。
この時は米国だけでなく途上国、産油国も好況にわいていて魅力的なリスク資産が数多くあった。
日本国債が安全資産と見なされていれば以前のように2%を割り込む金利が続く。
問題は機関投資家が、日銀の買いオペをどこまで認めるかが焦点なんだろうけど、コレがどうなるのか分からん。
中央銀行による財政ファイナンスと見なされ売りが進むのか、それとも利払い可能な内は大丈夫なのか。
668 :
662 :2012/03/30(金) 19:42:28.24
上手い言い方出来なくてスマソ ここのまとめも、楽しみにしている一人だよ
確かに興味深い。注目していないわけではないのは認めざるを得ない。
670 :
あ :2012/03/30(金) 19:49:52.21
>>634 財政政策をバラマキ・無駄と扱っているのが納得いかないから、そこについて話すね。
不況時に財政政策が拡大されるのは当たり前の話。
小泉時代に何故財政支出の削減を実現できたかというと、輸出によって財市場の需要面が拡大されていたから。IS曲線の右シフト。
そして、グローバルバブルが崩壊して経常黒字が激減した。日本のGDP成長率の低下幅を見れば、危機による大幅なデフレギャップの発生は明らか。
この状況で財政支出増やさなかったら国民所得の減少に歯止めがきかなくなる。
消費性向も投資性向も減少してISの左シフトは続く。各国はリーマン後に巨額の財政・金融政策を行い、国際資本フローによって創出されてきた米国需要の穴埋めを行った。
たぶんフリードマンの理論をもってケインズ的な財政支出を無駄と言っているんだろうけど、彼は非自発的失業と賃金下方硬直性を考慮していない。
彼の財政支出への批判はフィリップス曲線を用いて説明された訳だけど、現在構造的にデフレの日本においては曲線は水平。
つまり「短期的に有効。実質賃金の調整が終われば無効。」という財政支出の無効性は説明できない。というか、むしろ財政政策の有効性が立証される。
景気悪化局面では財政支出の増加は仕方が無いと俺は思っている。例え官僚や土建屋の利権であってもね。失業は減り、経済効果は支出面GDPにおける消費や投資にも波及するからね。
と書こうと思っていたけど、その財政政策を支えるのが難しくなってるんだよな。
グローバル経済に目を捕らわれて、国債問題を軽視していたぜ。国債関連の勉強したいからオススメの書籍やレポート教えてくれ。
671 :
あ :2012/03/30(金) 19:57:13.97
>>656 その途上国バブルが起こらず、米国一国でバブルが起きるとするのがR君の理論の面白い所。
一度このスレを読み直せば、議論で深まった誤解も解けると思うけど。
672 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/30(金) 20:02:05.67
見てるだけっすけど、レベル高いなw (他のスレで)同じように過去レスを整理したりしていても 読むだけで精一杯だおw
そうだよね。ここをさらにまとめるスレも作ってくださいw
674 :
あ :2012/03/30(金) 21:41:08.15
読み返した。前言撤回。 R君の解説が高度すぎる。 つーか、誰もついていけてない。
>>670 おれは公共投資が無駄だと言ってるわけじゃないよ。
『経済効果を持たない公共投資が逆に経済の足を引っ張ってる』と言ってるだけ。
たとえば北海道に直径100kmの巨大なピラミッドを10兆円かけて作ったとする。
そうすると一時的に、想像を絶する需要ができる。
ブルドーザー、トラック、クレーン、石材、鉄骨、膨大な作業員の人たちの飲食店から飲み屋、
パチンコ屋、定食屋、マンションなどができまくり、経済が成長する。
でも、完成したときのことを考えてみ。
膨大な機材、資材があまりまくり、定食屋もどんどんつぶれ、アパート経営も破たん。
必要なくなったブルドーザーやダンプや鉄骨や、その生産設備があまりまくる。
つまり経済効果を持たない公共投資ってのは、同じ金額を永遠に維持しない限り、翌年は
逆に経済の足を引っ張る。
借金を増やせなくなり、減らし出すと、いっきに失業者が膨らみ、不景気になる。
そうすると景気対策を理由に無理やり必要ないものまでつくりまくる。
たとえば6000億円の八ッ場ダム。これが完成すると、下流の6箇所の水力発電所の導水管の
水がなくなり、発電能力が失われる。そのため石油の輸入や火力発電を増強しないといけなくなる。
つまり経済効果はマイナスだが、地方の土建業者の救済のために、こういう事業ばっかり残ってしまう。
こういう投資は産業構造をめちゃくちゃにする。
たとえば資源の権益を政府がエネルギー政策や資金でバックアップして、何十兆円の投資をすれば、
それは、日本の電気代の低下や、化学工業や繊維工業の発展につながり、すぐに元が取れるし、
投資した資金は法人税や個人の給料で回収できる。
でも、無駄な公共事業は、膨大な設備や機材が残ってしまっても、需要がないから、公共投資をやめた時点でゴミと化す。
日本と海外の経済政策が一番違うのは、北欧諸国や韓国、中国などは、世界と競争して
利益を出せる産業に膨大なお金をかける。日本はその逆で、利益を出せる企業から絞りとって、それを
利益を出せない産業の補助金に回し、経済効果がゼロの農道やダム、道路がいつまでも造り続けられる。
だから日本の産業構造が昭和のまま止まっていて、屋台骨の製造業すら海外に抜かされだしている。
いくら財政出動してもゼロ金利では海外に流れる。それが乗数効果を低下させる最大の問題。
677 :
646 :2012/03/31(土) 02:59:26.74
不毛な議論はやめとけ。ポジも晒せないカスの屁理屈には付き合えん。理屈だけでは誰も納得しない。結果で示せ。
民間の需要が不足するときに、政府が財政出動して、需要をつくり、GDPを 支える、っていうのは経済の教科書では、ごくふつうのこととされている。 でも、こういう人たちが根本的に勘違いしてるのは、過去の日本はずうっとそれを やり続け、北海道の山奥の車の走らない高速道路や、山の中で毎年崩れて 毎年補修する膨大な林道をつくり、作っても経済効果ゼロのダムをつくりまくった。 しかも景気を支えるという理由で、財源はすべて借金。 そして、その借金の累積が、おそらく来月には1200兆円に到達する。 そのため日本に残ったものは何かというと・・・・。 本来、なくならないといけない、零細土建業者の数が、世界に比べて異常なくらい膨らんだまま維持。 とくに公共投資の中心になったのが、農業保護を理由に作られた無数の道路やダムや地盤整備。 その結果、農業の生産性が上がることなく、日本の農家一世帯が耕作できる面積は 世界に比べて1/100だけっていう大昔の生産性が残ったまま。 政治家は人口が多い産業を支える。地方ではとくにそこを支えると票が取れる。 そのため日本には膨大な零細農家、膨大な土建業者が残っていて、人口だけでみたら、 日本の主力産業はいまでも、土建業と農業。 そしてその膨大な補助金をささえるために、輸出業社は相手国に兆円単にの関税を 払い、相手国で製品価格が高くなり、競争力を失い、どんどん競争力を失った。 なおかつ、世界最高水準の法人税を取ることで、日本の半分の国の企業が、研究開発費や 設備投資をガンガンやり、買収をかけるのに日本は出遅れ。 つまり、財政出動をやるまくったことによって日本の産業構造は大昔の構造が残ったままで、 儲かる産業に、ガンガン投資してくる海外に、国として負けてきた。 つまり、借金して景気を支えるには、儲かる産業に投入して、世界との競争で勝って、輸出で 稼ぎ日本に外貨を持ってきて、なおかつ雇用を増やし、国民の給料を増やし、経済を成長 させて、税金を増やし、借金を埋めていくって循環が必要なの。 日本がやったのはその逆。利益を出せる産業から撮ったお金を、ばらまいてるだけ。 公共投資をやることで、国民負担はさらに増え、利益も減り、借金も増え、雇用も減るってことになっている。
一般会計だけ見てたら、日本の公共投資は減り続けている。 でも、農業の補助金にしろ、たちえばパンを買ったり、パスタを食べたり、うどんを 食べると小麦を消費するが、小麦は民間の輸入が禁止されている。 政府が、一括して輸入し、そこから補助金を引いて、さらに農水省の天下り団体を 経由して、民間に販売される。 そういった関税なんかも、農業の補助金に使われる。 林道整備も別な補助金。一般会計からは見えない。2兆円かけて田舎に作る新幹線も そうだよね。 たとえば農業なんかのそういう目に見えない補助金を合算すると年間7兆円になる。 借りに、農業の土地の規制を緩和し法人参入の規制をとっぱらったら、農業は勝手に 生産性が上がる。 補助金のうち5兆円くらいは不必要になる。 たとえばだが、それでガス発電設備や太陽電池、風力発電設備を作って、さらに送電自由化 して東電を解体したとする。 設備投資を一気にやってしまうから、膨大な電力が生まれて電気代は激しく下がる。 (今現在の日本の電気代はアメリカの2倍、韓国の3倍) そういう日本の経済に影響を与える分野に借金を使ったら、即座に経済に影響が出る。 化学産業が電力の安い国に逃げるのを防げるし、繊維産業、プラスチック、ゴム、電炉、 非鉄、自動車、ハイテク、半導体など膨大な産業の利益をふやす。 その場合、いくら借金をして投入していっても、即座に企業の利益になり、空洞化を防げて なおかつ日本製品のコストが下がり、給料も雇用も増えて、借金は埋められる。 つまり経済効果のある分野に借金をして投入することこそが一番重要なことなわけ。 ダムを作って、土建業社にブルドーザーやダンプカーを山のように買わせても、それらは、本来 必要ない設備投資になるから、経済の足をひっぱるだけ。 そういうのが他国に比べて日本が一番歪んでいる点。海外はあたりまえだが、海外と競争 して勝つ分野に集中的に政府がバックアップする。日本は逆。 単に経済の数式で、公共投資をするとGDPが伸びてよかったね、って議論は時代錯誤。
