日銀のゼロ金利政策解除後の金融政策 Part33

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699金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>>695 (補足)
この>>667の、

 「そのクーポンは、20年後から毎年数%ずつの返済で済む無利子の国債を日銀が直接購入
 することで財源とし、この先の上記国策実行によって生まれる名目GDPの漸増を見込むマイルド
 インフレで十分に余裕で返済可能な借金で賄うこととする。」

は、要するに、ゼロ金利の国債で、しかも返済もユルユルのものということで、
これを日銀が買うことで原資を提供するということです。

これは量的緩和でもありそれを直接的な形で行なったというだけのことです。

しかしもう一度言うと、現下の、、、

  超円高 + 資源エネルギー原材料も超安 
      + 海外金利安 
      + 国内生産性の超高
      + 人的資源の余剰 
      + 地方の土地資産の激安継続中 
      + 人口減の進行

という経済環境にある日本では、現在の円は <それだけで「資本」>。つまり、これは

  <刷れば刷っただけ、それだけですぐに「有効な価値」>

ということ。つまり、、<超デフレ化の現在は、多少の空刷りの円はハイパーインフレへの導火線
にはならない> ということで、キチンと返済の担保がある形で発行されたクーポンであれば、
フリーランチではないからですよね。

(ホントはフリーランチでもいいぐらいの状況なのですがw、それをやると日本の国自体の
 信頼性の問題に発展しないとは言えないので、ユルユルの返済条件で担保すればよい、
 ソレで十分ということを言ってます)
700金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/24(水) 20:46:11
>>699 (つづき)
つまり、今の状況での <不況> なるものは、経済上の根本的な、致命的な
問題によって不可避の経済の行き詰まりではない、ということですよね。

この不況をもたらしたものは、

  資源がなく、資源高で国民が食えなくなった
  エネルギーが工業生産が輸入規制されて立ち行かなくなった
  食料がなく、海外からも価格異常高で食えなくなった

などというものでもなければ、

  公害が悪化して多くの人が動けなくなるほど環境問題が出てしまったり、
  伝染病が蔓延したりして、

    日本のたいせつな <人的資源> までもが、すっかり枯渇してしまって

  富の生産能力すらも完全に枯渇してしまった

のでも全くない、ということです。ではこの現下の <不況> なるものの状況とは
一体全体ナンなのか? 実はそれは、

  ただ単に<価値の鏡になるべき紙切れ> が不足して、帳簿上<倒れさせられる>w

ような状況が、<無理やり人為的に> 作り出されてしまっている、というだけの

  無駄にして無意味な、くだらない <不況> 

だということでしたね。つまり、これはただ単に、<日銀が紙切れを提供しさえすればいいですよ>
という以外ではないということでもありました。しかも、今は>>699の状況でしたので、
それだけで解決してしまい、しかも<副作用>もない、ということではないでしょうか。
かみきれふやしたらげーむがつまんなくなるじゃねえか
今は日銀よりECBの方が面白いw
703金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/24(水) 20:53:31
>>700 (つづき)

ですから、

  ただ単に<価値の鏡になるべき紙切れ> が不足して、帳簿上<倒れさせられる>w

ということの意味は、

  量が少なくて価値が異常に高くなっている貨幣によって、
  現物の資源・物品・エネルギー・人的資源の価値が異常に低く見積もられてしまい

    それらを有効に活用して、次の新しい富の生産に

  回すフローが創造できていない

という、<糞詰まり> というべきw経済状況に陥っているだけだ。

といえるのではないでしょうか。

ならば、その<糞詰まり>を解くには、<クチ>から食い物を入れてやることがまず
必要、そしてそれを <然るべき経路を経て正しく肛門まで誘導する> ことが完全な
解決策である、

ということなのではないでしょうか。
704金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/12/24(水) 21:02:59
>>703 (つづき)

つまり、

    <クチ>から食い物を入れてやること
は、
    イコール、<それだけですでに資本と同等に見積もられる紙切れ>
    を増やして、それを、直接

        <家計>

    にぶっ込むということ

に対応し、

    <然るべき経路を経て正しく肛門まで誘導する>
とは、
    イコール、投機にならない方法で、確実に実体経済への投資に回る
    ように担保された方法で運用されるようにする

ということに対応する、ということではないでしょうか。

このように考えるわけです。(ひとまずここまで)