日銀はなぜデフレ政策を堅持するのか?■39

このエントリーをはてなブックマークに追加
325金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
ところで、スレタイの回答は、このクルーグマンの10年以上前の論文内容でFAなんかな?

原因:
「日本はあの恐怖の「流動性トラップ」に陥ってるんだ。ここでは金融政策が効かない。
金利はゼロ以下には下がらないからだ。」

「流動性トラップの見込みは投資需要にも関係する。ここでもまた人口構成が関係してくる。
労働力減少の見通しは、投資の期待利回りを下げる。そして銀行システムの問題など組織的な問題も、
資金不足につながって投資がおさえられるかもしれない。それに企業が過去の負債のせいで財務的に制約されていて、
投資したくてもできない状況にあるかもしれない。」

対策:
「この不況を脱するいちばん簡単な方法は、必要とされてるインフレ期待を経済に与えてあげる
ことだということになる。これはつまり、中央銀行はほかの状況でなら無責任きわまる金融政策になるものに、
真剣で説得力あるかたちで取り組まなくてはならないということだ。その無責任な政策とはつまり、
物価があがりはじめてもいまの金融拡大方針が続くということを、民間部門に納得させるということ!」

構造改革:×
財政政策:「ないよりまし」
金融政策:「説得力あるかたちで、インフレを起こさせちゃうと宣言して、マイナスの実質金利を実現することだ。」

ソース:JAPAN'S TRAP Paul Krugman May 1998 (山形浩生訳)
http://cruel.org/krugman/japtrapj.html

政治家は業務怠慢という他ないな。 この10年何してたの?
需要がないのにどいつもこいつも本当に供給の話ばっかりやん。