いま田中角栄ならどうするか

いま田中角栄ならどうゆう経済政策をしそうですか。個人的には
資源確保の為世界中に進出しそうな気がする。中国みたいに
あと宇宙開発にも熱心になる気がする。宇宙には制限がないとか
言って。あと国内外の外交はどのようになりそうな気がしますか。
過去の歴史認識など。

角さんはKCIAに妥協し
台湾見捨てて中共と手結んだからなぁ
けど大胆な発想の持ち主だから
ソ連が崩壊して国家資本主義となったロシアと
うまみのある経済外交しそうだな
そしてまたアメリカの反感買うと

「ま〜この〜」と言う。

「ま〜この〜お金をジャンジャン刷ってやれば
日本はこれからもどんどん発展するのであります」

と力強く語るだろうｗ

角さんは中国と手を結んだけどあれは早坂茂三さんの著書によると映画、文化など
中国と経済協力を結んでおけば、馬鹿馬鹿しくて共産主義なんて
やめるだろうという作戦もあったらしいんだけどね。確かに失敗に終わったけど
天安門事件などが起こったからね。もし成功してたら凄い着眼点だと思うんだけど。

田中角栄が賄賂と交換で国に与えた損害は誰が保証するのか

田中角栄の個人での実力での政策は、賄賂以外は国のお金をセメントに変えるだけだと思うけどな

今、日本が直面してる危機は、田中角栄が引き起こしたものなのに美化するな

角栄はエネルギー政策でアメリカの逆鱗に触れて失脚したと聞いたが

角さんの責任よりもその後の人間が同じ事をやろうとしたからいけないんだよな。
岸元総理は親米派で後の議員も同じ事しようとしたし。結局今の政治は
角福戦争と言うより。角岸戦争の延長線上でしかないんだよな。清和会が保守で
田中派が革新派というのがいかに後の世代がいいかげんかわかると思うけどね。
いいかげん今の政治家はそこから脱却しないといけないんだけどね。

角栄が現役なら今の日本は北欧以上の福祉国家になってる
国の借金も30兆しかないだろう
ただし角栄の資産は1兆超えてるだろう

角栄なら財務省の反対を押し切って相当大胆な５０兆クラスの総合景気対策を
間違いなく打ち出すだろう全国にもれなく金が行き渡るよう痛んだ各地のインフラ実情に合わせた
公共事業をやるし株や土地に対する規制や税にも手をつけるだろう

>>10
同じこと、っていうか、田中角栄にはまだ「貧しい地方の救済」っていう理念が
あるにはあったけど、後継者はそこから理念を取っ払って単なる
「地方の発展を言い訳にした弱者利権構造」にしたわけで。

俺は左側だけど日本列島改造論は正しい行為だね。
自然破壊してまで開発するのは反対だけど、
１９９０年代初頭までに全国高速道路網は完成させておくべきだったと
思うよ。
そうすれば今の日本は教育に金をかけることが出来て、
教育が良くなったり、インターネット情報網が世界で早く
出来上がって、日本の技術でネット情報が発展していた可能性があるよ。

田中角栄がいまの人だったら政治家にならず、ベンチャー起業して経営者
として世界を駆け巡っているのではないか？
あるいは田中角栄のキャラクターや喋りを活かしてテレビでみのもんたの
朝ズバのような番組のタレント司会者をやり、マルチタレントとして活躍
するのではないか？
さらには人間コンピューターと呼ばれた田中角栄の頭脳を活かしてアメリカで
博士の仕事をやり、癌の特効薬でも発明してノーベル賞を受賞するとかさ。

今の日本をダメにしたのは田中角栄という声も多い現代では、田中角栄
がいまの人だったら逆風の中で公園のホームレスになってしまうが、持ち前の
バイタリティで公園内に畑や上下水道を作り、ホームレスの集まりを村に変え、さらには
街に変え、果ては高層ビル群にまで成長させるという偉業を成し遂げたやも知れぬ。

角栄　マイルドインフレ下で構造改悪
小泉　デフレ下で構造改革
今　　デフレ下でバラマキ

角栄の方がマシだな。

いま、角栄が総理についたら株価は上がると思うか？

今の政治家や官僚に足りないのは、「下からの叩き上げ」
というのが足りないと思うよ。

特に政治家は田中角栄みたいな、「下からの叩き上げ」のような
人間が皆無だと思う。

総理大臣田中角栄副総理金丸
官房長官小渕
幹事長小沢
防衛大臣渡辺美智雄
選対委員長中村喜四郎
秘書官野中広務、竹下
農水大臣石波
文部大臣ハマコー
記者クラブ早坂茂三
これが世界最強布陣だろう

今の政治家はエリートばかりで
「下からの叩き上げ」がいないから
非常に問題だと思う。

　田中角栄は、５億円を受け取った疑惑がありながら、８月１７日には２億円の保釈金をつんで保釈された。 不正な金５億円を受け取って、そのうち２億円の保釈金を払えば、犯罪者の手元には３億円が残る。 これが、無法者を金持ちにする日本の法律 である。

保釈金は返還されるんだけど？

それに何もしないで何百兆円も国にダメージ与えるより、
何かして数億円不正取得するほうが国民にとって利益が大きい。

プロ倫を引いて、政治家が市民法を破るのは場合によっては正当化されると
角栄を擁護していた人がいたなw

>>24それは同意だな。

日本再生は政治家に
「下からの叩き上げ」の人間を入れることだと思うよ。

芸能人に二世が多いのと同様に政治家にも二世やもと役人が多い結局周りが
ちやほやするからいけないんだよな実力のある民間人がなかなかうえにゆけない原因だ
だから角栄みたく金でのし上がるしかないわけだかろうじて小沢だけがまだのこっていたな

