>>582 貨幣操作だけでは本質的な社会・経済の活性化には限界がある。
現在の状況は、そうしたフローの詰まりというだけでない、構造的あるいは
本質的な変化が必要な段階に来ていると思う。
まずこれまでとの大きな違いは、世界経済のけん引役になっていた大消費国
アメリカがその役を果たせずに没落の方向が鮮明になったこと。
この不況下からは、これまでの延長政策での復活は可能性が低いということ。
つまり、必要なことの半分は、おそらく価値の生産供給サイドからの大変革の
必要性が高まる。
そのためには基本的な生産・流通コストの大幅な下落で有利な状況を生かして
大きな技術革新と新産品の創出で消費の世界を画期的に変える方向を目指すべき。
それによって世界の生活スタイルの変化にまで及ぶ新産業消費革命を促して
新しい時代を創出できることにもなるだろう。