副島隆彦が宣伝していた詐欺集団「夢大陸」の末路。
「夢大陸」社長ら、詐欺容疑で逮捕
架空の投資話で多額の金を集めたとして、福岡県警は15日、
福岡市早良区の投資コンサルタント会社「夢大陸」の社長の原千春容疑者(55)ら4人を詐欺容疑で逮捕した。
県警は全国の数百人から数十億円を集めたとみて全容解明を進める。
捜査関係者によると、原容疑者らは顧客に対し、
「日本円の価値が下がり経済危機が来る」などと不安をあおって投資を勧誘。
架空の国債や外国債の購入を持ちかけて投資金を預かったが、実際には金を運用せずに詐取した疑い。
原容疑者は、買収したFMラジオ局などで「六本木の巫女」と称し、
国内景気の予測を語っていたという。
同社は昨年4月、金融庁に登録せずに海外の金融商品を取り扱ったとして、
金融商品取引法違反容疑で本社事務所などの捜索を受けていた。
原容疑者は、その後、入退院を繰り返すなどしていたが、
現在は福岡市内の高級マンションなどに居住している。
同社を巡っては、昨年12月、福岡など13都道県の男女44人が
計約9億円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こしている。
(2011年1月15日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110115-OYS1T00452.htm