しかし、「下からの叩き上げの人間を入れろ」って
いかにも日本人の愚民っぽい意見だなw

そもそも叩き上げって何なんだ。
生来政治家を生業としている人間、という意味なら、二世議員のかなりには
当てはまるがな。

鎌倉武士じゃあるまいし、ずっと同じことをやってることにそれ以上の意味なんか
あるわけがない。

日本人っていうのは、何でも（愚かな）自分の心に響くかどうかを基準に考える
情緒過剰なダメな民族だな本当。

>>24
ホリエモンを潰した結果、2005年まで好調だった新興市場を崩壊させてしまったのとかぶるな。

>>29
全然かぶりません。

>>24が言ってるのは、政治は結果責任でのみ問われるべきであって、
場合によっては市民法に反する行為も正当化されうる、って話。

君が言ってるのは規制が市場を萎縮させるって話。

>>29
ライブドアショック以降、個人投資家の株離れが進んでいった・・・

2 デザイナー(アラバマ州) 2010/08/18(水) 06:28:20.15 ID:z9cBdG4x0
真面目にどこが魅力なの？大した事やってないよね？

6 写真家(神奈川県) 2010/08/18(水) 06:32:42.16 ID:w+UkoBw30
小沢シンパが日本を蝕むまさにその存在だった

12 珍種の魚(京都府) 2010/08/18(水) 06:36:59.55 ID:OaQWKtEk0
麻生信者とどっちがヤバいかな？

14 経済評論家(関西) 2010/08/18(水) 06:41:31.44 ID:7z+KLXksP
信者はどっちも気持ち悪いよ。妄信に酔ってまったく人の話を聞かないし。

15 スリ(埼玉県) 2010/08/18(水) 06:42:10.16 ID:bGE8I9cs0
いらないものを無理矢理に押し付けられる不快感しかない

33 歴史家(コネチカット州) 2010/08/18(水) 07:36:56.75 ID:zUrmj4nYO
ゲンダイとか気持ち悪いよね

34 整体師(関西) 2010/08/18(水) 07:40:33.09 ID:JSL1o3CbO
色々信者は数あれど、小沢信者がイチバン痛い。小沢を総スルーして｢きっと何かやってくれる｣だらけ。

42 タコライス(兵庫県) 2010/08/18(水) 08:05:22.98 ID:V55pAG140
昭和の自民党員って感じ

44 理学療法士(東海) 2010/08/18(水) 08:12:48.53 ID:HzdZjkinO
>>1 これほど同意できるスレタイは久しぶりに見た

小沢一郎信者の気持ち悪さは異常 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news/1282080412/

コピペ王に、俺はなる！、まで読んだ。

>>28
叩き上げというのは
エリート大卒とは違って、苦労しながら働いたり、
働きながら勉学をした人とかだね。

田中のような奴がまた出てきたら
外国から金もらって日本をつぶすだろうな

今の国会議員に
苦労しながら大学へ進み勉学した人っているのかな？

田中角栄なら

・日本版ＣＩＡを作る
・有人宇宙飛行
・アジア共通通貨を作る
・円の変動相場やめる
・株式市場を健全化する
・首都を移動させる
・都市近郊の農地を住宅地にする

田中角栄なら

・日本版ＣＩＡを作る
・有人宇宙飛行
・アジア共通通貨を作る
・円の変動相場やめる
・株式市場を健全化する
・首都を移動させる
・都市近郊の農地を住宅地にする
・リニア新幹線で全国を結ぶ
・旅客機を作って世界に売る

>>38
有人宇宙飛行とか旅客機なら
田中角栄なら実現可能かもな。
首都移転までやるとなると、
新潟へ移転しそうだな。

>>36
ヨコミネ
だけどてんで駄目じゃん
政治家としての資質では遥かに進次郎
良い悪いかはさておきね

いま小渕が総理をやっていたら、どんなことをやったかな？

死ぬまで道路を作ってスパゲッティ国になるだけ。

>>41

八百屋でカブ持ち上げて
『かぶあがれ〜！』って言ってるだろうな・・・。

田中角栄なら

・日本版ＣＩＡを作る
・有人宇宙飛行
・アジア共通通貨を作る
・円の変動相場やめる
・株式市場を健全化する
・首都を移動させる
・都市近郊の農地を住宅地にする
・リニア新幹線で全国を結ぶ
・旅客機を作って世界に売る

田中角栄さんが郵政大臣の時に今のテレビ局の基盤を作ったみたいですね。あの当時の時代を
考えると凄い政治力ですね。今地方でテレビが見れるのも角栄さんのおかげなのかな？
たかじんのそこまで言って委員会では悪い面も言ってましたけど。

今角栄ならどうゆう風に国際問題を解決するのかな。

日本株だけ叩き売られることもなかっただろうね　　　経済も今より活気があったと思う

今の時代に角さんみたいな政治家がいればなぁ　いまはどいつもこいつも政治ごっこで腰抜け無能なアホしかいねぇ　何でこんな日本になっちまったんだ

>>48
ほんと、そう思う。やったことは悪い事だったんだろうけどあーいうカリスマ性っていうか
ハッキリしてて色んな意味で強い政治家って皆無だもんね。
角栄さんいればなぁ〜って自分も思ってた。
いればどうだ？なんだ？って言われたら何も言えなけどさｗ
なんかこう今の政治家の連中ってパッとしないじゃん！ダメダメじゃん！