上のようなことはこのスレとはズレまくってしまったが、これはこういうこと。 過去30兆円の借金が上限とされていた ↓ リーマン・ショックという100年に一度の危機で44兆円の財政出動(これは正解) ↓ 民主党政権になってから、44兆円以下なら自民党と同じで許される ↓ 高校無料化、農家に全世帯に所得保障をばらまき。年収960万円以下の 人に児童手当増額。 ↓ 増税路線確定(財務省の膨大な利権を産む) ↓ 増税の30年分の予算を食いつぶすスーパー堤防が工事再開。 40年凍結した道路が復活。 日本全国の農道網が復活 山奥の膨大な林道網が復活 八ッ場ダム復活 定年退職した公務員の雇用延長(人件費2割カットのマニフェストの正反対で これで爆発的に公務員の人件費は増える。 天下りは全面容認(天下りの定義を変えて過去の天下りを天下りと呼ばないと確定) 東電を解体させないで、しかも送電分離をやらないで税金を3兆円投入。 (これは経産省の天下り先が、いっきに200団体くらいに膨らんだことを意味する) 雇用規制で若者の失業者を拡大 ↓ 借金をさらに増やして、不足分は交付国際で2.6兆円借金を増額 ↓ 44兆円の借金に対して日銀が買取りをどんどん増額し、いまでは40兆円の買取り。 事実上政府のバラマキ政策のファイナンスにされてる。 つまり、借金を積みますなかで、経済が成長する政策が、一個もやられていない。
681 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 07:38:35.79
_______________ /|:: ┌────────┐ ::| /. |:: |LIVE | ::| |.... |:: | _,,..,,,,_ | ::| |.... |:: | / ,' 3 <R>`ヽっ | ::| |.... |:: | l ⊃ ⌒_つ | ::| |.... |:: | `'ー---‐'''''" | ::| |.... |:: └────────┘ ::| \_| ┌──────┐ .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ) 大丈夫大丈夫 .________ / ヽ ||\ / .| | | めるへん ||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./ ||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧ / ヽ 出てきたぞ \| ( ) | ヽ \/ ヽ. 死んだんじゃね? | |ヽ、二⌒) / .| | | .| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ / 田中専務 あほるだあ
682 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 07:53:38.53
>つまり経済効果のある分野に借金をして投入することこそが一番重要なことなわけ。 >ダムを作って、土建業社にブルドーザーやダンプカーを山のように買わせても、それらは、本来 >必要ない設備投資になるから、経済の足をひっぱるだけ。 薄々そうは思っててもではどこが無駄でどこに投入すべきか? つうとこまでは分からんから(ほら、特別会計とか)スレ住人たちにはホント感謝っす
683 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 08:21:11.22
>>680 財政政策の内容の是非についてなら、別スレでお願いします
R氏の持論を読んでから、意見を述べてもらえませんか?
如何なる財政政策を執ろうがゼロ金利下ではバラ撒いたマネーが国境を超えて高金利国に吸い上げられるため乗数効果は生まれない。
685 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 08:46:38.23
>>バラ撒いたマネーが国境を超えて それは思うね、国内にだけで循環すると思う節のある人が多い
>>685 バブル崩壊後の日本、リーマン後の先進国が好例。海外流出で乗数効果が起きず財政政策が経済成長に寄与しない。財政政策の内容云々よりゼロ金利が問題。
産業(貿易)ではなく金融(資産効果)の力で国家経済を再生する。これが偉大なるルービノミクスの理念。産業に固執する時点で時代遅れ。
688 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 10:53:06.56
政策的には財政緊縮+金融緩和ってことかな?
>>688 自由貿易・財政均衡・通貨高政策。短期金利を高めに誘導して海外資本を呼び込み資産効果を起こして国家経済を再生する。
>ゼロ金利下ではバラ撒いたマネーが国境を超えて高金利国に吸い上げられる ため乗数効果は生まれない。 これは現実として正しいよね。 こういうスレだと、そういうのを金融理論だけで語ろうとするからややこしくなるが、現実は超単純。 日銀が銀行にお金を入れる。 → でも企業は景気が悪いからお金を借りない → 個人も生活不安や 年金不安でそれどころじゃない → そこで銀行は次の国債を買う。 さらにあふれたマネーは、もし海外に強くて高金利の通貨ができたら、そこに流れる。 デフレの最大の問題は日銀が銀行にいくら流すかってことでは解決せず、銀行から先に 流すには、何をやればいいかって議論にならないと意味がない。 そうすると金融論の理屈だけじゃ絶対に無理なわけ。 現実で考えたらだけでもわかるよね。 たとえばこのスレの30代のサラリーマンが、5000万円の住宅ローンをくまないのはなぜか? そうすると必ず年金問題、給料が安いし増えない問題、景気が悪く将来が不安だから、将来リストラ されるかもしれないから、っていう理由がいくつも出てくる。 結局、それを解消しないと銀行から先へ通貨は流れない。企業も同じで設備投資をしないから 銀行からお金を借りない。なぜっていうと、個人が消費しないし、将来不安で貯金を貯めこむし、 人口が減るし、市場が伸びないし、って理由。 つまり、デフレ問題を考えた場合には、金融政策の先の銀行から先へ流す手段、経済政策 や個人の雇用の問題の解決とか、そこまで踏み込んで議論しないと、議論にならんわけ。 でも、そこまでいくと、経済政策、予算の配分、日本が伸ばす産業は何かという議論、 予算の組み換えの問題まで発展して、ややこしくなりすぎるから、そういう議論は2ちゃんの経済スレ ではまったくされない。 で、結局、金をスレ、破たんだ、破たんじゃないぞ、って日銀と銀行の間という超せまい世界の 議論が永遠に繰り返されることになる。
>>3 いまごろ
>>3 を読んだけど、これはとてつもないd超・少数意見だよね。
マーケットに1000人いたら、そのうち2人くらいはそう考える人がいるかもしれない。
そもそも中国でバブル崩壊が起こることからスタートしてるわけで、それがもし起こらなければ
シナリオが全部変わるわけだしね。
100%有りえないとは言えないが、中国は日本のバブル崩壊をかなり研究して引き締め
政策をやっていて、だから中国株が下がっている。
でもこれは引き締めの結果だよ。CPIが明日発表になるが、それがかなり下がっていて、上海
総合指数が下がったままなら、あと数ヶ月以内に緩和政策をやるよ。おそらく。
そうするといっきにトレンドが変わると思う。(一ヶ月〜半年くらいの間で)
バブル崩壊なんてならない確率のほうがはるかに高いよ。
ただ、中国の場合地方が抱え込んでる不良債券が超膨大で、それがどうなるかは、かなり
怖い部分だが、そういうのは中国株スレで議論するようなこと。
ふつうはマーケットの人たちはこういう長期ストーリーなんか考えないよ。
っていうのは、最初の一個が変わったらその後の何十の仮定の全部が変わってしまう。
それに、中国で一番怖い地方の不良債権だって、いっきに崩壊するわけじゃなくて、予兆が
