>>703 (補足) この、
量が少なくて価値が異常に高くなっている貨幣によって、
現物の資源・物品・エネルギー・人的資源の価値が異常に低く見積もられてしまい
それらを有効に活用して、次の新しい富の生産 ・・・(*)
に回すフローが創造できていない
という <糞詰まり> とでもいうべき経済状況、についてですが、この (*) の意味が
重要ですね。
つまり、この <新しい価値> ということです。これは、
<社会の発展、利便の向上、サービスの充実、より安定した生活水準>
これらが持続的に生まれていく状況が維持されていない、ということであり、
そしてその結果、<良好な投資環境> が拡大されず、
<新技術の拡大発展による本質的な価値の創造>
も拡大していかない、ということなわけでしょう。
つまり、超デフレのこの異常な円の価値だけが維持されて、紙切れを最大の宝にして
全国民が拝んでいるうちに、社会・経済全体がそのまま萎んでつぶれていく、
ということになってしまうわけでした。 これを特効薬で撃退する必要がどうしてもある、
ということではないでしょうか。そのためには、<お金を神にして拝んでいてはいかん!>
ということではないでしょうか?お金はあくまでも <価値の鏡> として機能すべき道具
でしかないのだ、という <根本認識> をみんなで共有するべきなのではないか。(了)