小沢も小物に見えるなw

国民がモンスターだからしょうがない
あれもダメだ！これもダメ！あれもやだ！これもやだ！
って喚きまくるからね

>>50
角さんに比べたらゴミムシだなw

小沢は角さんの死んだ息子（長男）の代わりにかわいがられて増長しただけの小物、土方から出発の角さんみたいに働いたこともないんだぜｗ
そういや下の息子達（芸者の二号さんに産ませた）結構似てるんだぜ
地元じゃ眞紀子なんか「うるせぇ糞婆」という認識だな

眞紀子もヤキがまわったな。　　　売国ミンスに加担してるなんて。

天国の尊父が泣いてるぞ。

今の政治家は下からの叩き上げがいないよね？

つうか悪党だろうが角栄クラスの大物っていないよね
悪い人間でも天才であり大物だと魅力感じるもんだよ

田中角栄は確か今話題のTPP見たいな法案に賛成だった様な気がする。なにかの
本で日本は工業製品を海外に売らせて農業はなくして外資からもってくれば言いと
発言して農水省を呆れさせてたけど今の時代にはどう言う考えなのかな。

現代人の感覚では驚愕するほどの凄まじいほどの媚中をする。
そもそもコイツが中狂と国交を結ぶ愚行をやらかした。

>>57
田中角栄はそんなことを言っていたのか？
農業は国の基本だと思うけどな。

今の管内閣は運が悪すぎて最悪だと俺は思う。
管内閣はすぐに辞職しないと、戦争の道へ進む気がするよ。

寒い中外を歩くのに靴下を買えない貧乏人の苦しさを肌で知っていた。
それを救う熱い心、実力があった。
今の世襲政治家には庶民の生活は何も見えてこない。

>>60
世襲政治家を防ぐためには
議員の数を増やすしかない。
議員の数が減ったら国民の生活は悪くなる一方だと思うけどな。

>>59
農業が本当に大事なら、農産物の価格保証じゃなくて農家の所得補償をすればいい、
という（まあ合理的な話だと思うが）主張に対する反論は？

>>61
自分も同感ですね。世間的には議員定数を減らせと言っているけど自分も
増やしても良い方法も考えとしてはありだと思う。ただ給料を低くする事と
小選挙区制度をなくす事が条件だけど。日本の悪い所は直ぐにマスメディアの
言うことを信用しすぎる事がいけない。その点は戦前戦中戦後何も変わっていない。

多分何もできない、この政治家は安定した情勢かつ開発によって活発になれる状態にしか適応できないだろうな。

何もできないってのはどうかな？
政治家としての善悪はともあれ
単純に人物としては大物だぞ

悪党だろうがなんだろうが小卒から総理ってのは
ずば抜けた能力者であったことに違いないからね

>>63
日本人って二大政党政治を望んでいたのかな？
１９９０年代初め、二大政党論が出てきたけど、
これは本当に国民の声だったのかな？
>日本の悪い所は直ぐにマスメディアの
>言うことを信用しすぎる事がいけない
これはしょうがないよ、日本人は自分で物を考える
教育なんてしていないんだから。

田中角栄の時代は新潟は名前のある政治家が多かったんだな。法務大臣稲葉修
最近亡くなられた経済通の村山達雄などしかしよく村山達雄さんはこの２大巨頭
を相手に選挙で当選できたよね。今の選挙制度なら絶対に無理だと思う。

しかし今の時代になって角栄さんの影響が未だに出ていると言うのが凄いな。
中国やロシアの件など確か角栄さんは北方領土問題ではソ連をびびらせたんじゃなかったか。
角栄さんいたら今どうやって解決してるんだろう。

http://257.teacup.com/newsda/bbs/t4/22

>>66
ミンスなんてルーピー政党に天下取られて、角さんはきっと嘆いてる

伊達直人の正体がわかったぞ。田中角栄さんじゃないか。今苦しんでいる時代にこんな事やれるのは
田中角栄以外に誰がいるんだ。

角栄は当時の日本では珍しいコミュニタリストだったな

田中の場合は
今頃は政府紙幣を発行していると思う。

こういうピンチの状況に
角栄さんの豪腕ぶりが冴え渡る

>>74
そうなんだよ。そんな気がする守りには弱いけどこうゆうピンチの時には良いと思うな。
今の経済状況はあえて攻撃的にいけば良いと思う。

ｗ

角さんがいたら今の東北の問題、原発どう解決いてくれるんだ。マジ頼むよ角さんみたいな人が
今必要なんだよ。

確かに・・・。
決断、実行、行動力は群を抜いてましたからねぇ

平成になって二十三年経つにも関わらず角榮待望論は根強い。
立花隆大先生はこの現状をどう思ってるのかな？

過剰表現で批判するだけでしょ

この国難の救世主は角さんしかいない

日本政治はフィリピン化してるよな。
民主主義の悪い面が出まくってる。

リーカンユー並みの強権で二十年とか首相する奴が出てくれば
ガラっと変わるよ。たとえそれが宇野宗助であっても。

日本経済をつくった功労者だった。
なんでも経営者やコンサルタントなど経済者は、生産性が無いし能力もない。
持っているのは、他人の業績を奪い去り、いかにも分がやったように
振る舞う能力高だ！