でるから、そっからでも十分に動けるし、その時点で世界のマネーの移動を考えればいいだけ。
経済の5年単にで考えられるメインシナリオは、アメリカの回復と、そこから数年遅れた欧州の
新財政システム導入、そこで景気回復。欧州の回復は中国の回復も意味し、資源は
人口が増回しているからいやでも増加する。
日本が火力発電をふやすだけでも、世界の需要が増えるし、新興国のハイテク製品、自動車
需要の拡大だけでも、資源需要は高まる。
日本は産業構造自体が、世界との競争で負けてる分野が増えてるから、成長率は期待できない。
さらに政治家や国民が、日本の景気は日銀が金を印刷すれば解決できるみたいな議論を
やりまくってるくらいなレベルだから、たぶん危機は起こるんじゃないかな。
危機っていっても国債破たんってことじゃなくて、金利上昇で、社会保障削減、給与減少、
壮絶な大増税と、社会不安という意味での危機だが。
692 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 12:57:53.47
米国経済を復活させるためにはルービノミクスしかない。そのドル高でエマージングとコモディティのバブルが崩壊するというだけの話。アジア通貨危機と仕組みは同じ。
緩和すりゃトレンドが大きく変わるとか言ってるバカ。新興国が本格的に緩和に踏み切ったら資本流出が増えて終了だよ。
そもそも議論は中国バブル崩壊ではなくて、中国経済の加熱源であるドルキャリーが巻き戻る所から始まっているわけだよ。
ユーロにしても中核国が通貨安と低長期金利を望む以上、完全解決は有り得ないし数年前のようなユーロ高に戻ることもない。
697 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 13:51:34.07
1年前にR君が予見したように中国経済は短期間のスタグフを経た後、資本流出でデフレに向かってる。お見事。
>>691 こちらの主張は超簡単。
@米国経済はルービノミクス(資本流入)により数年かけて資産バブルに向かう。
Aユーロシステムはその中核である独仏債が健在なため崩壊することはない。
B中核国がユーロ安・低長期金利を指向する以上、欧州危機の完全解決は有り得ず数年前のようなユーロ高に戻ることはない。
現にドイツの雇用統計は欧州危機にも関わらずユーロ安・低長期金利の恩恵で過去20年で最高レベルにある。
C欧州経済は圏内経済格差が拡大して全体としては低調・中核国だけ好調という二極化が進む。
独仏が好調でも中央銀行は低調なPIIGSに合わせた超緩和的政策を執り続けるしかない。
Dエマージングバブル・コモディティバブルはルービノミクス(ドル高)と欧州銀の投融資引き上げで崩壊する。
EUは欧州銀に対して6月までに資本増強を求めている。ドル高はドルキャリー巻き戻しを加速させる。
この状況下において新興国・資源国が本格的に金融緩和に踏み切ることで資本流出が加速してバブル崩壊が早まる。
ドルキャリーがエマージングバブル・コモデティバブルの加熱源である以上、
ルービノミクス(ドル高)が続く限りエマージング・コモデティは低迷する。
現にQE3ではなくツイストオペを採用した昨年9月以降から新興国の資本流出が始まっている。
E買いオペ・緊縮財政・増税を駆使するため日本が財政破綻することはない。
円キャリートレードで資本流出が続くため国内の期待インフレ率が高まらず、
長期金利だけが一方的に大きく急騰することはない。当然、トリプル安も有り得ない。
国民負担増大と引き換えに通貨システムが維持されるため格差が拡大して二極化が進行する。
あと、如何なる配分で財政政策を執ろうがゼロ金利下ではバラ撒いたマネーが、
国境を超えて高金利国に吸い上げられるため乗数効果は生まれない。
バブル崩壊後の日本や、リーマン後の欧米が好例。新興国・資源国もいずれこうなる。
699 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 15:15:40.87
>>698 R君が凄いのは予兆が出る前(1年以上前)からこれらを主張していて一貫して変えてないところ。
金スレでも一目置かれてます。何せ金融史の知識が半端ない。今のところシナリオ通りじゃん。
>たとえばこのスレの30代のサラリーマンが、5000万円の住宅ローンをくまないのはなぜか? 資本流出で住宅価格が下がり続けて逆資産効果が起きている状態では誰も組まない。 資本流入で住宅価格が上がり続けて資産効果が起きている状態では誰でも組む。 ニクソンショック以降、世界の資本取引量が貿易取引量を遥かに上回る状況が続いている。 不景気になって金融緩和が行われる度に資本取引量は増え続けている。今後も増え続けるだろう。 世界経済がこのような枠組みで運営されている以上、実体経済ではなくて資産経済に注目するのは当然。 このスレは貿易取引が主導する実体経済ではなくて資本取引が主導する資産経済を中心に議論する場所。
701 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 15:43:09.58
>>699 R君は金スレで米国債ショックが起きる前から、格下げなら米国債は買われて米長期金利が低下するだろうと予見していた。
金スレ住人や市場関係者でさえ格下げによって米長期金利が急騰するという意見が大勢を占めてた中でだ。
>>694 このスレに一番多いタイプだな。
市場でほんとに利益を出し続けてる人は、市場は絶対にこうなるなんて、絶対に
言わない。
なぜなら、海外の大手ファンドやヘッジファンド、CTAなどはものすごい徹底した分析を
おこない、その結果のポジションが均衡して、現在の市場になってるわけ。
それが市場の鉄則。
ずうっと利益を出し続ける人は、5年後にどっちに行くかなんて考えずに、短期の
トレンドの変化を読み取って投資をする。
変動要因は無数にあって、明日発表されるCPI、そのあとに発表されるGDPの修正。
いつ利下げうかも非常に重要なポイント。いろんな意味でね。
それと、中国のトップが変わることによる、経済政策のアピールも今後おこる。
さらに、欧州の景気の変化を受けるから、世界の変動要因をウケまくる。
だから、そういう変動要因もわからずに、5年後にどうなるなんて分析をするのは無意味。
中国の場合には、当然いろんな意見があり、絶対これっていうのはないよ。
ただし、ふつうに考えれば、中国が緩和に転換した場合には、すでに大手投資家たちは
中国株を売っているから、買いに回る確率のほうがはるかに高いよ。一般論として。
なおかつ、中国の場合には、海外投資は制限されているし、為替は管理されているから
極端には動かない。
よって、中国の資金が、海外に逃げるなんてことはありえんよ。
ただ時間スケールの問題で、直近で言ったら、中国株&韓国株売り、日本株買いって
のがCTAから入ってた可能性はある。
時間スケールが短期なら、海外ファンドは柔軟に動くから、長期のポジを撮り続けるわけでなく、
その都度出てくるいろんな材料で、柔軟に動いてるとこのほうが大半だよ。
>>702 固定相場制国の資本流出は『自国通貨買い介入増加』『外貨準備減少』として確認できる。アジア通貨危機でもそうだった。
どれだけ先進国から中国に向けて投融資が流れたかは外貨準備を見ればわかる。固定相場制国は資本流入による通貨高を均衡させて固定レートを維持するために常に為替介入をやるから。
昨年12月に預金準備率を僅かに下げた結果、資本流出により人民元が対ドルで為替管理幅下限に十数日連続で張り付いたのは記憶に新しいところ。
>>702 このスレに短期売買に興味ある人っていないと思うけど。殆どが資産規模を維持するために長期投資をやっている。
確かに中国経済は90年代までは資本規制されていたが、01年のWTO加盟をきっかけに国内市場の対外解放が進み資本規制は緩和されている。
名目上は為替の資本取引を厳しく規制しているが、貿易取引などを装い大量の投機資金が不動産や株式市場などに流入、外貨準備の増加につながってきた経緯がある。
709 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 16:42:14.79
この1年でR君の仮説が次々に実証され続けている以上、この先も注目しないわけにはいかない。
710 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 16:45:18.11
昨年金スレで行われた年末価格予想で最も近かったのもR君(予想1550ドル)。終値は1566ドル。
>>698 そうおもってたら、そういう投資をやればいいだけじゃん。
だれも止めないし為替でも、株でも、たえず、いろんな意見があって均衡しているわけで、
別に、議論でどれが正しい、どれが間違ってるなんて、言い合うようなことじゃない。
議論するようなことでもない。正解が分かるのははるか遠い先なんだから。
それを現実的に投資するのは、こういうポジションになるんじゃないの?
