日銀はなぜデフレ政策を堅持するのか?■48

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結局さ、日本の上の人が経済わかってないんだよ。学生時代、3年前だが日本を代表する素材メーカーを
受験した。というよりセミナーに行ったら後日電話がかかってきた。リクルーター面談というもので、その方は経団連の会合に出ていて40代くらいだろうか。
財務の職に就かれている方だった。日本のこれからの経済そして政治がどうあるべきか熱く議論した。
自分も彼も法学部だった。経済のことなど知らなかった。彼とは物凄く意見が一致した。彼は自分は世の中を良く知っていて
面白いといってくれた。絶対本心だった。なぜならそこからとんとん拍子であっという間に内定が出たから。学歴はまぁここで叩かれる大学の
次の次くらいだ。喋りは上手い方だと思う。しかし売り手だったので蹴って違う職に就いた。外銀。しかしストレスで鬱病になった。辞めた。
現在はは会計士を目指して受験中だがいま、経済学を真剣に勉強して思う。当時の彼の意見も俺の意見も全部経済学を無視した間違ったものだった。
中国など新興国発不況か(絶対物価水準無視)、国家の国際競争力(当然比較優位無視)、フラット化する世界。不況の原因、その対処法などなど。
経団連の会合に出席する超一流企業の幹部候補がこんなもの信じてる国だぜ?彼らにマクロ経済学のエッセンスなどあるわけがない。
政府に対する提言も反経済学的で当たり前だ。彼らを過信するべきでも陰謀だと捉えるべきでもない。全て良かれと思ってやっている。