232 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
東北6県の主な上場企業の決算が出そろった。
アベノミクスによる円安・株高の恩恵は、東北ではまだ限定的。
むしろ、輸入している原料や燃料費が膨らんでいる影響が目立つ。
復興需要は一巡し、消費の力強さに欠ける。
トヨタ自動車の2013年3月期決算は好調。最終的なもうけの純利益は前の期の3.4倍にあたる9621億円。
円安で輸出採算がよくなった効果は1500億円にのぼった。
ただ、トヨタ車の部品の多くは東海地方から運ばれており、部品をおさめている東北企業はまだ限られている。
東北の鉱工業生産指数をみると、自動車を中心とする輸送機械のウエートは、自動車を中心とする電機の5分の1にとどまる。
秋田銀行の純利益は前の期から横ばい。3月末の貸出金残高は0.6%減。
センコン物流は純利益が1億円に満たず、前回より減った。燃料費が膨らんだのが一因だ。
建設や土木を含む復興需要で売上高を大きく伸ばしたため、黒字を維持できた。
アベノミクスに伴う株高と消費の回復も、富裕層以外への好影響はまだまだだ。
幸楽苑は「外食を控える節約志向は続いている」といい、純利益が大きく減った(7億円減)。
今後は、円安で小麦は肉の仕入れコストが膨らむのが心配という。
震災から2年がたち、生活用品の特需は一巡。小売業の売り上げは伸び悩んでおり、新規出店に活路を見いだそうとしている。
サンデーは、前回より営業収益または売上高が40億円減。純利益が7億円増。
薬王堂は、前回より営業収益または売上高が23億円増。純利益が6億円増。
ヤマザワは前回より営業収益または売上高が89億円減。純利益が9億円減。
5/30朝日新聞福島版
233 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2013/09/11(水) 07:50:08.49
復興需要で好調な建設業でさえ円安による資材価格高で収益を圧迫
7/9福島民友1面(読売新聞系列)
9日までに2013年4〜6月期決算を発表した東北の上場企業22社(電力・金融除く)の連結経常損益は、約6割にあたる13社が悪化した。
円安の進行による原料費や燃料費の上昇が響く。
高速は前年同月比9%減。サトー商会は前年同月比41%減。日東ベストと幸楽苑は赤字転落。
カメイは前年同月比12%減。やまやは前年同月比5%減。
東北特殊鋼は前年同月比19%増。かわでんは前年同月比2.4倍。山大は前年同月比11%増。常磐開発は前年同月比2.4倍。
8/10日日経新聞東北版