○ドル買い、ユーロ売りをやる
○ドル買い、豪ドル売りをやる
○中国株ETFの空売りをやる。
○ドイツの株価指数のETFをロング、欧州全体をショート(一部の国のショートがでいないから)
○米国REITの指数連動ETFを買う
○商品指数の連動ETFを空売り
その理論だとたったこれだけで全部カバーできるんじゃない?
全注文は10分あれば出せるし。
個人的には、そういう市場ってのは、あらゆる変動要因が絶えずおこってくるわけで、
何年後をわざわざ決め打ちする必要なんかまったくなく、むしろ変化に柔軟に乗っていった
ほうが簡単に稼げるわけで、何をロング、何をショートかって言い合う必要もない。
ただ個人的には中国のバブル崩壊を狙ったこの位置からショートとか、商品のショートなんて怖いけどね。
アメリカ不調、欧州不調、中国不調、豪州不調、日本も不調って状態の中での商品
価格が今の商品価格でそっからショートってのも怖いし。
ただ相場に絶対はないし、そういう投資があってもぜんぜんおかしくないと思うし投資は人それぞれ。
>>702 『人民元 ストップ安』もしくは『中国 資本流出』でググれ。
>>711 >>646 でポジ晒してるじゃん。君も晒せよ。資産規模を維持するために長期投資をしているのであって短期利益が目的ではない。
>>711 米国がQE3(非不胎化オペ)をやるか、新興国・資源国が利上げすればこの仮説
>>698 は全て崩れる。個人的には無いとは思うが絶対ではないからな。
715 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 17:19:23.83
>>702 >このスレに一番多いタイプだな。
このスレは、ずばり
>>694 (R氏)のレスを集めているものです。
一番多いというより、主題そのものです。
しつこいようですが、
>>3 だけではなく、最初からぜひお読みになってください。
経済について、今まで抱いている常識が壊れると思います。パラダイムシフトを体験して驚愕してみてください。
716 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 17:23:35.46
>>714 米国の非不胎化オペや、新興国や資源国の利上げがあっても、いずれは、
>>698 に至るしかないような気もします。
時期が遅れるだけで。
実体経済が低調でも過剰流動性で株高になることがある。短期は全くわからないし短期売買に走る気もない。
短期売買で巧く鞘取りしてる人から見れば非効率かもしれないが、金スレも含めて資産規模を維持するために長期投資してる人が殆ど。
719 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 17:36:25.73
そりゃ、変数をすべて入れて未来予想をするなんてできないけど、実体経済が資産経済に隷属しており、 基軸通貨国の金融政策が、資産経済を動かしているならば、ニュースや新聞に大騒ぎするのは徒労だと思えてくる。 それに気づけただけでも、大収穫。大満足だな。
720 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 17:37:17.10
>>711 きつい言い方・失礼な言い方をしてまって申し訳ない。たまーにこのスレ除いて当たったら驚いて外れたら笑ってくれ。
>>719 FOMCや米中欧の経済指標には注目してしまう。QE3(非不胎化オペ)やエマージング利上げで仮説
>>698 が半分ぐらい崩れちゃうからさ。
723 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 18:13:06.17
724 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 18:18:53.61
>>723 このスレは最初で最後にして廃棄してもらえると有り難いのですが。皆で金スレに戻ろう。仮説は
>>698 。それ以外にありません
>>723 仮説は
>>698 に全て凝縮してまとめたから、もう語録は不要です。他に投下するのはやめてください。皆で金スレに戻ろう。
727 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 18:50:22.07
すみません。オイタが過ぎましたか?
>>727 このスレは金スレから派生したわけだから皆で金スレに戻ろう。あくまで『仮説』だから。OK?
729 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 19:09:52.09
私も金スレが好きなので、R氏は重要キャラなので、こちらより金スレの方にいてほしいと強く思っています。 こちらが変に賑わってしまって困ったなあ、とは感じていました。 勉強家の人のためと、ドルサイクル論の面白さに誰かに気づいてほしいと思ってレスをまとめていただけですし。 調子狂わせましたね。投下なしで、保持程度に残すのは如何でしょう?もったいなくないですか?
R君、語録さん、あ さん、色々な情報ありがとう。 最後の方は バカな自分には、高度すぎて分かりませんでした。(どれが誰かも。新聞君とR君の主張の違いも。新聞君はR君のパクリ?オリジナル?高度なおちょくり?) スレの破棄なんて勿体無いです。 半年〜1年で時流が変わって追加で疑問点など出てくる時のために、残しては? ともかく、ゆっくり読み直します。 金スレでも お待ちしてます。
>>719 何かあれば都度、金スレで仮説に捕捉を入れる予定なので問題ないと思います。ご理解頂いて心から感謝します。お気遣い有り難うございます。
732 :
731 :2012/03/31(土) 19:20:25.03
>>729 さん宛でした。皆で戻りましょう金スレに。
それではみんなでワープを せーの! (ボワン)
>>730 自分の仮説は
>>698 。新聞君はハイレベル。ここで議論を続けても不毛な争いが続く。今まで通り結果でひとつずつ仮説を検証していくしかない。
新聞君へ。数々の非礼申し訳ない。また機会があったら金スレを覗いて仮説が当たったら驚いて、外れたら笑ってくれ。以上。
736 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/03/31(土) 20:40:41.07
1 名無しさんにズームイン! [] Date:2012/03/28(水) 08:28:15.02 ?ID:NWYs/2ZP Be:
やらなけゃいけない
電○の各局への圧力が半端ないんです
昨日、一昨日前田AKB卒業ネタやった情報番組全てが前田AKB卒業ネタ中の毎分で視聴率がダダ下がりしました。
各局本音では毎分視聴率ダダ下がりするこのネタははやりたくなかったけど原子力村以上に電○からの圧力が凄いんです
ブーム捏造、枕営業、自社買い、サクラの動員そして
AKBの捏造ブームのために税金が大量に使われている証拠がこちら
やっと気付いた「AKBに電通が絡んでる」ではなく「AKBの正体が電通」な件 その122
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1332925336/ テレビの捏造ブームに騙されるな
737 :
あ :2012/03/31(土) 20:42:16.84
結局俺の勉強不足が露呈しただけだったぜ。二人の会話の意味が理解できていなかったのは俺か。 書き込みは控えて勉強することにする。
更新は終わりますが、勉強家さんのために落ちない程度にたまに維持しておきますね。 では、皆さん漏れなく金スレでお会いしましょう。
>>711 資本のでかくない個人だから
基本その線で日柄を見て
ここは動くと思う日にそのようなポジを取るスタイルでやってるなあ。
例で言うと先週とその前の週に中国の指標悪化のニュースで豪ドル売りをやった
実際ボンドチャートを見る限り豪の金利は下ぶれしてたんで
結果は大成功
ドルは去年末にMMFで70円台の外貨資産作った
金は去年の春前に売ってそのご米国10年債を買って秋に売却
商品は空売りするには早いからまだ手を出してないけど
VIXが伸び悩んでる時はジグザグで儲からないから信託商品を弄るのに向いてない気がする
ブルベアのスイッチが激しい時は
賭けっぱなしより日柄を見て的確に動かないと損するだけだから
誰だったかの名言で「恐慌の時よりもその後のギザギザの鋸の歯のような相場の動きに殺される」ってのがあって