このような非生産人間が日本にはびこった為、田中先生は弾劾されたのだ！
理由：田中先生は戦争災害で小学校しか行けず学歴がなかった。
だから実行力がありリーダシップが発揮できた。

しかし、学歴や金持ちは今のアメリカと同じで１番になりたかった。
そして、田中先生を弾劾した。そして今、その一番弟子である小沢先生を
いじめている。

いま、この危機を救えるのは小沢先生しかいない。

一級建築士である上に法律にも明るく議員立法した数も
未だに一番なんだから本当に優秀だったと思う。

学歴がないのを売りにしてたが、その辺の大卒なんて
足元にも及ばないくらいの高度な素養があった。

角栄さんのこの演説、やっぱかっこいいーーーーー。凄いよこの人は。
http://www.youtube.com/watch?v=2NaFurMZLgU
http://www.youtube.com/watch?v=PsppAdgZsxg&feature=related

>>85
この演説聴いてると角さんは保守思想だと思うんだけど。リベラルとか言われてるけど。

>>86
田中角栄は大きな括りでは保守だが、基本的にはプラグマティストだった。
どんな問題にも脊髄反射的な反応をせず、時宜に応じた柔軟な対応を模索した。
固定的な原理原則にこだわった思考や行動をしなかった。
>>85の演説でも、左右を問わずそういう頭の固さを厳しく戒めている。
自衛権問題で共産党を上げたり下げたりしているのもその表れ。

しかし、もっぱら戦後復興期にキャリアを形成した政治家としての限界は免れず、
「米ソの相対的没落・多極化」「成長の限界」「資源インフレ」「パイの縮小」「日米利害対立」といった
70年代以降に顕在化した新事態にはうまく対処できなかった。
（新時代の新たな諸問題の存在自体は彼なりに認識していた。）

事実を一つ
田中角栄は原発を推進していた人物です。彼がいなければ日本の原発はここまで発展しておりません。

原発自体は悪くないよ。
原発を扱う能力がないのに使ったのが悪いだけで。

同意
技術者と管理側の過信と慢心が悪いだけ

>>88
むしろあの時代に原発と言うエネルギー政策をマジで考えてた事が凄い。

フランスに接近してアメリカに潰された角栄

角さん、いまの日本見てどう思ってるんだろうなぁ・・・・・

田中角栄の遺産が今の日本の惨状を生んだ
1日中共同声明→ODAばら撒き尖閣諸島不法占拠
2金大中事件で韓国の言いなり、大統領夫人射殺事件で朝鮮総連の配慮し
捜査に圧力をかけ背後関係を明かさせず→北朝鮮拉致事件
3原子力発電推進→自らの生家の隣町刈羽村に原発を召致。秘蔵っ子
の渡部恒三は「福島に原発を作れば作るほど長生き。」と暴言
もちろん功績もあるが負の遺産がでかすぎるのではないか

角さんなら隔日に尖閣諸島近海で天然資源採掘の指示を出しているでしょうね。

角さんが失脚したのは、日本独自で原油資源調達の道を作ろうとしたからアメリカの逆鱗に触れ
罠にはめられたとの説が強い。
何でも、何回もアメリカは角さんに牽制球を送っていたが聞く耳を持たなかった角さんが
ロッキード事件で嵌められたという事。

資源なしに成り立たない日本経済を憂い、解決策を探った角さんなら
確実に固有の領土である尖閣諸島近海の海底資源に目を付けるでしょう。

>>95
その通りだね。

このスレに書いてあることは、要するに「田中角栄なら俺様の提案するとおり、この
政策をやる」っていうこと。こいつらの要旨は「俺様の政策がいかに素晴らしいか、
それをしない政府はいかにダメか」に尽きる。

