リフレ派とはいったいなんだったのか? part3

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772金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
ネットリフレ(ネトリフ)の低レベルな日銀批判に律儀に答えてくれてるよ

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=acaAUt11nqPg
日銀に対してさらなる金融緩和を求める声が止まないのはなぜか。
  「今日は3点申し上げたい。1つは、さまざまな批判の中には明らかな誤解に基づいているものがあるということだ。

  「まず、デフレ脱却できない背景には、日銀が十分にマネーの量を供給していないという見解を聞く。
しかし、金融緩和の程度をマネー量だけで測るのは適切ではない。
なぜなら、資産買い入れ等基金を通した資産買い入れの効果はマネーの量では測れないからだ」

  「マネタリーベースを名目GDPで割ったものをみると、
現在、日本は24.6%、米国は17.9%、欧州中央銀行(ECB)は11.5%だ。今の米国の水準に到達したのは2002年だ。
量であえて測るにしても、今の日本の水準は相当大きい。量が足りないということはない」

  「その背景はそれぞれ異なる。日本以外の先進国では、バランスシートの問題がある。
日本は1990年代の半ばに銀行の不良債権問題を経験し、2000年代の初めころまで金融システムが非常に不安定化したが、
現在、金融システムは極めて健全だ。それにもかかわらず資金需要が増えないのは、
他の先進国の問題とは異なり、デフレの構造的な問題そのもので、それは経済成長が期待できないということだ」

  「企業経営者と話しても明らかだが、資金需要が増えないのは、長い目で見てこの先良くなるとは思えないからだ。
企業からみれば、この先良くなると思わなければ工場は作らない。設備投資を増やさない。
海外は堅調なので、海外向けの設備投資を増やしたり、今持っている設備や工場の補修・改修はやるが、
それ以上に増やすということは、明日が良くなると思わなければできない」

  「われわれ個人の家計をみても、収入が伸びない、この先が非常に不安定で、
社会保障等を含めて今後の見通しが非常に不安定なため、消費をせずに可能なだけ貯蓄をしようとする。
こういう状況が起きているときに、いくら中央銀行が強力な金融緩和を継続していても、お金は回っていかない」