これからの世界各国のGDPについて語るスレ★13

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前近代社会では子沢山こそ経済的に豊かになる道である場合が多かったのに対し、
近代社会、とりわけ都市生活では、子供を減らすほうに経済的なインセンティブが働き、個人にとっての合理的選択になる、ということに尽きる。

近代化から一定期間は伝統という惰性が働くけど、
グローバルな情報化で新興国ではその期間が極めて短くなっているようだ。

全体としては少子化が問題になるのだから典型的な合成の誤謬というよりない。


まぁ実際は、貿易や技術革新による農産物の大量流通がもたらした価格低下、人口増大による未開拓地の消滅で、前近代社会の「子沢山=豊か」の図式も崩壊し、近代都市社会と同じ「子沢山=貧乏」になっているのだが。
啓蒙が功を奏してアフリカ大陸の出生率も継続的に下がってきているが、まだ高い。