相場が変わる前後が一番怖いと思ってるが
それが故に大局を考えて置く事はとても重要だよね
>>734 自分はR君の書いている事は仮説と言うよりも現実だと思ってるけど、
確かにここで議論するよりは自分のポジションで各々が結果を噛み締めたら良いだけのことかも。
自分の中では早い話しが金利とは金の貸し借りなんで、米国が歴史上の最初の信用貨幣の貸し手であるから
米国から資金を受けて経済を良くした国は全て返す日が来る
ぐらいの話しでR君の話しを理解した方が判り易いかもしれないとさえ思ってる。
そう言う軽い意味で参加してて申し訳ない気もするけどこのスレはとっても為になった。
みなさんありがとう。有意義でした。
おれは最近長文を書いてたものだが、過去ログをよく読んでいなかった。 スレの趣旨とぜんぜん違うことを長々と書いてしまったことをお詫びします。m(_ _)m 当初はこのスレは日本の経済や金融を分析するスレかとおもっていて、 その後、あれ、なんか違うなとおもって、過去ログは>>3まで読んで、あれ、投資の 予想系なのか、いや3以降を読んで、ちゃんとした分かりやすい経済の分析が書いて あるなってのがわかりました。 R氏の分析は分かりやすく、かなり知識が広く、的確な過去ログを読むと考え方が 違わないことがわかりました。 経済の見方や解釈って何十通りもあるから、当然違う点もあるけど。 一番違う点は、世界を還流するマネー、資本がその国の株や債券の動きを決める ってことかなあ。もちろんアナリストが10人いたら、10人とも違うのがあたりまえだけど。 円キャリーで説明しようとしても、現実にはドル円はドル安が超長期トレンドでずうっと 存在していて、長期債などのコシの座った円キャリーは少ない。 自分が、これから円キャリーがおこるかもしれないっていうのは、長期ドル高トレンド や可能性や日本国債の需給から来る投資配分の変化による可能性。 (現時点ではそんなに高いわけじゃないが)。 もしアメリカ経済が復活するのと、日本の国債の膨大な増加による需給悪化(年金や生保の 事情で)で国債への不安が高まることが重なると、円高懸念がなくなり、海外債券の投資 比率を殖やす。 その場合に、膨大な日本国債の運用のうち、ほんの5%が海外債券に出て行くだけでも 日本国債の需給はかなり悪化する。メガバンクは金利が上昇しだしたときの危機管理システムを 持っていて、すでに残存期間の短縮なんかをやり出してて、それがさらに日本の国債需給を 悪化させるって可能性。 その場合には、当然金利は上がる。ただ世間の破たん論者が言うような大きいのでなく、 ゼロコンマ5%とかそういうレベルで、金利が上がると国債が買われるから、極端な不安って ほどではない。 しかし、そういう場面で政府の財政政策が遅れたりしたときに、国債先物市場は、世界から見て 脆弱な市場にみえてしまうため、攻撃を浴びやすくなったりする。
日本の場合は個人資産の運用が超極端。アメリカみたいに投資が多くなく、大半が国債。 そして、日本の国債ってのは、世界の経済規模から見たらとてつもなく巨大で、外人保有が 少ないといっても、金額ベースで言ったらギリシャの何倍もある。 さらに、ほんのちょっとでも国債への不安が出て、そのうち5%が海外資金に流れだしただけで、 40兆円になり、新興国や海外株、海外債券、商品にバブルを作れるくらい巨大。 (日本株で年金が鬼のように買って買って買いまくってるって時の金額は1日400億円くらいで 日銀が過去最大の資産買いを入れたっていうと260億円くらい。) だから、日本の国債資金が、なんらかの事故や不安で海外に流れた場合には、世界が予想すら できない、経済の変動がおこってしまう。 逆に言うと日本国債がこれからどうなるかってのが、世界にとってもものすごい重要。 また中国がバブル崩壊になるって見方も違う。 中国の場合はかなり日本のバブル崩壊を研究し、かなり広範な引き締め政策をやっている。 その結果経済が停滞しているわけで、経済が悪化した場合には引き締めを緩めることが できるし、財政の余力も大きく不良債権が発生しても力で抑えることができる。 それに世界のマネーの動きとは別に実体経済ってのもある。 中国企業の場合には、株価収益率は中国本土のH株の場合、8倍まで低下。 つまり、簡単に言うと中国企業を買収すると、8年で買収した資金が全部回収できて、 それ以降の利益は全部丸儲けって状況。 ちなみに日本企業が今の時点の業績だと25年。 マザーズ上場の企業は35年もかかる。 もちろん、中国の景気が悪化する場合には業績も悪化するわけで、今の株価収益率が 続くわけではないが。 それは商品も同じ。 中国が低迷したといっても、GDPは7.5%目標。実際はもっと高いのが、すぐに出てくるはず。 その他の新興国も、頭打ちなとこもあるが、それでも経済は着実に増え、人口も増加、ハイテク 製品や車の需要も増加。 つまり、金は別にして、商品需要は堅調に続くし、バブル崩壊だから、空売りしてやれ、って のは怖い水準。 欧米の景気もいつかは回復するわけで、商品価格もドルの動向で動くだけじゃなくて 長期では、実体経済の動向でも当然動く。
たしかに中国の地方が抱えている想像を絶する不良債権が引き金になり、バブル崩壊が おこる可能性も当然ある。 現在がすでにその過程に入ってるって見方も当然ある。 でも、世界の機関投資家が予想して、その割り安性と、不安が混ざった状態が、今の株価。 とくに外人の不安心理が一番出るのは中国のH株。 そこにはまだ明確なトレンドがないから、個人的には、分からないってことで、ロングもショートも しない。 わからないってのが結論。ただし、個人的には株の低迷がつづき、指導者が変わるわけで、 そこで、経済が変わったって演出をせざるをえないから、緩和政策も出してくると思っている。 だから、中国のバブル崩壊するってことを前提に、すべての投資を組み立てたら、それが 崩れたら全部崩れる。 仮にバブル崩壊があったとしても、兆候が出てから投資しても十分間に合う。
743 :
R :2012/04/01(日) 08:49:46.89
新聞君、本当にありがとう。君は素晴らしい。数々の非礼本当に申し訳ない。また来てね。
個人的には製造業PMIより非製造業PMIに注目してる。GDPの半分近くを占める固定資産投資は非製造業PMIに反映されるからね。
国家統計局とHSBCの統計では、かなり開きがあるね。
>>713 >
>>646 でポジ晒してるじゃん。君も晒せよ。資産規模を維持するために長期投資
>をしているのであって短期利益が目的ではない。
おれは10年以上ずうっと投資の専業だからこのスレの人たちとは違うかな。
このスレは日本経済の分析サイトだと勘違いしてたから、ポジなんかスレ違いだとおもってた。
今現在のおれのポジは過去には一回もないがたまたま100%日本株。
通常は海外投資もショートやFX(高金利通貨の債券投資の変わりにFXを使っている)
も含めてかなり組み合わせるけど、今回は円高のリバウンドに乗れなかったため、現在は海外投資はゼロ。
去年から日本株に大型のCTAから入っていて、それを取り次いでいるニューエッジ証券が、
去年には、225とトピックスを合算して一時35000枚のショートも持っていた。
金額だと3000億近いかも。
それを徐々に買い戻しただけで日経平均があがり、そのまま買い続けて正確には
覚えてないが、たしか現在は25000枚くらいのロングになってたはず。
これはおそらく欧州がらみの投資との裁定売買でユーロと連動していた。
こういう資金の動きが、今年日本株に強気だった理由。
日本株ポジは金額的にはタイの洪水の復興需要などで工作機械などが多いが、小型
割安株の水準是正がかなり長期間続いてバリュー株が上がっている。
現在は、かなり大量のポジを持っていたのを、権利落ち前の上昇のときに半分売って、
残りはたぶん70銘柄くらい。
半分売ったあとの金曜時点の株のポジションはこんな感じ。(信用と現物)
http://iup.2ch-library.com/i/i0602529-1333269271.jpg 信用買いが現物と同じくらいあるが、これは海外口座がオールキャッシュだが、
証券会社が違うため、現金の移動をしないで、日本株口座では信用でも買っている。
今現在は日本株で今年の予定金額は稼げているので、海外株はまだ入らない。
日本株はこれからどんどん利益確定をやっていく。
先物に左右されないバリュー系銘柄の上昇は、まったく読めないが、まだ続いても不思議じゃない。
ここのスレはあって良かったね。ネットってすごい。
>>742 なんかこの前から中国にやたらと拘ってる長文の人だよね?