角栄をダシにして、俺様を開陳するのは滑稽だ。

実行力あるけど　先見性ないやろ
今の日本の姿見ればわかる

龍馬ならこうするとか
角栄ならこうするとか、すべてご存知の様に言うが
それ君らの考え以外何も無いな　

角さんの限界は原発ありきのビジョンしか提示できなかった点だろう。

しかし角栄は本当に日本に影響を残してるんだね･･
まさか放射能漏れという形で角栄の亡霊がまた日本の前に現れるとはな･･

田中角栄の負の側面も見なければダメだと思う。
それは金権政治とか、そういうさんざん語られたことではない。

田中角栄のダメな点は異様なまでに公務員を優遇した点。
次に社会保障を若者にツケを押し付ける形でしかできなかった点。

田中角栄は山を削り、削った土で海を埋め立てて日本の面積を拡大
すればいいと語ったのだが、これなどは本当に土木の専門家だったの
かと疑うような面すらある。

山に湧き水が出たり、木が生えているのは山が自然の貯水タンクだからである。
この自然の貯水タンクである山が消えたら、その場所は川、沼、湿地帯になる。

これを実際にやろうとして、山から水が出て失敗してるからね。

負は見てるでしょ皆
総合的にプラスになったと評価する人が多いのでは
最近の政治家と比べちゃ誰でもプラスだろうけど

国土の均衡ある発展！
被災地以外の公共事業を即刻止めさせる。

いま、官僚は被災地以外の公共工事に、今年度予算分の早期着工指示を出している。
さらに震災対策と称して、予算増額要求も準備。

test

タイトルを見ると，一見，楽観的な成長経済論かと勘違いしそうだが，中身はきわめて骨太な，
過去30年にわたり自民党によって続けられてきた社会主義的政策への批判の書である．
大都市から搾り取った税金を地方にばら撒く，「弱者保護」の美名のもとに行われてきた所得移転政策が，
さまざまな矛盾と経済への歪みをもたらしていることは，大前研一，橘玲はじめ，多くのエコノミストや
評論家によって指摘されて来たことであり，それ自体に目新しさがあるわけではない．
しかし，この問題を，これほど統合的で首尾一貫した主張にまとめ上げたのは，本書が初めてといってよいであろう．
さらに，一般的には資本主義の権化のイメージで見られることの多い「今太閤」田中角栄こそが，
自民党の「隠れ社会主義政策」の道筋を作った張本人であるという指摘も，大胆ながら，多くの
実例やデータを駆使し，きわめて説得的に語られている．そして，田中社会主義革命路線を
自らの権威や権益拡大に利用し，今日にいたるまで日本の経済効率を下方屈折させてきたのは，
朝日新聞をはじめとする進歩的なマスコミであり，官僚達であった．彼らには，常に自らの「権威」を
維持するための顧客としての「弱者」を必要としていたからである．
悲劇的なのは，田中社会主体革命が温存され今日も続いているという事実である．なぜ日本だけ，
バブル崩壊後 13年も低成長を続けているのか？　なぜ日本だけ，GNP の倍にも上る公的債務を抱え込むことになったのか？　
なぜ都会のサラリーマンの生活は豊かになれないのか？　こうした疑問を持つ全ての読者に必読の書である．

タイトルのせいでわかりにくいですが、田中角栄について書かれています。
田中角栄について私は漠然と「汚職をしたけど地方にやさしい政治で日本列島改造で高度成長を実現した政治家」と考えていましたが、
完全なる間違いだとわかりました。本書によれば高度成長を終わらせた実行犯が田中角栄です。
「田中角栄が成長を実現した」というのは全く逆で「高度成長の蓄積があったから
田中角栄のような腐敗政治家が金をバラまくことができた」
田中角栄が起こした「社会主義革命」によって高度成長は食いつぶされたというのが正しいのでしょう。
そうすると田中角栄は「日本を社会主義の国にし、成長を止め、汚職をした最悪の政治家」ということになってしまいます。
目から鱗が落ちました。
歴史観が変わりました。

高度経済成長が終わったのはオイルショックによるのではなく、田中角栄が強力に推進した「社会主義革命」＝国土の均衡ある発展という名のばらまきである。
これらのばらまきをやめ、人々が自分自身の足で立つようになれば高度経済成長は可能というのが論旨。
自分の才覚で生きていく（プロフィットシーキング）よりも補助に頼って生きよう（レントシーキング）とすることが
国をダメにしたという理論は、原田泰の一連の著作と似ているなと思った。
過疎地に無理に資本を投入するのではなく、都市に住民と資本を集中すれば、都市は発展するし、
過疎地には自然が復活するという論旨は八田達夫の著作に通じるものがある。
一番印象深かったのは、知識人、学者が連綿と「弱者」を作り出してきた理由。
弱者は弱者であるがゆえに保護の対象であり、保護の対象である以上、自分たちの
言うとおりに生きろという弱者保護の仮面をかぶった弱者差別の精神構造が
「エリート」とされる人々の思考を形作っている。彼らからすれば、「選良」の
庇護に頼らず自身の才覚で生きようとする人間はねたみと恐怖の対象でしかない。
そうして出る杭を潰し続けてきた７０年代以降の日本が低成長に陥ったのは当然という理論。
「知識人」特に左翼のそれに違和感を持つ人は楽しく読める。

稀代の社会主義革命家たる田中角栄が弱者利権と地方ばら撒き政策を確立し高度経済成長を止めた、という話。

次の一節は、いろいろな角栄本にも引用された有名なインタビュー記事の一部だ。

＜子供が十人おるから羊かんを均等に切る、そんな社会主義者や共産主義者みたいなバカなこと言わん。
キミ、自由主義は別なんだよ。（羊かんを）チョンチョンと切ってね、いちばんちっちゃいヤツにね、いちばんデッカイ羊かんをやるわけ。
そこが違う。分配のやり方が違うんだ。大きい奴には”少しぐらい我慢しろ”と言えるけどね、生まれて三、四歳のは納まらないよ。
そうでしょう。……それが自由経済というものだ。＞

田中角栄は社会主義・共産主義というものは機械的な悪平等の思想だと思い込んでいて
自分の主張こそ由緒正しい社会主義・共産主義の理想だとは夢にも考えなかった。
「官公庁が発注する仕事は、一定のパーセンテージを中小企業に割り当てなければいけない」という官公需法も、
「大型店の新規開業には地元の零細商店の合意を必要とする」という大店法も、
「とにかく農民の生活水準を都市勤労者より低くしてはいけないのだから、生産者米価を上げるのに理屈は必要ない」という生産者米価の政治加算も、
全部「チョンチョンと切って、いちばんちっちゃいやつに、いちばんデッカイ羊かんをやる」政策だった。

