【マターリ】おぷーなと語る39【世界経済の行方】

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公共投資の効果の評価法について全くの知識を持ち合わせていませんが
産業連関分析や、交通量など分野に特化した分析を組み合わせて、
雇用創出効果や地域経済への影響、所得再分配効果などを含めて、
相当に精密な予測が可能であろうことは想像できます。

また、今回のように20?30兆円規模の総需要不足を補う緊急経済対策では、どうしても効果が低く、
国民も望まない公共投資が入り込んでしまうおそれがあります。

素人ながらに思うのですが、
ふだんから公共投資の将来プランを紹介するYouTubeのようなサイトがあればいいですね。
ここには、省庁や企業やNPOはもちろん、個人も自由にプランをアップできます。
地域別や事業の種類、予算額などによって自由に一覧表示して比較できる。
一覧表には、事業の目的や予算額、雇用創出効果、再分配効果などが記載されていて、
より詳細な説明のあるページへのリンクがある。

そして、ここが重要なポイントですが、
プランへの賛否を投票できたり、誰もが自由に書き込めるコメント欄がついていて、
さらにそのコメントへの賛否を表明できるボタンがあり、コメントへのコメントもつけることができる。
また、提案者を紹介するページも設けて、そこにもコメント欄をつけるなど、
提案者を評価する仕組みもあったほうがいいですね。

最終的にどのプランを実行するのかを決めるのは、もちろん議会なり住民投票なりですが、
このサイトであらかじめ紹介されておらず、評価を受けていないプランは、
原則として実行されないというルールを作ってはどうでしょうか。
公共投資の決定プロセスがこのように透明化されれば、
公共投資を悪とみなす困った風潮も改まるかと思います。
不況になれば地域でお気に入りの公共投資プランが実施される、とわかれば、
不況の苦しさも多少は緩和します(笑)。

かりに年20兆円を公共投資に使うならば、
そのうちの0.01%、20億円ほどをこのようなサイトの維持、管理にあてるだけで、
そうとう立派なシステムができるのではないでしょうか。