投資で中国株を弄ってるのは文章から判るけど、ここは別に中国バブル崩壊について語るスレじゃないと思うけどな
このスレ的に言いたいことは
>中国のバブル崩壊するってことを前提に、すべての投資を組み立てたら、それが 崩れたら全部崩れる
逆も又しかりって話しだと思う。
現実から言えば中国の指標を受けて資源国通貨を安売りしてそれが成果を出すなんてことは
兆候があったとおりに投資したら正しく儲かったというだけのこと。
資源に関してはバブルの最期のパニックで瞬間的に跳ねるのを狙うか狙わないかの誤差範囲だと思う
本当の崩壊局面では9割ぐらいの人は逃げ遅れるのが常
だからこのスレは有意義あんだと思うね。
749 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/01(日) 21:16:59.21
>>746 面白いものを貼ってくれて、ありがとう。
良かったら、
>>723 で誘導しているスレにも、いらっしゃいませんか?
あなたにはあまり得るものがないかもしれませんが。
そういえば、このスレの中心的な考え方になってる『キャリー取り引き』による国と 国の資金の移動で、株の大きい変化や商品の変化がおこるって見かたに関して、 別の資金の影響もけっこうあるとおもう。 円キャリーというと、実質金利差で動くわけだが、実際に日本が長い期間円安に 動いた期間は少ない。だからほんとの意味でのキャリートレードがおこる期間はかなり少ない。 それでも、国をまたいで、大量の資金の流出流入がおこる。金利差に関係なくね。 あたりまえだよね。 ヘッジファンドは、たとえば中国買い、日本売りとかドル安でドル売り、原油買いとか そういう無数のアービトラージをやるからね。 ただ、そういうヘッジファンドの運用ではなく、日本市場を見てて思い出したが、ニューエッジが 35000枚日経とトピックスを売るときは、そんな超大量の売りを買う人はいないから、どんどん 日本株は下がる。 だれかが買っても、どんどん下がる。年金が買ってもさらに下がる。 逆に、ニューエッジがそのショート玉を買い戻しているときには、企業が持ち合いで売ろうが、 生保が大量売りを出そうが、上がっていく。 資金量が違うからね。 そして、ニューエッジやCスイスへ注文を出してるのが、一般的にはCTAだと言われている。 CTAの資金量は20兆円以上あるといわれている。これが、現物には一切投資をせず、先物と オプションに特化し、それによって世界の商品、世界の株、為替、中国の株、アメリカの債券、 日本の株、穀物市場なんかを激しく動かす。 20兆はヘッジ・ファンド全体からみたら少ないが、これが急激に動くととてつもなく大きい。 相場を意図的に動かして、それで利益を出してると言われるくらい動く。 そしてCTAの資金のかなりはプログラムで動いている。 いわゆる順張りプログラム、逆張りプログラム、カウンタ−トレンド、ブレークアウト(一定の水準を 突破すると入る)、ボリューム&モメンタムのプログラム。 だから金利差だけでなく、たとえば中国株が、過去の高値を抜けて、ボリュームが増えると買い、 その逆で売り、その売った場合の資金で日本株を買うとか、そういうのが動いてる。 資本の移動というか、世界の資金の移動って、この資金の影響がかなり多いような気がする。
対資源国通貨・対新興国通貨で円安に振れている理由がわからない。資源国・新興国より日本の実質金利は高いからね。
>>751 円キャリーよりドルキャリー、ユーロキャリーの方が旨味が出てきただけのことかと。
ユーロとドリキャリーのサイクルが長いからここ数年まるで無いかのように見えていただけで
今は3つの通貨がキャリートレードの中で潮目を作るから
早いはなしアメリカの通貨政策の変化と圧力を感じて
円キャリーからドルキャリーへ乗り換えている奴が多いという事じゃないかと
もっと言うなら先進国間の金利差がフラット化していて 資源国・新興国も利下げ圧力に晒されているから 円キャリーの意味が薄れつつあるってことじゃないかと。
755 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/02(月) 09:17:03.18
相場がある程度プログラムで動いてるっていうのは、有名な話だね。
少し前のキャリーでの資金の移動はこういう解説が多かったかな。 といっても、コシの座った長期資金ではなく、一部の短期資金だけど。 ○ユーロが大きく下がっていた時期に流れてたニュース 2012/01/18 最近のユーロ売りは短期的な収益を狙う投機筋が主導しているとみられる。投機筋の動 向を示すシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物取引(IMMポジション)はユーロ の対ドル売越幅が3週連続で過去最高を更新した。 ▼…外為市場でささやかれるのがユーロキャリー取引だ。ユーロで資金を調達し、オース トラリアドルやニュージーランドドルなど高金利通貨と交換したうえで債券などに投資する。 ユーロ圏の政策金利は1%で、豪州の4・25%やニュージーランドの2・5%より低い。例え ば、ユーロで調達した3カ月物の資金を豪ドルに振り向けると、3・5%程度の金利差が 得られるという。 金利差に加え、為替差益も見逃せない。みずほコーポレート銀行の唐鎌大輔マーケット ・エコノミストは「昨年末以降のユーロ安でキャリー取引の妙味が増した」と話す。ユーロの 先安観、欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測などユーロキャリー取引に有利な条件がそろっている。 ↓ ○ユーロが戻ったときの解説 2012/02/29 ▼…豪ドル安の背景にはユーロ相場の変調がある。年明け以降、豪ドルを支えていたのは 低金利のユーロを売って高金利通貨を買う「ユーロキャリー取引」。ユーロ圏の政策金利が 1%であるのに対して豪州は4・25%であり、投資家は金利差収入を狙える。 ところが、欧州不安が和らぎ、足元ではユーロ相場が上昇。ユーロの先安観が薄れ「ユ ーロ売り・豪ドル買いを手じまう動きが出ている」(国内銀行)。豪ドル相場は対ユーロで今月 初めから約2%下落しており、これが対ドルでの上値の重さにつながった格好だ。 ▼…豪州の主要な輸出先である中国やアジアの景気の減速懸念が広がっていることもある。 中国などで豪州産石炭などの資源需要が減れば、豪州経済に大きな影響が及びかねず、 外国為替市場では豪州の一段の利上げに対する期待感が薄れつつある。
757 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/02(月) 15:29:53.80
>>750 は、大口やら他の参加者のポジどり状況を見ながら、相場に後からついていく手法らしいね。
勉強になりました。
あ、上のチャートの1309ってのは、上海50指数に連動した日本でロングも ショートもできる指数連動ETF。 (指数連動といっても、野村のETFは債券で運用されているのと、板が薄く、 ちゃんとは連動してない期間がけっこうあるけど。)
760 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/02(月) 15:45:43.08
>>747 ネットでこれだけの実力者同士が議論をかわすのも稀。俺らは運が良い。
まえに、日本株や日本国債を運用している機関投資家の中で、世界最大の GPIFがこれから国債を売るから、今後4−5年後の金利に影響を与える可能性が あるって書いたことがあるけど、今朝の日経の解説がかなり分かりやすい。 これって日本の国内問題だけにとどまらないのは、日本国債が800兆円近くになって いて、機関投資家がたった5%の運用比率の変更をするだけで、40兆円の動きに なり、海外にバブルを作ったり商品を上昇させたりする可能性がある。 っていっても、基本はまだまだ先の話。ただマーケットってのは、先読みして動くから 2−3年後の政治状況によっては不安定さを引き起こす可能性がある。 記事の一部の抜粋 >団塊退職で支給増 公的年金8.8兆円取り崩し >12年度、過去最大 国債など売却 >2012/4/2 21:22 取り崩しは4年連続で、過去最大規模となる。団塊世代が年金を受け取る年齢にさしかかり、 年金支払いが増えるためだ。GPIFは主に保有する国債を売却して現金化する方針だ。市場 では、長期金利の上昇要因と警戒する声が出ている。 12年度の取り崩し額が大幅に増えるのは、政府が基礎年金の国庫負担分として発行する 2兆5千億円の交付国債がすぐに現金化できないという事情もある。交付国債は消費増税 が実現すれば、償還できるという条件が付いている。将来の増税を見込み、積立金を先食い している構図になっている。