田中角栄がアメリカに失脚させられたのは中国と手を結んで強いアジアを作ろうとしたのが一番の理由だろ

その一番弟子相当の○沢が、
与党になって幹事長?だった○沢ﾁﾙﾄﾞﾚﾝと中国旅行をほぼ勝手で私的に行い
中国の大物政治家の温火砲とかと握手や記念撮影・・

これも角栄さんの教育の賜物だったのか？

あれ以来だよな、
外務官僚か今迄の親米自民か米か怒ったのか知らんが、土地献金疑惑を上げ、
○沢外しを導いたしか思えないが、どうだろう？

で、いま　菅の変わりに総理になんて・するとまた献金疑惑が出てきたろ。
与野党政党間の駆け引きというより、王玉の将棋ゲームの有様で情けない。

角栄政権のプラスのほうに眼を転じれば、首相在任中にやってのけた功績がふたつある。
日中国交回復と、ソ連共産党書記長ブレジネフに「日ソ間には北方領土という未解決の問題が存在する」と認めさせたことだ。
どちらも社会主義政権相手の仕事だった。

後に訪朝議員団団長として北朝鮮を訪問した金丸信が朝鮮労働党の国を挙げての「熱烈歓迎」に手も無く丸めこまれてしまったのも、
もともと国家社会主義者同士だったからだ。
さらに、「遅れてきた田中角栄」鈴木宗男があれだけロシアの官僚たちと肝胆相照らす仲になれたのも、
お互い国家社会主義者同士で話が通じやすかったからだ。

日本中に増殖した田中角栄とその亜流たちには、「人間は自由意志を持った動物だから、行きたいところへ行き、やりたいことをやり、
住みたいところに住む。それを統制でねじ曲げようとしたら、とんでもないロスが生じる」という経済学的発想はちんぷんかんぷんだった。
そんな「わけの分からない理屈」をこねる連中より、革命世代の中国共産党首脳陣、旧ソ連官僚、そして北朝鮮労働党の同志諸君のほうが、
はるかに気心が通じたはずだ。

世界中にたったひとりだったかもしれないが、一九七二年という早い時期から田中角栄政権誕生の本質を
「革命家」による政権奪取と見抜いていた社会主義国指導者がいた。
彼は、岩波書店の総合誌『世界』に掲載されたインタビューで以下のように答えている。

＜日本人民の闘争が強まったために佐藤反動政府は追い出され、田中政府がこれにかわりました。
これは日本人民の闘争の結果だといえます。われわれは日本人民の闘争を高く評価し、それを全面的に支持します＞
（坪内祐三、『一九七二─「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」　』、二〇〇三年、文藝春秋刊より引用）

当時の北朝鮮国家元首、金日成だ。
まさに、「英雄、英雄を知る」と言うべき洞察力だ。

いや、近年出版された青木直人著『田中角栄と毛沢東─日中外交暗闘の30年』（二〇〇二年、講談社刊）を読むと、
毛沢東も田中角栄を「日本に革命を起こした同志」とみなしていたようだ。
歴史に残る毛沢東・田中角栄会談は茶飲み話ではなく、実務家同士らしく「米ソ覇権主義二大帝国に抗して、日中同盟を作ろう」という議論をしたらしい。
その後毛沢東は没し、田中角栄が言葉と知的能力の大半を失ってからも、中国は律儀に一線級の政府や共産党の要人を田中のもとに送りつづけた。
毛沢東が「田中角栄先生は革命運動における同志だ。決して礼を失することがないように」と遺訓を残したのだろう。

国土の均衡ある発展という社会主義政策を実行し、日本人の精神を金の力で甘やかし、人様の金で生きることを当然と考える国民に堕落させた

田中角栄こそ、日本の経済成長率を大幅に低下させ、巨額の財政赤字を生み出した日本史上最大の戦犯だ。

>>2
だからロッキードでアメリカに後ろから刺されたよね。

時期が近いから勘違いしてる人間が多い。

田中角栄が高度成長を実現したのでは断じてない。

移動の自由によって若い労働力が地方から都市へ移動したから高度成長が実現したのだ。

田中角栄は税金（人様の金）を使ってその移動を止め、高度成長を殺した犯人なのだ。

高度成長の果実を全て食い潰したのが田中角栄という社会主義者だ。

>>116
その節も怪しいけど、仮にアメリカに狙われたとしたら
それは、日本を社会主義国にし日中同盟を画策したからにほかならない。

経済学者に全てを託すと少子化で国が滅ぶという定説を証明するような下らない長文でしたと

日本の不幸は、田中角栄を保守だと思い込んでる人間が多すぎることだ。

社会主義国の日本で社会主義的だからダメとか言うヴァカがいるから
日本はいつまでたっても浮上しない。

田中角栄の主要な大罪リスト

　１　老人医療費無料化というバラマキ

　２　年金支給額の大幅アップ（二倍以上）

　３　公立学校教員の給料を大幅アップ

　４　私学助成金という、憲法違反のバラマキ

　５　過剰な公共事業を通じてのバラマキ（均衡ある国土の発展という妄想）　

　６　中国共産党独裁政権（周恩来）との国交回復（チベットやウイグルでの中共の蛮行は無視）

　７　シベリアへ開発への資金援助（北方領土問題もシベリア強制連行の補償などは棚上げ）

　８　利権・金権による大派閥を率いる政治。国会からマトモなディベートがなくなってしまった。

　９　中国に土下座外交をする、竹下登、小沢一郎、岡田克也などの弟子を輩出したこと。

　１０　日本に蔓延する拝金主義の元凶。財界トップすらも、目先の商売のみを優先し、総理祭神は靖国参拝をするななどと言い出す始末である。

　

