■日本政府は借金で財政破綻する?■国債1048兆円

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714 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/10(土) 13:19:24

なぜ金利上昇すると詰むのか?
たとえば10年物国債の金利が(過去最高水準の)8%になると、100円の額面利率1.2%の既発債の価格は62円になり暴落する、
900兆円もの国債が暴落すると、それを保有している邦銀等は莫大な含み損を抱える。全体で300兆円以上の損失が出る。
これは90年代の不良債権の純損失40兆円程度を遥かに上回り、日本の金融機関や企業のほとんどが壊滅するだろう。

それでも邦銀も最初は買い支えるが、支えきれなくなったら、含み損を避けるために売り逃げるだろう。
彼らは横並びで動くので、売り始めたら国債はさらに暴落する。暴落が暴落を呼んで落ちるところまで落ちる。

こうした事態が予見された段階で取り付けが起き、2008年の欧米のような状態になろう。

さらに欧米より悪いのは、財政も破綻しているため、政府が銀行を救済できない点だ。
この結果、金融システムは完全に崩壊し、企業が大量に倒産して1000万人ぐらいが失業し、
インフレで年金や金融資産の実質額は大幅に低下して高齢者の生活は破綻し、
実質GDPも大幅に低下して、日本は60年代ぐらいの生活水準に戻るだろう。


717 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/10(土) 15:08:18
日銀が国債買い切りするとインフレになる、原油等が上がれば物価が上がる。物価上昇分が金利に反映される。

すると、手持ちの国債の価値が落ちる金融機関は我先にこれを売る。
益々金利が上がり、借り換え国債の発行が苦しくなる。

低金利だからこそできた借り換え国債の限界がやってくる。

そもそも、国債買い切りはマイルドインフレで収まる額しか買い切れない手段。
それ以上の勢いで国債が増えてしまえば意味が無い。それは恐らくもう達してしまっている。
そして、国債買い切り自体がハイパーインフレ、金利上昇リスクとなる矛盾。

だから現状維持が精一杯。日銀が何もしていないように見えるのは「どうしようもない」から。
だからもう日本は破綻回避はできない。