>>33つづき(この先は意見がわかれるかもだが御容赦)
■(p23)大学の基盤的経費の充実は必要不可欠.研究費の採択率増も,指摘の如く通説を
超える研究を確保するため重要.
■(p25) 外国人研究者数の数値目標設定は反対.多くの優秀な日本人研究者が就職できずにいる
不況下では,逆に研究レベルを落とすと懸念.
■(p26)優秀な学生が進学を躊躇せぬよう大学院に限らず奨学金は充実すべき.
博士入学者定員見直しにおいては,それが教員数削減を意味せぬようにすべき.
■(p27)「大学における...質保証の取り組み...評価の実質化」については,
評価疲れ等の本末転倒がないよう改めるべき.
デフレによる予算制約を理由に「研究大学でない」如き扱いを増やしてはならない.
■(p28)研究者の能力評価を大学の評価に結びつけることは,長期間を要する研究に向かう
ことを萎縮させ,反対.
■(p38)研究開発費増額とともに,GDP増を目指すことも必要である.(以上)