　たしかに、恵まれない生い立ちから、総理大臣にまで出世したのはすごいことであるが、それだけの話である。

　彼が、日本の国益を棄損したことは甚だしい。

　大盤振る舞いのバラマキ政策が、現在の財政赤字に直結している。

保守政治の目標は「打倒！田中角栄」である

日本が非効率な社会主義国家になってしまったのは、もちろんさまざまな原因があるでしょう。
しかし、今抱えている沢山の問題を遡ると、ほとんどが田中角栄に行き当たります。
http://blog.livedoor.jp/furusatochan/archives/2836717.html

保守派気取りの人達の中に田中角栄待望論があると聞いたとき、げんなりしてしまいました。
高度成長期だからばらまけたのであって、バラマキをすれば高度成長できるというのは大きな勘違いですね。

突如、東京裁判に南京大虐殺が持ち出される。米支合作だ。
アメリカにすれば原爆の対価としたい。毛沢東にすれば願ったり叶ったりだ。
かくて負けた国に罪悪感を刷り込み、それをＡＴＭとする手口が発明された。
史上初の国家的な振り込め詐欺に最初に引っかかったのが、田中角栄の対中外交だ。
日本代表として初めて謝罪を表明し、無期限・無担保の資金援助を約束させられた。
結ばれた条約を読んで、なんだこりゃ永久賠償条約じゃないか、と思った記憶がある。

http://deepgoldpigment.myartsonline.com/tkh.html

田中角栄は日本を発展させなかった。
高度成長で発展した成果つまり「他人のカネ」をばらまいて浪費しただけだ。
福祉元年で年金を将来世代にツケ回したのも田中角栄だ。

「都市のカネ」
「子孫のカネ」

これを他の議員（社会党含む）、官僚、地方、老人にバラまいて自分の政治力を買った大泥棒が田中角栄。

>>125
海外にもバラまいたな。
日本をダメにした国賊とは田中角栄のことだ。
誰だ、こんな奴を保守本流と呼んだ馬鹿野郎は？

「日本は、第二次大戦中から（あるいは、戦争直後から）世界でいちばんうまくいった社会主義国家だった」という通説を、
あまりにも安易に受け入れてしまっている人が多い。
しかし、考えてもいただきたい。
世界経済史上ほかには例を見ないほどの高い成長率が持続したあの戦後復興から高度成長期までの輝かしい時代が、
本当に「社会主義的な統制経済」で達成できたものなのだろうか？
「自由競争にもとづく市場経済より統制経済のほうがうまくいく」という思想の破綻は、世界中でいやというほど実証されている。
なぜ、戦後日本だけが、例外的に社会主義経済でうまくいったというのだろうか？

「先進諸国に対するキャッチアップには統制経済が向いている」という主張には何の根拠もない。
世界中の社会主義革命は中進国、後進国で起きており、社会主義政権は例外なく先進国に対するキャッチアップ政策を掲げた。
しかし、統制経済のままでキャッチアップに成功した国はない。
頑固に統制経済を維持した国は、体制そのものが転覆して市場経済に戻ったか、
北朝鮮のように国民に食うや食わずの生活をさせながら慢性的戦争プロパガンダでかろうじて政権を保っているかのどちらかだ。
中国のように徐々に自由競争の市場経済を導入して統制色を弱めた国だけが、
まがりなりにも「社会主義政権」のたてまえを守りながら経済成長を達成している。
「キャッチアップなら社会主義的な統制経済のほうがうまくいく」なんて実例は、世界中探しても見当たらない。

朝鮮戦争特需やアメリカの占領政策に高度成長の原因を求めるに至っては、
「日本人はどうせだめな民族なんだから、自分たちの努力だけで立派なことができたわけがない。
だから、高度成長もだれかの振り付け通りに踊っていたから達成できたのだ」という、
とんでもない欧米崇拝志向以外には根拠を持たない発想だ。
特需や資金援助で経済が発展するものなら、ウルグアイ・ラウンド以後の日本農業は世界の最先端を行く
高収益産業になっているはずだ。
アメリカの占領政策や経済政策への干渉・介入で高度成長ができるものなら、
フィリピンやメキシコはとっくの昔に世界の先進国の仲間入りをしていたはずだ。

戦後の日本経済は、世界中でもめずらしいくらい階級とか身分とか人種とかの差別の少ない社会で、
しかもみんなが自由に自分にとって何がいちばんいいかを判断して行動できる、自由競争の市場経済の理想型に近い社会だった。
欧米諸国の租税負担が軒並み国内総生産の三〇〜四〇パーセントを占めていた中で、日本の租税負担は二〇パーセント台の前半ですんでいた。
だからこそ、民間企業が自由な競争の中で大胆な設備投資をする資金的余裕があり、一貫して高い民間設備投資が高度成長経済を実現したのだ。

また、高度成長期の日本は失業という現象を永遠に追放してしまう一歩手前まで近づいた社会だった。
欧米諸国での完全雇用の目標が失業率三パーセントであり、実際の失業率は好況期でも四〜五パーセント、
ちょっと景気が悪くなれば簡単に二桁になってしまう中で、日本の失業率はほぼ一貫して二パーセント以下だった。
しかし、一九六〇年代の終わりから七〇年代の初めにかけて、高度成長を可能にした自由で統制色の薄い経済を
根本から変えてしまう一連の政策が実行された。

