【尖閣竹島北方】日本の海洋資源 1【鉱物石油メタン】
日本ルネッサンス/実は日本はレアアース大国だった
◆ 櫻井よしこ/レアアース、加藤泰浩・東京大学大学院教授
週刊新潮(2012/07/26), 頁:142
周辺に希土類が豊富に埋蔵されていることはかなり前から分かっていたことで、
レアアースをめぐる中国との攻防の陰で、秘かに採掘調達体制を確立しておこうと
5年前から経産省に働きかけていたが、経産省はこれまで全く動かず。
船一隻で1日1万d採掘できるとして、年300万d。
これは希土類全体で日本の年間消費量の10%。
重希土類については20%分になり、700億円分になる。
最も重要な重希土類のジスプロシウムが豊富で、
当初、日本の年間消費量の200年分と報じられていたが、
桁が1桁も2桁も違うという。
実際にはその10倍、100倍で、2万年分にもなる。