952 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2011/08/27(土) 23:34:22.29
>>950 いや、一口にアナウンスメント効果と言っても、経路はやっぱりあるわけで。
時間軸効果でイールドカーブがフラット化し、金利経路で景気刺激になった
のかもしれない。また、期待インフレ率に働きかけ、物価に影響を与えた
のかもしれない。
実際、実証研究としても、「量的緩和政策は期待インフレ率に効果があった
が、実体経済に影響を与えるまでのものではなかった」とするものもある。
しかし、経路が期待のみだとするならば、次にやるときの効果は期待薄だよね。
二番煎じだと思われると、期待に働きかける効果は半減するだろうから。
政策金利を下げてゼロ金利政策とか、量的緩和政策とか言っているが、
実態レベルで全然緩和していない、どころか中長期的には緊縮してきた
という前提を抜きに話しをしても、なんにもならないぞ。
国債の買い切りをすれば、国債の金利に影響を及ぼすから、
少なくともそれを通じた効果はあるだろう。
アメリカの金融危機前、サブプライムが信用創造しまくったのに、
バブルは弾けて、後始末もできず、借金ばかり膨らましてる。
そんな状況から何も学べないのに金融緩和とか片腹痛い。
恐慌を起こしたいなら、緊縮でも引き締めでもすればいい
QEはそれを回避することに主眼があった
景気回復はまた別の政策が必要
>>952 QE2でデフレリスクを大幅に軽減して、こんどまたQE3への期待で
株高が生じてるように、市場の反応は少なくとも「半減」とまでは行ってないように思うね。
あとはFRBが政界の圧力を跳ね返せるかどうか。
あと日銀に関してはまあ
>>957みたいなイベントが来るかどうか。
理屈倒れだなあ。米政策金利は2004年くらいから上昇に転じて緊縮していた。
バブルの形勢から弾けるまでの期間、金利を上げていた。
この現実から言えるのは、金融緊縮がバブル形成の原因か、もしくは影響が
低いかのどちらかしかない。
961 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2011/08/28(日) 09:08:17.94
>>960 アメリカの住宅価格は、2000年ぐらいまでは3%程度の上昇率だったが、
2004年ぐらいまでは7%、2005年末まで13%になっていた。FRBはこの間
金利を引き上げてきたが、5%程度の金利では住宅バブルの抑制には
ならなかった。その後は、サブプライムローン問題、リーマンショック
へと突入していったことは周知のとおり。
日本でもそうだったが、消費者物価と資産価格に乖離がある場合、
どちらにウェイトを置いて金融政策を実施すべきか、というのは、
なかなか難しい問題だ。FRBは、住宅バブルに対してはその時点
で引き締めによるバブル抑制をするのではなく、バブル崩壊後に
金融緩和によってソフトランディングを図ることができる、と
考えていたフシがある。
今回も20年前も厄介なのは住宅バブルだとわかってるんだから
機動的に不動産取引に課税できる制度を新設した方がいいと思うんだよな。
利上げは多方面に影響が及びすぎて機動性に欠ける。
>>962 同意
全体に影響を及ぼす金融政策でなく、個別税制で行うべき
バブル後の日本の失敗はそこにある
金融はゆるゆるにして税制度や法制度で個別財バブルを抑制するのが良い
ただ、ルール策定が難しく裁量政策になるのが難
964 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2011/08/28(日) 09:42:21.90
>>963 日本でもかつてのバブル期に地価税や特別土地保有税というのがあったが、
導入は遅きに失したという感があるね。
ビルトインスタビライザーを強くすれば、自然と突出する分野だけ課税がきつくなる。
バブル防止は金融政策では無理で、その役目は税制のものだろう。
日銀はバブル防止を完全にやり遂げているじゃないか
2008年初春くらいにマンションバブルが発生している。
まさか、2006年の大規模緊縮をものともせずに、それ以前の
緩和が永き時を経てバブルを起こしたとは誰も言わないだろう。
あれはバブルで肥えた欧米の不動産ファンドが日本に食指伸ばした側面が大きい。
結局一国金融政策主義じゃバブルの防止すら出来ないってこと。もっとピンポイントな政策でないと。
969 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2011/08/28(日) 10:20:07.91
資産税でマイナス金利にできるし、バブル抑制効果もある。
970 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2011/08/28(日) 10:27:46.61
>>967 2007年2月に日銀は利上げを実施しているよね。
この利上げは納得感があった。
既に不動産はミニバブルの様相を呈していたから。
ようやく賃金が上がってきそうになったところで緊縮されたせいで、
景気が冷え込んだのを覚えてるわ。
緊縮は2006年から始まっているのだが。
>>966 デフレになったら意味が無い
どうしても潜在成長率が減っている先進国経済はバブル気味になるのは仕方ない
問題はそれをどう制御するかだ
金融政策で対処してはいけない
どうやら海江田に決まりそうだな。バックに小沢鳩山グループが付いてるのがデカい。
このスレ的に海江田ってどうなんだ?おまいら。
住宅の投資効率が悪くなれば国債に逃げるだけだろ。
インフレにするには住宅以外ない。
>>975 デフレのままじゃ、賃金も低迷したままだから住宅投資なんて夢のまた夢じゃ?