>公的年金の国債売却、金利上昇要因に >株買い支え期待しづらく > 2012/4/2 22:20 日本経済新聞 >UBS証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、公的年金の取り崩し額8.8兆円のうち、 >財投債の償還分(2.7兆円)を差し引いた金融市場全体への影響額は6.1兆円。取り崩し額が >増える一方、財投債の償還が減るため、影響額は2011年度の1兆円超から一気に膨らむ。 >過去の公的年金の資産売却では、国債が全体額の9割以上を占めてきた。12年度は手元の >短期資金を一部穴埋めに使う可能性があるが、それでも4兆〜5兆円程度の国債を市場売却など >で現金化するとみられる。 >日銀の資金循環統計によると、これまで積極的な買い手だった国内銀行は11年4〜12月に3兆円 >近く国債を売り越した。金利上昇リスクを意識した購入の手控えが広がっている。 こういう国債問題ってのは、2ちゃんの中でさんざんやりとりされてて、破たんだ、破たんじゃない論 なんかが何千件もあるけど、日本経済っていうより、日本国債に投資されてる膨大な資金が 動くか動かないか、2%とか3%だけでも海外に移動するか、ってのは世界の経済の資金動向に とってものすごい重要。 いままでこれがそんなに意識されなかったのは、年金には財投債の償還が膨大な金額あって、 それでGPIFが国債を売ってても、その分が減っていたから。 しかもGPIFは、何十年も日本株と日本国債を買い続けてたわけで、そこが売り転換だから 変化は大きい。 ただし、この問題は何年もまったく問題がなく推移する。だから世間も大きい出来事だとは まったく認識しない。ただ銀行の運用には多少影響が出るかも。 なぜなら、年金支給が急激に膨らむのは、団塊世代の退職のせい。 そして、団塊世代が退職するときには、膨大な退職金をもらい、そのお金が銀行に入り、 そのお金で銀行が国債を買う。 だから、すげー、国債なんていくら発行しても大丈夫じゃん、ってみんながおもったころに、 退職者が不足する年金を引き出し、生保の支払いも受けて、ゆっくり需給悪化が進行する。
長い記事のコピペを貼ってしまったが、こういう国債問題はスレチだったかも。 直近の投資は、直近の世界の資金の動きにはあんまり影響しなくて、とくに国債 問題は、いろんな見方がありすぎるから、今から心配するようなことでもないかも。 むしり民主党の分裂なんかにyほる増税の進行状況のほうを、海外の機関投資家は 見てるかも。
765 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 08:19:33.19
スレ趣旨は放棄してますし、もともと世界経済のおおざっぱな動向を考えてみたいだけですので、思ったことを書いてくだされば有り難いです。
>>763 の
>日本経済っていうより、日本国債に投資されてる膨大な資金が
>動くか動かないか、2%とか3%だけでも海外に移動するか、ってのは世界の経済の資金動向に
>とってものすごい重要。
この視点は、確かに、と思います。
破綻よりも、日本の国債を支えるマネーがどこに行くか、その動向をとらえる目的で、国債を注視されているのですね。
766 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 17:26:56.18
>>263 >退職者が不足する年金を引き出し、生保の支払いも受けて、ゆっくり需給悪化が進行する。
引き出した年金や生保の支払いは、誰かの懐に入って、再び預金になるとは思うけれど。
国債からマネーが逃げ出しても、円のベースマネーが減ることではないので、
国内に資金が大量にあることに変わりはないとは思うのですが。
>>766 これは国債の需給に関しての問題。
団塊の世代は、企業でいったらかなり高給取りのため、国債需要が変わってしまう。
現実に、団塊世代の支払いのために、GPIFは国債を売るわけだからね。
年収1000万円で500万円を貯金し、年金に企業負担分と合算して100万円を
支払うとする。
そうすると貯金された500万円と、厚生年金の100万円は銀行と年金運用の信託銀
を経由し、その600万円分の資金が国債を買う。
つまり年収の高い団塊世代が企業の中にいっぱいいて高い年収をもらうと、年金には
どんどん資金が入ってくる。これが200万人分あるってこと。
でも、退職した場合は、仮に年収240万円とすると、生活費が足りずに銀行から
毎年200万円を引き出すとする。
その場合は、GPIFは、年金を支払うために、国債を売って賄い、なおかつ銀行は
貯金を200万円引き出されるため、その分国債を売る。
なおかつ、団塊世代は年金保険などの生命保険に入っていることも多く、生保も
支払いのために年金を売る。
個人資産の1400兆円のうち、数字は忘れたが、たしか380兆円くらいは、年金の
一部や生保の過去に支払った積立て。
ただし、団塊世代が退職したあとに、それより若い世代が出生して、団塊世代と
同じ人口の高給取りが増えればなんの問題もない。
彼らが払う年金を回せばいいわけだから。
でも、団塊世代のあとは、急激に人口が減る。
さらに、団塊世代は、かなり年功序列を引きずっていて、高給取りだが、それより
若い世代は、高給取りの人口は減る。
つまり国債の需給は悪化するから今朝の日経新聞に書かれてることがおこる。
団塊世代が小学校に入学するときには、学校の教室が足りなくなり、彼らが
住宅ローンを組む年代になると、住宅価格需要がいっきに高まり、土地の価格が上昇し
住宅バブルの原因のひとつにもなった。人口の変化はそのくらいインパクトがある。
768 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 19:38:12.10
経常収支=(民間貯蓄−民間投資)+(税収等−政府支出) 経常収支黒字は国内の資金余剰を、赤字は資金不足を意味する。 国債・為替は経常収支を見ていれば分かる。
それで予想できたら、FXや国債ETFやで大儲けできるよ。 数式で為替の予想ができたら、優秀なプログラマーや研究者が山のように いる外資証券のディーラーは1兆円でも稼げてしまう。 でも現実には絶対にそうならない。 一日だけでも為替のニュースを見てると、金利差、為替が世界の経済の 今後の見通し、株の先行きの予想、世界の経済バランス、資源価格、 新興国経済、欧州経済、商品価格、政治、政策、国家の予算配分、 中央銀行の財務、中央銀行のバランスシートなどの無数のニュースで 簡単に動いてしまうってのが、体感できる。 国債先物市場もたった一日だけ見てたら、入札状況(たとえば今日の1時50分 くらいの出来事)にも影響をかなりウケるし、無数のニュースに連動してるのが見えると思う。 世界のどっかの国のなんかの統計が地球の反対の市場に影響ってのも日常的。
770 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 21:15:35.78
長期の話をしているのであって 短期の話など興味が無いから・・・
長期でも変わらないよ。 簡単な数式でたとえば5年後の変動を予測できるとしたら通貨オプションで 何十兆円でも簡単に稼げる。 でも現実に国債を当てようとしたら、国債と裁定売買されている株の動くも当てるってこと。 さらにグローバルマクロなんかは、中国株、アメリカ株、欧州株、アジア株なんかと、 世界各国の国債、穀物市場、エネルギー市場、商品市場、通貨市場なんかとの 裁定売買をやってるわけで、結果としてその全体像を予想しないと、国債の動きを 当てられるってことにならない。 しかも、ヘッジ・ファンドやマネージドフューチャーズなんかは、そういう仮想計算された 数字と現実の市場の差を利用して利益を出そうとするところもあるし、140兆円の 資産を動かすヘッジファンドや300兆円の政府系ファンド、2500兆円以上ある 年金資金の動きだけでも国をこえて簡単に動くわけで、そういう動きだけでもものすごい 変化をする。 そもそも経済学者でもアナリストでも、日本国債の長期金利がどう変化するのか 意見がわかれ当てられない。 もし5年債、10年債で当てられる人がいたら、兆円単位で利益を出せる。
772 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 21:37:00.34
短期、中期、長期で分けて考えるのがオーソドックスな手法でしょう。 そして、長期の予想がピタリと当たれば莫大な利益を得る事ができるでしょう しかし、その予想が当たらないだけ。 もちろん、短期、中期の予想も当たらないから儲ける事が出来ないだけ。
773 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 21:48:54.17
あんな事もこんな事もあると、アレコレ羅列しても話が混乱するだけでしょう。 超マクロ視点で見るのなら単純に考えた方がいいんでね?w
30年前の時点で、単純な計算式では債券や株、為替は予測できなくなり、ファンドでは 使われなくなった。 そこで、さまざまな統計や確率、経済の変化まで計算式に織り込んで、さらにリスクを減らすため に計算式の予想がはずれても大損しないようなアービトラージを組み込んだ運用が本格化した。 その運用をさらに高度化し、その計算で出された債券価格と現実の価格の差を分析しとてつも ない資金で運用したのがLTCM。 そこには世界NO1とNO2の2人のノーベル経済学者が参加し世界の市場を徹底分析。 世界の債券の適正価格とのズレを計算して投資をした。 そして市場の動揺で下がった割り安なロシアの短期債は、必ず戻り、なおかつデフォルトの 確率は100万年に3回だと計算した。 でもその計算は外れて、その結果ファンドは破綻し、アメリカ市場全体を巻き込む大事件になった。 市場ってのはそんなもん。一流アナリストでもめったに当たらない。 毎年逆の予想をする一流アナリストも多い。 自分は当てられるんだ、こういう方程式で予想できるんだ、っていう人は市場から全員 退場になり、当てることは難しいから、外れても利益を出せる投資をしようって人が大儲けできる。
>>771 タイミングをドンピシャで合わせられないだけで、経済学で大まかな流れは予想できると思うけどなぁ。
米国バブルは意図的に起こされたものだし、その根拠となっているのは経済学。
x-m=s-i+t-g。
前にも言ったけど、貿易黒字国(X-Mがプラス)は赤字国に資本を移動させ(S-Iをプラスに)ゼロサムの世界をつくる。この理論で金融のグローバル化が推し進められた。
アメリカの金融政策で全てが決まってしまうと思うんだ。
そもそもここ数年の途上国の発展も世界各国→米国→途上国への資本移動で成り立ってきていたし。
ファンドの運用については知らないけど、彼らって常に利益をあげないといけないんだよね?
