幸福の科学大川総裁が銀行紙幣を提案

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4杉山真大 ◆mRYEzsNHlY
つか、これって未来モデルどころか、元ネタが存在していて且つ失敗に終わっているんですよね。

スペイン継承戦争とバブル投機
http://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/history/premodern/premodern03.html

「イギリスでは、一六九三年に年利一〇%もの国債を発行するようになります。そして、翌年には「イングランド銀
 行」が創設されて、[銀行は、政府に対しては資金を貸与し、国民に対しては紙幣を発行し、国民が政府に紙幣
 で納税する]という近代紙幣(銀行券)システムが確立されます。これは、銀行が国民に代わって政府に税金を
 前納しておく、ということであり、逆に言えば、政府が次期の国民の税金を担保に銀行から前借する、ということ
 です」
「一七一一年、戦費負債の引き受けを条件に、奴隷などの南米貿易を独占する特許を獲得した「南海株式会社」
 が創設されます。そして、一三年にスペイン継承戦争とアン女王戦争がイギリスに有利に終結するに至って、同
 社の株式は爆発的に暴騰していきました。つまり、銀行の紙幣発行→市民の資産増大→会社の株式売却→政
 府の負債償還→銀行の紙幣発行→………という循環システムが形成されていったのです」
「フランスでも、一七一五年にルイ十四世が死去して、ルイ十五世(1710〜即位15〜74)がわずか五歳で即位する
 と、十四世の弟のオルレアン公が摂政となって大胆な政治改革を行います。ここにおいて、翌十六年に、「ロワ
 イヤル銀行」が創立され、政府はこの銀行紙幣を借入してこれで戦費負債を償還し、銀行はルイジアナ金鉱を
 探索するという「ミシシッピ(インド)株式会社」の株式の発行で自己紙幣を回収する方法が案出されます。これは、
 銀行の紙幣発行→政府の負債償還→市民の資産増大→会社の株式売却→銀行の紙幣発行→………という
 循環システムでした」