3次補正で円高対策って話だが、ろくにマネタリーベース増やさないで円高対策も糞もないと思うんだが。
それがわかってない野田はアホで糞。世界一無能な蔵相だ!!
>>970 結局はバブルになって弾けたんだから、金融政策がバブル防止策になっていない
実例には変りないじゃないか。
7月のコアコア、マイナスだったね。米国のコアコアはなんぼなの?
980 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2011/08/28(日) 18:35:22.85
>>978 ミニバブル程度で収まった、という感覚だね。
当時、新興不動産企業がかなり潰れて、銀行決算にも影響が及んだけれど、
その程度で済んで良かったと思う。
バブル景気崩壊後の90年代後半の不良債権問題はもっと酷かった。
>>974 海江田は日銀批判はしないので微妙だと思う。
復興は増税ではなく国債発行で行うと言っているのは好感が持てるけど。
消費税の増税も言っていたかな。
まあ、前原が首相になって、財務省と日銀のレクチャーを受けて、
これまでと変わらない状態が続く(もしくは消費税増税で景気が悪化する)のが、
非常にありえる未来だと思うけど。
財務省にしてみれば海江田と前原は怖くないだろうね。どうにでもなる。
海江田はこの前の失言の件を見てもかなりの馬鹿だし、
前原は単なるヘタレだしね。前原って安倍ちゃんをもっと線細くした感じだし。
小沢鳩山の支持がない前原はないな。
なっても外国人献金問題で野党からの攻撃が待っている。
昔、党首になった時も簡単に潰れてたし。こんな男に国民は何を期待してんのかね。
まあ、日米同盟重視だから安全保障上は問題ない。中国にも牽制になる。
財務省、日銀にとって一番怖いのは亀井みたいなゴロツキなんだよ。
ゴロツキは他人の意見聞かないし。
銀行が国債の代わりに住宅買ったら良いじゃんかよ。
小沢鳩山にまだ権力が残ってると思ってるのか。
最大派閥なんて意味ないよ。
そうでなければ、菅が首相になることも、小沢系が冷遇されることもなかった。
野田に決まった?
このスレで出ていた予想通りだな。
財務省大勝利。
わざわざ一番ダメな野田に決まる。終わってるわこの国。
法人税を上げると言わない限りは消費税増税に行ってしまうのだから、
大した差があったとは思えないないけどな。
復興増税を唱える野田が一番最悪に決まってるだろ。
誰がやっても復興増税はやるだろ。ここでの明言を避けただけで。
日経平均+53.37 8851.35。野田に決まったときには落ちはしたが、マイナスに転じることもなく、
一応は上昇で終わった。日銀総裁決定のときもそうだが、首相が誰かなんてほとんど気にされていない。
ピークから100円近く下がってるから十分気にされてはいるだろう
瞬間風速的なことが起きただけで、一日単位でみれば何事もなし。
そんな見方しているから、2006年に長期的デフレなのに、短期間
インフレになったからって緊縮するのがまかり通る。
瞬間風速を気にするのは、デイトレーダーくらいなものだろうか。
日本経済に影響はない。
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