ベーシックインカムをどう考える?2

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889金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
対岸の火事ということもあります。
こちらから見たら滑稽な人たちも、彼らにとってはまじめな人生だったのです。

生命保険の競争、公務員、公共事業、無駄な車に携帯電話、次々出てくる似た
ような食品、横に並んでいる小売業。
かれらは「どこかおかしいと感じつつ、どこかおかしいと感じるからこそ、正
当化しなければとても仕事 なんかやってられなかった。」

ベーシックインカムは彼らにとっては救いであるとともに、自分が正しいと正
当化していたものが無意味 なものだったと言う事実に直面することを意味します。
「彼らの人生(仕事の部分だけなんだけど)は無意味なものだったという現実」
を突きつけられるぐらいな ら、 彼らは地獄と解っていても現在のナンセンス
な仕事を続けると思います。

その彼らの無意味と薄々感じているからこそ正当化して働いていたという夢を
壊すのだから、彼らの心の 傷は気遣っても気遣いすぎるということはないと思
うのです。
彼らが守るのは既得権ではありません。退屈な仕事を正当化して生きてきたと
いう彼らの人生そのものなのです。