一応保険の仕組みに無知な人の為に説明しとくか。
まず大前提として保険というのは自動車に限らず
生命保険も傷害保険も生命保険も医療保険も全てにおいて相互扶助という仕組みになってる。
(全員がメリットを受けるわけじゃなくて『もしも』何かがあったときにメリットが発生するというもの)
基本的には保障対象の発生率と保障金額を元に保険料が決められる。
生命保険・医療保険が年齢が高くなるほど保険料が上がるのは高齢者ほど疾患率・死亡率が高くなるから。
任意保険も車種・年齢によって細かく保険料が違うのはそれぞれの事故発生率と被害額などから決めてるから。
(走り屋系の車の保険料が高いのはこの為)
超簡単に説明すれば、
過去1年間の車種Aの事故発生率が0.1%でその賠償額平均が3.6千万だとすると、
これを保険にする為には最低でも一人当たり年間36万円(月額3万円)の保険料が必要ということ。
もしも自賠責を廃止にすれば、既存で自賠責が負担してた補償を任意が負担することになるわけで、
自賠責は共済だから原則として運営費以外の利益を出さない保険料設定がされてる。
どこかのバカが人件費がどうのと言ってるが、
自賠責は強制だから窓口は各任意保険が代理してて自賠責保険自体に窓口はない。
任意よりもよっぽど人件費少ないよw
>もしも自賠責を廃止にすれば、既存で自賠責が負担してた補償を任意が負担することになるわけで、
>自賠責は共済だから原則として運営費以外の利益を出さない保険料設定がされてる。
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もしも自賠責を廃止にすれば、既存で自賠責が負担してた補償を任意が負担することになるわけで、
自賠責は共済だから原則として運営費以外の利益を出さない保険料設定がされてるから、
これを任意保険が負担することになれば、利益分だけ上乗せされることになる。
強いて言うなら、任意保険は無事故年数に応じて保険料が下がるから
無事故の人はトータルで下がる可能性はあるだろうな。
ただこれも死亡事故以外のほとんどの事故での賠償は
自賠責範囲内で済むので任意は実は1円も払ってないわけで、
単に過失割合の話と自賠責手続きをしてるだけだから成り立ってるわけで、
自賠責がなくなれば任意保険の負担は一気に上がるんだよ。