中長期で利益が出ると思っていても長期保有なんてできないんじゃないの?
しかも小さな波で複数回売買しないと運用益は膨れ上がらないし。
個人が資産運用で5〜10年のスパンで金融資産を保有するなら経済学で十分予想できると思うけどな。
俺は株式投資をした事がないから、ファンドの運用方針は分からない。
例えば、今後5年間でゼネコンは総額19兆円の復興関連事業を受注するよね。新聞君が言ったように、新幹線・高速道路も新たに建設される。
でも株価の推移を見てみると、決算時期や海外部門の不振が露になったら途端に下がる。
そして国の補正予算が通って、ようやく上昇する。これは明らかに短期の要因で変動していると思うんだけどな。
新聞君はファンドや中央銀行のオペレーションにも詳しいよね。 もし良かったら、オススメの著書教えて。新聞だけで付けれる知識とは思えない。
777 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 23:07:21.02
この式や計算によって儲かるなんて一言も言うつもりは無いけど 経常収支や金利と言った基本的な事によって大きなトレンドが出来上がっているのは 間違い無いと思うけどね。 市場は常に先読みして価格に織り込むから儲ける手法が存在しても その手法より1歩先読みした手法に負けるから絶対に儲かる手法が続かないだけ。
新聞君の言う経済学って金融工学?それならアテにならない。 上で他の人も言っているけど、シンプルな予想でないと無理。仮定が一つ崩れるだけで「神の見えざる手」は勝手に暴走する。 経済学は「最大効用」「利益最大化」「合理的な行動」を前提に動いているから、詳細な予想は無理だよね。 というか、ミクロ経済学の効用の理論は数値化できない気分的なものだし。 財市場には、消費・投資・政府支出などがあるけど、消費性向や投資性向の景気や税による変化も確実じゃないから、おおまかな予想しか無理。 でも、その財市場の需要面を資本の流入により肥大化させる事は可能。 経済学は儲けるための学問でなく、需要面を刺激して何とか経済を成長させるものだよ。 以前はそれが公共投資であり、今は国際資本の移動。
ちなみに「あ」です。 先日は「理解できてない」なんて言ってごめんね。
780 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 23:19:52.67
投機マネーは必ず反対売買によって利益確定をするから、買いと売りがセットとなり あるスパンで見れば市場に対してフラットな存在。 圧倒的に巨額な投機マネーも市場にフラットとすれば 市場を左右するのは実需という事になる。 実需=貿易や経常収支であり、金利の差などのファンダメンタルズという事になる。
781 :
R :2012/04/03(火) 23:24:25.10
皆、残り少ないがこのスレを自由に使って有意義に議論してくれ。白熱してケンカだけはしないようにな。以上。
782 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 23:25:47.14
正確に言えば、短期は投機マネーの思惑だが長期は必ず経済のファンダメンタルズによって決まる。
>>780 その実需が資本移動で起こされているんだよ。尻尾が胴体を振り回すってね。
国際資本フローの動きを知りたいと思っていたら、偶然にも金スレでR君を発見した。
しかも強いドル政策に詳しく、資本移動の原因まで推測していたから驚いた。
784 :
オリンパスの提携先が松本カメラ、早田カメラ、フォトベルゼに決定! :2012/04/03(火) 23:33:32.03
785 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2012/04/03(火) 23:36:10.36
>>783 >その実需が資本移動で起こされているんだよ。尻尾が胴体を振り回すってね。
マジで何が言いたいのか分からん
>>785 言い方が悪かったね。現在、需要は資本の流入によって肥大化される。
米国は株高・不動産価格高騰で国内の消費を伸ばし世界経済のエンジンとなった。
更に米国は資本を途上国へ高利率で貸し付け、途上国は対米貿易と資本流入により発展した。
ん?でも途上国への貸付は欧州がメインだよな…? ここらへんハッキリしてないや。テヘッ☆
>>787 中国の外貨準備(米国債)推移を見れば、米国からも相当の資本移動が起きてるのは明白だ。
米国の場合は銀行部門よりシャドーバンキング部門による資本移動が大きいような気がする。
よくヘッジ・ファンドやCTAの資金の動きや、1−3ヶ月単位で資金を調達して 為替の変化で動き回るキャリー取引の記事が出るから、世界の資金の 大半がそういう資金だと思いがちだが、世界のファンドは圧倒的に長期 資金が多い。 世界の資金がどう動くかってのは、単純に考えたほうが分かりやすいことは 分かりやすいが、実際には投資主体が全部違い、それぞれの資金の流れは まるっきり違う。 たとえば新興国経済が伸びるとおもって、全員が新興国に投資したら、いっきに 将来の上昇を織り込んで、止まってしまい、下がるってことになる。 超単純に世界を流れてる資金のイメージで言ってこんなかんじ。 単純な法則では動かない。 単純にわかれば長期資金なんか大儲けできるが、実際には予想と 正反対に動くことも多いから、超安全運用をする年金基金ですら、 ヘッジ・ファンドを一部組み込んだりしているくらい。 経常収支で為替が当てられたら、為替ディーラーの給料は1兆円になってしまう。 年金 2500兆円 (たぶん債券が50%程度以上、株30%くらい) 年金基金の長期運用。リスクの少ない債券比率が高くコロコロ動かない。 ただし、利回りを上げるために、債券60%だとしても株も30%程度は 分散するし、なおかつヘッジ・ファンドにも一部運用を委託する。 カルパースやトマセクの資金が世界をどう流れたってのは株や債券の ニュースで、しょっちゅう記事になる。 日本の年金は年初に投資配分を決定する。 たとえば債券66%、株11%、その他海外債券や海外株も組み込んでいる。 そして、株価が暴落すると株の比率が低下するから、株を買い、債券を売る。 ただし、これは相当大雑把。 バランスが崩れてから1ー2ヶ月待ってリバランスするとかそういう場合もある。