日銀のゼロ金利政策解除後の金融政策 Part33

このエントリーをはてなブックマークに追加
930金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>>927
マクロ政策で改善するならそうするべきでしょうし、ミクロの分野別の努力や
成功もそういう中で応援されていく面もあるかとは思えますよね。

ミクロでは、結局技術開発の成功が契機になって産業自身がエンジンになって
自発的に拡大していくかもしれない。それで全体を引っ張ってマクロが拡大する
ようにまでなればそれでいいのでしょう。

ただ、それが確実に直近で出てこない場合は、マクロで<凡人も救われるよう
にしてもらいたい>ということにやはりなると思います。
931金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/29(月) 19:52:28
>>930 (つづき)

結局、デフレや不景気下でも、才能のある人や頭脳レベルの高い人は
自立してなんでもやれ商売も成功する。だからこそ格差も進む。

しかし、それだと結局社会全体では富が廃れて全体のパイは萎んでいく
しかない。

つまり、<天才、秀才だけが生き残る> デフレは最後は <天才も秀才も
最後は貧しくなる> 経済ですよね。

つまり、最終的に死に至るのはそうした <一部の有能な人間だけ生き
残ればそれでいいんだよ><後の凡人、その他一同はドッカ行ってネ>
という社会なんでしょう。


932金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/29(月) 19:56:55
>>931 (つづき)

ですから、最終的に自分の富む社会にするためには、<天才と秀才だけ
が生き残る世界> ではない、

と考えられますね。

やはり <大多数の凡人がそれなりに幸福を味わえる社会であるべき必然性>
がどうしても存在していると、わたしは感じるのです。

ということは、やはり <社会はマイルドインフレと共に進化し、富を蓄積し、
最終的にユートピアに到達する> ということであるはずだろうと。

そのためには、やはり <凡人がたくさん仕事にありつけて、満足に生活できる
不況時下の自動的貨幣給付のシステム> がその下地になる。

ということではないでしょうか?それやれば確実に実体経済が回っていくと。
いかがでしょうか?

933金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/29(月) 20:03:32
>>932 (つづき)

社会に一定の水準以上の富が蓄積され、本来無から有が生まれたに
等しい部分は、その社会の構成員の誰もが等しく共有し消費可能で
なければならないはずだと。

そのためには、その分の富に見合った、労働分配率の自動的引き上げ
がシステム化されて然るべきではないか、そのため、不況時下では企業
が解雇して報酬を得られなくなった労働者には自動的に一定水準の
生活保護費が支払われる仕組みが本来、こうした文明の発達した社会
では当然のようにして設けられ、

それによって自然にマイルドインフレへの圧力をじわりじわりとかけて行く
べきなのではないか。

そう思われもするわけです。どうでしょうか? (ここまで)
934金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/29(月) 20:14:01
>>933 (補足)

蛇足ですが、つまりそのためには、中央銀行がその分の貨幣を増刷して
も理論的にかまわないはずなのではないか、

ということにつながるわけでした。

その仕組みをあらかじめ理論として社会全体、世界全体、グローバルな
コンセンサスとしての、<社会資本蓄積に並行するベーシックインカム的
給付の必然的な必要論> として認識を共有するべき必然性がある、

ということにはならないのでしょうか?

それがあれば、やれ、

  日銀が円を増刷すると、信用が毀損して日本はすぐにもハイパーインフレ
  になって一気に滅亡してしまう

のだと言った懸念は無くなるのではないでしょうか?

もっとも、給付額の規模にもよるでしょうが、そこは計算してはじき出せば
良いと思われる、わけでした。 (補足終わり)