この一連の政策は、間違いなく社会主義的だった。
「中小企業は大企業に比べて競争力がないから保護してやらなければならない」、
「地方は大都市圏に比べて競争力がないから保護してやらなければならない」、
「零細地場商店は大型店舗に比べて競争力がないから保護してやらなければならない」、
「農林漁業に従事する人たちは製造業やサービス業に従事する人たちに比べて競争力がないから、
あるいは海外の低賃金で同じ仕事をする人たちに比べて競争力がないから保護してやらなければならない」といった政策ばかりだからだ。

ところが、日本人の大半は、一九六〇年代末から七〇年代初めに日本で「忍び寄る社会主義」勢力が政権奪取に成功したなどということは、夢にも考えなかった。
想像もしていなかったところから出てきた社会主義勢力だったので、呆気にとられているうちに革命政権が誕生してしまったのだろう。
日本型「忍び寄る社会主義」が生まれたのは、イタリア共産党構造改革派のこむずかしい理論闘争の中からでもなく、
イギリス労働党左派フェビアン協会のメンバーたちの優雅にアフタヌーンティーをすすりながらの雑談の中からでもなかった。
それは、越後の山の中から生まれたのだ。

社会主義革命の張本人が自分のことを「激烈な反共主義者だ」と信じていたこと、
彼が自民党の一派閥の領袖だったこと、そして金権政治をめぐるスキャンダルまみれの政治家だったことに、
日本人の大部分が眼をくらまされていた。
もちろん、越後から山を越えて東京に出てきた日本の「忍び寄る社会主義」革命の指導者とは、田中角栄のことだ。

次の一節は、いろいろな角栄本にも引用された有名なインタビュー記事の一部だ。

＜子供が十人おるから羊かんを均等に切る、そんな社会主義者や共産主義者みたいなバカなこと言わん。
キミ、自由主義は別なんだよ。（羊かんを）チョンチョンと切ってね、いちばんちっちゃいヤツにね、いちばんデッカイ羊かんをやるわけ。
そこが違う。分配のやり方が違うんだ。大きい奴には”少しぐらい我慢しろ”と言えるけどね、生まれて三、四歳のは納まらないよ。
そうでしょう。……それが自由経済というものだ。＞

田中角栄は社会主義・共産主義というものは機械的な悪平等の思想だと思い込んでいて
自分の主張こそ由緒正しい社会主義・共産主義の理想だとは夢にも考えなかった。
「官公庁が発注する仕事は、一定のパーセンテージを中小企業に割り当てなければいけない」という官公需法も、
「大型店の新規開業には地元の零細商店の合意を必要とする」という大店法も、
「とにかく農民の生活水準を都市勤労者より低くしてはいけないのだから、生産者米価を上げるのに理屈は必要ない」という生産者米価の政治加算も、
全部「チョンチョンと切って、いちばんちっちゃいやつに、いちばんデッカイ羊かんをやる」政策だった。

田中角栄こそ日本における社会主義革命に成功した唯一の人物としてみる論こそ、今までになかった田中角栄論である。
なぜ、アメリカの共和党政権が田中角栄を失脚させたのかは、もっぱら独自のエネルギー戦略を展開したから
ロックフェラーの逆鱗に触れたという説が有力ですが、むしろ田中角栄が日本で社会主義革命を成功させたからだと言うほうが、説得力があると思う。

田中角栄が日中国交回復に成功したのも、彼の社会主義的な政策が、中国共産党の首脳達に共感を呼んだのだということも筋が通る。
ソ連のブレジネフ書記長との話し合いでも北方領土問題で前進が見られたのも、田中政権が一種の社会主義政権とみなしていたからだろうか。
彼が作った様々な弱者保護政策である大店法や農業保護政策も、グローバル化する世界とは逆の保護政策だ。

自民党内にこのような大派閥を形成できたのも、日本の農家などからの支持を集めたからであり、それが大都市を包囲して
一気に革命へ持ってゆく手法は毛沢東の革命戦術であり、だからこそ中国やソ連も日本こそ社会主義国家の仲間としてみる要素になったのだろう。
それに対して危機感を持ったからアメリカのキッシンジャーは角栄を失脚させたのだ。

苦学して東大を出て大蔵官僚になった山下元利(元防衛庁長官)を可愛がっていたようだね

田中角栄の主要な大罪リスト

　１　老人医療費無料化というバラマキ

　２　年金支給額の大幅アップ（二倍以上）

　３　公立学校教員の給料を大幅アップ

　４　私学助成金という、憲法違反のバラマキ

　５　過剰な公共事業を通じてのバラマキ（均衡ある国土の発展という妄想）　

　６　中国共産党独裁政権（周恩来）との国交回復（チベットやウイグルでの中共の蛮行は無視）

　７　シベリアへ開発への資金援助（北方領土問題もシベリア強制連行の補償などは棚上げ）

　８　利権・金権による大派閥を率いる政治。国会からマトモなディベートがなくなってしまった。

　９　中国に土下座外交をする、竹下登、小沢一郎、岡田克也などの弟子を輩出したこと。

　１０　日本に蔓延する拝金主義の元凶。財界トップすらも、目先の商売のみを優先し、総理祭神は靖国参拝をするななどと言い出す始末である。

　

　たしかに、恵まれない生い立ちから、総理大臣にまで出世したのはすごいことであるが、それだけの話である。

　彼が、日本の国益を棄損したことは甚だしい。

　大盤振る舞いのバラマキ政策が、現在の財政赤字に直結している。